JP2752014B2 - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置Info
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- JP2752014B2 JP2752014B2 JP3247891A JP24789191A JP2752014B2 JP 2752014 B2 JP2752014 B2 JP 2752014B2 JP 3247891 A JP3247891 A JP 3247891A JP 24789191 A JP24789191 A JP 24789191A JP 2752014 B2 JP2752014 B2 JP 2752014B2
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- Japan
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
即ち平面パネルディスプレイに関する。
器やOA機器が開発されている。画像表示装置として
は、色、輝度、コントラスト及び分解能に対して良好な
性能を有する陰極線管が通常用いられているが、近年の
情報量の増大やパ−ソナル化、軽薄短小の市場ニ−ズに
対応するために各種の薄型パネルディスプレイの開発が
急速に展開されている。
出型冷陰極のマイクロガンをマトリクス状に配列した平
面パネルディスプレイが注目されており、一例としてR.
Heyer らの「Microtips Fluorescent Display 」が「Ja
pan Display 1986」コンファレンスにおいて提案されて
いる。この種のマイクロガンは、モリブデンの複数のチ
ップにより構成され、チップの上方に位置するゲ−トか
らチップに電界が印加され、特に電界効果によって、チ
ップ頂上から電子が抽出される。アノ−ドは、発光団材
料により形成されてゲ−ト面から約100 μm 離れて形成
されている。
のマイクロガンを用いた従来の平面パネルディスプレイ
では、薄型であって通常のCRTに勝るディスプレイ性
能を有するが、次の3つの理由により実用化されていな
い。即ち先ず、冷陰極とアノ−ドの発光団材料との間を
真空状態に維持しなければならないので、製造工程が複
雑でコストが高い。次いで、冷陰極の電子放出部の表面
に異種原子が若干でも吸着すると冷陰極の電子放出部の
仕事関数が大幅に変化するので、安定した電子放出特性
を実現することができない。最後に、電子ビ−ムにより
イオン化された残留ガスが冷陰極とアノ−ドの発光団材
料との間に印加される陽極電圧により加速され、高エネ
ルギで凸形状の冷陰極に衝突してスパッタするので、寿
命が短く、動作が不安定となってしまう。
れたものであり、簡単な工程で安価に製造することがで
き、安定した動作を実現し得る画像表示装置を提供する
ことを課題とする。
上述の課題を達成するために、基板と、基板上に配置さ
れたX−Yマトリクス電極と、X−Yマトリクス電極上
に配置されておりX−Yマトリクス電極に制御されてX
−Yマトリクスに対応した位置から選択的に電子を放出
する電子放出層と、電子放出層に対向して配置された陽
極層と、電子放出層と陽極層との間に配置されており電
子放出層から陽極層に向けて放出された電子がトンネル
効果により通過する絶縁層と、絶縁層と陽極層との間に
配置されており絶縁層を通過して入射する電子により発
光する蛍光体層とを備えた画像表示装置であって、電子
放出層は、X−Yマトリクスに対応した位置において絶
縁層の側へ夫々突出しており先端から電子を夫々放出す
る複数の錐状放出部を有することを特徴とする。
が、X−Yマトリクス電極に制御されてX−Yマトリク
スに対応した位置において絶縁層の側へ突出している錐
状放出部の先端から電子を放出すると、放出された電子
は、トンネル効果により絶縁層を陽極層へ向かって通過
する。ここで一般に、ある閾値以上のエネルギを有する
電子が蛍光体に入射すると、蛍光体内で電子・正孔対が
生成され、この電子の遷移により蛍光体が発光する。従
って、本発明においては、ある閾値以上の電圧を陰極層
と陽極層との間に印加すれば、蛍光体層は、絶縁層を通
過して入射する電子により発光する。このため、かかる
発光動作をX−Yマトリクス電極で制御すれば、蛍光体
層上に所望の画像表示を得ることができる。
き構成によれば、電子放出層と蛍光体層との間には絶縁
