JP2620133B2 - シールド機 - Google Patents
シールド機Info
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- JP2620133B2 JP2620133B2 JP917189A JP917189A JP2620133B2 JP 2620133 B2 JP2620133 B2 JP 2620133B2 JP 917189 A JP917189 A JP 917189A JP 917189 A JP917189 A JP 917189A JP 2620133 B2 JP2620133 B2 JP 2620133B2
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- Japan
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- parent
- cutter
- child
- tunnel
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トンネルを形成するシールド工法に用いる
シールド機に係り、特に、地下鉄の駅構内あるいは下水
道の配管接続部等、部分的に径が拡大するトンネルを形
成するに用いて好適なシールド機に関するものである。
シールド機に係り、特に、地下鉄の駅構内あるいは下水
道の配管接続部等、部分的に径が拡大するトンネルを形
成するに用いて好適なシールド機に関するものである。
[従来の技術] この種シールド機としては、外形円筒状の親シールド
の内部に、子シールドを、同軸的かつ軸線に沿って進退
可能に装置し、たとえば、地下鉄用のトンネルを掘削す
る際、両シールドによって通常の線路区間よりも径の大
きい駅の構内部分を掘削した後、子シールドのみを前進
させて通常の線路区間を掘削するようなものが知られて
いる。
の内部に、子シールドを、同軸的かつ軸線に沿って進退
可能に装置し、たとえば、地下鉄用のトンネルを掘削す
る際、両シールドによって通常の線路区間よりも径の大
きい駅の構内部分を掘削した後、子シールドのみを前進
させて通常の線路区間を掘削するようなものが知られて
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このようなシールド機によると、親シール
ドによって掘削されるトンネルの底部は、子シールドの
それよりレベルが低くなるので、線路を敷設するために
は、この部分を埋め立てる必要があり、また、ホームを
構築しない側は単なる空間となってしまう等、多くの不
要な断面を形成するものである。
ドによって掘削されるトンネルの底部は、子シールドの
それよりレベルが低くなるので、線路を敷設するために
は、この部分を埋め立てる必要があり、また、ホームを
構築しない側は単なる空間となってしまう等、多くの不
要な断面を形成するものである。
また、下水道を形成する場合であっても、子シールド
と親シールドによって掘削させるトンネル底部のレベル
差によって、下水が流れる有効断面が小さくなる。
と親シールドによって掘削させるトンネル底部のレベル
差によって、下水が流れる有効断面が小さくなる。
これらの不具合は、親シールドに対し子シールドが同
軸的に装置されていることに起因して、不要な断面を形
成しているわけである。
軸的に装置されていることに起因して、不要な断面を形
成しているわけである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、ト
ンネルの外径を大きくする場合にも、不要な断面を形成
することなく、そのほとんどの掘削断面を有効に利用で
き得るシールド機を提供することを目的とする。
ンネルの外径を大きくする場合にも、不要な断面を形成
することなく、そのほとんどの掘削断面を有効に利用で
き得るシールド機を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するためになされたものであ
って、円筒状のスキンプレートの前部にカッタが設けら
れた親シールドの内部に、この親シールド側のスキンプ
レートよりも小径の円筒状スキンプレートおよびこの前
部に設けられたカッタとを備える子シールドを、親シー
ルドに対し偏心させ、かつ軸線に沿って進退可能に装置
し、前記親シールドのカッタは、両シールドのスキンプ
レート間を埋めるべく径の異なる複数の分割カッタ群か
ら構成されていることを特徴としている。
って、円筒状のスキンプレートの前部にカッタが設けら
