JP2675246B2 - 環状包装体とその製法 - Google Patents

環状包装体とその製法

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JP2675246B2 JP5072572A JP7257293A JP2675246B2 JP 2675246 B2 JP2675246 B2 JP 2675246B2 JP 5072572 A JP5072572 A JP 5072572A JP 7257293 A JP7257293 A JP 7257293A JP 2675246 B2 JP2675246 B2 JP 2675246B2
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清 村田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイルやタイヤなど各
種の環状物を密着包装した包装体に関するものであり、
特に開梱が容易な環状包装体とその形成法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コイル、タイヤ、リング状部
品など各種の環状の被包装物を包装材によって密着包装
する方法としては、被包装物の環状体に紙またはフィル
ムのテープをラッピングマシンによって螺旋状に巻き付
ける、いわゆるゲートル巻き包装、またはヒートシール
性包装材によるヒートシール包装が行われている。この
内、ゲートル巻き包装は、環状の被包装物の中空部にテ
ープを通す工程が高速自動化に不適であるばかりでな
く、環状体の曲面を一定の重ね代を維持しながら平面テ
ープで螺旋状に巻き進めるのであるから、ずれや緩みが
生じやすく、その結果、取り扱い中に包装が崩壊して被
包装物が露出するような場合もある。このため、最近で
はヒートシール包装が一般に行われるようになった。
【0003】上記のヒートシール包装方法の一過程を図
5に示す。即ち、この包装方法は、一般的には図5
(a)に示すように、まず、環状被包装物10の外周面
11に、その外周面11より幅広のヒートシール性包装
材を密着巻きして筒状体20を形成し、この筒状体20
の両端部(スリーブ)31,31’をそれぞれ被包装物
の両側面に沿って折曲して環状被包装物の中空部14に
挿入し、図5(b)に示すように、この中空部14内で
ヒートシールして、筒状体20の両端部31,31’を
封止する、というものである。しかしこの方法では、被
包装物の両側面及び内面を被覆する包装材に多数の折り
目または皺25が発生し、外観を損ねるとともに、得ら
れた環状包装体の容積効率も低下することになる。
【0004】この問題を解決するために本発明者らは、
収縮性包装材を用いて製造する環状包装体を提案した
(特願平1−55580号(特開平2−233330号
公報))。この環状包装体は、図3に一例を示すような
製法によって製造される。即ち、図3(a)に示すよう
に、まず、環状の被包装物10の外周面11に、この外
周面11より幅広の熱収縮性包装材のシート20’を、
そのシート20’の収縮軸Sが被包装物10の周方向と
一致するように密着巻きし、巻かれたシートの重なり部
分を接合して接合部21を形成し、シートの残余の部分
を切除して、被包装物の外周面11に密着した包装材の
筒状体20を形成する。次に、この筒状体20を加熱し
て、その両端部(スリーブ)31,31’を、それぞれ
被包装物10の両側面に沿って収縮させ、これによっ
て、図3(b)に示すように、被包装物10の両側面
に、その内径より小径の筒状体開口22を有する中間包
装体30を形成する。次に、この中間包装体30の両側
方から、図3(c)に示すように、被包装物10の内周
面に沿って、環状のシール面を有するリングシーラー4
0,40’を挿入し、このシール面によって筒状体の両
端部31,31’を挟圧融着して、図3(d)に示すよ
うに、突出した環状のシーム部24を形成する。さら
に、シーム部24の内周縁側部から筒状体開口22まで
の筒状体の余剰の部分32を溶断などによって切除し
て、図3(e)に示すような環状包装体を製造する、と