層が配置されおり、従来例のように真空層を設ける必要
はないので、簡単な工程で安価に製造することができ
る。また、電子放出層の電子を放出する部分が、電子放
出層と蛍光体層との間に配置された絶縁層により保護さ
れるので、安定した電子放出特性を実現して寿命を長く
することができ、動作を安定化することができる。
のような作用がより明らかにされ、更に本発明の他の作
用が明らかにされよう。
する。図1は、本発明に係る画像表示装置の一実施例を
示す要部破断斜視図、図2は、図1の点線で示す部分を
拡大して示す要部拡大断面図、図3は、図1及び図2の
画像表示装置の全体的な外観を示す斜視図、図4〜図11
は、図1〜図3に示す画像表示装置の製造方法を示す説
明図である。
表示側に位置した透明なフェ−スプレ−ト30と、アノ−
ド電極として機能する陽極層の一例としての透明導電膜
層31と、蛍光体層32と、トンネル効果を有する電気絶縁
層33と、錐状放出部の一例を構成する電子放出源34a を
有する電子放出層の一例としての冷陰極アレイ34と、コ
アとなる電気絶縁層35と、カソ−ド電極として機能する
X−Yマトリクス電極の一例を構成する冷陰極アレイ電
極21と、基板の一例としての背面支持プレ−ト20とを備
えている。尚、図2では、フェ−スプレ−ト30側の層B
と背面支持プレ−ト20側の層Aが離間して示されている
が、実際には一体化されている。
の電子放出源34a が複数個で対応するように構成され
る。電子放出源34a は、電子放出部である先端が鋭く、
底部が一体化されて冷陰極アレイ34を形成する。冷陰極
アレイ34は、冷陰極アレイ電極21に電気的に面接続され
ている。冷陰極アレイ34は、冷陰極アレイ電極21と同様
に、X−Yマトリクス状に仕切られ、絶縁層35のコアに
より覆われて互いに電気的に絶縁されており、かかる先
端は、トンネル効果を有する電気絶縁層33に接触してい
る。フェ−スプレ−ト30には、アノ−ド電極となる透明
導電膜層31と蛍光体層32が順次形成されており、蛍光体
層32は、電気絶縁層33を介して冷陰極アレイ34の先端に
対向している。
フェ−スプレ−ト30に塗着された蛍光体層32の各画素の
アドレッシングを行うために、図1に示したようにお互
いに交差する走査線23と信号線24により仕切られた領域
内に形成され、隣の領域内に形成されるカソ−ド電極と
は、電気的に絶縁されるようX−Yマトリクス電極を構
成している。即ち、本実施例の平面パネルディスプレイ
は、液晶ディスプレイにおいて用いられている、走査線
と信号線が交差したX−Yマトリクス法とほぼ同様の駆
動原理をとる。
アモルファスシリコン(a−Si )の薄膜トランジスタ
(TFT)25が形成され、このTFT25により、冷陰極
アレイ34と、蛍光体層32が塗着されたフェ−スプレ−ト
11の透明導電膜層31間の任意の画素に対応する印加電圧
を制御することができる。尚、本実施例のTFT25は、
公知の逆スタガ構造で形成され、ゲ−ト配線が走査線と
なり、信号線がソ−ス電極とドレイン電極を兼用してい
る。また、TFT25は、立体的構造を有するが、実用的
に透明導電膜層31に合わせて平坦化処理されている。
に、背面支持プレ−ト20側のカソ−ド電極(冷陰極アレ
イ電極21)と、フェ−スプレ−ト30側のアノ−ド電極
(透明導電膜層31)の間に蛍光体電圧回路11と基体駆動
回路12により電圧が印加されると、冷陰極アレイ34の電
子放出源34a では特に、前記電気絶縁層33と接触する先
端部において強電界が誘起され、電子が冷陰極アレイ34
の先端部と電気絶縁層33の間のポテンシャル障壁をトン
ネル現象で通過して蛍光体層32に入射する。
32内に電子・正孔対が生成され、この電子の遷移により
発光するものと考えれており、入射電子が発光に寄与す
るためには電子・正孔対の生成エネルギ以上のエネルギ
−を有する必要がある。即ち、冷陰極アレイ電極21と透
明導電膜層31の間には、入射電子が電子・正孔対の生成
エネルギ以上のエネルギ−を有するような電圧が印加さ
れる。
装置の製造方法を説明する。ここで、前述したように図
2に示した背面支持プレ−ト20側の層Aは、公知の液晶
ディスプレイのアクティブマトリクス型電極とほぼ同様
であるので説明を省略する。尚、TFT25の半導体層に
おいては、基板として安価なガラスを用いることがで
き、更に、容易に大画面化することができるa−Si を
用いている。