れた親シールドの内部に、この親シールド側のスキンプ
レートよりも小径の円筒状スキンプレートおよびこの前
部に設けられたカッタとを備える子シールドを、親シー
ルドに対し偏心させ、かつ軸線に沿って進退可能に装置
し、前記親シールドのカッタは、両シールドのスキンプ
レート間を埋めるべく径の異なる複数の分割カッタ群か
ら構成されていることを特徴としている。
[作用] 本発明のシールド機によれば、親子両シールドを一体
化してシールド機全体により大径トンネルを掘進した
後、親シールドをその場に止どめておき、子シールドを
親シールドから独立して前進させることにより、大径ト
ンネルから連続して小径トンネルが形成される。この
際、子シールドに対し、親シールドをトンネル径の拡大
予定区域側に偏心して配すことにより、親シールドが不
要な断面、すなわち無駄なスペースを掘削することがほ
とんどなく、掘削断面のほとんどを有効に利用でき、こ
の結果、二次的な工事の省略も可能である。
化してシールド機全体により大径トンネルを掘進した
後、親シールドをその場に止どめておき、子シールドを
親シールドから独立して前進させることにより、大径ト
ンネルから連続して小径トンネルが形成される。この
際、子シールドに対し、親シールドをトンネル径の拡大
予定区域側に偏心して配すことにより、親シールドが不
要な断面、すなわち無駄なスペースを掘削することがほ
とんどなく、掘削断面のほとんどを有効に利用でき、こ
の結果、二次的な工事の省略も可能である。
[実施例] 以下、第1図ないし第6図を参照して本発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
これら図中符号1は本実施例である土圧式シールド
機、Tはシールド機1によって地盤Gが掘削されること
により形成されるトンネルを示す。
機、Tはシールド機1によって地盤Gが掘削されること
により形成されるトンネルを示す。
シールド機1は、親シールド2と、この親シールド2
内部に配された子シールド3とから構成されている。
内部に配された子シールド3とから構成されている。
親子両シールド2、3は、いずれも円筒状スキンプレ
ート4、5の前部に、切羽G1を掘削するカッタ6、7が
設けられているものであるが、親シールド2のスキンプ
レート4の径は、子シールド3のそれよりも径が大き
く、そのスキンプレート4内部に、第5図に示すよう
に、子シールド3の軸心L1が、親シールド2の軸心Lに
対し、一側方に偏心して配されている。
ート4、5の前部に、切羽G1を掘削するカッタ6、7が
設けられているものであるが、親シールド2のスキンプ
レート4の径は、子シールド3のそれよりも径が大き
く、そのスキンプレート4内部に、第5図に示すよう
に、子シールド3の軸心L1が、親シールド2の軸心Lに
対し、一側方に偏心して配されている。
子シールド3の前部に設けられたカッタ7は、面板型
もしくはスポーク型であって、軸回りに回転することに
より切羽G1を掘削するが、その外周部には、径方向に突
出するオーバーカッタ8が伸縮自在に取り付けられ、こ
のオーバーカッタ8を突出させることにより、カッタ7
よりも大径のトンネルを掘削できるようになっている。
もしくはスポーク型であって、軸回りに回転することに
より切羽G1を掘削するが、その外周部には、径方向に突
出するオーバーカッタ8が伸縮自在に取り付けられ、こ
のオーバーカッタ8を突出させることにより、カッタ7
よりも大径のトンネルを掘削できるようになっている。
カッタ7の後方には、隔壁9が設けられることによ
り、カッタ7の掘削によって生じる土砂や岩石のくずで
ある削土が取り入れられるチャンバ10が形成され、この
チャンバ10下部には、同チャンバ10内の削土を排出する
スクリューコンベヤ11が貫入設置されている。また、ス
キンプレート5内部であってその後方には、子シールド
3自身を、掘削したトンネルT前方に推進させるための
シールドジャッキ12が設けられ、さらには、掘削後のト
ンネルTの周壁T1にセグメントSを組み付けるための図
示せぬエレクタ装置が装備されている。
り、カッタ7の掘削によって生じる土砂や岩石のくずで
ある削土が取り入れられるチャンバ10が形成され、この
チャンバ10下部には、同チャンバ10内の削土を排出する
スクリューコンベヤ11が貫入設置されている。また、ス
キンプレート5内部であってその後方には、子シールド
3自身を、掘削したトンネルT前方に推進させるための
シールドジャッキ12が設けられ、さらには、掘削後のト
ンネルTの周壁T1にセグメントSを組み付けるための図
示せぬエレクタ装置が装備されている。
