JP2748236B2 - 加工深さ調整機構を備えたプリント配線基板の加工装置 - Google Patents

加工深さ調整機構を備えたプリント配線基板の加工装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銅張原板に所望の回路
構成に則ったプリント配線パターンを形成する加工装置
に係り、特に、銅張原板上に孔明け、ざぐり等の加工を
行う際の切削加工子の上下動と、プリント配線パターン
の形成でフライス加工を行う際の切削加工子の上下動と
を、加工機構の交換を行うことなく同一の加工装置で容
易かつ確実に切換ることができる加工深さ調整機構を備
えたプリント配線基板の加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所要の電子部品を配置接続するプ
リント配線基板は、銅張原板の銅箔の上に回路パターン
を印刷または焼き付けした後に、エッチングにより必要
部分のみを残して不要部分を溶出し、所要の回路設計に
則ったプリント配線パターンを形成するようになってい
る。上記のようなエッチング処理によりプリント配線パ
ターンを形成したプリント配線基板は、完成された同一
製品としての電子機器の大量生産においてはプリント配
線基板の一枚当りの製造コストを低減することができ、
かつ均一な品質のプリント配線を効率良く形成すること
ができるものの、多品種少量生産の電子機器あるいは電
子機器の開発段階における試作品に使用されるプリント
配線基板においては、エッチング処理装置の設置や該処
理に必要な現像液の廃液処理等に多大な費用がかかり、
エッチング処理によるプリント配線基板の製造では一枚
当りの製造コストが却って上昇してしまうため、上記の
ような生産形態の電子機器ではプリント配線パターンの
アートワークのみを自社内で行い、プリント配線基板の
作製は社外の専門業者に外注したり、また回路図を元に
したアートワークからプリント配線基板の作製まで一貫
して専門業者に委託する、等の方法が採用されているの
が実状である。
【0003】しかしながら、上記のようなプリント配線
基板の作製では、業者に依頼してから納品されるまでに
1〜3週間の時間を要するため、種々の電子機器を短納
期で出荷することが不可能になる危惧を有し、殊に開発
段階の試作品に使用するプリント配線基板は、製品化に
先立つ電子機器の性能の向上、機能の追加、仕様変更等
による回路構成の変更に伴ってプリント配線パターンの
改版が頻繁に行われるため、改版内容を含めたプリント
配線基板をその都度社外の専門業者に委託していたので
は開発効率の低下を誘発するばかりか、自社開発の独自
回路技術が外部に漏洩する、という懸念を有するもので
あった。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】そこで、近年におい
ては上述のような多品種少量生産の電子機器あるいは電
子機器の開発段階における試作品に使用されるプリント
配線基板を、従来のようなエッチング処理装置を用いる
ことなく、機械的なフライス加工により所望のプリント
配線パターンの輪郭に沿って銅張原板の上面に切断溝を
切削し、上記銅張原板の銅張面にエッチング処理と同等
なプリント配線パターンを形成するようにした加工装置
が提案されている。上記提案の加工装置では、エッチン
グ処理に必要な化学的処理を不要とし、環境汚染等を誘
発することなく社内でプリント配線基板の作製を行うこ
とができ、前述のような欠点は一掃されるものの、所要
の回路設計に則ったプリント配線パターンの切削形成
と、当該配線パターンのランドの中央に穿設される電子
部品接続孔やトランス、スイッチ、ジャンパピン等の機
構部品を取り付ける取付孔の孔明け(座ぐり加工)と
を、加工機構の交換で行うようになっているため、上記
機構の交換とその調整作業に多大な時間を要し、作業効
率を著しく低下させると共に、交換時の調整不良により
往々にしてプリント配線パターンの作製精度が低下した
り、あるいは上記作製したプリント配線パターンと種々
の孔明け加工位置とがずれてしまう等の不具合を誘発す
る、という欠点を有するものであった。
【0005】本発明は上記の如き実状に鑑み従来の欠点
を解消すべく創案されたものであって、その目的とする
ところは、同一の加工装置を用いるものでありながら、
