JP2773183B2 - メタノール合成触媒前駆体の製造法 - Google Patents
メタノール合成触媒前駆体の製造法Info
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、銅源として安価な銅エッチング廃液からの
回収硫酸銅を使用するエタノール合成触媒前駆体の製造
法に関する。
回収硫酸銅を使用するエタノール合成触媒前駆体の製造
法に関する。
(従来の技術) エタノール合成触媒の銅源としては、一般には触媒毒
混入の懸念のない硝酸銅や酢酸銅等を出発原料とする場
合が多く、その為に最終的な触媒製造コトスは非常に高
いもとなる。
混入の懸念のない硝酸銅や酢酸銅等を出発原料とする場
合が多く、その為に最終的な触媒製造コトスは非常に高
いもとなる。
安価な触媒用銅源の製法としては、本発明者等の先願
である特開平1−9809号において、金属硫酸塩を原料と
し、触媒前駆体となる塩基性炭酸塩を製造する方法があ
る。
である特開平1−9809号において、金属硫酸塩を原料と
し、触媒前駆体となる塩基性炭酸塩を製造する方法があ
る。
又、メタノール合成触媒の製造法とは直接関係しない
が、米国特許第4659555号において銅エッチング廃液か
らの回収塩化第二銅を原料とした塩基性炭酸銅の製造法
がある。
が、米国特許第4659555号において銅エッチング廃液か
らの回収塩化第二銅を原料とした塩基性炭酸銅の製造法
がある。
(発明が解決しようとする課題点) 本発明者等は、既に先願の特開平1−9809号におい
て、安価な硫酸銅を原料とした触媒前駆体となる塩基性
炭酸銅の製造法を提供した。
て、安価な硫酸銅を原料とした触媒前駆体となる塩基性
炭酸銅の製造法を提供した。
この手法により硫酸銅から得られる触媒前駆体のして
の塩基性炭酸銅は、安価なメタノール合成触媒の製造に
充分使用されるが、更に安価な触媒前駆体製造法の開発
も重要な課題となる。
の塩基性炭酸銅は、安価なメタノール合成触媒の製造に
充分使用されるが、更に安価な触媒前駆体製造法の開発
も重要な課題となる。
最近、銅エッチング廃液から回収される硫酸銅が、従
来の市販硫酸銅に比べ著しく安価であることに着目し、
これをメタノール触媒製造用の銅源とする為の技術開発
が必要となった。
来の市販硫酸銅に比べ著しく安価であることに着目し、
これをメタノール触媒製造用の銅源とする為の技術開発
が必要となった。
本発明者等の検討によれば、銅エッチング廃液から回
収した硫酸銅には、通常10%以上の母液が含まれてお
り、そのままの状態では触媒前駆体用に原料には使用で
きないことが判明した。即ち、これらの銅エッチング廃
液には、余剰の硫酸が多量に含まれ、又エッチング速度
の調節やエッチング液の性能向上の為に種々の薬品が添
加されており、これらの成分が最終的な触媒性能に悪影
響を及ぼすことが判明した。
収した硫酸銅には、通常10%以上の母液が含まれてお
り、そのままの状態では触媒前駆体用に原料には使用で
きないことが判明した。即ち、これらの銅エッチング廃
液には、余剰の硫酸が多量に含まれ、又エッチング速度
の調節やエッチング液の性能向上の為に種々の薬品が添
加されており、これらの成分が最終的な触媒性能に悪影
響を及ぼすことが判明した。
又、米国特許第4659555号には、銅エッチング廃液か
らの回収塩化第二銅による塩基性炭酸銅の製造法が開示
されているが、この手法による塩基性炭酸銅にはメタノ
ール合成反応において触媒毒となる塩素及びナトリウム
が特溶濃度以上含まれており、メタノール合成触媒の原
料としては不適当なものである。
らの回収塩化第二銅による塩基性炭酸銅の製造法が開示
されているが、この手法による塩基性炭酸銅にはメタノ
ール合成反応において触媒毒となる塩素及びナトリウム
が特溶濃度以上含まれており、メタノール合成触媒の原
料としては不適当なものである。
(課題点を解決するための手段) 本発明者等は、非常に安価な銅エッチング廃液から回
収した硫酸銅を原料として,メタノール合成触媒製造用
の銅源に利用すべく鋭意検討した結果、回収硫酸銅の結
晶に随伴されてくる母液量が最終的な触媒性能に大きな
影響を及ぼすこと、及び回収硫酸銅の母液含量は10%以
下であることが必要なことを見い出し、本発明に到達し
た。
収した硫酸銅を原料として,メタノール合成触媒製造用
の銅源に利用すべく鋭意検討した結果、回収硫酸銅の結
晶に随伴されてくる母液量が最終的な触媒性能に大きな
影響を及ぼすこと、及び回収硫酸銅の母液含量は10%以
