JP2636558B2 - 論理判定回路 - Google Patents
論理判定回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御信号に基づいて入力
信号の論理判定を行う論理判定回路に関する。
信号の論理判定を行う論理判定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の制御信号入力端子を備えた
論理判定回路の一例を示す回路図である。NPN型のト
ランジスタQ21はそのベースが入力端子1に接続され、
そのコレクタが電源線2に接続され、そのエミッタが定
電流源I22の一端に接続されている。この定電流源I22
はその他端が電源線5に接続されている。トランジスタ
Q22はそのゲートが制御信号入力端子6に接続され、そ
のドレインが電源線2に接続され、そのソースがトラン
ジスタQ21のエミッタに接続されている。トランジスタ
Q23,Q24は夫々そのベースがトランジスタQ21のエミ
ッタ及びバイアス電源端子4に接続され、そのエミッタ
が定電流源I21の一端に共通接続されている。この定電
流源I21はその他端が電源線5に接続されている。ま
た、トランジスタQ23,Q24のコレクタと電源線2との
間には夫々抵抗R22,R21が接続されており、トランジ
スタQ24のコレクタには出力端子3が接続されている。
これらのトランジスタQ23,Q24、抵抗R21,R22及び
定電流源I21により差動回路が構成されている。
論理判定回路の一例を示す回路図である。NPN型のト
ランジスタQ21はそのベースが入力端子1に接続され、
そのコレクタが電源線2に接続され、そのエミッタが定
電流源I22の一端に接続されている。この定電流源I22
はその他端が電源線5に接続されている。トランジスタ
Q22はそのゲートが制御信号入力端子6に接続され、そ
のドレインが電源線2に接続され、そのソースがトラン
ジスタQ21のエミッタに接続されている。トランジスタ
Q23,Q24は夫々そのベースがトランジスタQ21のエミ
ッタ及びバイアス電源端子4に接続され、そのエミッタ
が定電流源I21の一端に共通接続されている。この定電
流源I21はその他端が電源線5に接続されている。ま
た、トランジスタQ23,Q24のコレクタと電源線2との
間には夫々抵抗R22,R21が接続されており、トランジ
スタQ24のコレクタには出力端子3が接続されている。
これらのトランジスタQ23,Q24、抵抗R21,R22及び
定電流源I21により差動回路が構成されている。
【0003】一方、PNP型のトランジスタQ31はその
ベースが入力端子1に接続され、そのコレクタが電源線
5に接続され、そのエミッタが定電流源I32の一端に接
続されている。この定電流源I32はその他端が電源線2
に接続されている。トランジスタQ32はそのゲートが制
御信号入力端子16に接続され、そのドレインが電源線
5に接続され、そのソースがトランジスタQ31のエミッ
タに接続されている。トランジスタQ33,Q34は夫々そ
のベースがトランジスタQ31のエミッタ及びバイアス電
源端子14に接続され、そのエミッタが定電流源I31の
一端に共通接続されている。この定電流源I31はその他
端が電源線5に接続されている。また、トランジスタQ
33,Q34のコレクタと電源線2との間には夫々抵抗
R32,R31が接続されており、トランジスタQ34のコレ
クタには出力端子13が接続されている。これらのトラ
ンジスタQ33,Q34、抵抗R31,R32及び定電流源I31
により差動回路が構成されている。
ベースが入力端子1に接続され、そのコレクタが電源線
5に接続され、そのエミッタが定電流源I32の一端に接
続されている。この定電流源I32はその他端が電源線2
に接続されている。トランジスタQ32はそのゲートが制
御信号入力端子16に接続され、そのドレインが電源線
5に接続され、そのソースがトランジスタQ31のエミッ
タに接続されている。トランジスタQ33,Q34は夫々そ
のベースがトランジスタQ31のエミッタ及びバイアス電
源端子14に接続され、そのエミッタが定電流源I31の
一端に共通接続されている。この定電流源I31はその他
端が電源線5に接続されている。また、トランジスタQ
33,Q34のコレクタと電源線2との間には夫々抵抗
R32,R31が接続されており、トランジスタQ34のコレ
クタには出力端子13が接続されている。これらのトラ
ンジスタQ33,Q34、抵抗R31,R32及び定電流源I31
により差動回路が構成されている。
【0004】次に、上述した従来の論理判定回路の動作
について説明する。先ず、制御信号入力端子6,16に