上記構成による子シールド3は、前述したように、親
シールド2のスキンプレート4内部に配されるととも
に、図示せぬ連結手段により親シールド2と一体に連結
され、かつその連結が解除されることにより、軸線方向
に沿って親シールド2から独立して前進できるようにな
っている。連結された状態で掘進する際、第2図に示す
ように、底部に設けられた可動ソリ13により、子シール
ド3の偏心によるアンバランスが調整されながら親シー
ルド2はスムーズに前進でき、かつこの可動ソリ13が、
スキンプレート4に係止することにより、スキンプレー
ト5が軸回りに回転してカッタ7が十分に作動しない状
態となるのが防止されるようになっている。
シールド2のスキンプレート4内部に配されるととも
に、図示せぬ連結手段により親シールド2と一体に連結
され、かつその連結が解除されることにより、軸線方向
に沿って親シールド2から独立して前進できるようにな
っている。連結された状態で掘進する際、第2図に示す
ように、底部に設けられた可動ソリ13により、子シール
ド3の偏心によるアンバランスが調整されながら親シー
ルド2はスムーズに前進でき、かつこの可動ソリ13が、
スキンプレート4に係止することにより、スキンプレー
ト5が軸回りに回転してカッタ7が十分に作動しない状
態となるのが防止されるようになっている。
一方、前記親シールド2のカッタ6は、第1図および
第5図に示すように、両シールド2、3の各スキンプレ
ート4、5間を埋めるべく径の異なる複数の分割カッタ
群6a〜6hによって構成されている。
第5図に示すように、両シールド2、3の各スキンプレ
ート4、5間を埋めるべく径の異なる複数の分割カッタ
群6a〜6hによって構成されている。
すなわち、両スキンプレート4、5間の間隔に略一致
する径を有して、その間を埋めるよう面板型もしくはス
ポーク型のカッタ6a〜6gが円弧状に配され、さらに、こ
れらカッタ6a〜6gと、親シールド2のスキンプレート4
との隙間を埋めるよう小径のスポーク型カッタ6hが配さ
れている。これら分割カッタ群6a〜6hは、軸回りに回転
することにより、切羽G1を掘削する。
する径を有して、その間を埋めるよう面板型もしくはス
ポーク型のカッタ6a〜6gが円弧状に配され、さらに、こ
れらカッタ6a〜6gと、親シールド2のスキンプレート4
との隙間を埋めるよう小径のスポーク型カッタ6hが配さ
れている。これら分割カッタ群6a〜6hは、軸回りに回転
することにより、切羽G1を掘削する。
親シールド2においては、各カッタ6a〜6hの後方であ
って、両シールド2、3の各スキンプレート4、5間
に、隔壁14が設けられることによって、カッタ6a〜6hの
掘削によって生じる削土が取り入れられるチャンバ15が
形成され、このチャンバ15下部には、同チャンバ15内の
削土を排出するスクリューコンベヤ16が貫入設置されて
いる。また、スキンプレート4内部であってその後方に
は、親シールド2自身を、掘削したトンネルT前方に推
進させるためのシールドジャッキ17が設けられ、さらに
は、掘削後のトンネルTの周壁T1にセグメントSを組み
付けるための図示せぬエレクタ装置が装置されている。
って、両シールド2、3の各スキンプレート4、5間
に、隔壁14が設けられることによって、カッタ6a〜6hの
掘削によって生じる削土が取り入れられるチャンバ15が
形成され、このチャンバ15下部には、同チャンバ15内の
削土を排出するスクリューコンベヤ16が貫入設置されて
いる。また、スキンプレート4内部であってその後方に
は、親シールド2自身を、掘削したトンネルT前方に推
進させるためのシールドジャッキ17が設けられ、さらに
は、掘削後のトンネルTの周壁T1にセグメントSを組み
付けるための図示せぬエレクタ装置が装置されている。
前記子シールド側3および親シールド2側の各スクリ
ューコンベヤ11、16は、第2図に示すように、連結スク
リューコンベヤ18によって連結され、親シールド2側の
スクリューコンベヤ16によってチャンバ15から排出され
た削土は、連結スクリューコンベヤ18を経て子シールド
3側のスクリューコンベヤ11内に合流させられた後、同
スクリューコンベヤ11によって後方に排出されるように
なっている。
ューコンベヤ11、16は、第2図に示すように、連結スク
リューコンベヤ18によって連結され、親シールド2側の
スクリューコンベヤ16によってチャンバ15から排出され
た削土は、連結スクリューコンベヤ18を経て子シールド
3側のスクリューコンベヤ11内に合流させられた後、同
スクリューコンベヤ11によって後方に排出されるように
なっている。
