JP2615536B2 - スプレー洗車機 - Google Patents

スプレー洗車機

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JP2615536B2
JP2615536B2 JP964192A JP964192A JP2615536B2 JP 2615536 B2 JP2615536 B2 JP 2615536B2 JP 964192 A JP964192 A JP 964192A JP 964192 A JP964192 A JP 964192A JP 2615536 B2 JP2615536 B2 JP 2615536B2
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哲男 野崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水タンクとシャンプタ
ンクとを備え、該水タンクおよびシャンプタンクはそれ
ぞれ、水弁および洗剤弁を介してポンプの流入側に連結
され、上記ポンプの流出側はノズルに連結されているス
プレー洗車機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる洗車機は知られており、本
出願人は特開平3−25059号公報において、ノズル
から流出する水圧を制御する圧力制御手段を設け、噴射
初期の水圧を下げ、高圧ポンプより洗浄水を急に噴射し
た場合、その反動によりホース先端に設けたノズルが衝
撃を受け、ノズルが暴れて車を傷つけたり人身事故にな
る危険を防止するよう構成した技術を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の圧力制
御手段は、ポンプ流出側からの高圧(例えば65kg/
cm2 )の水を、ポンプ流入側にバイパスする電磁弁を
設けているので、高圧タイプ(例えば80kg/c
2 )の電磁弁が必要である。この高圧タイプの電磁弁
は、大型で重量も大きく、かつ高価である。
【0004】従って、本発明は小型、軽量である市販の
電磁弁でノズル衝撃を防止できるスプレー洗車機を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水タン
クとシャンプタンクとを備え、該水タンクおよびシャン
プタンクはそれぞれ、水弁および洗剤弁を介してポンプ
の流入側に連結され、上記ポンプの流出側はノズルに連
結されているスプレー洗車機において、上記ポンプの流
入側に大気開放弁を設けている。
【0006】上記の大気開放弁は、通常の電磁弁で構成
することが好ましい。
【0007】
【作用効果の説明】上記のように構成されたスプレー洗
車機のノズル衝撃防止装置において、水弁と大気開放弁
とを開いてポンプのモータをONし、短い一定時間後
(例えば1秒後)に大気開放弁を閉じれば、ポンプの流
入側に短時間(例えば1秒間)だけ空気が吸込まれるの
で、低い水圧でノズルから噴射された後、徐々に空気が
抜けて設定された圧力まで水圧が上昇してノズルから噴
射される。したがって衝撃力は緩和される。
【0008】また、噴射を終る場合は、先ず、短い一定
時間(例えば1秒間)だけ大気開放弁を開けてポンプの
流入側に空気を吸込ませれば、水圧は低下して短時間だ
け低圧でノズルから噴射される。その後、ポンプのモー
タをOFFし、水弁と大気開放弁とを閉じればノズルの
衝撃は防止される。
【0009】従って、噴射初期および噴射終了時に、ノ
ズル部の急激な反動を防止することができる。
【0010】そして、大気開放弁には高圧が作用しない
ので、軽量で簡単な構造のものを使用できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0012】図1において、全体を符号1で示すスプレ
ー洗車機は、床面Gに設置したアイランド2の上にケー
シング3を備えている。また、ケーシング3の内部には
制御装置5、水弁V1、洗剤弁V2、大気開放弁(電磁
弁)V3、ポンプP、ポンプモータPM、水タンク7お
よびシャンプタンク8が設けられている。そして、ケー
シング3の前面上部に設けられたパネル15にはスター
トスイッチ9、表示器10および公知の貨幣選別器を備
えた貨幣投入口11が設けられ、ケーシング3の側面に
は、ポンプPの流出側に接続され、先端にノズル6を取
付けたホース4がホース掛け12に掛けられている。な
お、前面の最上部には銘板13が取付けられ、制御装置
5の上部でケーシング3の内側に管理人用の寒冷期の排
水スイッチ14が設けられている。
【0013】図2はスプレー洗車機1の回路図を示し、
水タンク7は水弁V1を介してポンプPの流入側に、シ
ャンプタンク8は洗剤弁V2を介してポンプPの流入側
にそれぞれ水回路で連結されている。また、ポンプPの
流入側と流出側とは、リリーフ弁16で連結され、大気
開放弁V3はポンプPの流入側に連結されている。
【0014】そして、制御装置5の入力側は、貨幣選別
器17、スタートスイッチ9および排水スイッチ14に
電気回路で接続され、制御装置5の出力側は、水弁V
1、洗剤弁V2および大気開放弁V3とポンプPを駆動
するポンプモータPMとに信号を発信するよう接続され
ている。
【0015】図3には、水洗いシャンプコースの制御フ
ローが示されている。先ず、客が貨幣を投入孔11より
投入する(ステップS1)と、その旨が表示器10に表
示される。そして客はノズル6を手で持ち、ノズル掛け
12から外してスタートスイッチ9をONする(ステッ
プS2)。すると制御装置5は水洗い記憶があるか否か
を判断し(ステップS3)、YES、すなわち水洗いし
ていればシャンプの記憶があるか否かを判断する(ステ
ップS13)。今水洗いをしようとするところであるか
らステップS3ではNOであり、したがって制御装置5
は、水弁V1と大気開放弁V3とを開けてポンプモータ
PMをONする(ステップS4)。ポンプPは、高圧
(例えば65kg/cm2 )で水を吐出するよう設定さ
れているが、大気開放弁V3が開のため、そこから空気