異なる内容の加工作業を加工機構の交換を要することな
く簡単な操作で切換ることができ、加工精度の高いプリ
ント配線基板の作製を短時間に効率良く行うことができ
る加工深さ調整機構を備えたプリント配線基板の加工装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため、本
発明が採用した技術手段は、銅張原板を載置固定する加
工テーブルの上方位置に移動コラムを設け、かつ切削加
工子を下方に垂設したスピンドルモータを上記移動コラ
ムに昇降自在に装着し、上記加工テーブルと移動コラム
を介したスピンドルモータとの間の相対移動を、水平方
向および上下方向の各方向毎の移動データに基づいて制
御し、所定の制御位置に移動した切削加工子の加工作動
で銅張原板上に所望の切削加工を施すようにしたプリン
ト配線基板の加工装置であって、上記スピンドルモータ
を移動コラムに対して上下方向に相対移動可能に装着す
ると共に、前記移動コラムにスピンドルモータを固持す
る第1の固定手段と、スピンドルモータに切削加工子を
固持する第2の固定手段とを備え、上記各固定手段の組
合せ操作で、昇降移動する切削加工子を、加工テーブル
上面からの絶対移動と、銅張原板の上面形状に倣う移動
コラムに対する相対移動とに切替可能に構成したことを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】したがって、本発明によれば、何ら高度な調整
技術を要することなく、簡単な切換操作で異なる内容の
加工状態に設定することができ、高い加工精度を保持し
つつ、プリント配線パターンを効率良く形成することが
できる。
【0008】
【実施例】本発明の構成を、図面に示した一実施例つい
て、詳細に説明する。図1において、1はプリント配線
基板の加工装置であり、該加工装置1は、銅張原板2を
載置する加工テーブル3と、該加工テーブル3の上方位
置で水平方向Xと前後方向Yに移動する移動コラム4と
から構成されており、上記移動コラム4に取り付けた加
工機構5を、図示しないパーソナルコンピュータからの
各方向X、Yの移動データを受けて所望の加工位置に移
動させると共に、上下方向Zの移動データにより加工機
構5を下降させて加工テーブル3上の銅張原板2に各種
の切削加工を施すようになっている。
【0009】上記下降テーブル3の前面側には、加工機
構5の下端に装着される切削加工子6、6…が着脱自在
に挿着されており、各方向X、YおよびZの移動データ
とは別にパーソナルコンピュータから加工装置1に送出
された工具選択データにより加工内容に応じた切削加工
子6、6…を加工機構5に自動的に選択装着すると共
に、上記加工機構5側の下端部には集塵口7が装着され
ており、集塵ホース8を介して切削加工時に発生する切
り屑、雑粉等を加工装置1の外部に排出するようになっ
ている。
【0010】上記加工機構5は、図2(a)および
(b)に示す如く、移動コラム4に一体形成した支持ベ
ース部9に固定シャフト10を垂設し、かつスピンドル
モータ11を上部から下部に向けて固着した第1の取付
ベース12を、上記固定シャフト10の上位にリニアベ
アリング13、13を介して上下動自在に嵌装すると共
に、上記第1の取付ベース12の下方位置には、切削加
工子6を装着した加圧体14を固着してなる第2の取付
ベース15が、前記第1の取付ベース12と同様にリニ
アベアリング13を介して固定シャフト10の下位に上
下動自在に嵌装されている。
【0011】また、上記移動コラム4の支持ベース部9
と第2の取付ベース15との間には、コイル弾機16、
16が中空状のカバーパイプ17、17を介して内装さ
れ、更に上記取付ベース9および15上下方向に貫通す
る切換螺軸18、18がコイル弾機16、16内に同軸
状に挿通されており、切換ノブ19、19を切換螺軸1
8、18の上部に各々取り付けて緊締操作することによ
り、第1の取付ベース12と第2の取付ベース15とを
固持し、かつ切換ノブ19、19を切換螺軸18、18
の下部に取り付けて緊締操作することで、第1の取付ベ
ース12と支持ベース部9とを固持するように構成され
ている。
【0012】一方、前記加圧体14は、図3(a)に示
す如く、中空円柱状の本体14aの下部に調整リング1
4bを装着してなり、同図(b)および(c)に示す如
く、調整リング14bの下面中央の周縁に突成した加圧
