JP2777081B2 - 折板屋根固定構造、およびこれに用いるタイトフレーム - Google Patents
折板屋根固定構造、およびこれに用いるタイトフレームInfo
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- JP2777081B2 JP2777081B2 JP5983295A JP5983295A JP2777081B2 JP 2777081 B2 JP2777081 B2 JP 2777081B2 JP 5983295 A JP5983295 A JP 5983295A JP 5983295 A JP5983295 A JP 5983295A JP 2777081 B2 JP2777081 B2 JP 2777081B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、折板屋根を用いて屋
根を施工するための折板屋根固定構造、およびこれに用
いるタイトフレームに関する。
根を施工するための折板屋根固定構造、およびこれに用
いるタイトフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】折板屋根の固定構造としては、例えば実
公平3−15695号公報に開示されているようなもの
がある。この固定構造では図14に示したように、折板
屋根100,101の両側縁に係止部102,103,
104を形成しており、この係止部102,103,1
04を係止する固定金具105をタイトフレーム本体1
06の上部に設けている。固定は、まず折板屋根100
の一側縁の係止部102を固定金具105の一側部に係
止させることから行なう。この後は、別の折板屋根10
1の他側縁を上記折板屋根100の一側縁と固定金具1
05の他側部とに係止すればよい。
公平3−15695号公報に開示されているようなもの
がある。この固定構造では図14に示したように、折板
屋根100,101の両側縁に係止部102,103,
104を形成しており、この係止部102,103,1
04を係止する固定金具105をタイトフレーム本体1
06の上部に設けている。固定は、まず折板屋根100
の一側縁の係止部102を固定金具105の一側部に係
止させることから行なう。この後は、別の折板屋根10
1の他側縁を上記折板屋根100の一側縁と固定金具1
05の他側部とに係止すればよい。
【0003】すなわち、折板屋根100の一側縁には、
固定金具105の一側部に係止する第1係止部102を
形成し、他側縁には、一側縁の端縁に延設した係止用湾
曲部107に係止する第2係止部103と、固定金具1
05の他側部に係止する第3係止部104とを形成して
いる。またタイトフレーム本体106上部の固定金具1
05にあっては、第1係止部102を係止するための第
1固定片108を一側部に有し、第3係止部104を係
止するための第2固定片109を他側部に有している。
固定金具105の一側部に係止する第1係止部102を
形成し、他側縁には、一側縁の端縁に延設した係止用湾
曲部107に係止する第2係止部103と、固定金具1
05の他側部に係止する第3係止部104とを形成して
いる。またタイトフレーム本体106上部の固定金具1
05にあっては、第1係止部102を係止するための第
1固定片108を一側部に有し、第3係止部104を係
止するための第2固定片109を他側部に有している。
【0004】このような固定構造では、折板屋根101
の他側縁は係止用湾曲部107と固定金具105の第2
固定片109との2箇所に係止しているものの、折板屋
根100の一側縁は固定金具105の第1固定片108
にしか係止していない。このため、折板屋根100,1
01が吹上げ等の作用を受けて負圧が働いた場合に、折
板屋根100,101が外れる可能性があるという問題
点を有している。
の他側縁は係止用湾曲部107と固定金具105の第2
固定片109との2箇所に係止しているものの、折板屋
根100の一側縁は固定金具105の第1固定片108
にしか係止していない。このため、折板屋根100,1
01が吹上げ等の作用を受けて負圧が働いた場合に、折
板屋根100,101が外れる可能性があるという問題
点を有している。
【0005】すなわち、負圧により折板屋根100の一
側縁の立上り部は上方へ曲り、唯一の係止箇所である第
1係止部102が第1固定片108から外れる方向に力
が作用する。その上、隣接する折板屋根101の他側縁
は、第1係止部102から延設した係止用湾曲部107
に形成しているので、上述の一側縁の変形により、隣接
する折板屋根101にも外れる方向の力が作用する。
側縁の立上り部は上方へ曲り、唯一の係止箇所である第
1係止部102が第1固定片108から外れる方向に力
が作用する。その上、隣接する折板屋根101の他側縁
は、第1係止部102から延設した係止用湾曲部107
に形成しているので、上述の一側縁の変形により、隣接
する折板屋根101にも外れる方向の力が作用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、折
板屋根を係止するための係止部や固定片を合理的に増や
すことによって、より強固な固定状態を得られるよう
な、折板屋根固定構造、およびこれに用いるタイトフレ
ームの提供を目的とする。
板屋根を係止するための係止部や固定片を合理的に増や
すことによって、より強固な固定状態を得られるよう
な、折板屋根固定構造、およびこれに用いるタイトフレ
ームの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段を実施例の図1を用いて説明すると、その構成
は、下地材2の上に固定されるタイトフレーム3の上部
両側に、外方に向けて突設した複数の固定片を形成し、
折板屋根1の一側縁1aを上記固定片に係止し、その後
別の折板屋根1の他側縁1bを上記折版屋根1の一側縁
1aの係止部に重合した状態で上記固定片に係止して固
定する折板屋根固定構造であって、上記タイトフレーム
3の上部の一側には、折板屋根1の一側縁1aの上下2
箇所の係止部を係止する第1固定片10と第2固定片1
1とを上下に形成し、上記タイトフレーム3の上部の他
側には、折板屋根1の他側縁1bの上下2箇所のうちの
下側の係止部を係止する第3固定片12を形成し、上記
折板屋根1の一側縁1aに、上記第1固定片10に係止
する第1係止部31と、上記第2固定片11に係止する
第2係止部32とを形成し、上記折板屋根1の他側縁1
bに、上記第1係止部31または第2係止部32に係止
する第3係止部33と、上記タイトフレーム3の上部の
