JP2659151B2 - 発信装置 - Google Patents

発信装置

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JP2659151B2
JP2659151B2 JP21795191A JP21795191A JP2659151B2 JP 2659151 B2 JP2659151 B2 JP 2659151B2 JP 21795191 A JP21795191 A JP 21795191A JP 21795191 A JP21795191 A JP 21795191A JP 2659151 B2 JP2659151 B2 JP 2659151B2
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久 青木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーシリンダに差し込
み可能なキーに、空中伝播信号を発する発信回路および
これの電源を備えた発信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車にあっては、最近いわゆる
ワイヤレスドアロック装置を搭載したものがある。これ
は、イグニッション用キーシリンダおよびドア用キーシ
リンダに差し込み可能なイグニッションキーの基部に発
信回路およびこれの電源としての電池を設け、運転者が
その発信回路を発信動作させることによって電波信号を
発すると、車体側に設けられた受信信号判別手段がその
電波信号を解読し、電波信号がその自動車に設定された
特定の信号であった場合に、電動アクチュエータを動作
させてドアを自動的にロックしたり、或いはそのロック
を自動的に解除するように構成されている。
【0003】このようなワイヤレスドアロック装置は、
発信回路を発信動作させるべく操作釦を押すだけで、自
動的にドアをロックしたり、そのロックを解除したりで
きるので、使用上非常に便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のものでは、発信回路の電源である電池が消耗して電
力がなくなった場合には、電波信号を発せられなくなる
ため、電波信号によるロック操作およびロック解除操作
ができなくなってしまう。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、発信回路の電源が消耗して電力が
なくなった場合でも、発信回路の発信動作を可能にでき
る発信装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、キーシリンダ
に差し込み可能なキーに、空中伝播信号を発する発信回
路およびこれの電源を備えた発振装置において、前記キ
ーシリンダに、該キーシリンダへのキーの差し込みを検
出する検出手段と、この検出手段の検出に基づき通電さ
れる一次コイルとを設け、前記キーに、キーシリンダへ
の差し込み状態で前記一次コイルに流れる電流の変化に
基づき誘導起電力が生ずる二次コイルを設け、この二次
コイルに生ずる誘導起電力に基づき前記発信回路の発信
動作を行う構成としたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】電源の電力がある通常の場合には、発信回路を
発信動作させることにより空中伝播信号を発することが
できるが、その電源の電力がなくなった場合には、発信
回路を発信動作させようとしても空中伝播信号を発する
ことができない。
【0008】このような場合には、キーをキーシリンダ
へ差し込む。すると、キーシリンダ側における検出手段
によりキーの差し込みが検出され、これに伴い一次コイ
ルに通電される。この一次コイルの電流の変化に基づ
き、キー側の二次コイルに誘導起電力が生じ、この誘導
起電力を電源としてキー側の発信回路が発信動作を行う
ようになり、空中伝播信号を発することができるように
なる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を自動車のワイヤレスドアロッ
ク装置における発信装置に適用した一実施例につき図面
を参照して説明する。
【0010】まずドアのロック機構部分を示す図6にお
いて、1は図示しないドアに設けられたロック機構であ
り、このロック機構1はロック変位が与えられると、車
体側の施錠部と係合してドアを閉状態にロックし、ロッ
ク変位とは逆方向のロック解除変位が与えられると、そ
のロックを解除するように構成されている。かかるロッ
