JP2760185B2 - 開閉式屋根の移動装置 - Google Patents
開閉式屋根の移動装置Info
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- JP2760185B2 JP2760185B2 JP3265397A JP26539791A JP2760185B2 JP 2760185 B2 JP2760185 B2 JP 2760185B2 JP 3265397 A JP3265397 A JP 3265397A JP 26539791 A JP26539791 A JP 26539791A JP 2760185 B2 JP2760185 B2 JP 2760185B2
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Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の屋根を自由に開閉
できるように支持しながら移動させるための開閉式屋根
の移動装置に関する。
できるように支持しながら移動させるための開閉式屋根
の移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】開閉式屋根は屋根の移動を容易にする目
的で、膜材を屋根の骨組上に張設しているものであっ
た。膜材を使用することによって移動屋根自体の軽減を
図り、移動動力容量を小さくするとともに骨組の構成も
簡単になるようにしていた。そして、開閉に伴なう移動
装置は屋根を構成する骨組の柱脚部分に台車を設け、そ
の車輪を案内支持するためのレールを敷設していた。レ
ールの案内方向に沿って台車を走らせることにより、屋
根を開閉するものであった。
的で、膜材を屋根の骨組上に張設しているものであっ
た。膜材を使用することによって移動屋根自体の軽減を
図り、移動動力容量を小さくするとともに骨組の構成も
簡単になるようにしていた。そして、開閉に伴なう移動
装置は屋根を構成する骨組の柱脚部分に台車を設け、そ
の車輪を案内支持するためのレールを敷設していた。レ
ールの案内方向に沿って台車を走らせることにより、屋
根を開閉するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の開閉
式屋根の移動装置は車輪とレールとの組み合わせである
ために、開閉式屋根の支持点が点接触であり、支持荷重
が大きくなると車輪の径を大きくするか或いはこれと合
わせて車輪の数を増やすなどの他、さらにレールのサイ
ズアップを図る必要性がでることとなり、支持装置が大
きくなると同時に支持装置を支えるための強度もこれに
伴なって向上させる必要性が伴い、装置が大型化するほ
か建築コストの上昇をもたらすことにもなっていた。ま
た、この種の従来の移動装置では支持荷重の増大化に伴
い、これを停止させるためのブレーキ装置や停止状態を
維持するための何らかの固定手段についても相当の工夫
を要していた。
式屋根の移動装置は車輪とレールとの組み合わせである
ために、開閉式屋根の支持点が点接触であり、支持荷重
が大きくなると車輪の径を大きくするか或いはこれと合
わせて車輪の数を増やすなどの他、さらにレールのサイ
ズアップを図る必要性がでることとなり、支持装置が大
きくなると同時に支持装置を支えるための強度もこれに
伴なって向上させる必要性が伴い、装置が大型化するほ
か建築コストの上昇をもたらすことにもなっていた。ま
た、この種の従来の移動装置では支持荷重の増大化に伴
い、これを停止させるためのブレーキ装置や停止状態を
維持するための何らかの固定手段についても相当の工夫
を要していた。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は移動する開閉式屋根を点接触で
支持するのではなく面で接触させることにより、移動手
段および停止手段を簡易に構成した開閉式屋根の移動装
置を提供することにある。
のであって、その目的は移動する開閉式屋根を点接触で
支持するのではなく面で接触させることにより、移動手
段および停止手段を簡易に構成した開閉式屋根の移動装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わる開閉式屋根の移動装置は、案内部材
内に上下動自在に嵌装したベースと、該案内部材と該ベ