いうものである。この包装方法を以下「収縮環状包装
法」と称する。この収縮環状包装法によって得られた環
状包装体は、包装材が環状の被包装物に密着して形成さ
れているので、外観が良好であり、かつ環状の中空部が
開放されているので、この中空部に手や鉤などを掛けて
運搬するのにも便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の収縮環
状包装法で得られた環状包装体は、包装材が環状の被包
装物に全面的に密着しているため、開梱が困難であると
いう問題があった。即ち、この包装体を開梱するために
は、刃物などを用いて表層の包装材を切開する必要があ
る。ところが、包装材と被包装物とが密着しているの
で、この切開作業中に被包装物に損傷を与える可能性が
きわめて大であり、かつ開梱作業が非能率的であった。
本発明はこの問題を解決するためになされたものであ
り、従ってその目的は、収縮環状包装法によって製造さ
れる環状包装体であって、しかもその開梱がきわめて容
易に行えるものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、環状の被
包装物が、その外周面に密着した包装材の筒状体によっ
て包囲され、この筒状体の両端部がそれぞれ上記被包装
物の両側面及び内周面に密着して延び、この内周面内で
相互に融着されて突出した環状のシーム部を形成した包
装体であって、上記シーム部に、このシーム部の外周縁
から内周縁まで貫通して、または貫通せずに内周縁側部
に狭い幅のシーム部を残して外周縁側に延びる引裂き用
の非融着部が1以上形成されてなる環状包装体を提供す
ることによって解決できる。この環状包装体は、上記の
収縮環状包装法において、リングシーラーとして、その
環状のシール面に、このシール面の外周縁から内周縁ま
で貫通して、または貫通せずに内周縁側部に狭い幅のシ
ール面を残して外周縁側に延びる切欠が1以上形成され
たものを用いて、上記非融着部を形成することによって
製造できる。上記の環状包装体の製法において、上記の
切欠は、筒状体形成の際に形成されたシート接合部の端
部を挟む位置に配置し、これによって、このシート接合
部の端部が、上記シーム部の非融着部に含まれるように
することが好ましい。上記の製法によって製造される環
状包装体であって、上記シーム部の非融着部が、筒状体
形成の際に形成されたシート接合部の端部を含む位置に
形成されたものであることが好ましい。
【0007】本発明に用いられる熱収縮性包装材とは、
これを加熱したときに一定の軸方向に収縮し得る包装材
であって、かつヒートシール性を有するものである。こ
の熱収縮性包装材は、その収縮率が30〜70%の範囲
であって、かつ一軸収縮性であることが好ましい。その
例としては一軸熱収縮性の熱可塑性樹脂フィルム、一軸
熱収縮性クロス、一軸熱収縮性不織布などを挙げること
ができる。包装後における引張り、引裂き強度などを考
慮すると、クロスまたは不織布を用いることがさらに好
ましい。その例としては、高密度ポリエチレンまたはポ
リプロピレンの延伸テープを経糸または緯糸として用
い、他方の糸に、短鎖分岐を有する直鎖状ポリエチレン
とポリプロピレンとの混合物から形成した熱収縮性延伸
テープを用いて織成したフラットヤーン交織クロスなど
を挙げることができる。
【0008】
【作用】本発明の環状包装体は、被包装物の内周面内に
形成された突出した環状のシーム部に、その外周縁から
内周縁まで貫通して、または貫通せずに内周縁側部に狭
い幅のシーム部を残して外周縁側に延びる引裂き用の非
融着部が1以上形成されている。従って、この非融着部
では、筒状体の両端部が融着されていないか、または融
着されていてもその融着強度がシーム部の他の部分より
弱くなっているので、開梱の際、この非融着部に指また
は鉤などを掛けて引っ張ることによって、包装材を引き
裂き、被包装物から容易に剥離することができる。この
とき、非融着部が、筒状体形成の際に形成されたシート
接合部の端部を含む位置に形成されていれば、ヒートシ
ールによるシート接合部は一般に引裂強度が弱いもので
あるから、非融着部を引っ張ることによりシート接合部
の剥離または引裂きが容易になる。また、この非融着部