夫々トランジスタQ22,Q32を導通させない電圧の制御
信号が入力されている場合、入力端子1に入力信号が入
力されると、トランジスタQ21,Q31はエミッタフォロ
ワとして働くので、入力信号に対してトランジスタ
Q21,Q31のベース・エミッタ間電圧VBEだけ電圧降下
し又は電圧上昇した信号がトランジスタQ23,Q33のベ
ースに入力される。このとき、トランジスタQ23,Q33
と差動回路を構成しているトランジスタQ24,Q34のベ
ースにはバイアス電源端子4,14から電圧V4 が印加
されている。このため、トランジスタQ23,Q33のベー
スに入力される電圧が電圧V4 よりも高ければ、出力端
子3,13の電圧は電源線2の電圧V2 となる。一方、
トランジスタQ23,Q33のベースに入力される電圧が電
圧V4 よりも低ければ、出力端子3,13の電圧はV2
−RAIA となる。但し、RA は抵抗R21,R31の抵抗
値であり、IA は定電流源I21,I31の電流値である。
即ち、出力端子3,13の電圧は入力端子1の入力信号
の電圧に基づいてV2 又はV2 −RA IA となる。この
場合、前者は後者よりも電圧が高いので、前者をハイレ
ベル電圧とし、後者をロウレベル電圧とすることができ
る。
について説明する。先ず、制御信号入力端子6,16に
夫々トランジスタQ22,Q32を導通させない電圧の制御
信号が入力されている場合、入力端子1に入力信号が入
力されると、トランジスタQ21,Q31はエミッタフォロ
ワとして働くので、入力信号に対してトランジスタ
Q21,Q31のベース・エミッタ間電圧VBEだけ電圧降下
し又は電圧上昇した信号がトランジスタQ23,Q33のベ
ースに入力される。このとき、トランジスタQ23,Q33
と差動回路を構成しているトランジスタQ24,Q34のベ
ースにはバイアス電源端子4,14から電圧V4 が印加
されている。このため、トランジスタQ23,Q33のベー
スに入力される電圧が電圧V4 よりも高ければ、出力端
子3,13の電圧は電源線2の電圧V2 となる。一方、
トランジスタQ23,Q33のベースに入力される電圧が電
圧V4 よりも低ければ、出力端子3,13の電圧はV2
−RAIA となる。但し、RA は抵抗R21,R31の抵抗
値であり、IA は定電流源I21,I31の電流値である。
即ち、出力端子3,13の電圧は入力端子1の入力信号
の電圧に基づいてV2 又はV2 −RA IA となる。この
場合、前者は後者よりも電圧が高いので、前者をハイレ
ベル電圧とし、後者をロウレベル電圧とすることができ
る。
【0005】次に、制御信号入力端子6にトランジスタ
Q22を導通させる電圧の制御信号が入力されている場
合、入力端子1に入力信号が入力されると、トランジス
タQ22はソースフォロワとして働くので、このトランジ
スタQ22のサイズを適切なものにすることによりトラン
ジスタQ23のベース電圧をトランジスタQ24のベース電
圧よりも高く設定することができる。このため、トラン
ジスタQ23はトランジスタQ24よりも導通し、その結
果、出力端子3にはハイレベル電圧を設定することがで
きる。
Q22を導通させる電圧の制御信号が入力されている場
合、入力端子1に入力信号が入力されると、トランジス
タQ22はソースフォロワとして働くので、このトランジ
スタQ22のサイズを適切なものにすることによりトラン
ジスタQ23のベース電圧をトランジスタQ24のベース電
圧よりも高く設定することができる。このため、トラン
ジスタQ23はトランジスタQ24よりも導通し、その結
果、出力端子3にはハイレベル電圧を設定することがで
きる。
【0006】次に、制御信号入力端子16にトランジス
タQ32を導通させる電圧の制御信号が入力されている場
合、入力端子1に入力信号が入力されると、トランジス
タQ32はソースフォロワとして働くので、このトランジ
スタQ32のサイズを適切なものにすることによりトラン
ジスタQ32のベース電圧をトランジスタQ34のベース電
圧よりも高く設定することができる。このため、トラン
ジスタQ33はトランジスタQ34よりも導通し、その結
果、出力端子31にはロウレベル電圧を設定することが
できる。
タQ32を導通させる電圧の制御信号が入力されている場
合、入力端子1に入力信号が入力されると、トランジス
タQ32はソースフォロワとして働くので、このトランジ
スタQ32のサイズを適切なものにすることによりトラン
ジスタQ32のベース電圧をトランジスタQ34のベース電
圧よりも高く設定することができる。このため、トラン
ジスタQ33はトランジスタQ34よりも導通し、その結
果、出力端子31にはロウレベル電圧を設定することが
できる。
【0007】以上のように、制御信号入力端子6,16
