JP2766246B2 - 区画貫通部の防火措置体及び防火措置体を用いる区画貫通部の防火措置工法 - Google Patents

区画貫通部の防火措置体及び防火措置体を用いる区画貫通部の防火措置工法

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JP2766246B2 JP8068593A JP6859396A JP2766246B2 JP 2766246 B2 JP2766246 B2 JP 2766246B2 JP 8068593 A JP8068593 A JP 8068593A JP 6859396 A JP6859396 A JP 6859396A JP 2766246 B2 JP2766246 B2 JP 2766246B2
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penetrating
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prevention measure
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/12Arrangements for supporting insulation from the wall or body insulated, e.g. by means of spacers between pipe and heat-insulating material; Arrangements specially adapted for supporting insulated bodies

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の区画部材
に形成された貫通孔と、この貫通孔内を貫通する貫通体
とによって形成される区画貫通部の間隙部を閉塞する防
火措置体及び防火措置体を用いる区画貫通部の防火措置
工法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に貫通体、例えば給・排水管、配電
管、電気ケーブル、ガス管等が建築物の区画部材、例え
ば壁、天井、床等に形成される貫通孔に貫通配設される
区画貫通部には貫通体と貫通孔との間に間隙部が形成さ
れ、この間隙部をセメントモルタル等の耐火材で埋戻す
防火措置が義務付けられ、一般に広く実施されている。
【0003】また他の防火措置としては、耐火性能の維
持が可能な石綿、ロックウール等の無機質繊維を配合し
たモルタルを、区画部材の裏面に裏板を当接して貫通体
と貫通孔との間の間隙部を充填する埋戻し湿式工法や、
区画体の裏面に裏板を仮押えし、貫通体と貫通孔との間
に形成される間隙部にロックウールを所定量充填する埋
戻し乾式工法がある。
【0004】しかし、上記セメントモルタルによる埋戻
し湿式工法にあっては区画部材の裏面に裏板を仮押接し
てセメントモルタルを均一に充填する埋戻し作業は厄介
であり、かつ充填材が経時硬化するに従って収縮し、亀
裂及び剥離が発生して貫通体及び貫通孔内周面と充填材
との間に隙間が生じ長期に亘る耐火性能の確保が困難で
あり、またその養生に長期を要し、施工期間の長期化に
伴い施工費の増大を招くことがある。
【0005】またセメントモルタルの経時硬化による収
縮を回避するため石綿、ロックウール等の無機質繊維を
セメントモルタル内に配合する上記埋戻し湿式工法で
は、配合する石綿による環境への悪影響を招き、かつロ
ックウールにあっては耐アルカリ性に劣り長期に亘る耐
火性能の確保が困難である。またこれら埋戻し湿式工法
にあっては建築物の振動及び地震、温度変化等による区
画部材と貫通体との相対的変位に起因する貫通体の亀裂
及び破損等を誘発することがあり、この対策として落下
防止遮蔽板を取付けることがある。
【0006】一方ロックウールの充填による埋戻し乾式
工法にあっては所定量均一に充填する作業は困難であ
り、かつロックウール充填後裏板を撤去することから建
築物の振動、地震等で充填物であるロックウールが落下
して耐火性能の低下を招く等の不具合がある。
【0007】これらの対策として特開平7−30137
3号公報に開示され、かつ図15に示すように貫通体と
なる耐火二層管103の外周面103aと、この耐火二
層管103が貫通する区画部材101に形成した貫通孔
102の内周面102aとの間に生じる間隙部に耐火二
層管103の外周を包囲し、かつ貫通孔102内に嵌合
する不燃性を有する無機質断熱繊維からなる防火措置体
となる円筒体106が耐火二層管103の外周面103
aと貫通孔102の内周面102aとによって圧縮付与
され、かつ間隙部を閉塞する状態で介装させる防火措置
工法が提案されている。
【0008】この防火措置工法によると、上記埋戻し湿
式工法に比較してセメントモルタル等の埋戻し作業及び
養生が不要になり、またロックウールを充填する埋戻し
乾式工法に比べても厄介な落下防止遮蔽板の取付作業及
びロックウールの充填作業が省略される等の作業の簡素
化が得られ、工期の短縮が図れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、区画部材に配
設された防火措置体となる円筒体の挿通孔に貫通体を圧
入して配管する際、貫通体により挿通孔内周面が破損す
るおそれがあり、このため貫通体の圧入に先行して貫通
孔内周面を帯状の挿入案内板で被装して押し拡げ、貫通
孔に貫通体を挿入した後、挿入案内板を抜脱する方策が
採られることからその作業の簡素化が望まれている。