ースとの間に臨ませた隘路と、該隘路を通じて該案内部
材と該ベースとの間に高圧液体を圧送する高圧ポンプと
から成り、該高圧ポンプで高圧液体を圧送したとき、該
ベースを該液体にて浮かせ、該ベースに開閉式屋根の骨
組柱脚を固定支持させるとともに、該液体にベントナイ
ト液の如く、微細な粒状体を含むもの、あるいは寒天状
に粘性の高い油等を用いたことを特徴とする。
に、本発明に係わる開閉式屋根の移動装置は、案内部材
内に上下動自在に嵌装したベースと、該案内部材と該ベ
ースとの間に臨ませた隘路と、該隘路を通じて該案内部
材と該ベースとの間に高圧液体を圧送する高圧ポンプと
から成り、該高圧ポンプで高圧液体を圧送したとき、該
ベースを該液体にて浮かせ、該ベースに開閉式屋根の骨
組柱脚を固定支持させるとともに、該液体にベントナイ
ト液の如く、微細な粒状体を含むもの、あるいは寒天状
に粘性の高い油等を用いたことを特徴とする。
【0006】前記案内部材と前記ベースとが接する何れ
かの表面に穴を穿設し、該穴にバネ等でシール材を弾発
付勢して嵌装したことを特徴とする。
かの表面に穴を穿設し、該穴にバネ等でシール材を弾発
付勢して嵌装したことを特徴とする。
【0007】前記ベースと前記案内部材とが接する接触
面下部に高圧液体の漏洩分を逃がす排液通路を設け、更
に該ベースの移動を停止させるために該ベースと該案内
部材との間に連通させた液抜き用バルブを設けたことを
特徴とする。
面下部に高圧液体の漏洩分を逃がす排液通路を設け、更
に該ベースの移動を停止させるために該ベースと該案内
部材との間に連通させた液抜き用バルブを設けたことを
特徴とする。
【0008】
【0009】
【作用】高圧ポンプで高圧液体を隘路を通じるようにし
て案内部材とベースとの間に圧送した時、液体の圧力に
よってベースを浮かせることができる。すなわち、ベー
スが高圧液体上に浮いた状態になり、ベースが液体上を
移動するときの摩擦抵抗は非常に小さく無視できるもの
と考えてよい。したがって、ベース上に支持させた開閉
式屋根は移動抵抗が小さく、非常に小さな移動動力容量
によって移動させることができるし、また停止させるに
際しては高圧液体の圧力を除去すれば開閉式屋根の自重
によってベースは着床し、高圧液体を介することなく案
内部材に直接に接するために接触抵抗が急速に増え安定
的に停止する。これに加えて、前記液体にベントナイト
液の如く微細な粒体状を含むもの或いは寒天状に粘性の
高い油等を高圧液体として用いたことにより、当該液体
の流動性が悪いから、シールの効果を高めることができ
る。
て案内部材とベースとの間に圧送した時、液体の圧力に
よってベースを浮かせることができる。すなわち、ベー
スが高圧液体上に浮いた状態になり、ベースが液体上を
移動するときの摩擦抵抗は非常に小さく無視できるもの
と考えてよい。したがって、ベース上に支持させた開閉
式屋根は移動抵抗が小さく、非常に小さな移動動力容量
によって移動させることができるし、また停止させるに
際しては高圧液体の圧力を除去すれば開閉式屋根の自重
によってベースは着床し、高圧液体を介することなく案
内部材に直接に接するために接触抵抗が急速に増え安定
的に停止する。これに加えて、前記液体にベントナイト
液の如く微細な粒体状を含むもの或いは寒天状に粘性の
高い油等を高圧液体として用いたことにより、当該液体
の流動性が悪いから、シールの効果を高めることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面を
参照にして詳細に説明する。図1は移動装置1を示す断
面図である。この移動装置1は平坦なベッド3の上に屋
根の移動方向に沿わせて相対向するように立設させた案
内部材5の中に開閉屋根の柱脚ベース7を嵌装し、この
柱脚ベース7にて開閉屋根の骨組柱脚を支持している。
すなわち、骨組柱脚9を柱脚ベース7に接続固定してい
る。柱脚ベース7は案内部材5に前後を挟まれ、左右は
案内方向へ摺動移動する。また、骨組柱脚9の左右から
水平に延ばしたバネ受け11と案内部材5との間にバネ
13を縮設し、柱脚ベース7がベッド3に直接的に、か
つ衝撃を生じさせるように着床する点を防止している。
このようにして、柱脚ベース7を前後から挟む案内部材
5は左右の案内部材5,5によって柱脚ベース7が案内
を受ける方向へ一体に移動するものである。さらに、柱
脚ベース7にはベース7の上の方からベース7とベッド
