JP2803348B2 - 移動体通信装置 - Google Patents
移動体通信装置Info
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- JP2803348B2 JP2803348B2 JP2227544A JP22754490A JP2803348B2 JP 2803348 B2 JP2803348 B2 JP 2803348B2 JP 2227544 A JP2227544 A JP 2227544A JP 22754490 A JP22754490 A JP 22754490A JP 2803348 B2 JP2803348 B2 JP 2803348B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は移動体通信装置に関し、特にホモダイン検波
を使用した場合の復調信号の消失を防止できる移動体通
信装置に関する。
を使用した場合の復調信号の消失を防止できる移動体通
信装置に関する。
[従来の技術] 近年、コンテナ、自動車、人体等の移動体にIDカード
を装着して、物流管理、料金徴収、ゲート管理等を行う
ことが試みられており、この場合の上記IDカードを、中
央の送受信機(質問器)からの質問電波に対して読出し
データたる識別コードを応答する小型軽量の送受信器
(応答器)となし、非接触で移動体の識別を行うものが
注目されている。
を装着して、物流管理、料金徴収、ゲート管理等を行う
ことが試みられており、この場合の上記IDカードを、中
央の送受信機(質問器)からの質問電波に対して読出し
データたる識別コードを応答する小型軽量の送受信器
(応答器)となし、非接触で移動体の識別を行うものが
注目されている。
かかる移動体通信装置において、上記応答器はこれを
極力小さくする必要があるため、通常は搬送波発生用の
発振器を設けず、質問器より発せられた無変調の搬送波
を受信変調して再送する方法を採用している。この場
合、質問器における検波は、変調されて至った搬送波と
上記無変調搬送波をミキサで混合するホモダイン検波が
一般的である。
極力小さくする必要があるため、通常は搬送波発生用の
発振器を設けず、質問器より発せられた無変調の搬送波
を受信変調して再送する方法を採用している。この場
合、質問器における検波は、変調されて至った搬送波と
上記無変調搬送波をミキサで混合するホモダイン検波が
一般的である。
この場合の装置構成を第4図で説明すると、質問器1
においては、発振器11より無変調搬送波が出力され、こ
れはサーキュレータ12を経てアンテナ13より発信され
る。発信された無変調搬送波は応答器2のアンテナ21で
受信され、変調器27において、変調信号発生回路28より
出力される変調信号により変調される。上記変調信号は
予めメモリされた読出しデータに応じて発せられる。
においては、発振器11より無変調搬送波が出力され、こ
れはサーキュレータ12を経てアンテナ13より発信され
る。発信された無変調搬送波は応答器2のアンテナ21で
受信され、変調器27において、変調信号発生回路28より
出力される変調信号により変調される。上記変調信号は
予めメモリされた読出しデータに応じて発せられる。
変調された搬送波は質問器1のアンテナ13で受信さ
れ、サーキュレータ12を経てホモダイン検波器14に入力
する。この検波器14には上記サーキュレータ12を経て無
変調搬送波の一部が漏入しており、この無変調搬送波と
上記変調搬送波が混合されてホモダイン検波される。検
波信号は信号処理回路15へ入力して読出しデータが認識
される。
れ、サーキュレータ12を経てホモダイン検波器14に入力
する。この検波器14には上記サーキュレータ12を経て無
変調搬送波の一部が漏入しており、この無変調搬送波と
上記変調搬送波が混合されてホモダイン検波される。検
波信号は信号処理回路15へ入力して読出しデータが認識
される。
かかるホモダイン検波は高感度であるという特徴を有
するが、移動する応答器との通信にこれを使用した場
合、質問器と応答器の相対距離が上記搬送波の1/4波長
倍となる毎に混合検波出力が零になり、交信不能とな
る。
するが、移動する応答器との通信にこれを使用した場
合、質問器と応答器の相対距離が上記搬送波の1/4波長
倍となる毎に混合検波出力が零になり、交信不能とな
る。
これを解決するために、例えば特開昭63−52082号公
報には、質問器にて受信した変調搬送波を互いに位相が
90度異なる二つの受信波に分配して、夫々を無変調搬送
波と混合検波し、この検波出力を包絡線検波して包絡線
出力が大きい側の受信波を選択し復調する装置が提案さ
れている。
報には、質問器にて受信した変調搬送波を互いに位相が
90度異なる二つの受信波に分配して、夫々を無変調搬送
波と混合検波し、この検波出力を包絡線検波して包絡線
出力が大きい側の受信波を選択し復調する装置が提案さ
