JP2805302B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JP2805302B2 JP2805302B2 JP62118504A JP11850487A JP2805302B2 JP 2805302 B2 JP2805302 B2 JP 2805302B2 JP 62118504 A JP62118504 A JP 62118504A JP 11850487 A JP11850487 A JP 11850487A JP 2805302 B2 JP2805302 B2 JP 2805302B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- sheet
- recording sheet
- heater
- ink jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0015—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
- B41J11/002—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating
- B41J11/0024—Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using conduction means, e.g. by using a heated platen
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はインクジェート記録装置における記録シート
上の画像パターンの定着手段に関する。 〔従来技術〕 インクジェット記録装置は、複数のインク吐出口から
成るドット形成手段を有する記録ヘッドへインクを供給
し、画像情報に基いて該ドット形成手段を駆動すること
により各インク吐出口から記録シートへ向う飛翔インク
滴を形成し、インク滴を付着させて記録していくよう構
成されている。 インクジェット記録装置にあっては、その応用範囲が
広がり、マニュファクチャーユースからオフィスユー
ス、パーソナルユースへと使用範囲が拡大するに従い、
従来の画像パターンの定着方法すなわち記録シート上に
付着したインク等の液滴が自然に乾燥または浸透して定
着が行なわれるまで待っているという方法では、記録装
置の性能(高速印字、鮮明画質)を充分に発揮させるこ
とができず、インクジェット記録方法の有用性を示すこ
とが困難になりつつある。 その理由の1つは、画像記録の高速化および高品位化
が最近急速に進んだことにある。 他の理由として、前述のように使用環境がパーソナル
ユースにまで広がって来たことにより、インクの主成分
が限られはじめたことを挙げることもできる。 すなわち、有機溶媒系の組成を有するインクでは無臭
性や芳香性を有するものが少なく、記録後のシートから
生じる臭気や稼動中に発生するにおいはユーザーにとっ
て不快なものであり、工場等で使用していた時は問題に
ならなかったが、オフィスやパーソナル等に使用環境が
変化したことから臭気の問題がクローズアップされ、こ
のため画像パターンの迅速な定着が強く要請されるよう
になってきた。 さらに、インク汚れ防止策を充分に配慮したシステム
を構成してユーザーをインク汚れから保護していても、
インク交換や記録ヘッド交換時にユーザーの取り扱い方
に起因して手などを汚すことが避けられないため、特殊
な溶液などを必要とせず身近かにある水などで容易に洗
い流すことが可能である必要があり、したがって、この
点からも画像パターンの迅速な定着を実現することが困
難であった。 また、パーソナルユース化が進んだ結果、インクジェ
ット記録装置は、非接触記録方式であり薄葉状のシート
にも容易に記録できるという利点のため、ハガキ、封
筒、レターヘッド、フィルム、金属等被印字物の範囲が
格段に拡がっている。 そのうえ、例えば、用紙といっても和紙のようなもの
からアート紙のようなものまでその性質は幅広く分布し
ており、しかも種々の目的の表面処理等も施されること
から、用紙の特性の幅は万年筆に向くものやボールペン
等に向くものなど大きく異なってしまっている。 これらの用紙に同じように高速にしかも高品位で記録
すること、従来の指定用紙などという特定の用紙をユー
ザーに押し付けるような記録装置は好まれないこと、世
界的に用紙の中性紙化が進んでいる(保存の問題で酸性
紙から中性紙へと移行している)ために用紙と何らかの
反応を生じる定着方法を採用できなくなったことなどの
外的環境の変化によって、高速高品位の画像パターンを
得る定着法が待望されていた。 さらに、定着時に時間がかかると、インクが記録シー
ト内部に定着する過程におけるフェザリングが目立ちは
じめ、記録直後では高品位に見える画像でも定着が進む
