JP2765596B2 - 手持ち式バーコード読取り装置 - Google Patents
手持ち式バーコード読取り装置Info
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Description
システム等で用いられる手持ち式バーコード読取り装置
に関し、一層詳しくはバーコードの走査に光ビームを用
いるタイプの手持ち式バーコード読取り装置に関する。
握って操作し得るようになった手持ち式ケーシングを具
備し、この手持ち式ケーシングにはバーコードの光学的
走査手段が内蔵され、また該手持ち式ケーシングには細
長のバーコード読取り口が形成される。バーコード読取
り時、手持ち式ケーシングのバーコード読取り口が商品
等に付されたバーコードにそこを横切るように適用さ
れ、このときバーコードが光学的走査手段でもって光学
的に走査される。
D(発光ダイオード)アレイでもって一度にバーコード
を照射走査するタイプのものと、レーザビームをガルバ
ノミラー等でもって手持ち式ケーシングのバーコード読
取り窓の長手方向に偏向させてその偏向レーザビームで
もってバーコードを走査するタイプのものとが知られて
いる。いずれのタイプにおいても、バーコードの光学的
走査時に得られる反射光が手持ち式ケーシング内に設け
られた光電変換器によって検出され、その検出情報をバ
ーコード解読回路によって処理することによりバーコー
ドの読取りが行われることになる。
なように、従来の手持ち式バーコード読取り装置にあっ
ては、バーコードの読取りのためには、手持ち式ケーシ
ングのバーコード読取り口をバーコードにそこを横切る
ように適用することが必要であり、このためオペレータ
にはバーコードの読取り毎に手持ち式ケーシングのバー
コード読取り口とバーコードとの間で相対的位置決め動
作が要求されることになる。このような相対位置決め動
作は比較的短時間で行い得るにしても、多量の商品のバ
ーコードを順次読み取る場合には、かかる位置決め動作
は面倒で厄介なものとなる。
れている据付け式バーコード読取り装置では、そのバー
コード読取り窓から射出されるレーザビームは所定の交
差パターン軌跡を描くように偏向させられて、その交差
パターン軌跡を形成するいずれかのレーザビームでもっ
てバーコードが走査され、これによりバーコードの向き
に関係なくそのバーコード情報が読み取られるようにな
っている。この場合には、バーコード読取り窓に対して
バーコードを所定の向きに位置決めする必要はない。し
かしながら、このような技術を従来のレーザビームタイ
プの手持ち式バーコード読取り装置に応用することは不
可能に近い。というのは、かかる交差パターン軌跡をレ
ーザビームに描かせるためには空間的に嵩張る光学系が
必要であり、そのような光学系を手持ち式ケーシング内
に収容させることができないからである。
の走査に光ビームを用いるタイプの手持ち式バーコード
読取り装置であって、手持ち式ケーシングのバーコード
読取り口とバーコードとの間での相対的位置決め動作を
排除し得るようになった手持ち式バーコード読取り装置
を提供することである。
めに、本発明によれば、手持ち式ケーシングのバーコー
ド読取り口から射出される光ビームを所定長の線分に沿
って偏向させてバーコードを読み取る手持ち式バーコー
ド読取り装置において、該光ビームを回折させるべくそ
の偏向領域にホログラム要素が介在させられ、このホロ
グラム要素が該光ビームの偏向によって形成される偏向
軌跡面に少なくとも180度に亘るひねりを与えるよう
な回折特性を持つことを特徴とする手持ち式バーコード
読取り装置が構成される。
あっては、手持ち式ケーシングのバーコード読取り口か
ら射出される光ビームの偏向によって形成される偏向軌
跡面にはホログラム要素のために少なくとも180度に
亘るひねりが与えられるので、手持ち式ケーシングのバ
ーコード読取り口に対してバーコードがどのような向き
になっていても、該バーコード読取り口と該バーコード
との間の相対距離を変化させるだけでそのバーコード情
報が読み取られ得る。すなわち、光ビームの偏向によっ
て形成される偏向軌跡面に少なくとも180度に亘るひ
ねりが与えられた場合、光ビームの射出方向に対して該
偏向軌跡面を横切る断面線すなわち偏向軌跡線分が手持
ち式ケーシングのバーコード読取り口から離れるにつれ
て一方向に旋回することになり、このため手持ち式ケー
シングのバーコード読取り口とバーコードとの間の相対
距離が変化させられる間に該バーコードは光ビームでも
って完全に走査され得ることになって、そのバーコード
情報の読取り達成される。
持ち式バーコード読取り装置の実施例について説明す
る。先ず、図1を参照すると、そこには本発明による手
持ち式バーコード読取り装置の第1の実施例が概略的に
示され、この手持ち式バーコード読取り装置は本実施例
ではPOSシステム用として構成される。手持ち式バー