ク機構1は電動および手動の双方で操作できるようにな
っている。
【0011】ロック機構1を電動で操作する電動式操作
機構2は、電動アクチュエータとしてロック用の電磁石
3とロック解除用の電磁石4とを備えている。そして、
運転席側のドアに設けられた図7に示すドアロック・ア
ンロックスイッチ5により、ロック用電磁石3に通電す
ると、図示しない可動鉄心がこのロック用電磁石3に吸
引されて変位し、ロック機構1にロック変位を与えてド
アを閉状態にロックするように構成されている。また、
ドアロック・アンロックスイッチ5により、ロック解除
用電磁石4に通電すると、図示しない可動鉄心がこのロ
ック解除用電磁石4に吸引されてロック時とは逆方向に
変位し、ロック機構1にロック解除変位を与えてドアの
ロックを解除するように構成されている。
【0012】また、ロック機構1を手動により操作する
手動式操作機構6は図示しないドアに設けられたキーシ
リンダ7を手動操作源としている。このキーシリンダ7
のロータケース8にはロータ9が回動可能に設けられて
おり、このロータ9にはキー挿入口9aからイグニッシ
ョン用のキー10を差し込むことができるようになって
いる。そして、このロータ9は、キー10により、中立
位置から矢印Aで示すロック方向およびこれとは反対の
矢印Bで示すロック解除方向に回動操作されるようにな
っている。このロータ9のロック方向およびロック解除
方向の回動運動は、リンク機構11を介してロック機構
1にロック変位及びロック解除変位として与えられる。
【0013】上記リンク機構11は、キーシリンダ7の
ロータ9の後端部に固定された旋回アーム12と、ロッ
ク機構1側に設けられた旋回アーム13と、これら両旋
回アーム12および13間を連結するように設けられた
上ロッド14及び下ロッド15とを備えている。そし
て、ロータ9が矢印Aで示すロック方向に回動されて旋
回アーム12が同方向に旋回すると、上ロッド14が矢
印Cで示す引き方向に移動される。また、ロータ9が矢
印Bで示すロック解除方向に回動操作されて旋回アーム
12が同方向に旋回すると、上ロッド14が矢印Cとは
反対の矢印Dで示す押し方向に移動されるように構成さ
れている。
【0014】上記上ロッド14と下ロッド15との間に
は、インヒビット機構16が設けられている。このイン
ヒビット機構16は、ロータ9がロック解除方向に回動
操作されたときの上ロッド14の押し方向の移動変位を
下ロッド15に伝達したり、下ロッド15に伝達されな
いようにしたりするものである。
【0015】このインヒビット機構16の具体的構成を
示す図8において、17はスリーブであり、このスリー
ブ17の両端部内側に上ロッド14および下ロッド15
の端部がスライド可能に挿入されている。そして、これ
ら両ロッド14および15の端部には径大部14aおよ
び15aが形成されており、この径大部14aおよび1
5aがスリーブ17の端部に係止されることにより、両
ロッド14および15がスリーブ17から抜け出ること
のないように構成されている。
【0016】上記スリーブ17の中央部には、電動アク
チュエータとして正逆回転可能に構成された両軸形のモ
ータ18が配設されおり、その回転軸18aの両端部に
ねじ棒19および20が固定されている。これら両ねじ
棒19および20の雄ねじは巻き方向が互いに逆となる
ように形成されており、このねじ棒19および20には
スリーブ17内の軸方向両側にスライド可能に嵌合され
たナット部材21および22が螺合されている。なお、
ナット部材21および22は外周部に突設された突状2
1aおよび22aをスリーブ17の内周面に軸方向に延
びるように形成された溝17aに係合させることによ
り、回り止め状態になっている。
【0017】そして、モータ18が正方向に回転する
と、両ナット部材21および22がそれぞれ矢印Eおよ
びFで示す開き方向にスライドする。すると、図8に示
すように両ナット部材21および22が上ロッド14お
よび下ロッド15の径大部14aおよび15aに当接し
て当該径大部14aおよび15aをスリーブ17の両端
部に押し付け、上ロッド14と下ロッド15とを連結し
た状態となる。
【0018】この連結状態では、上ロッド14が矢印D
で示す押し方向に移動すると、その移動変位がナット部
材21、ねじ棒19、回転軸18a、ねじ棒20および
ナット部材22を順に介して下ロッド15に伝達され、
当該下ロッド15が同方向に移動する。この下ロッド1
5の押し方向移動により、旋回アーム13が図6中矢印
G方向に旋回されてロック機構1にロック解除変位を与
える。