に入力される制御信号の電圧に基づいて、出力端子3,
13に出力される出力信号の電圧レベルを任意に設定す
ることができる。
に入力される制御信号の電圧に基づいて、出力端子3,
13に出力される出力信号の電圧レベルを任意に設定す
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の論理判定回路においては、制御信号入力端子
6,16に入力される電圧レベルに基づいて出力端子
3,13にロウレベル電圧を常に出力させることができ
るように、トランジスタQ31にはPNP型のものを使用
している。このPNP型トランジスタは一般的に動作周
波数が低いので、入力端子1に入力される入力信号の周
波数が制限されるという問題点がある。なお、PNP型
トランジスタの動作周波数を上げようとして、その構造
を横構造から縦構造に変更すると、PNP型トランジス
タを作るための工程が増加してしまう。
た従来の論理判定回路においては、制御信号入力端子
6,16に入力される電圧レベルに基づいて出力端子
3,13にロウレベル電圧を常に出力させることができ
るように、トランジスタQ31にはPNP型のものを使用
している。このPNP型トランジスタは一般的に動作周
波数が低いので、入力端子1に入力される入力信号の周
波数が制限されるという問題点がある。なお、PNP型
トランジスタの動作周波数を上げようとして、その構造
を横構造から縦構造に変更すると、PNP型トランジス
タを作るための工程が増加してしまう。
【0009】また、トランジスタQ21,Q31及び定電流
源I22,I32はソースフォロワとしての働きをしている
ため、トランジスタQ22,Q32が導通させて出力端子
3,13の出力信号の電圧レベルを一定にするような制
御信号を制御信号入力端子6,16に入力しても、定電
流源I21,I31の電流は常にトランジスタQ21,Q31に
流れるので、消費電流が増大するという問題点がある。
源I22,I32はソースフォロワとしての働きをしている
ため、トランジスタQ22,Q32が導通させて出力端子
3,13の出力信号の電圧レベルを一定にするような制
御信号を制御信号入力端子6,16に入力しても、定電
流源I21,I31の電流は常にトランジスタQ21,Q31に
流れるので、消費電流が増大するという問題点がある。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、入力信号の周波数が制限されることがない
と共に、消費電流を低減することができる論理判定回路
を提供することを目的とする。
のであって、入力信号の周波数が制限されることがない
と共に、消費電流を低減することができる論理判定回路
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る論理判定回
路は、そのゲートが入力端子に接続されそのドレインが
第1の制御信号入力端子に接続された第1のトランジス
タと、そのゲートが第1の電源に接続されそのドレイン
が前記第1のトランジスタのソースに接続されそのソー
スが第2の電源に接続された第2のトランジスタと、そ
のゲートが第2の制御信号入力端子に接続されそのドレ
インが第3の電源に接続されそのソースが前記第1のト
ランジスタのソースに接続された第3のトランジスタ
と、そのベースが前記第1のトランジスタのソースに接
続されそのコレクタが第1の抵抗を介して前記第3の電
源に接続された第4のトランジスタと、そのベースが第
4の電源に接続されそのコレクタが第2の抵抗を介して
前記第3の電源に接続された第5のトランジスタと、前
記第4及び前記第5のトランジスタのエミッタと前記第
2の電源との間に共通接続された定電流源とを有するこ
とを特徴とする。
路は、そのゲートが入力端子に接続されそのドレインが
第1の制御信号入力端子に接続された第1のトランジス
タと、そのゲートが第1の電源に接続されそのドレイン
が前記第1のトランジスタのソースに接続されそのソー
スが第2の電源に接続された第2のトランジスタと、そ
のゲートが第2の制御信号入力端子に接続されそのドレ
インが第3の電源に接続されそのソースが前記第1のト
ランジスタのソースに接続された第3のトランジスタ
と、そのベースが前記第1のトランジスタのソースに接
続されそのコレクタが第1の抵抗を介して前記第3の電
源に接続された第4のトランジスタと、そのベースが第
4の電源に接続されそのコレクタが第2の抵抗を介して
前記第3の電源に接続された第5のトランジスタと、前
記第4及び前記第5のトランジスタのエミッタと前記第