【0010】従って本発明の目的は挿入案内板の使用を
省略して作業の簡素化及び挿通孔内周面の破損が回避し
得る区画貫通部の耐火措置体及び防火措置体を用いる区
画貫通部の防火措置工法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明における区画貫通部の防火措置体は、建築物の
区画部材に形成された貫通孔と該貫通孔を貫通する1個
乃至複数個の貫通体とによって形成される間隙部を閉塞
する区画貫通部の防火措置体において、貫通体を挿通せ
しめる1個乃至複数個の挿通孔を具備して上記貫通孔の
内周面と上記貫通体の外周面との間に圧縮付与状態で介
装する不燃性を有する無機質断熱繊維からなる防火措置
体本体と、挿通孔内周面に着設される補強層とを有する
ことを特徴とするものであり、この構成により防火措置
体本体の挿通孔内周面が補強層で被覆保護され、挿入案
内板を用いることなく直接的に挿通孔内に貫通体を圧入
した場合でも挿通孔内周面が貫通体によって損傷を受け
ることがなく安定した耐火性能が確保できる。
【0012】また上記目的を達成する本発明における防
火措置体を用いる区画貫通部の防火措置工法は、貫通体
を挿通する1個乃至複数個の挿通孔を具備し、不燃性を
有する無機質断熱繊維からなる防火措置体本体と挿通孔
内周面に着設された補強層とからなる防火措置体を区画
部材に形成された貫通孔内に嵌合或いは区画部材設置時
に区画部材内に一体的に埋設して設置し、しかる後補強
層内に貫通体を圧入して貫通せしめられることを特徴と
するものであり、この構成によると補強層によって被覆
保護された挿通孔内に貫通体を圧入する際挿通孔の内周
面が破損することなく効率的に区画貫通部の防火措置が
行える。
【0013】更に上記目的を達成する本発明における他
の防火措置体を用いる区画貫通部の防火措置工法は、区
画部材に形成された貫通部内に1個乃至複数個の貫通体
を貫通せしめ、補強層構成部と不燃性を有する無機質繊
維からなる防火措置体本体構成部を具備する複数の防火
措置体部材を貫通体の外周面に補強層構成部を当接させ
て貫通孔の内周面と貫通体の外周面との間に圧入して介
在させることを特徴とするものであり、防火措置体部材
を貫通孔の内周面と貫通体の外周面との間に圧入して介
在せしめる際、防火措置体部材が補強層構成部によって
貫通体から保護され効率的に区画貫通部の防火措置が行
える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明における区画貫通部の
防火措置体及び防火措置を用いる区画貫通部の防火措置
工法の一実施の形態を図によって説明する。
【0015】図1は、例えば天井、床、壁等の区画部材
2に形成された貫通孔3内を例えば硬質塩化ビニル管等
の内管6bを繊維強化モルタル被覆管等の外管6cで被
覆した耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブル8等の貫
通体5が貫通する区画貫通部1の要部断面斜視図であ
る。
【0016】区画部材2は、例えばコンクリート製であ
って、区画部材2の所定個所に上記耐火二層管6、ガス
管7、電気ケーブル8等の1個乃至複数個の貫通体、本
実施の形態では耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブル
8の3個の貫通体5を挿通して配管するための矩形の貫
通孔3が形成されている。
【0017】そして耐火二層管6、ガス管7、電気ケー
ブル8等の外周面6a、7a、8aと、区画部材2に開
口する貫通孔3の内周面3aとの間に生じる間隙部に防
火措置体10を閉塞状態に介在させることにより区画貫
通部1の防火措置が施される。
【0018】区画部材2に開口する貫通孔3の内周面3
aと耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブル8等の外周
面6a、7a、8aとの間に介装される防火措置体10
は、図2に斜視図を示すように、耐火二層管6、ガス管
7、電気ケーブル8等の貫通体5を挿入するための挿通
孔12が複数、本実施の形態では6個の挿通孔12が開
孔する矩形状の防火措置体本体11と、挿通孔12の内
周面に着設される補強層15によって構成されている。
挿通孔12の内径は各貫通体の外径に相応して決められ
る。
【0019】防火措置体本体11の材質は、例えばロッ
クウール、スラブウール、ガラス繊維、シリカ繊維、ア
ルミナ繊維、セラミックスファイバー等のセラミックス
繊維等の不燃性を有する無機質断熱繊維を主成分として
若干のバインダを有し、図1に示す非装着状態において
その繊維密度が24〜350kg/m程度、好ましく
は200〜250kg/mが望ましい。その厚さが3
〜15mm程度で好ましくは6mm程度が望ましく、圧
縮幅が0〜4mm程度好ましくは1mm程度が望まし
い。
【0020】防火措置体本体11の挿通孔12の内周面
に接着される補強層15は、例えばガラスクロス、ガラ
スネット、炭素繊維のネット、アルミ箔製ネット、鉄箔
製のネット等の無機質系の素材よりなるシート状或いは
網状のもの、ポリフッ化エチレン系繊維、アラミド繊
維、ビニール樹脂系、ポリエチレン樹脂系等の有機系の
素材よりなるシート状或いは網状のもの、また、有機樹
脂系のラテックスを塗布又は、含浸によりできる被膜等
であって滑性及び伸縮性を有し、その厚さは0.01〜
5mm程度で、好ましくは0.5〜1mm程度であり、
有機系のシート、ネット及び被膜においては0.1〜
0.5mm程度の厚さがより望ましい。