下であることが必要なことを見い出し、本発明に到達し
た。
即ち本発明は、非常に安価な銅エッチング廃液から回
収される硫酸銅を銅源として触媒を製造するに際し、母
液含有量が10%以下の回収硫酸銅を使用することを特徴
とし、回収硫酸銅に亜鉛及びアルミニウム化合物、更に
必要に応じてホウ素化合物を組合わせてなるエタノール
合成触媒前駆体の製造法である。
収される硫酸銅を銅源として触媒を製造するに際し、母
液含有量が10%以下の回収硫酸銅を使用することを特徴
とし、回収硫酸銅に亜鉛及びアルミニウム化合物、更に
必要に応じてホウ素化合物を組合わせてなるエタノール
合成触媒前駆体の製造法である。
即ち、銅エッチング廃液から回収した硫酸銅には通常
10%以上の母液が含まれており、そのまま触媒前駆体用
の原料に使用して得た塩基性炭酸銅の沈澱は、充分に洗
浄したとしても最終的に満足する触媒性能は得られな
い。
10%以上の母液が含まれており、そのまま触媒前駆体用
の原料に使用して得た塩基性炭酸銅の沈澱は、充分に洗
浄したとしても最終的に満足する触媒性能は得られな
い。
次に、本発明の方法を更に詳しく説明する。
銅エッチング廃液からの回収硫酸銅は、特に処理しな
い限り10%以上の母液を含有しており、これを用いた場
合には、最終的な触媒性能として耐熱性及び触媒寿命が
著しく劣るものとなり、工業触媒の原料には到底使用で
きない。
い限り10%以上の母液を含有しており、これを用いた場
合には、最終的な触媒性能として耐熱性及び触媒寿命が
著しく劣るものとなり、工業触媒の原料には到底使用で
きない。
本発明に使用される銅エッチング廃液からの回収硫酸
銅は、遠心法、圧搾法、減圧法等のにより母液含有量を
10%以下となしたものであり、特に遠心分離機による処
理法が効率的である。
銅は、遠心法、圧搾法、減圧法等のにより母液含有量を
10%以下となしたものであり、特に遠心分離機による処
理法が効率的である。
又、本発明に使用される亜鉛源としては、酸化亜鉛、
硫酸亜鉛、及び硝酸亜鉛等であり、又アルミニウム源と
しては、アルミナゾル、硫酸アルミニウム、及び硝酸ア
ルミニウム等であり、又ホウ素源としては、ホウ酸、及
びホウ砂等である。
硫酸亜鉛、及び硝酸亜鉛等であり、又アルミニウム源と
しては、アルミナゾル、硫酸アルミニウム、及び硝酸ア
ルミニウム等であり、又ホウ素源としては、ホウ酸、及
びホウ砂等である。
本発明の触媒前駆体の製造において、上記各成分の金
属塩水溶液に対して添加される沈澱剤は、アルカリ金属
やアルミニウムの炭酸塩、又は重炭酸塩である。或いは
又、沈澱剤として水酸化アルカリと炭酸ガスとの組合せ
も使用できる。これら沈澱剤の使用量は、金属塩に対す
る等量の1〜2倍、好ましくは1.1〜1.5倍である。沈澱
生成の為の反応温度は、20〜90℃、好ましくは35〜80℃
である。この際、水溶性金属塩や沈澱剤の濃度は、広い
範囲において変え得るが、0.2〜3.0モル/、好ましく
は0.5〜2モル/の範囲が工業的には有利である。
属塩水溶液に対して添加される沈澱剤は、アルカリ金属
やアルミニウムの炭酸塩、又は重炭酸塩である。或いは
又、沈澱剤として水酸化アルカリと炭酸ガスとの組合せ
も使用できる。これら沈澱剤の使用量は、金属塩に対す
る等量の1〜2倍、好ましくは1.1〜1.5倍である。沈澱
生成の為の反応温度は、20〜90℃、好ましくは35〜80℃
である。この際、水溶性金属塩や沈澱剤の濃度は、広い
範囲において変え得るが、0.2〜3.0モル/、好ましく
は0.5〜2モル/の範囲が工業的には有利である。
上記の操作により得られた金属炭酸塩沈澱物は、次に
濾過し洗浄する。この際、硫酸銅を銅源として触媒前駆
体を調製しており、残留硫黄分がメタノール合成反応の
触媒毒となる為に、沈澱物中の硫黄分を許容限度量にす
る必要がある。
濾過し洗浄する。この際、硫酸銅を銅源として触媒前駆
体を調製しており、残留硫黄分がメタノール合成反応の
触媒毒となる為に、沈澱物中の硫黄分を許容限度量にす
る必要がある。
即ち、沈澱生成条件や沈澱ケーキの洗浄条件を選ぶこ
とが重要であり、次の如き方法が採られる。
とが重要であり、次の如き方法が採られる。
沈澱ケーキの含水率を50〜80%、好ましくは60〜75%
に制御し、洗浄液として希薄アルカリ水溶液を使用す
る。
に制御し、洗浄液として希薄アルカリ水溶液を使用す
る。
洗浄液のアルカリ分としては、最終的な触媒使用形態
おいて除去されているか、又は害にならなものであれば
良く、例えばNa2CO3、NaHCO3、NaOH等のアルカリキン金