につれて品位が劣化してしまうという問題もあった。 自然乾燥や自然浸透など記録後に定着プロセスを設け
る従来の方式では、記録シートの搬送経路が長くなり、
記録位置から長く延びる定着プロセス用のスペースも必
要になる。 このことは、記録後直ちには記録内容を確認すること
ができず、記録シートを手に取って見ることもできない
ことを意味している。 一方、パーソナルユースの記録装置では、オリジナル
を作る用途に用いられる場合が多いため、記録の鮮明さ
や配置等をすぐ確認できる機能は商品性の中でも重要度
が高いものであり、前述の記録後の搬送経路が長くな
り、スペースが増大するということは看過できない問題
点であり、しかも装置の大型化を招きコストアップを生
じるという欠点にも連がっていた。 〔目的〕 本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであり、
本発明の目的は、記録シートの材質の相違による影響を
ほとんど受けることなく画像パターンを迅速に定着させ
ることができ、スペースをほとんど増加させることなく
高速でかつ高品位の記録画像を形成することができ、さ
らに、搬送経路の形状に沿った形で効率よく直接搬送経
路を昇温させることで、容易に定着性を向上させことが
できるインクジェット記録装置を提供することである。 〔目的達成のための手段〕 本発明は、上記目的を達成するため、インクジェット
記録ヘッドと対向する記録位置に配された記録シートに
インク滴を吐出して当該記録シートに記録を行うインク
ジェット記録装置において、前記記録シートを前記記録
位置へ搬送するための搬送経路と、前記記録位置の記録
シート搬送方向上流側の前記搬送経路に配され、搬送さ
れる前記記録シートを案内するためのペーパーパンと、
前記記録位置に近い方の配線パターンを密とするように
前記ペーパーパンに保持された熱線パターンヒーター
と、を有することを特徴とする。 〔実施例〕 以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第1図は本発明のインクジェット記録装置の一実施例
のシート搬送手段の斜視図であり、第2図は第1図の側
面図である。 第1図および第2図において、記録シート1の搬送ロ
ーラを兼ねるローラ状のプラテン2の下半部にピンチロ
ーラ3、3が配置され、該ピンチローラ3、3の領域を
含むプラテン2の周面との間に所定隙間を形成しかつ記
録シート1の搬送経路に沿って延びる板状のペーパーパ
ン4が設けられている。 第2図に示すごとく、前記プラテン2の周面の所定位
置(記録位置)Pに対向して、記録ヘッド(インクジェ
ットヘッド)5が配置されている。この記録ヘッド5
は、プラテン2に沿って移動するキャリッジ(不図示)
に搭載されるシリアル式の場合、あるいは該プラテン2
に沿ってシート全巾に延びる固定式(ラインプリント
式)の場合がある。 記録シート1は第2図中の右上からペーパーパン4に
沿って供給され、ピンチローラ3、3でプラテン2の周
面に密着した状態で該プラテン2を矢印A方向に回転駆
動することにより搬送される。こうして記録シート1は
記録位置Pでインクジェット方式で画像パターンを形成
されながら、順次所定のタイミングおよびピッチで搬送
される。然して、シート1の搬送経路を形成するペーパ
ーパン4にヒーター6が組込まれており、該ペーパーパ
ンを温めることによって記録シート1の表面温度を上昇
させ、記録に用いられるインクの定着性が最適になる温
度にした時点で記録位置Pで記録するよう構成されてい
る。 記録シート1の表面温度が40℃以上であれば画像パタ
ーン(付着インク)の定着性を向上させることが可能で
あり、望ましくは50℃以上になるようにヒーター6を設
定すればよい。 前記ヒーター6としては、市販のフラットヒーターあ
るいは面ヒーターを使用し、これを第1図に例示するよ
うにペーパーパン4の要所要所に貼り付けたり、あるい
は該ペーパーパンの全体または一部をカバーするように
貼り付けて使用することができる。 第3図は前記ペーパーパン4に貼り付けたヒーター
(抵抗線)6を模式的に示す。 このようなヒーター6をペーパーパン4に貼り付ける
場合、シート1が記録位置Pに到達した時にインク定着
に最適温度になるように、シート搬送経路(ペーパーパ
ス)に沿って温度勾配を有するようにヒーター6等の配
置が決められている。 第3図はこのような温度勾配を設けるためのヒーター
(抵抗線)6の配置を例示する。 なお、第3図中、7はペーパーパン4に形成したピン
チローラ3用開口を、矢印Bはシート搬送方向を示す。 第4図および第5図、それぞれ、搬送経路(ペーパー
パス)すなわち上記実施例におけるペーパーパン4に沿
った温度勾配の態様を例示するグラフである。 第4図は入口温度T1から出口温度T2まで一様な温度勾
配を設ける場合を示し、第5図は入口温度T3から温度T4
へ上昇させた後所望距離一定温度に保持し、出口に近付
