JP2690318B2 - リング状積層ステータコアの予備引張装置 - Google Patents
リング状積層ステータコアの予備引張装置Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/18—Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures
- H02K1/185—Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures to outer stators
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は大形発電機のリング状積層ステータコアを予
め引っ張るための装置である。
め引っ張るための装置である。
大形低速の垂直軸形発電機の設計に際しては、この種
の発電機に特有な大きな幾何学的寸法に関連した問題に
対処するために、適切な構造上の解決法を採用すること
が必要である。ステータおよびロータ部の設計者はこれ
らのぴんと張った状態ばかりでなく変形の状態をも念頭
におかねばならない。
の発電機に特有な大きな幾何学的寸法に関連した問題に
対処するために、適切な構造上の解決法を採用すること
が必要である。ステータおよびロータ部の設計者はこれ
らのぴんと張った状態ばかりでなく変形の状態をも念頭
におかねばならない。
上記の問題で代表的なかつ基本的なものは積層ステー
タコアのピーク負荷によるうねり(ゆがみ)に関する問
題である。前記発電機の積層ステータコアは、その平均
直径に増加の対応して必ずしも半径方向の寸法が増加し
ないので、出力および極数が増加した結果として生ずる
幾何学的寸法の増加により前記現象(ゆがみ)に対して
ますます敏感になる。この場合、ステータは各々がリン
グ状の王冠の形状を有する多数の薄板を積層して形成さ
れる。発電機の動作中は、これらの薄板は全体として圧
縮ストレスを起こすような力を受ける。これらのストレ
スが限られた種類のものであってさえもゆがみの観点か
らすれば積層ステータコアにとっては危険であるため、
ステータの機械的な設計に際してはすべての動作条件下
での積層コアのストレス状態に特に注意しなければなら
ない。
タコアのピーク負荷によるうねり(ゆがみ)に関する問
題である。前記発電機の積層ステータコアは、その平均
直径に増加の対応して必ずしも半径方向の寸法が増加し
ないので、出力および極数が増加した結果として生ずる
幾何学的寸法の増加により前記現象(ゆがみ)に対して
ますます敏感になる。この場合、ステータは各々がリン
グ状の王冠の形状を有する多数の薄板を積層して形成さ
れる。発電機の動作中は、これらの薄板は全体として圧
縮ストレスを起こすような力を受ける。これらのストレ
スが限られた種類のものであってさえもゆがみの観点か
らすれば積層ステータコアにとっては危険であるため、
ステータの機械的な設計に際してはすべての動作条件下
での積層コアのストレス状態に特に注意しなければなら
ない。
以下、積層ステータコアのねじれを起こすような力に
ついて述べる。
ついて述べる。
動作中に積層ステータコアおよびステータ支持用シェ
ル(shell)において生ずる異なった熱的条件はこれら
の積層コアのねじれを誘発するおそれがある。ステータ
が電磁損失の中心であるため、運転中は積層ステータコ
アの温度はステータ支持用シェルよりも高いことは一般
に知られている。このステータ支持用シェルは通風孔を
通り抜けた空気により間接的に熱せられるのみである。
そのため、積層コアはその半径方向にシェルよりも広が
る傾向にあり、このシェルが前記積層コアが自由に広が
るのを妨げるような束縛状態を引き起こしさえしなけれ
ば、この積層コアはストレスから解放される。反対に、
この積層コアが自由に広がるのをシェルが阻止する場合
すなわちこのシェルが積層コアの周囲にたが(hoop)を
形成する場合は、積層コアとシェルとの束縛状態により
生ずる相互作用はシェルに対しては遠心方向に作用し、
積層コアに対しては求心方向に作用するため、結果とし
て積層コアに接線方向の圧縮ストレスが発生する。この
ストレスは温度差が大きくなるにつれてかつシェルの半
径方向のスティフネス(stiffness)が増大するにつれ
てますます大きくなる。
ル(shell)において生ずる異なった熱的条件はこれら
の積層コアのねじれを誘発するおそれがある。ステータ
が電磁損失の中心であるため、運転中は積層ステータコ
アの温度はステータ支持用シェルよりも高いことは一般
に知られている。このステータ支持用シェルは通風孔を
通り抜けた空気により間接的に熱せられるのみである。
そのため、積層コアはその半径方向にシェルよりも広が
る傾向にあり、このシェルが前記積層コアが自由に広が
るのを妨げるような束縛状態を引き起こしさえしなけれ
ば、この積層コアはストレスから解放される。反対に、
この積層コアが自由に広がるのをシェルが阻止する場合
すなわちこのシェルが積層コアの周囲にたが(hoop)を
形成する場合は、積層コアとシェルとの束縛状態により
生ずる相互作用はシェルに対しては遠心方向に作用し、
積層コアに対しては求心方向に作用するため、結果とし
て積層コアに接線方向の圧縮ストレスが発生する。この
ストレスは温度差が大きくなるにつれてかつシェルの半
径方向のスティフネス(stiffness)が増大するにつれ
てますます大きくなる。
また、シェルがその台部に対して半径方向に自由に広
がらない場合すなわちシェルと台部との束縛状態が温度
により生ずる熱膨張を部分的にあるいは全体的に妨げる
場合にも、前記たがによる作用が増大するのは当然のこ
とである。
がらない場合すなわちシェルと台部との束縛状態が温度
により生ずる熱膨張を部分的にあるいは全体的に妨げる
場合にも、前記たがによる作用が増大するのは当然のこ
とである。
もし他の条件が入らなければ、積層ステータコアの圧
縮状態はシェルの半径方向のスティフネスを小さくする
ような設計により減少させることが可能である。しかし
ながら、シェルは苛酷な変形に耐えられかつ接線方向の
力を台部に伝達するものでなければならないため、上記