属水溶液、又はNH3、NH4HCO3等が使用される。
おいて除去されているか、又は害にならなものであれば
良く、例えばNa2CO3、NaHCO3、NaOH等のアルカリキン金
属水溶液、又はNH3、NH4HCO3等が使用される。
使用するアリカリ成分の濃度は化合物により異なる
が、0.01〜0.5%の範囲が好ましい。又、使用する洗浄
液の量は、濾過方法にもよるが沈澱ケーキの金属炭酸塩
1モル当たり5〜15が好ましい。
が、0.01〜0.5%の範囲が好ましい。又、使用する洗浄
液の量は、濾過方法にもよるが沈澱ケーキの金属炭酸塩
1モル当たり5〜15が好ましい。
沈澱ケーキを希薄アルカリ水溶液により洗浄した後、
引続き有機酸や硝酸等の希薄水溶液で洗浄し、更に又純
水で洗浄することも効果的である。この希薄酸水溶液の
濃度は、酸の種類にもよるが0.005〜0.5%が適当であ
る。
引続き有機酸や硝酸等の希薄水溶液で洗浄し、更に又純
水で洗浄することも効果的である。この希薄酸水溶液の
濃度は、酸の種類にもよるが0.005〜0.5%が適当であ
る。
以上の如き手法により、目的の触媒前駆体である金属
炭酸塩中のに残留する硫黄分を50ppm以下、アルカリ金
属分を300ppm以下となすことができる。
炭酸塩中のに残留する硫黄分を50ppm以下、アルカリ金
属分を300ppm以下となすことができる。
本発明に係る触媒前駆体の製造において、沈澱物成分
として、銅、亜鉛、及びアルミニウムからなる炭酸塩ケ
ーキの場合と、銅及び亜鉛からなる炭酸塩沈澱ケーキの
場合とがある。
として、銅、亜鉛、及びアルミニウムからなる炭酸塩ケ
ーキの場合と、銅及び亜鉛からなる炭酸塩沈澱ケーキの
場合とがある。
前者の場合には、そのまま次の工程に廻すが、後者の
場合には、例えばアルミナゾル等のアルミニウム成分を
添加混練した後に次工程に廻す。
場合には、例えばアルミナゾル等のアルミニウム成分を
添加混練した後に次工程に廻す。
上記の触媒前駆体は、温度80〜120℃にて乾燥後、更
に空気雰囲気下、280〜500℃、好ましくは300〜450℃の
温度範囲において焼成する。その後、適宜公知の手段に
より成型する等の工程を経て実用触媒となる。
に空気雰囲気下、280〜500℃、好ましくは300〜450℃の
温度範囲において焼成する。その後、適宜公知の手段に
より成型する等の工程を経て実用触媒となる。
本発明方法による触媒の組成は、銅:亜鉛の原子比で
0.2〜12:1、好ましくは0.3〜7:1の範囲である。
0.2〜12:1、好ましくは0.3〜7:1の範囲である。
銅−亜鉛−アルミニウムなる3元触媒の場合には、各
原子基準の成分含量は、銅45〜80%、好ましくは50〜70
%、亜鉛15〜50%、好ましくは20〜45%、アルミニウム
1〜20%、好ましくは4〜16%である。
原子基準の成分含量は、銅45〜80%、好ましくは50〜70
%、亜鉛15〜50%、好ましくは20〜45%、アルミニウム
1〜20%、好ましくは4〜16%である。
銅−亜鉛−アルミニウム−ホウ素なる4元触媒の場合
には、各原子基準の成分含量は、銅45〜80%、好ましく
は50〜70%、亜鉛15〜50%、好ましくは20〜45%、アル
ミニウム1〜16%、好ましくは3〜12%、ホウ素0.3〜
5%、好ましくは0、5〜3%である。
には、各原子基準の成分含量は、銅45〜80%、好ましく
は50〜70%、亜鉛15〜50%、好ましくは20〜45%、アル
ミニウム1〜16%、好ましくは3〜12%、ホウ素0.3〜
5%、好ましくは0、5〜3%である。
又本発明の触媒においては、必要に応じてマグネシウ
ム、ジルコニウム、ランタン、マンガン、クロム、ケイ
素等の酸化物前駆体、例えば水酸化物、炭酸塩等、又は
リンの酸素酸塩等を添加することができる。
ム、ジルコニウム、ランタン、マンガン、クロム、ケイ
素等の酸化物前駆体、例えば水酸化物、炭酸塩等、又は
リンの酸素酸塩等を添加することができる。
本発明の方法により製造される触媒は、例えば水素、
又は一酸化炭素での還元により活性化処理を行った後、
COとH2及び/又はCO2からなる合成原料ガスによるメタ
ノール合成反応に使用される。又本発明の触媒は、メタ
ノール合成反応以外にも、例えばCO転化反応、水添反
応、メタノールの分解や改質等の反応にも使用すること
ができる。
又は一酸化炭素での還元により活性化処理を行った後、
COとH2及び/又はCO2からなる合成原料ガスによるメタ
ノール合成反応に使用される。又本発明の触媒は、メタ
ノール合成反応以外にも、例えばCO転化反応、水添反