上記第3固定片12に係止する第4係止部34とを形成
した折板屋根固定構造であることを特徴とする。
めの手段を実施例の図1を用いて説明すると、その構成
は、下地材2の上に固定されるタイトフレーム3の上部
両側に、外方に向けて突設した複数の固定片を形成し、
折板屋根1の一側縁1aを上記固定片に係止し、その後
別の折板屋根1の他側縁1bを上記折版屋根1の一側縁
1aの係止部に重合した状態で上記固定片に係止して固
定する折板屋根固定構造であって、上記タイトフレーム
3の上部の一側には、折板屋根1の一側縁1aの上下2
箇所の係止部を係止する第1固定片10と第2固定片1
1とを上下に形成し、上記タイトフレーム3の上部の他
側には、折板屋根1の他側縁1bの上下2箇所のうちの
下側の係止部を係止する第3固定片12を形成し、上記
折板屋根1の一側縁1aに、上記第1固定片10に係止
する第1係止部31と、上記第2固定片11に係止する
第2係止部32とを形成し、上記折板屋根1の他側縁1
bに、上記第1係止部31または第2係止部32に係止
する第3係止部33と、上記タイトフレーム3の上部の
上記第3固定片12に係止する第4係止部34とを形成
した折板屋根固定構造であることを特徴とする。
【0008】また、下地材2に固定するタイトフレーム
本体6と、該タイトフレーム本体6上部に載置固定する
固定金具9とで構成し、該固定金具9の一側に、折板屋
根1の一側縁1aの上下に形成した第1係止部31と第
2係止部32との2箇所をそれぞれ係止する第1固定片
10と第2固定片11とを上下に形成し、上記固定金具
9の他側には折板屋根1の他側縁1bに形成した上下2
つの係止部33,34のうちの下側の第4係止部34を
係止する第3固定片12を形成するとともに、上記固定
金具9を、上記第1固定片10と第2固定片11と第3
固定片12のうちのいずれか2つの固定片10,12を
有する第1金具部材13と、他の1つの固定片11を有
する第2金具部材14とを接合して形成したタイトフレ
ーム3であることを特徴とする。
本体6と、該タイトフレーム本体6上部に載置固定する
固定金具9とで構成し、該固定金具9の一側に、折板屋
根1の一側縁1aの上下に形成した第1係止部31と第
2係止部32との2箇所をそれぞれ係止する第1固定片
10と第2固定片11とを上下に形成し、上記固定金具
9の他側には折板屋根1の他側縁1bに形成した上下2
つの係止部33,34のうちの下側の第4係止部34を
係止する第3固定片12を形成するとともに、上記固定
金具9を、上記第1固定片10と第2固定片11と第3
固定片12のうちのいずれか2つの固定片10,12を
有する第1金具部材13と、他の1つの固定片11を有
する第2金具部材14とを接合して形成したタイトフレ
ーム3であることを特徴とする。
【0009】さらに、下地材2に固定するタイトフレー
ム本体6と、該タイトフレーム本体6上部に載置固定す
る固定金具9とで構成し、該固定金具9の一側に、折板
屋根1の一側縁1aの上下に形成した第1係止部31と
第2係止部32との2箇所をそれぞれ係止する第1固定
片10と第2固定片11とを上下に形成し、上記固定金
具9の他側には折板屋根1の他側縁1bに形成した上下
2つの係止部33,34のうちの下側の第4係止部34
を係止する第3固定片12を形成するとともに、上記固
定金具9を、一枚の金属板をプレス加工して形成したタ
イトフレーム3であることを特徴とする。
ム本体6と、該タイトフレーム本体6上部に載置固定す
る固定金具9とで構成し、該固定金具9の一側に、折板
屋根1の一側縁1aの上下に形成した第1係止部31と
第2係止部32との2箇所をそれぞれ係止する第1固定
片10と第2固定片11とを上下に形成し、上記固定金
具9の他側には折板屋根1の他側縁1bに形成した上下
2つの係止部33,34のうちの下側の第4係止部34
を係止する第3固定片12を形成するとともに、上記固
定金具9を、一枚の金属板をプレス加工して形成したタ
イトフレーム3であることを特徴とする。
【0010】さらにまた、実施例の図11を用いて説明
すると、タイトフレーム本体の上部の一側に、折板屋根
の一側縁の上下に形成した第1係止部と第2係止部との
2箇所をそれぞれ係止する第1固定片10と第2固定片
11とを上下に形成し、上記タイトフレーム本体の上部
の他側には、折板屋根の他側縁に形成した上下2つの係
止部のうちの下側の第4係止部を係止する第3固定片1
2を形成するとともに、上記第1固定片または第3固定
片が少なくともタイトフレーム本体と一体成形されてい
るように構成したタイトフレーム3であることを特徴と
する。
すると、タイトフレーム本体の上部の一側に、折板屋根
の一側縁の上下に形成した第1係止部と第2係止部との
2箇所をそれぞれ係止する第1固定片10と第2固定片
11とを上下に形成し、上記タイトフレーム本体の上部
の他側には、折板屋根の他側縁に形成した上下2つの係
止部のうちの下側の第4係止部を係止する第3固定片1
2を形成するとともに、上記第1固定片または第3固定
片が少なくともタイトフレーム本体と一体成形されてい
るように構成したタイトフレーム3であることを特徴と
する。
【0011】なお、実施例の図1と図13を用いて説明
すると、前述の折板屋根固定構造においては、防水性を
高めたり、意匠感を良好にしたり、強度を高めたりすべ
く、両端縁に弾性係止部41,42を有した長尺のキャ
ップ4を設け、該キャップ4の一側縁の弾性係止部41
を、前記タイトフレーム3に固定した折板屋根1の第1
係止部31、第2係止部32または第3係止部33に対
して係止可能に形成するとともに、上記キャップ4の他
側縁の弾性係止部42を、タイトフレーム3に形成した
折板屋根1の前記第4係止部34、または該第4係止部
の上下方向に沿った位置に形成する第5係止部39に対
して係止可能に形成するもよい。
すると、前述の折板屋根固定構造においては、防水性を
高めたり、意匠感を良好にしたり、強度を高めたりすべ
く、両端縁に弾性係止部41,42を有した長尺のキャ
ップ4を設け、該キャップ4の一側縁の弾性係止部41
を、前記タイトフレーム3に固定した折板屋根1の第1
係止部31、第2係止部32または第3係止部33に対
して係止可能に形成するとともに、上記キャップ4の他
側縁の弾性係止部42を、タイトフレーム3に形成した
折板屋根1の前記第4係止部34、または該第4係止部
の上下方向に沿った位置に形成する第5係止部39に対
して係止可能に形成するもよい。
【0012】
【作用】すなわち、請求項1の構成によると、折板屋根
の一側縁は、タイトフレームの第1固定片と第2固定片