【0021】更に防火措置体本体11に撥水剤或いは防
水剤を混入・含浸或いは塗布することにより耐水性能を
確保することも可能である。
【0022】次にこのように形成される防火措置体10
を用いる区画貫通部の防火措置工法について説明する。
【0023】先ず、防火措置体10を配設すべき貫通体
5、本実施の形態では耐火二層管6、ガス管7、電気ケ
ーブル8の3個の貫通体及び区画部材2に開口する貫通
孔3の寸法に相応して例えば図2に破線aで示すよう切
断する。
【0024】そして所定寸法に切断された防火措置体1
0を図3に区画貫通部1の要部断面斜視図を示すように
予め区画部材2に開口した貫通孔3に嵌装する。この嵌
装に際し、防火措置体10を帯状の挿入案内板(図示せ
ず)で圧縮状態に被装し、挿入案内板により圧縮状態に
被装した状態で防火措置体10を貫通孔3内に挿入し、
かつ挿入後、挿入案内板を抜脱することにより貫通孔3
の所定個所に防火措置体10を容易に設置できる。
【0025】なお、貫通孔3の内周面3a或いは防火措
置体10の外周面10aに予め接着剤を塗布することに
より貫通孔3の内周面3aに防火措置体10を接着固定
することも可能である。
【0026】次に区画部材2の貫通孔3内に嵌装されて
固定された防火措置体10に形成される各挿通孔12の
内周面にスリーブ状に着設される各補強層15内に各々
耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブル8の各貫通体5
を圧入、即ち押し込んで図1に示すように挿通させる。
【0027】各貫通体5の圧入に伴って補強層15が押
し広げられ、拡径した補強層15及び防火措置体本体1
1が各貫通体5、即ち耐火二層管6、ガス管7、電気ケ
ーブル8の各外周面6a、7a、8aと貫通孔3の内周
面3aとの間で圧縮付与され、各貫通体5と貫通孔3の
内周面3aとによって形成される間隙部を閉塞した状態
で耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブル8の各外周面
6a、7a、8aと貫通孔3の内周面3aとの間に介装
される。挿通孔12の内周面にスリーブ状に着設された
補強層15は防火措置体本体11の弾発力によって上記
各外周面6a、7a、8aに圧接保持される。
【0028】上記耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブ
ル8の圧入の際、各挿通孔12の内周面が滑性及び伸縮
性を有する補強層15によって被覆保護されることから
防火措置体本体11、特に挿通孔12の内周面が耐火二
層管6、ガス管7、電気ケーブル8等の貫通体5による
破損から回避され、挿入案内板等を用いることなく、各
挿通孔12に各貫通体5を圧入することが可能になり効
率的な配管作業が可能になる。
【0029】なお、上記実施の形態では、図2に示すよ
うな複数の挿通孔12及び補強層15を有する防火措置
体10を配設すべき貫通体5の個数及び貫通孔3の寸法
に相応して破線aで切断して用いたが、図2と対応する
部分に同一符号を付することで詳細な説明を省略する
が、図4に斜視図で示すように複数、本実施の形態は2
列に形成された複数の挿通孔12及び補強層15を有す
る防火措置体10を例えば貫通体5の個数及び貫通孔3
の寸法形状に相応して破線bで切断して用いることも可
能である。
【0030】また貫通体5の個数に相応して挿通孔12
の数を1個或いは他の複数個に適宜変更することも、更
に防火措置体10の形状を貫通孔の形状に相応して円筒
状等他の形状に変形することも可能である。
【0031】次に上記防火措置体10を用いた他の区画
貫通部の防火措置工法について図5に示す要部断面斜視
図によって説明する。
【0032】区画部材2、例えば床をコンクリート等の
打設によって設置する際に設けられる型枠9上の配管す
べき位置に予め防火措置体10を設置し、防火措置体1
0がコンクリート等の打設時に浮上或いは型枠9との間
に相対移動が生じないように接着剤、ピン、止め金具等
により防火措置体10を型枠9に仮止めをする。
【0033】そしてこの型枠9にコンクリートを打設
し、養生後型枠9を撤去することにより区画部材2と防
火措置体10を一体的に形成する。しかる後、防火措置
体10に形成される各挿通孔12の内周面に着設される
各補強層15内に前記同様各々耐火二層管、ガス管、電
気ケーブルの貫通体(図示せず)を圧入して配管するこ
とにより補強層15が押し広げられ、拡径した補強層1
5及び防火措置体本体11が各耐火二層管、ガス管、電
気ケーブルの各外周面と貫通孔3の内周面3aとの間で
圧縮付与され、各貫通体と貫通孔3の内周面とによって
形成される間隙部を閉塞した状態で耐火二層管、ガス
管、電気ケーブルの各外周面と貫通孔3の内周面3a間
に介装され、この圧縮された状態下で耐火二層管、ガス
管、電気ケーブル等の貫通体が支持される。
【0034】この場合、特に防火措置体10の防火措置
体本体11に撥水剤或いは防水剤を混入・含浸或いは塗
布することにより耐水性能を確保して打設時のコンクリ
ートの水分から防火措置体10を保護することが好まし
い。また挿通孔12内にコンクリートが流入しない措
置、例えばシート状の蓋をすることが好ましい。
【0035】また、例えば炭酸カルシウム系、けい酸カ
ルシウム系等の成形板等により壁等の区画部材を設置す
る際に、区画部材の配管すべき位置に予め防火措置体1
0を仮設置し、防火措置体10を囲むように成形板等に
より区画部材を一体的に設置し、しかる後、防火措置体
10に形成される各挿通孔12内に設けられる各補強層