の圧縮状態の減少は一定の限界を超えることはできな
い。ここで、前記接線方向の力は正常運転中の電磁結合
により生じたり、短絡や誤った並列負荷に伴う一瞬の電
磁結合により生じたりする。
縮状態はシェルの半径方向のスティフネスを小さくする
ような設計により減少させることが可能である。しかし
ながら、シェルは苛酷な変形に耐えられかつ接線方向の
力を台部に伝達するものでなければならないため、上記
の圧縮状態の減少は一定の限界を超えることはできな
い。ここで、前記接線方向の力は正常運転中の電磁結合
により生じたり、短絡や誤った並列負荷に伴う一瞬の電
磁結合により生じたりする。
ロータとステータとの間の磁気的引張りは積層コアの
うねりを引き起こす別の原因である。この磁気的引張り
は積層コアの内弧面に対して求心方向に作用するので、
接線方向の圧縮ストレスを引き起こす。この観点からす
れば、積層コアとシェルとの束縛状態はある意味で前述
の磁気的引張りとは反対に作用する。すなわち、この積
層コアとシェルとの束縛状態は積層コアの圧縮状態を弱
める。なぜならば、積層コアとシェルとの間の相互作用
は積層コアの外弧面に対して遠心方向を向いているから
である。
うねりを引き起こす別の原因である。この磁気的引張り
は積層コアの内弧面に対して求心方向に作用するので、
接線方向の圧縮ストレスを引き起こす。この観点からす
れば、積層コアとシェルとの束縛状態はある意味で前述
の磁気的引張りとは反対に作用する。すなわち、この積
層コアとシェルとの束縛状態は積層コアの圧縮状態を弱
める。なぜならば、積層コアとシェルとの間の相互作用
は積層コアの外弧面に対して遠心方向を向いているから
である。
以上のように、大形発電機の積層ステータコアのゆが
みを引き起こす接線方向の圧縮ストレスについて述べた
が、この圧縮ストレスを理論計算により決定するのは容
易なことではない。というのは、実際には上記のゆがみ
現象は、コアの幾何学的寸法以外の別の要因によってさ
らに決定的に条件づけられるからである。この別の要因
とは、例えば積層コアの厚さ、この積層コアが互いに接
着されている圧力および押圧用固定ロッド(pressing t
ie rods)の円周方向の中心間距離である。なお、前記
圧力は機械の動作期間中に変化する可能性がある。以上
のようにゆがみ現象が深刻な問題であるのは明らかであ
る。すなわち、コアはその半径方向の緻密性を失い、つ
いには曲がってしまうほどの損傷を受けるおそれがあ
る。
みを引き起こす接線方向の圧縮ストレスについて述べた
が、この圧縮ストレスを理論計算により決定するのは容
易なことではない。というのは、実際には上記のゆがみ
現象は、コアの幾何学的寸法以外の別の要因によってさ
らに決定的に条件づけられるからである。この別の要因
とは、例えば積層コアの厚さ、この積層コアが互いに接
着されている圧力および押圧用固定ロッド(pressing t
ie rods)の円周方向の中心間距離である。なお、前記
圧力は機械の動作期間中に変化する可能性がある。以上
のようにゆがみ現象が深刻な問題であるのは明らかであ
る。すなわち、コアはその半径方向の緻密性を失い、つ
いには曲がってしまうほどの損傷を受けるおそれがあ
る。
それゆえに、ステータは、前記ゆがみ現象の源となる
原因を除去して積層コアの圧縮ストレスを低レベルに抑
えたままにすることを目的として設計されねばならな
い。そのためには、ステータの熱膨張を台部に影響され
ないように保証し、シェルよりコアに作用するたが効果
を相殺するか少なくとも最小にし、磁気的引張りによる
ストレスを減少させることが必要である。
原因を除去して積層コアの圧縮ストレスを低レベルに抑
えたままにすることを目的として設計されねばならな
い。そのためには、ステータの熱膨張を台部に影響され
ないように保証し、シェルよりコアに作用するたが効果
を相殺するか少なくとも最小にし、磁気的引張りによる
ストレスを減少させることが必要である。
本発明は、磁気的引張りによる圧縮ストレスの減少な
らびに積層コアとシェルとの間の温度差により生ずるス
テータに対するシェルのたが効果の減少を図ることが可
能なリング状積層ステータコアの予備引張装置を提供す
ることを目的とするものである。
らびに積層コアとシェルとの間の温度差により生ずるス
テータに対するシェルのたが効果の減少を図ることが可
能なリング状積層ステータコアの予備引張装置を提供す
ることを目的とするものである。
もし、機械工場で製造され構成部品単位で出荷される
ステータに見られるがごとき接線方向の不連続性が生ず
ることのないように、積層ステータコアが現場にて連続
作業により組み立てられるならば、本発明のリング状積
層ステータコアの予備引張装置が提供可能となる。
ステータに見られるがごとき接線方向の不連続性が生ず
ることのないように、積層ステータコアが現場にて連続
作業により組み立てられるならば、本発明のリング状積
層ステータコアの予備引張装置が提供可能となる。
上記目的を達成するために、本発明のリング状ステー
タコアの予備引張装置は、円筒ハウジングおよび積層状
のリング状プレートからなるステータ支持用シェルを有
するタイプの大形発電機のステータを形成する一揃いの
積層ステータコアを予め引っ張る機能を有し、上記リン
グ状プレートの端部は、積層ステータコアを軸方向には
ナットにより固定しさらに半径方向にはありほぞ(dove
tail)形キーにより固定する引張用ロッドキーを支持
し、上記ありほぞ形キーの各々は上記引張用ロッドキー
の各々から突出し、上記積層ステータコアの外側の面に
それぞれに対応して形成された溝に収容される構成にな
っている。
タコアの予備引張装置は、円筒ハウジングおよび積層状
のリング状プレートからなるステータ支持用シェルを有
するタイプの大形発電機のステータを形成する一揃いの
積層ステータコアを予め引っ張る機能を有し、上記リン
グ状プレートの端部は、積層ステータコアを軸方向には
ナットにより固定しさらに半径方向にはありほぞ(dove
tail)形キーにより固定する引張用ロッドキーを支持
し、上記ありほぞ形キーの各々は上記引張用ロッドキー
の各々から突出し、上記積層ステータコアの外側の面に