【0019】また、モータ18が逆方向に回転すると、
両ナット部材21および22がそれぞれ矢印EおよびF
とは反対の閉じ方向にスライドする。すると、図9に示
すように、両ナット部材21および22と両ロッド14
および15の径大部14aおよび15aとの間に隙間が
生じ、上ロッド14および下ロッド15の連結が遮断さ
れた状態となる。この遮断状態では、上ロッド14が矢
印Dで示す押し方向に移動しても、該上ロッド14が単
独でスライドするのみで、その移動変位は下ロッド15
には伝達されない。従って、ロータ9がロック解除方向
に回動しても、リンク機構11はロック機構1にロック
解除変位は与えないようにされる。
【0020】以上のことから、リンク機構11は、イン
ヒビット機構16が連結状態にあるときに限り、前記ロ
ータ9のロック解除方向の回動に基づきリンク機構11
にロック解除変位を与えてロックを解除することとな
る。そして、このインヒビット機構16はロック機構1
がロック状態にあるときには、遮断状態にあるように構
成されている。
【0021】ちなみに、ロータ9が矢印Aで示すロック
方向に回動操作された場合の上ロッド14の移動方向は
引き方向であるから、インヒビット機構16が連結状態
および遮断状態のいずれにあっても、上ロッド14の引
き方向の移動はスリーブ17を介して下ロッド15に伝
達される。そして、下ロッド15が矢印Cで示す引き方
向に移動すると、旋回アーム13が矢印Gとは反対方向
に旋回されてロック機構1にロック変位を与える。従っ
て、ロータ9がロック方向に回動操作された場合には、
インヒビット機構16が連結状態および遮断状態のいず
れにあっても、ロック機構1をロック動作させることが
できる。
【0022】さて、前記キーシリンダ7のロータ9に
は、図4に示すように、キー挿入口9aの裏側部分にキ
ー10の差し込みに応じて開放するシャッタ23が設け
られている。このシャッタ23は、両端部の軸部23a
を中心に回動可能となっていると共に、図示しないばね
により閉鎖方向に付勢されており、また、両側には側板
23b(片側のみ示す)が一体に設けられている。
【0023】ロータ9内の側部には永久磁石24が設け
られており、この永久磁石24は、シャッタ23が開放
方向に回動されたときに該シャッタ23により覆われる
ようになっている。
【0024】また、ロータ9の外部にはリードスイッチ
25が設けられており、このリードスイッチ25は、シ
ャッタ23の閉鎖状態において永久磁石24の磁力によ
ってオフ状態に保持されており、一方、キー10の差し
込みに伴いシャッタ23が押されて開放方向へ回動され
ると(図4の二点鎖線参照)、永久磁石24がそのシャ
ッタ23により覆われて永久磁石24の磁力線がシャッ
タ23側を通過するようになり、これに伴い該リードス
イッチ25を通過する磁力が減少してオン状態となる。
このリードスイッチ25がキーシリンダ7へのキー10
の差し込みを検出する検出手段を構成している。
【0025】そして、キーシリンダ7の前部には、一次
コイル26が装着されている。この一次コイル26は、
図5に示すように、リードスイッチ25がオンされるこ
とに基づき、インバータ装置27を介して通電されるよ
うになっている。なお、28は車体側のバッテリーであ
る。
【0026】一方、上記キー10の基部には、図1およ
び図2に示すように、発信装置の本体29が一体的に設
けられている。この本体29は、キー10とインサート
成形された第1のケース部30と、この第1のケース部
30の開口部を覆うようにねじ31により装着された第
2のケース部32とから構成されている。
【0027】本体29には、発信回路33(図3参照)
を備えたプリント基板34、発信回路33を発信動作さ
せるための押釦式のロック用スイッチ35およびアンロ
ック用スイッチ36、発信回路33の電源としての二次
電池37、並びに上記キーシリンダ7側の一次コイル2
6と対応する二次コイル38等が設けられている。
【0028】ここで、キー10における本体29側の電
気的構成について図3を参照して述べる。全波整流回路
39は、ダイオード39aないし39dをブリッジ接続
して構成され、その交流入力端子間には上記二次コイル
38およびコンデンサ40の並列回路が接続され、直流
出力端子間には定電圧ダイオード41およびコンデンサ
42の並列回路が接続されている。さらに、コンデンサ
42に並列に逆流阻止用ダイオード43,44および上
記二次電池37の直列回路が接続され、ダイオード43
のカソードは発信回路33の正電源入力端子33aに接
続され、二次電池37の負端子は上記ロック用スイッチ