2の電源との間に共通接続された定電流源とを有するこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明においては、第1及び第2の抵抗、第4
及び第5のトランジスタ並びに定電流源により差動回路
が構成されており、出力端子は前記第5のトランジスタ
のコレクタに接続される。そして、第1及び第2の制御
信号入力端子に夫々入力される第1及び第2の制御信号
に基づいて第1乃至第3のトランジスタの導通状態を制
御することにより、前記第4のトランジスタのベース電
圧を変化させ、これにより入力端子に入力される入力信
号に対して所定の論理判定を行うことができる。以下、
本発明に係る論理判定回路の動作について説明する。
及び第5のトランジスタ並びに定電流源により差動回路
が構成されており、出力端子は前記第5のトランジスタ
のコレクタに接続される。そして、第1及び第2の制御
信号入力端子に夫々入力される第1及び第2の制御信号
に基づいて第1乃至第3のトランジスタの導通状態を制
御することにより、前記第4のトランジスタのベース電
圧を変化させ、これにより入力端子に入力される入力信
号に対して所定の論理判定を行うことができる。以下、
本発明に係る論理判定回路の動作について説明する。
【0013】先ず、第2の制御信号入力端子に入力され
る第2の制御信号が第3のトランジスタを非導通状態に
させているとき、第1の制御信号入力端子に入力される
第1の制御信号の電圧が十分に高ければ、第1及び第2
のトランジスタはソースフォロワとして動作する。この
ため、入力端子に入力される入力信号は前記第1のトラ
ンジスタのソースに伝達され、前記第4のトランジスタ
のベースに伝達されて、前記第5のトランジスタのベー
スに接続された第4の電源の電圧と比較される。そし
て、この比較結果が前記出力端子に出力されるので、前
記出力端子には前記入力信号の電圧に基づいてハイレベ
ル電圧又はロウレベル電圧が出力される。また、前記第
1の制御信号入力端子に入力される第1の制御信号の電
圧が十分に低ければ、前記第1及び前記第2のトランジ
スタは非導通状態になる。このため、前記入力信号の電
圧に拘らず、前記第1のトランジスタのソース電圧は第
2の電源の電圧と略同じになる。このとき、前記第4の
電源の電圧を前記第2の電源の電圧より高く設定してお
けば、前記第5のトランジスタは前記第4のトランジス
タよりも導通するため、前記出力端子にはロウレベル電
圧が出力される次に、この状態から、前記第2の制御信
号入力端子に入力される前記第2の制御信号に基づいて
前記第3のトランジスタを導通させると、前記第1乃至
第3のトランジスタは全て導通状態になる。このとき、
前記第4のトランジスタのベース電圧が前記第4の電源
の電圧よりも高くなるように前記第3のトランジスタの
大きさを適切に設定すると、前記第4のトランジスタは
前記第5のトランジスタよりも導通するため、前記出力
端子にはハイレベル電圧が出力される。
る第2の制御信号が第3のトランジスタを非導通状態に
させているとき、第1の制御信号入力端子に入力される
第1の制御信号の電圧が十分に高ければ、第1及び第2
のトランジスタはソースフォロワとして動作する。この
ため、入力端子に入力される入力信号は前記第1のトラ
ンジスタのソースに伝達され、前記第4のトランジスタ
のベースに伝達されて、前記第5のトランジスタのベー
スに接続された第4の電源の電圧と比較される。そし
て、この比較結果が前記出力端子に出力されるので、前
記出力端子には前記入力信号の電圧に基づいてハイレベ
ル電圧又はロウレベル電圧が出力される。また、前記第
1の制御信号入力端子に入力される第1の制御信号の電
圧が十分に低ければ、前記第1及び前記第2のトランジ
スタは非導通状態になる。このため、前記入力信号の電
圧に拘らず、前記第1のトランジスタのソース電圧は第
2の電源の電圧と略同じになる。このとき、前記第4の
電源の電圧を前記第2の電源の電圧より高く設定してお
けば、前記第5のトランジスタは前記第4のトランジス
タよりも導通するため、前記出力端子にはロウレベル電
圧が出力される次に、この状態から、前記第2の制御信
号入力端子に入力される前記第2の制御信号に基づいて
前記第3のトランジスタを導通させると、前記第1乃至
第3のトランジスタは全て導通状態になる。このとき、
前記第4のトランジスタのベース電圧が前記第4の電源
の電圧よりも高くなるように前記第3のトランジスタの
大きさを適切に設定すると、前記第4のトランジスタは
前記第5のトランジスタよりも導通するため、前記出力
端子にはハイレベル電圧が出力される。
【0014】本発明によれば、高速動作に不適なPNP
型トランジスタを使用せずに、第1及び第2の制御信号
入力端子に入力される第1及び第2の制御信号に基づい