れている。
この装置における質問器の構成を第5図に示し、発振
器11より出力される無変調搬送波は方向性結合器16およ
びサーキュレータ12を経てアンテナ13より発信される。
上記方向性結合器16では無変調搬送波の一部が所定の比
率で取り出され、分配器17にて互いに90度の位相差をつ
けて等分配されて局発信号としてそれぞれホモダイン検
波器14A、14Bに入力する。
器11より出力される無変調搬送波は方向性結合器16およ
びサーキュレータ12を経てアンテナ13より発信される。
上記方向性結合器16では無変調搬送波の一部が所定の比
率で取り出され、分配器17にて互いに90度の位相差をつ
けて等分配されて局発信号としてそれぞれホモダイン検
波器14A、14Bに入力する。
応答器からの変調搬送波は上記アンテナ13で受信され
た後、サーキュレータ12を経て分配器18で等分配されて
上記検波器14A、14Bに入力し、ホモダイン検波される。
これら検波信号は互いに90度の位相差を有する上記局発
信号と混合して得られるものであるから、応答器が移動
しても同時に零になることはなく、信号処理回路15に入
力して読出しデータが得られる。
た後、サーキュレータ12を経て分配器18で等分配されて
上記検波器14A、14Bに入力し、ホモダイン検波される。
これら検波信号は互いに90度の位相差を有する上記局発
信号と混合して得られるものであるから、応答器が移動
しても同時に零になることはなく、信号処理回路15に入
力して読出しデータが得られる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記公報記載の装置において、サーキュレ
ータ12を経て無変調搬送波の一部が各検波器14A、14Bに
漏入し、この影響を無くすために局発信号電力が漏入す
る搬送波電力に対して十分大きくなるように方向性結合
器16の結合度を設定する必要がある。しかしながら、こ
れによると遠距離通信のために発信器出力を大きくした
場合に、局発信号電力もこれに伴って大きくなって検波
器14A、14Bの感度が著しく低下するという問題を生じ
る。
ータ12を経て無変調搬送波の一部が各検波器14A、14Bに
漏入し、この影響を無くすために局発信号電力が漏入す
る搬送波電力に対して十分大きくなるように方向性結合
器16の結合度を設定する必要がある。しかしながら、こ
れによると遠距離通信のために発信器出力を大きくした
場合に、局発信号電力もこれに伴って大きくなって検波
器14A、14Bの感度が著しく低下するという問題を生じ
る。
さらに、上記装置では質問器の構成がかなり複雑にな
るという問題もある。
るという問題もある。
そこで本発明はかかる課題を解決するもので、質問器
の検波器の感度低下や構成の複雑化を招くことなく、全
体に簡易な構成で移動通信を良好になすことが可能な移
動体通信装置を提供することを目的とする。
の検波器の感度低下や構成の複雑化を招くことなく、全
体に簡易な構成で移動通信を良好になすことが可能な移
動体通信装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の構成を第1図で説明すると、固定側に設けた
質問器と移動体に設けた応答器との間で通信を行う移動
体通信装置において、上記質問器には、無変調の搬送波
を連続的に発生する搬送波発生手段と、上記搬送波を送
信する送信手段と、応答器により変調されて返信された
上記搬送波を受信する受信手段と、受信波を上記無変調
搬送波と混合して検波する混合手段と、混合出力を包絡
線検波して読出しデータを得る検波手段とを具備せし
め、一方、上記応答器には、読出しデータを発生する読
出しデータ発生手段と、上記読出しデータが「1」レベ
ルを維持する間、互いに異なるタイミングで「1」レベ
ルとなるパルス状の第1変調信号と第2変調信号を出力
する変調信号発生手段と、受信した上記無変調搬送波を
上記第1変調信号で反射と通過を切り替えることで反射
波を変調する第1の変調手段と、該第1の変調手段を通
過した上記無変調搬送波の位相を45度変化させる位相手
段と、45度変化した無変調搬送波を上記第2変調信号で
反射と吸収とを切り替えることで反射波を変調する第2
の変調手段とを具備せしめたものである。
質問器と移動体に設けた応答器との間で通信を行う移動
体通信装置において、上記質問器には、無変調の搬送波
を連続的に発生する搬送波発生手段と、上記搬送波を送
信する送信手段と、応答器により変調されて返信された
上記搬送波を受信する受信手段と、受信波を上記無変調
搬送波と混合して検波する混合手段と、混合出力を包絡
線検波して読出しデータを得る検波手段とを具備せし
め、一方、上記応答器には、読出しデータを発生する読
出しデータ発生手段と、上記読出しデータが「1」レベ
ルを維持する間、互いに異なるタイミングで「1」レベ
ルとなるパルス状の第1変調信号と第2変調信号を出力