なお、子シールド3を親シールド2から独立して前進
させる際には、両スクリューコンベヤ11、16に対する連
結スクリューコンベヤ18の連結を外すようにする。ま
た、このように連結を外した際、両スクリューコンベヤ
11、16の連結スクリューコンベヤ18が連結される開口
は、たとえば、蓋等によって閉塞し、削土の漏洩を防ぐ
ようにする。
させる際には、両スクリューコンベヤ11、16に対する連
結スクリューコンベヤ18の連結を外すようにする。ま
た、このように連結を外した際、両スクリューコンベヤ
11、16の連結スクリューコンベヤ18が連結される開口
は、たとえば、蓋等によって閉塞し、削土の漏洩を防ぐ
ようにする。
上記構成からなるシールド機1によって地下鉄用トン
ネルを形成する場合を、第3図および第4図を参照して
説明する。
ネルを形成する場合を、第3図および第4図を参照して
説明する。
まず、第3図に示すように、駅部Pを形成する地盤G
に発進立坑19を所定深さ掘削した後、親シールド2の内
部に子シールド3をある程度挿入し、かつ両シールド
2、3を相互に連結して一体とした状態のシールド機1
を、トンネルTを掘進する方向にカッタ6(6a〜6h)、
7を向けてその底部にセットする。
に発進立坑19を所定深さ掘削した後、親シールド2の内
部に子シールド3をある程度挿入し、かつ両シールド
2、3を相互に連結して一体とした状態のシールド機1
を、トンネルTを掘進する方向にカッタ6(6a〜6h)、
7を向けてその底部にセットする。
両シールド2、3のカッタ6、7を回転させ、切羽G1
を掘削していく。この際、子シールド3側のカッタ7の
外周に取り付けられたオーバーカッタ8を突出させてお
き、このオーバーカッタ8により、第5図の斜線に示す
カッタ7の外周部、およびカッタ7と親シールド2側の
カッタ6a〜6gとの隙間部分の切羽G1を掘削していく。ま
た、親シールド2のスキンプレート4により、このスキ
ンプレート4と各カッタ6a〜6h間の切羽G1を掘削してい
く。
を掘削していく。この際、子シールド3側のカッタ7の
外周に取り付けられたオーバーカッタ8を突出させてお
き、このオーバーカッタ8により、第5図の斜線に示す
カッタ7の外周部、およびカッタ7と親シールド2側の
カッタ6a〜6gとの隙間部分の切羽G1を掘削していく。ま
た、親シールド2のスキンプレート4により、このスキ
ンプレート4と各カッタ6a〜6h間の切羽G1を掘削してい
く。
この際、子シールド3のカッタ7の掘削によって生じ
た削土は、チャンバ10内に取り入れられた後、スクリュ
ーコンベヤ11によって後方に排出され、また、親シール
ド2のカッタ6の掘削によって生じた削土は、チャンバ
15内に取り入れられた後、スクリューコンベヤ16、連結
スクリューコンベヤ18を経て子シールド3側のスクリュ
ーコンベヤ11から後方に排出される。この排出削土は、
トロッコ等によって発進立坑19まで運ばれた後、昇降エ
レベータあるいはスキップ等の運搬手段により地上に運
ばれる。
た削土は、チャンバ10内に取り入れられた後、スクリュ
ーコンベヤ11によって後方に排出され、また、親シール
ド2のカッタ6の掘削によって生じた削土は、チャンバ
15内に取り入れられた後、スクリューコンベヤ16、連結
スクリューコンベヤ18を経て子シールド3側のスクリュ
ーコンベヤ11から後方に排出される。この排出削土は、
トロッコ等によって発進立坑19まで運ばれた後、昇降エ
レベータあるいはスキップ等の運搬手段により地上に運
ばれる。
所定距離掘進が進んだら、両シールド2、3によって
掘進されたトンネルの周壁T1に、親シールド2側のエレ
クタ装置によってセグメントSを組み付けて一時覆工を
施す。次いで、親シールド2のシールドジャッキ17を、
組み付けられたセグメントSの前端部に反力を取って伸
長し、シールド機1全体を前方に推進させる。
掘進されたトンネルの周壁T1に、親シールド2側のエレ
クタ装置によってセグメントSを組み付けて一時覆工を
施す。次いで、親シールド2のシールドジャッキ17を、
組み付けられたセグメントSの前端部に反力を取って伸
長し、シールド機1全体を前方に推進させる。
上記のように、両シールド2、3の各カッタ6、7に
よる掘進、セグメントSの組み付け、シールド機1の前
進、という工程を繰り返し、駅部PのトンネルTを形成
していく。
よる掘進、セグメントSの組み付け、シールド機1の前
進、という工程を繰り返し、駅部PのトンネルTを形成
していく。
所定の駅部Pの長さを両シールド2、3によって掘削
した後、両シールド2、3の連結を解き、さらに、両ス