応、メタノールの分解や改質等の反応にも使用すること
ができる。
本発明の触媒によるエタノール合成反応は、圧力20〜
300atm、好ましくは30〜150atm、温度150〜350℃、好ま
しくは200〜300℃、原料ガスの空間速度2000〜50000hr
-1なる条件範囲で実施される。
300atm、好ましくは30〜150atm、温度150〜350℃、好ま
しくは200〜300℃、原料ガスの空間速度2000〜50000hr
-1なる条件範囲で実施される。
次に、本発明の方法を実施例、及び比較例を以て更に
具体的に説明する。
具体的に説明する。
各実施例及び比較例における水は、イオン交換水を用
いた。又は、得られた触媒前駆体の硫黄分はメチレンブ
ルー法にて、Na分は原子吸光法にて分析した。
いた。又は、得られた触媒前駆体の硫黄分はメチレンブ
ルー法にて、Na分は原子吸光法にて分析した。
各実施例及び比較例による触媒についてのメタノール
合成活用と寿命試験結果を表−1に示す。
合成活用と寿命試験結果を表−1に示す。
実施例1 銅エッチングプロセスの廃液から回収した硫酸銅を遠
心分離機にかけて母液含量2%となした硫酸銅(5水
塩)を取得し、以下に使用した。
心分離機にかけて母液含量2%となした硫酸銅(5水
塩)を取得し、以下に使用した。
この硫酸銅201.5gとホウ酸18.75gを、水1.5に溶解
し、40℃に保った〔A液〕。
し、40℃に保った〔A液〕。
炭酸ソーダ102.7gを、水1.2に溶解し、40℃に保っ
た〔B液〕。
た〔B液〕。
酸化亜鉛49.4gを、水0.5に分散し、40℃に保った
〔C液〕。
〔C液〕。
次に、撹拌下にてB液にA液を添加した後、C液を添
加し、更にCO2ガスを6/hrの速度で吹き込み、80℃迄
昇温して30分間保った。
加し、更にCO2ガスを6/hrの速度で吹き込み、80℃迄
昇温して30分間保った。
反応終了後、60℃迄冷却し、濾過して水含量70%のケ
ーキを得た。引続き0.02%の炭酸ソーダ水溶液12にて
洗浄した後、更に水3にて洗浄し、水切りしてケーキ
を得た。
ーキを得た。引続き0.02%の炭酸ソーダ水溶液12にて
洗浄した後、更に水3にて洗浄し、水切りしてケーキ
を得た。
このケーキ200g(含水量52%)にアルミナゾル(Al3O
3含量10%)39g、水100gを添加し混練した後、90℃にて
乾燥した。
3含量10%)39g、水100gを添加し混練した後、90℃にて
乾燥した。
この触媒前駆体の乾燥品中に含まれる硫黄分は10PP
M、Na分は150PPMであった。
M、Na分は150PPMであった。
次に、この乾燥品を空気流通下にて380℃で焼成後紛
砕し、黒鉛3%を添加して6mmφ×5mmに打錠成型し、触
媒とした。
砕し、黒鉛3%を添加して6mmφ×5mmに打錠成型し、触
媒とした。
この触媒組成は、金属原子比で銅:亜鉛:ホウ素:ア
ルミニウム=1.33:1:0.03:0.19であった〔触媒Aと云
う〕。
ルミニウム=1.33:1:0.03:0.19であった〔触媒Aと云
う〕。
実施例2 銅エッチングプロセスの廃液から回収した硫酸銅を遠
心分離機にかけて母液含量6%となした硫酸銅(5水
塩)を取得し、以下に使用した。
心分離機にかけて母液含量6%となした硫酸銅(5水
塩)を取得し、以下に使用した。
この硫酸銅214g(遊離硫酸1.6g含有)とホウ酸18.75g
を、水1.5に溶解し、40℃に保った〔A液〕。炭酸ソ
ーダ105gを、水1.2に溶解し、40℃に保った〔B
液〕。
を、水1.5に溶解し、40℃に保った〔A液〕。炭酸ソ
ーダ105gを、水1.2に溶解し、40℃に保った〔B
液〕。
酸化亜鉛49.4gを、水0.5に分散し、40℃に保った
〔C液〕。
〔C液〕。
以下、A液、B液、C液を用いて、実施例1と同様の
方法により触媒前駆体を調製した。
方法により触媒前駆体を調製した。
この場合、触媒前駆体の乾燥品中に含まれる硫黄分は
18PPM、Na分は200PPMであった。
18PPM、Na分は200PPMであった。
この触媒前駆体を使用し、実施例1と同様の方法によ
り触媒を調製した〔触媒Bと云う〕。
り触媒を調製した〔触媒Bと云う〕。
実施例3 銅エッチングプロセスの廃液から回収した硫酸銅を遠
心分離機にかけて母液含量10%となした硫酸銅(5水
塩)を取得し、以下に使用した。
心分離機にかけて母液含量10%となした硫酸銅(5水
塩)を取得し、以下に使用した。
この硫酸銅223g(遊離硫酸2.6g含有)とホウ酸18.75g
を、水1.5に溶解し、40℃に保った〔A液〕。炭酸ソ