35を介して発信回路33の負電源入力端子33bに接
続されている。
【0029】上記発信回路33は、正,負電源入力端子
33a,33bの他に信号入力端子33cを有してお
り、その正,負電源入力端子33a,33b間に直流電
圧が印加された場合であって、信号入力端子33cの信
号がロウレベルの時にはアンテナ45から空中伝播信
号、この場合電波信号によってロック信号を出力し、信
号入力端子33cの信号がハイレベルの時にはアンテナ
45からアンロック信号を出力するようになっている。
【0030】しかして、この発信回路33の正,負電源
入力端子33a,33b間には上記アンロック用スイッ
チ36および抵抗46の直列回路が接続されており、そ
の抵抗46に並列にコンデンサ47,抵抗48およびダ
イオード49の直列回路が接続されて、抵抗48および
ダイオード49の共通接続点は信号入力端子33cに接
続されている。
【0031】さらに、アンロック用スイッチ36および
抵抗46の共通接続点は、逆流阻止用ダイオード50を
介してダイオード43のアノードに接続されていると共
に、抵抗51を介してNPN形のトランジスタ52のベ
ースに接続されている。そして、トランジスタ52のエ
ミッタおよびコレクタはロック用スイッチ35の両端子
に接続され、トランジスタ52のベース,エミッタ間に
は抵抗53が接続されている。
【0032】なお、抵抗54および逆流阻止用ダイオー
ド55はダイオード43のアノードと二次電池37の正
端子との間に直列に接続され、もって充電回路56を構
成するようになっている。
【0033】而して、二次電池37の電力がある通常の
場合において、ロック用スイッチ35がオン操作された
場合には、発信回路33の正,負電源入力端子33a,
33b間に二次電池37の直流電圧が印加されると共
に、信号入力端子33cの信号がロウレベルとなり、こ
れに基づき発信回路33はアンテナ45からロック信号
を出力し、一方、アンロック用スイッチ36がオン操作
された場合には、トランジスタ52がオンすることに基
づき発信回路33の正,負電源入力端子33a,33b
間に二次電池37の直流電圧が印加されると共に、信号
入力端子33cの信号がハイレベルとなり、これに基づ
き発信回路33はアンテナ45からアンロック信号を出
力するようになっている。
【0034】そして、上記発信回路33から発せられる
電波信号は図7に示す自動車のアンテナ57に受信され
る。なお、電波信号は数十ビットのコード信号として構
成され、そのコードの内容はロック信号とアンロック信
号とでは異なり、且つロック信号とアンロック信号はそ
れぞれ自動車毎に特定のコードに設定されている。
【0035】アンテナ57により受信された電波信号は
受信信号判別手段としてのコード判別回路58に伝送さ
れる。このコード判別回路58は、受信した電波信号の
コードがその自動車に定められた特定のコードである
か、且つそのコードがロック信号であるかアンロック信
号であるかを判別する。そして、特定のコードであった
場合、ロック信号に対しては、電動式操作機構2のロッ
ク用電磁石3に通電してロック機構1をロック動作させ
る。また、アンロックロック信号に対しては、電動式操
作機構2のロック解除用電磁石4に通電してロック機構
1をロック解除動作させると共に、インヒビット機構1
6のモータ18を正方向に回転させてインヒビット機構
16を連結状態にするように構成されている。
【0036】次に上記構成の作用を説明する。いま、運
転者が自動車から離れる際に、ドアをロックすべく、キ
ー10におけるロック用スイッチ35を操作したとす
る。すると、発信回路33が発信動作してアンテナ45
からロック信号が電波信号として発せられ、その電波信
号は自動車側のアンテナ57により受信されてコード判
別回路58に伝送される。
【0037】コード判別回路58は、その電波信号が特
定のコードであった場合に限り、電動式操作機構2のロ
ック用電磁石3に通電する。これにてロック機構1にロ
ック変位が与えられてドアが閉状態にロックされると共
に、このロック機構1のロック動作に連動してインヒビ
ット機構16のモータ18が逆方向に回転し、該インヒ
ビット機構16を遮断状態(図9参照)にする。
【0038】一方、自動車を運転すべくドアのロックを
解除するには、キー10におけるアンロック用スイッチ
36を操作する。すると、発信回路33が発信動作して
アンテナ45からアンロック信号が電波信号として発せ
られ、その電波信号は自動車側のアンテナ57により受
信されてコード判別回路58に伝送される。