コード読取り装置は適当な剛性樹脂材料から形成され得
る手持ち式ケーシング10を具備し、この手持ち式ケー
シング10は片手で握って操作するようになった握り部
10aと、この握り部10aと一体となったヘッド部1
0bとからなる。握り部10aとヘッド部10bとの境
界領域にはスイッチ12が設けられ、このスイッチ12
は手持ち式バーコード読取り装置の作動スイッチとして
機能し、握り部10aを片手で握った状態でその人差指
でもって操作されるようになっている。
にはバーコード読取り口10cが形成され、このバーコ
ード読取り口10cは図1の紙面に対して直角方向に細
長に延在する。本実施例では、バーコード読取り口10
cには透過形のホログラム要素14が配置され、このホ
ログラム要素14は後述するような回折特性を持つ。ま
た、手持ち式ケーシング10の握り部10aの後端側か
らはコード接続部10dが延長し、そこにはコード16
が接続される。コード16はコード接続部10dからバ
ーコード読取り本体18まで延び、このバーコード読取
り本体18内にはレーザ発生源20、バーコード解読処
理兼制御装置22等が設けられる。レーザ発生源20と
しては、ガスレーザあるいは半導体レーザ等が用いら
れ、バーコード解読処理兼制御装置22はマイクロコピ
ュータ等で構成され得る。
向手段24が設けられ、この光ビーム偏向手段24はコ
ード14内を通る光ファイバ28を介してレーザ発生源
20に接続される。光ビーム偏向手段24は例えばガル
バノミラーから構成され、レーザ発生源20で出力され
るレーザビームは光ファイバ24によって光ビーム偏向
手段22に導かれる。次いで、レーザビームは光ビーム
偏向手段22によって手持ち式ケーシング10のバーコ
ード読取り口10cの長手方向に沿って繰り返し偏向さ
れ、その偏向レーザビームはホログラム要素14を透過
して該バーコード読取り口10cから射出させられる。
要素14によって図2に示すような態様で回折される。
詳述すると、図2では、射出レーザビームが矢印Aで示
されるようにホログラム要素14の一端14a側からそ
の他端14bに向かって偏向される場合が図示されてい
る。なお、参照符号LAはホログラム要素14の一端1
4a側の極限位置まで偏向された際のレーザビームを示
し、また参照符号LBはホログラム要素14の他端14
b側の極限位置まで偏向された際のレーザビームを示
す。図2から明らかなように、レーザビームLAはホロ
グラム要素14を透過した後にその他端側14bに向か
って回折させられ、一方レーザビームLBはホログラム
要素14を透過した後にその一端側14aに向かって回
折させられ、このとき双方のレーザビームLAおよびL
Bの巾が一定となるようになっている。すなわち、ホロ
グラム要素14はそこから射出されるレーザビームの偏
向軌跡面に反時計回りの180度に亘るひねり(ホログ
ラム要素14のレーザビーム射出面に対して)を与える
ように該レーザビームを回折するようになっている。要
するに、たとえて言うならば、かかる偏向軌跡面のひね
りはテープ状片をその一端縁でホログラム要素14に固
定して引き延ばした状態で該テープ状片の他端縁を反時
計回りで180度旋回させることによって該テープ状片
に与えられるひねりに相当する。
て形成される偏向軌跡面に180度に亘るひねりが与え
られると、図2に示すように、レーザビームの射出方向
に対して該偏向軌跡面を横切る断面線すなわち偏向軌跡
線分a、b、c、d、e、fおよびgは手持ち式ケーシ
ング10のバーコード読取り口10cすなわちホログラ
ム要素14から離れるにつれて反時計方向に旋回するこ
とになる。したがって、手持ち式ケーシング10のバー
コード読取り口10cに対してバーコードがどのような
向きに位置されていたとしても、該バーコード読取り口
10cとバーコードとの間の相対距離を変化させれば、
該バーコードはホログラム要素14からの射出レーザビ
ームでもって完全に走査され得る。換言すれば、従来の
ように手持ち式ケーシング10のバーコード読取り口1
0cの長手方向にバーコードの読取り方向を一致させる
べくその間の相対的位置決めを行うことなく、該バーコ
ード読取り口10cとバーコードとの間の相対距離を変
化させるだけで、例えばバーコードに対して該バーコー
ド読取り口10cを上下に移動させるだけで該バーコー
ドの完全走査が達成される。
図3(a)、図3(b)および図3(c)に示すように、バーコ
ードを付した商品30が手持ち式ケーシング10のバー
コード読取り口10cすなわちホログラム要素14に対
してそれぞれ異なった向きで位置されていても、その間
の相対距離を変化させれば、偏向レーザビームの偏向軌
跡面の断面線すなわち偏向軌跡線分l、mおよびnの箇
所で各バーコードは該偏向レーザビームでもって完全に
走査され得る。
結合素子)等から構成され得る光電変換手段32が配置
され、この光電変換手段32はコード16内に通るリー
ド線34によってバーコード読取り本体18のバーコー