て出力端子の電圧レベルを任意に設定することができ
る。このため、従来とは異なって、入力信号の周波数が
制限されることはない。そして、第1及び第2のトラン
ジスタを流れる電流に応じてその動作速度を高めること
ができる。また、出力端子の電圧を常にロウレベル電圧
に設定する場合においては、第1乃至第3のトランジス
タには電流が流れないので、消費電流を低減することが
できる。
型トランジスタを使用せずに、第1及び第2の制御信号
入力端子に入力される第1及び第2の制御信号に基づい
て出力端子の電圧レベルを任意に設定することができ
る。このため、従来とは異なって、入力信号の周波数が
制限されることはない。そして、第1及び第2のトラン
ジスタを流れる電流に応じてその動作速度を高めること
ができる。また、出力端子の電圧を常にロウレベル電圧
に設定する場合においては、第1乃至第3のトランジス
タには電流が流れないので、消費電流を低減することが
できる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例に係る論理判
定回路を示す回路図である。トランジスタQ1 はそのゲ
ートが入力端子1に接続され、そのドレインが制御信号
入力端子6に接続されている。トランジスタQ2 はその
ゲートがバイアス電源端子8に接続され、そのドレイン
がトランジスタQ1 のソースに接続され、そのソースが
電源線5に接続されている。トランジスタQ3 はそのゲ
ートが制御信号入力端子7に接続され、そのドレインが
電源線2に接続され、そのソースがトランジスタQ1 の
ソースに接続されている。トランジスタQ4 はそのベー
スがトランジスタQ1 のソースに接続され、そのコレク
タが抵抗R1 を介して電源線2に接続されている。トラ
ンジスタQ5 はそのベースがバイアス電源端子4に接続
され、そのコレクタが抵抗R2 を介して電源線2に接続
されている。定電流源I1 はトランジスタQ4 ,Q5 の
エミッタと電源線5との間に共通接続されている。これ
らのトランジスタQ4 ,Q5 、抵抗R1 ,R2及び定電
流源I1 により差動回路が構成されている。なお、トラ
ンジスタQ5 のコレクタには出力端子3が接続されてい
る。
定回路を示す回路図である。トランジスタQ1 はそのゲ
ートが入力端子1に接続され、そのドレインが制御信号
入力端子6に接続されている。トランジスタQ2 はその
ゲートがバイアス電源端子8に接続され、そのドレイン
がトランジスタQ1 のソースに接続され、そのソースが
電源線5に接続されている。トランジスタQ3 はそのゲ
ートが制御信号入力端子7に接続され、そのドレインが
電源線2に接続され、そのソースがトランジスタQ1 の
ソースに接続されている。トランジスタQ4 はそのベー
スがトランジスタQ1 のソースに接続され、そのコレク
タが抵抗R1 を介して電源線2に接続されている。トラ
ンジスタQ5 はそのベースがバイアス電源端子4に接続
され、そのコレクタが抵抗R2 を介して電源線2に接続
されている。定電流源I1 はトランジスタQ4 ,Q5 の
エミッタと電源線5との間に共通接続されている。これ
らのトランジスタQ4 ,Q5 、抵抗R1 ,R2及び定電
流源I1 により差動回路が構成されている。なお、トラ
ンジスタQ5 のコレクタには出力端子3が接続されてい
る。
【0017】次に、上述した論理判定回路の動作につい
て説明する。先ず、制御信号入力端子7に入力される第
2の制御信号がトランジスタQ3 を非導通状態にさせて
いるとき、制御信号入力端子6に入力される第1の制御
信号の電圧が十分に高ければ、トランジスタQ1 ,Q2
はソースフォロワとして動作する。このため、入力端子
1に入力される入力信号はトランジスタQ1 のソースに
伝達され、トランジスタQ4 のベースに伝達されて、ト
ランジスタQ5 のベースに接続されたバイアス電源端子
4の電圧と比較される。そして、この比較結果が出力端
子3に出力される。また、制御信号入力端子6に入力さ
れる第1の制御信号の電圧が十分に低ければ、トランジ
スタQ1 ,Q2 は非導通状態になる。このため、入力端
子1に入力される入力信号の電圧に拘らず、トランジス
タQ1のソース電圧は電源線5の電圧と略同じになる。
このとき、バイアス電源端子4の電圧を電源線5の電圧
より高く設定しておけば、トランジスタQ5 はトランジ
スタQ4 よりも導通するため、出力端子3の電圧はロウ
レベルになる。
て説明する。先ず、制御信号入力端子7に入力される第
2の制御信号がトランジスタQ3 を非導通状態にさせて
いるとき、制御信号入力端子6に入力される第1の制御
信号の電圧が十分に高ければ、トランジスタQ1 ,Q2
はソースフォロワとして動作する。このため、入力端子