クリューコンベヤ11、16に対する連結スクリューコンベ
ヤ18の連結を解く。また、これとともに前記可動ソリ13
を、子シールド3のスキンプレート5内に完全に収納す
る。
した後、両シールド2、3の連結を解き、さらに、両ス
クリューコンベヤ11、16に対する連結スクリューコンベ
ヤ18の連結を解く。また、これとともに前記可動ソリ13
を、子シールド3のスキンプレート5内に完全に収納す
る。
そして、親シールド2をその場に止どめておき、(も
ちろんカッタ6は停止させる)子シールド3により、線
路部Rを掘進していく。すなわち、第4図に示すよう
に、子シールド3のカッタ7を回転させて切羽G1を掘削
していき、それによって形成される後方のトンネルTの
周壁T1にエレクタ装置によってセグメントSを組み付け
て一次覆工を施し、次いで、シールドジャッキ17をセグ
メントSの前端部に反力を取って伸長し、子シールド3
を前進させる。
ちろんカッタ6は停止させる)子シールド3により、線
路部Rを掘進していく。すなわち、第4図に示すよう
に、子シールド3のカッタ7を回転させて切羽G1を掘削
していき、それによって形成される後方のトンネルTの
周壁T1にエレクタ装置によってセグメントSを組み付け
て一次覆工を施し、次いで、シールドジャッキ17をセグ
メントSの前端部に反力を取って伸長し、子シールド3
を前進させる。
このように、カッタ7による掘進、セグメントSの組
み付け、シールドジャッキ17による前進といった工程を
繰り返し、掘進方向にある次の立坑まで線路部Rを形成
していく。
み付け、シールドジャッキ17による前進といった工程を
繰り返し、掘進方向にある次の立坑まで線路部Rを形成
していく。
なお、駅部Pおよび線路部RにセグメントSを組み付
けて一次覆工を施した後は、その表面にセメントを吹き
付ける等の二次覆工を施し、最終的な覆工構造とする。
けて一次覆工を施した後は、その表面にセメントを吹き
付ける等の二次覆工を施し、最終的な覆工構造とする。
また、駅部PのトンネルTにおいては、第6図に示す
ように、その底部にスラブ20を敷設し、同スラブ20上で
あって、子シールド3によって形成されたスペースに電
車21の線路22を敷設し、親シールド2によって形成され
たスペースには、プラットホーム23を構築する。なお、
第6図中S1は、二次覆工である。
ように、その底部にスラブ20を敷設し、同スラブ20上で
あって、子シールド3によって形成されたスペースに電
車21の線路22を敷設し、親シールド2によって形成され
たスペースには、プラットホーム23を構築する。なお、
第6図中S1は、二次覆工である。
以上のように、本実施例のシールド機1によれば、通
常の線路部Rおよびこれに連設されて線路部Rよりも径
の大きい駅部Pが連続して形成されるわけであるが、親
シールド2に対し、線路部Rを掘進する子シールド3が
偏心して設けられていることから、親シールド2が不要
な断面、すなわち無駄なスペースを掘削することがほと
んどなく、掘削断面のほとんどを有効に利用できる。こ
のため、たとえば駅部Pにおいては、従来のように、ト
ンネル底部を埋め立てるといった二次的な工事を必要と
せず、工事費の削減にもつながる。
常の線路部Rおよびこれに連設されて線路部Rよりも径
の大きい駅部Pが連続して形成されるわけであるが、親
シールド2に対し、線路部Rを掘進する子シールド3が
偏心して設けられていることから、親シールド2が不要
な断面、すなわち無駄なスペースを掘削することがほと
んどなく、掘削断面のほとんどを有効に利用できる。こ
のため、たとえば駅部Pにおいては、従来のように、ト
ンネル底部を埋め立てるといった二次的な工事を必要と
せず、工事費の削減にもつながる。
第7図ないし第9図は本発明の他の実施例を示してい
る。
る。
図中30で示す本実施例のシールド機は、土圧式・泥水
式併用タイプのシールド機であって、親シールド2およ
び子シールド3からなる基本構成は、先の実施例のシー
ルド機1と同一であるが、削土の排出構造が若干異なる
とともに、子シールド3に、切羽G1を掘削する際に用い
る泥水の注入管が設けられている。
式併用タイプのシールド機であって、親シールド2およ
び子シールド3からなる基本構成は、先の実施例のシー
ルド機1と同一であるが、削土の排出構造が若干異なる
とともに、子シールド3に、切羽G1を掘削する際に用い
る泥水の注入管が設けられている。
すなわち、本実施例の子シールド3には、カッタ7の
前方、およびチャンバ10内に泥水を供給する送泥管31が
設けられ、また、カッタ7によって掘削された削土およ