いた時点で出口温度T5へ上昇させる場合を示す。 前述のヒーター6の材質としては例えばSiCまたはSiO
2などを主体とするものを選定することができ、これを
熱線パターンヒーター(例えば自動車のリヤウインドに
入っているもの)にしたものが使用され、従って、ヒー
ター6の形状は曲面や平面など如何なる形にも容易に形
成することができる。このため、ヒーター6の設置スペ
ースとしては厚さ1mm程度の空間があれば充分であり、
効率のよいヒーター配置を実現することができる。 また、前記材質(SiC、SiO2など)を用いると、焼付
けによってシート搬送経路にヒーター6を直接形成する
ことも可能であり、ペーパーパン4などにコーテング
(表面処理)する時に同時に焼成してヒーター6を設け
ることも可能であり、このような工程によればヒーター
6設置のコストを極めて低く抑えることができる。 以上により、記録シート1を記録位置Pへ搬送するた
めの搬送経路と、前記記録位置Pの記録シート搬送方向
上流側において記録シート1の搬送を案内するように前
記搬送経路に配されたペーパーパン4と、前記記録位置
Pに近い方の配線パターンを密とするように前記ペーパ
ーパン4に保持された熱線パターンヒーター6と、を備
えたインクジェット記録装置が構成されている。 以上説明した実施例によれば、記録シート1をシート
搬送経路に設けたヒーター6で加熱し、該シートの表面
温度を定着に適当な温度まで上昇させた時点でインクジ
ェット記録を行うので、記録シート1の材質(物性)の
相違による影響をほとんど受けることなく、画像パター
ンを迅速に定着させることが可能になり、スペースをほ
とんど増加させることなく高速でかつ高品位の記録画像
を形成しうるインクジェット記録装置が得られた。 また、熱線ヒーター等を用いることにより、搬送経路
の形状に沿った形で効率よく直接搬送経路(ペーパーパ
ン)を昇温させることができ、容易に定着性を向上させ
ることができた。 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、イ
ンクジェット記録ヘッドと対向する記録位置に配された
記録シートにインク滴を吐出して当該記録シートに記録
を行うインクジェット記録装置において、前記記録シー
トを前記記録位置へ搬送するための搬送経路と、前記記
録位置の記録シート搬送方向上流側の前記搬送経路を配
され、搬送される前記記録シートを案内するためのペー
パーパンと、前記記録位置に近い方の配線パターンを密
とするように前記ペーパーパンに保持された熱線パター
ンヒーターと、を有する構成としたので、記録位置に近
い方の配線ターンが密となるようにペーパーパンに保持
された熱線パターンヒーター記録シートを加熱すること
から、該記録シートの表面温度を定着に適当な温度まで
上昇させた時点で記録することができ、記録シートの材
質の相違による影響をほとんど受けることなく画像パタ
ーンを迅速に定着させることができ、スペースをほとん
ど増加させることなく高速でかつ高品位の記録画像を形
成することが可能になり、さらに、熱線パターンヒータ
ーを用いることから、搬送経路の形状に沿った形で効率
よく直接搬送経路を昇温させることができ、容易に定着
性を向上させることが可能になる。
上の画像パターンの定着手段に関する。 〔従来技術〕 インクジェット記録装置は、複数のインク吐出口から
成るドット形成手段を有する記録ヘッドへインクを供給
し、画像情報に基いて該ドット形成手段を駆動すること
により各インク吐出口から記録シートへ向う飛翔インク
滴を形成し、インク滴を付着させて記録していくよう構
成されている。 インクジェット記録装置にあっては、その応用範囲が
広がり、マニュファクチャーユースからオフィスユー
ス、パーソナルユースへと使用範囲が拡大するに従い、
従来の画像パターンの定着方法すなわち記録シート上に
付着したインク等の液滴が自然に乾燥または浸透して定
着が行なわれるまで待っているという方法では、記録装
置の性能(高速印字、鮮明画質)を充分に発揮させるこ
とができず、インクジェット記録方法の有用性を示すこ
とが困難になりつつある。 その理由の1つは、画像記録の高速化および高品位化
が最近急速に進んだことにある。 他の理由として、前述のように使用環境がパーソナル
ユースにまで広がって来たことにより、インクの主成分
が限られはじめたことを挙げることもできる。 すなわち、有機溶媒系の組成を有するインクでは無臭
性や芳香性を有するものが少なく、記録後のシートから
生じる臭気や稼動中に発生するにおいはユーザーにとっ
て不快なものであり、工場等で使用していた時は問題に
ならなかったが、オフィスやパーソナル等に使用環境が
変化したことから臭気の問題がクローズアップされ、こ
のため画像パターンの迅速な定着が強く要請されるよう
になってきた。 さらに、インク汚れ防止策を充分に配慮したシステム
を構成してユーザーをインク汚れから保護していても、
インク交換や記録ヘッド交換時にユーザーの取り扱い方