それぞれに対応して形成された溝に収容される構成にな
っている。
ここに、本発明のリング状積層ステータコアの予備引
張装置は、上記一揃いの積層ステータコアにそれぞれ取
り付けられて円周方向および高さ方向に一定の間隔で配
置される一揃いの予備引張装置であり、これらの予備引
張装置の各々は、 a)上記ステータ支持用シェルのリング状プレートの内
輪側に溶接により固定される基板と、 b)上記引張用ロッドキーから円周方向に突出した適当
なフィンと係止可能な舌状アームを具備してなるブラケ
ットと、 c)該ブラケット(51)さらには上記積層ステータコア
に遠心方向の引張り力を加えて保持することが可能な引
張手段とを含んでなり、 上記基板は、一対の引張ねじ用のスルーホールを設けた
垂直フランジを有してなり、上記一対の引張ねじのねじ
を形成した脛部は、それぞれに対応して上記ブラケット
の後部に形成されたねじ孔に螺止されるように構成され
る。
張装置は、上記一揃いの積層ステータコアにそれぞれ取
り付けられて円周方向および高さ方向に一定の間隔で配
置される一揃いの予備引張装置であり、これらの予備引
張装置の各々は、 a)上記ステータ支持用シェルのリング状プレートの内
輪側に溶接により固定される基板と、 b)上記引張用ロッドキーから円周方向に突出した適当
なフィンと係止可能な舌状アームを具備してなるブラケ
ットと、 c)該ブラケット(51)さらには上記積層ステータコア
に遠心方向の引張り力を加えて保持することが可能な引
張手段とを含んでなり、 上記基板は、一対の引張ねじ用のスルーホールを設けた
垂直フランジを有してなり、上記一対の引張ねじのねじ
を形成した脛部は、それぞれに対応して上記ブラケット
の後部に形成されたねじ孔に螺止されるように構成され
る。
さらに詳しく説明すると、シェルの異なった部分が、
構造上の連続性を実現するように1度現場で組み立てら
れて一体化されれば、上記の積層ステータコアを組み立
てることが可能である。この組立作業中は、従来も行な
われていたように、積層コアの半径方向および接線方向
の正確な位置を決定するための参照点(reference poin
t)は予め固定された引張用ロッドキーにより保証さ
れ、これらの引張用ロッドキーは、本発明による予備引
張装置を介してシェルのリング状壁の内側端部に円周に
沿って一定の間隔で配置されている。
構造上の連続性を実現するように1度現場で組み立てら
れて一体化されれば、上記の積層ステータコアを組み立
てることが可能である。この組立作業中は、従来も行な
われていたように、積層コアの半径方向および接線方向
の正確な位置を決定するための参照点(reference poin
t)は予め固定された引張用ロッドキーにより保証さ
れ、これらの引張用ロッドキーは、本発明による予備引
張装置を介してシェルのリング状壁の内側端部に円周に
沿って一定の間隔で配置されている。
前記予備引張装置の各々は、シェルの壁に溶接により
固定されるリング状プレートと、このプレートに対して
半径方向にかつ水平にスライドするブラケットとを有し
てなる。
固定されるリング状プレートと、このプレートに対して
半径方向にかつ水平にスライドするブラケットとを有し
てなる。
このブラケットは適当なねじによりプレートに固定す
ることができる。
ることができる。
またブラケットの各々は、前記引張用ロッドキーのフ
ィンを保持する舌状アームをそれぞれ有してなる。さら
に引張用ロッドキーの各々は、積層コアの外弧面におい
てそれぞれ対応する位置に挿入するありほぞ形キー(リ
ブ)を前記フィンの反対側に有してなる。適当な機械的
手段により前記ブラケットに外方向の引張りを与えれば
積層コアに引張状態が発生する。
ィンを保持する舌状アームをそれぞれ有してなる。さら
に引張用ロッドキーの各々は、積層コアの外弧面におい
てそれぞれ対応する位置に挿入するありほぞ形キー(リ
ブ)を前記フィンの反対側に有してなる。適当な機械的
手段により前記ブラケットに外方向の引張りを与えれば
積層コアに引張状態が発生する。
積層コアの外弧面は円周に沿って一定の間隔で配置さ
れる一揃いの溝を有してなる。前記引張用ロッドキーは
これら一揃いの溝に挿入される。
れる一揃いの溝を有してなる。前記引張用ロッドキーは
これら一揃いの溝に挿入される。
引張用ロッドキーの各々は、本発明による一定の数の
予備引張装置により係止されて積層コアの外側にすなわ
ち遠心方向にそれぞれ引っ張られる。なお、前記予備引
張装置は、引張用ロッドキーの各々に対して、ステータ
のシェルの水平リブを形成するシート状金属リングに等
しい数だけそれぞれ設けるのが好ましい。
予備引張装置により係止されて積層コアの外側にすなわ
ち遠心方向にそれぞれ引っ張られる。なお、前記予備引
張装置は、引張用ロッドキーの各々に対して、ステータ
のシェルの水平リブを形成するシート状金属リングに等
しい数だけそれぞれ設けるのが好ましい。
それゆえに、本発明による予備引張装置の個数は、引
張ロッドキーの数と、ステータのシェルを形成するシー
ト状金属リングの数とを掛け合わせた個数に等しくな
る。
張ロッドキーの数と、ステータのシェルを形成するシー
ト状金属リングの数とを掛け合わせた個数に等しくな
る。
本発明において、これらの一揃いの予備引張装置によ
り予備引張りの値を適当に設定して積層コアに予め弾性
変形を与えておくことにより、ステータが最高の動作温
度に達した場合でも積層コアの圧縮ストレスを従来より
減少させることが可能である。
り予備引張りの値を適当に設定して積層コアに予め弾性
変形を与えておくことにより、ステータが最高の動作温
度に達した場合でも積層コアの圧縮ストレスを従来より
減少させることが可能である。
第1図は大形発電機のシェルおよび積層ステータコア
に据え付けらえた本発明の予備引張装置の一実施例を示
す垂直断面図である。以下、第1図にしたがって説明す
る。
に据え付けらえた本発明の予備引張装置の一実施例を示
す垂直断面図である。以下、第1図にしたがって説明す
る。
ここでは、ステータ支持用シェル10は、その半径方向
の断面を図示している。このステータ支持用シェル10は