びその際に用いられた泥水の混合土砂が取り入れられる
チャンバ10には、その混合土砂を後方に排出する排泥管
32が設けられている。両管31、32には、それぞれ圧送用
のポンプ(図示略)が取り付けられている。
前方、およびチャンバ10内に泥水を供給する送泥管31が
設けられ、また、カッタ7によって掘削された削土およ
びその際に用いられた泥水の混合土砂が取り入れられる
チャンバ10には、その混合土砂を後方に排出する排泥管
32が設けられている。両管31、32には、それぞれ圧送用
のポンプ(図示略)が取り付けられている。
一方、親シールド2のチャンバ15は、その下部が後方
に突出して形成されており、この突出部15aと前記子シ
ールド3の排泥管32が連結スクリューコンベヤ33によっ
て連結され、チャンバ15内の削土は連結スクリューコン
ベヤ33によって前記排泥管32内に合流させられた後、後
方に排出されるようになっている。なお、連結スクリュ
ーコンベヤ33は、子シールド3を前進可能とするため、
排泥管32およびチャンバ15の突出部15aに対する連結は
取り外すことができるようになっている。
に突出して形成されており、この突出部15aと前記子シ
ールド3の排泥管32が連結スクリューコンベヤ33によっ
て連結され、チャンバ15内の削土は連結スクリューコン
ベヤ33によって前記排泥管32内に合流させられた後、後
方に排出されるようになっている。なお、連結スクリュ
ーコンベヤ33は、子シールド3を前進可能とするため、
排泥管32およびチャンバ15の突出部15aに対する連結は
取り外すことができるようになっている。
本実施例のシールド機30によれば、先の実施例のシー
ルド機1と同様に、親子両シールド2、3を一体化した
状態で、双方のカッタ6、7により切羽G1を掘削し、そ
の際には、送泥管31から切羽G1および子シールド3側の
チャンバ10内に泥水を注入する。
ルド機1と同様に、親子両シールド2、3を一体化した
状態で、双方のカッタ6、7により切羽G1を掘削し、そ
の際には、送泥管31から切羽G1および子シールド3側の
チャンバ10内に泥水を注入する。
子シールド3におけるカッタ7の掘削によって生じ削
土は、泥水と混合してチャンバ10内に取り入れられた
後、排泥管32を経て後方に排出される。
土は、泥水と混合してチャンバ10内に取り入れられた
後、排泥管32を経て後方に排出される。
また、親シールド2におけるカッタ6の掘削によって
生じた削土は、やはり泥水と混合してチャンバ15内に取
り入れられ、その一部である突出部15aから連結スクリ
ューコンベヤ33によって排泥管32内に送られ、子シール
ド3側の削土と合流して後方に排出される。
生じた削土は、やはり泥水と混合してチャンバ15内に取
り入れられ、その一部である突出部15aから連結スクリ
ューコンベヤ33によって排泥管32内に送られ、子シール
ド3側の削土と合流して後方に排出される。
排出される削土および泥水は、従来の泥水式シールド
工法と同様に、配管により地上の泥水処理槽に圧送さ
れ、そこで泥水と削土とに分離される。
工法と同様に、配管により地上の泥水処理槽に圧送さ
れ、そこで泥水と削土とに分離される。
親子両シールド2、3によって所定長さの駅部の掘進
が終了し、その間にセグメントSをトンネルTの周壁T1
に覆工したら、両シールド2、3の連結を解除し、さら
に、連結スクリューコンベヤ33を排泥管33から取り外
し、子シールド3を親シールド2から独立させる。
が終了し、その間にセグメントSをトンネルTの周壁T1
に覆工したら、両シールド2、3の連結を解除し、さら
に、連結スクリューコンベヤ33を排泥管33から取り外
し、子シールド3を親シールド2から独立させる。
そして子シールド3を前進させ、この際そのカッタ7
で切羽G1を掘削していくことにより線路部Rを形成して
いく。子シールド3による掘進の際にも、上述のごとく
送泥管31より切羽G1に泥水を注入し、切羽G1の安定を図
りながら子シールド3を前進させて掘削し、また、これ
とともにトンネルTの周壁T1をセグメントSによって覆
工する。
で切羽G1を掘削していくことにより線路部Rを形成して
いく。子シールド3による掘進の際にも、上述のごとく
送泥管31より切羽G1に泥水を注入し、切羽G1の安定を図
りながら子シールド3を前進させて掘削し、また、これ
とともにトンネルTの周壁T1をセグメントSによって覆
工する。
子シールド3のカッタ7によって掘削された削土は、
上述のごとく、泥水と混合してチャンバ10内に取り入れ
られた後、排泥管32を経て後方に排出される。
上述のごとく、泥水と混合してチャンバ10内に取り入れ