に起因して手などを汚すことが避けられないため、特殊
な溶液などを必要とせず身近かにある水などで容易に洗
い流すことが可能である必要があり、したがって、この
点からも画像パターンの迅速な定着を実現することが困
難であった。 また、パーソナルユース化が進んだ結果、インクジェ
ット記録装置は、非接触記録方式であり薄葉状のシート
にも容易に記録できるという利点のため、ハガキ、封
筒、レターヘッド、フィルム、金属等被印字物の範囲が
格段に拡がっている。 そのうえ、例えば、用紙といっても和紙のようなもの
からアート紙のようなものまでその性質は幅広く分布し
ており、しかも種々の目的の表面処理等も施されること
から、用紙の特性の幅は万年筆に向くものやボールペン
等に向くものなど大きく異なってしまっている。 これらの用紙に同じように高速にしかも高品位で記録
すること、従来の指定用紙などという特定の用紙をユー
ザーに押し付けるような記録装置は好まれないこと、世
界的に用紙の中性紙化が進んでいる(保存の問題で酸性
紙から中性紙へと移行している)ために用紙と何らかの
反応を生じる定着方法を採用できなくなったことなどの
外的環境の変化によって、高速高品位の画像パターンを
得る定着法が待望されていた。 さらに、定着時に時間がかかると、インクが記録シー
ト内部に定着する過程におけるフェザリングが目立ちは
じめ、記録直後では高品位に見える画像でも定着が進む
につれて品位が劣化してしまうという問題もあった。 自然乾燥や自然浸透など記録後に定着プロセスを設け
る従来の方式では、記録シートの搬送経路が長くなり、
記録位置から長く延びる定着プロセス用のスペースも必
要になる。 このことは、記録後直ちには記録内容を確認すること
ができず、記録シートを手に取って見ることもできない
ことを意味している。 一方、パーソナルユースの記録装置では、オリジナル
を作る用途に用いられる場合が多いため、記録の鮮明さ
や配置等をすぐ確認できる機能は商品性の中でも重要度
が高いものであり、前述の記録後の搬送経路が長くな
り、スペースが増大するということは看過できない問題
点であり、しかも装置の大型化を招きコストアップを生
じるという欠点にも連がっていた。 〔目的〕 本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであり、
本発明の目的は、記録シートの材質の相違による影響を
ほとんど受けることなく画像パターンを迅速に定着させ
ることができ、スペースをほとんど増加させることなく
高速でかつ高品位の記録画像を形成することができ、さ
らに、搬送経路の形状に沿った形で効率よく直接搬送経
路を昇温させることで、容易に定着性を向上させことが
できるインクジェット記録装置を提供することである。 〔目的達成のための手段〕 本発明は、上記目的を達成するため、インクジェット
記録ヘッドと対向する記録位置に配された記録シートに
インク滴を吐出して当該記録シートに記録を行うインク
ジェット記録装置において、前記記録シートを前記記録
位置へ搬送するための搬送経路と、前記記録位置の記録
シート搬送方向上流側の前記搬送経路に配され、搬送さ
れる前記記録シートを案内するためのペーパーパンと、
前記記録位置に近い方の配線パターンを密とするように
前記ペーパーパンに保持された熱線パターンヒーター
と、を有することを特徴とする。 〔実施例〕 以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第1図は本発明のインクジェット記録装置の一実施例
のシート搬送手段の斜視図であり、第2図は第1図の側
面図である。 第1図および第2図において、記録シート1の搬送ロ
ーラを兼ねるローラ状のプラテン2の下半部にピンチロ
ーラ3、3が配置され、該ピンチローラ3、3の領域を
含むプラテン2の周面との間に所定隙間を形成しかつ記
録シート1の搬送経路に沿って延びる板状のペーパーパ
ン4が設けられている。 第2図に示すごとく、前記プラテン2の周面の所定位
置(記録位置)Pに対向して、記録ヘッド(インクジェ
ットヘッド)5が配置されている。この記録ヘッド5
は、プラテン2に沿って移動するキャリッジ(不図示)
に搭載されるシリアル式の場合、あるいは該プラテン2
に沿ってシート全巾に延びる固定式(ラインプリント
式)の場合がある。 記録シート1は第2図中の右上からペーパーパン4に
沿って供給され、ピンチローラ3、3でプラテン2の周
面に密着した状態で該プラテン2を矢印A方向に回転駆
動することにより搬送される。こうして記録シート1は
記録位置Pでインクジェット方式で画像パターンを形成
されながら、順次所定のタイミングおよびピッチで搬送
される。然して、シート1の搬送経路を形成するペーパ
ーパン4にヒーター6が組込まれており、該ペーパーパ
ンを温めることによって記録シート1の表面温度を上昇
させ、記録に用いられるインクの定着性が最適になる温