3との間に抜ける隘路15が設けてあって、この隘路1
5に高圧パイプ17を接続し、高圧パイプ17の他方の
端部は圧力タンク19に接続してある。また圧力タンク
19は高圧ポンプ21を備え圧力タンク19内の液体を
100気圧程度に加圧しているものである。ここで、液
体には、微粒子を含んだベントナイト液のようなものや
非常に粘度の高い油あるいは寒天状のものが使用されて
いる。この場合、柱脚ベース7の平面的な大きさが1メ
ートル四方ならば、1.03×104kg重×100な
ので、1000トンの物を持ち上げることができる。圧
力タンク19を構成する鉄板の厚さについてもこの圧力
タンク19が直径1メートルの球形であるとするなら
ば、タンク19に加わる圧力はおよそ2500kg/c
m2なので、鉄板の厚さは10mm程度で充分である。
また高圧パイプ17の直径が50mmであるならば、
2.5cm×100kg/cm2=250kg/cm2
なので、高圧パイプ17の肉厚は1mmぐらいの鉄で充
分である。案内部材5と柱脚ベース7とが接触する面は
左右同じなので、その左側を図2に断面で示している。
柱脚ベース7の側面に水平な穴23を穿ち、ここにコイ
ルバネ25を圧縮するようにしてシール27を嵌装して
いる。したがって、コイルバネ25がシール27を常に
案内部材5の方へ押圧付勢しており、100気圧程度の
圧力を付与した液体29が外部に漏れて圧力の低下をも
たらさないようにしている。図では、シール27を上下
2段としている。柱脚ベース7を移動させる際の柱脚ベ
ース7の接触面精度あるいは案内部材5側の接触面精度
が多少悪くてもシール27がこれに馴染んで、シール効
果を維持することができる。ここで、柱脚ベース7を持
ち上げるための液体29には、微粒子を含んだベントナ
イト液のようなものや非常に粘度の高い油あるいは寒天
状のものを使用しているので、これらは流動性が悪いの
で、シール27のシール効果を充分高めることができ
る。安全対策の面を考えた場合には、シール27が破損
して液体29の圧力が急激に降下したとき、柱脚ベース
7の着床を防止するためにベッド3の上に構成する案内
部材5の平面形状を4分割構造とし、圧力室、すなわち
柱脚ベース7を持ち上げる部分を4つに構成してもよ
い。
参照にして詳細に説明する。図1は移動装置1を示す断
面図である。この移動装置1は平坦なベッド3の上に屋
根の移動方向に沿わせて相対向するように立設させた案
内部材5の中に開閉屋根の柱脚ベース7を嵌装し、この
柱脚ベース7にて開閉屋根の骨組柱脚を支持している。
すなわち、骨組柱脚9を柱脚ベース7に接続固定してい
る。柱脚ベース7は案内部材5に前後を挟まれ、左右は
案内方向へ摺動移動する。また、骨組柱脚9の左右から
水平に延ばしたバネ受け11と案内部材5との間にバネ
13を縮設し、柱脚ベース7がベッド3に直接的に、か
つ衝撃を生じさせるように着床する点を防止している。
このようにして、柱脚ベース7を前後から挟む案内部材
5は左右の案内部材5,5によって柱脚ベース7が案内
を受ける方向へ一体に移動するものである。さらに、柱
脚ベース7にはベース7の上の方からベース7とベッド
3との間に抜ける隘路15が設けてあって、この隘路1
5に高圧パイプ17を接続し、高圧パイプ17の他方の
端部は圧力タンク19に接続してある。また圧力タンク
19は高圧ポンプ21を備え圧力タンク19内の液体を
100気圧程度に加圧しているものである。ここで、液
体には、微粒子を含んだベントナイト液のようなものや
非常に粘度の高い油あるいは寒天状のものが使用されて
いる。この場合、柱脚ベース7の平面的な大きさが1メ
ートル四方ならば、1.03×104kg重×100な
ので、1000トンの物を持ち上げることができる。圧
力タンク19を構成する鉄板の厚さについてもこの圧力
タンク19が直径1メートルの球形であるとするなら
ば、タンク19に加わる圧力はおよそ2500kg/c
m2なので、鉄板の厚さは10mm程度で充分である。
また高圧パイプ17の直径が50mmであるならば、
2.5cm×100kg/cm2=250kg/cm2
なので、高圧パイプ17の肉厚は1mmぐらいの鉄で充
分である。案内部材5と柱脚ベース7とが接触する面は
左右同じなので、その左側を図2に断面で示している。
柱脚ベース7の側面に水平な穴23を穿ち、ここにコイ
ルバネ25を圧縮するようにしてシール27を嵌装して
