JP2682014B2 - 液圧駆動スピーカ - Google Patents
液圧駆動スピーカInfo
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- H04R1/42—Combinations of transducers with fluid-pressure or other non-electrical amplifying means
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、音響機器の一種である電気音響変換器,通
称スピーカに関するものであり、特に、超低周波音の放
射に適する液圧駆動スピーカに関するものである。
称スピーカに関するものであり、特に、超低周波音の放
射に適する液圧駆動スピーカに関するものである。
[従来の技術] 一般に、音響放射用のスピーカとしては、第4図に示
すような構造のダイナミック・スピーカが使用されてい
る。即ち、マグネットMとヨークYにより、ボイスコイ
ルVCを横切るように強力な磁界を作り、ボイスコイルVC
に交流電流を流すと、ボイスコイルに連結される振動板
BはボイスコイルVCと連動して矢印の如くピストン運動
をし、音波を放射する。可動部はダンパーDにより保持
されていて、全体として一つの振動系を形成している。
すような構造のダイナミック・スピーカが使用されてい
る。即ち、マグネットMとヨークYにより、ボイスコイ
ルVCを横切るように強力な磁界を作り、ボイスコイルVC
に交流電流を流すと、ボイスコイルに連結される振動板
BはボイスコイルVCと連動して矢印の如くピストン運動
をし、音波を放射する。可動部はダンパーDにより保持
されていて、全体として一つの振動系を形成している。
このダイナミック・スピーカによれば、電気入力一定
の場合、第5図のような周波数−音圧特性が得られるた
め、従来より音響放射用として多用される。この特性は
他の形式のスピーカでも傾向的には同じである。
の場合、第5図のような周波数−音圧特性が得られるた
め、従来より音響放射用として多用される。この特性は
他の形式のスピーカでも傾向的には同じである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記ダイナミック・スピーカは、第5図から
判るように、最低共振周波数fo以下で急激に電気音響変
換効率が低下するため、50Hz以下の如き超低周波音の放
射には不向きである。この最低共振周波数foを下げるた
めに、振動系の重量を増大したり、ダンパーの強度を下
げたりすることが考えられるが、電気音響変換効率が下
がった制動不良となるため、自ずと限度がある。また、
効率低下の分だけ電気入力を増大してカバーしようとし
ても、ボイルコイルが発熱するため、これにも限界があ
る。
判るように、最低共振周波数fo以下で急激に電気音響変
換効率が低下するため、50Hz以下の如き超低周波音の放
射には不向きである。この最低共振周波数foを下げるた
めに、振動系の重量を増大したり、ダンパーの強度を下
げたりすることが考えられるが、電気音響変換効率が下
がった制動不良となるため、自ずと限度がある。また、
効率低下の分だけ電気入力を増大してカバーしようとし
ても、ボイルコイルが発熱するため、これにも限界があ
る。
本発明は、上記スピーカの本質的特性から一般に困難
とされている超低周波の音を放射するのに適した液圧駆
動スピーカを提供することを目的とする。
とされている超低周波の音を放射するのに適した液圧駆
動スピーカを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、液
圧駆動装置を用いて振動板を駆動することにより低周波
城の音を放射する液圧駆動スピーカにおいて、音響放射
用の振動板と連結したダイヤフラム等の可動体によりシ
ェルを前後に区画し、該可動体の少なくとも後側又は前
側を、信号に従って上記可動体を振らせるための液圧室
とした液圧駆動装置と、液圧駆動装置を駆動するための
液圧源と、上記液圧駆動装置と液圧源の間に接続された
液圧コントローラと、上記液圧室の圧力を検出する液圧
センサと、信号に従って液圧コントローラを制御するコ
ントロールアンプとからなり、上記液圧センサからの検
知信号を、制御性の改善と液圧源の圧力変動によるノイ
ズの発生を防ぐためのフィードバック信号として、コン