一揃いのリング状プレート11A〜11Fからなり、これらの
リング状プレート11A〜11Fの各々はこの外弧面に沿って
リング状の円筒ハウジング12にそれぞれ接続されてい
る。説明を簡単にするため、他の半径方向の固定用プレ
ートは図示していない。
の断面を図示している。このステータ支持用シェル10は
一揃いのリング状プレート11A〜11Fからなり、これらの
リング状プレート11A〜11Fの各々はこの外弧面に沿って
リング状の円筒ハウジング12にそれぞれ接続されてい
る。説明を簡単にするため、他の半径方向の固定用プレ
ートは図示していない。
リング状のステータ支持用シェル10は基部13により支
えられている。この場合、基部13は概要のみ示す。
えられている。この場合、基部13は概要のみ示す。
20は一揃いの積層ステータコアであって、この積層ス
テータコア20は、その円周に沿って一定の間隔でありほ
ぞ形の溝21(第3図)を具備してなり、この溝21に、引
張ロッドキー30に設けたありほぞ形キー31が挿入され
る。この引張ロッドキー30の各々は本発明の主題である
一定の数の予備引張装置40により支持されて遠心方向に
引っ張られる。さらにこの予備引張装置40は、シェル10
のリング状プレート11上に固定され、このリング状プレ
ート11の内側の端部より半径方向に内部に向かって突出
している。
テータコア20は、その円周に沿って一定の間隔でありほ
ぞ形の溝21(第3図)を具備してなり、この溝21に、引
張ロッドキー30に設けたありほぞ形キー31が挿入され
る。この引張ロッドキー30の各々は本発明の主題である
一定の数の予備引張装置40により支持されて遠心方向に
引っ張られる。さらにこの予備引張装置40は、シェル10
のリング状プレート11上に固定され、このリング状プレ
ート11の内側の端部より半径方向に内部に向かって突出
している。
本実施例においては、引張用ロッドキー30の各々に対
してシェル10のリング状プレート11と同数の予備引張装
置40がそれぞれ設けられる。この場合、シェル10のリン
グ状プレート11の数は11A,11B,11C,11D,11E,11Fの計6
枚である。
してシェル10のリング状プレート11と同数の予備引張装
置40がそれぞれ設けられる。この場合、シェル10のリン
グ状プレート11の数は11A,11B,11C,11D,11E,11Fの計6
枚である。
通常、引張用ロッドキー30の各々は、その両端部にお
いてはねじを形成した栓32が設けられ、この栓32上には
ナット33がそれぞれねじ止めされる。これらのナット33
は、放射状ブラケット34および環状部35を介して積層ス
テータコア20を軸方向にひとまとめにして締め付けるこ
とが可能である。
いてはねじを形成した栓32が設けられ、この栓32上には
ナット33がそれぞれねじ止めされる。これらのナット33
は、放射状ブラケット34および環状部35を介して積層ス
テータコア20を軸方向にひとまとめにして締め付けるこ
とが可能である。
第2図は第1図に例示された多数の予備引張装置の1
個を拡大して部分断面にて示す正面図であり、第3図は
第2図の予備引張装置を部分断面にて示す平面図であ
る。なお、第2図においては積層ステータコア20の各々
の厚さは実際の寸法どおりではなく、より明確に表示す
るためにさらに拡大して示す。本発明の一実施例による
予備引張りの方法をわかり易くするために、第2図およ
び第3図において1個の予備引張装置を詳細に説明す
る。
個を拡大して部分断面にて示す正面図であり、第3図は
第2図の予備引張装置を部分断面にて示す平面図であ
る。なお、第2図においては積層ステータコア20の各々
の厚さは実際の寸法どおりではなく、より明確に表示す
るためにさらに拡大して示す。本発明の一実施例による
予備引張りの方法をわかり易くするために、第2図およ
び第3図において1個の予備引張装置を詳細に説明す
る。
予備引張装置40の各々は、シェル10のリング状プレー
ト11の中の1枚に溶接によりそれぞれ固定される基板41
(第2図)から構成される。この基板41は垂直フランジ
42を有してなり、この垂直フランジ42はステータの軸に
対して前記基板41の外側端部に位置する。基板41には垂
直ねじ孔43(第2図)が設けられる。さらに、垂直フラ
ンジ42には2つのスルーホール44(第3図)が設けられ
る。
ト11の中の1枚に溶接によりそれぞれ固定される基板41
(第2図)から構成される。この基板41は垂直フランジ
42を有してなり、この垂直フランジ42はステータの軸に
対して前記基板41の外側端部に位置する。基板41には垂
直ねじ孔43(第2図)が設けられる。さらに、垂直フラ
ンジ42には2つのスルーホール44(第3図)が設けられ
る。
基板41上にはU状のブラケット51が搭載され、このU
状のブラケット51はシェル10(第1図)に対して求心方
向に2個の舌状アーム52(第2図)を有してなる。これ
らの舌状アーム52は、引張用ロッドキー30がその尾部
(ありほぞ形キー31)と反対側に持っている2つのフィ
ンにより、前記引張用ロッドキー30を半径方向に保持す
るための空間53(第3図)を形成する。
状のブラケット51はシェル10(第1図)に対して求心方
向に2個の舌状アーム52(第2図)を有してなる。これ
らの舌状アーム52は、引張用ロッドキー30がその尾部
(ありほぞ形キー31)と反対側に持っている2つのフィ
ンにより、前記引張用ロッドキー30を半径方向に保持す
るための空間53(第3図)を形成する。
ブラケット51は垂直孔54(第2図)を有してなり、こ
の垂直孔54の直径は基板41の垂直ねじ孔43の直径よりも
幾分大きくしている。
の垂直孔54の直径は基板41の垂直ねじ孔43の直径よりも
幾分大きくしている。
ブラケット51の半径方向に外側を向いた面にはさらに
2つの水平タップ孔56(第3図)が設けられる。これら
の水平タップ孔56はねじが切られ、シェル10の半径に沿
って位置しており、基板41の垂直フランジ42におけるス
ルーホール44と一直線上に並んでいる。
2つの水平タップ孔56(第3図)が設けられる。これら
の水平タップ孔56はねじが切られ、シェル10の半径に沿
