JP2709537B2 - ショットブラスト強度測定用試験片及びショットブラスト強度の測定方法 - Google Patents
ショットブラスト強度測定用試験片及びショットブラスト強度の測定方法Info
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- JP2709537B2 JP2709537B2 JP10882291A JP10882291A JP2709537B2 JP 2709537 B2 JP2709537 B2 JP 2709537B2 JP 10882291 A JP10882291 A JP 10882291A JP 10882291 A JP10882291 A JP 10882291A JP 2709537 B2 JP2709537 B2 JP 2709537B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心投射あるいはノズ
ル噴射されるショットの強さであるショットブラスト強
度を測定するのに好適な試験片及びその測定方法に関す
る。
ル噴射されるショットの強さであるショットブラスト強
度を測定するのに好適な試験片及びその測定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるショットブラスト強度の
測定方法としては、平均強度による方法と、投射カバー
率による方法とがある。前者は、薄鋼片(アルメンスト
リップ)にショットを衝突させ、これにより薄鋼片の中
央付近がショット衝突面側へ盛り上がるようにして反っ
たとき、その反りの高さを測定することによってショッ
ドフラスト強度を得るようにしたものである。後者は、
薄鋼片にショットを衝突させ、これによる打痕を写真撮
影するか又は拡大目視して打痕の密度からショットブラ
スト強度を測定するようにしたものである。
測定方法としては、平均強度による方法と、投射カバー
率による方法とがある。前者は、薄鋼片(アルメンスト
リップ)にショットを衝突させ、これにより薄鋼片の中
央付近がショット衝突面側へ盛り上がるようにして反っ
たとき、その反りの高さを測定することによってショッ
ドフラスト強度を得るようにしたものである。後者は、
薄鋼片にショットを衝突させ、これによる打痕を写真撮
影するか又は拡大目視して打痕の密度からショットブラ
スト強度を測定するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者は、薄鋼
片の四隅を基礎ゲージにボルトで固定しなければならな
いため、非常に厄介であり、しかも、反りの高さを測定
するのに熟練を要する等の問題があった。また、後者に
あっては、薄鋼片と基準となるものとの比較を肉眼で行
なわなければならないため、経験を要するとともに正確
さに欠け、しかも時間がかかるなどの問題があった。本
発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、ショットブ
ラスト強度を簡単に測定できる試験片と、この試験片を
用いてショットブラスト強度を測定する方法を提供する
ことを目的とする。
片の四隅を基礎ゲージにボルトで固定しなければならな
いため、非常に厄介であり、しかも、反りの高さを測定
するのに熟練を要する等の問題があった。また、後者に
あっては、薄鋼片と基準となるものとの比較を肉眼で行
なわなければならないため、経験を要するとともに正確
さに欠け、しかも時間がかかるなどの問題があった。本
発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、ショットブ
ラスト強度を簡単に測定できる試験片と、この試験片を
用いてショットブラスト強度を測定する方法を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のショットブラスト強度測定用試験片は、金
属製板材片の表面に、圧力測定フィルムと弾性体保護シ
ートとを外カバーにより順次貼着した構成になってい
る。ここで圧力測定フィルムとは、圧力が作用すると、
圧力の強さに対応した色濃度が現れるもので、富士写真
フィルム株式会社製の富士フィルムプレスケールがあ
る。
めに本発明のショットブラスト強度測定用試験片は、金
属製板材片の表面に、圧力測定フィルムと弾性体保護シ
ートとを外カバーにより順次貼着した構成になってい
る。ここで圧力測定フィルムとは、圧力が作用すると、
圧力の強さに対応した色濃度が現れるもので、富士写真
フィルム株式会社製の富士フィルムプレスケールがあ
る。
【0005】
【作用】ショットブラスト強度測定用試験片の表面にシ
ョットを衝突させると、試験片の表面には、衝突強さに
対応した濃度で色が現れる。
ョットを衝突させると、試験片の表面には、衝突強さに
対応した濃度で色が現れる。
【0006】
【実験1】前記弾性体保護シートを決定するために行な
った実験の結果を表1に示す。尚、この実験は、各種の
保護シート試験片に対し、ショット遠心投射装置を用い
て、粒径0.3mm〜1.4mmのショットを、投射速度7
0m/sの下に、投射密度を100kg/m2、200kg/m2、
300kg/m2と変化させて投射した。
った実験の結果を表1に示す。尚、この実験は、各種の
保護シート試験片に対し、ショット遠心投射装置を用い
て、粒径0.3mm〜1.4mmのショットを、投射速度7
0m/sの下に、投射密度を100kg/m2、200kg/m2、
300kg/m2と変化させて投射した。
【0007】
【表1】 弾性体保護シートの種類 結 果 判 定 SUS板は曲がり、圧力測定フィルム 厚さ0.3mmSUS304板 は破壊されて飛散した × ショットの衝撃力が圧力測定フイルム 厚さ5mm、10mmSK板 に伝わらない × ショットの投射条件により使用できる 厚さ5mm耐摩耗性ゴム 〇 厚さ3mm耐摩耗性ゴム 同 上 〇 厚さ2mm耐摩耗性ゴム 同 上 〇 圧力測定フィルムが凸凹になり発色濃度 無 計の使用ができない × 表1から、保護シートとしては弾性を有している耐摩耗
性ゴムが適していることが判明した。
性ゴムが適していることが判明した。
【0008】
【実験2】ショットブラスト強度を圧力測定フィルムに
より判定できるか否かの実験を行なった結果を表2に示
す。尚、この実験は、表面に厚さ3mmの耐摩耗性ゴムを
貼着した圧力測定フィルムに対し、ショット遠心投射装
置を用いて、粒径1.4mmのショットを、投射速度70
m/s、投射密度100kg/m2〜300kg/m2の条件のもと
に投射した。
より判定できるか否かの実験を行なった結果を表2に示
す。尚、この実験は、表面に厚さ3mmの耐摩耗性ゴムを
貼着した圧力測定フィルムに対し、ショット遠心投射装
置を用いて、粒径1.4mmのショットを、投射速度70
m/s、投射密度100kg/m2〜300kg/m2の条件のもと
に投射した。
【0009】
【表2】 投射密度 発色濃度値 圧力測定フィルムに作用する圧力 100kg/m2 0.84 15(kgf/cm2) 200kg/m2 1.13 17(kgf/cm2) 300kg/m2 1.45 24(kgf/cm2) 表2から、圧力測定フィルムはショットブラストの強度