との上下2箇所で固定され、負圧が作用して第1係止部
と第2係止部とが外れる方向への力を受けた場合でも、
変形する折板屋根は部位によって湾曲率が異なり、双方
の係止が同時に外れることはない。また、外れる方向へ
の力を一方がより大きく受けても他方がこの力に抗して
外れない方向への力を付与する。その上、折板屋根の他
側縁もまた、第1係止部または第2係止部と第3固定片
との2箇所で強力に係止する。
の一側縁は、タイトフレームの第1固定片と第2固定片
との上下2箇所で固定され、負圧が作用して第1係止部
と第2係止部とが外れる方向への力を受けた場合でも、
変形する折板屋根は部位によって湾曲率が異なり、双方
の係止が同時に外れることはない。また、外れる方向へ
の力を一方がより大きく受けても他方がこの力に抗して
外れない方向への力を付与する。その上、折板屋根の他
側縁もまた、第1係止部または第2係止部と第3固定片
との2箇所で強力に係止する。
【0013】請求項2から請求項4の構成によると、第
1固定片と第2固定片とがそれぞれ折板屋根の一側縁を
係止する。このため、例えば負圧が作用して折板屋根の
第1係止部と第2係止部とが外れる方向への力を受けた
場合でも、変形する折板屋根は部位によって湾曲率が異
なり、双方の係止が同時に外れることはない。また、外
れる方向への力を一方がより大き受けても他方がこの力
に抗して外れない方向への力を付与する。折板屋根の他
側縁もまた、第1固定片または第2固定片対応位置と第
3固定片とで係止される。
1固定片と第2固定片とがそれぞれ折板屋根の一側縁を
係止する。このため、例えば負圧が作用して折板屋根の
第1係止部と第2係止部とが外れる方向への力を受けた
場合でも、変形する折板屋根は部位によって湾曲率が異
なり、双方の係止が同時に外れることはない。また、外
れる方向への力を一方がより大き受けても他方がこの力
に抗して外れない方向への力を付与する。折板屋根の他
側縁もまた、第1固定片または第2固定片対応位置と第
3固定片とで係止される。
【0014】請求項5の構成によると、2枚の折板屋根
の重合部分を被覆する長尺のキャップが、タイトフレー
ムに対する固定状態を強化するとともに、防水性を高
め、意匠感を良好にする。
の重合部分を被覆する長尺のキャップが、タイトフレー
ムに対する固定状態を強化するとともに、防水性を高
め、意匠感を良好にする。
【0015】
【発明の効果】上述の結果、請求項1の折板屋根固定構
造によれば、折板屋根の一側縁と他側縁とが共に2箇所
で係止するので、係止力を高め、強固な固定状態を得る
ことができる。特に折板屋根の一側縁においては上下の
2箇所で係止しているので、負圧が作用して折板屋根が
湾曲したとしても2箇所の係止が同時に外れることはな
い。そして一方の係止部に、より高い離脱方向への力が
作用しても、他方の係止部がそれを抑制するので、係止
力はきわめて高いものとなる。折板屋根の一側縁がこの
ように強固に固定されるので、これに一部重合して係止
される折板屋根の他側縁の固定も、当然のことながら強
固になり、全体として良好な固定状態が得られる。
造によれば、折板屋根の一側縁と他側縁とが共に2箇所
で係止するので、係止力を高め、強固な固定状態を得る
ことができる。特に折板屋根の一側縁においては上下の
2箇所で係止しているので、負圧が作用して折板屋根が
湾曲したとしても2箇所の係止が同時に外れることはな
い。そして一方の係止部に、より高い離脱方向への力が
作用しても、他方の係止部がそれを抑制するので、係止
力はきわめて高いものとなる。折板屋根の一側縁がこの
ように強固に固定されるので、これに一部重合して係止
される折板屋根の他側縁の固定も、当然のことながら強
固になり、全体として良好な固定状態が得られる。
【0016】しかも、このような強固な固定状態を得る
作業は、タイトフレームを下地材の上に固定した後、折
板屋根を順次嵌めて行くだけでよいので、きわめて容易
である。
作業は、タイトフレームを下地材の上に固定した後、折
板屋根を順次嵌めて行くだけでよいので、きわめて容易
である。
【0017】また、折板屋根の一側縁を2箇所で係止す
るので、従来の折板屋根固定構造に比べ、形状に変化を
つけることができ、斬新な意匠感を提供することもでき
る。
るので、従来の折板屋根固定構造に比べ、形状に変化を
つけることができ、斬新な意匠感を提供することもでき
る。
【0018】請求項2と請求項3と請求項4のタイトフ
レームによれば、折板屋根の一側縁と他側縁とを共に2
箇所係止するので、係止力を高め、強固な固定状態を得
ることができる。特に折板屋根の一側縁について上下の
2箇所を係止しているので、負圧が作用して折板屋根が
湾曲したとしても2箇所の係止は同時に外させない。一
方の係止部に、より高い離脱方向への力が作用しても、
他方の係止部においてそれを抑制するので、係止保持力
はきわめて高いものとなる。折板屋根の一側縁をこのよ
うに強固に固定するので、これに一部重合して係止され
る折板屋根の他側縁の固定状態も、当然のことながら強
固にでき、全体として良好な固定状態が得られる。
レームによれば、折板屋根の一側縁と他側縁とを共に2
箇所係止するので、係止力を高め、強固な固定状態を得
ることができる。特に折板屋根の一側縁について上下の
2箇所を係止しているので、負圧が作用して折板屋根が
湾曲したとしても2箇所の係止は同時に外させない。一
方の係止部に、より高い離脱方向への力が作用しても、
他方の係止部においてそれを抑制するので、係止保持力
はきわめて高いものとなる。折板屋根の一側縁をこのよ
うに強固に固定するので、これに一部重合して係止され
る折板屋根の他側縁の固定状態も、当然のことながら強
固にでき、全体として良好な固定状態が得られる。
【0019】また、タイトフレームには第1固定片と第
2固定片と第3固定片とを形成したので、従来に全くな
い斬新な意匠感を得ることができ、これにともなって折
板屋根の固定状態にも、美麗な外観を付与することがで
きる。
2固定片と第3固定片とを形成したので、従来に全くな
い斬新な意匠感を得ることができ、これにともなって折
板屋根の固定状態にも、美麗な外観を付与することがで
きる。
【0020】殊に請求項2のタイトフレームにおいて
は、タイトフレームの上部の固定金具を2部材で構成し
たので、例えば、両部材間をボルトナットでタイトフレ
ーム本体に固定するようにすれば、折板屋根の一側縁の
2箇所での係止を無理な力を要せず容易に行なえるよう
にすることができる。すなわち、折板屋根の係止時にボ
ルトナットを緩めておき、折板屋根を変形させずに所定
の係止状態にした後、ボルトナットを緊締すればよいか