リング14cを、上記調整リング14bを時計方向また
は反時計方向へ回動調整することにより、中心位置から
突出する切削加工子6の加圧リング14cに対する出没
相対深さ、すなわち銅張原板2に対する切削加工深さ
d、d´を調整するようになっている。また、上記切削
加工子6の基端側は、加圧体14を介してスピンドルモ
ータ11の図示しない回転軸に着脱自在に軸着されてお
り、スピンドルモータ11の回転力を受けて、水平方向
および上下方向に移動しながら銅張原板2上に切削加工
を施すように構成されている。
【0013】叙上の如き構成において、図示しないパー
ソナルコンピュータからの制御信号を受けた加工装置1
は、水平方向Xおよび前後方向Yの移動データで所定の
切削加工位置に移動コラム4を移動させ、その後、上下
方向Zの移動データにより加工機構5が上下動制御され
て、回転する切削加工子6が銅張原板2上に所望の切削
加工を施すことになる。そして、切削加工子6を銅張原
板2に当てたまま加工機構5を方向Xおよび方向Yに連
続移動することにより、銅張原板2に回路設計に則った
プリント配線パターンが形成され、また方向Xおよび方
向Yに基づく移動毎に回転する切削加工子6を装着した
加工機構5を上下動させることにより、銅張原板2上の
所定位置に孔明け(座ぐり)加工を連続して行うことが
できる。
【0014】上述のような加工装置1の連続した銅張原
板2への加工動作において、上記の如く銅張原板2上の
所定位置に孔明け(座ぐり)加工を施す場合には、図4
(a)に示すように、切換ノブ19、19を切換螺軸1
8、18の上部に取り付けた後に締付けて、第1の取付
ベース12と移動コラム4の支持ベース部9を一体に固
持するのみでよい。この時、第2の取付ベース15は、
コイル弾機16、16により下方へ付勢された状態を保
持し、加工テーブル3上面からの上下方向Zの絶対移動
データの大小により移動制御される支持ベース部9の下
動で、図5(a)および(b)に示すように、加工機構
5は上記上下方向Zの所定の移動データ量に基づいて切
削加工子6を銅張原板2に当接させて所望の孔明け加工
が施されることになる。
【0015】ここで、上記切削加工子6の銅張原板2へ
の当接時には、その衝撃力が第2の取付ベース15を下
方へ付勢するコイル弾機16、16により緩衝され、一
定の加圧作用を保持することができ、スミアや孔入口に
おける荒れのない高い精度の孔品質を得ることができ
る。
【0016】また、一定の上下方向Zに保持した切削加
工子6を、銅張原板2に当てたまま加工機構5を方向X
および方向Yに連続移動させて、銅張原板2に回路設計
に則ったプリント配線パターンを形成する場合には、図
4(b)に示すように、切換ノブ19、19を切換螺軸
18、18の下部に取り付けた後に第1の取付ベース1
2側の下位のリニアベアリング13と、第2の取付ベー
ス15側のリニアベアリング13が上下位置で当接する
まで締付けて、各取付ベース12および15間を一体に
固持する。
【0017】この時、上記各取付ベース12および15
は、移動コラム4の支持ベース部9に対してコイル弾機
16、16により上下相対移動可能な状態に保持される
と共に、所定の切削加工位置まで下動した加工機構5
は、図6(a)および(b)に示すように上下方向Zの
一定位置に保持され、水平方向Xおよび前後方向Yの移
動データに基づいて移動する切削加工子6は、加工テー
ブル3上に載置した銅張原板2の上面形状に倣う切削移
動状態となり、同図(b)に示すように、銅張原板2に
反りaが生じている場合にも切削加工子6は、調整リン
グ14bで調整された加圧リング14cに対する出没相
対深さ、すなわち銅張原板2に対する切削加工深さを一
定に保持することができ、切削動作が銅張原板2上で途
切れるような不具合を誘発することなく安定したプリン
ト配線パターンの形成を行うことができる。
【0018】したがって、同一の銅張原板2に対する孔
明け(座ぐり)加工およびプリント配線パターンの形成
を、加工機構5の煩わしい交換作業を要することなく、
切換ノブ19、19の締付け位置を変更するのみで簡単
に切替ることができ、品質の高いプリント配線基板を効
率良く作製することができる。
【0019】図7は、本発明の他の実施例を示すもので
あって、この例では切換螺軸18、18と切換ノブ1
