JP2809582B2 - マルチフランジフェーサ - Google Patents
マルチフランジフェーサInfo
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- JP2809582B2 JP2809582B2 JP5304581A JP30458193A JP2809582B2 JP 2809582 B2 JP2809582 B2 JP 2809582B2 JP 5304581 A JP5304581 A JP 5304581A JP 30458193 A JP30458193 A JP 30458193A JP 2809582 B2 JP2809582 B2 JP 2809582B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フランジのフランジ面
を機械加工するマルチフランジフェーサ及び熱交換器の
固定管板の表裏両面を機械加工するマルチフランジフェ
ーサに関し、更に詳細には、現場でフランジ面、特にそ
のガスケット面、更には熱交換器の固定管板のガスケッ
ト面を正確かつ平易に機械加工できるようにされたマル
チフランジフェーサに関するものである。
を機械加工するマルチフランジフェーサ及び熱交換器の
固定管板の表裏両面を機械加工するマルチフランジフェ
ーサに関し、更に詳細には、現場でフランジ面、特にそ
のガスケット面、更には熱交換器の固定管板のガスケッ
ト面を正確かつ平易に機械加工できるようにされたマル
チフランジフェーサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学工場、石油精製工場等には、対の大
きな胴フランジを有する、例えば熱交換器、塔槽類等の
化学機器が多数設置されている。かかる対の胴フランジ
は、2個の部品を組み合わせて一体的な機器を構成する
際の結合手段として使用されており、完全に密封して内
部流体の漏れを防止するため、対の胴フランジ間にガス
ケットを介装させて緊締されている。そのため、対の胴
フランジの対向するそれぞれのフランジ面には、大きな
リング状のガスケット面が設けてあって、そこにガスケ
ットを介装させるようになっている。ところで、時間の
経過と共に、ガスケット面は、機器の外部雰囲気及び内
部流体により腐食されてガスケットとの馴染みが悪くな
り、内部流体の漏れが発生するので、ガスケット面の修
正加工が定期的に必要となる。
きな胴フランジを有する、例えば熱交換器、塔槽類等の
化学機器が多数設置されている。かかる対の胴フランジ
は、2個の部品を組み合わせて一体的な機器を構成する
際の結合手段として使用されており、完全に密封して内
部流体の漏れを防止するため、対の胴フランジ間にガス
ケットを介装させて緊締されている。そのため、対の胴
フランジの対向するそれぞれのフランジ面には、大きな
リング状のガスケット面が設けてあって、そこにガスケ
ットを介装させるようになっている。ところで、時間の
経過と共に、ガスケット面は、機器の外部雰囲気及び内
部流体により腐食されてガスケットとの馴染みが悪くな
り、内部流体の漏れが発生するので、ガスケット面の修
正加工が定期的に必要となる。
【0003】化学工場、石油精製工場等で、ガスケット
面の修正加工が必要となる代表的な化学機器の一つは、
多管式円筒型熱交換器(以下、簡単に熱交換器と略称す
る)である。それは、熱交換器が一般に高温高圧の運転
条件で腐食性の環境下で運転されるため、固定管板(チ
ューブシート)及び胴フランジに設けたガスケット面
が、内部流体及び外部雰囲気により腐食されて凹凸状の
面になって、密封性が低下するからである。熱交換器に
は種々の型式があるが、一つの例として、高温高圧の運
転条件で使用されることの多い、図7に示すような構造
のU字管式熱交換器について、流体の流れによりその構
造を簡単に説明する。
面の修正加工が必要となる代表的な化学機器の一つは、
多管式円筒型熱交換器(以下、簡単に熱交換器と略称す
る)である。それは、熱交換器が一般に高温高圧の運転
条件で腐食性の環境下で運転されるため、固定管板(チ
ューブシート)及び胴フランジに設けたガスケット面
が、内部流体及び外部雰囲気により腐食されて凹凸状の
面になって、密封性が低下するからである。熱交換器に
は種々の型式があるが、一つの例として、高温高圧の運
転条件で使用されることの多い、図7に示すような構造
のU字管式熱交換器について、流体の流れによりその構
造を簡単に説明する。
【0004】伝熱管(チューブ)側を流れる流体F
T は、ノズルAより上部仕切り室Bに入り、固定管板C
に取り付けられた多数のU字形伝熱管Dを通って、再度
下部仕切り室Eに戻り、ノズルFより外部に流出する。
一方、胴側を流れる流体FS は、ノズルGより胴(シェ
ル)Hに入り、伝熱管Dの間を通りながら邪魔板Iをく
ぐり抜けてノズルKから外部に流出する。熱は、伝熱管
Dを介して流体FT と流体FS との間で交換される。固
定管板Cは、仕切り室側フランジLと胴側フランジMと
の間に介在し、その表裏両面にガスケット面は備え、一
方、仕切り室側フランジL及び胴側フランジMにも対向
してガスケット面が設けてある。これにより、固定管板
Cは、ガスケットを介して仕切り室側フランジLと胴側
フランジMとの間でボルトにより締結され、密閉が維持
される。
T は、ノズルAより上部仕切り室Bに入り、固定管板C
に取り付けられた多数のU字形伝熱管Dを通って、再度
下部仕切り室Eに戻り、ノズルFより外部に流出する。
一方、胴側を流れる流体FS は、ノズルGより胴(シェ
ル)Hに入り、伝熱管Dの間を通りながら邪魔板Iをく
ぐり抜けてノズルKから外部に流出する。熱は、伝熱管
Dを介して流体FT と流体FS との間で交換される。固
定管板Cは、仕切り室側フランジLと胴側フランジMと
の間に介在し、その表裏両面にガスケット面は備え、一