ーダ106gを、水1.2に溶解し、40℃に保った〔B
液〕。
を、水1.5に溶解し、40℃に保った〔A液〕。炭酸ソ
ーダ106gを、水1.2に溶解し、40℃に保った〔B
液〕。
酸化亜鉛49.4gを、水0.5に分散し、40℃に保った
〔C液〕。
〔C液〕。
以下、A液、B液、C液を用いて、実施例1と同様の
方法により触媒前駆体を調製した。
方法により触媒前駆体を調製した。
この場合、触媒前駆体の乾燥品中に含まれる硫黄分は
17PPM、Na分は220PPMであった。
17PPM、Na分は220PPMであった。
この触媒前駆体を使用し、実施例1と同様の方法によ
り触媒を調製した〔触媒Cの云う〕。
り触媒を調製した〔触媒Cの云う〕。
実施例4 実施例1での硫酸銅の代わりに硝酸銅195g使用した以
外は、実施例1と同様の方法により触媒を調製した〔触
媒Dと云う〕。
外は、実施例1と同様の方法により触媒を調製した〔触
媒Dと云う〕。
この場合、触媒前駆体の乾燥品中には、硫黄分は含ま
れず、Na分が230PPM含まれていた。
れず、Na分が230PPM含まれていた。
本実施例は、銅源に硝酸銅を使用した従来法による触
媒であり、メタノール合成活性及び触媒寿命試験の基準
となる。
媒であり、メタノール合成活性及び触媒寿命試験の基準
となる。
比較例1 銅エッチングプロセスの廃液から回収した硫酸銅にお
いて、母液含量13%のもの231g(遊離硫酸銅3.6g含有)
の使用し、実施例1と同様にA液を調合した。又、炭酸
ソーダ107gを使用した以外は、実施例1と同様の方法に
より触媒を調製した〔触媒Eと云う〕。
いて、母液含量13%のもの231g(遊離硫酸銅3.6g含有)
の使用し、実施例1と同様にA液を調合した。又、炭酸
ソーダ107gを使用した以外は、実施例1と同様の方法に
より触媒を調製した〔触媒Eと云う〕。
この場合、触媒前駆体の乾燥品中に含まれる硫黄分は
19PPM、Na分は240PPMであった。
19PPM、Na分は240PPMであった。
比較例2 銅エッチングプロセスの廃液から回収した硫酸銅にお
いて、母液含量17%のもの242g(遊離硫酸4.9g含有)使
用し、実施例1同様にA液を調合した。又、炭酸ソーダ
109gを使用した以外は、実施例1と同様の方法により触
媒を調製した〔触媒Eと云う〕。
いて、母液含量17%のもの242g(遊離硫酸4.9g含有)使
用し、実施例1同様にA液を調合した。又、炭酸ソーダ
109gを使用した以外は、実施例1と同様の方法により触
媒を調製した〔触媒Eと云う〕。
この場合、触媒前駆体の乾燥品中に含まれる硫黄分は
25PPM、Na分は240PPMであった。
25PPM、Na分は240PPMであった。
比較例3 銅エッチングプロセスの廃液1530g(硫酸銅換算201.5
g、遊離硫酸186g含有)に、ホウ酸18.75gを溶解して40
℃に保った(A液)。炭酸ソーダ373gを水2に溶解
し、40℃に保った(B液)。酸化亜鉛49、4gを水0.5
に分散し40℃に保った(C液)。
g、遊離硫酸186g含有)に、ホウ酸18.75gを溶解して40
℃に保った(A液)。炭酸ソーダ373gを水2に溶解
し、40℃に保った(B液)。酸化亜鉛49、4gを水0.5
に分散し40℃に保った(C液)。
以下、実施例1と同様の方法により触媒を調製した
〔触媒Fと云う〕。
〔触媒Fと云う〕。
この場合、触媒前駆体の乾燥品中に含まれる硫黄分は
250PPM、Na分は670PPMであった。
250PPM、Na分は670PPMであった。
(活性試験) 触媒A〜Fを20〜35メッシュに整粒し、流通式反応管
に充填した。触媒を還元後、合成原料ガス(CO23%、H2
69%、CO27%、CH40.5%N20.5%、)を使用して、メタ
ノール合成活性試験を実施した。
に充填した。触媒を還元後、合成原料ガス(CO23%、H2
69%、CO27%、CH40.5%N20.5%、)を使用して、メタ
ノール合成活性試験を実施した。
標準のメタノール合成活性試験の条件は、圧力70kg/c
m2、SV20000hr-1、温度260℃である。
m2、SV20000hr-1、温度260℃である。
但し、各触媒の寿命を短時間で評価する為の手法とし
て、温度360℃にて2時間、6時間、及び10時間なるメ
タノール合成処理を行い、各処理時間後に再び標準温度
260℃に戻してメタノール合成活性を測定する方法を採
った。
て、温度360℃にて2時間、6時間、及び10時間なるメ
タノール合成処理を行い、各処理時間後に再び標準温度
260℃に戻してメタノール合成活性を測定する方法を採