9、19による加工動作の切換に代えて、片側ロッド式
の複動シリンダからなるエアシリンダ20とその伸縮ロ
ッド21を組込んで加工機構5を構成している。すなわ
ち、当該実施例では、本体20´を第1の取付ベース1
2に固着した伸縮ロッド21を、コイル弾機16、16
を内装する中空状のカバーパイプ17、17に同軸状に
挿通し、その先端を固定ナット22で第2の取付ベース
15に一体に固定すると共に、スピンドルモータ11の
背面にエア出入口23を設けて、エアシリンダ20内で
ピストン20aにより区画されるキャップ側20bとヘ
ッド側20cへの圧縮空気の供給、排出で伸縮ロッド2
1を出没制御することにより加工機構5の加工動作を切
替るように構成されている。
【0020】上記構成において、エアシリンダ20のキ
ャップ側20bへのエア供給でピストン20aを押圧
し、伸縮ロッド21を所定位置まで伸長させた後にエア
供給を封鎖すると、伸縮ロッド21はその位置に固定さ
れて当該伸縮ロッド21とエアシリンダ20を介して各
取付ベース12および15との間が一体に固持され、上
記各取付ベース12および15は、移動コラム4の支持
ベース部9に対してコイル弾機16、16により上下相
対移動可能な状態となり、所定の切削加工位置まで下動
した加工機構5は上下方向Zの一定位置に保持されて、
水平方向Xおよび前後方向Yの移動データに基づいて移
動する切削加工子6は、加工テーブル3上に載置した銅
張原板2の上面形状に倣う切削移動状態に切り替わる。
【0021】また、上記キャップ側20bのエア供給を
解除してエアシリンダ20内の圧力値を「0」にすると
伸縮ロッド21が自由伸縮状態となり、支持ベース部9
と当該支持ベース9に自重により固定される第1の取付
ベース12に対して、第2の取付ベース15のみが上下
移動可能な状態に切り替わる。そして、上記の状態で支
持ベース部9を上下動させることにより、加工機構5は
上記上下方向Zの所定の移動データ量に基づいて切削加
工子6を銅張原板2に当接させて所望の孔明け加工を施
すことができる。
【0022】更に、エアシリンダ20のヘッド側20c
へのエア供給でピストン20aを上動し伸縮ロッド21
を縮入させると、該伸縮ロッド21に固定された第2の
取付ベース15が上動するに伴ってコイル弾機16のカ
バーパイプ17が支持ベース部9内の上限位置に当接
し、この時点で支持ベース部9と第2の取付ベース15
が固持されると共に、前記伸縮ロッド21の縮入動作で
エアシリンダ20を介して第1の取付ベース12が支持
ベース部9に固持される。
【0023】すなわち、上記各取付ベース12、15お
よび支持ベース部9が一体に固持されることになるの
で、各方向X、Y、Zの移動データに基づいて切削加工
子6の移動位置を厳密に規定することが可能となり、加
工機構5の加工動作の切換をエアシリンダ20へのエア
の供給制御で自動的に行えることと相俟って、加工テー
ブル3上の複数の切削加工子6、6…の自動交換を容易
に行うことができ、作業効率をより一層高めることがで
きる。
【0024】
【発明の効果】これを要するに、本発明は、銅張原板を
載置固定する加工テーブルの上方位置に移動コラムを設
け、かつ切削加工子を下方に垂設したスピンドルモータ
を上記移動コラムに昇降自在に装着し、上記加工テーブ
ルと移動コラムを介したスピンドルモータとの間の相対
移動を、水平方向および上下方向の各方向毎の移動デー
タに基づいて制御し、所定の制御位置に移動した切削加
工子の加工作動で銅張原板上に所望の切削加工を施すよ
うにしたプリント配線基板の加工装置であって、上記ス
ピンドルモータを移動コラムに対して上下方向に相対移
動可能に装着すると共に、前記移動コラムにスピンドル
モータを固持する第1の固定手段と、スピンドルモータ
に切削加工子を固持する第2の固定手段とを備え、上記
各固定手段の組合せ操作で、昇降移動する切削加工子
を、加工テーブル上面からの絶対移動と、銅張原板の上
面形状に倣う移動コラムに対する相対移動とに切替可能
に構成したから、エッチング処理に必要な化学的処理を
不要とし、環境汚染等を誘発することなく社内でプリン
ト配線基板の作製を行うことができ、開発効率の向上と
自社開発の独自回路技術が外部に漏洩する等の危惧を未
然に防止することができるものでありながら、何ら高度
な調整技術を要することなく、同一の加工装置を用いて