トロールアンプに入力するようにした液圧駆動スピーカ
である。
圧駆動装置を用いて振動板を駆動することにより低周波
城の音を放射する液圧駆動スピーカにおいて、音響放射
用の振動板と連結したダイヤフラム等の可動体によりシ
ェルを前後に区画し、該可動体の少なくとも後側又は前
側を、信号に従って上記可動体を振らせるための液圧室
とした液圧駆動装置と、液圧駆動装置を駆動するための
液圧源と、上記液圧駆動装置と液圧源の間に接続された
液圧コントローラと、上記液圧室の圧力を検出する液圧
センサと、信号に従って液圧コントローラを制御するコ
ントロールアンプとからなり、上記液圧センサからの検
知信号を、制御性の改善と液圧源の圧力変動によるノイ
ズの発生を防ぐためのフィードバック信号として、コン
トロールアンプに入力するようにした液圧駆動スピーカ
である。
請求項2の発明は、可動体又は可動体と一体に運動す
る部分に位置センサを設けた請求項1記載の液圧駆動ス
ピーカである。
る部分に位置センサを設けた請求項1記載の液圧駆動ス
ピーカである。
請求項3の発明は、応答性の向上及び無信号時の可動
体の中心位置保持機能向上のため、位置センサからの検
知信号をフィードバック信号としてコントロールアンプ
に入力する請求項2記載の液圧駆動スピーカである。
体の中心位置保持機能向上のため、位置センサからの検
知信号をフィードバック信号としてコントロールアンプ
に入力する請求項2記載の液圧駆動スピーカである。
請求項4の発明は、液圧源が、脈動の少ないポンプ
と、ポンプの吐出圧力を調整する圧力調整器と、脈動を
抑えるアキュミュレータとで構成される請求項1記載の
液圧駆動スピーカである。
と、ポンプの吐出圧力を調整する圧力調整器と、脈動を
抑えるアキュミュレータとで構成される請求項1記載の
液圧駆動スピーカである。
請求項5の発明は、液圧駆動装置を用いて振動板を駆
動することにより低周波城の音を放射する液圧駆動スピ
ーカにおいて、音響放射用の振動坂と連結したダイヤフ
ラム等の可動体によりシェルを前後に区画し、該可動体
の両側を、信号に従って上記可動体を振らせるための差
圧式の液圧室とした液圧駆動装置と、液圧駆動装置を駆
動するための液圧源と、上記液圧駆動装置と液圧源の間
に接続され、液圧駆動装置の両液圧室に異なる液圧を供
給する液圧コントローラと、上記両液圧室の差圧を検出
する差圧センサと、信号に従って液圧コントローラを制
御するコントロールアンプとからなり、上記差圧センサ
からの検知信号を、制御性の改善と液圧源の圧力変動に
よるノイズの発生を防ぐためのフィードバック信号とし
て、コントロールアンプに入力する液圧駆動スピーカで
ある。
動することにより低周波城の音を放射する液圧駆動スピ
ーカにおいて、音響放射用の振動坂と連結したダイヤフ
ラム等の可動体によりシェルを前後に区画し、該可動体
の両側を、信号に従って上記可動体を振らせるための差
圧式の液圧室とした液圧駆動装置と、液圧駆動装置を駆
動するための液圧源と、上記液圧駆動装置と液圧源の間
に接続され、液圧駆動装置の両液圧室に異なる液圧を供
給する液圧コントローラと、上記両液圧室の差圧を検出
する差圧センサと、信号に従って液圧コントローラを制
御するコントロールアンプとからなり、上記差圧センサ
からの検知信号を、制御性の改善と液圧源の圧力変動に
よるノイズの発生を防ぐためのフィードバック信号とし
て、コントロールアンプに入力する液圧駆動スピーカで
ある。
[作用] 上記の構成によれば、液圧駆動装置を用いて振動坂を
駆動することにより低周波城の音を放射する構成のスピ
ーカであり、駆動源を電磁力でなく液圧としているた
め、液圧システムが本質的に持つ強力な駆動力と制動力
を利用し、超低周波音の高出力放射が可能で低音専用ス
ピーカとなる。この場合、液圧源のポンプとして例えば
スクリューポンプのような脈動の少ないものを使用し、
併せてアキュミュレータや絞り機構を用いることで、脈
動、特に周波数の高い成分を除去することができる。
駆動することにより低周波城の音を放射する構成のスピ
ーカであり、駆動源を電磁力でなく液圧としているた
め、液圧システムが本質的に持つ強力な駆動力と制動力
を利用し、超低周波音の高出力放射が可能で低音専用ス
ピーカとなる。この場合、液圧源のポンプとして例えば
スクリューポンプのような脈動の少ないものを使用し、
併せてアキュミュレータや絞り機構を用いることで、脈
動、特に周波数の高い成分を除去することができる。