方、仕切り室側フランジL及び胴側フランジMにも対向
してガスケット面が設けてある。これにより、固定管板
Cは、ガスケットを介して仕切り室側フランジLと胴側
フランジMとの間でボルトにより締結され、密閉が維持
される。
【0005】図8は、図7の(a)部分の構造の拡大図
で、固定管板CとフランジL、Mとの結合関係を示す。
図8(a)に示す構造は、運転条件が高温高圧である熱
交換器に適用され、図8(b)に示す構造は、それ以外
の運転条件の熱交換器に適用される。図8において、N
は固定管板Cの胴側フランジMに対するガスケット面、
N′は固定管板Cの仕切り室側フランジLに対するガス
ケット面、OはフランジLのガスケット面、Pはフラン
ジMのガスケット面、Qはガスケットである。
で、固定管板CとフランジL、Mとの結合関係を示す。
図8(a)に示す構造は、運転条件が高温高圧である熱
交換器に適用され、図8(b)に示す構造は、それ以外
の運転条件の熱交換器に適用される。図8において、N
は固定管板Cの胴側フランジMに対するガスケット面、
N′は固定管板Cの仕切り室側フランジLに対するガス
ケット面、OはフランジLのガスケット面、Pはフラン
ジMのガスケット面、Qはガスケットである。
【0006】従来、かかる熱交換器の固定管板Cのガス
ケット面N、N′に修正加工を施す際には、熱交換器か
らチューブバンドル(図7で固定管板と、固定管板に取
り付けられた伝熱管からなる部品)を抜き出して、機械
加工工場に運搬し、そこで大型旋盤を使用して修正加工
していた。また、熱交換器の仕切り室側フランジL及び
胴側フランジMのガスケット面に修正加工を施す際も、
同様にフランジを有する部分、例えば胴(図7でH)を
機械加工工場に運搬し、そこで大型正面盤にて加工して
いた。
ケット面N、N′に修正加工を施す際には、熱交換器か
らチューブバンドル(図7で固定管板と、固定管板に取
り付けられた伝熱管からなる部品)を抜き出して、機械
加工工場に運搬し、そこで大型旋盤を使用して修正加工
していた。また、熱交換器の仕切り室側フランジL及び
胴側フランジMのガスケット面に修正加工を施す際も、
同様にフランジを有する部分、例えば胴(図7でH)を
機械加工工場に運搬し、そこで大型正面盤にて加工して
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、大型熱交換器
のチューブバンドルの場合には、長さが5m以上、重量
が5Ton 以上になることもあり、機械工場への運搬の段
取りと運搬に大きな費用と時間とを要した。また、固定
管板を取り付ける胴側フランジについては、熱交換器の
胴を固定場所(基礎、架台)から取り外して機械工場に
運搬するのが、実際には極めて困難であって、事実上運
搬することはできないことが多いため、ガスケット面を
機械加工することができず、熱交換器が使用不能になる
ような事例も多かった。そこで、機器の大型フランジの
ガスケット面、特に熱交換器の固定管板のガスケット面
を現場で修正加工できるような手段の実現が要望されて
いた。
のチューブバンドルの場合には、長さが5m以上、重量
が5Ton 以上になることもあり、機械工場への運搬の段
取りと運搬に大きな費用と時間とを要した。また、固定
管板を取り付ける胴側フランジについては、熱交換器の
胴を固定場所(基礎、架台)から取り外して機械工場に
運搬するのが、実際には極めて困難であって、事実上運
搬することはできないことが多いため、ガスケット面を
機械加工することができず、熱交換器が使用不能になる
ような事例も多かった。そこで、機器の大型フランジの
ガスケット面、特に熱交換器の固定管板のガスケット面
を現場で修正加工できるような手段の実現が要望されて
いた。
【0008】ところで、特開平3−228511号公報
は、フランジのガスケット面の加工が現場でできるよう
な機械加工装置を提案している。しかし、前掲公報に開
示された機械加工装置は、該装置のアームで以てワーク
の内側を突っ張り、それにより装置をワークに取り付け
固定していることから判断して、フランジ表面にのみガ
スケット面を備えたフランジには適用可能であるが、表
裏両面にガスケット面を備えた、例えば熱交換器の固定
管板のようなワークには適用することが出来ないと言う
問題を有し、上記問題を解決していない。また、上記機
械加工装置は、その構成が複雑で、かつ微細な調整を要
するので、作業環境が良好でない化学工場、石油精製工
場等の現場で作業するには不適当な装置であると評価せ
ざるを得ない。
は、フランジのガスケット面の加工が現場でできるよう
な機械加工装置を提案している。しかし、前掲公報に開
示された機械加工装置は、該装置のアームで以てワーク
の内側を突っ張り、それにより装置をワークに取り付け
固定していることから判断して、フランジ表面にのみガ
スケット面を備えたフランジには適用可能であるが、表
裏両面にガスケット面を備えた、例えば熱交換器の固定
管板のようなワークには適用することが出来ないと言う
問題を有し、上記問題を解決していない。また、上記機
械加工装置は、その構成が複雑で、かつ微細な調整を要
するので、作業環境が良好でない化学工場、石油精製工
場等の現場で作業するには不適当な装置であると評価せ
ざるを得ない。
【0009】以上の要望と問題に鑑み、本発明の目的
は、機器の胴フランジ、特に熱交換器の固定管板等の大
型フランジのガスケット面を現場で機械加工できるよう
なマルチフランジフェーサを提供することである。
は、機器の胴フランジ、特に熱交換器の固定管板等の大
型フランジのガスケット面を現場で機械加工できるよう
なマルチフランジフェーサを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るマルチフランジフェーサは、フランジ
のフランジ面を機械加工するマルチフランジフェーサで
あって、前記フランジ面に対面し、かつフランジ面に直