らである。
は、タイトフレームの上部の固定金具を2部材で構成し
たので、例えば、両部材間をボルトナットでタイトフレ
ーム本体に固定するようにすれば、折板屋根の一側縁の
2箇所での係止を無理な力を要せず容易に行なえるよう
にすることができる。すなわち、折板屋根の係止時にボ
ルトナットを緩めておき、折板屋根を変形させずに所定
の係止状態にした後、ボルトナットを緊締すればよいか
らである。
【0021】また、固定金具を構成する2部材の対応面
を相互に面接触させて2重構造にすることで、特別な補
強構造を形成せずとも強度を向上することができる。
を相互に面接触させて2重構造にすることで、特別な補
強構造を形成せずとも強度を向上することができる。
【0022】また請求項3のタイトフレームにおいて
は、タイトフレームの上部の固定金具を1部材で構成し
たので、部品点数を低減し、管理や取扱いを容易にする
ことができる。
は、タイトフレームの上部の固定金具を1部材で構成し
たので、部品点数を低減し、管理や取扱いを容易にする
ことができる。
【0023】さらに請求項4のタイトフレームにおいて
は、タイトフレーム本体の上部の一側に第1固定片と第
2固定片とを上下に形成し、タイトフレーム本体の上部
の他側には第3固定片を形成するとともに、第1固定片
または第3固定片が少なくともタイトフレーム本体と一
体成形されているように構成したので、部材の形状の簡
素化を図ることができ、コストの低減や管理の容易化等
を図ることができる。
は、タイトフレーム本体の上部の一側に第1固定片と第
2固定片とを上下に形成し、タイトフレーム本体の上部
の他側には第3固定片を形成するとともに、第1固定片
または第3固定片が少なくともタイトフレーム本体と一
体成形されているように構成したので、部材の形状の簡
素化を図ることができ、コストの低減や管理の容易化等
を図ることができる。
【0024】請求項5の折板屋根固定構造によれば、折
板屋根の一側縁と隣接する別の折板屋根の他側縁との重
合部分に長尺のキャップを嵌着したので、タイトフレー
ムに対する折板屋根の係止状態の強化を図ることができ
る。そして同時に、防水性を向上し、意匠感を良好にす
ることもできる。
板屋根の一側縁と隣接する別の折板屋根の他側縁との重
合部分に長尺のキャップを嵌着したので、タイトフレー
ムに対する折板屋根の係止状態の強化を図ることができ
る。そして同時に、防水性を向上し、意匠感を良好にす
ることもできる。
【0025】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。
述する。
【0026】(第1実施例)図1は折板屋根固定構造の
一例を示す断面図であり、この図に示すように、折板屋
根1,1の固定は、梁や母屋等の下地材2の上にタイト
フレーム3を固定した後、折板屋根1,1とキャップ4
とを順次嵌合して行なっている。
一例を示す断面図であり、この図に示すように、折板屋
根1,1の固定は、梁や母屋等の下地材2の上にタイト
フレーム3を固定した後、折板屋根1,1とキャップ4
とを順次嵌合して行なっている。
【0027】まずタイトフレーム3の構成から説明す
る。タイトフレーム3は、金属板をプレス加工して形成
するもので、下地材2の上に固定される等脚台形状に固
定脚5,5を開いたタイトフレーム本体6と、このタイ
トフレーム本体6の上部にボルト7ナット8により載置
固定する固定金具9とからなる。
る。タイトフレーム3は、金属板をプレス加工して形成
するもので、下地材2の上に固定される等脚台形状に固
定脚5,5を開いたタイトフレーム本体6と、このタイ
トフレーム本体6の上部にボルト7ナット8により載置
固定する固定金具9とからなる。
【0028】固定金具9は、その一側に折板屋根1の一
側縁1aの2箇所を係止する第1固定片10と第2固定
片11とを上下に有するとともに、他側には、折板屋根
1の他側縁1bの2箇所のうちの内側を係止する第3固
定片12を有している。
側縁1aの2箇所を係止する第1固定片10と第2固定
片11とを上下に有するとともに、他側には、折板屋根
1の他側縁1bの2箇所のうちの内側を係止する第3固
定片12を有している。
【0029】そしてこの固定金具9は、上述の第1固定
片10と第3固定片12との2つの固定片を有する第1
金具部材13と、第2固定片11を有する第2金具部材
14とで構成している。第1金具部材13は、図2に示
すように、一側(図中左側)に第1固定片10を外方斜
め下方に向けて突設し、他側(図中右側)に第3固定片
12を外方斜め下方に向けて突設し、中間部には略有底
薄箱状の座部15を有している。
片10と第3固定片12との2つの固定片を有する第1
金具部材13と、第2固定片11を有する第2金具部材
14とで構成している。第1金具部材13は、図2に示
すように、一側(図中左側)に第1固定片10を外方斜
め下方に向けて突設し、他側(図中右側)に第3固定片
12を外方斜め下方に向けて突設し、中間部には略有底
薄箱状の座部15を有している。
【0030】この座部15は、座面を平らに形成するも
よいが、図示したように、下方へ突出する方形状の段部
15aを形成しておき、これに合わせてタイトフレーム
本体6の上面にこの段部15aが嵌合する凹部6aを形
成しておくと、固定金具9をタイトフレーム本体6に載
置固定する際に回り止となって正しい位置関係が容易に
得られ、都合がよい。また自ずから形状の補強も行なえ
る。
よいが、図示したように、下方へ突出する方形状の段部
15aを形成しておき、これに合わせてタイトフレーム
本体6の上面にこの段部15aが嵌合する凹部6aを形
成しておくと、固定金具9をタイトフレーム本体6に載
置固定する際に回り止となって正しい位置関係が容易に
得られ、都合がよい。また自ずから形状の補強も行なえ
る。
【0031】上述の座部15の段部15a中央には丸孔
15bを形成し、タイトフレーム本体6の凹部6aに
は、角孔6bを形成して、上述のボルト7(図1参照)
の挿通を可能にしている。また座部15の両側面から第
1固定片10および第3固定片12にかけては、補強用
リブ16…を形成している。
15bを形成し、タイトフレーム本体6の凹部6aに
は、角孔6bを形成して、上述のボルト7(図1参照)
の挿通を可能にしている。また座部15の両側面から第
1固定片10および第3固定片12にかけては、補強用
リブ16…を形成している。
【0032】前述の第2金具部材14は、上端に一側
(図中左)の斜め下方に向けて突出する第2固定片11
を有し、立設片17を介して下端に、他側(図中右側)
に向けて直角に曲がる支持片18を形成している。そし