られた後、排泥管32を経て後方に排出される。
本実施例のシールド機1によれば、切羽とカッタとの
間に泥水を注入する泥水式シールド工法を実現できるの
で、特に、軟弱な地盤に対してその崩壊を未然に防止し
ながらトンネルを形成する際に非常に有用である。
間に泥水を注入する泥水式シールド工法を実現できるの
で、特に、軟弱な地盤に対してその崩壊を未然に防止し
ながらトンネルを形成する際に非常に有用である。
なお、上述の各実施例は、いずれも地下鉄のトンネル
を形成する例を示しているが、たとえば、下水道を形成
する場合であれば、第10図に示すように、子シールド3
を親シールド2に対して下方に偏心して配すれば、第11
図に示すように、両シールド2、3によルシールドの底
部レベルが略一致して、下水Wの流動断面を広く有効に
取ることができ、その流量に損失を招くことがない。
を形成する例を示しているが、たとえば、下水道を形成
する場合であれば、第10図に示すように、子シールド3
を親シールド2に対して下方に偏心して配すれば、第11
図に示すように、両シールド2、3によルシールドの底
部レベルが略一致して、下水Wの流動断面を広く有効に
取ることができ、その流量に損失を招くことがない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のシールド機によれば、
円筒状のスキンプレートの前部にカッタが設けられた親
シールドの内部に、この親シールド側のスキンプレート
よりも小径の円筒状スキンプレートおよびこの前部に設
けられたカッタとを備える子シールドを、親シールドに
対し偏心させ、かつ軸線に沿って進退可能に装置し、前
記親シールドのカッタは、両シールドのスキンプレート
間を埋めるべく径の異なる複数の分割カッタ群から構成
されていることを特徴とするもので、親子両シールドに
よって大径トンネルを掘進した後、親シールドをその場
に止どめておき、子シールドを親シールドから独立して
前進させることにより、大径トンネルから連続して小径
トンネルが形成される。
円筒状のスキンプレートの前部にカッタが設けられた親
シールドの内部に、この親シールド側のスキンプレート
よりも小径の円筒状スキンプレートおよびこの前部に設
けられたカッタとを備える子シールドを、親シールドに
対し偏心させ、かつ軸線に沿って進退可能に装置し、前
記親シールドのカッタは、両シールドのスキンプレート
間を埋めるべく径の異なる複数の分割カッタ群から構成
されていることを特徴とするもので、親子両シールドに
よって大径トンネルを掘進した後、親シールドをその場
に止どめておき、子シールドを親シールドから独立して
前進させることにより、大径トンネルから連続して小径
トンネルが形成される。
この際、子シールドに対し、親シールドをトンネル径
の拡大予定区域側に偏心して配すことにより、親シール
ドが不要な断面、すなわち無駄なスペースを掘削するこ
とがほとんどなく、掘削断面のほとんどを有効に利用で
き、この結果、二次的な工事の省略も可能となって工事
費の削減につながるといった効果を奏する。
の拡大予定区域側に偏心して配すことにより、親シール
ドが不要な断面、すなわち無駄なスペースを掘削するこ
とがほとんどなく、掘削断面のほとんどを有効に利用で
き、この結果、二次的な工事の省略も可能となって工事
費の削減につながるといった効果を奏する。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図はその側断面図、第2図は第1図のII−II線
断面概略図、第3図はシールド機全体で地下鉄の駅部を
掘進している状態の側面図、第4図は子シールドによっ
て線路部を掘進している状態の側面図、第5図は第1図
のV−V線断面概略図、第6図はシールド機によって形
成した駅部トンネルに駅を構築した例の断面図、第7図
ないし第9図は本発明の他の実施例を示し、第7図は側
断面図、第8図は第7図のVIII−VIII線断面概略図、第
9図は子シールドの概略側面図、第10図は下水道を形成
する場合の親子両シールドの配置を示す概略正面図、第
11図はそのシールド機によって形成した下水道の概略側
面図である。 1、30……シールド機、 2……親シールド、 3……子シールド、 4……スキンプレート(親シールド側)、 5……スキンプレート(子シールド側)、 6……分割カッタ群(親シールド側)、 7……カッタ(子シールド側)、 8……オーバーカッタ、 9、14……隔壁、 10、17……チャンバ、 11、16……スクリューコンベヤ、 12、17……シールドジャッキ、 13……可動ソリ、 18、33……連結スクリューコンベヤ、 G……地盤、 G1……切羽、 S……セグメント、 T……トンネル、 T1……トンネル周壁。