は、環状包装体の内周面内に形成されているので、不用
意に外力によって引き裂かれることはなく、また外観上
の障害にもならない。
【0009】このような非融着部を形成するには、リン
グシーラーの環状のシール面に、その外周縁から内周縁
まで貫通して、または貫通せずに内周縁側部に狭い幅の
シール面を残して外周縁側に延びる切欠が1以上形成さ
れたものを用いる。このリングシーラーを中間包装体の
両側方から被包装物の内周に沿って挿入し、筒状体の両
端部を挟圧融着すると、この筒状体の両端部が融着され
て突出した環状のシーム部が形成されるが、切欠の部分
では融着が起こらないから、シーム部のこの部分では、
外周縁から内周縁まで貫通して、または貫通せずに内周
縁側部に狭い幅のシーム部を残して外周縁部側に延びる
引裂き用の非融着部が形成されることになる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。 (実施例1)図1は本発明の環状包装体の一実施例を示
している。図1において、10は環状の被包装物、20
は包装材の筒状体である。この実施例の環状包装体は、
環状の被包装物10がその外周面11に密着した包装材
の筒状体20によって包囲され、この筒状体20の両端
部(スリーブ)31,31’がそれぞれ上記被包装物の
両側面12,12’及び内周面13に密着して延び、内
周面13内で相互に融着されて、突出した環状のシーム
部24を形成した包装体である。このシーム部24に
は、このシーム部24の外周縁25から内周縁26まで
貫通して延びる引裂き用の非融着部60が形成されてい
る。そして、この非融着部60は、シート接合部21を
含む位置に形成されている。シーム部24の内側には、
筒状体20の両端部(スリーブ)31,31’の余剰の
部分を切断除去した溶断シール線27が形成されてい
る。
【0011】次に、この環状包装体の製法を、図2、図
3を用いて説明する。まず、図3(a)に示すように、
環状の被包装物10の外周面11に、この外周面11よ
り幅広の熱収縮性包装材のシート20’を、そのシート
の収縮軸sが被包装物10の周方向と一致するように密
着巻きし、巻かれたシートの重なり部分を接合してシー
ト接合部21を形成し、シートの残余の部分を切除し
て、被包装物の外周面11に密着した包装材の筒状体2
0を形成する。次にこの筒状体20を加熱して、その両
端部31,31’を、それぞれ被包装物の両側面に沿っ
て収縮させ、これによって、図3(b)に示すように、
被包装物10の両側面に、その内径より小径の筒状体開
口22を有する中間包装体30を形成する。
【0012】次に、この中間包装体30の両側方から、
図2(a)に示すように、被包装物10の内周面13に
沿って環状のシール面51,51’を有するリングシー
ラー50,50’を挿入し、このシール面51,51’
によって、筒状体20の両端部31,31’を挟圧融着
して環状のシーム部24を形成する。このとき、上記リ
ングシーラー50,50’として、その環状のシール面
51,51’に、このシール面の外周縁52から内周縁
53まで貫通して延びる切欠54,54’が形成された
ものを用い、かつ、その切欠54,54’がシート接合
部21の端部を挟む位置に配置される。これによって、
シート接合部21を含む位置に、上記の非融着部60が
形成される。この実施例におけるリングシーラーの環状
シール面51,51’の幅は5mm、この幅を貫通して
延びる切欠54,54’の切欠幅は40mm、切欠の深
さはそれぞれ1.5mmであった。
【0013】ここに得られた環状包装体は、シーム部2
4の内側に残された筒状体20の余剰の部分29を、環
状のヒートナイフ(図示せず)で溶断し、図1に示した
溶断シール線27を形成して仕上げられる。この溶断シ
ール線27の部分はヒートナイフに挟圧され、融着が起
こるから、従って、実質的にこの部分に弱い封止が施さ
れることになる。
【0014】(実施例2)図4(a)は、実施例2の環
状包装体を示している。この環状包装体は、実施例1と
同様に形成された包装体である。ただし、このシーム部
24’には、内周縁26側部に狭い幅のシーム部28を