シェルを前後に区画する可動体は、その少なくとも後
側又は前側に形成される液圧室の液圧が信号に従って変
動することにより振動し、可動体に連結されている音響
放射用の振動板に伝達され、振動板より低周波城の音が
放射される。この場合、可動体はダイヤフラム,ベロー
ズ又はピストンのいずれであってもよく、液圧室は可動
体の前後に2つ形成し、差圧式に可動体を振動させるこ
ともできる。
側又は前側に形成される液圧室の液圧が信号に従って変
動することにより振動し、可動体に連結されている音響
放射用の振動板に伝達され、振動板より低周波城の音が
放射される。この場合、可動体はダイヤフラム,ベロー
ズ又はピストンのいずれであってもよく、液圧室は可動
体の前後に2つ形成し、差圧式に可動体を振動させるこ
ともできる。
液圧室の圧力(2室式の場合は差圧)を検出する液圧
センサを設けたスピーカ駆動装置の構成においては、液
圧センサの検出信号がコントロールアンプにフィードバ
ック信号として帰還されるため、使用制御性の改善と液
体源の圧力変動によるノイズの発生の抑制がなされる。
センサを設けたスピーカ駆動装置の構成においては、液
圧センサの検出信号がコントロールアンプにフィードバ
ック信号として帰還されるため、使用制御性の改善と液
体源の圧力変動によるノイズの発生の抑制がなされる。
更に位置センサを設けたスピーカ駆動装置の構成にお
いては、位置センサの検出信号がコントロールアンプに
フィードバック信号として帰還されるため、その変位,
速度,加速度等より応答性が向上され、また無信号時の
可動体の中心位置保持機能や液圧(差圧)センサのドリ
フト補償ができる。
いては、位置センサの検出信号がコントロールアンプに
フィードバック信号として帰還されるため、その変位,
速度,加速度等より応答性が向上され、また無信号時の
可動体の中心位置保持機能や液圧(差圧)センサのドリ
フト補償ができる。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例について説明する。
第1図に示す液圧駆動スピーカ及びスピーカ駆動装置
は、次の4つの部分から構成されている。
は、次の4つの部分から構成されている。
第1は、振動板1及びその低周波城の音を効率良く放
射するためのキャビネット2の部分である。
射するためのキャビネット2の部分である。
第2は、液圧駆動装置(液圧ドライバ)3及び付属の
センサ10,11を含む部分である。第3は、コントロール
アンプ13を含む電気回路の部分であり、第4は液圧コン
トローラ14を含む液圧回路である。
センサ10,11を含む部分である。第3は、コントロール
アンプ13を含む電気回路の部分であり、第4は液圧コン
トローラ14を含む液圧回路である。
キャビネット2の前面に取付けてある振動板1は、目
的とする音響出力に対して全体が一体として動く軽量に
して十分な強度を持つた材質及び構造を有し、ここでは
カーボン繊維成型品から成る。第1図では、平坂として
示してあるが、振動板1の形状は、コーン状等、任意の
形状に選ぶことができる。
的とする音響出力に対して全体が一体として動く軽量に
して十分な強度を持つた材質及び構造を有し、ここでは
カーボン繊維成型品から成る。第1図では、平坂として
示してあるが、振動板1の形状は、コーン状等、任意の
形状に選ぶことができる。
キャビネット2の背面に取付けてある液圧ドライバ3
は、強固なシェル4内を、その中心部に配置した可動体
としてのダイアフラム5で前後に区画し、その一側ここ
では後側を液圧室6とした構成であり、他側の前室7内
には液圧室6の液圧に対抗するスプリング8が配設され
ている。液圧室6には、液圧がない不使用時におけるダ
イアフラム5の変形を防ぐ目的で、ストッパー19が付い
ている。
は、強固なシェル4内を、その中心部に配置した可動体
としてのダイアフラム5で前後に区画し、その一側ここ
では後側を液圧室6とした構成であり、他側の前室7内
には液圧室6の液圧に対抗するスプリング8が配設され
ている。液圧室6には、液圧がない不使用時におけるダ
イアフラム5の変形を防ぐ目的で、ストッパー19が付い
ている。
上記振動板1と液圧ドライバ3のダイアフラム5と
は、キャビネット2内を横切る連結棒9により、連結さ
れている。
は、キャビネット2内を横切る連結棒9により、連結さ
れている。
液圧駆動スピーカには、液圧室6の圧力を検出する液