交する回転軸の周りに回転自在な円盤からなる回転部材
と、回転部材より径の大きい2枚のリング状円盤であっ
て、回転部材に対して平行かつ同芯状に配設されて、回
転部材を2枚のリング状円盤の間に介在させ、回転部材
の回転運動を案内する固定部材と、回転部材を回転させ
る駆動機構とを備え、回転部材には、前記フランジ面を
加工するバイトを回転軸に平行に延びるように支持し、
かつ該バイトを回転軸に直交する方向及び平行な方向に
自在に移動できるバイト台が設けられ、固定部材には、
フランジの外周面をクランプして固定部材をフランジに
固定すると共にセンタリングを行うクランプ機構と、フ
ランジ面に対して固定部材を平行に位置決めする調整機
構とが設けられていることを特徴としている。
に、本発明に係るマルチフランジフェーサは、フランジ
のフランジ面を機械加工するマルチフランジフェーサで
あって、前記フランジ面に対面し、かつフランジ面に直
交する回転軸の周りに回転自在な円盤からなる回転部材
と、回転部材より径の大きい2枚のリング状円盤であっ
て、回転部材に対して平行かつ同芯状に配設されて、回
転部材を2枚のリング状円盤の間に介在させ、回転部材
の回転運動を案内する固定部材と、回転部材を回転させ
る駆動機構とを備え、回転部材には、前記フランジ面を
加工するバイトを回転軸に平行に延びるように支持し、
かつ該バイトを回転軸に直交する方向及び平行な方向に
自在に移動できるバイト台が設けられ、固定部材には、
フランジの外周面をクランプして固定部材をフランジに
固定すると共にセンタリングを行うクランプ機構と、フ
ランジ面に対して固定部材を平行に位置決めする調整機
構とが設けられていることを特徴としている。
【0011】駆動機構は、既知の機構であって、例えば
回転部材に設けられた環状ラックと、ピニオンギヤとの
組み合わせである。バイト台の移動機構は、既知の機構
を使用でき、例えばブレーキモータで回転するウォーム
とウォームホィールとの組み合わせである。クランプ機
構は、既知の機構を使用できる。例えば、固定部材の外
縁から回転軸に平行にフランジに向かって複数のアーム
を延ばし、その先端にネジ溝を備えた貫通孔をワークの
ガスケット面に平行に設け、その貫通孔にジャッキボル
トを通し、そのジャッキボルトを緊締することにより、
フランジ外周をクランプする。また、調整機構も限定は
なく、最も簡単なものはジャッキボルトとネジ溝を備え
た部材との組み合わせである。回転部材を案内する案内
機構は、特に限定はなく、例えば、回転部材の外縁が摺
動するガイドを固定部材に設ける。回転部材との摺動面
には、摩擦を低減するために、テフロン等の低摩擦性パ
ッド、或いはローラベアリング等を介在させるのが望ま
しい。
回転部材に設けられた環状ラックと、ピニオンギヤとの
組み合わせである。バイト台の移動機構は、既知の機構
を使用でき、例えばブレーキモータで回転するウォーム
とウォームホィールとの組み合わせである。クランプ機
構は、既知の機構を使用できる。例えば、固定部材の外
縁から回転軸に平行にフランジに向かって複数のアーム
を延ばし、その先端にネジ溝を備えた貫通孔をワークの
ガスケット面に平行に設け、その貫通孔にジャッキボル
トを通し、そのジャッキボルトを緊締することにより、
フランジ外周をクランプする。また、調整機構も限定は
なく、最も簡単なものはジャッキボルトとネジ溝を備え
た部材との組み合わせである。回転部材を案内する案内
機構は、特に限定はなく、例えば、回転部材の外縁が摺
動するガイドを固定部材に設ける。回転部材との摺動面
には、摩擦を低減するために、テフロン等の低摩擦性パ
ッド、或いはローラベアリング等を介在させるのが望ま
しい。
【0012】上記目的を達成するために、本発明に係る
別のマルチフランジフェーサは、熱交換器の固定管板の
胴側面及び仕切り室側面の双方を機械加工するマルチフ
ランジフェーサであって、前記固定管板に対面し、かつ
それに直交する回転軸の周りに回転自在な小径円盤と、
小径円盤に対して平行、同芯状であって、固定管板に対
して小径円盤の背後に配設され、かつ前記回転軸の周り
に回転自在な大径円盤と、小径円盤及び大径円盤を回転
させる駆動機構と、小径円盤及び大径円盤の回転運動を
案内する案内機構とを備え、小径円盤には、固定管板の
仕切り室側面を加工する第1のバイトを回転軸に平行に
支持し、かつ該バイトを回転軸に直交する方向及び平行
な方向に自在に移動できる第1のバイト台と、固定管板
の外周面をクランプして小径円盤を固定管板に固定する
と共にセンタリングを行う第1のクランプ機構と、固定
管板に対して小径円盤を平行に位置決めする第1の調整
機構とが設けられ、大径円盤には、固定管板の胴側面を
加工する第2のバイトを回転軸に平行に支持し、かつ該
バイトを回転軸に直交する方向及び平行な方向に自在に
移動できる第2のバイト台と、固定管板の外周面をクラ
ンプして大径円盤を固定管板に固定すると共にセンタリ
ングを行う第2のクランプ機構と、固定管板に対して大
径円盤を平行に位置決めする第2の調整機構とが設けら
れ、小径円盤が回転する時には、大径円盤は第2のクラ
ンプ機構により固定管板に固定され、大径円盤が回転す
る時には、小径円盤は第1のクランプ機構により固定管
板に固定されるようにしたことを特徴としている。
別のマルチフランジフェーサは、熱交換器の固定管板の
胴側面及び仕切り室側面の双方を機械加工するマルチフ
ランジフェーサであって、前記固定管板に対面し、かつ
それに直交する回転軸の周りに回転自在な小径円盤と、
小径円盤に対して平行、同芯状であって、固定管板に対
して小径円盤の背後に配設され、かつ前記回転軸の周り
に回転自在な大径円盤と、小径円盤及び大径円盤を回転
させる駆動機構と、小径円盤及び大径円盤の回転運動を
案内する案内機構とを備え、小径円盤には、固定管板の
仕切り室側面を加工する第1のバイトを回転軸に平行に