する変調信号発生手段と、受信した上記無変調搬送波を
上記第1変調信号で反射と通過を切り替えることで反射
波を変調する第1の変調手段と、該第1の変調手段を通
過した上記無変調搬送波の位相を45度変化させる位相手
段と、45度変化した無変調搬送波を上記第2変調信号で
反射と吸収とを切り替えることで反射波を変調する第2
の変調手段とを具備せしめたものである。
[作用] 上記構成の装置において、質問器からの無変調搬送波
が第1の変調手段において反射されて返信される変調搬
送波と、質問器からの無変調搬送波が第1の変調手段お
よび位相手段を通過し、第2の変調手段において反射し
再び位相手段および第1の変調主段を通過し返信させる
変調搬送波とは、後者が位相手段を往復通過すること
で、互いに位相が90度異なっている。したがって、これ
ら変調搬送波を無変調搬送波と混合検波して得られる信
号には、応答器が移動して質問器との距離が変化して
も、「1」レベルの読出しデータに対応して第1変調信
号および第2変調信号のいずれかが必ず含まれており、
しかもこの変調信号は、第2の変調信号により変調され
る搬送波を、第1の変調手段および位相手段を通過した
無変調搬送波としたから、従来の、混合検波して得られ
る変調信号と遜色のない一定レベル以上ある。かかる混
合検波信号を包絡線検波することにより読出しデータを
得ることができる。
が第1の変調手段において反射されて返信される変調搬
送波と、質問器からの無変調搬送波が第1の変調手段お
よび位相手段を通過し、第2の変調手段において反射し
再び位相手段および第1の変調主段を通過し返信させる
変調搬送波とは、後者が位相手段を往復通過すること
で、互いに位相が90度異なっている。したがって、これ
ら変調搬送波を無変調搬送波と混合検波して得られる信
号には、応答器が移動して質問器との距離が変化して
も、「1」レベルの読出しデータに対応して第1変調信
号および第2変調信号のいずれかが必ず含まれており、
しかもこの変調信号は、第2の変調信号により変調され
る搬送波を、第1の変調手段および位相手段を通過した
無変調搬送波としたから、従来の、混合検波して得られ
る変調信号と遜色のない一定レベル以上ある。かかる混
合検波信号を包絡線検波することにより読出しデータを
得ることができる。
かかる構成によれば、質問器の構成を大幅に簡素化で
きるとともに、無変調搬送波の一部を方向性結合器で取
り出す必要はないから、送信出力の増大に伴う検波器の
感度低下という問題も生じない。
きるとともに、無変調搬送波の一部を方向性結合器で取
り出す必要はないから、送信出力の増大に伴う検波器の
感度低下という問題も生じない。
[実施例] 第2図において、質問器1は固定側に設けられてお
り、その構成は、マイクロ波領域の無変調搬送波を発生
する発振器11、サーキュレータ12、受発信兼用のアンテ
ナ13、ホモダイン検波器14、および信号処理回路15より
なっている。信号処理回路15は、交流結合コンデンサ15
1、増幅器152、包絡線検波器153、および包絡線検波出
力を所定レベルで比較して矩形復調波を出力する比較器
154より構成されている。
り、その構成は、マイクロ波領域の無変調搬送波を発生
する発振器11、サーキュレータ12、受発信兼用のアンテ
ナ13、ホモダイン検波器14、および信号処理回路15より
なっている。信号処理回路15は、交流結合コンデンサ15
1、増幅器152、包絡線検波器153、および包絡線検波出
力を所定レベルで比較して矩形復調波を出力する比較器
154より構成されている。
無変調搬送波はサーキュレータ12を経てアンテナ13よ
り発信され、後述する応答器で変調された後、再び上記
アンテナ13で受信される。受信された変調搬送波はサー
キュレータ12を経てホモダイン検波器14に入力し、ここ
で上記サーキュレータ12を経て漏入している無変調搬送
波と混合されホモダイン検波されて、信号処理回路15へ
入力する。
り発信され、後述する応答器で変調された後、再び上記
アンテナ13で受信される。受信された変調搬送波はサー
キュレータ12を経てホモダイン検波器14に入力し、ここ
で上記サーキュレータ12を経て漏入している無変調搬送
波と混合されホモダイン検波されて、信号処理回路15へ
入力する。
応答器2は移動コンテナ等に取付けられており、送受
信兼用アンテナ21、読出しデータ発生回路22、変調信号
発生回路23、第1返信回路24、位相器25、および第2返
信回路26より構成されている。
信兼用アンテナ21、読出しデータ発生回路22、変調信号
発生回路23、第1返信回路24、位相器25、および第2返
信回路26より構成されている。
読出しデータ発生回路22はROM内に予め所定の読出し
データを記憶しており、読読出しデータを一定周期で繰
返し発生出力する。変調信号発生回路23は一対のパルス
発生回路231A、231B、ANDゲート232A、232B、出力抵抗2