15内に各々貫通体5を圧入して配管することも可能で
ある。
【0036】これらの防火措置工法によれば、区画部材
を形成するコンクリートの養生後、或いは成形板等によ
り区画部材を設置した後、直ちに貫通体の配管が可能に
なり、防火措置体10を貫通孔3の内周面に装着する作
業が省略され、更に作業の簡素化及び工期の短縮化が得
られる。
【0037】以上説明した実施の形態では区画部材2の
貫通孔3の内周面3aと貫通体5との間に1個の防火措
置体10を介装したが、複数、例えば2個の防火措置体
10を貫通孔3の貫通方向に積層することにより貫通体
5の外周形状のバラツキ乃至貫通体を連結するための継
手(図示せず)が貫通孔3内にまで及ぶように配管され
た場合等であっても防火措置体10内を貫通する貫通体
5の外周面に倣って防火措置体10が変形して密着性を
確保して耐火性能の向上を図ることも可能であり、また
複数の防火措置体10を貫通孔3の貫通方向に間隙を介
して積層することも可能である。
【0038】次に本発明におれる区画貫通部の防火措置
体及び防火措置体を用いる区画貫通部の防火措置工法の
他の実施の形態を図によって説明する。
【0039】図6は、例えば天井、床、壁等の区画部材
2に形成された貫通孔3内を例えば耐火二層管6、ガス
管7、電気ケーブル8等の貫通体5が貫通する区画貫通
部1の要部断面斜視図である。
【0040】そして耐火二層管6、ガス管7、電気ケー
ブル8等の外周面6a、7a、8aと、区画部材2に開
口する貫通孔3の内周面3aとの間に生じる間隙部に防
火措置体20を閉塞状態に介在させることにより区画貫
通部1の防火措置が施される。
【0041】区画部材2に開口する貫通孔3の内周面3
aと耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブル8の外周面
6a、7a、8aとの間に介装される防火措置体20
は、図7に斜視図を示すように、各貫通体5を挿入する
ための挿通孔23が開口する円筒状の内側部材22と、
複数の内側部材22、本実施の形態では6個の内側部材
22の外周を包囲する矩形状の外側部材24とを具備す
る防火措置体本体21と、挿通孔23の内周面に着設さ
れるスリーブ状の補強層25によって構成されている。
【0042】内側部材22の材質は、例えばロックウー
ル、スラブウール、ガラス繊維、シリカ繊維、アルミナ
繊維、セラミックスファイバー等のセラミックス繊維等
の不燃性を有する無機質断熱繊維を主成分として若干の
バインダを有し、図6に示す非装着状態においてその繊
維密度が24〜350kg/m3 程度、好ましくは20
0〜250kg/m3 が望ましい。その厚さが3〜15
mm程度で好ましくは6mm程度が望ましく、圧縮幅が
0〜4mm程度好ましくは1mm程度が望ましい。
【0043】外側部材24の材質は、上記内側部材22
と同様不燃性を有する無機質断熱繊維を主成分として若
干のバインダを有し、非装着状態においてその繊維密度
が80〜450kg/m3 程度、好ましくは300〜3
50kg/m3 が望ましい。
【0044】或いは外側部材24をけい酸カルシウム
系、セメント系、石膏系、炭酸マグネシウム等の不燃性
材料で形成される。
【0045】また内側部材22に開口する挿通孔23の
内側に装着される補強層25は、前記補強層15同様例
えばガラスクロス、ガラスネット等の無機質系素材より
なるシート状或いは網状のもの、ポリフッ化エチレン系
繊維、アラミド繊維等の有機系の素材よりなるシート状
或いは網状のもの、また、有機樹脂系のラテックスを塗
布又は、含浸によりできる被膜等であって滑性及び伸縮
性を有し、その厚さは0.01〜5mm程度で、好まし
くは0.5〜1mm程度であり、有機系のシート、ネッ
ト及び被膜においては0.1〜0.5mm程度の厚さが
より望ましい。
【0046】そしてこれら内側部材22と外側部材24
とを一体的に形成することによって或いは内側部材22
の外周に外側部材24を嵌合することにより一体化する
ことにより防火措置体本体21を形成する。
【0047】更に防火措置体本体21に撥水剤或いは防
水剤を混入・含浸或いは塗布することにより耐水性を付
与することも可能である。
【0048】また、防火措置体20は、図8に斜視図を
示すようにけい酸カルシウム系、セメント系、石膏系、
炭酸マグネシウム等の不燃性材料によって形成された板
状体21aを一体的に積層して外側部材24を形成し、
かつ内側部材挿入用孔24bを穿孔し、この内側部材挿
入用孔24bに内側部材22を挿入して形成することも
可能である。25は補強層である。
【0049】次にこのように形成される防火措置体20
を用いる区画貫通部の防火措置工法について説明する。
【0050】先ず、防火措置体20を配設すべき貫通体
5、本実施の形態では耐火二層管6、ガス管7、電気ケ
ーブル8の3個の貫通体及び区画部材2に開口する貫通
孔3の寸法に相応して例えば図7に破線bで示すように
切断する。
【0051】そして切断された防火措置体20を図6に
区画貫通部1の要部断面斜視図を示すように区画部材2
に開口した貫通孔3内に嵌装する。
【0052】なお貫通孔3の内周面3a或いは防火措置
体20の外周面20aに予め接着剤を塗布することによ
り貫通孔3の内周面3aに防火措置体20を接着固定す
ることも可能である。
【0053】次に図6に要部断面斜視図を示すように、
区画部材2の貫通孔3内に嵌装されて固定された防火措
置体20の各内側部材22に開口する挿通孔23に着設
されるスリーブ状の各補強層25内に各々耐火二層管