支持し、かつ該バイトを回転軸に直交する方向及び平行
な方向に自在に移動できる第1のバイト台と、固定管板
の外周面をクランプして小径円盤を固定管板に固定する
と共にセンタリングを行う第1のクランプ機構と、固定
管板に対して小径円盤を平行に位置決めする第1の調整
機構とが設けられ、大径円盤には、固定管板の胴側面を
加工する第2のバイトを回転軸に平行に支持し、かつ該
バイトを回転軸に直交する方向及び平行な方向に自在に
移動できる第2のバイト台と、固定管板の外周面をクラ
ンプして大径円盤を固定管板に固定すると共にセンタリ
ングを行う第2のクランプ機構と、固定管板に対して大
径円盤を平行に位置決めする第2の調整機構とが設けら
れ、小径円盤が回転する時には、大径円盤は第2のクラ
ンプ機構により固定管板に固定され、大径円盤が回転す
る時には、小径円盤は第1のクランプ機構により固定管
板に固定されるようにしたことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、クランプ機構と調整
機構によって固定部材を固定することにより、フランジ
のセンタに合わせて、かつ平行にマルチフランジフェー
サを固定できる。回転部材を駆動機構によって回転さ
せ、それに設けたバイトによりフランジ面を加工する。
バイト台は、回転軸に直交する方向及び平行な方向にバ
イトを自在に移動できるので、所望のようにフランジ面
を加工できる。
機構によって固定部材を固定することにより、フランジ
のセンタに合わせて、かつ平行にマルチフランジフェー
サを固定できる。回転部材を駆動機構によって回転さ
せ、それに設けたバイトによりフランジ面を加工する。
バイト台は、回転軸に直交する方向及び平行な方向にバ
イトを自在に移動できるので、所望のようにフランジ面
を加工できる。
【0014】請求項2の発明によれば、第2のクランプ
機構と第2の調整機構とにより大径円盤を固定管板に固
定し、小径円盤を回転し、小径円盤に取り付けた第1の
バイトにより固定管板の仕切り室側面を機械加工する。
また、第1のクランプ機構と第1の調整機構とにより小
径円盤を固定管板に固定し、大径円盤を回転し、大径円
盤に取り付けた第2のバイトにより固定管板の胴側面を
機械加工する。小径円盤及び大径円盤の回転運動が案内
機構により案内されるので、機械加工の精度が高くな
る。
機構と第2の調整機構とにより大径円盤を固定管板に固
定し、小径円盤を回転し、小径円盤に取り付けた第1の
バイトにより固定管板の仕切り室側面を機械加工する。
また、第1のクランプ機構と第1の調整機構とにより小
径円盤を固定管板に固定し、大径円盤を回転し、大径円
盤に取り付けた第2のバイトにより固定管板の胴側面を
機械加工する。小径円盤及び大径円盤の回転運動が案内
機構により案内されるので、機械加工の精度が高くな
る。
【0015】
【実施例】以下に、添付図面を参照して実施例に基づき
本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明に係るマ
ルチフランジフェーサの一実施例を示す部分断面側面図
で、固定管板Cの胴側ガスケット面Nを加工している状
態を示している。図2は図1に示すマルチフランジフェ
ーサが固定管板Cの仕切り室側ガスケット面N′を加工
している状態を示している。本実施例のマルチフランジ
フェーサ10は、図1及び図2に示すように、熱交換器
の固定管板の両面に設けられたガスケット面の双方を機
械加工するマルチフランジフェーサである。マルチフラ
ンジフェーサ10は、駆動機構12と、駆動機構12に
駆動されて回転軸14と共に回転する小径円盤16と、
小径円盤14と平行、同芯状に配設されて回転軸14の
周りに回転する大径円盤18とを備えている。
本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明に係るマ
ルチフランジフェーサの一実施例を示す部分断面側面図
で、固定管板Cの胴側ガスケット面Nを加工している状
態を示している。図2は図1に示すマルチフランジフェ
ーサが固定管板Cの仕切り室側ガスケット面N′を加工
している状態を示している。本実施例のマルチフランジ
フェーサ10は、図1及び図2に示すように、熱交換器
の固定管板の両面に設けられたガスケット面の双方を機
械加工するマルチフランジフェーサである。マルチフラ
ンジフェーサ10は、駆動機構12と、駆動機構12に
駆動されて回転軸14と共に回転する小径円盤16と、
小径円盤14と平行、同芯状に配設されて回転軸14の
周りに回転する大径円盤18とを備えている。
【0016】小径円盤16は、回転軸14に直交する面
を備えたリング状の板部材である。更に、十字形のクロ
ス部材20が小径円盤16を跨ぐようにして設けられ、
それぞれの端部が小径円盤16に固定されている。大径
円盤18は、小径円盤16と平行、同芯状に配置された
部材であって、断面が図6(b)に示すような″コ″字
状の凹部を内側周辺に形成するように、2枚のリング状
の板部材を重ねた組み合わせ部材である。この″コ″字
状の凹部に小径円盤16の外縁部17が挿入されてい
て、後述するように、大径円盤18が回転している時に
は、小径円盤16は固定されていて、大径円盤18の回
転を案内し、逆に小径円盤16が回転している時には、
大径円盤18は固定されていて、小径円盤16の回転を
案内する。
を備えたリング状の板部材である。更に、十字形のクロ
ス部材20が小径円盤16を跨ぐようにして設けられ、
それぞれの端部が小径円盤16に固定されている。大径
円盤18は、小径円盤16と平行、同芯状に配置された
部材であって、断面が図6(b)に示すような″コ″字
状の凹部を内側周辺に形成するように、2枚のリング状
の板部材を重ねた組み合わせ部材である。この″コ″字
状の凹部に小径円盤16の外縁部17が挿入されてい
て、後述するように、大径円盤18が回転している時に