てこの支持片18には長孔18aを形成し、上述の第1
金具部材13の段部15a内で左右方向に移動可能にし
ている。これは、折板屋根1の一側縁1aの嵌合を必要
に応じて無理なく容易に行なえるようにするためで、折
板屋根1(図1参照)の一側縁1aの嵌合時にボルト7
ナット8を緩めておけば、第2固定片11を他側(図中
右側)へ移動することができ、所定の係止状態を得た後
にボルト7ナット8を緊締すればよいからである。図1
中19はワッシャ、20はスプリングワッシャである。
(図中左)の斜め下方に向けて突出する第2固定片11
を有し、立設片17を介して下端に、他側(図中右側)
に向けて直角に曲がる支持片18を形成している。そし
てこの支持片18には長孔18aを形成し、上述の第1
金具部材13の段部15a内で左右方向に移動可能にし
ている。これは、折板屋根1の一側縁1aの嵌合を必要
に応じて無理なく容易に行なえるようにするためで、折
板屋根1(図1参照)の一側縁1aの嵌合時にボルト7
ナット8を緩めておけば、第2固定片11を他側(図中
右側)へ移動することができ、所定の係止状態を得た後
にボルト7ナット8を緊締すればよいからである。図1
中19はワッシャ、20はスプリングワッシャである。
【0033】また、上述の立設片17の前後両端縁に
は、他側(図中右側)に向けて折曲した補強片21,2
1を一体に形成している。
は、他側(図中右側)に向けて折曲した補強片21,2
1を一体に形成している。
【0034】なお、上述の支持片18には長孔18aで
はなく丸孔18bであってもよい。少しでも余裕があれ
ばボトル7ナット8を緩めることで、図3に仮想線で示
したように、第2金具部材14の姿勢を、第2固定片1
1が折板屋根1との係止を外す方向に変更できるからで
ある。
はなく丸孔18bであってもよい。少しでも余裕があれ
ばボトル7ナット8を緩めることで、図3に仮想線で示
したように、第2金具部材14の姿勢を、第2固定片1
1が折板屋根1との係止を外す方向に変更できるからで
ある。
【0035】また、第1金具部材13の座部15の一側
面(図中左側)と第2金具部材14の立設片17とは、
折板屋根1の係止時には相互に面接触するように設定し
ておくと二重構造となって、例えば左右方向の変形に対
して特別な補強手段を講じなくとも高い強度が得られ
る。
面(図中左側)と第2金具部材14の立設片17とは、
折板屋根1の係止時には相互に面接触するように設定し
ておくと二重構造となって、例えば左右方向の変形に対
して特別な補強手段を講じなくとも高い強度が得られ
る。
【0036】上述の説明では、第1金具部材13と第2
金具部材14とを分離可能な状態にしたが、あらかじめ
溶接して一体化しておくもよい。また同様に、固定金具
3とタイトフレーム本体6も、溶接によりあらかじめ一
体化しておくもよい。
金具部材14とを分離可能な状態にしたが、あらかじめ
溶接して一体化しておくもよい。また同様に、固定金具
3とタイトフレーム本体6も、溶接によりあらかじめ一
体化しておくもよい。
【0037】また固定金具9をなす第1金具部材13と
第2金具部材14との、それぞれが有する固定片10,
11,12の組み合わせを例えば図4や図5に示したよ
うに変えるもよい。図4の例における固定金具9は、第
2固定片11と第3固定片12とを有する第1金具部材
13と、第1固定片10を有する第2金具部材14とで
構成し、各金具部材13,14は、正面視略U字状に形
成して左右に並べ、それぞれをボルト7ナット8で緊締
している。また逆に、図5の固定金具9では、第1固定
片10と第2固定片11とを有する第1金具部材13
と、第3固定片12を有する第2金具部材14とで構成
している。この場合も各金具部材13,14は正面視略
U字状である。
第2金具部材14との、それぞれが有する固定片10,
11,12の組み合わせを例えば図4や図5に示したよ
うに変えるもよい。図4の例における固定金具9は、第
2固定片11と第3固定片12とを有する第1金具部材
13と、第1固定片10を有する第2金具部材14とで
構成し、各金具部材13,14は、正面視略U字状に形
成して左右に並べ、それぞれをボルト7ナット8で緊締
している。また逆に、図5の固定金具9では、第1固定
片10と第2固定片11とを有する第1金具部材13
と、第3固定片12を有する第2金具部材14とで構成
している。この場合も各金具部材13,14は正面視略
U字状である。
【0038】これらいずれの場合でも、各金具部材1
3,14の対向面同士を面接触させているので、殊に左
右方向の変形に対して高い強度を示し、折板屋根1,1
の係止状態を強固に保つことができる。
3,14の対向面同士を面接触させているので、殊に左
右方向の変形に対して高い強度を示し、折板屋根1,1
の係止状態を強固に保つことができる。
【0039】なお、図1、図2、図3で示したタイトフ
レーム3の場合も勿論であるが、図4、図5に示したタ
イトフレーム3の場合では、図6に示したように少なく
とも一方の金具部材13,14を屋根の棟から軒に至る
長尺に形成すると、他側に位置する金具部材(図面では
14)が内樋の役目を果たし、万が一侵入した雨水を漏
らさない。この場合、ボルトナット間にパッキン(図示
せず)を介在しておくと効果絶大である。
レーム3の場合も勿論であるが、図4、図5に示したタ
イトフレーム3の場合では、図6に示したように少なく
とも一方の金具部材13,14を屋根の棟から軒に至る
長尺に形成すると、他側に位置する金具部材(図面では
14)が内樋の役目を果たし、万が一侵入した雨水を漏
らさない。この場合、ボルトナット間にパッキン(図示
せず)を介在しておくと効果絶大である。
【0040】つぎに折板屋根1,1の構造について説明
する。折板屋根1,1は図1に示したように、少なくと
もその両側縁に立上り部1c,1cを有し、一側縁1a
(図1中左側、折板屋根の右側)には、前述のタイトフ
レーム3の第1固定片10に係止する第1係止部31
と、第2固定片11に係止する第2係止部32とを有
し、他側縁1b(図1中右側、折板屋根の左側)には、
前述の第2係止部32に係止する第3係止部33と、タ
イトフレームの第3固定片12に係止する第4係止部3
4とを有している。
する。折板屋根1,1は図1に示したように、少なくと
もその両側縁に立上り部1c,1cを有し、一側縁1a
(図1中左側、折板屋根の右側)には、前述のタイトフ
レーム3の第1固定片10に係止する第1係止部31
と、第2固定片11に係止する第2係止部32とを有
し、他側縁1b(図1中右側、折板屋根の左側)には、
前述の第2係止部32に係止する第3係止部33と、タ