残して外周縁25側に延びる非融着部60’が形成され
ている。そして、この非融着部60’は、シート接合部
21を含む位置に形成されている。実施例2の環状包装
体は、実施例1と同様な方法によって製造されるが、た
だし、リングシーラー50,50’として、図4(b)
に示すように、その環状のシール面51,51’に、こ
のシール面の外周縁52から内周縁53まで貫通せず
に、内周縁53側部に狭い幅のシール面55,55’を
残して外周縁52側に延びる切欠54,54’が形成さ
れたものを用い、かつ、その切欠54,54’がシート
接合部21の端部を挟む位置に配置される。これによっ
て、シート接合部21を含む位置に、上記の非融着部6
0’が形成される。
【0015】上記実施例1及び2の環状包装体は、非融
着部60または60’に指を掛けて引っ張ると、いずれ
も、溶断シール線27とシート接合部21との交点付近
から裂け、包装材を被包装物10から容易に剥離するこ
とができる。従って、この実施例1及び2が収縮環状包
装法によって製造され、環状の被包装物が密着包装され
ているにもかかわらず、開梱がきわめて容易にできる環
状包装体であることは明かである。上記の各実施例で
は、非融着部60または60’が、環状シーム部24ま
は24’の1箇所にのみ形成されているが、2箇所また
はそれ以上の部分に形成されていてもよい。また、上記
のシート接合部21も、環状包装体の2箇所またはそれ
以上の部分に形成されていてもよい。この場合、非融着
部60または60’は、少なくとも1箇所のシート接合
部の端部を含む位置に形成されることが好ましい。
【0016】
【発明の効果】請求項1の環状包装体は、環状の被包装
物の内周面内で包装材の筒状体の両端部が融着されて、
突出した環状のシーム部を形成した包装体であって、こ
のシーム部の外周縁から内周縁まで貫通して、または貫
通せずに内周縁側部に狭い幅のシーム部を残して外周縁
側に延びる引裂き用の非融着部が、筒状体形成の際に形
成されたシート接合部の端部を含む位置に形成されたも
のであるので、被包装物が密着包装されているにもかか
わらず、この非融着部に指または鉤などを掛けて引き剥
すことによって、包装材を被包装物から容易に剥離する
ことができるという効果がある。請求項2の環状包装体
の製法は、従来の収縮環状包装法におけるリングシーラ
ーの代わりに、そのシール面の外周縁から内周縁まで貫
通して、または貫通せずに内周縁側部に狭い幅のシール
面を残して外周縁まで延びる切欠が形成されたリングシ
ーラーを用い、その切欠を、筒状体形成の際に形成され
たシート接合部の端部を挟む位置に配置するものである
ので、特別な装置や操作を必要とせず、また余分な経費
を要することもなく、きわめて安価かつ容易に請求項1
の環状包装体を製造することができる。さらに、請求項
3に係る環状包装体であると、内周縁側に狭い幅のシー
ム部を残して引裂き用の非融着部が形成されてなるの
で、被包装物が包装材によって密封された状態とされて
おり、被包装物が外部から遮断され、ゴミ等の付着をよ
り防止しつつ、開梱を容易に行なうことができる。請求
項4に係る環状包装体の製法であると、この請求項3に
係る環状包装体を特別な装置や操作を必要とせず、また
余分な経費を要することもなく、きわめて安価かつ容易
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の環状包装体の一実施例を示す縦断面
図(a)及び平面図(b)である。
【図2】 図1の実施例を製造する一過程を示す縦断面
図(a)及び平面図(b)である。
【図3】 収縮環状包装法によって環状包装体を製造す
る過程の一例を示す斜視図である。
【図4】 本発明の環状包装体の他の一実施例を示す平
面図(a)及びこれを製造する一過程を示す縦断面図
(b)である。
【図5】 一般的な包装方法によって環状包装体を製造
する過程の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】 10…被包装物、11…外周面、12,12’…側面、
13…内周面、20…筒状体、24…シーム部、31,
31’…筒状体端部、50,50’…リングシーラー、