33A、233Bよりなり、上記パルス発生回路231A、231Bは
上記読出しデータのクロック周波数よりも十分高い周波
数のパルスを出力する。しかして、読出しデータが
「1」レベルを示す間のみ(第3図(1))、ANDゲー
ト232A、232Bが開いて各パルス発生回路231A、231Bのパ
ルスが第1変調信号23aおよび第2変調信号23bとしてそ
れぞれ第1および第2返信回路24、26へ入力せしめられ
る(第3図(2)、(3))。図より明らかな如く、上
記第1および第2変調信号23a、23bのパルスは、互いに
異なるタイミングで「1」レベルとなり、重なることは
ない。
データを記憶しており、読読出しデータを一定周期で繰
返し発生出力する。変調信号発生回路23は一対のパルス
発生回路231A、231B、ANDゲート232A、232B、出力抵抗2
33A、233Bよりなり、上記パルス発生回路231A、231Bは
上記読出しデータのクロック周波数よりも十分高い周波
数のパルスを出力する。しかして、読出しデータが
「1」レベルを示す間のみ(第3図(1))、ANDゲー
ト232A、232Bが開いて各パルス発生回路231A、231Bのパ
ルスが第1変調信号23aおよび第2変調信号23bとしてそ
れぞれ第1および第2返信回路24、26へ入力せしめられ
る(第3図(2)、(3))。図より明らかな如く、上
記第1および第2変調信号23a、23bのパルスは、互いに
異なるタイミングで「1」レベルとなり、重なることは
ない。
第1返信回路24は、上記抵抗233Aに直列接続され電波
周波数の通過を阻止するチョークコイル241とPINダイオ
ード242、交流結合コンデンサ243よりなり、上記PINダ
イオード242は、「1」レベルの第1変調信号23aにより
チョークコイル241を経て順方向電流が供給されると低
抵抗になり、受信搬送波は全反射せしめられて上記アン
テナ21より質問器1へ向け返信される。上記変調信号23
aが「0」レベルの場合にはPINダイオード242に電流が
流れず高抵抗となるため、受信搬送波は反射されること
なく位相器25へ通過する。
周波数の通過を阻止するチョークコイル241とPINダイオ
ード242、交流結合コンデンサ243よりなり、上記PINダ
イオード242は、「1」レベルの第1変調信号23aにより
チョークコイル241を経て順方向電流が供給されると低
抵抗になり、受信搬送波は全反射せしめられて上記アン
テナ21より質問器1へ向け返信される。上記変調信号23
aが「0」レベルの場合にはPINダイオード242に電流が
流れず高抵抗となるため、受信搬送波は反射されること
なく位相器25へ通過する。
位相器25はマイクロストリップ251よりなり、これを
通過する受信搬送波を1/8波長(電気角45度)だけ遅延
せしめる。
通過する受信搬送波を1/8波長(電気角45度)だけ遅延
せしめる。
第2返信回路26は上記第1返信回路24と同一のチョー
クコイル261、PINダイオード262、交流結合コンデンサ2
63を有し、交流結合コンデンサ263には線路の特性イン
ピーダンスに等しい終端抵抗264が接続されている。し
かして、第2変調信号23bが「1」レベルであるとPINダ
イオード262は低抵抗となり、上記位相器25を経て至っ
た受信搬送波は全反射せしめられて、再度位相器25を通
過してアンテナ21より質問器1へ返信される。この場
合、受信搬送波は位相器25を往復通過するため、その位
相は第1返信回路24から返信されるものに対して90度だ
け位相が遅延する。
クコイル261、PINダイオード262、交流結合コンデンサ2
63を有し、交流結合コンデンサ263には線路の特性イン
ピーダンスに等しい終端抵抗264が接続されている。し
かして、第2変調信号23bが「1」レベルであるとPINダ
イオード262は低抵抗となり、上記位相器25を経て至っ
た受信搬送波は全反射せしめられて、再度位相器25を通
過してアンテナ21より質問器1へ返信される。この場
合、受信搬送波は位相器25を往復通過するため、その位
相は第1返信回路24から返信されるものに対して90度だ
け位相が遅延する。
第2変調信号23bが「0」レベルである場合にはPINダ
イオード262は高抵抗となり、受信搬送波は終端抵抗264
に至って吸収される。
イオード262は高抵抗となり、受信搬送波は終端抵抗264
に至って吸収される。
このようにして、質問器1より発信された無変調搬送
波は応答器2で受信され、読出しデータが「0」レベル
の場合にはそのまま無変調で質問器1に返信され、
「1」レベルの場合には第1および第2変調信号23a、2
3bで変調されて質問器1に返信される。そして、この場
合、第2変調信号23bで変調される搬送波は位相が90度
遅延せしめられることになる。ここで、第1及び第2変
調信号23a,23bのパルスは、上記のごとく互いに異なる