いる。したがって、コイルバネ25がシール27を常に
案内部材5の方へ押圧付勢しており、100気圧程度の
圧力を付与した液体29が外部に漏れて圧力の低下をも
たらさないようにしている。図では、シール27を上下
2段としている。柱脚ベース7を移動させる際の柱脚ベ
ース7の接触面精度あるいは案内部材5側の接触面精度
が多少悪くてもシール27がこれに馴染んで、シール効
果を維持することができる。ここで、柱脚ベース7を持
ち上げるための液体29には、微粒子を含んだベントナ
イト液のようなものや非常に粘度の高い油あるいは寒天
状のものを使用しているので、これらは流動性が悪いの
で、シール27のシール効果を充分高めることができ
る。安全対策の面を考えた場合には、シール27が破損
して液体29の圧力が急激に降下したとき、柱脚ベース
7の着床を防止するためにベッド3の上に構成する案内
部材5の平面形状を4分割構造とし、圧力室、すなわち
柱脚ベース7を持ち上げる部分を4つに構成してもよ
い。
【0011】柱脚ベース7の移動を停止させるために
は、柱脚ベース7をベッド3に接触させさえすればよ
い。すなわち、面接触させるのである。そのためには高
圧ポンプ21を停止させればよいのであって、ベッド3
と柱脚ベース7との摩擦係数が0.2以上あれば充分で
ある。しかし、高圧ポンプ21を停止させたりするので
はなく液体29をも抜くことによって更に急速な停止を
得るようにしたり、そのほか液体29のリークによるリ
ーク液の排液および開閉式屋根の骨組が鉛直荷重ではな
くスラストを伴なう場合に対する構造を図3に断面で示
している。ベッド3aは案内部材5a,5b,5cが一
体になったもので、他方の柱脚ベース7aは垂直部分と
水平部分とからなる直角なかぎ形になっていて骨組柱脚
9aはその水平部分と垂直部分とに底端部を固定して斜
上方へ延びている。圧力タンク19aは柱脚ベース7a
の上面水平部分に直接にのせるように固定してあって、
柱脚ベース7aの下の方へベッド3aの上部を穿設して
得た空間に圧力タンク19aの吐出口から柱脚ベース7
aを真っ直ぐに直接に貫く隘路15aを設けることによ
って高圧パイプ17を省略している。また、ベッド3a
の上部、すなわち柱脚ベース7aの下に穿設した液体2
9を溜める部分の底には電磁弁など遠隔操作が可能な液
抜き弁31を設け、液抜き弁31から外部へ高圧を付与
した液体29を排出できるようにしている。高圧を付与
した液体29を柱脚ベース7aの下に封じ込めた状態を
形成するためにベッド3aには柱脚ベース7aの垂直部
分を外側および内側から挟むように延びた案内部材5
a,5bがあって、案内部材5aおよび5bで柱脚ベー
ス7aの垂直部分を挟み込むようにしている。さらにま
た、柱脚ベース7aの水平部分の外側はベッド3aと一
体に垂直に上に延ばした案内部材5cで押えている。そ
して、柱脚ベース7aの垂直部分の内側および外側には
滑り材を兼ねたシール33を貼設しており、柱脚ベース
7aの水平部分の端部であって案内部材5c側の側面お
よび案内部材5cの内側にも同様のシール材33を貼設
している。液体29に圧力を付与したとき柱脚ベース7
aは浮き上がり、圧力を解除したとき下がるので柱脚ベ
ース7aの垂直部分下端部には逃がし空間35を形成
し、さらにベッド3aを貫いて逃がし空間35から外部
へ抜ける排液通路37を設けている。シール材33から
漏れた液体29は逃がし空間35に溜り、そのまま排液
通路37を通って外部へ排液させている。骨組柱脚9a
のスラスト荷重は案内部材5a,5b,5cで受け止め
ている。このような構成によって、地震入力時の緊急停
止を要するときには液抜き弁31を開くと共に高圧ポン
プ21を停止し(図3においては高圧ポンプ21を図示
せず)柱脚ベース7aの底端部をベッド3aに接触さ
せ、この接触抵抗で急速に柱脚ベース7aの移動を停止
させることができる。
は、柱脚ベース7をベッド3に接触させさえすればよ
い。すなわち、面接触させるのである。そのためには高
圧ポンプ21を停止させればよいのであって、ベッド3
と柱脚ベース7との摩擦係数が0.2以上あれば充分で
ある。しかし、高圧ポンプ21を停止させたりするので
はなく液体29をも抜くことによって更に急速な停止を
得るようにしたり、そのほか液体29のリークによるリ
ーク液の排液および開閉式屋根の骨組が鉛直荷重ではな
くスラストを伴なう場合に対する構造を図3に断面で示