った。
触媒A〜Fにおける実験結果を表1に示した。
(発明の効果) 本発明は、極めて安価な銅エッチング廃液からの回収
硫酸銅を銅源としたエタノール合成触媒の製造法を提供
するものである。
硫酸銅を銅源としたエタノール合成触媒の製造法を提供
するものである。
本発明方法によれば、従来の金属硝酸塩等の高価な原
料から調製される触媒と全く同等の性能を発現し得る触
媒が製造でき、触媒費の大幅な低廉化が可能となること
から、その工業的意義は極めて大きい。
料から調製される触媒と全く同等の性能を発現し得る触
媒が製造でき、触媒費の大幅な低廉化が可能となること
から、その工業的意義は極めて大きい。
Claims (1)
- 【請求項1】銅、亜鉛、及びアルミニウム化合物、又は
更にホウ素化合物を含有してなるメタノール合成触媒に
おいて、触媒前駆体の銅源として銅エッチング廃液から
回収した母液含有量10%以下の硫酸銅を用いることを特
徴とするエタノール合成触媒前駆体の製造法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1028774A JP2773183B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | メタノール合成触媒前駆体の製造法 |
| DE89122984T DE68909769T2 (de) | 1989-02-09 | 1989-12-13 | Verfahren zur Herstellung eines Katalysatorvorläufers für die Methanolsynthese. |
| EP89122984A EP0381839B1 (en) | 1989-02-09 | 1989-12-13 | Method for preparing catalyst precursor for methanol synthesis |
| CA002006758A CA2006758C (en) | 1989-02-09 | 1989-12-28 | Method for preparing catalyst precursor for methanol synthesis |
| AU48589/90A AU617577B2 (en) | 1989-02-09 | 1990-01-18 | Method for preparing catalyst precursor for methanol synthesis |
| US07/698,364 US5089452A (en) | 1989-02-09 | 1991-05-09 | Method for preparing catalyst precursor for methanol synthesis |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1028774A JP2773183B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | メタノール合成触媒前駆体の製造法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02211249A JPH02211249A (ja) | 1990-08-22 |
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Family
ID=12257756
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP1028774A Expired - Lifetime JP2773183B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | メタノール合成触媒前駆体の製造法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5089452A (ja) |
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| JP (1) | JP2773183B2 (ja) |
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| JP4746853B2 (ja) * | 2004-07-12 | 2011-08-10 | 和光 加藤 | 高純度の金属水酸化物、その精製方法および製造方法、これらの方法により得た水酸化物および酸化物、ならびに合成樹脂組成物および合成樹脂成形品 |