イトフレームの第3固定片12に係止する第4係止部3
4とを有している。
【0041】上述の第1係止部31と第2係止部32と
第4係止部34とは、外方に向けて突出する略コ字状の
溝35,36,37を形成することで形成している。折
板屋根1,1を上から嵌合して係止できるように、各固
定片10,11,12に対応する部分には傾斜面35
a,37aを形成しておくとよい。第2固定片11に対
応する部分には傾斜面を形成していないが、前述のよう
に固定金具9を形成する第2金具部材14を左右方向に
移動可能に構成すると、無理な嵌合は不要となる。
第4係止部34とは、外方に向けて突出する略コ字状の
溝35,36,37を形成することで形成している。折
板屋根1,1を上から嵌合して係止できるように、各固
定片10,11,12に対応する部分には傾斜面35
a,37aを形成しておくとよい。第2固定片11に対
応する部分には傾斜面を形成していないが、前述のよう
に固定金具9を形成する第2金具部材14を左右方向に
移動可能に構成すると、無理な嵌合は不要となる。
【0042】また第3係止部33は、第2係止部32に
上から係止する断面湾曲形状である。なお、この第3係
止部33は第1係止部31に上から係止するように設定
してもよい。
上から係止する断面湾曲形状である。なお、この第3係
止部33は第1係止部31に上から係止するように設定
してもよい。
【0043】また折板屋根1,1は、図7に示したよう
に中間部にも立上り部1c,1cを形成し、適宜形状の
タイトフレーム3に嵌合して係止固定できるようにした
ものであるもよい。この場合、前述の一側縁1aの形状
と他側縁1bの形状とを合成した形の係止固定部を形成
するもよいが、図示したように他の形状の係止固定部3
8であるもよい。
に中間部にも立上り部1c,1cを形成し、適宜形状の
タイトフレーム3に嵌合して係止固定できるようにした
ものであるもよい。この場合、前述の一側縁1aの形状
と他側縁1bの形状とを合成した形の係止固定部を形成
するもよいが、図示したように他の形状の係止固定部3
8であるもよい。
【0044】さらに、折板屋根1,1には、馳締タイプ
のものを採用するもよい。すなわち図8に示したよう
に、タイトフレーム3上部の一側には、折板屋根1,1
の一側縁1aの2箇所を係止する第1固定片10と第2
固定片11とを上下に形成し、上方に位置する第2固定
片11を馳締用に屈曲形成している。またタイトフレー
ム3上部の他側には、折板屋根1,1の他側縁1bの2
箇所のうちの内側を係止する第3固定片12を形成して
いる。
のものを採用するもよい。すなわち図8に示したよう
に、タイトフレーム3上部の一側には、折板屋根1,1
の一側縁1aの2箇所を係止する第1固定片10と第2
固定片11とを上下に形成し、上方に位置する第2固定
片11を馳締用に屈曲形成している。またタイトフレー
ム3上部の他側には、折板屋根1,1の他側縁1bの2
箇所のうちの内側を係止する第3固定片12を形成して
いる。
【0045】このように各固定片10,11,12を有
する第1金具部材13と第2金具部材14とからなる固
定金具9に対し、折板屋根1は、その一側縁1aに、第
1固定片10に係止する第1係止部31と、第2固定片
11に係止する馳締用に折曲形成した第2係止部32と
を内側から順に形成している。また折板屋根1の他側縁
1bには、第2固定片11に固定した上述の第2係止部
32に係止する馳締用に折曲する第3係止部33と、固
定金具9の第3固定片12に係止する第4係止部34と
を外側から順に形成している。
する第1金具部材13と第2金具部材14とからなる固
定金具9に対し、折板屋根1は、その一側縁1aに、第
1固定片10に係止する第1係止部31と、第2固定片
11に係止する馳締用に折曲形成した第2係止部32と
を内側から順に形成している。また折板屋根1の他側縁
1bには、第2固定片11に固定した上述の第2係止部
32に係止する馳締用に折曲する第3係止部33と、固
定金具9の第3固定片12に係止する第4係止部34と
を外側から順に形成している。
【0046】続いて、前述のキャップ4について説明す
る。キャップ4は図1に示したように、両側縁に弾性係
止部41,42を有した、屋根の棟から軒に至るまでの
長尺に形成している。上述の弾性係止部41,42のう
ち一側縁(図面左側)の弾性係止部41は、タイトフレ
ーム3に固定した折板屋根1,1の第1係止部31に、
他側縁(図面右側)の弾性係止部42は第4係止部34
に、上からの嵌合で係止する。
る。キャップ4は図1に示したように、両側縁に弾性係
止部41,42を有した、屋根の棟から軒に至るまでの
長尺に形成している。上述の弾性係止部41,42のう
ち一側縁(図面左側)の弾性係止部41は、タイトフレ
ーム3に固定した折板屋根1,1の第1係止部31に、
他側縁(図面右側)の弾性係止部42は第4係止部34
に、上からの嵌合で係止する。
【0047】なお、図9に示したように、一側縁の弾性
係止部41を第3係止部33に係止させ、他側縁の弾性
係止部42を、折板屋根1の他側縁1bの第4係止部3
4の上方であって第3係止部33と同じ高さに折曲形成
する第5係止部39に係止させるもよい。
係止部41を第3係止部33に係止させ、他側縁の弾性
係止部42を、折板屋根1の他側縁1bの第4係止部3
4の上方であって第3係止部33と同じ高さに折曲形成
する第5係止部39に係止させるもよい。
【0048】以上のように構成すると、折板屋根1,1
は、タイトフレーム3によってその両側縁1a,1bの
2箇所ずつを係止して固定される。殊に一側縁1aにお
いて第1係止部31と第2係止部32との2箇所で係止
されるので、吹上げ等により負圧が作用した場合でも、
立上り部1cを有する折板屋根1の変形は部位によって
湾曲率が異なり、第1係止部31と第2係止部32とが
第1固定片10や第2固定片11から同時に外れること
はない。
は、タイトフレーム3によってその両側縁1a,1bの
2箇所ずつを係止して固定される。殊に一側縁1aにお
いて第1係止部31と第2係止部32との2箇所で係止
されるので、吹上げ等により負圧が作用した場合でも、
立上り部1cを有する折板屋根1の変形は部位によって
湾曲率が異なり、第1係止部31と第2係止部32とが
第1固定片10や第2固定片11から同時に外れること
はない。
【0049】また、外れる方向への力を、例えば第1係
止部31がより大きく受けた場合でも、第2係止部32
が強固に固定状態を維持するので、第1係止部31に対
して抗力を付与し、所定の係止状態を堅く保持する。そ
