JP2792009B2 - 汚水処理方法 - Google Patents

汚水処理方法

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JP2792009B2
JP2792009B2 JP1261003A JP26100389A JP2792009B2 JP 2792009 B2 JP2792009 B2 JP 2792009B2 JP 1261003 A JP1261003 A JP 1261003A JP 26100389 A JP26100389 A JP 26100389A JP 2792009 B2 JP2792009 B2 JP 2792009B2
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潤一 山中
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    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Activated Sludge Processes (AREA)
  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は汚水処理方法に関し、詳しくは真空発生装
置を用いて行う汚水処理方法に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) 汚水の処理方法として、真空発生装置で発生させた真
空により汚水を吸引・収集して後段の汚水処理装置へと
送り出し、そこで汚水を浄化処理する真空式汚水処理方
法が知られている。
この真空式汚水処理方法の真空発生装置としては、従
来、真空ポンプにて真空を発生させる形式のものと、エ
ジェクターを用いて真空を発生させる形式のものとが用
いられている。
後者のエジェクター式のものは、槽内に汚水を一時収
容し、これをエジェクターにより噴出及び循環させつつ
真空を発生させるものであるが、従来の真空発生装置は
単に真空を発生させるためだけのものであって、槽内で
の汚水の浄化能力は特になく、従って後段の汚水処理装
置として浄化能力の高い、容量の大きいものが必要であ
った。
一方各家庭等に設置させる汚水処理装置としての浄化
槽においては、このような真空発生装置による真空吸引
は行われず、通常は重力によって汚水を槽内に流入させ
て浄化処理するようになっており、従ってその設置位置
については、汚水が円滑に槽内に流入し得るように一定
の制限を受ける不具合があった。
(課題を解決するための手段) 本発明はこのような課題を解決するためになされたも
のであり、その要旨は、真空発生装置と汚水源とを真空
吸引管路で連絡し、該真空発生装置にて発生させた真空
吸引力により該汚水源からの汚水を該真空吸引管路を通
じて該真空発生装置に収集した上、下流側の汚水処理装
置に送出して汚水の浄化処理を行うに際し、該真空発生
装置として、槽内の汚水をエジェクターにより噴出及び
循環させることによって真空を発生させる装置を用い、
且つ該真空発生装置における汚水の滞留時間を6〜19時
間に設定したことにある。
(作用及び発明の効果) 従来、エジェクター式の真空発生装置においては、槽
内の汚水の貯留量は少なく、通常その量は汚水が槽内に
流入してから槽外に流出するまでの滞留時間で0.6〜2.2
時間程度にすぎない。一方本発明においては、この真空
発生装置の槽の容量を大きくして、汚水の滞留時間を6
〜19時間としており、このようにすることによって、真
空発生装置に対して汚水の浄化能力を付与することがで
きる。エジェクター式の真空発生装置においては、汚水
と共に空気が槽内の貯留汚水中に勢い良く噴出されるた
めに、空気が多量に汚水中に溶解される。こうして空気
が多量に汚水中に溶解されると、汚水自身が有している
バクテリアの活性度が高まり、これによって汚水中の汚
物が分解されて、そこで浄化作用が行われるのである。
即ち本来の汚水処理装置による浄化処理に先立って、こ
の真空発生装置において汚水の前ばっ気処理,前浄化処
理が行われることとなるのである。
ところで、汚水処理装置においては、汚水の流量変動
を緩和するために流量調整槽が設けられるが、本発明に
よればかかる流量調整槽を省略することが可能となる。
何故なら、本発明によれば真空発生装置の槽内で汚水が
長時間滞留させられるから、そこで流量調整を行わしめ
ることができるからである。尚、流量調整槽には夾雑物
を除去するためのスクリーンや、沈降防止のばっ気や撹
拌のためのブロワー等が設けられるが、本発明ではエジ
ェクターが夾雑物を噴射エネルギーで粉砕し、且つ同時
にばっ気,撹拌作用を行うので、かかる流量調整槽を省
略しても何等支障は生じない。そればかりか、エジェク
ターによる粗大固形物の微細化効果によって、後段の汚
水処理装置において、かかる固形物が微生物により分解
され易くなる。
更に真空発生装置において汚水の前処理が行われるこ
ととなるため、汚水中に食品加工排水を流入させても、
かかる汚水の後段の汚水処理装置で十分に処理可能とな
る。
このように本発明によれば、真空発生装置において汚
水の前処理、即ち前浄化作用が行われ、従って後段の本
来の汚水処理装置の処理能力が補われるとともに、流量
調整槽を省略することが可能となるため、汚水処理装置
を小型化,小容量化することができる効果が生ずる。
また本発明を浄化槽に適用した場合、真空吸引力にて
汚水を収集し得るために、浄化槽の設置位置の制限が緩
和される利点が生ずる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図において10は汚水処理装置で、その前段にエジ
ェクター式真空発生装置12が設けられている。この真空
発生装置12は槽14を有し、内部に汚水16が貯留されてい
る。貯留された汚水16は、ポンプ18により管路20を通じ