は、小径円盤16は固定されていて、大径円盤18の回
転を案内し、逆に小径円盤16が回転している時には、
大径円盤18は固定されていて、小径円盤16の回転を
案内する。
【0017】大径円盤18を跨ぐようにして設けられた
支持部材19が、その両端部で大径円盤18の周縁部に
固定されて、マルチフランジフェーサ10の支持体を構
成している。回転軸14は、中空のパイプで形成され
て、その中空部には後述するように、電力ケーブル及び
制御ケーブルが引き込まれている。回転軸14の一端は
支持部材19の中心に軸受21を介して回動自在に支持
され、回転軸14の他端は小径円盤16に固定されたク
ロス部材20の中心部に固定されている。よって、小径
円盤16は、クロス部材20を介して回転軸14と一体
的に回転し、一方大径円盤18は回転軸14とは独立し
て支持部材19と一体的に回転する。
支持部材19が、その両端部で大径円盤18の周縁部に
固定されて、マルチフランジフェーサ10の支持体を構
成している。回転軸14は、中空のパイプで形成され
て、その中空部には後述するように、電力ケーブル及び
制御ケーブルが引き込まれている。回転軸14の一端は
支持部材19の中心に軸受21を介して回動自在に支持
され、回転軸14の他端は小径円盤16に固定されたク
ロス部材20の中心部に固定されている。よって、小径
円盤16は、クロス部材20を介して回転軸14と一体
的に回転し、一方大径円盤18は回転軸14とは独立し
て支持部材19と一体的に回転する。
【0018】図1に示すように、先端にバイト台22を
備えたバイト台アーム24が、大径円盤18の外縁部か
ら回転軸14に平行に延びている。バイト台22は、固
定管板Cのガスケット面Nを切削加工するために、回転
軸14に平行に延びるように取り付けられたバイト26
を保持し、かつバイト26を大径円盤18の半径方向
(図1中、矢印Rで表示)及び大径円盤18に直交する
方向(図1中、矢印Zで表示)に自在に移動できるよう
になっている。これにより、大径円盤18を固定管板C
に平行に装着すると、バイト26は固定管板Cのガスケ
ット面Nで半径方向に移動し、かつガスケット面Nに向
かって前進、後退することができる。
備えたバイト台アーム24が、大径円盤18の外縁部か
ら回転軸14に平行に延びている。バイト台22は、固
定管板Cのガスケット面Nを切削加工するために、回転
軸14に平行に延びるように取り付けられたバイト26
を保持し、かつバイト26を大径円盤18の半径方向
(図1中、矢印Rで表示)及び大径円盤18に直交する
方向(図1中、矢印Zで表示)に自在に移動できるよう
になっている。これにより、大径円盤18を固定管板C
に平行に装着すると、バイト26は固定管板Cのガスケ
ット面Nで半径方向に移動し、かつガスケット面Nに向
かって前進、後退することができる。
【0019】バイト台22に在ってバイト26を移動す
る移動機構28は、図3、図4及び図5に模式的に示さ
れている。図3は図1の面に直交する方向に見たバイト
26の移動機構28の説明図、図4は図3に示す移動機
構28の矢視A−A′の図、及び図5は図4の線B−
B′での移動機構28の断面図である。移動機構28
は、図3に示すように、基台29と、バイト26を支持
して基台29上を摺動する移動体30と、移動体30を
移動させるギア機構とから構成されている。ギア機構
は、図3に示すように、基台29の両端部に固定された
棒ギヤ32と、内側で棒ギヤ32に噛合するウォームホ
ィール34と、ウォームホィール34の外側で噛合する
ウォーム36とから構成されている。
る移動機構28は、図3、図4及び図5に模式的に示さ
れている。図3は図1の面に直交する方向に見たバイト
26の移動機構28の説明図、図4は図3に示す移動機
構28の矢視A−A′の図、及び図5は図4の線B−
B′での移動機構28の断面図である。移動機構28
は、図3に示すように、基台29と、バイト26を支持
して基台29上を摺動する移動体30と、移動体30を
移動させるギア機構とから構成されている。ギア機構
は、図3に示すように、基台29の両端部に固定された
棒ギヤ32と、内側で棒ギヤ32に噛合するウォームホ
ィール34と、ウォームホィール34の外側で噛合する
ウォーム36とから構成されている。
【0020】移動体30に搭載された図4に示すブレー
キモータ38(電動機とブレーキを直結して一体にした
駆動装置)により駆動されて、ウォーム36が回転する
と、それに噛合するウォームホィール34が回転する。
ウォームホィール34は、図5に示すように、その内側
ギヤ部35が棒ギヤ32に噛合しているので、ウォーム
ホィール34は、回転により棒ギヤ32に沿って図3に
示すR方向或いはその逆方向に移動する。よって、移動
体30は、ウォームホィール34に駆動されてウォーム
ホィール34の移動する方向に移動する。移動体30の
案内として、図5に示すように、基台29の摺動面には
アリ溝40が刻設してあり、一方移動体30の底部には
アリ溝40に嵌合する凸部42が設けてある。それによ
って、移動体30は、正確にR方向に移動できる。ウォ
ーム36は、図4及び図5に示すように、一端がブレー
キモータ38に連結され、他端が軸受33を介して移動
体30に回転自在に軸支されている。
キモータ38(電動機とブレーキを直結して一体にした
駆動装置)により駆動されて、ウォーム36が回転する
と、それに噛合するウォームホィール34が回転する。
ウォームホィール34は、図5に示すように、その内側
ギヤ部35が棒ギヤ32に噛合しているので、ウォーム
ホィール34は、回転により棒ギヤ32に沿って図3に
示すR方向或いはその逆方向に移動する。よって、移動
体30は、ウォームホィール34に駆動されてウォーム
ホィール34の移動する方向に移動する。移動体30の
案内として、図5に示すように、基台29の摺動面には
アリ溝40が刻設してあり、一方移動体30の底部には