の層Bの構造について詳述すると、先ず、図4に示すよ
うに、フェ−スプレ−ト30上に順次、透明導電膜層31、
蛍光体層32、電気絶縁層33即ちトンネル層を形成する。
本実施例では、先ず、フェ−スプレ−ト30の材料として
厚さが1.1mm の透明なガラス基板を用い、次いで、この
ガラス基板上の透明導電膜層31の材料としてIn-Sn-O
(ITO)又はSn O2 を主として用い、膜厚が約0.2
μm になるように形成した。形成方法は、タ−ゲットと
して酸化物を用いることができるスパッタ法、或いはI
n-Sn 合金やSn の金属タ−ゲットを用いた反応性スパ
ッタリング法を用いた。
起での発光効率が室温で最も高いZn O:Zn (10[lm/
W])を用いた。蛍光体層32の膜厚は、0.08〜1.2 μm の
範囲で試作し、実施例では0.3 μm で形成されている。
形成方法は、電子ビ−ム蒸着法を用いて下地温度が200
°Cで成膜後、真空中(約10-4Pa )で550 °C、1時
間の熱処理を行った。尚、蒸着源としてはZn OとZn
の焼結体を用い、Znの濃度を適切な値に設定した。
約3.26 eV、フェルミ準位は伝導帯下において約0.04 e
Vと推定することができる。そして、電子・正孔対の生
成エネルギの閾値は約7.9eVであるので、蛍光体層32を
発光させるためには、冷陰極アレイ34の電子放出部に対
して最低4.68 eVの電界を印加する必要がある。
理された蛍光体層32上に形成される。この電気絶縁層33
は、電子のトンネル確率に強く影響を与える層であり、
実施例ではSi Nx を用いてプラズマCVD法により形
成した。原料ガスは一般に、Si H4 、NH3 、N2 が
用いられるが、本実施例では、H2 を添加することによ
り、内部応力を引っ張りから圧縮まで任意に制御可能に
形成した。また、電気絶縁層33の組成比は、化学量論的
な組成よりややNリッチ(X>1.33)であり、膜厚は2
〜3nmで形成した。
レイ34のコアとなる電気絶縁層(コア層)35として、S
i O2 、Si C、Si Nx 、Ta 2 O5 、Al2 O3 が
用いられるが、本実施例では、電気絶縁層33と同一のS
i Nx を用い、同様な方法により1μm の厚さで積層し
た。即ち、本実施例では、電気絶縁層33と電気絶縁層35
を連続して形成することができる。
束イオンビ−ム加工装置を用い、図6及び図7に示すよ
うな複数のV溝35a を平行に形成した。この場合、集束
イオンビ−ムのイオンソ−スとしては、Au-Si-Be の
液体金属イオン源を用い、加速エネルギは40〜300 kV
の範囲で制御し、V溝35a が電気絶縁層33までの距離の
1/2の距離に到達するように形成した。また、かかる
ビ−ムとしては、ガウシアン形状でビ−ム径が約0.1 μ
m であるものが好ましい。
35a と直交するように複数のV溝35b を平行に形成し
た。このとき、加工深さは、V溝35a との交差部に形成
される角錐状の凹部35c の先端が電気絶縁層33まで正確
に到達するように制御した。尚、図8は、この場合の側
面断面を示し、図9は、交差領域の深さの数値を示し、
図10は、図9における斜視図である。即ち、図9に示す
ように、V溝が2回形成されるので各V溝の頂点が交差
する点は最も深くなり(図示数値「2」)、この交差点
が電気絶縁層33まで到達する。
レイ34の材料である金属をスパッタ法、蒸着法等によ
り、電気絶縁層35の凹部35a 〜35c を埋めるように堆積
し、表面を平坦化することにより、凹部35c に対応する
角錐状の電子放出源34a を有する陰極アレイ34を形成し
た。尚、本実施例では、陰極アレイ34の材料としてAl
を用いた。このように形成されたフェ−スプレ−ト30側
の層Bと、背面支持プレ−ト20側の層Aを陰極アレイ34
と冷陰極アレイ電極21が対向するように密着して電気的
に接続すると、図1〜図3に示すような平面パネルディ
スプレイが完成する。
面寸法を110 ×90mm2 (6インチに相当)、画素数を25
6 ×256個、電子放出源34a の凸部の数を1画素当たり1
815(=33×55)個として形成したところ、動作特性は、
カソ−ド−アノ−ド間電圧が約10Vの場合にスクリ−ン
輝度は約100 cd/m2 であった。したがって、従来の装置
では、数百Vの電圧が必要とされるが、本発明の構造で
は、数十Vの電圧で十分であり、したがって、実用化す
ることができる。