して、折板屋根1の一側縁1aがこのように強固に固定
されるので、これに一部重合して係止される隣接した折
板屋根1の他側縁1bの固定も強固になり、折板屋根
1,1全体を良好な固定状態にすることができる。
止部31がより大きく受けた場合でも、第2係止部32
が強固に固定状態を維持するので、第1係止部31に対
して抗力を付与し、所定の係止状態を堅く保持する。そ
して、折板屋根1の一側縁1aがこのように強固に固定
されるので、これに一部重合して係止される隣接した折
板屋根1の他側縁1bの固定も強固になり、折板屋根
1,1全体を良好な固定状態にすることができる。
【0050】しかも、このような強固な固定状態を得る
作業は、タイトフレーム3を下地材2の上に固定した
後、折板屋根1,1やキャップ4を順次嵌めて行くだけ
でよいので、きわめて容易である。
作業は、タイトフレーム3を下地材2の上に固定した
後、折板屋根1,1やキャップ4を順次嵌めて行くだけ
でよいので、きわめて容易である。
【0051】また、折板屋根1の一側縁1aを2箇所で
係止するので、従来の折板屋根固定構造に比べ、形状に
変化をつけることができ、斬新な意匠感を提供すること
もできる。
係止するので、従来の折板屋根固定構造に比べ、形状に
変化をつけることができ、斬新な意匠感を提供すること
もできる。
【0052】さらに、キャップ4を嵌着したので、タイ
トフレーム3に対する折板屋根1,1の係止状態の強化
を図ることができる。そして同時に、防水性を向上し、
意匠感を良好にすることもできる。
トフレーム3に対する折板屋根1,1の係止状態の強化
を図ることができる。そして同時に、防水性を向上し、
意匠感を良好にすることもできる。
【0053】(他の実施例)タイトフレーム3を構成す
る前述の固定金具9は、例えば図10に示すように一枚
の金属板をプレス加工して各部を一体に形成するもよ
い。各部の構成については前述の場合と同一の符号を付
しておく。このように構成すると、部品点数を低減でき
るので、管理や取扱いが容易になる。
る前述の固定金具9は、例えば図10に示すように一枚
の金属板をプレス加工して各部を一体に形成するもよ
い。各部の構成については前述の場合と同一の符号を付
しておく。このように構成すると、部品点数を低減でき
るので、管理や取扱いが容易になる。
【0054】また、タイトフレーム3をタイトフレーム
本体6と固定金具9とで構成せず、タイトフレーム本体
の上部一側に第1固定片と第2固定片とを上下に形成
し、タイトフレーム本体の上部の他側には第3固定片を
形成するとともに、第1固定片または第3固定片が少な
くともタイトフレーム本体と一体成形されているように
構成するもよい。例えば図11に示したように、下地材
2に固定する固定脚5を下部に有し、上部に第1固定片
10を有する第1部材51と、下地材2に固定する固定
脚5を下部に有し、上部に第3固定片12を有した第2
部材52とを用いて構成する。
本体6と固定金具9とで構成せず、タイトフレーム本体
の上部一側に第1固定片と第2固定片とを上下に形成
し、タイトフレーム本体の上部の他側には第3固定片を
形成するとともに、第1固定片または第3固定片が少な
くともタイトフレーム本体と一体成形されているように
構成するもよい。例えば図11に示したように、下地材
2に固定する固定脚5を下部に有し、上部に第1固定片
10を有する第1部材51と、下地材2に固定する固定
脚5を下部に有し、上部に第3固定片12を有した第2
部材52とを用いて構成する。
【0055】すなわち、第1部材51と第2部材52と
を同一形状に形成し、第2固定片11を有する第3部材
53を第1部材51と第2部材52との間にボトル7ナ
ット8により挟持して構成している。このように構成す
ると、部材51,52,53の形状の簡素化を図ること
ができ、コストの低減や管理の容易化等を図ることがで
きる。
を同一形状に形成し、第2固定片11を有する第3部材
53を第1部材51と第2部材52との間にボトル7ナ
ット8により挟持して構成している。このように構成す
ると、部材51,52,53の形状の簡素化を図ること
ができ、コストの低減や管理の容易化等を図ることがで
きる。
【0056】なお、第1部材51か第2部材52のいず
れか一方に第2固定片11を一体形成して、二部材5
1,52で構成するもよい。さらに、各部材51,5
2,53の一体化は溶接で行なうもよい。さらにまた、
第1部材51と第2部材52と第3部材53とで構成し
た上述の場合、図12に示したように、第1部材51と
第2部材52との対向縁部に、相互に係合する係合手段
を形成するもよい。この係合手段は例えば図示したよう
な一体形成した噛合片54…で構成すれば簡単に形成で
きる。また第3部材53の下端には、第1部材51の下
端面を受ける受け片53aを折曲形成している。このよ
うに構成すると、各部材51,52,53間の正しい位
置関係が確保できるとともに、自ずから補強も行なえ
る。
れか一方に第2固定片11を一体形成して、二部材5
1,52で構成するもよい。さらに、各部材51,5
2,53の一体化は溶接で行なうもよい。さらにまた、
第1部材51と第2部材52と第3部材53とで構成し
た上述の場合、図12に示したように、第1部材51と
第2部材52との対向縁部に、相互に係合する係合手段
を形成するもよい。この係合手段は例えば図示したよう
な一体形成した噛合片54…で構成すれば簡単に形成で
きる。また第3部材53の下端には、第1部材51の下
端面を受ける受け片53aを折曲形成している。このよ
うに構成すると、各部材51,52,53間の正しい位
置関係が確保できるとともに、自ずから補強も行なえ
る。
【0057】図13は、折板屋根1,1に内樋の機能を
付加した例を示している。すなわち、折板屋根1,1の
一側縁の端に、凹溝1dを有する内樋部1eを垂設して
いる。万が一雨水が侵入した場合には、この内樋部1e
を伝って流れる。折板屋根1に形成したので構成が簡素
であるとともに、特別な施工は要らず、取扱いは容易で
ある。なお、図中14aは補強リブである。
付加した例を示している。すなわち、折板屋根1,1の
一側縁の端に、凹溝1dを有する内樋部1eを垂設して
いる。万が一雨水が侵入した場合には、この内樋部1e
を伝って流れる。折板屋根1に形成したので構成が簡素
であるとともに、特別な施工は要らず、取扱いは容易で
ある。なお、図中14aは補強リブである。
【図1】折板屋根固定構造の断面図。
【図2】タイトフレームの分解斜視図。
【図3】折板屋根固定構造の断面図。
【図4】折板屋根固定構造の断面図。
【図5】折板屋根固定構造の断面図。
【図6】 タイトフレームの一部断面斜視図。