アリ溝40に嵌合する凸部42が設けてある。それによ
って、移動体30は、正確にR方向に移動できる。ウォ
ーム36は、図4及び図5に示すように、一端がブレー
キモータ38に連結され、他端が軸受33を介して移動
体30に回転自在に軸支されている。
【0021】また、図示と説明を省略するが、図3の移
動機構28自体が、上述と同様な移動機構により、図3
に示すようにZ方向或いはその逆方向に移動する。よっ
て、R方向移動用ブレーキモータ38及びZ方向移動用
ブレーキモータ(図示せず)を制御することにより、バ
イト26を固定管板Cのガスケット面Nの半径方向(R
方向)及びガスケット面に直交する方向(Z方向)に自
在に前進後退させることができる。
動機構28自体が、上述と同様な移動機構により、図3
に示すようにZ方向或いはその逆方向に移動する。よっ
て、R方向移動用ブレーキモータ38及びZ方向移動用
ブレーキモータ(図示せず)を制御することにより、バ
イト26を固定管板Cのガスケット面Nの半径方向(R
方向)及びガスケット面に直交する方向(Z方向)に自
在に前進後退させることができる。
【0022】前述のように、大径円盤18は、小径円盤
16に案内されつつ駆動機構12に駆動されて回転軸1
4の周りに回転する。駆動機構12は、大径円盤18を
回転させる大径円盤駆動部50と小径円盤16を回転さ
せる小径円盤駆動部52とから構成されていて、大径円
盤駆動部50は、図1及び図6(a)に示すように、大
径円盤18の内側に設けられた環状のラック54と、ラ
ック54に噛合するピニオンギヤ56と、ピニオンギヤ
56を回転させる減速機付き電気モータ58とから構成
され、電気モータ58は、小径円盤16上に固定されて
いる。
16に案内されつつ駆動機構12に駆動されて回転軸1
4の周りに回転する。駆動機構12は、大径円盤18を
回転させる大径円盤駆動部50と小径円盤16を回転さ
せる小径円盤駆動部52とから構成されていて、大径円
盤駆動部50は、図1及び図6(a)に示すように、大
径円盤18の内側に設けられた環状のラック54と、ラ
ック54に噛合するピニオンギヤ56と、ピニオンギヤ
56を回転させる減速機付き電気モータ58とから構成
され、電気モータ58は、小径円盤16上に固定されて
いる。
【0023】一方、小径円盤駆動部52は、図2及び図
6(a)に示すように、小径円盤16の内縁部に環状突
起部を設け、そこに設けられたラック60と、ラック6
0に噛合するピニオンギヤ62と、ピニオンギヤ62を
回転させる減速機付き電気モータ64とから構成され、
電気モータ64は、大径円盤18上に固定されている。
大径円盤18を駆動する場合には、小径円盤駆動部52
を取り外し、小径円盤16を駆動する場合には、大径円
盤駆動部50を取り外すようにする方が、マルチフラン
ジフェーサ10の全体構造が簡単になる。尚、図6
(a)では、簡単にするため、ピニオンギヤ56、62
と電気モータ58、64との連結手段を省略している。
6(a)に示すように、小径円盤16の内縁部に環状突
起部を設け、そこに設けられたラック60と、ラック6
0に噛合するピニオンギヤ62と、ピニオンギヤ62を
回転させる減速機付き電気モータ64とから構成され、
電気モータ64は、大径円盤18上に固定されている。
大径円盤18を駆動する場合には、小径円盤駆動部52
を取り外し、小径円盤16を駆動する場合には、大径円
盤駆動部50を取り外すようにする方が、マルチフラン
ジフェーサ10の全体構造が簡単になる。尚、図6
(a)では、簡単にするため、ピニオンギヤ56、62
と電気モータ58、64との連結手段を省略している。
【0024】小径円盤16の回転運動と大径円盤18の
回転運動は、図6(b)に示すようなガイド機構に案内
されている。ガイド機構は、大径円盤18の内側内縁と
小径円盤16との外縁との間に多数配置されたローラベ
アリング66群と、小径円盤16の両面に2列で環状に
刻設された凹部に装着した低摩擦性のパッド、例えばテ
フロン帯68とからなる。ローラベアリング66は、大
径円盤18と内側内縁と小径円盤16の外縁との間の寸
法にほぼ等しい大きさを備え、それによって相互の摩擦
を低減し、かつ相互の同芯性を維持するように案内す
る。一方、テフロン性パッド68は、その表面が丁度大
径円盤18の内面に面接触するように配設されていて、
小径円盤16と大径円盤18との摺動の際の摩擦を低減
し、かつ相互に平行性を維持するように案内する。
回転運動は、図6(b)に示すようなガイド機構に案内
されている。ガイド機構は、大径円盤18の内側内縁と
小径円盤16との外縁との間に多数配置されたローラベ
アリング66群と、小径円盤16の両面に2列で環状に
刻設された凹部に装着した低摩擦性のパッド、例えばテ
フロン帯68とからなる。ローラベアリング66は、大
径円盤18と内側内縁と小径円盤16の外縁との間の寸
法にほぼ等しい大きさを備え、それによって相互の摩擦
を低減し、かつ相互の同芯性を維持するように案内す
る。一方、テフロン性パッド68は、その表面が丁度大
径円盤18の内面に面接触するように配設されていて、
小径円盤16と大径円盤18との摺動の際の摩擦を低減
し、かつ相互に平行性を維持するように案内する。
【0025】更に、大径円盤18は、図2に示すように
回転軸14に平行に延びる3個以上の第1チャッキング
アーム70を等角度間隔で備えている。第1チャッキン
グアーム70は、その先端にネジ溝を備えた貫通孔(図
示せず)を回転軸14に直交する方向に備え、それにジ
ャッキボルト72を貫通させている。各ジャッキボルト
72を緊締することにより、大径円盤18と支持部材1
9を介してマルチフランジフェーサ10を固定管板に装
着することができる。また、大径円盤18は、固定管板
Cとの平行を出す調整装置として、回転軸14に平行に
延びる複数のジャッキボルト74を固定部材Cと大径円