6、ガス管7、電気ケーブル8の各貫通体5を圧入して
挿通させる。
【0054】各貫通体5の圧入に伴って補強層25が押
し広げられ、拡径した補強層25、内側部材22及び外
側部材24、特に内側部材22が耐火二層管6、ガス管
7、電気ケーブル8等の各外周面6a、7a、8aと貫
通孔3の内周面3aとの間で圧縮付与され、貫通体5と
貫通孔3の内周面3aとによって形成される間隙部を閉
塞した状態で耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブル8
の各外周面6a、7a、8aと貫通孔3の内周面3a間
に介装される。
【0055】上記各貫通体5の圧入の際、各挿通孔23
の内周面が滑性のある補強層25によって被覆保護され
ることから、防火措置体本体21、特に挿通孔23の内
周面が貫通体5によって破損することがなく、効率的な
配管作業が可能になる。
【0056】防火措置体20は、貫通体の個数に相応し
て挿通孔23の数を1個或いは他の複数個に適宜変更す
ることも、更に防火措置体20の形状を貫通孔の形状に
相応して円筒状等他の形状に変形することも可能であ
る。
【0057】また前記同様、区画部材2をコンクリート
等の打設によって設置する際、配管すべき所定位置に防
火措置体20を型枠に仮止めし、そしてこの型枠上にコ
ンクリートを打設し、養生後型枠を撤去することにより
区画部材2と防火措置体20とを一体的に形成すること
も、更に成形板等により区画部材を設置する際に、配管
すべき位置に予め防火措置体20を仮設置し、防火措置
体20を囲むように成形板等により区画部材と一体的に
設置することも可能である。
【0058】また区画部材2、例えばコンクリート製の
床をコンクリート等を打設によって設置する際、区画部
材2の厚さが、防火措置体20の厚さより厚い場合に
は、図9に示すごとく防火措置体20の貫通体を挿通す
る挿通孔23の上部に貫通体の外径より大きい外径の不
燃管又はプラスチック管等の捨て管29を立て込み、前
記同様防火措置体20を型枠(図示せず)に仮止めし、
この型枠上にコンクリートを打設する。これにより区画
部材2と防火措置体20とを一体的に設置することも可
能である。このときの防火措置体20は区画部材2の厚
さ方向で下部に一体的に設置されるので、区画部材2の
上部からの外的荷重が掛かっても区画部材2がその荷重
を受け止めて、防火措置体20に影響を与えることがな
い。
【0059】また複数、例えば2個の防火措置体20を
貫通孔3の貫通方向に積層することも、更に複数の防火
措置体20を貫通孔3の貫通方向に間隙を介して積層す
ることも可能である。
【0060】次に防火措置体20を用いる他の区画貫通
部の防火措置工法について図10によって説明する。
【0061】図10は区画貫通部1の要部断面図であ
り、図中符号50は互いに摺動可能に嵌合する矩形状の
外側枠板51と内側枠板52によって構成される不燃性
の枠板であり、外側枠板51の内部上方及び内側枠板5
2の内部下方には互に対向する防火措置体20が接着或
いはピン等で取付けられている。
【0062】そして外側枠板51と内側枠板52とを摺
動移動させてコンクリート等の打設によって形成される
べき区画部材2の厚さに相応して枠板50の高さLを調
整し、ビス53等の固定具により外側枠板51と内側枠
板52とを相対位置的に固定する。
【0063】次に型枠(図示せず)上の配管すべき位置
に予め枠板50を接着剤、ピン、止め金具等により仮止
めをする。
【0064】そしてこの型枠にコンクリートを打設し、
養生後型枠を撤去することにより区画部材2と防火措置
体20とを枠板50を介して一体的に形成する。しかる
後、前記同様貫通体を各補強層25内に圧入して配管す
る。
【0065】また図11は防火措置体20を用いる更に
他の区画貫通部の防火措置工法を説明する区画貫通部1
の要部断面図であり、図中符号55は不燃性材料からな
る枠板である。
【0066】枠板55は、矩形の側部枠板56と上部枠
板57によって一体的に形成されている。側部枠板56
の内部下方には防火措置体20が接着或いはピン等で取
付けられ、側部枠板56の上端は側部枠板56から外周
が側方へ突出する上部枠板57によって閉じられ、上部
枠板57には防火措置体20の挿通孔23に相応して連
通孔58が開口している。連通孔58の内径は挿通する
貫通体の外径より大径に形成されている。
【0067】このように形成された枠板55を型枠(図
示せず)上の配管すべき位置に予め接着、ピン、止め金
具等により仮止めし、前記同様、型枠にコンクリートを
打設し、養生後型枠を撤去することにより区画部材2と
防火措置体20とを枠板55を介して一体的に形成す
る。しかる後上部枠板57に開口する連通孔58から貫
通体を挿入して防火措置体20の各補強層25内に圧入
して貫通体を支持させる。
【0068】この場合、上部枠板57上に上部から外的
荷重が掛かってもその荷重を上部枠板57を介して区画
部材2が受け止めて防火措置体20に影響を与えること
がない。
【0069】以上説明した図9〜11に示す防火措置工
法によると、区画部材2の厚さに対し厚さ寸法の少ない
防火措置体20の使用が可能になり施工コストの低減が
得られる。
【0070】次に本発明における区画貫通部の防火措置
体及び防火措置体を用いる区画貫通部の防火措置工法の
更に他の実施の形態を図によって説明する。
【0071】図12は、区画部材2に形成される貫通孔
3内を耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブル8等の貫
通体5が貫通する区画貫通部1の斜視図であり、各貫通