【図7】折板屋根の形状を示す端面図。
【図8】折板屋根固定構造の断面図。
【図9】折板屋根固定構造の断面図。
【図10】固定金具の斜視図。
【図11】タイトフレームの正面図。
【図12】タイトフレームの斜視図。
【図13】折板屋根固定構造の断面図。
【図14】従来例の断面図。
1…折板屋根 1a…一側縁 1b…他側縁 2…下地材 3…タイトフレーム 4…キャップ 5…固定脚 6…タイトフレーム本体 9…固定金具 10…第1固定片 11…第2固定片 12…第3固定片 13…第1金具部材 14…第2金具部材 31…第1係止部 32…第2係止部 33…第3係止部 34…第4係止部 39…第5係止部 41,42…弾性係止部 51…第1部材 52…第2部材 53…第3部材
フロントページの続き (72)発明者 鎌谷 隆 大阪市中央区南本町4丁目1番1号 株 式会社淀川製鋼所内 (56)参考文献 特開 平3−235862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04D 3/36 E04D 3/365
Claims (5)
- 【請求項1】下地材の上に固定されるタイトフレームの
上部両側に、外方に向けて突設した複数の固定片を形成
し、折板屋根の一側縁を上記固定片に係止し、その後別
の折板屋根の他側縁を上記折版屋根の一側縁の係止部に
重合した状態で上記固定片に係止して固定する折板屋根
固定構造であって、上記タイトフレームの上部の一側に
は、折板屋根の一側縁の上下2箇所の係止部を係止する
第1固定片と第2固定片とを上下に形成し、上記タイト
フレームの上部の他側には、折板屋根の他側縁の上下2
箇所のうちの下側の係止部を係止する第3固定片を形成
し、上記折板屋根の一側縁に、上記第1固定片に係止す
る第1係止部と、上記第2固定片に係止する第2係止部
とを形成し、上記折板屋根の他側縁に、上記第1係止部
または第2係止部に係止する第3係止部と、上記タイト
フレームの上部の上記第3固定片に係止する第4係止部
とを形成した折板屋根固定構造。 - 【請求項2】下地材に固定するタイトフレーム本体と、
該タイトフレーム本体上部に載置固定する固定金具とで
構成し、該固定金具の一側に、折板屋根の一側縁の上下
に形成した第1係止部と第2係止部との2箇所をそれぞ
れ係止する第1固定片と第2固定片とを上下に形成し、
上記固定金具の他側には折板屋根の他側縁に形成した上
下2つの係止部のうちの下側の第4係止部を係止する第
3固定片を形成するとともに、上記固定金具を、上記第
1固定片と第2固定片と第3固定片のうちのいずれか2
つの固定片を有する第1金具部材と、他の1つの固定片
を有する第2金具部材とを接合して形成したタイトフレ
ーム。 - 【請求項3】下地材に固定するタイトフレーム本体と、
該タイトフレーム本体上部に載置固定する固定金具とで
構成し、該固定金具の一側に、折板屋根の一側縁の上下
に形成した第1係止部と第2係止部との2箇所をそれぞ
れ係止する第1固定片と第2固定片とを上下に形成し、
上記固定金具の他側には折板屋根の他側縁に形成した上
下2つの係止部のうちの下側の第4係止部を係止する第
3固定片を形成するとともに、上記固定金具を、一枚の
金属板をプレス加工して形成したタイトフレーム。 - 【請求項4】タイトフレーム本体の上部の一側に、折板
屋根の一側縁の上下に形成した第1係止部と第2係止部
との2箇所をそれぞれ係止する第1固定片と第2固定片
とを上下に形成し、上記タイトフレーム本体の上部の他
側には、折板屋根の他側縁に形成した上下2つの係止部
のうちの下側の第4係止部を係止する第3固定片を形成
するとともに、上記第1固定片または第3固定片が少な
くともタイトフレーム本体と一体成形されているように
構成したタイトフレーム。 - 【請求項5】両端縁に弾性係止部を有した長尺のキャッ
プを設け、該キャップの一側縁の弾性係止部を、請求項
1記載のタイトフレームに固定した折板屋根の第1係止
部、第2係止部または第3係止部に対して係止可能に形
成するとともに、上記キャップの他側縁の弾性係止部
を、タイトフレームに形成した折板屋根の前記第4係止
部、または該第4係止部の上下方向に沿った位置に形成
する第5係止部に対して係止可能に形成した折板屋根固
定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5983295A JP2777081B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 折板屋根固定構造、およびこれに用いるタイトフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5983295A JP2777081B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 折板屋根固定構造、およびこれに用いるタイトフレーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08226199A JPH08226199A (ja) | 1996-09-03 |
| JP2777081B2 true JP2777081B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=13124604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5983295A Expired - Fee Related JP2777081B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-02-22 | 折板屋根固定構造、およびこれに用いるタイトフレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2777081B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011074723A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 折板屋根材用吊子 |
-
1995
- 1995-02-22 JP JP5983295A patent/JP2777081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08226199A (ja) | 1996-09-03 |
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