盤18との間に備えている。ジャッキボルト74の締め
込みを調節することにより大径円盤18と固定管板Cと
を平行することができる。図2に示すように、ジャッキ
ボルト72により大径円盤18を固定管板Cに固定し、
小径円盤16を回転させて固定管板Cの仕切り室側ガス
ケット面N′を機械加工する時、ジャッキボルト72、
74を調整することにより、マルチフランジフェーサ1
0の芯を固定管板のセンタに合わせて芯出しと平行を出
すことがことができる。
回転軸14に平行に延びる3個以上の第1チャッキング
アーム70を等角度間隔で備えている。第1チャッキン
グアーム70は、その先端にネジ溝を備えた貫通孔(図
示せず)を回転軸14に直交する方向に備え、それにジ
ャッキボルト72を貫通させている。各ジャッキボルト
72を緊締することにより、大径円盤18と支持部材1
9を介してマルチフランジフェーサ10を固定管板に装
着することができる。また、大径円盤18は、固定管板
Cとの平行を出す調整装置として、回転軸14に平行に
延びる複数のジャッキボルト74を固定部材Cと大径円
盤18との間に備えている。ジャッキボルト74の締め
込みを調節することにより大径円盤18と固定管板Cと
を平行することができる。図2に示すように、ジャッキ
ボルト72により大径円盤18を固定管板Cに固定し、
小径円盤16を回転させて固定管板Cの仕切り室側ガス
ケット面N′を機械加工する時、ジャッキボルト72、
74を調整することにより、マルチフランジフェーサ1
0の芯を固定管板のセンタに合わせて芯出しと平行を出
すことがことができる。
【0026】小径円盤16は、図2に示すように、クロ
ス部材20の外縁部にバイト台80を備えている。バイ
ト台80は、固定管板Cのガスケット面N′を切削加工
するバイト82を回転軸14に平行に延びるように支持
し、かつバイト82を小径円盤16の半径方向(図2
中、矢印Rで表示)及び加工面に直交する方向(図2
中、矢印Zで表示)に自在に移動できるようになってい
る。バイト台82の移動機構は、先に説明した大径円盤
18のバイト台22の移動機構と同じ機構で構成されて
いる。
ス部材20の外縁部にバイト台80を備えている。バイ
ト台80は、固定管板Cのガスケット面N′を切削加工
するバイト82を回転軸14に平行に延びるように支持
し、かつバイト82を小径円盤16の半径方向(図2
中、矢印Rで表示)及び加工面に直交する方向(図2
中、矢印Zで表示)に自在に移動できるようになってい
る。バイト台82の移動機構は、先に説明した大径円盤
18のバイト台22の移動機構と同じ機構で構成されて
いる。
【0027】更に、小径円盤16は、図1に示すように
回転軸14に平行に延びる3個以上の第2チャッキング
アーム84をクロス部材20上に等角度間隔で備えてい
る。第2チャッキングアーム84は、その先端にネジ溝
を備えた貫通孔(図示せず)を回転軸14に直交する方
向に備え、それにジャッキボルト86を貫通させてい
る。各ジャッキボルト86を緊締することにより、クロ
ス部材20を介してマルチフランジフェーサ10を固定
管板に装着することができる。また、大径円盤18は、
固定管板Cとの平行を出す調整装置として、複数のジャ
ッキボルト88を備えている。ジャッキボルト88の締
め込みを調節することにより小径円盤16と固定管板C
とを平行することができる。ジャッキボルト86により
小径円盤16を固定管板に固定し、大径円盤18を回転
させて固定管板の胴側ガスケット面を機械加工する時、
ジャッキボルト86、88を調整することにより、マル
チフランジフェーサ10の芯を固定管板のセンタに合わ
せて芯出しと平行を出すことがことができる。
回転軸14に平行に延びる3個以上の第2チャッキング
アーム84をクロス部材20上に等角度間隔で備えてい
る。第2チャッキングアーム84は、その先端にネジ溝
を備えた貫通孔(図示せず)を回転軸14に直交する方
向に備え、それにジャッキボルト86を貫通させてい
る。各ジャッキボルト86を緊締することにより、クロ
ス部材20を介してマルチフランジフェーサ10を固定
管板に装着することができる。また、大径円盤18は、
固定管板Cとの平行を出す調整装置として、複数のジャ
ッキボルト88を備えている。ジャッキボルト88の締
め込みを調節することにより小径円盤16と固定管板C
とを平行することができる。ジャッキボルト86により
小径円盤16を固定管板に固定し、大径円盤18を回転
させて固定管板の胴側ガスケット面を機械加工する時、
ジャッキボルト86、88を調整することにより、マル
チフランジフェーサ10の芯を固定管板のセンタに合わ
せて芯出しと平行を出すことがことができる。
【0028】図9(a)に示すように、バイト台22を
駆動する電力及び制御信号をそれぞれ伝達する電力ケー
ブル90及び制御ケーブル91は、回転軸14の中空部
を通りブラシ機構92に連結されている。ブラシ機構9
2は、直流モータで一般に使用されているものと同様な
もので、図9(b)に示すように、回転体と静止外部回
路との間に通電するために支持部材19に固定された板
スプリング93と回転軸14の外周に設けられた端子リ
ング94との間ですり接触を行わせる機構である。更
に、電力ケーブル90及び制御ケーブル91は、板スプ
リング93の端子から支持部材19及びバイト台アーム
24に沿って敷設され、バイト台22の移動機構28に
接続されている。以上の構成により、後述のように、大
径円盤18を回転させる場合、板スプリング93は、静
止している回転軸14の端子リング94に対して摺動し
ながら回転して、バイト台22に駆動用電力及び制御信
号を伝達することができる。一方、大径円盤18を回転
させる場合、大径円盤駆動部50を支持する小径円盤1
6と回転軸14とは静止しているので、大径円盤駆動部
50に電力及び制御信号をそれぞれ伝達するモータ電力
ケーブル95は、回転軸14の中空部を経由して、直
