JP2701251B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2701251B2
JP2701251B2 JP61052065A JP5206586A JP2701251B2 JP 2701251 B2 JP2701251 B2 JP 2701251B2 JP 61052065 A JP61052065 A JP 61052065A JP 5206586 A JP5206586 A JP 5206586A JP 2701251 B2 JP2701251 B2 JP 2701251B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は電子楽器に関するものである。 [従来技術] 一般に電子鍵盤楽器では、例えば音高がC1〜C6に対応
して演奏操作子としての61個の鍵をもつ61鍵の電子鍵盤
楽器の場合、鍵盤中央に位置するC3の高温周波数は262H
zであり、この音高C3を基準として、C1〜C6の各音高がC
1から順に、例えば12平均律によって固定的に規定され
ている。 一方、例えばC1〜F2の音域の各鍵については、1つの
鍵だけ操作するとその鍵を根音とするメジャーコードが
自動的に作成され、また2つの鍵を同時に操作する低い
方の鍵を根音とするマイナーコードが作成され、更に3
つの鍵以上同時に操作すると、そのうちの最低音の鍵を
根音とするセブンスコードが作成されるようにしたオー
トコードを発生する電子楽器もある。 [従来技術の問題点] しかるに、従来の電子鍵盤楽器では鍵盤の各鍵に対し
音階音が固定的に規定されているので、演奏方法もそれ
にしたがって固定的に決まり、面白味に欠けるという問
題点がある。 このような電子鍵盤楽器においてコード(和音)演奏
を行う場合、同じメジャーコードを演奏するにもコード
の根音が異なれば、白鍵のみの操作,黒鍵のみの操作,
白鍵と黒鍵とが混在した操作が必要となり、初心者には
咄嗟の操作が難しいという問題点がある。 また、オートコードを発生する電子楽器は便利である
が、どの鍵を操作すればどのコードが作成されるのかを
先ず覚えていないと演奏できないこと、また音域が限ら
れていることなどの問題点がある。 なお、鍵盤の各鍵に音高を固定的に割り振らないで、
各鍵の音高を上もしくは下へ半音程度づつシフトさせる
トランスポーズ機能を持った電子鍵盤楽器もあるが、こ
れは、各鍵の音高を上下半音程度までシフトできるだけ
であって、任意の音高に変更できるものではないから、
上述の場合と同様な問題点がある。 [発明の目的] この発明は上記事情を改善するためになされたもの
で、演奏操作子に割り当てるコードを任意に設定でき、
しかもこの設定を簡単に行えるようにした電子楽器を提
供することを目的とする。 [発明の要点] この発明は上述した目的を達成するために、任意の演
奏操作子に任意の複数の楽音(例えばコード)を割り当
てると、この複数の楽音それぞれに対して所定の音程
(例えば半音差)をもつ複数の楽音を他の演奏操作子に
も自動的に割り当てていくようにしたことを要点とする
ものである。 [実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。 <全体外観構成> 第2図はこの発明に係る電子楽器の平面図である。電
子楽器本体1の上面には、61個のキーを有する鍵盤2、
スイッチ入力部3、放音部4、4が夫々設けられてい
る。 鍵盤2はキーナンバー1〜61の61個の鍵を有してお
り、スイッチ入力部3には、モード切換スイッチ3A、書
込モードスイッチ3B、キーナンバー指定スイッチ3Cのほ
か、メロディ音の音色やリズムの種類を選択指定した
り、自動伴奏やメモリプレイ等の各種機能を制御したり
する各種のスイッチ等が設けられている。 モード切換スイッチ3Aは、モード1、モード2、モー
ド3の各モードを切換設定できるものであり、モード1
は普通の楽器とおなじく鍵盤2の押鍵操作にて、音高C1
〜C6の楽音を演奏できる通常設定モードであり、モード
2は鍵盤2の各鍵に和音を割り当てる和音設定モードで
あり、モード3は鍵盤2の各鍵に単一の楽音を割り当て
る単音選定モードである。 書込モードスイッチ3Bは、上記モード切換スイッチ3A
のモード2、モード3の切換設定時に、各鍵に割り当て
られる和音又は単音の楽音を書き込む書込モードを設定
するものである。 キーナンバー指定スイッチ3Cは、10個のスイッチより
なり、1〜61のキーナンバーをテンキー式に入力するも
ので、最初に楽音を割り当て指示する鍵を鍵盤2の中か
ら1つ選択指定するもので、上記書込モードスイッチ3B
がオフ状態で読出モードにあるときは音色指定用のスイ
ッチとなる。 <全体回路構成> 第1図は電子楽器の全体回路構成を示すもので、上記