度にした時点で記録位置Pで記録するよう構成されてい
る。 記録シート1の表面温度が40℃以上であれば画像パタ
ーン(付着インク)の定着性を向上させることが可能で
あり、望ましくは50℃以上になるようにヒーター6を設
定すればよい。 前記ヒーター6としては、市販のフラットヒーターあ
るいは面ヒーターを使用し、これを第1図に例示するよ
うにペーパーパン4の要所要所に貼り付けたり、あるい
は該ペーパーパンの全体または一部をカバーするように
貼り付けて使用することができる。 第3図は前記ペーパーパン4に貼り付けたヒーター
(抵抗線)6を模式的に示す。 このようなヒーター6をペーパーパン4に貼り付ける
場合、シート1が記録位置Pに到達した時にインク定着
に最適温度になるように、シート搬送経路(ペーパーパ
ス)に沿って温度勾配を有するようにヒーター6等の配
置が決められている。 第3図はこのような温度勾配を設けるためのヒーター
(抵抗線)6の配置を例示する。 なお、第3図中、7はペーパーパン4に形成したピン
チローラ3用開口を、矢印Bはシート搬送方向を示す。 第4図および第5図、それぞれ、搬送経路(ペーパー
パス)すなわち上記実施例におけるペーパーパン4に沿
った温度勾配の態様を例示するグラフである。 第4図は入口温度T1から出口温度T2まで一様な温度勾
配を設ける場合を示し、第5図は入口温度T3から温度T4
へ上昇させた後所望距離一定温度に保持し、出口に近付
いた時点で出口温度T5へ上昇させる場合を示す。 前述のヒーター6の材質としては例えばSiCまたはSiO
2などを主体とするものを選定することができ、これを
熱線パターンヒーター(例えば自動車のリヤウインドに
入っているもの)にしたものが使用され、従って、ヒー
ター6の形状は曲面や平面など如何なる形にも容易に形
成することができる。このため、ヒーター6の設置スペ
ースとしては厚さ1mm程度の空間があれば充分であり、
効率のよいヒーター配置を実現することができる。 また、前記材質(SiC、SiO2など)を用いると、焼付
けによってシート搬送経路にヒーター6を直接形成する
ことも可能であり、ペーパーパン4などにコーテング
(表面処理)する時に同時に焼成してヒーター6を設け
ることも可能であり、このような工程によればヒーター
6設置のコストを極めて低く抑えることができる。 以上により、記録シート1を記録位置Pへ搬送するた
めの搬送経路と、前記記録位置Pの記録シート搬送方向
上流側において記録シート1の搬送を案内するように前
記搬送経路に配されたペーパーパン4と、前記記録位置
Pに近い方の配線パターンを密とするように前記ペーパ
ーパン4に保持された熱線パターンヒーター6と、を備
えたインクジェット記録装置が構成されている。 以上説明した実施例によれば、記録シート1をシート
搬送経路に設けたヒーター6で加熱し、該シートの表面
温度を定着に適当な温度まで上昇させた時点でインクジ
ェット記録を行うので、記録シート1の材質(物性)の
相違による影響をほとんど受けることなく、画像パター
ンを迅速に定着させることが可能になり、スペースをほ
とんど増加させることなく高速でかつ高品位の記録画像
を形成しうるインクジェット記録装置が得られた。 また、熱線ヒーター等を用いることにより、搬送経路
の形状に沿った形で効率よく直接搬送経路(ペーパーパ
ン)を昇温させることができ、容易に定着性を向上させ
ることができた。 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、イ
ンクジェット記録ヘッドと対向する記録位置に配された
記録シートにインク滴を吐出して当該記録シートに記録
を行うインクジェット記録装置において、前記記録シー
トを前記記録位置へ搬送するための搬送経路と、前記記
録位置の記録シート搬送方向上流側の前記搬送経路を配
され、搬送される前記記録シートを案内するためのペー
パーパンと、前記記録位置に近い方の配線パターンを密
とするように前記ペーパーパンに保持された熱線パター
ンヒーターと、を有する構成としたので、記録位置に近
い方の配線ターンが密となるようにペーパーパンに保持
された熱線パターンヒーター記録シートを加熱すること
から、該記録シートの表面温度を定着に適当な温度まで
上昇させた時点で記録することができ、記録シートの材
質の相違による影響をほとんど受けることなく画像パタ
ーンを迅速に定着させることができ、スペースをほとん
ど増加させることなく高速でかつ高品位の記録画像を形
成することが可能になり、さらに、熱線パターンヒータ
ーを用いることから、搬送経路の形状に沿った形で効率
よく直接搬送経路を昇温させることができ、容易に定着
性を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインクジェット記録装置のシート
搬送経路の傾斜図、第2図は第1図の側面図、第3図は
第1図のペーパーパンに設けたヒータ構成を例示する模