タイミングで「1」レベルとなり、重なることはないか
ら、質問器1からの搬送波は、第1および第2変調信号
23a,23bで変調されて効率よく質問器1に返信される。
波は応答器2で受信され、読出しデータが「0」レベル
の場合にはそのまま無変調で質問器1に返信され、
「1」レベルの場合には第1および第2変調信号23a、2
3bで変調されて質問器1に返信される。そして、この場
合、第2変調信号23bで変調される搬送波は位相が90度
遅延せしめられることになる。ここで、第1及び第2変
調信号23a,23bのパルスは、上記のごとく互いに異なる
タイミングで「1」レベルとなり、重なることはないか
ら、質問器1からの搬送波は、第1および第2変調信号
23a,23bで変調されて効率よく質問器1に返信される。
質問器1のアンテナ13で受信された搬送波は、ホモダ
イン検波器14で既述の過程で無変調搬送波と混合され
る。この混合検波信号は、上記読出しデータが「0」レ
ベルで応答器2より搬送波が無変調で返信されている場
合にレベルが零となり、読出しデータが「1」レベルで
応答器2より搬送波が変調されて返信されている場合に
は、読出しデータに比して十分に短周期で現れる上記変
調信号23a、23bのタイミングでパルス的に信号レベルが
大きくなる。
イン検波器14で既述の過程で無変調搬送波と混合され
る。この混合検波信号は、上記読出しデータが「0」レ
ベルで応答器2より搬送波が無変調で返信されている場
合にレベルが零となり、読出しデータが「1」レベルで
応答器2より搬送波が変調されて返信されている場合に
は、読出しデータに比して十分に短周期で現れる上記変
調信号23a、23bのタイミングでパルス的に信号レベルが
大きくなる。
しかして、混合検波信号を増幅器152で増幅し、これ
を包絡線検波器153で検波すると、混合検波信号に変調
信号に応じたパルス状のレベル変化が現れている間は、
包絡線検波信号のレベルはこれに応じて高く維持され、
この結果、比較器154より得られる矩形復調波は「1」
レベルの読出しデータを再現したものとなる。
を包絡線検波器153で検波すると、混合検波信号に変調
信号に応じたパルス状のレベル変化が現れている間は、
包絡線検波信号のレベルはこれに応じて高く維持され、
この結果、比較器154より得られる矩形復調波は「1」
レベルの読出しデータを再現したものとなる。
ところで、上記混合検波信号の信号レベルは質問器と
応答器の相対距離が変化すると周期的に零となるが、変
調搬送波は各変調信号23a、23bで変調されたものの位相
が互いに90度異なっているため、上記相対距離がどのよ
うに変化しても各変調信号23a、23bに対応する混合検波
信号の信号レベルがいずれも零になることはない。しか
も、その信号レベルは、上記のごとく応答器2が、受信
した搬送波を効率よく質問器1に返信するから、従来
の、混合検波して得られる信号レベルと遜色のないレベ
ルである。これを第3図(4)に示し、(i)、(iv)
はいずれか一方の変調信号に対応する信号レベルが零に
なった場合、(ii)、(iii)は両方の変調信号に対応
する信号レベル(絶対値)が等しい大きさになった場合
を示す。
応答器の相対距離が変化すると周期的に零となるが、変
調搬送波は各変調信号23a、23bで変調されたものの位相
が互いに90度異なっているため、上記相対距離がどのよ
うに変化しても各変調信号23a、23bに対応する混合検波
信号の信号レベルがいずれも零になることはない。しか
も、その信号レベルは、上記のごとく応答器2が、受信
した搬送波を効率よく質問器1に返信するから、従来
の、混合検波して得られる信号レベルと遜色のないレベ
ルである。これを第3図(4)に示し、(i)、(iv)
はいずれか一方の変調信号に対応する信号レベルが零に
なった場合、(ii)、(iii)は両方の変調信号に対応
する信号レベル(絶対値)が等しい大きさになった場合
を示す。
かくして、混合検波信号は、読出しデータが「1」レ
ベルを示す場合には常に一定レベル以上のパルスを含
み、したがって、これを包絡線検波し整形することによ
り、質問器と応答器の距離変化に拘らず、確実に読出し
データを得ることができる。
ベルを示す場合には常に一定レベル以上のパルスを含
み、したがって、これを包絡線検波し整形することによ
り、質問器と応答器の距離変化に拘らず、確実に読出し
データを得ることができる。
[発明の効果] 以上の如く、本発明の移動体通信装置によれば、質問
器の構成を複雑化することなく、かつ検波感度の低下を
招くこともなく、移動する応答器からのデータ読出しを
常に良好になすことが可能である。
器の構成を複雑化することなく、かつ検波感度の低下を
招くこともなく、移動する応答器からのデータ読出しを
常に良好になすことが可能である。
第1図はクレーム対応図、第2図は装置構成を示すブロ
ック図、第3図は各信号のタイムチャート、第4図は従