体5の外周面6a、7a、8aと、貫通孔3の内周面3
aとの間に生じる間隙部に防火措置体30を閉塞状態に
介在させることにより区画貫通部1の防火措置が施され
る。
【0072】防火措置体30は、図13(A)に斜視図
を示すように、耐火二層管6、ガス管7、電気ケーブル
8等を貫通体5に挿入するための挿通孔32が複数開口
する矩形状の防火措置体本体31と、挿通孔32の内周
面に着設される補強層35によって構成され、この防火
措置体30を破線cで示すように補強層35の軸方向に
沿って補強層35の内周面から防火措置体本体31の外
周面に連続する分割面36によって複数、本実施の形態
では図13(B)に示すよう2分割することにより補強
層構成部35aと防火措置体本体構成部31aとからな
る防火措置体部材30aを形成する。
【0073】この防火措置体本体構成部31aはロック
ウール、スラグウール等の不燃性を有する無機質断熱繊
維によって形成され、その繊維密度が24〜350kg
/m3 程度、好ましくは200〜250kg/m3 程度
であり、補強層構成部35aは前記補強層15或いは2
5と同様ガラスクロス等の滑性及び伸縮性を有するシー
ト状、網状或いは被膜等によって形成されている。
【0074】そして図12に示すよう区画貫通部1に防
火措置を施すには、予め区画部材2に形成される貫通孔
3内に耐火二層管6等の貫通体5を配管し、各防火措置
体部材30aの分割面36を対向せしめ、各補強層構成
部35aを各貫通体5に圧接し、貫通孔3内に圧入する
ことにより容易に設置できる。
【0075】図14は本発明による防火措置工法に用い
る更に他の防火措置体40を示し、同図(A)に斜視図
を示すように耐火二層管6等の貫通体5を挿入するため
の挿通孔43を有する内側部材42と、内側部材42の
外周を囲む外側部材44とからなる防火措置体本体41
と、挿通孔43の内周面に着設される補強層45によっ
て構成されこ、この防火措置体40を破線dで示すよう
補強層45の軸方向に沿って補強層45の内周面から防
火措置体本体41の外周面に連続する分割面46によっ
て同図(B)に示すよう2分割することにより補強層構
成部45aと防火措置体本体構成部41aとからなる防
火措置体部材40aを形成する。
【0076】この内側部材42は前記同様ロックウール
等の不燃性を有する無機質断熱繊維によって形成され、
その繊維密度が24〜350kg/m3 程度、好ましく
は200〜250kg/m3 程度であり、その厚さが3
〜15mm程度で好ましくは6mm程度が望ましく、圧
縮幅が0〜4mm程度好ましくは1mm程度が望まし
い。外側部材44は内側部材42と同材質によって形成
され、その繊維密度が80〜450kg/m3 程度、好
ましくは300〜350kg/m3 、或いはけい酸カル
シウム系、セメント系、石膏系、炭酸マグネシウム等で
形成された不燃性材料で形成されている。
【0077】そして前記同様予め区画部材に形成された
貫通孔内に耐火二層管等の貫通体を配管し、各防火措置
体部材40aの分割面46を対向せしめ、各補強層構成
部45aを各貫通体に圧接し、貫通孔内に圧入すること
によって区画貫通部に設置される。
【0078】通孔43を有する内側部材42と、内側部
材42の外周を囲む外側部材44とからなる防火措置体
本体41と、挿通孔43の内周面に着設される補強層4
5によって構成され、この防火措置体40を破線dで示
すよう補強層45の軸方向に沿って補強層45の内周面
から防火措置体本体41の外周面に連続する分割面46
によって同図(B)に示すよう2分割することにより補
強層構成部45aと防火措置体本体構成部41aとから
なる防火措置体部材40aを形成する。
【0079】この内側部材42は前記同様ロックウール
等の不燃性を有する無機質断熱繊維によって形成され、
その繊維密度が24〜350kg/m3 程度、好ましく
は200〜250kg/m3 程度であり、その厚さが3
〜15mm程度で好ましくは6mm程度が望ましく、圧
縮幅が0〜4mm程度好ましくは1mm程度が望まし
い。外側部材44は内側部材42と同材質によって形成
され、その繊維密度が80〜450kg/m3 程度、好
ましくは300〜350kg/m3 、或いはけい酸カル
シウム系、セメント系、石膏系、炭酸マグネシウム等で
形成された不燃性材料で形成されている。
【0080】そして前記同様予め区画部材に形成された
貫通孔内に耐火二層管等の貫通体を配管し、各防火措置
体部材40aの分割面46を対向せしめ、各補強層構成
部45aを各貫通体に圧接し、貫通孔内に圧入すること
によって区画貫通部に設置される。
【0081】
【発明の効果】以上説明した区画貫通部の防火措置体及
び防火措置体を用いる区画貫通部の防火措置工法による
と、建築物の区画部材に形成された貫通孔と該貫通孔を
貫通する貫通体とによって形成される間隙部を閉塞する
防火措置体の貫通体が貫通する挿通孔内周面を補強層に
よって被覆保護することから、挿入案内板等を用いるこ
となく直接的に挿通孔内に貫通体を圧入或いは貫通孔と
貫通体との間に防火措置体を介装させる場合でも挿通孔
内周面が貫通体によって損傷を受けることなく安定した
耐火性能が確保でき、しかも効率的に区画貫通部の防火
措置が行える等本発明特有の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による防火措置体及び防火措置工法の一
実施の形態を説明する区画貫通部の要部断面斜視図であ
る。
【図2】同じく防火措置体の斜視図である。
【図3】同じく区画貫通部の要部断面斜視図である。