ンネル層となる電気絶縁層33におけるトンネル電子の散
乱を小さくするような良質の薄膜が望ましい。実施例で
は、Si Nx のアモルファス膜を用いたが、MBE(分
子ビ−ムエピタキシ)技術や原子層エピタキシ技術等を
用いて電気絶縁層33の単結晶膜を形成してもよく、ま
た、電気絶縁層33の静電容量を大きくすることが有効で
ある。また、この実施例では、V溝35a 、35bを集束イ
オンビ−ム加工装置により形成したが、電子ビ−ム露光
とホット分子ビ−ムドライエッチング等により形成して
もよい。更に、蛍光体層32の材料としてZn O:Znを
用いたが、代わりに赤、青、緑の3原色の蛍光体を用い
ることによりカラ−画像を表示することができる。
像表示装置によれば、X−Yマトリクス電極に制御され
て電子を放出する電子放出層と、電子放出層に対向して
配置された陽極層と、電子放出層と陽極層との間に配置
されており電子放出層から陽極層に向けて放出された電
子がトンネル効果により通過する絶縁層と、絶縁層と陽
極層との間に配置されており絶縁層を通過して入射する
電子により発光する蛍光体層とを備えた画像表示装置で
あって、電子放出層は、X−Yマトリクスに対応した位
置において絶縁層の側へ夫々突出しており先端から電子
を夫々放出する複数の錐状放出部を有するので、簡単な
工程行程で安価に製造することができ、また、安定した
電子放出特性を実現して寿命を長くすることができ、動
作を安定化することができる。
び安定性に優れた薄型の画像表示装置を実現できる。
部破断斜視図である。
ある。
示す斜視図である。
す説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
示す説明図である。
示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 基板と、該基板上に配置されたX−Yマ
トリクス電極と、該X−Yマトリクス電極上に配置され
ており該X−Yマトリクス電極に制御されてX−Yマト
リクスに対応した位置から選択的に電子を放出する電子
放出層と、該電子放出層に対向して配置された陽極層
と、前記電子放出層と前記陽極層との間に配置されてお
り前記電子放出層から前記陽極層に向けて放出された電
子がトンネル効果により通過する絶縁層と、該絶縁層と
前記陽極層との間に配置されており前記絶縁層を通過し
て入射する電子により発光する蛍光体層とを備えた画像
表示装置であって、前記電子放出層は、前記X−Yマト
リクスに対応した位置において前記絶縁層の側へ夫々突
出しており先端から電子を夫々放出する複数の錐状放出
部を有することを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3247891A JP2752014B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3247891A JP2752014B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0589806A JPH0589806A (ja) | 1993-04-09 |
| JP2752014B2 true JP2752014B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=17170123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3247891A Expired - Lifetime JP2752014B2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2752014B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5517464B2 (ja) * | 1973-05-08 | 1980-05-12 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP3247891A patent/JP2752014B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0589806A (ja) | 1993-04-09 |
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