1に入力される入力信号はトランジスタQ1 のソースに
伝達され、トランジスタQ4 のベースに伝達されて、ト
ランジスタQ5 のベースに接続されたバイアス電源端子
4の電圧と比較される。そして、この比較結果が出力端
子3に出力される。また、制御信号入力端子6に入力さ
れる第1の制御信号の電圧が十分に低ければ、トランジ
スタQ1 ,Q2 は非導通状態になる。このため、入力端
子1に入力される入力信号の電圧に拘らず、トランジス
タQ1のソース電圧は電源線5の電圧と略同じになる。
このとき、バイアス電源端子4の電圧を電源線5の電圧
より高く設定しておけば、トランジスタQ5 はトランジ
スタQ4 よりも導通するため、出力端子3の電圧はロウ
レベルになる。
【0018】次に、この状態から、制御信号入力端子7
に入力される第2の制御信号に基づいてトランジスタQ
3 を導通させると、トランジスタQ1 ,Q2 ,Q3 は全
て導通状態になる。このとき、トランジスタQ4 のベー
ス電圧がトランジスタQ5 のベースに印加されているバ
イアス電源端子4の電圧よりも高くなるようにトランジ
スタQ3 のサイズを適切に設定すると、トランジスタQ
4 はトランジスタQ5よりも導通するため、出力端子3
の電圧はハイレベルになる。
に入力される第2の制御信号に基づいてトランジスタQ
3 を導通させると、トランジスタQ1 ,Q2 ,Q3 は全
て導通状態になる。このとき、トランジスタQ4 のベー
ス電圧がトランジスタQ5 のベースに印加されているバ
イアス電源端子4の電圧よりも高くなるようにトランジ
スタQ3 のサイズを適切に設定すると、トランジスタQ
4 はトランジスタQ5よりも導通するため、出力端子3
の電圧はハイレベルになる。
【0019】即ち、トランジスタQ3 が非導通である場
合に、制御信号入力端子6に入力される第1の制御信号
の電圧が十分に高いときは、トランジスタQ1 ,Q2 は
ソースフォロワとして働き、出力端子3には入力端子1
の入力信号の電圧に基づいてハイレベル電圧又はロウレ
ベル電圧が出力される。一方、制御信号入力端子6に入
力される第1の制御信号の電圧が十分に低いときには、
トランジスタQ4 のベース電圧はトランジスタQ5 のベ
ース電圧よりも低くなるため、出力端子3には入力端子
1に入力される入力信号の電圧に拘らずロウレベル電圧
が出力される。更に、この状態から、トランジスタQ3
が導通すると、トランジスタQ1 ,Q2,Q3 が全て導
通するため、トランジスタQ3 のサイズを適切に選択し
てトランジスタQ4 のベース電圧をトランジスタQ5 の
ベース電圧よりも高く設定することにより、出力端子3
にはハイレベル電圧が出力される。このようにして論理
判定回路を構成することができる。
合に、制御信号入力端子6に入力される第1の制御信号
の電圧が十分に高いときは、トランジスタQ1 ,Q2 は
ソースフォロワとして働き、出力端子3には入力端子1
の入力信号の電圧に基づいてハイレベル電圧又はロウレ
ベル電圧が出力される。一方、制御信号入力端子6に入
力される第1の制御信号の電圧が十分に低いときには、
トランジスタQ4 のベース電圧はトランジスタQ5 のベ
ース電圧よりも低くなるため、出力端子3には入力端子
1に入力される入力信号の電圧に拘らずロウレベル電圧
が出力される。更に、この状態から、トランジスタQ3
が導通すると、トランジスタQ1 ,Q2,Q3 が全て導
通するため、トランジスタQ3 のサイズを適切に選択し
てトランジスタQ4 のベース電圧をトランジスタQ5 の
ベース電圧よりも高く設定することにより、出力端子3
にはハイレベル電圧が出力される。このようにして論理
判定回路を構成することができる。
【0020】本実施例によれば、高速動作に不適なPN
P型トランジスタを使用せずに、制御信号入力端子6,
7に夫々入力される第1及び第2の制御信号の電圧に基
づいて出力端子3の電圧レベルを任意に設定することが
できる。このため、入力信号の周波数が制限されること
はない。また、出力端子の電圧を常にロウレベル電圧に
設定する場合においては、トランジスタQ1 ,Q2 ,Q
3 には電流が流れないので、消費電流を低減することが
できる。
P型トランジスタを使用せずに、制御信号入力端子6,
7に夫々入力される第1及び第2の制御信号の電圧に基
づいて出力端子3の電圧レベルを任意に設定することが
できる。このため、入力信号の周波数が制限されること
はない。また、出力端子の電圧を常にロウレベル電圧に
設定する場合においては、トランジスタQ1 ,Q2 ,Q
3 には電流が流れないので、消費電流を低減することが
できる。
【0021】なお、本実施例においては、入力端子1に