を吸入し、低圧(例えば20kg/cm2 )で水が噴射
されるのでノズルに衝撃は感じない。この間の圧力は図
4のA、BおよびCに示すように変化する。予め定めた
一定時間T1(例えば1秒間)経過したならば(ステッ
プS5)、制御装置5は大気開放弁V3を閉じる(ステ
ップS6)。したがって、ポンプPは、大気開放弁V3
より空気は吸入しなくなるので、水はノズルから高圧噴
射される。この間の圧力の変化は図4でD−Eで示され
ている。そこで客は水洗い作業を行うが、予め定めた水
洗い時間T2(例えば3分間)が経過した後(ステップ
S7、図4のE参照)、制御装置5は水洗いが終了した
ものと判断し、大気開放弁V3を開けて(ステップS
8)、ポンプPは空気を吸入するので、低圧で水を噴射
してノズルの衝撃を緩和し(図4のF−G参照)、予め
定めた時間T3(例えば1秒間)経過した後(ステップ
S9)、制御装置5はポンプモータPMをOFFし、水
弁V1および大気開放弁V3を閉じて水洗いを行ったこ
とを記憶する(ステップS10、図4のG−H参照)。
次にシャンプ作業を行うが、制御装置はシャンプ記憶が
あるか否かを判断し(ステップS11)、YESだった
ら、すなわち、シャンプもすんでいれば、後述の如く水
洗いとなるが、今、水洗いが終了したところであるから
ステップS11はNOである。そこでステップS3に戻
り、制御装置5は水洗い記憶があるか否かを判断する
(ステップS3)。今回は水洗いが完了しているのでY
ESであるから、シャンプ記憶があるか否かを判断する
(ステップS13)。これからシャンプ作業を行うもの
であるからNOであり、そこで制御装置5は洗剤弁V
2、大気開放弁V3を開け、ポンプモータPMをONす
る(ステップS14)。その結果、水洗い作業の場合と
同様に低圧でシャンプが噴射される(図4のJ−K−L
参照)。一定時間(例えば1秒間)経過したらば(ステ
ップS15)、大気開放弁V3を閉じる(ステップS1
6)この間の圧力変化は図4のL−Mで示されている。
そして、シャンプ作業を行い、一定時間T2(例えば3
分間)が経過したらば(ステップS17、図4のM−N
参照)、制御装置はシャンプ作業が終了したものと判断
し、大気開放弁V3を開いて低圧で噴射する(ステップ
S18、図4のN−O参照)。そして、予め設けた一定
時間T3(例えば1秒間)経過したか否かを判断し(ス
テップS19、図4のO−P参照)、経過した後、制御
装置5はポンプモータPMをOFFし洗剤弁V2および
大気開放弁V3を閉じて、シャンプ作業をしたことを記
憶する(ステップS20、図4のP−Q参照)。そし
て、ステップS3に戻り、ステップS13、ステップS
4を経て、前述のようにステップS5以降を実施してシ
ャンプ後の水洗いを行う。そして、ステップS11にお
いて、シャンプの記憶があるからYESであり、制御装
置5は水洗いおよびシャンプの記憶を消して(ステップ
S12)制御を終る。
【0016】実施例では、噴射初期と噴射終了時共に大
気開放弁V3を開くようにしているが、なお、ノズル6
から噴射が終了したときは、ホース4内は水と空気が混
在しているので、次の噴射初期に大気開放弁V3を開か
なくても、噴射の衝撃はほとんど軽減される。すなわち
噴射終了間隙だけ、大気開放弁を開いても本発明の目的
効果を達成できる。
【0017】また図5は、寒冷地における閉店時の凍結
防止のモードの制御フローを示している。
【0018】作動に際し、例えば管理人が、スプレー洗
車機1の下部内側にある排水スイッチ14をONすると
(ステップS51)、大気開放弁V3が開きポンプモー
タPMがONする(ステップS52)。そして予め定め
た一定時間T5(例えば10秒間)が経過すると(ステ
ップS53)、大気開放弁V3を閉じ、ポンプモータP
MをOFFして制御を終る(ステップS54)。従っ
て、ポンプP、ホース4およびノズル6内の水が空気で
置換されて水抜きができるので、冬期凍結の心配がな
い。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、起動および停止時のノズル部にかかる反動
がなくなり、スムースな洗車が安全にできるようにな
る。
【0020】また、大気開放弁を開いている時間で最適
な圧力特性が得られると共に、高圧(例えば80kg/
cm2 )タイプの電磁弁に代り通常市販品の大気開放弁
(電磁弁)が使用できるので小型、軽量となり安価でも
ある。
【0021】さらに、寒冷期には夜間の閉店時に凍結防
止モードを設け、大気開放弁(電磁弁)V3を開いてポ
ンプホースおよびノズル内の水を抜くことにより、簡単
かつ確実に凍結防止ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の外観および構成を示す図。
【図2】図1の回路図。
【図3】水洗いシャンプコースのフローチャート図。
【図4】水洗いシャンプコースの圧力タイミングチャー
ト図。
【図5】凍結防止モードのフローチャート図。
【符号の説明】
V1・・・水弁 V2・・・洗剤弁 V3・・・大気開放弁 P・・・ポンプ PM・・・ポンプモータ 1・・・スプレー洗車機 2・・・アイランド 3・・・ケーシング 4・・・ホース 5・・・制御装置 6・・・ノズル 7・・・水タンク 8・・・シャンプタンク 9・・・スタートスイッチ 10・・・表示器 11・・・貨幣投入口 12・・・ノズル掛け 13・・・銘板 14・・・排水スイッチ 15・・・パネル 16・・・リリーフ弁 17・・・貨幣選別器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水タンクとシャンプタンクとを備え、該
    水タンクおよびシャンプタンクはそれぞれ、水弁および
    洗剤弁を介してポンプの流入側に連結され、上記ポンプ
    の流出側はノズルに連結されているスプレー洗車機にお
    いて、上記ポンプの流入側に大気開放弁を設けたことを
    特徴とするスプレー洗車機。
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