て汚水処理装置10へと送られる。
槽14の内部には、エジェクター22が設けられており、
かかるエジェクター22によって汚水16が槽14内を循環さ
せられるとともに、その際に真空が発生させられるよう
になっている。即ち槽14内の汚水16は、ポンプ24(ここ
では水中ポンプ。但し水中ポンプでなくても良い)によ
り循環路26内に導かれ、更にエジェクター22の噴出口28
より槽14中に勢い良く噴出され、そしてその噴出流に基
づいて真空を発生させる。尚真空発生装置12の槽14の容
量は、槽14内に流入した汚水16が槽14外に流出するまで
6〜19時間滞留するように設定されている。
上記真空発生装置12で発生した真空は、真空吸引管路
としての主管路32及び枝管路34を通じて汚水ビット30へ
と伝えられ、汚水ビット(汚水源)30内の汚水16がこれ
ら枝管路34及び主管路32を通じて空気と共に真空発生装
置12の槽14へと真空吸引される。尚汚水ビット30には、
手洗器36や便器等からの汚水16が管路38を通じて流入
し、そこに一定量貯留される。
またこのような汚水ビット30を介することなく、真空
便器(汚水源)40を直接枝管路42を介して主管路32に接
続するようにしても良い。
主管路32には、空気の導入管44が接続されており、主
管路32内の圧力を検知して作動する電磁弁46の制御の下
に、主管路32内に空気が導かれるようになっている。
一般に真空汚水処理システムにおいては、汚水の発生
が1日のうちの所定時間帯に集中する。そして真空発生
装置は、従来、汚水の発生・供給のある間作動し、発生
する汚水が無くなると作動停止してしまう。具体的に
は、汚水ビット30への汚水の流入が停止して、汚水ビッ
ト30内の汚水の貯留量が一定以下に減少したとき、主管
路32内の圧力の低下に基づいて作動停止する(汚水ビッ
ト30内の汚水の水位が低下すると、弁31が閉作動して汚
水ビット30と真空配管との連通を遮断する)。そこで本
発明では、主管路32内の圧力が一定以下に低下したと
き、主管路32内に空気を導いて圧力低下を防止し、以て
エジェクター22を作動し続けるようにしている。これは
従来の真空発生装置におけるエジェクター22の間歇作動
の停止時間15〜20時間を0〜8時間に減少し、以て真空
発生装置12の槽14内の汚水16を十分還流させ、空気溶解
を促進するためである。
本例の方法の特徴は、汚水処理装置10の前段、即ち上
流側にエジェクター方式の真空発生装置12を設けるとと
もに、その真空発生装置12の槽14の容量を大きくして、
内部の汚水16の滞留時間を6〜19時間と長く設定したこ
とにある。
上記エジェクター式の真空発生装置12では、エジェク
ター22による汚水16及び空気の噴出によって汚水16中へ
の空気の溶解作用が効果的に行われ、しかもこの真空発
生装置12では、汚水16が長時間滞留することとなるた
め、汚水16自身の中に存在するバクテリアの活性度が高
まるとともに、汚水16がかかるバクテリアの分解作用を
長時間受けることとなるため、汚水16が槽14内に滞留し
ている間に前処理,前浄化が行われ、かかる前浄化処理
を受けた状態で汚水16が本来の汚水処理装置10へと送ら
れる。
また真空発生装置12の槽14は容量が大きく、汚水16の
滞留時間が長いことから、従来の汚水処理装置における
流量調整槽としての機能も併せ持つこととなり、従って
汚水処理装置10における流量調整槽を省略することが可
能となり、汚水処理装置10を小型化することが可能とな
る。
因みに本例のシステムにより汚水の消化処理を行な
い、真空発生装置12における汚水16の水質を調査したと
ころ、第1表の如き結果を得た。
この結果に表われているように、本発明に従えば真空
発生装置12の槽14内において夾雑物が少なくなり、BOD,
CODも低下し、汚物が分解されて汚水16の浄化が進んで
いることが認められる。
以上本発明の実施例を詳述したが、本発明はその他の
態様においても実施可能である。
例えば本発明は、処理すべき汚水として食品加工排水
等を含む汚水等、有機系の汚水であれば何れに対しても
適用が可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない
範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加え
た態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である真空式汚水処理方式を
系統的に示した図である。 10:汚水処理装置 12:真空発生装置 14:槽 16:汚水 22:エジェクター
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 3/12 C02F 3/22 C02F 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空発生装置と汚水源とを真空吸引管路で
    連絡し、該真空発生装置にて発生させた真空吸引力によ
    り該汚水源からの汚水を該真空吸引管路を通じて該真空
    発生装置に収集した上、下流側の汚水処理装置に送出し
    て汚水の浄化処理を行うに際し 該真空発生装置として、槽内の汚水をエジェクターによ
    り噴出及び循環させることによって真空を発生させる装
    置を用い、且つ該真空発生装置における汚水の滞留時間
    を6〜19時間に設定したことを特徴とする汚水の処理方
    法。
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JPS55121893A (en) * 1979-03-12 1980-09-19 Kubota Ltd Water treating apparatus
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