【図4】同じく防火措置体の斜視図である。
【図5】同じく区画貫通部の要部断面斜視図である。
【図6】本発明による防火措置体及び防火措置工法の他
の実施の形態を説明する区画貫通部の要部断面斜視図で
ある。
【図7】同じく防火措置体の斜視図である。
【図8】同じく防火措置体の斜視図である。
【図9】本発明による防火措置工法の他の実施の形態を
説明する区画貫通部の要部断面図である。
【図10】本発明による防火措置工法の他の実施の形態
を説明する区画貫通部の要部断面図である。
【図11】本発明による防火措置工法の他の実施の形態
を説明する区画貫通部の要部断面図である。
【図12】本発明による防火措置体及び防火措置工法の
更に他の実施の形態を説明する区画貫通部の斜視図であ
る。
【図13】防火措置体の説明図であり、(A)は防火措
置体の斜視図であり、(B)は防火措置体を形成する防
火措置体部材の斜視図である。
【図14】本発明による防火措置体及び防火措置工法の
更に他の実施の形態を説明する図であり、(A)は防火
措置体の斜視図であり、(B)は防火措置体を形成する
防火措置体部材の斜視図である。
【図15】従来の防火措置工法の説明斜視図である。
【符号の説明】
1 区画貫通部 2 区画部材 3 貫通孔 3a 内周面 5 貫通体 10 防火措置体 11 防火措置体本体 12 挿通孔 15 補強層 20 防火措置体 21 防火措置体本体 22 内側部材 23 挿通孔 24 外側部材 25 補強層 30 防火措置体 30a 防火措置体部材 31 防火措置体本体 31a 防火措置体本体構成部 32 挿通孔 35 補強層 35a 補強層構成部 36 分割面 40 防火措置体 40a 防火措置体部材 41 防火措置体本体 41a 防火措置体本体構成部 42 内側部材 43 挿通孔 44 外側部材 45 補強層 45a 補強層構成部 46 分割面

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の区画部材に形成された貫通孔と
    該貫通孔を貫通する1個乃至複数個の貫通体とによって
    形成される間隙部を閉塞する区画貫通部の防火措置体に
    おいて、 貫通体を挿通せしめる1個乃至複数個の挿入孔を具備し
    て上記貫通孔の内周面と上記貫通体の外周面との間に圧
    縮付与状態で介装する不燃性を有する無機質断熱繊維か
    らなる防火措置体本体と、 防火措置体本体の挿通孔内周面に着設されて防火措置体
    本体の弾発力によって上記貫通体の外周面に圧接する補
    強層と、 を有することを特徴とする区画貫通部の防火措置体。
  2. 【請求項2】 建築物の区画部材に形成された貫通孔と
    該貫通孔を貫通する1個乃至複数個の貫通体とによって
    形成される間隙部を閉塞する区画貫通部の防火措置体に
    おいて、 貫通体を挿通せしめる1個乃至複数個の挿入孔を具備し
    た不燃性を有する無機質断熱繊維からなる内側部材と該
    内側部材の外周を包囲する不燃性材料からなる外側部材
    とが一体的に形成されて上記貫通孔の内周面と上記貫通
    体の外周面との間に圧縮付与状態で介装する防火措置体
    本体と、 防火措置体本体の挿通孔内周面に着設されて防火措置体
    本体の弾発力によって上記貫通体の外周面に圧接する補
    強層と、 を有することを特徴とする区画貫通部の防火措置体。
  3. 【請求項3】 建築物の区画部材に形成された貫通孔と
    該貫通孔を貫通する1個乃至複数個の貫通体とによって
    形成される間隙部を閉塞する区画貫通部の防火措置体に
    おいて、 貫通体を挿通せしめる1個乃至複数個の挿入孔を具備し
    た不燃性を有する無機質断熱繊維からなる内側部材と該
    内側部材の外周に嵌合する不燃性材料からなる外側部材
    とによって形成されて上記貫通孔の内周面と上記貫通体
    の外周面との間に圧縮付与状態で介装する防火措置体本
    体と、 防火措置体本体の挿通孔内周面に着設されて防火措置体
    本体の弾発力によって上記貫通体の外周面に圧接する補
    強層と、 を有することを特徴とする区画貫通部の防火措置体。
  4. 【請求項4】 補強層の軸方向に沿って補強層の内周面
    から防火措置体本体の外周面に連続する分割面によって
    複数に分割された防火措置体部材によって構成される請
    求項1〜3のいずれか1つに記載の区画貫通部の防火措
    置体。
  5. 【請求項5】 建築物の区画部材に形成された貫通孔
    と、該貫通孔を貫通する1個乃至複数個の貫通体とによ
    って形成される間隙部を区画貫通部の防火措置体を用い
    て閉塞する区画貫通部の防火措置工法において、 貫通体を挿通する1個乃至複数個の挿通孔を具備し、不
    燃性を有する無機質断熱繊維からなる防火措置体本体と
    上記挿通孔の内周面に着設された補強層とからなる区画
    貫通部の防火措置体を区画部材に形成された貫通孔内に
    嵌合し、 上記補強層内に貫通体を圧入して貫通せしめ、上記貫通
    体の外周面と貫通孔の内周面とによって上記防火措置体
    に圧縮付与し、かつ上記防火措置体によって上記間隙部
    を閉塞する、 ことを特徴とする防火措置体を用いる区画貫通部の防火
    措置工法。
  6. 【請求項6】 建築物の区画部材に形成された貫通孔
    と、該貫通孔を貫通する1個乃至複数個の貫通体とによ
    って形成される間隙部を区画貫通部の防火措置体を用い