している。ベッド3aは案内部材5a,5b,5cが一
体になったもので、他方の柱脚ベース7aは垂直部分と
水平部分とからなる直角なかぎ形になっていて骨組柱脚
9aはその水平部分と垂直部分とに底端部を固定して斜
上方へ延びている。圧力タンク19aは柱脚ベース7a
の上面水平部分に直接にのせるように固定してあって、
柱脚ベース7aの下の方へベッド3aの上部を穿設して
得た空間に圧力タンク19aの吐出口から柱脚ベース7
aを真っ直ぐに直接に貫く隘路15aを設けることによ
って高圧パイプ17を省略している。また、ベッド3a
の上部、すなわち柱脚ベース7aの下に穿設した液体2
9を溜める部分の底には電磁弁など遠隔操作が可能な液
抜き弁31を設け、液抜き弁31から外部へ高圧を付与
した液体29を排出できるようにしている。高圧を付与
した液体29を柱脚ベース7aの下に封じ込めた状態を
形成するためにベッド3aには柱脚ベース7aの垂直部
分を外側および内側から挟むように延びた案内部材5
a,5bがあって、案内部材5aおよび5bで柱脚ベー
ス7aの垂直部分を挟み込むようにしている。さらにま
た、柱脚ベース7aの水平部分の外側はベッド3aと一
体に垂直に上に延ばした案内部材5cで押えている。そ
して、柱脚ベース7aの垂直部分の内側および外側には
滑り材を兼ねたシール33を貼設しており、柱脚ベース
7aの水平部分の端部であって案内部材5c側の側面お
よび案内部材5cの内側にも同様のシール材33を貼設
している。液体29に圧力を付与したとき柱脚ベース7
aは浮き上がり、圧力を解除したとき下がるので柱脚ベ
ース7aの垂直部分下端部には逃がし空間35を形成
し、さらにベッド3aを貫いて逃がし空間35から外部
へ抜ける排液通路37を設けている。シール材33から
漏れた液体29は逃がし空間35に溜り、そのまま排液
通路37を通って外部へ排液させている。骨組柱脚9a
のスラスト荷重は案内部材5a,5b,5cで受け止め
ている。このような構成によって、地震入力時の緊急停
止を要するときには液抜き弁31を開くと共に高圧ポン
プ21を停止し(図3においては高圧ポンプ21を図示
せず)柱脚ベース7aの底端部をベッド3aに接触さ
せ、この接触抵抗で急速に柱脚ベース7aの移動を停止
させることができる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係わ
る開閉式屋根の移動装置によれば、案内部材と、この内
側に上下動自在に嵌装したベースとの間に、該案内部材
とこのベースとの間に臨ませた隘路を通じて、高圧ポン
プから高圧液体を圧送することで、開閉式屋根の骨組柱
脚を固定支持しているベースを液体を介し浮かせること
ができ、摩擦抵抗が著しく低く移動動力容量が極めて小
さくて足りる効果がある。これにより、屋根の支持点は
従来のように車輪を有する台車ではなく高圧液体に浮か
せるベースを設ければよいので、ベースの支持点が車輪
のように点接触ではなく面接触であるために支持荷重を
分散させ得るので、開閉式屋根の骨組を自由に構成しや
すくすることができる。一方、高圧ポンプを停止させた
ときには面接触によって、ベースの移動を停止させるこ
とができる。その上、高圧液体にベントナイト液の如く
微細な粒体状を含むもの或いは寒天状に粘性の高い油等
を高圧液体として用いたことにより、当該液体の流動性
が悪いのでシールの効果を高めることができる。また、
高圧ポンプを停止させるだけではなく、液抜き用バルブ
などを積極的に設けた場合には瞬間的に液体の圧力を減
圧して瞬間的な停止が可能になり、強力なブレーキなど
の非常停止装置が簡単な構造で済む利点がある。
る開閉式屋根の移動装置によれば、案内部材と、この内
側に上下動自在に嵌装したベースとの間に、該案内部材
とこのベースとの間に臨ませた隘路を通じて、高圧ポン
プから高圧液体を圧送することで、開閉式屋根の骨組柱
脚を固定支持しているベースを液体を介し浮かせること
ができ、摩擦抵抗が著しく低く移動動力容量が極めて小
さくて足りる効果がある。これにより、屋根の支持点は
従来のように車輪を有する台車ではなく高圧液体に浮か
せるベースを設ければよいので、ベースの支持点が車輪
のように点接触ではなく面接触であるために支持荷重を
分散させ得るので、開閉式屋根の骨組を自由に構成しや
すくすることができる。一方、高圧ポンプを停止させた
ときには面接触によって、ベースの移動を停止させるこ