って位置しており、基板41の垂直フランジ42におけるス
ルーホール44と一直線上に並んでいる。
垂直ねじ55は、一定の隙間をもってブラケット51内の
垂直孔54を通り抜けて基板41の垂直ねじ孔43に螺止され
る。
垂直孔54を通り抜けて基板41の垂直ねじ孔43に螺止され
る。
一対の半径方向の引張ねじ57は、一定の隙間をもって
基板41の垂直フランジ42におけるスルーホール44を通り
抜けてブラケット51のねじを形成した水平タップ孔56
(第3図)に螺止される。
基板41の垂直フランジ42におけるスルーホール44を通り
抜けてブラケット51のねじを形成した水平タップ孔56
(第3図)に螺止される。
ブラケット51にはステータの周囲を取り巻くように突
出するフィン58(第3図)が設けられ、これらのフィン
58によりステータに対して遠心方向に前記ブラケット51
を引っ張るための工具が使用可能となる。
出するフィン58(第3図)が設けられ、これらのフィン
58によりステータに対して遠心方向に前記ブラケット51
を引っ張るための工具が使用可能となる。
第4図にこのような工具の形状を示す。ここでは、U
状引張装置60が、このアーム62の内側に向かってブラケ
ット51のフィン58と係合するための突起61を有してな
る。
状引張装置60が、このアーム62の内側に向かってブラケ
ット51のフィン58と係合するための突起61を有してな
る。
引張装置60のクロスメンバー(cross−member)63
と、基板41(第2図)の垂直フランジ42(第2図)の外
側面との間に位置るジャッキ64により一揃いの積層コア
20(第3図参照:以後、積層コア20と略記する)に遠心
方向の力が与えられる。この力は予備引張操作の間中ジ
ャッキ64から与えられ、一続きの構成要素により、すな
わちフィン58→ブラケット51→舌状アーム52→栓32→引
張用ロッドキー30→ありほぞ形キー31→溝21を経由して
積層コア20に伝達される。
と、基板41(第2図)の垂直フランジ42(第2図)の外
側面との間に位置るジャッキ64により一揃いの積層コア
20(第3図参照:以後、積層コア20と略記する)に遠心
方向の力が与えられる。この力は予備引張操作の間中ジ
ャッキ64から与えられ、一続きの構成要素により、すな
わちフィン58→ブラケット51→舌状アーム52→栓32→引
張用ロッドキー30→ありほぞ形キー31→溝21を経由して
積層コア20に伝達される。
本発明による予備引張装置の予備引張操作は、ナット
33により積層コア20を軸方向に押圧して締め付けた後に
次の1)〜5)の手順により行なわれなければならな
い。
33により積層コア20を軸方向に押圧して締め付けた後に
次の1)〜5)の手順により行なわれなければならな
い。
1)ブラケット51と垂直ねじ55との間に適当な垂直方向
の隙間(例えば3mm)が形成されるまで、垂直ねじ55を
緩める。
の隙間(例えば3mm)が形成されるまで、垂直ねじ55を
緩める。
2)トルクレンチを使用してすべての予備引張装置40の
引張ねじ57の各々に初期締付けトルクをそれぞれ与え
る。
引張ねじ57の各々に初期締付けトルクをそれぞれ与え
る。
ストップナット59は、前記トルクレンチの操作中は緩
めておかねばならない。この操作は、積層コア20の周囲
に一定の間隔で配置され引張ねじ57を同時に締め付ける
ための適切な数の作業者(例えば6人)により行なわれ
なければならない。
めておかねばならない。この操作は、積層コア20の周囲
に一定の間隔で配置され引張ねじ57を同時に締め付ける
ための適切な数の作業者(例えば6人)により行なわれ
なければならない。
これらの作業者の各々は、自分が担当しているステー
タの円筒部の予備引張装置40をそれぞれ注意して締め付
けなければならない。
タの円筒部の予備引張装置40をそれぞれ注意して締め付
けなければならない。
前述のように作業者が6人である場合は、各人は一揃
いの予備引張装置40の1/6をそれぞれ注意して締め付け
なければならない。
いの予備引張装置40の1/6をそれぞれ注意して締め付け
なければならない。
この締付け作業は放射状の平面に沿って行なわれ、こ
の平面の各々では、リング状プレート11A,11F,11B,11E,
11Cおよび11Dに結合した予備引張装置40の引張ねじ57が
それぞれ連続的に締め付けられる。
の平面の各々では、リング状プレート11A,11F,11B,11E,
11Cおよび11Dに結合した予備引張装置40の引張ねじ57が
それぞれ連続的に締め付けられる。
かくして、作業者達は、隣の引張用ロッドキーの予備
引張装置を処理位するためにどんどん先に進んでいく。
引張装置を処理位するためにどんどん先に進んでいく。
3)トルクレンチにより引張ねじ57を予め締め付けた後
は、第4図に示すようなU状引張装置60により積層ステ
ータコアの最終的な予備引張操作が行なわれる。
は、第4図に示すようなU状引張装置60により積層ステ
ータコアの最終的な予備引張操作が行なわれる。
前述と同様に、この最終的な締付け操作が、同時に作
業しかつ積層コア20の周囲に一定の間隔で配置される6
人の作業者によりなされる場合は、第4図に示すような
U状引張装置60による予備引張装置の最終的な締付け操
作もまた、上記の2)と同様の手順にて行なわれる。
業しかつ積層コア20の周囲に一定の間隔で配置される6
人の作業者によりなされる場合は、第4図に示すような
U状引張装置60による予備引張装置の最終的な締付け操
作もまた、上記の2)と同様の手順にて行なわれる。
まず、適当に設定された負荷がジャッキ64に印加され
る。このようにジャッキ64に負荷が印加されている間
に、引張ねじ57およびストップナット59が、トルクレン
チを用いて本格的に締め付けられる。
る。このようにジャッキ64に負荷が印加されている間
に、引張ねじ57およびストップナット59が、トルクレン
チを用いて本格的に締め付けられる。
最後に、やはりトルクレンチを用いて、垂直ねじ55が
締め付けられる。
締め付けられる。
一度上記1)〜3)の操作がすべての予備引張装置に
対して行なわれると、積層コア20は外側に向かって弾性