| CN103480379A (zh) * | 2013-09-25 | 2014-01-01 | 大连瑞克科技有限公司 | 利用铜基废甲醇催化剂回收液制备合成甲醇催化剂的方法 |
| CN118988352A (zh) * | 2024-08-12 | 2024-11-22 | 三碳(安徽)科技研究院有限公司 | 一种多孔隙的甲醇合成催化剂的制备方法 |
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| DE3308849A1 (de) * | 1983-03-12 | 1984-09-13 | Didier Werke Ag | Verfahren zur aufbereitung von metallhaltigen aetzloesungen und zur rueckgewinnung des metalls |
| DE3317725A1 (de) * | 1983-05-16 | 1984-11-22 | Süd-Chemie AG, 8000 München | Katalysator fuer die methanolsynthese |
| DE3417629C1 (de) * | 1984-05-12 | 1985-01-24 | Th. Goldschmidt Ag, 4300 Essen | Verfahren zur Herstellung von basischem Kupfercarbonat |
| DD242827A1 (de) * | 1985-11-22 | 1987-02-11 | Projekt Wasserwirtschaft Veb | Verfahren zur eliminierung von kupfer aus ammoniakalischen waessrigen loesungen |
| JP2621185B2 (ja) * | 1987-07-02 | 1997-06-18 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 触媒前駆体としての金属炭酸塩の製造法 |
| JPS6419809A (en) * | 1987-07-15 | 1989-01-23 | Fuji Electric Co Ltd | Constant current source circuit |
-
1989
- 1989-02-09 JP JP1028774A patent/JP2773183B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-12-13 EP EP89122984A patent/EP0381839B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-12-13 DE DE89122984T patent/DE68909769T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-12-28 CA CA002006758A patent/CA2006758C/en not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-01-18 AU AU48589/90A patent/AU617577B2/en not_active Expired
-
1991
- 1991-05-09 US US07/698,364 patent/US5089452A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| US5089452A (en) | 1992-02-18 |
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| CA2006758A1 (en) | 1990-08-09 |
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| AU617577B2 (en) | 1991-11-28 |
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| EP0381839B1 (en) | 1993-10-06 |
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