入力される入力信号の周波数が高い場合には、ソースフ
ォロワを形成するトランジスタQ1 ,Q2 に流す電流を
増加させることにより、トランジスタQ1 の動作速度を
高めることができ、これにより入力端子1の入力信号を
トランジスタQ4 のベースに伝達することができる。
入力される入力信号の周波数が高い場合には、ソースフ
ォロワを形成するトランジスタQ1 ,Q2 に流す電流を
増加させることにより、トランジスタQ1 の動作速度を
高めることができ、これにより入力端子1の入力信号を
トランジスタQ4 のベースに伝達することができる。
【0022】図2は本発明の第2の実施例に係る論理判
定回路を示す回路図である。なお、本実施例は図1に示
す論理判定回路を2つ設けたものであるので、図2にお
いて図1と同一物には同一符号を付してその部分の詳細
な説明は省略する。即ち、本実施例においては、2つの
論理回路は入力端子1、バイアス電源端子4,8及び電
源線2,5を共有しているものの、夫々出力端子3及び
制御信号入力端子6,7並びに出力端子13及び制御信
号入力端子16,17を個別的に備えている。
定回路を示す回路図である。なお、本実施例は図1に示
す論理判定回路を2つ設けたものであるので、図2にお
いて図1と同一物には同一符号を付してその部分の詳細
な説明は省略する。即ち、本実施例においては、2つの
論理回路は入力端子1、バイアス電源端子4,8及び電
源線2,5を共有しているものの、夫々出力端子3及び
制御信号入力端子6,7並びに出力端子13及び制御信
号入力端子16,17を個別的に備えている。
【0023】本実施例によれば、第1の実施例と同様に
して、制御信号入力端子6,7,16,17に入力され
る各制御信号の電圧に基づいて出力端子3,13の電圧
レベルを任意に設定することができる。従って、第1の
実施例と同様に、入力信号の周波数が制限されることは
なく、消費電流を低減することができる。
して、制御信号入力端子6,7,16,17に入力され
る各制御信号の電圧に基づいて出力端子3,13の電圧
レベルを任意に設定することができる。従って、第1の
実施例と同様に、入力信号の周波数が制限されることは
なく、消費電流を低減することができる。
【0024】例えば、図3に示す従来の論理判定回路に
おいて、差動回路に接続された定電流源I21の電流を1
00μAに設定し、トランジスタQ21に接続された定電
流源I22の電流を100μAに設定して、この論理判定
回路を10個用意し、制御信号に基づいてその各一方の
出力端子の電圧レベルがロウレベルに固定されるように
設定した場合、その消費電流は約2μAになる。これに
対して、図2に示す本実施例に係る論理判定回路におい
て、差動回路に接続された定電流源I1 の電流を100
μAに設定し、トランジスタQ1 ,Q2 がソースフォロ
ワとしてときにトランジスタQ1 ,Q2 に流れる電流を
100μAに設定して、この論理判定回路を10個用意
し、制御信号に基づいてその各一方の出力端子の電圧レ
ベルがロウレベルに固定されるように設定した場合、そ
の消費電流は約1.5μAになる。従って、本実施例に
よれば、論理判定回路の消費電流を従来に比して約25
%低減することができる。
おいて、差動回路に接続された定電流源I21の電流を1
00μAに設定し、トランジスタQ21に接続された定電
流源I22の電流を100μAに設定して、この論理判定
回路を10個用意し、制御信号に基づいてその各一方の
出力端子の電圧レベルがロウレベルに固定されるように
設定した場合、その消費電流は約2μAになる。これに
対して、図2に示す本実施例に係る論理判定回路におい
て、差動回路に接続された定電流源I1 の電流を100
μAに設定し、トランジスタQ1 ,Q2 がソースフォロ
ワとしてときにトランジスタQ1 ,Q2 に流れる電流を
100μAに設定して、この論理判定回路を10個用意
し、制御信号に基づいてその各一方の出力端子の電圧レ
ベルがロウレベルに固定されるように設定した場合、そ
の消費電流は約1.5μAになる。従って、本実施例に
よれば、論理判定回路の消費電流を従来に比して約25
%低減することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1及び第2の制御信号入力端子に夫々入力される第1及
び第2の制御信号に基づいて第1乃至第3のトランジス
タの導通状態を制御するから、高速動作に不適なPNP
トランジスタを使用しなくても、出力端子の電圧レベル
を任意に設定することができる。このため、入力信号の
周波数が制限されることはなく、第1及び第2のトラン
ジスタを流れる電流に応じてその動作速度を高めること
ができる。また、出力端子の電圧を常にロウレベルに設