変形し、その結果として接線方向に引張ストレスを受け
た状態となる。一方、シェル10は、この半径方向のステ
ィフネスが積層コア20の予備引張状態を保持するために
利用され、内側に向かって弾性変形したままになるので
接線方向に圧縮ストレスを受ける。
対して行なわれると、積層コア20は外側に向かって弾性
変形し、その結果として接線方向に引張ストレスを受け
た状態となる。一方、シェル10は、この半径方向のステ
ィフネスが積層コア20の予備引張状態を保持するために
利用され、内側に向かって弾性変形したままになるので
接線方向に圧縮ストレスを受ける。
第5図は積層コア20とシェル10との間の温度差により
シェル10とステータとの間に生ずる力を説明するための
ダイヤグラムであり、第6図はロータより積層コア20に
作用する磁気的引張効果により積層コア20とシェル10と
の間に生ずる力を説明するためのダイヤグラムである。
シェル10とステータとの間に生ずる力を説明するための
ダイヤグラムであり、第6図はロータより積層コア20に
作用する磁気的引張効果により積層コア20とシェル10と
の間に生ずる力を説明するためのダイヤグラムである。
一揃いの予備引張装置により予め引張ストレスがかか
った状態で機械が稼動している時の積層ステータコア20
およびシェル10の全体としての動作は、温度に関係した
面(第5図)と磁気的引張りに関係した面(第6図)と
を別々に考察すれば、より一層明確に説明される。この
場合、両者の考察結果に重ね合せの原理を適用すること
を前提としている。
った状態で機械が稼動している時の積層ステータコア20
およびシェル10の全体としての動作は、温度に関係した
面(第5図)と磁気的引張りに関係した面(第6図)と
を別々に考察すれば、より一層明確に説明される。この
場合、両者の考察結果に重ね合せの原理を適用すること
を前提としている。
第5図において、スタータがウォームアップ(warm u
p)を始めると、シェル10よりも高い温度を有する積層
コア20は、前記シェル10よりも広がる傾向にある。この
ように半径方向の広がりが両者で異なると、温度差Δt
の関数となる半径方向の力Fが発生する。
p)を始めると、シェル10よりも高い温度を有する積層
コア20は、前記シェル10よりも広がる傾向にある。この
ように半径方向の広がりが両者で異なると、温度差Δt
の関数となる半径方向の力Fが発生する。
予備引張により生ずる積層コア20の初期の弾性変形、
そしてその結果生ずる積層コア20とシェル10との間に生
ずる初期の相互の力は、これら両者の温度差が増大する
につれて直線的に減少する。また積層コア20およびシェ
ル10の引張ストレスのかかった状態は、予備引張装置が
ひとまとめになって作用する力が減少するにつれて減少
していく。
そしてその結果生ずる積層コア20とシェル10との間に生
ずる初期の相互の力は、これら両者の温度差が増大する
につれて直線的に減少する。また積層コア20およびシェ
ル10の引張ストレスのかかった状態は、予備引張装置が
ひとまとめになって作用する力が減少するにつれて減少
していく。
予備引張りの力を適当な値に設定することによりステ
ータが最高の動作温度に達した場合でも積層ステータコ
ア20を引張ストレスのかかった状態で安定に維持するこ
とが可能である。前記予備引張りの力は、この予備引張
りのない状態で積層ステータコア20とシェル10との間に
生ずる力(F)に等しいか大きくなければならないのは
当然のことである。ここで、上記の予備引張りのない状
態は従来の方法で組み立てたステータに当てはまる。
ータが最高の動作温度に達した場合でも積層ステータコ
ア20を引張ストレスのかかった状態で安定に維持するこ
とが可能である。前記予備引張りの力は、この予備引張
りのない状態で積層ステータコア20とシェル10との間に
生ずる力(F)に等しいか大きくなければならないのは
当然のことである。ここで、上記の予備引張りのない状
態は従来の方法で組み立てたステータに当てはまる。
第6図において、磁気的引張り(TM)により加わる作
用の観点からすれば、シェル10と積層ステータコア20と
の間のしっかりした束縛状態は、反対の条件下では積層
ステータコア20に発生するであろう圧縮状態を減少させ
る効果を有する。すなわち積層ステータコア20およびシ
ェル10は全体としてお互いの束縛を解かれるようにな
る。実際に磁気的引張りは、積層コア20に対して求心方
向に作用してこの積層コア20を内側に変形させようとす
るが、この積層コア20とシェル10とがお互いにしっかり
と接合していれば、結局前記磁気的引張りに耐えられ
る。すなわちシェル10は、それ自体の半径方向のスェイ
フネスにより積層コア20の弾性収縮を制限し、結果的に
圧縮状態を緩和する。
用の観点からすれば、シェル10と積層ステータコア20と
の間のしっかりした束縛状態は、反対の条件下では積層
ステータコア20に発生するであろう圧縮状態を減少させ
る効果を有する。すなわち積層ステータコア20およびシ
ェル10は全体としてお互いの束縛を解かれるようにな
る。実際に磁気的引張りは、積層コア20に対して求心方
向に作用してこの積層コア20を内側に変形させようとす
るが、この積層コア20とシェル10とがお互いにしっかり
と接合していれば、結局前記磁気的引張りに耐えられ
る。すなわちシェル10は、それ自体の半径方向のスェイ
フネスにより積層コア20の弾性収縮を制限し、結果的に
圧縮状態を緩和する。
したがって、引張用ロッドキーがシェルのリング状の
壁に溶接により直接固定されるような従来のステータ設
計は上記の観点からすれば有利である。
壁に溶接により直接固定されるような従来のステータ設
計は上記の観点からすれば有利である。
この従来の固定方式は、積層コアとシェルとの間に、
積層コアの内弧面において中心に向かって作用する半径
方向の力に対抗して非常にしっかりした束縛状態を引き
起こう。それゆえに、従来設計がそうであるように現行
の構造上の解決法を取り入れれば、予備引張りを考慮に
入れなくともなお圧縮ストレスを制限することができ
る。
積層コアの内弧面において中心に向かって作用する半径
方向の力に対抗して非常にしっかりした束縛状態を引き