圧センサ10と、連結棒9の動きを検出する位置センサ11
が附属している。位置センサ11の取付位置は、連結棒9
がダイアフラム5及び振動板1と一体となって動くた
め、必ずしも連結棒9の箇所に設ける必要はなく、ダイ
アフラム5或いは振動坂1の箇所等に配設することもで
きる。液圧センサ10と位置センサ11からの検出信号はコ
ントロールアンプ13に送られる。
圧センサ10と、連結棒9の動きを検出する位置センサ11
が附属している。位置センサ11の取付位置は、連結棒9
がダイアフラム5及び振動板1と一体となって動くた
め、必ずしも連結棒9の箇所に設ける必要はなく、ダイ
アフラム5或いは振動坂1の箇所等に配設することもで
きる。液圧センサ10と位置センサ11からの検出信号はコ
ントロールアンプ13に送られる。
コントロールアンプ13は、信号源12からの信号入力に
応じ液圧コントローラ14を制御しており、液圧コントロ
ーラ14は液圧室6の圧力を調整すべく出力信号を液圧ド
ライバ3に送る。上記センサ10,11からの検出信号は、
付加的にコントロールアンプ13に入力され、これを受け
てコントロールアンプ13は、液圧室6の圧力を微調整す
べく、液圧コントローラ14に対する出力信号の大きさを
変える。
応じ液圧コントローラ14を制御しており、液圧コントロ
ーラ14は液圧室6の圧力を調整すべく出力信号を液圧ド
ライバ3に送る。上記センサ10,11からの検出信号は、
付加的にコントロールアンプ13に入力され、これを受け
てコントロールアンプ13は、液圧室6の圧力を微調整す
べく、液圧コントローラ14に対する出力信号の大きさを
変える。
液圧源を構成するポンプ18は、液圧原のリップルが音
にならぬようにするため、極力圧力変動の少ない形式の
ポンプ、例えばスクリューポンプから成り、圧力調節器
16とアキュミュレータ15との協働により、圧力変動の少
ない液圧を、液圧ドライバ3の液圧室6に供給する。
にならぬようにするため、極力圧力変動の少ない形式の
ポンプ、例えばスクリューポンプから成り、圧力調節器
16とアキュミュレータ15との協働により、圧力変動の少
ない液圧を、液圧ドライバ3の液圧室6に供給する。
上記構成の動作を第1図により説明する。
コントロールアンプ13は、電気音響変換すべき電気信
号を信号源12から受け、これを液圧ドライバ3の駆動に
適する電圧又は電流の変化に変換し、液圧コントローラ
14を制御する。液圧コントローラ14により制御された液
圧が液圧ドライバ3の液圧室6に供給され、ダイアフラ
ム5が信号源12からの信号に応じて左右に動く。このダ
イアフラム5の動きは、連結棒9を介して振動板1に伝
えられ、この振動坂1の動きで空気の疎密ができて音波
として放射される。尚、この疎密波はシェル4により隔
離され、ダイアフラム5には悪影響を与えない。
号を信号源12から受け、これを液圧ドライバ3の駆動に
適する電圧又は電流の変化に変換し、液圧コントローラ
14を制御する。液圧コントローラ14により制御された液
圧が液圧ドライバ3の液圧室6に供給され、ダイアフラ
ム5が信号源12からの信号に応じて左右に動く。このダ
イアフラム5の動きは、連結棒9を介して振動板1に伝
えられ、この振動坂1の動きで空気の疎密ができて音波
として放射される。尚、この疎密波はシェル4により隔
離され、ダイアフラム5には悪影響を与えない。
コントロールアンプ13は、電気音響変換すべき電気信
号を信号源12から受け、これを液圧ドライバ3の駆動に
適する電圧又は電流の変化に変換するが、その際、補正
用信号として、液圧室6の圧力信号と連結棒9の位置の
信号を、夫々のセンサ10,11から受信する。液圧センサ1
0からの液圧検出信号は、液圧の電気信号への追従制御
を行なわせるのみでなく、液圧源の有害な変動が音とし
て放射されないように、液圧ドライバ3の液圧を制御す
る。また、連結棒9の動きを検出する位置センサ11から
の信号は、電気信号ゼロ時の原点保持をなす機能を向上
させ、並びに微分して速度及び加速度を求め追従性を改
善する機能を向上させる。
号を信号源12から受け、これを液圧ドライバ3の駆動に
適する電圧又は電流の変化に変換するが、その際、補正
用信号として、液圧室6の圧力信号と連結棒9の位置の
信号を、夫々のセンサ10,11から受信する。液圧センサ1
0からの液圧検出信号は、液圧の電気信号への追従制御
を行なわせるのみでなく、液圧源の有害な変動が音とし
て放射されないように、液圧ドライバ3の液圧を制御す