式図、第4図および第5図はそれぞれシート搬送経路に
沿った温度勾配を例示するグラフである。 1……記録シート、2……プラテン、4……ペーパーパ
ン(搬送経路)、5……記録ヘッド、6……ヒーター、
P……記録装置。
搬送経路の傾斜図、第2図は第1図の側面図、第3図は
第1図のペーパーパンに設けたヒータ構成を例示する模
式図、第4図および第5図はそれぞれシート搬送経路に
沿った温度勾配を例示するグラフである。 1……記録シート、2……プラテン、4……ペーパーパ
ン(搬送経路)、5……記録ヘッド、6……ヒーター、
P……記録装置。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.インクジェット記録ヘッドと対向する記録位置に配
された記録シートにインク滴を吐出して当該記録シート
に記録を行うインクジェット記録装置において、 前記記録シートを前記記録位置へ搬送するための搬送経
路と、 前記記録位置の記録シート搬送方向上流側の前記搬送経
路に配され、搬送される前記記録シートを案内するため
のペーパーパンと、 前記記録位置に近い方の配線パターンを密とするように
前記ペーパーパンに保持された熱線パターンヒーター
と、 を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62118504A JP2805302B2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62118504A JP2805302B2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63281848A JPS63281848A (ja) | 1988-11-18 |
| JP2805302B2 true JP2805302B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=14738299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62118504A Expired - Fee Related JP2805302B2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2805302B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5406321A (en) * | 1993-04-30 | 1995-04-11 | Hewlett-Packard Company | Paper preconditioning heater for ink-jet printer |
| US5461408A (en) * | 1993-04-30 | 1995-10-24 | Hewlett-Packard Company | Dual feed paper path for ink-jet printer |
| US5581289A (en) * | 1993-04-30 | 1996-12-03 | Hewlett-Packard Company | Multi-purpose paper path component for ink-jet printer |
| WO2009063564A1 (ja) * | 2007-11-15 | 2009-05-22 | Arrow Co., Ltd. | 立体パーツ印刷方法及び印刷システム |
| JP5304430B2 (ja) * | 2008-08-28 | 2013-10-02 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58188685A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-04 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
| JPS6129581A (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-10 | Canon Inc | インクジエツト記録装置 |
| JPS6132758A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-15 | Olympus Optical Co Ltd | インクジエツトプリンタ |
-
1987
- 1987-05-15 JP JP62118504A patent/JP2805302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63281848A (ja) | 1988-11-18 |
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