定する場合においては、第1乃至第3のトランジスタに
は電流が流れないので、消費電流を低減することができ
る。
1及び第2の制御信号入力端子に夫々入力される第1及
び第2の制御信号に基づいて第1乃至第3のトランジス
タの導通状態を制御するから、高速動作に不適なPNP
トランジスタを使用しなくても、出力端子の電圧レベル
を任意に設定することができる。このため、入力信号の
周波数が制限されることはなく、第1及び第2のトラン
ジスタを流れる電流に応じてその動作速度を高めること
ができる。また、出力端子の電圧を常にロウレベルに設
定する場合においては、第1乃至第3のトランジスタに
は電流が流れないので、消費電流を低減することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例に係る論理判定回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る論理判定回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図3】従来の論理判定回路を示す回路図である。
1;入力端子 2,5;電源線 3,13;出力端子 4,8,14;バイアス電源端子 6,7,16,17;制御信号入力端子 Q1 乃至Q5 ,Q21乃至Q24,Q31乃至Q34;トランジ
スタ R1 ,R2 ,R21,R22,R31,R32;抵抗 I1 ,I21,I22,I31,I32;定電流源
スタ R1 ,R2 ,R21,R22,R31,R32;抵抗 I1 ,I21,I22,I31,I32;定電流源
Claims (1)
- 【請求項1】 そのゲートが入力端子に接続されそのド
レインが第1の制御信号入力端子に接続された第1のト
ランジスタと、そのゲートが第1の電源に接続されその
ドレインが前記第1のトランジスタのソースに接続され
そのソースが第2の電源に接続された第2のトランジス
タと、そのゲートが第2の制御信号入力端子に接続され
そのドレインが第3の電源に接続されそのソースが前記
第1のトランジスタのソースに接続された第3のトラン
ジスタと、そのベースが前記第1のトランジスタのソー
スに接続されそのコレクタが第1の抵抗を介して前記第
3の電源に接続された第4のトランジスタと、そのベー
スが第4の電源に接続されそのコレクタが第2の抵抗を
介して前記第3の電源に接続された第5のトランジスタ
と、前記第4及び前記第5のトランジスタのエミッタと
前記第2の電源との間に共通接続された定電流源とを有
することを特徴とする論理判定回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157573A JP2636558B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 論理判定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157573A JP2636558B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 論理判定回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04355514A JPH04355514A (ja) | 1992-12-09 |
| JP2636558B2 true JP2636558B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=15652646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3157573A Expired - Fee Related JP2636558B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 論理判定回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2636558B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3157573A patent/JP2636558B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04355514A (ja) | 1992-12-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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