加工機構を異なる内容の加工状態に簡単な切換操作のみ
で設定することができ、高い加工精度を保持しつつ、加
工品質に優れたプリント配線基板の作製を短時間に効率
良く行うことができる、という極めて有用な新規的効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント配線基板の加工装置の全体斜視図であ
る。
【図2】(a)は要部の断面図である。(b)は同上要
部の正面図である。
【図3】(a)は加圧体の斜視図である。(b)および
(c)は切削加工子における切削加工深さの調整操作を
示す作用説明図である。
【図4】(a)は切換ノブを切換螺軸の上部に取付けた
状態を示す作用説明図である。(b)は切換ノブを切換
螺軸のした部に取付けた状態を示す作用説明図である。
【図5】(a)は加工機構の下降動作を示す作用説明図
である。(b)は同上加工機構による孔明け加工を示す
作用説明図である。
【図6】(a)は銅張原板上を移動する加工機構の動作
を示す作用説明図である。(b)は銅張原板の反り部分
での加工機構の動作を示す作用説明図である。
【図7】他の実施例におけるプリント配線基板の加工装
置を示すものであって、(a)は要部の断面図である。
(b)は同上要部の正面図である。
【符号の説明】
1 加工装置 2 銅張原板 3 加工テーブル 4 移動コラム 6 切削加工子 9 支持ベース部 10 固定シャフト 11 スピンドルモータ 12 第1の取付ベース 15 第2の取付ベース 16 コイル弾機 X 左右方向 Y 前後方向 Z 上下方向

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅張原板を載置固定する加工テーブルの
    上方位置に移動コラムを設け、かつ切削加工子を下方に
    垂設したスピンドルモータを上記移動コラムに昇降自在
    に装着し、上記加工テーブルと移動コラムを介したスピ
    ンドルモータとの間の相対移動を、水平方向および上下
    方向の各方向毎の移動データに基づいて制御し、所定の
    制御位置に移動した切削加工子の加工作動で銅張原板上
    に所望の切削加工を施すようにしたプリント配線基板の
    加工装置であって、上記スピンドルモータを移動コラム
    に対して上下方向に相対移動可能に装着すると共に、前
    記移動コラムにスピンドルモータを固持する第1の固定
    手段と、スピンドルモータに切削加工子を固持する第2
    の固定手段とを備え、上記各固定手段の組合せ操作で、
    昇降移動する切削加工子を、加工テーブル上面からの絶
    対移動と、銅張原板の上面形状に倣う移動コラムに対す
    る相対移動とに切替可能に構成したことを特徴とする加
    工深さ調整機構を備えたプリント配線基板の加工装置。
  2. 【請求項2】 銅張原板を載置固定する加工テーブルの
    上方位置に移動コラムを設け、かつ切削加工子を下方に
    垂設したスピンドルモータを上記移動コラムに昇降自在
    に装着し、上記加工テーブルと移動コラムを介したスピ
    ンドルモータとの間の相対移動を、水平方向および上下
    方向の各方向毎の移動データに基づいて制御し、所定の
    制御位置に移動した切削加工子の加工作動で銅張原板上
    に所望の切削加工を施すようにしたプリント配線基板の
    加工装置であって、上記移動コラムに一体形成した支持
    ベース部に固定シャフトを垂設し、かつスピンドルモー
    タを固着する第1の取付ベースと切削加工子を固着する
    第2の取付ベースとを、上記固定シャフトに上下摺動自
    在に装着すると共に、上記移動コラムの支持ベース部と
    第2の取付ベースとの間にコイル弾機を介装し、第1の
    取付ベースと第2の取付ベースとの固持で、前記切削加
    工子を加工テーブル上面に対する上下方向の絶対データ
    に基づいて移動させる一方、第1の取付ベースと支持ベ
    ース部との固持で、上記切削加工子の上下動を、移動コ
    ラムに対して銅張原板の上面形状に倣う相対移動に保持
    すべく構成したことを特徴とする加工深さ調整機構を備
    えたプリント配線基板の加工装置。
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