【0039】コード判別回路58は、その電波信号が特
定のコードであるか否かを判別する。そして、電波信号
が特定コードの信号であった場合には、電動式操作機構
2のロック解除用電磁石4に通電すると共に、インヒビ
ット機構16のモータ18を正方向に回転させて該イン
ヒビット機構16を連結状態(図8参照)とする。この
ロック解除用電磁石4の通電により、ロック機構1にロ
ック解除変位が与えられ、ドアのロックが解除される。
【0040】電波信号が特定コードでなかった場合に
は、コード判別回路58はロック解除用電磁石4に通電
せず、インヒビット機構16のモータ18を正方向に回
転させることもない。従って、ロック機構1はロック状
態のままとなり、ドアを開くことはできない。
【0041】ところで、ドアがロックされている場合に
おいて、運転者以外の者がドアのロックを解除しようと
して、キーシリンダ7のロータ9に異物を差し込んでロ
ック解除方向に回動させたとする。すると、旋回アーム
12が矢印Bで示すロック解除方向に旋回して上ロッド
14を矢印Dで示す押し方向に移動させる。
【0042】しかしながら、インヒビット機構16は図
9に示す遮断状態にあって、上ロッド14とナット部材
21との間には隙間が存在しているため、上ロッド14
はスリーブ17に対して単独でスライドし、その移動変
位は下ロッド15には伝達されない。このため、ロータ
9がロック解除方向に回動操作されても、ロック機構1
はロック状態のままとなり、ドアを開くことはできな
い。
【0043】従って、キー10の発信回路33から発せ
られる電波信号が特定のコードでない限り、インヒビッ
ト機構16は連結状態に切り替えられないので、手動式
操作機構6が設けられていても、この手動式操作機構6
により不正にドアのロックを解除することはできず、盗
難防止の効果は極めて大きい。
【0044】一方、長年の使用により、電動式操作機構
2のロック解除用電磁石4が故障することがある。する
と、このロック解除用電磁石4ではロック機構1のロッ
クを解除することができなくなる。このような場合に
は、手動式操作機構6によりドアのロックを解除する。
そのためには、まずキー10のアンロック用スイッチ3
6を操作して、発信回路33からアンロック信号を電波
信号として発する。すると、上述したと同様にしてイン
ヒビット機構16のモータ18が正方向に回転して該イ
ンヒビット機構16を連結状態とする。
【0045】そこで、キー10をロータ9に差し込んで
ロック解除方向に回動操作する。すると、旋回アーム1
2が同方向に回動して上ロッド14を押し方向に移動さ
せるため、その押し方向の移動変位は連結状態にあるイ
ンヒビット機構16を介して下ロッド15に伝達され、
該下ロッド15が押し方向に移動される。この下ロッド
15の押し方向の移動により、旋回アーム13が矢印G
方向に回動されてロック機構1にロック解除変位を与え
る。これにより、ロック機構1がロック解除動作し、ド
アのロックを解除する。
【0046】従って、電動式操作機構2が故障しても、
手動式操作機構6によりロック機構1をロック解除動作
させることができるものである。
【0047】また、長期使用により発信回路33の電源
たる二次電池37が消耗すると、発信回路33の発信動
作ができなくなってしまう。このようになると、電波信
号をを発することができないのであるから、電動式操作
機構2によってドアのロックを解除することができず、
また、インヒビット機構16を連結状態とすることもで
きなくなるため、手動式操作機構6によってもドアのロ
ックを解除することができなくなってしまう。
【0048】このような場合には、キー10をキーシリ
ンダ7のキー挿入口9aへ差し込む。すると、そのキー
10に押されてシャッタ23が開放方向へ回動されて
(図4の二点鎖線参照)、そのシャッタ23により永久
磁石24が覆われ、永久磁石24の磁力線の大半がシャ
ッタ23を通過するようになり、リードスイッチ25を
通過する磁力が減少することに伴い、リードスイッチ2
5がオン状態となる。このリードスイッチ25がオン状
態となることに基づき、インバータ装置27を介して一
次コイル26が通電制御されるようになる。
【0049】インバータ装置27により一次コイル26
に流れる電流が制御され、その一次コイル26に流れる
電流が変化すると、これに基づきキー10側の二次コイ
ル38に誘導起電力が生ずるようになる。この誘導起電
力の発生に伴いトランジスタ52がオンし、これにに基
づき発信回路33の正,負電源入力端子33a,33b
間に直流電圧が印加されると共に、信号入力端子33c