て、第1図はその側断面図、第2図は第1図のII−II線
断面概略図、第3図はシールド機全体で地下鉄の駅部を
掘進している状態の側面図、第4図は子シールドによっ
て線路部を掘進している状態の側面図、第5図は第1図
のV−V線断面概略図、第6図はシールド機によって形
成した駅部トンネルに駅を構築した例の断面図、第7図
ないし第9図は本発明の他の実施例を示し、第7図は側
断面図、第8図は第7図のVIII−VIII線断面概略図、第
9図は子シールドの概略側面図、第10図は下水道を形成
する場合の親子両シールドの配置を示す概略正面図、第
11図はそのシールド機によって形成した下水道の概略側
面図である。 1、30……シールド機、 2……親シールド、 3……子シールド、 4……スキンプレート(親シールド側)、 5……スキンプレート(子シールド側)、 6……分割カッタ群(親シールド側)、 7……カッタ(子シールド側)、 8……オーバーカッタ、 9、14……隔壁、 10、17……チャンバ、 11、16……スクリューコンベヤ、 12、17……シールドジャッキ、 13……可動ソリ、 18、33……連結スクリューコンベヤ、 G……地盤、 G1……切羽、 S……セグメント、 T……トンネル、 T1……トンネル周壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 英樹 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 岡崎 雅好 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 後藤 茂 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−88883(JP,A) 特開 昭60−238599(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】円筒状のスキンプレートの前部にカッタが
設けられた親シールドの内部に、この親シールド側のス
キンプレートよりも小径の円筒状スキンプレートおよび
この前部に設けられたカッタとを備える子シールドを、
親シールドに対し偏心させ、かつ軸線に沿って進退可能
に装置し、前記親シールドのカッタは、両シールドのス
キンプレート間を埋めるべく径の異なる複数の分割カッ
タ群から構成されていることを特徴とするシールド機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP917189A JP2620133B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | シールド機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP917189A JP2620133B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | シールド機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02190596A JPH02190596A (ja) | 1990-07-26 |
| JP2620133B2 true JP2620133B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=11713139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP917189A Expired - Lifetime JP2620133B2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | シールド機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2620133B2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-18 JP JP917189A patent/JP2620133B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02190596A (ja) | 1990-07-26 |
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