る。また、連結棒9の動きを検出する位置センサ11から
の信号は、電気信号ゼロ時の原点保持をなす機能を向上
させ、並びに微分して速度及び加速度を求め追従性を改
善する機能を向上させる。
液体タンク17,ポンプ18,アキュミュレータ15,圧力調
節器16,液圧コントローラ14については、既存の技術と
して確立されているので、特に説明はしないが、本液圧
駆動スピカーの目的に沿うよう、低騒音,低液圧変動,
低温度上昇,高効率なものを選択し使用する。また、液
圧駆動スピーカ及び付帯装置の移動に便利なように、小
型軽量化と液体の閉回路化とを考慮する。
節器16,液圧コントローラ14については、既存の技術と
して確立されているので、特に説明はしないが、本液圧
駆動スピカーの目的に沿うよう、低騒音,低液圧変動,
低温度上昇,高効率なものを選択し使用する。また、液
圧駆動スピーカ及び付帯装置の移動に便利なように、小
型軽量化と液体の閉回路化とを考慮する。
第2図に本発明の他の実施例を示す。
この第2図の実施例は、ダイアフラム5の両側を共に
液圧室60,70とし、差圧式液圧ドライバを構築したもの
で、ドライバの構造としては、第1図のスプリング8と
ストッパー19がなくなり、代りにベローシール20を設け
て液圧室60,70を封止した構成となっている。また、上
述の液圧センサ10は差圧センサ21に置換えられ、液圧コ
ントローラ14は液圧室60,70を差圧式に駆動する液圧コ
ントローラ22に置換えられている。
液圧室60,70とし、差圧式液圧ドライバを構築したもの
で、ドライバの構造としては、第1図のスプリング8と
ストッパー19がなくなり、代りにベローシール20を設け
て液圧室60,70を封止した構成となっている。また、上
述の液圧センサ10は差圧センサ21に置換えられ、液圧コ
ントローラ14は液圧室60,70を差圧式に駆動する液圧コ
ントローラ22に置換えられている。
第3図は、第2図又は第3図の液圧駆動スピーカの周
波数−音圧特性を示したもので、実線で示すように、殆
どゼロ付近から100Hz程度までの超低周波城の音が強力
に放射されることが分る。点線は、過大振幅とならぬよ
うに、極低周波領域、例えば18Hz以下を人為的にカット
する場合を示す。
波数−音圧特性を示したもので、実線で示すように、殆
どゼロ付近から100Hz程度までの超低周波城の音が強力
に放射されることが分る。点線は、過大振幅とならぬよ
うに、極低周波領域、例えば18Hz以下を人為的にカット
する場合を示す。
一般のダイナミック・スピーカの周波数−音圧特性が
ハイパス(高域通過、低域減衰)なのに比べ、本液圧駆
動スピーカはローパス(低域通過、高域減衰)特性を有
するため、従来のスピーカと組合せることにより、より
広帯域の音響システムが構成可能となる。特に、屋外の
ロックコンサート等では、通常80Hz位から下の低域は減
衰させているが、本液圧駆動スピーカは身体に風圧を感
ずるような超低音を放射するものであるから、屋外のロ
ックコンサート等に使用した場合、より迫力ある音響効
果を得ることができる。
ハイパス(高域通過、低域減衰)なのに比べ、本液圧駆
動スピーカはローパス(低域通過、高域減衰)特性を有
するため、従来のスピーカと組合せることにより、より
広帯域の音響システムが構成可能となる。特に、屋外の
ロックコンサート等では、通常80Hz位から下の低域は減
衰させているが、本液圧駆動スピーカは身体に風圧を感
ずるような超低音を放射するものであるから、屋外のロ
ックコンサート等に使用した場合、より迫力ある音響効
果を得ることができる。
液体ドライブで音を出す場合、液圧源の圧力変動がノ
イズとなって音を汚してしまうが、上記実施例の液圧駆
動スピーカでは、ポンプ18に脈動の殆ど出ない低速のス
クリューポンプ等を使用する他、アキュミュレータ15の
充実を図り、更には液圧ドライバ3の液圧室6の圧力又
は液圧室60と液圧室70の差圧をフィードバックするの
で、ノイズを除去し澄んだ音とすることができる。
イズとなって音を汚してしまうが、上記実施例の液圧駆
動スピーカでは、ポンプ18に脈動の殆ど出ない低速のス
クリューポンプ等を使用する他、アキュミュレータ15の
充実を図り、更には液圧ドライバ3の液圧室6の圧力又
は液圧室60と液圧室70の差圧をフィードバックするの
で、ノイズを除去し澄んだ音とすることができる。
上記2つの実施例においては、液圧駆動式スピーカの