ド解読処理兼制御装置22に接続される。光電変換手段
32は上述したようなバーコードの走査時に得られる反
射光をバーコード読取り情報として検出し、このバーコ
ード読取り情報はリード線34を介してバーコード解読
処理兼制御装置22に取り込まれ、そこでバーコード読
取り情報の解読処理が行われた後にPOSシステムのホ
スト装置に対して出力される。なお、バーコード解読処
理兼制御装置22は光ビーム偏向手段24の作動も制御
するようになっており、その“オン”/“オフ”はスイ
ッチ12によって行われる。
14の作成については種々の方法が考えられるが、ここ
では比較的簡単な作成方法の一例について説明する。
ラム要素の一般的な作成方法について説明するが、この
作成方法によって得られる回折用ホログラム要素は本発
明による手持ち式バーコード読取り装置には使用できな
い。図4(b)において、参照符号36は例えば透明フィ
ルム基板に感光乳剤を塗布して形成した記録媒体を示
し、この記録媒体36上に座標原点を持つ三次元直交座
標系xyzを想定し、そのxy平面内に該記録媒体36
が位置するものとする。この三次元直交座標系xyzの
zy平面内に参照光発生源38を、また物体光発生源4
0をy軸を挟んで配置させると、これら双方の光源38
および40から発生した球面波の干渉によって干渉縞が
記録媒体36に形成されて記録される。この記録媒体3
6を現像/定着処理することによって、回折格子縞を持
つホログラム要素が得られる。図4(b)を参照すると、
そのようなホログラム要素が参照符号36’で示され、
このホログラム要素36’に対して図4(a)と同様な三
次元直交座標系xyzを想定し、そのyz平面内に再生
光発生源としてレーザビーム発生源38’を配置して、
そこから射出したレーザビーム42をx軸に沿って偏向
させてホログラム要素36’を透過させると、透過レー
ザビーム42’はx軸から逸れるように回折されるが、
その透過レーザビーム42’の偏向方向はx軸に対して
平行である(なお、図4(b)において、x’およびy’
はそれぞれx軸およびy軸の投影軸を示す)。要する
に、図4(b)に示すホログラム要素36’を用いても、
透過レーザビーム42’の偏向によって形成される偏向
軌跡面に上述したようなひねりを与えることはできな
い。
手持ち式バーコード読取り装置に用い得る回折用ホログ
ラムの作成方法を説明する。図5(a)においても、記録
媒体36に対して図4(a)と同様な三次元座標系xyz
を想定する。図5(a)の作成方法では、参照光発生源3
8および物体光発生源40がyz平面からx軸の一方の
側(図5(a)の例では、正側)にずらされた位置に配置
され、この点で図5(a)の作成方法は図4(a)の作成方法
とは異なる。これら双方の光源38および40から発生
した球面波の干渉によって干渉縞を記録媒体36に形成
して記録し、次いでその記録媒体36を現像/定着処理
することによって、回折格子縞を持つホログラム要素を
得ることは図4(a)の場合と同様である。図5(b)を参照
すると、そのようなホログラム要素が参照符号36’で
示され、このホログラム要素36’に対しても図5(a)
と同様な三次元直交座標系xyzを想定し、図4(a)の
場合と同様にそのyz平面内に再生光発生源としてレー
ザビーム発生源38’を配置して、そこから射出したレ
ーザビーム42をx軸に沿って偏向させてホログラム要
素36’を透過させると、透過レーザビーム42’は図
4(b)の場合とは異なってz軸の回りで旋回するように
回折される(なお、図5(b)でも、x’およびy’はそ
れぞれx軸およびy軸の投影軸を示す)。言うまでもな
く、図5(b)に示すような回折用ホログラム要素36’
を用いれば、透過レーザビーム42’の偏向によって形
成される偏向軌跡面に上述したようなひねりを与えるこ
とが可能となる。
バーコード読取り装置の別の実施例が示され、この実施
例では透過形ホログラム要素14の代わりに反射形ホロ
グラム要素14’が用いられている点を除けば、図6の
実施例は図1に示した実施例と同様なものである。な
お、図6において、図1に示した構成要素と同様な構成
要素については同じ参照番号が用いられている。反射形
ホログラム要素14’は手持ち式ケーシング10のヘッ
ド部材10bの内側頂壁面に固定され、この反射ホログ
ラム要素14’も透過形ホログラム要素14と同様に図
6の紙面に対して直角方向に細長に延在する。レーザ発
生源20から光ファイバ24によって光ビーム偏向手段
22に導かれたレーザビームは反射形ホログラム要素1
4’の長手方向に沿って繰り返し偏向されつつ反射され
て手持ち式ケーシング10のバーコード読取り口10c
から射出させられる。勿論、反射形ホログラム要素1
4’も透過形ホログラム要素14と同じ回折特性を持
ち、このため射出偏向レーザビームによって形成される
偏向軌跡面には図2で説明したようなひねりが与えられ
る。