モード切換スイッチ3Aの切換信号はCPU7に与えられて各
種モードの設定が行われる。このモード切換スイッチ3A
のモード2、モード3の設定端子はダイオード9、ダイ
オード10を介して書込モードスイッチ3Bに接続されてお
り、このスイッチ3Bがオン操作されると、上記モード切
換スイッチ3Aからの切換信号が書込モードスイッチ3Bの
オン操作信号としてCPU7に与えられ書込モードの設定が
行われる。 上記スイッチ入力部3の各スイッチ操作はスイッチマ
トリクス6で検出され、上記鍵盤2の各鍵操作はキーマ
トリクス5で検出され、夫々CPU7に与えられる。CPU7で
は、鍵盤2より入力される単音又は和音の音高データ
(楽音データ)が、楽音データRAM8に書き込まれる。 楽音データRAM8は、第3図に示すように、1000〜1060
番地にモード1に対応した通常の音高C1〜C6の楽音デー
タがセットされ、2000〜2182番地にモード2に対応した
和音の楽音データがセットされ、3000〜3060番地にモー
ド3に対応した単音の楽音データがセットされる。上記
第3図(A)に示す通常の音高C1〜C6の楽音データはあ
らかじめセット済となっている。 この楽音データRAM8の2000〜2182番地又は3000〜3060
番地のキーナンバー指定スイッチ3Cで指定されたキーナ
ンバーに応じた番地には、上述の鍵盤2より入力される
和音又は単音の楽音データがセットされ、他の番地に
は、この最初にセットされる楽音データを半音ずつ上げ
下げした楽音データが夫々書き込まれていく。この書き
込みはCPU7によって自動的に行われていく。 この楽音データRAM8からは、上記鍵盤2の操作鍵のキ
ーナンバーに応じた番地の楽音データ(音高データ)が
CPU7によって読み出され、楽音生成部11に与えられて楽
音信号が生成され、D/A変換器12でD−A(デジタル−
アナログ)変換されて、アンプ13を介してスピーカ14よ
り放音出力される。 [実施例の動作] 次に本実施例の動作について述べる。 <楽音データの書き込み> いま、第3図(B−1)に示すような和音の楽音デー
タをキーナンバー1の鍵を通じて書き込むには、まずモ
ード切換スイッチ3Aを和音選定モードであるモード2に
し、書込モードスイッチ3Bをオンして、キーナンバー指
定スイッチ3Cでキーナンバー1の指定を行い鍵盤2の左
端のキーナンバー1の鍵に割り当てる音高データに応じ
た鍵を操作する。この割り当てる音高データがC1、G1、
C2であれば、鍵盤2の音高C1、G1、C2の鍵を同時操作す
ることになる。 すると、CPU7は、楽音データRAM8のキーナンバー1に
応じた2000番地、2001番地、2002番地に夫々音高C1、
G1、C2の各楽音データを書き込む。そして、CPU7は次の
2003〜2005番地に上記音高C1、G1、C2の楽音データを半
音上げた音高C# 1G# 1、C# 2の各楽音データを書き
込み、2006番地以降に順次半音ずつ上げた楽音データを
書き込んでいく。 こうして、任意の1つの鍵に設定すべき楽音を指定す
れば他の鍵については同様の指定操作を行わなくとも、
自動的に楽音の割り当てが行われていき、第3図(B−
1)に示すような和音の楽音データがプリセットされて
いく。 また、第3図(B−2)に示すような和音の楽音デー
タを今度はキーナンバー13の鍵を通じて書き込むには、
モード切換スイッチ3Aはモード2のまま、書込モードス
イッチ3Bもオン状態としたまま、キーナンバー指定スイ
ッチ3Cでキーナンバー13の指定を行い、鍵盤2のキーナ
ンバー13の鍵に割り当てる音高データに応じた鍵盤2の
鍵を操作する。この割ち当てる音高データがC2、A1であ
れば、鍵盤2の音高C2、A1の鍵を同時操作することにな
る。 すると、CPU7は、楽音データRAM8のキーナンバー13に
応じた2036〜2038番地のうちの2036番地、2037番地に夫
々音高C2、A1の楽音データを書き込み、2038番地には何
も書き込まない。そして、CPU7は次の2039番地以降に順
次半音ずつ上げた楽音データを書き込むとともに、2035
番地以前に順次半音ずつ下げた楽音データを書き込む。 こうして、端の鍵以外の任意の鍵に設定すべき楽音を
指定しても、他の鍵については同様の指定操作を行わな
くとも、自動的に楽音の割り当てが行われていき、第3
図(B−2)に示すような楽音データがプリセットされ
ていく。 また、第3図(B−3)に示すように、モード2にお
いて任意の鍵に設定すべき楽音を単音で指定することも
可能であり、この場合、通常設定モード(モード1)と
単音選定モード(モード3)をあわせて3種類の形態で
の単音演奏が行えるようになる。 第3図(C)に示す単音の楽音データをキーナンバー
1の鍵を通じてプリセットするには、モード切換スイッ