起こう。それゆえに、従来設計がそうであるように現行
の構造上の解決法を取り入れれば、予備引張りを考慮に
入れなくともなお圧縮ストレスを制限することができ
る。
もし、ステータがその動作温度に達した場合でも、初
期の予備引張りがなお引張ストレスとして積層コア20内
に残留しているならば、 従来の解決法において磁気的引張りにより与えられる
引張ストレスが上記の予備引張りによる引張ストレスに
重ね合わされる。かくして、適切な予備引張り値の設定
により積層コア20の圧縮状態を全体として減少させ、さ
らには相殺することが可能である。
期の予備引張りがなお引張ストレスとして積層コア20内
に残留しているならば、 従来の解決法において磁気的引張りにより与えられる
引張ストレスが上記の予備引張りによる引張ストレスに
重ね合わされる。かくして、適切な予備引張り値の設定
により積層コア20の圧縮状態を全体として減少させ、さ
らには相殺することが可能である。
以上、本発明を一実施例のみに基づいて説明したが、
その他にも多くの変形例が考えられる。
その他にも多くの変形例が考えられる。
以上説明したように本発明によれば、積層ステータコ
アに予め弾性変形を与えるような予備引張装置が実現さ
れるので、積層コアの圧縮ストレスが従来より減少し、
積層コアのゆがみを防止することが可能となる。
アに予め弾性変形を与えるような予備引張装置が実現さ
れるので、積層コアの圧縮ストレスが従来より減少し、
積層コアのゆがみを防止することが可能となる。
第1図は大形発電機のシェルおよび積層ステータコアに
据え付けられた本発明の予備引張装置の一実施例を示す
垂直断面図である。 第2図は第1図に例示された多数の予備引張装置の1個
を拡大して部分断面にて示す正面図、 第3図は第2図の予備引張装置を部分断面にて示す平面
図、 第4図は、積層ステータコアに予め引張りを与えるため
に、本発明の予備引張装置に一定の連続手順により使用
される可搬設備を示す平面図、 第5図は積層ステータコアとシェルとの間の温度差によ
りシェルとステータとの間に生ずる力を説明するための
ダイヤグラム、 第6図は、第5図と同様であって、ロータより積層ステ
ータコアに作用する磁気的引張効果により積層ステータ
コアとシェルとの間に生ずる力を説明するためのダイヤ
グラムである。 10……ステータ支持用シェル、 11……リング状プレート、 12……円筒ハウジング、 20……積層ステータコア、 30……引張用ロッドキー、 40……予備引張装置、 41……基板、42……垂直フランジ、 43……垂直ねじ孔、44……スルーホール、 51……ブラケット、54……垂直孔、 55……垂直ねじ、57……引張ねじ、 58……フィン、59……ストップナット、 60……U状引張装置。
据え付けられた本発明の予備引張装置の一実施例を示す
垂直断面図である。 第2図は第1図に例示された多数の予備引張装置の1個
を拡大して部分断面にて示す正面図、 第3図は第2図の予備引張装置を部分断面にて示す平面
図、 第4図は、積層ステータコアに予め引張りを与えるため
に、本発明の予備引張装置に一定の連続手順により使用
される可搬設備を示す平面図、 第5図は積層ステータコアとシェルとの間の温度差によ
りシェルとステータとの間に生ずる力を説明するための
ダイヤグラム、 第6図は、第5図と同様であって、ロータより積層ステ
ータコアに作用する磁気的引張効果により積層ステータ
コアとシェルとの間に生ずる力を説明するためのダイヤ
グラムである。 10……ステータ支持用シェル、 11……リング状プレート、 12……円筒ハウジング、 20……積層ステータコア、 30……引張用ロッドキー、 40……予備引張装置、 41……基板、42……垂直フランジ、 43……垂直ねじ孔、44……スルーホール、 51……ブラケット、54……垂直孔、 55……垂直ねじ、57……引張ねじ、 58……フィン、59……ストップナット、 60……U状引張装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−1802(JP,A) 特開 昭53−81901(JP,A) 実開 昭60−28462(JP,U) 特公 平4−47550(JP,B2)
Claims (4)
- 【請求項1】円筒ハウジング(12)および積層状のリン
グ状プレート(11)からなるステータ支持用シェル(1
0)を有するタイプの大形発電機のステータを形成する
一揃いの積層ステータコア(20)を予め引っ張るリング
状積層ステータコアの予備引張装置であって、 前記リング状プレート(11)の端部は、積層ステータコ
ア(20)を軸方向にはナット(33)により固定しさらに
半径方向にはありほぞ形キー(31)により固定する引張
用ロッドキー(30)を支持し、前記ありほぞ形キー(3
1)の各々は前記引張用ロッドキー(30)の各々から突
出し、前記積層ステータコア(20)の外側の面にそれぞ
れに対応して形成された溝(21)に収容され、 ここに、前記リング状積層ステータコアの予備引張装置
は、前記一揃いの積層ステータコア(20)にそれぞれ取
り付けられて円周方向および高さ方向に一定の間隔で配
置される一揃いの予備引張装置であり、 該一揃いの予備引張装置の各々は、 a)前記ステータ支持用シェル(10)のリング状プレー
ト(11)の内輪側に溶接により固定される基板(41)
と、 b)前記引張用ロッドキー(30)から円周方向に突出し
た適当なフィンと係止可能な舌状アーム(52)を具備し
てなるブラケット(51)と、 c)該ブラケット(51)さらには前記積層ステータコア
(20)に遠心方向の引張り力を加えて保持することが可
能な引張手段とを含んでなり、 前記基板(41)は、一対の引張ねじ(57)用のスルーホ
ール(44)を設けた垂直フランジ(42)を有してなり、
前記一対の引張ねじ(57)のねじを形成した脛部は、そ
れぞれに対応して前記ブラケット(51)の後部に形成さ
れたねじ孔(56)に螺止されることを特徴とするリング
状積層ステータコアの予備引張装置。 - 【請求項2】前記基板(41)の前記垂直フランジ(42)
と前記ブラケット(51)との間に、前記一対の引張ねじ