来装置の構成を示すブロック図、第5図は従来装置の他
の例における質問器の構成ブロック図である。 1……質問器 11……発振器 12……サーキュレータ 13……アンテナ 14……ホモダイン検波器 15……信号処理回路 153……包絡線検波器 2……応答器 21……アンテナ 22……読出しデータ発生回路 23……変調信号発生回路 24……第1返信回路 25……移相回路 26……第2返信回路
ック図、第3図は各信号のタイムチャート、第4図は従
来装置の構成を示すブロック図、第5図は従来装置の他
の例における質問器の構成ブロック図である。 1……質問器 11……発振器 12……サーキュレータ 13……アンテナ 14……ホモダイン検波器 15……信号処理回路 153……包絡線検波器 2……応答器 21……アンテナ 22……読出しデータ発生回路 23……変調信号発生回路 24……第1返信回路 25……移相回路 26……第2返信回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−279621(JP,A) 特開 平2−263178(JP,A) 特開 平1−199185(JP,A) 特開 平2−38984(JP,A) 特開 昭63−75584(JP,A) 特開 昭55−87066(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95 H04B 1/59
Claims (1)
- 【請求項1】固定側に設けた質問器と移動体に設けた応
答器との間で通信を行う移動体通信装置において、上記
質問器には、無変調の搬送波を連続的に発生する搬送波
発生手段と、上記搬送波を送信する送信手段と、応答器
により変調されて返信された上記搬送波を受信する受信
手段と、受信波を上記無変調搬送波と混合して検波する
混合手段と、混合出力を包絡線検波して読出しデータを
得る検波手段とを具備せしめ、一方、上記応答器には、
読出しデータを発生する読出しデータ発生手段と、上記
読出しデータが「1」レベルを維持する間、互いに異な
るタイミングで「1」レベルとなるパルス状の第1変調
信号と第2変調信号を出力する変調信号発生手段と、受
信した上記無変調搬送波を上記第1変調信号で反射と通
過を切り替えることで反射波を変調する第1の変調手段
と、該第1の変調手段を通過した上記無変調搬送波の位
相を45度変化させる位相手段と、45度変化した無変調搬
送波を上記第2変調信号で反射と吸収とを切り替えるこ
とで反射波を変調する第2の変調手段とを具備せしめた
ことを特徴とする移動体通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2227544A JP2803348B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 移動体通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2227544A JP2803348B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 移動体通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04109188A JPH04109188A (ja) | 1992-04-10 |
| JP2803348B2 true JP2803348B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16862564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2227544A Expired - Lifetime JP2803348B2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 移動体通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2803348B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63279621A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-16 | Sharp Corp | マイクロ波デ−タ伝送装置における応答器 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP2227544A patent/JP2803348B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04109188A (ja) | 1992-04-10 |
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