51,51’…環状シール面、52,52’…外周縁、
53,53’…内周縁、54,54’…切欠、60…非
融着部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の被包装物が、接合したシートから
    なり被包装物の外周面に密着した筒状体によって包囲さ
    れ、この筒状体の両端部がそれぞれ上記被包装物の両側
    面及び内周面に密着して延び、この内周面内で相互に融
    着されて突出した環状のシーム部を形成した包装体であ
    って、上記シーム部に、このシーム部の外周縁から内周
    縁まで貫通して、または貫通せずに内周縁側に狭い幅の
    シーム部を残して外周縁側に延びる引裂き用の非融着部
    が、筒状体形成の際に形成されたシート接合部の端部を
    含む位置に形成されていることを特徴とする環状包装
    体。
  2. 【請求項2】 環状の被包装物の外周面に、この外周面
    より幅広の熱収縮性包装材のシートを、そのシートの収
    縮軸が被包装物の周方向と一致するように密着巻きし、
    巻かれたシートの重なり部分を接合してシート接合部を
    形成し、シートの残余の部分を切除して被包装物の外周
    面に密着した包装材の筒状体を形成し、次にこの筒状体
    を加熱して、その両端部を、それぞれ被包装物の両側面
    に沿って収縮させ、これによって被包装物の両側面に、
    その内径より小径の筒状体開口を有する中間包装体を形
    成し、次に、この中間包装体の両側方から、被包装物の
    内周面に沿って環状のシール面を有するリングシーラー
    を挿入し、このシール面によって、筒状体の両端部を挟
    圧融着して環状のシーム部を形成する環状包装体の製法
    において、 上記リングシーラーとして、その環状のシール面に、こ
    のシール面の外周縁から内周縁まで貫通して、または貫
    通せずに内周縁側部に狭い幅のシール面を残して外周縁
    部側に延びる切欠が1以上形成されたものを用い、該切
    欠を、筒状体形成の際に形成されたシート接合部の端部
    を挟む位置に配置し、このシート接合部の端部に非融着
    部を形成することを特徴とする環状包装体の製法。
  3. 【請求項3】 環状の被包装物が、その外周面に密着し
    た包装材の筒状体によって包囲され、この筒状体の両端
    部がそれぞれ上記被包装物の両側面及び内周面に密着し
    て延び、この内周面内で相互に融着されて突出した環状
    のシーム部を形成した包装体であって、上記シーム部
    に、このシーム部の外周縁から内周縁まで貫通せずに内
    周縁側に狭い幅のシーム部を残して外周縁側に延びる引
    裂き用の非融着部が1以上形成されてなることを特徴と
    する環状包装体。
  4. 【請求項4】 環状の被包装物の外周面に、この外周面
    より幅広の熱収縮性包装材のシートを、そのシートの収
    縮軸が被包装物の周方向と一致するように密着巻きし、
    巻かれたシートの重なり部分を接合してシート接合部を
    形成し、シートの残余の部分を切除して被包装物の外周
    面に密着した包装材の筒状体を形成し、次にこの筒状体
    を加熱して、その両端部を、それぞれ被包装物の両側面
    に沿って収縮させ、これによって被包装物の両側面に、
    その内径より小径の筒状体開口を有する中間包装体を形
    成し、次に、この中間包装体の両側方から、被包装物の
    内周面に沿って環状のシール面を有するリングシーラー
    を挿入し、このシール面によって、筒状体の両端部を挟
    圧融着して環状のシーム部を形成する環状包装体の製法
    において、 上記リングシーラーとして、その環状のシール面に、こ
    のシール面の外周縁から内周縁まで貫通せずに内周縁側
    部に狭い幅のシール面を残して外周縁部側に延びる切欠
    が1以上形成されたものを用い、非融着部を形成するこ
    とを特徴とする環状包装体の製法。
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