(57)上にそれぞれストップナット(59)を設ける請求
項1記載のリング状積層ステータコアの予備引張装置。 - 【請求項3】前記ブラケット(51)が、垂直ねじ(55)
を保持するための垂直孔(54)を具備してなり、前記垂
直ねじ(55)は、該垂直ねじ(55)のねじを形成した脛
部に対応して前記基板(41)に形成された垂直ねじ孔
(43)に螺止され、 ここに、前記垂直ねじ(55)を保持するための前記ブラ
ケット(51)内の前記垂直孔(54)は、前記垂直ねじ
(55)の脛部よりも大きな直径を有する請求項1又は2
記載のリング状積層ステータコアの予備引張装置。 - 【請求項4】前記ブラケット(51)が、U状引張装置
(60)に対して保持面を提供するための円周方向に突出
したフィン(58)を有してなり、前記U状引張装置(6
0)の中央部のクロスメンバー(63)と、前記基板(4
1)の前記垂直フランジ(42)の外側後部との間にジャ
ッキ(64)が挿入される請求項1,2又は3記載のリング
状積層ステータコアの予備引張装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT8712443A IT1208259B (it) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | Dispositivo per il pre tensionamento del pacco anulare di lamierini dello statore di un generatore elettrico di grandi dimensioni |
| IT12443A/87 | 1987-03-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63253840A JPS63253840A (ja) | 1988-10-20 |
| JP2690318B2 true JP2690318B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=11140220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63063725A Expired - Lifetime JP2690318B2 (ja) | 1987-03-19 | 1988-03-18 | リング状積層ステータコアの予備引張装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2690318B2 (ja) |
| BR (1) | BR8801103A (ja) |
| CA (1) | CA1329471C (ja) |
| CH (1) | CH673360A5 (ja) |
| DE (1) | DE3808806A1 (ja) |
| FR (1) | FR2613148B1 (ja) |
| IT (1) | IT1208259B (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19526689A1 (de) * | 1995-07-21 | 1997-01-23 | Abb Management Ag | Rohrgenerator |
| IT1393707B1 (it) | 2009-04-29 | 2012-05-08 | Rolic Invest Sarl | Impianto eolico per la generazione di energia elettrica |
| CN101800457B (zh) * | 2010-03-22 | 2012-07-04 | 天津市天发重型水电设备制造有限公司 | 水轮发电机定子v形筋机座定位筋托块的摆焊方法 |
| IT1399511B1 (it) | 2010-04-22 | 2013-04-19 | Wilic Sarl | Generatore elettrico per un aerogeneratore e aerogeneratore equipaggiato con tale generatore elettrico |
| ITMI20110378A1 (it) | 2011-03-10 | 2012-09-11 | Wilic Sarl | Macchina elettrica rotante per aerogeneratore |
| ITMI20110375A1 (it) | 2011-03-10 | 2012-09-11 | Wilic Sarl | Turbina eolica |
| ITMI20110377A1 (it) | 2011-03-10 | 2012-09-11 | Wilic Sarl | Macchina elettrica rotante per aerogeneratore |
| EP2811619A1 (en) * | 2013-06-07 | 2014-12-10 | ABB Technology AG | Rotating electric machine |
| CN104201846B (zh) * | 2014-05-21 | 2015-06-03 | 中国葛洲坝集团股份有限公司 | 水轮发电机组定子定位筋精确快速安装方法 |
| KR101899705B1 (ko) * | 2017-01-10 | 2018-10-31 | 두산중공업 주식회사 | 범용 지그 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1928594U (ja) * | ||||
| DE7024701U (de) * | Westinghouse Electric Corp | Elektrische Maschine | ||
| US2199141A (en) * | 1939-08-01 | 1940-04-30 | Gen Electric | Dynamoelectric machine |
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