ち式ケーシング10のバーコード読取り口10cを塞ぐ
透明ガラス板であり、これにより手持ち式ケーシング1
0内への塵埃等の侵入が阻止される。また、同様な透明
ガラス板を図1に示す実施例でも用いることが可能であ
り、この場合透過形ホログラム要素14は該透明ガラス
板の内側面に貼り付けてもよいし、またその内側面から
隔てられた位置に配置されてもよい。
による手持ち式バーコード読取り装置にあっては、バー
コードの読取り毎に手持ち式ケーシングのバーコード読
取り口に対して該バーコードをその読取り位置に相対的
位置決めすることが必要とされないので、従来の手持ち
式バーコード読取り装置に比べてバーコードの読取り効
率が向上され得る。
一実施例を示す概略断面図である。
ら射出されて偏向されるレーザビームの特性を説明する
斜視図である。
よるバーコードの読取り例を示す斜視図である。
びその回折特性を説明するための説明図である。
用いられる回折用ホログラム要素の作成方法およびその
回折特性を説明するための説明図である。
別の実施例を示す概略断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 手持ち式ケーシング(10)のバーコー
ド読取り口(10c)から射出される光ビームを所定長
の線分に沿って偏向させてバーコードを読み取る手持ち
式バーコード読取り装置において、前記光ビームを回折
させるべくその偏向領域にホログラム要素(14:1
4’)が介在させられ、このホログラム要素(14:1
4’)が前記光ビームの偏向によって形成される偏向軌
跡面に少なくとも180度に亘るひねりを与えるような
回折特性を持つことを特徴とする手持ち式バーコード読
取り装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の手持ち式バーコード読
取り装置において、前記ホログラム要素が透過形ホログ
ラム要素(14)として形成され、この透過形ホログラ
ム(14)が前記手持ち式ケーシング(10)のバーコ
ード読取り口(10c)あるいはその近傍に配置され、
前記光ビームが前記透過形ホログラム要素(14)を透
過させられた後に該バーコード読取り口(10c)から
射出されることを特徴とする手持ち式バーコード読取り
装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の手持ち式バーコード読
取り装置において、前記ホログラム要素が反射形ホログ
ラム要素(14’)として形成され、この反射形ホログ
ラム(14’)が前記手持ち式ケーシング(10)内の
適当な箇所に配置され、前記光ビームが前記反射形ホロ
グラム(14’)によって反射させられた後に該バーコ
ード読取り口(10c)から射出されることを特徴とす
る手持ち式バーコード読取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054681A JP2765596B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 手持ち式バーコード読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054681A JP2765596B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 手持ち式バーコード読取り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04290182A JPH04290182A (ja) | 1992-10-14 |
| JP2765596B2 true JP2765596B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=12977533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3054681A Expired - Lifetime JP2765596B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 手持ち式バーコード読取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2765596B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3054681A patent/JP2765596B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04290182A (ja) | 1992-10-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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