とができる。その上、高圧液体にベントナイト液の如く
微細な粒体状を含むもの或いは寒天状に粘性の高い油等
を高圧液体として用いたことにより、当該液体の流動性
が悪いのでシールの効果を高めることができる。また、
高圧ポンプを停止させるだけではなく、液抜き用バルブ
などを積極的に設けた場合には瞬間的に液体の圧力を減
圧して瞬間的な停止が可能になり、強力なブレーキなど
の非常停止装置が簡単な構造で済む利点がある。
【図1】移動装置を例示した断面図である。
【図2】その案内部材とベースとが接する部分のシール
材の様子を示した部分断面図である。
材の様子を示した部分断面図である。
【図3】移動装置の別の実施例を示す断面図である。
1 移動装置 3 ベッド 5 案内部材 7 柱脚ベース 9 骨組柱脚 11 バネ受け 13 バネ 15 隘路 17 高圧パイプ 19 圧力タンク 21 高圧ポンプ 23 穴 25 コイルバネ 27 シール 29 液体 31 液抜き弁 33 シール材 35 逃がし空間 37 排液通路
Claims (3)
- 【請求項1】 案内部材内に上下動自在に嵌装したベー
スと、該案内部材と該ベースとの間に臨ませた隘路と、
該隘路を通じて該案内部材と該ベースとの間に高圧液体
を圧送する高圧ポンプとから成り、該高圧ポンプで高圧
液体を圧送したとき、該ベースを該液体にて浮かせ、該
ベースに開閉式屋根の骨組柱脚を固定支持させるととも
に、該液体にベントナイト液の如く、微細な粒状体を含
むもの、あるいは寒天状に粘性の高い油等を用いたこと
を特徴とする開閉式屋根の移動装置。 - 【請求項2】 前記案内部材と前記ベースとが接する何
れかの表面に穴を穿設し、該穴にバネ等でシール材を弾
発付勢して嵌装したことを特徴とする請求項1記載の開
閉式屋根の移動装置。 - 【請求項3】 前記ベースと前記案内部材とが接する接
触面下部に高圧液体の漏洩分を逃がす排液通路を設け、
更に該ベースの移動を停止させるために該ベースと該案
内部材との間に連通させた液抜き用バルブを設けたこと
を特徴とする請求項1記載の開閉式屋根の移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3265397A JP2760185B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 開閉式屋根の移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3265397A JP2760185B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 開閉式屋根の移動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579118A JPH0579118A (ja) | 1993-03-30 |
| JP2760185B2 true JP2760185B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17416604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3265397A Expired - Lifetime JP2760185B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 開閉式屋根の移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2760185B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3051765B2 (ja) * | 1990-12-10 | 2000-06-12 | カヤバ工業株式会社 | 開閉式屋根のスライド支持装置 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP3265397A patent/JP2760185B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0579118A (ja) | 1993-03-30 |
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