の信号がハイレベルとなり、これに基づき発信回路33
はアンテナ45からアンロック信号を一定時間出力す
る。またこのとき、二次コイル38に誘導起電力が生ず
ることに伴い、コンデンサ42には電荷が蓄えられ、二
次電池37は充電されるようになる。
【0050】このようにして発信回路33からアンロッ
ク信号が発信されると、その電波信号は上述と同様に自
動車側のアンテナ57により受信されてコード判別回路
58に伝送される。コード判別回路58は、その電波信
号が特定のコードであるか否かを判別し、電波信号が特
定コードの信号であった場合には、電動式操作機構2の
ロック解除用電磁石4に通電すると共に、インヒビット
機構16のモータ18を正方向に回転させて該インヒビ
ット機構16を連結状態とする。このロック解除用電磁
石4の通電により、ロック機構1にロック解除変位が与
えられ、ドアのロックが解除される。
【0051】このように本実施例によれば、キー10に
おける発信回路33の電源たる二次電池37が消耗して
発信回路33の発信動作ができなくなってしまった場合
に、キー10をキーシリンダ7に差し込むと、キーシリ
ンダ7側の一次コイル26に通電されることに基づきキ
ー10側の二次コイル38に誘導起電力が生じ、これに
基づき発信回路33から自動的にアンロック信号が発信
され、もってドアのロックを解除することができる。
【0052】なお、上記した実施例では、手動式操作機
構6にインヒビット機構16を設けた場合を例示した
が、そのインヒビット機構16がない構成のものにも適
用できる。
【0053】また、空中伝播信号としては、電波信号に
限られず、超音波信号や赤外線信号であっても良い。
【0054】さらに、本発明は、自動車のワイヤレスド
アロック装置以外のものにも適用して実施し得る。
【0055】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の発信装置は、キーシリンダに差し込み可能なキーに、
空中伝播信号を発する発信回路およびこれの電源を備え
たものにおいて、前記キーシリンダに、該キーシリンダ
へのキーの差し込みを検出する検出手段と、この検出手
段の検出に基づき通電される一次コイルとを設け、前記
キーに、キーシリンダへの差し込み状態で前記一次コイ
ルに流れる電流の変化に基づき誘導起電力が生ずる二次
コイルを設け、この二次コイルに生ずる誘導起電力に基
づき前記発信回路の発信動作を行う構成としたことによ
り、発信回路の電源が消耗して電力がなくなった場合で
も、キーをキーシリンダへ差し込むことに基づき発信回
路の発信動作ができるようになる、という優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すキーの横断面図
【図2】キーの縦断面図
【図3】キー側の電気的構成図
【図4】キーシリンダの破断側面図
【図5】キーシリンダ側の電気的構成図
【図6】ロック機構部分の概略構成図
【図7】ロック機構に係わる機械的および電気的結合を
表したブロック図
【図8】インヒビット機構を連結状態で示す拡大縦断面
【図9】インヒビット機構を遮断状態で示す拡大縦断面
【符号の説明】
1はロック機構、2は電動式操作機構、6は手動式操作
機構、7はキーシリンダ、10はキー、16はインヒビ
ット機構、18はモータ、25はリードスイッチ(検出
手段)、26は一次コイル、33は発信回路、35はロ
ック用スイッチ、36はアンロック用スイッチ、37は
二次電池(電源)、38は二次コイル、58はコード判
別回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−107646(JP,A) 実開 昭64−30982(JP,U) 実開 平3−121982(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーシリンダに差し込み可能なキーに、
    空中伝播信号を発する発信回路およびこれの電源を備え
    たものであって、前記キーシリンダに、該キーシリンダ
    へのキーの差し込みを検出する検出手段と、この検出手
    段の検出に基づき通電される一次コイルとを設け、前記
    キーに、キーシリンダへの差し込み状態で前記一次コイ
    ルに流れる電流の変化に基づき誘導起電力が生ずる二次
    コイルを設け、この二次コイルに生ずる誘導起電力に基
    づき前記発信回路の発信動作を行う構成としたことを特
    徴とする発信装置。
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