チ3Aを単音選定モードであるモード3にし、書込モード
スイッチ3Bはオン状態のまま、キーナンバー指定スイッ
チ3Cでキーナンバー1の指定を行い、鍵盤2の左端のキ
ーナンバー1の鍵に割り当てる音高データに応じた鍵盤
2の鍵を操作すればよい。この割り当てる音高データが
F1であれば、鍵盤2の音高F1の鍵を操作することにな
る。 すると、CPU7は、楽音データRAM8の3000番地に音高F1
の楽音データを書き込み、次の3001番地にこの音高F1の
楽音データを半音上げた音高F# 1の楽音データを書き
込み、3002番地以降に順次半音ずつ上げた楽音データを
書き込んでいく。 こうして、単音の場合も同様にして、任意の1つの鍵
に設定すべき楽音を指定すれば、他の鍵については同様
の指定操作を行わなくとも、自動的に楽音の割り当てが
行われていき、第3図(C)に示すような和音の楽音デ
ータがプリセットされていく。 <楽音データの読み出し> このようにして、プリセットした和音の楽音データを
用いて演奏を行うには、モード切換スイッチ3Aをモード
2にし、書込モードスイッチ3Bをオフにして、鍵盤2を
操作すればよい。 すると、CPU7は、操作鍵のキーナンバーに応じた楽音
データRAM8の番地より和音の楽音データを読み出し、楽
音作成部11に与えて和音の楽音を放音させる。こうし
て、カプラー効果をもつ多重演奏を行うことができ、他
の鍵についても同様に演奏を行うことができる。 単音の場合も同様にして、モード切換スイッチ3Aをモ
ード3にし、書込モードスイッチ3Bをオフのまま、鍵盤
2を操作すればよく、同じように単音の楽音が放音され
ていく。この場合は移調すなわちトランスポーズ機能を
もたせることができる。 なお、上記実施例では、楽音データを設定するのに左
端の鍵で楽音設定を行うようにしたが、右端の鍵やその
他の鍵でもよく、要は予め決められた特定の鍵であれば
よい。また、設定する楽音データは、メロディ音のほか
リズム音、サンプリング音等であってもよく、設定され
る各楽音の音程差は半音差であったが、これ以外の音程
差でもよい。 [発明の効果] この発明は、以上詳細に説明したように、任意の演奏
操作子に任意の複数の楽音を割り当てると、この複数の
楽音それぞれに対して所定の音程をもつ複数の楽音を他
の演奏操作子にも自動的に割り当てていくようにしたか
ら、楽音の設定を1操作子毎に行わなくて済み、楽音の
設定を非常に簡単に行うことができ、しかも、特定の演
奏操作子ではなく任意の演奏操作子で楽音割り当てを行
うことができるから、楽音設定が大変やり易くなるほ
か、演奏操作子に任意の複数の楽音を割り当てることが
できるので、初心者であってもコード演奏が容易に行え
るようになり、また多種多様な幅の広い演奏を行うこと
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の電子楽器の全体回路図、第2図は電子
楽器の平面図、第3図は楽音データRAM8のメモリ内容を
示す図である。 2……鍵盤、3……スイッチ入力部、3A……モード切換
スイッチ、3B……書込モードスイッチ、3C……キーナン
バー指定スイッチ、5……キーマトリクス、6……スイ
ッチマトリクス、7……CPU、8……楽音データRAM、11
……楽音生成部、14……スピーカ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の演奏操作子を有する操作子群と、 この操作子群の任意の演奏操作子を指定する操作子指定
    手段と、 この操作子指定手段で指定された演奏操作子に対して設
    定する複数の楽音を、上記演奏操作子の操作に応じて指
    定する楽音指定手段と、 この楽音指定手段で指定された複数の楽音に基づき、上
    記操作子指定手段で指定した演奏操作子以外の演奏操作
    子に対して複数の楽音を設定する楽音設定手段であっ
    て、一の演奏操作子に設定する複数の楽音のそれぞれ
    が、隣接する他の演奏操作子のそれらと所定の音程関係
    を成すように設定する楽音設定手段と、 これら楽音指定手段と楽音設定手段とにより各演奏操作
    子に対して設定された複数の楽音のデータを記憶する楽
    音データ記憶手段と、 上記複数の楽音データが設定された何れかの演奏操作子
    が操作された時、上記楽音データ記憶手段から対応する
    複数の楽音データを読み出す楽音データ読出手段と、 この楽音データ読出手段によって読み出された複数の楽
    音データに対応した複数の楽音の生成を指示する楽音生
    成指示手段と、 を有することを特徴とする電子楽器。
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