    て閉塞する区画貫通部の防火措置工法において、 貫通体を挿通する1個乃至複数個の挿通孔を具備し、不
    燃性を有する無機質断熱繊維からなる内側部材及び内側
    部材の外周を包囲する不燃性材料からなる外側部材を有
    する防火措置体本体と上記挿通孔の内周面に着設された
    補強層とからなる区画貫通部の防火措置体を区画部材に
    形成された貫通孔内に嵌合し、 上記補強層内に上記貫通体を圧入して貫通せしめ、上記
    貫通体の外周面と上記貫通孔の内周面とによって上記防
    火措置体に圧縮付与し、かつ上記防火措置体によって上
    記間隙部を閉塞する、 ことを特徴とする防火措置体を用いる区画貫通部の防火
    措置工法。
  7. 【請求項7】 建築物の区画部材に形成された貫通孔
    と、該貫通孔を貫通する1個乃至複数個の貫通体とによ
    って形成される間隙部を区画貫通部の防火措置体を用い
    て閉塞する区画貫通部の防火措置工法において、 貫通体を挿通する1個乃至複数個の挿通孔を具備し、不
    燃性を有する無機質断熱繊維からなる防火措置体本体と
    上記挿通孔の内周面に着設された補強層とからなる区画
    貫通部の防火措置体を区画部材設置時に区画部材内に一
    体的に埋設して設置し、 上記補強層内に貫通体を圧入して貫通せしめ、上記貫通
    体の外周面と上記貫通孔の内周面とによって上記防火措
    置体に圧縮付与し、かつ上記防火措置体によって上記間
    隙部を閉塞する、 ことを特徴とする防火措置体を用いる区画貫通部の防火
    措置工法。
  8. 【請求項8】 建築物の区画部材に形成された貫通孔
    と、該貫通孔を貫通する1個乃至複数個の貫通体とによ
    って形成される間隙部を区画貫通部の防火措置体を用い
    て閉塞する区画貫通部の防火措置工法において、 貫通体を挿通する1個乃至複数個の挿通孔を具備し、不
    燃性を有する無機質断熱繊維からなる内側部材及び内側
    部材の外周を包囲する不燃性材料からなる外側部材を有
    する防火措置体本体と上記挿通孔の内周面に着設された
    補強層とからなる区画貫通部の防火措置体を区画部材設
    置時に区画部材内に一体的に埋設して設置し、 上記補強層内に貫通体を圧入して貫通せしめ、上記貫通
    体の外周面と上記貫通孔の内周面とによって上記防火措
    置体に圧縮付与し、かつ上記防火措置体によって上記間
    隙部を閉塞する、 ことを特徴とする防火措置体を用いる区画貫通部の防火
    措置工法。
  9. 【請求項9】 建築物の区画部材に形成された貫通孔
    と、該貫通孔を貫通する1個乃至複数個の貫通体とによ
    って形成される間隙部を区画貫通部の防火措置体を用い
    て閉塞する区画貫通部の防火措置工法において、 区画部材に形成された貫通孔内に1個乃至複数個の貫通
    体を貫通せしめ、 貫通体を挿通する1個乃至複数個の挿通孔を具備し、不
    燃性を有する無機質断熱繊維からなる防火措置体本体と
    上記挿通孔の内周面に着設された補強層とからなる区画
    貫通部の防火措置体を補強層の軸方向に沿って補強層の
    内周面から防火措置体本体の外周面に連続する分割面に
    よって複数の補強層構成部と防火措置体本体構成部とに
    分割された防火措置体部材を上記貫通体の外周面に補強
    層構成部を当接せしめて上記貫通体の外周面を包囲し、
    かつ防火措置体本体構成部を上記貫通孔の内周面と上記
    貫通体の外周面とによって圧縮付与して間隙部を閉塞す
    る状態に介在させる、 ことを特徴とする防火措置体を用いる区画貫通部の防火
    措置工法。
  10. 【請求項10】 建築物の区画部材に形成された貫通孔
    と、該貫通孔を貫通する1個乃至複数個の貫通体とによ
    って形成される間隙部を区画貫通部の防火措置体を用い
    て閉塞する区画貫通部の防火措置工法において、 区画部材に形成された貫通孔内に1個乃至複数個の貫通
    体を貫通せしめ、 貫通体を挿通する1個乃至複数個の挿通孔を具備し、不
    燃性を有する無機質断熱繊維からなる内側部材及び該内
    側部材の外周を包囲する不燃性材料からなる外側部材を
    有する防火措置体本体と上記挿入孔の内周面に着設され
    た補強層とからなる防火措置体を補強層の軸方向に沿っ
    て補強層の内周面から防火措置体本体の外周面に連続す
    る分割面によって複数の補強構成部と防火措置体本体構
    成部とに分割された防火措置体部材を上記貫通体の外周
    面に補強層構成部を当接せしめて上記貫通体の外周面を
    包囲し、かつ防火措置体本体構成部を上記貫通孔の内周
    面と上記貫通体の外周面とによって圧縮付与して間隙部
    を閉塞する状態に介在させる、 ことを特徴とする防火措置体を用いる区画貫通部の防火
    措置工法。
  11. 【請求項11】 複数の防火措置体が建築物の区画部材
    に形成された貫通孔の軸方向に積層されて上記貫通孔の
    内周面と貫通体の外周面との間に介装する請求項5〜1
    0のいずれか1つに記載の防火措置体を用いる区画貫通
    部の防火措置工法。
  12. 【請求項12】 複数の防火措置体が建築物の区画部材
    に形成された貫通孔の軸方向に間隙を介して積層される
    請求項11に記載の防火措置体を用いる区画貫通部の防
    火措置工法。
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