に応じて発色濃度が変化し、従って圧力測定フィルムを
ショットブラストの強度を測定する試験片として利用で
きることが判明した。
に応じて発色濃度が変化し、従って圧力測定フィルムを
ショットブラストの強度を測定する試験片として利用で
きることが判明した。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明すると、図1に示すように、ショットブラスト強度測
定用試験片は、金属製板材片1の表面に、圧力測定フィ
ルム2と弾性体保護シート3とを外カバー4により順次
貼着した構造に成っていて、全体として直径5mmの円板
状を成している。そして、コンベヤ型のショットブラス
ト装置の長方形板(長さ単位mmで示すと180×40×
10の大きさ)5上に、前記ショットブラスト強度測定
用試験片を等間隔で並べて置き、この試験片にショット
遠心投射装置6から投射されるショットを衝突させ、各
地点の試験片の発色濃度値(ショットブラスト強度)を
発色濃度計を用いて測定した。この結果をまとめてグラ
フで表すと、図3で示すようになる。
明すると、図1に示すように、ショットブラスト強度測
定用試験片は、金属製板材片1の表面に、圧力測定フィ
ルム2と弾性体保護シート3とを外カバー4により順次
貼着した構造に成っていて、全体として直径5mmの円板
状を成している。そして、コンベヤ型のショットブラス
ト装置の長方形板(長さ単位mmで示すと180×40×
10の大きさ)5上に、前記ショットブラスト強度測定
用試験片を等間隔で並べて置き、この試験片にショット
遠心投射装置6から投射されるショットを衝突させ、各
地点の試験片の発色濃度値(ショットブラスト強度)を
発色濃度計を用いて測定した。この結果をまとめてグラ
フで表すと、図3で示すようになる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、金属製板材片の表面に圧力測定フィルムと弾性体保
護シートとをカバーにより順次貼着してショットブラス
ト強度測定用試験片を構成したから、遠心投射あるいは
噴射されるショットをその試験片に衝突させるだけでシ
ョットブラストの強度を測定でき、従って、従来の平均
強度による方法のように薄鋼片を基礎ゲージにボルト締
めする厄介さや、投射カバー率による方法のように不正
確さから解放されるなどの優れた効果を奏する。
は、金属製板材片の表面に圧力測定フィルムと弾性体保
護シートとをカバーにより順次貼着してショットブラス
ト強度測定用試験片を構成したから、遠心投射あるいは
噴射されるショットをその試験片に衝突させるだけでシ
ョットブラストの強度を測定でき、従って、従来の平均
強度による方法のように薄鋼片を基礎ゲージにボルト締
めする厄介さや、投射カバー率による方法のように不正
確さから解放されるなどの優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明のショットブラスト強度測定用試験片を
用いてショットブラスト強度を測定する実施例の正面図
である。
用いてショットブラスト強度を測定する実施例の正面図
である。
【図3】図2で示す実験の結果をまとめたグラフであ
る。
る。
1 金属製板材片 2 圧力測定フィルム 3 弾性体保護シート 4 外カバー
Claims (2)
- 【請求項1】 金属製板材片1の表面に、圧力測定フィ
ルム2と弾性保護シート3とを外カバー4により順次貼
着して成ることを特徴とするショットブラスト強度測定
用試験片。 - 【請求項2】 ショットブラスト強度測定用試験片の表
面に、ショット遠心投射装置によって投射されあるいは
ショット噴射装置によって噴射されるショットを衝突さ
せ、この結果前記試験片の表面に現れる色の濃度値を発
色濃度計によって測定し、もってショットブラスト強度
を測定することを特徴とするショットブラスト強度の測
定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10882291A JP2709537B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | ショットブラスト強度測定用試験片及びショットブラスト強度の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10882291A JP2709537B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | ショットブラスト強度測定用試験片及びショットブラスト強度の測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04315578A JPH04315578A (ja) | 1992-11-06 |
| JP2709537B2 true JP2709537B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=14494409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10882291A Expired - Fee Related JP2709537B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | ショットブラスト強度測定用試験片及びショットブラスト強度の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2709537B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1019279A3 (fr) * | 2010-04-08 | 2012-05-08 | Rutten Leon | Procede de grenaillage et dispositif de controle pour un tel procede. |
| CN111002229A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-04-14 | 中船重工龙江广瀚燃气轮机有限公司 | 一种液体喷丸表面强化的加工方法 |
| CN121535672B (zh) * | 2026-01-19 | 2026-04-03 | 昆山开信精工机械股份有限公司 | 一种喷丸机床压力检测方法及系统 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP10882291A patent/JP2709537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04315578A (ja) | 1992-11-06 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 11 |
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