液圧ドライバをダイヤフラム式の構造としたが、ダイヤ
フラム式に限らず、ピストン式,ベロー式等、類似の原
理のものを用いて液圧ドライバを構築することができ、
所期の作用効果を得ることができる。
液圧ドライバをダイヤフラム式の構造としたが、ダイヤ
フラム式に限らず、ピストン式,ベロー式等、類似の原
理のものを用いて液圧ドライバを構築することができ、
所期の作用効果を得ることができる。
[発明の効果] 本発明は以上のように構成されているので、下記の効
果を奏する。
果を奏する。
(1) 液圧駆動スピーカは、駆動源を電磁力でなく液
圧としているため、液圧システムが本質的に持つ強力な
駆動力と制動力により、殆どゼロ付近から100Hz程度ま
での超低周波城の音を強力に放射できるスピーカが得ら
れる。また、その周波数−音圧特性はローパス特性であ
るため、従来のスピーカと組合せることにより、より広
帯域の音響システムが構成可能となる。
圧としているため、液圧システムが本質的に持つ強力な
駆動力と制動力により、殆どゼロ付近から100Hz程度ま
での超低周波城の音を強力に放射できるスピーカが得ら
れる。また、その周波数−音圧特性はローパス特性であ
るため、従来のスピーカと組合せることにより、より広
帯域の音響システムが構成可能となる。
(2) 液圧センサの検出信号としてコントロールアン
プにフィードバックされるため、低周波城の脈動が除去
される。
プにフィードバックされるため、低周波城の脈動が除去
される。
(3) 位置センサの検出信号がコントロールアンプに
フィードバックされるため、応答性や無信号時の可動体
の中心位置保持機能の向上が図れる。
フィードバックされるため、応答性や無信号時の可動体
の中心位置保持機能の向上が図れる。
(4) 脈動の少ないポンプの使用等により、脈動がな
くなり周波数の高い成分が除去される。
くなり周波数の高い成分が除去される。
第1図は本発明の液圧駆動スピーカの一実施例を示す
図、第2図は液圧駆動スピーカの液圧ドライバーの他の
実施例を示す図、第3図は本発明の液圧駆動スピーカの
周波数−音圧特性を示す図、第4図は従来のダイナミッ
スピーカの構成を示す図、第5図はその周波数−音圧特
性を示す図である。 図中、1は振動板、2はキャビネット、3は液圧ドライ
バ、5はダイフフラム、6は液圧室、8はスプリング、
9は連結棒、10は液圧センサ、11は位置センサ、12は信
号源、13はコントールアンプ、14は液圧コントローラ、
15はアキュミュレータ、16は圧力調節器、17はタンク、
18はポンプ、20はベローシールを示す。
図、第2図は液圧駆動スピーカの液圧ドライバーの他の
実施例を示す図、第3図は本発明の液圧駆動スピーカの
周波数−音圧特性を示す図、第4図は従来のダイナミッ
スピーカの構成を示す図、第5図はその周波数−音圧特
性を示す図である。 図中、1は振動板、2はキャビネット、3は液圧ドライ
バ、5はダイフフラム、6は液圧室、8はスプリング、
9は連結棒、10は液圧センサ、11は位置センサ、12は信
号源、13はコントールアンプ、14は液圧コントローラ、
15はアキュミュレータ、16は圧力調節器、17はタンク、
18はポンプ、20はベローシールを示す。
Claims (5)
- 【請求項1】液圧駆動装置を用いて振動板を駆動するこ
とにより低周波城の音を放射する液圧駆動スピーカにお
いて、音響放射用の振動坂と連結したダイヤフラム等の
可動体によりシェルを前後に区画し、該可動体の少なく
とも後側又は前側を、信号に従って上記可動体を振らせ
るための液圧室とした液圧駆動装置と、液圧駆動装置を
駆動するための液圧源と、上記液圧駆動装置と液圧源の
間に接続された液圧コントローラと、上記液圧室の圧力
を検出する液圧センサと、信号に従って液圧コントロー
ラを制御するコントロールアンプとからなり、上記液圧
センサからの検知信号を、制御性の改善と液圧源の圧力
変動によるノイズの発生を防ぐためのフィードバック信
号として、コントロールアンプに入力することを特徴と
する液圧駆動スピーカ。 - 【請求項2】可動体又は可動体と一体に運動する部分に
位置センサを設けた請求項1記載の液圧駆動スピーカ。 - 【請求項3】応答性の向上及び無信号時の可動体の中心
位置保持機能向上のため、位置センサからの検知信号を
フィードバック信号としてコントロールアンプに入力す
る請求項2記載の液圧駆動スピーカ。 - 【請求項4】液圧源が、脈動の少ないポンプと、ポンプ
の吐出圧力を調整する圧力調整器と、脈動を抑えるアキ
ュミュレータとで構成される請求項1記載の液圧駆動ス
ピーカ。 - 【請求項5】液圧駆動装置を用いて振動板を駆動するこ
とにより低周波城の音を放射する液圧駆動スピーカにお
いて、音響放射用の振動坂と連結したダイヤフラム等の
可動体によりシェルを前後に区画し、該可動体の両側
を、信号に従って上記可動体を振らせるための差圧式の
液圧室とした液圧駆動装置と、液圧駆動装置を駆動する
ための液圧源と、上記液圧駆動装置と液圧源の間に接続
され、液圧駆動装置の両液圧室に異なる液圧を供給する
液圧コントローラと、上記両液圧室の差圧を検出する差
圧センサと、信号に従って液圧コントローラを制御する
コントロールアンプとからなり、上記差圧センサからの
検知信号を、制御性の改善と液圧源の圧力変動によるノ
イズの発生を防ぐためのフィードバック信号として、コ
ントロールアンプに入力することを特徴とする液圧駆動
スピーカ。
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|---|---|---|---|
| JP63141755A JP2682014B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 液圧駆動スピーカ |
| US07/361,164 US5060274A (en) | 1988-06-10 | 1989-06-05 | Hydrostatic speaker and speaker driver |
| EP89110474A EP0345804B1 (en) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | Hydrostatic speaker and speaker driver |
| DE68914719T DE68914719T2 (de) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | Hydrostatischer Lautsprecher und Lautsprecherantrieb. |
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|---|---|---|---|
| JP63141755A JP2682014B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 液圧駆動スピーカ |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01311799A JPH01311799A (ja) | 1989-12-15 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP63141755A Expired - Fee Related JP2682014B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 液圧駆動スピーカ |
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1988
- 1988-06-10 JP JP63141755A patent/JP2682014B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-06-05 US US07/361,164 patent/US5060274A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-06-09 KR KR1019890007933A patent/KR970000395B1/ko not_active Expired - Lifetime
- 1989-06-09 EP EP89110474A patent/EP0345804B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-06-09 DE DE68914719T patent/DE68914719T2/de not_active Expired - Lifetime
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