接、大径円盤駆動部50に接続されている。
駆動する電力及び制御信号をそれぞれ伝達する電力ケー
ブル90及び制御ケーブル91は、回転軸14の中空部
を通りブラシ機構92に連結されている。ブラシ機構9
2は、直流モータで一般に使用されているものと同様な
もので、図9(b)に示すように、回転体と静止外部回
路との間に通電するために支持部材19に固定された板
スプリング93と回転軸14の外周に設けられた端子リ
ング94との間ですり接触を行わせる機構である。更
に、電力ケーブル90及び制御ケーブル91は、板スプ
リング93の端子から支持部材19及びバイト台アーム
24に沿って敷設され、バイト台22の移動機構28に
接続されている。以上の構成により、後述のように、大
径円盤18を回転させる場合、板スプリング93は、静
止している回転軸14の端子リング94に対して摺動し
ながら回転して、バイト台22に駆動用電力及び制御信
号を伝達することができる。一方、大径円盤18を回転
させる場合、大径円盤駆動部50を支持する小径円盤1
6と回転軸14とは静止しているので、大径円盤駆動部
50に電力及び制御信号をそれぞれ伝達するモータ電力
ケーブル95は、回転軸14の中空部を経由して、直
接、大径円盤駆動部50に接続されている。
【0029】小径円盤16及びバイト台80の駆動用電
力、制御信号を供給する電力ケーブル及び制御ケーブル
と外部電源及び制御装置との接続も上述のものと同様な
構成により成されている。尚、上述の接続機構に加え
て、必要に応じ、外部電源及び制御装置と電力ケーブル
及び制御ケーブルとを接続する端子が回転軸14の端部
に設けてある。
力、制御信号を供給する電力ケーブル及び制御ケーブル
と外部電源及び制御装置との接続も上述のものと同様な
構成により成されている。尚、上述の接続機構に加え
て、必要に応じ、外部電源及び制御装置と電力ケーブル
及び制御ケーブルとを接続する端子が回転軸14の端部
に設けてある。
【0030】以下に、マルチフランジフェーサ10を使
用して図7に示す熱交換器の固定管板Cのガスケット面
N、N′に機械加工を施す方法を説明する。先ず、固定
管板Cの胴側ガスケット面Nの機械加工の方法を説明す
る。熱交換器からチューブバンドルを引き出し、図1に
示すようにマルチフランジフェーサ10を装着する。即
ち、小径円盤16に設けられた第2チャッキングアーム
84のジャッキボルト86を緊締する。その際、大径円
盤18のバイト台22にダイアルゲージを取り付け、そ
の針先を固定管板の面に接触させ、半径方向のジャッキ
ボルト86と、平行を出すジャッキボルト88との締め
込みを調整しながら、ダイアルゲージを監視してマルチ
フランジフェーサ10の芯出しを行う。小径円盤16の
固定によりマルチフランジフェーサ10が固定され、大
径円盤18は回転可能な状態で待機する。次いで、大径
円盤駆動部50を起動して大径円盤18を回転させ、バ
イト台22の移動機構を制御してバイト26の位置を調
整し、固定管板の胴側ガスケット面の機械加工に入る。
尚、小径円盤16の回転に必要なモータ電力ケーブル、
制御ケーブル等は、小径円盤16から取り外しておく。
用して図7に示す熱交換器の固定管板Cのガスケット面
N、N′に機械加工を施す方法を説明する。先ず、固定
管板Cの胴側ガスケット面Nの機械加工の方法を説明す
る。熱交換器からチューブバンドルを引き出し、図1に
示すようにマルチフランジフェーサ10を装着する。即
ち、小径円盤16に設けられた第2チャッキングアーム
84のジャッキボルト86を緊締する。その際、大径円
盤18のバイト台22にダイアルゲージを取り付け、そ
の針先を固定管板の面に接触させ、半径方向のジャッキ
ボルト86と、平行を出すジャッキボルト88との締め
込みを調整しながら、ダイアルゲージを監視してマルチ
フランジフェーサ10の芯出しを行う。小径円盤16の
固定によりマルチフランジフェーサ10が固定され、大
径円盤18は回転可能な状態で待機する。次いで、大径
円盤駆動部50を起動して大径円盤18を回転させ、バ
イト台22の移動機構を制御してバイト26の位置を調
整し、固定管板の胴側ガスケット面の機械加工に入る。
尚、小径円盤16の回転に必要なモータ電力ケーブル、
制御ケーブル等は、小径円盤16から取り外しておく。
【0031】次に、固定管板Cの仕切り室側ガスケット
面N′の機械加工の方法を説明する。熱交換器からチュ
ーブバンドルを引き出し、図2に示すようにマルチフラ
ンジフェーサ10を装着する。即ち、大径円盤18に設
けられた第1チャッキングアーム70のジャッキボルト
72を緊締する。その際、小径円盤16のバイト台80
にダイアルゲージを取り付け、その針先を固定管板Cの
適当な面に接触させ、半径方向のジャッキボルト72と
平行を出すジャッキボルト74との締め込みを調整しな
がら、ダイアルゲージを監視してマルチフランジフェー
サ10の芯出しを行う。大径円盤18の固定によりマル
チフランジフェーサ10が固定され、小径円盤16は回
転可能な状態で待機する。次いで、小径円盤駆動部52
を起動して小径円盤16を回転させ、バイト台80の移
動機構を制御してバイト82の位置を調整し、固定管板
Cの胴側ガスケット面N′の機械加工に入る。尚、大径
円盤18の回転に必要なモータ電力ケーブル、制御ケー
ブル等は、小径円盤16から取り外しておく。
面N′の機械加工の方法を説明する。熱交換器からチュ
ーブバンドルを引き出し、図2に示すようにマルチフラ
ンジフェーサ10を装着する。即ち、大径円盤18に設
けられた第1チャッキングアーム70のジャッキボルト
72を緊締する。その際、小径円盤16のバイト台80
にダイアルゲージを取り付け、その針先を固定管板Cの
適当な面に接触させ、半径方向のジャッキボルト72と
平行を出すジャッキボルト74との締め込みを調整しな
がら、ダイアルゲージを監視してマルチフランジフェー
サ10の芯出しを行う。大径円盤18の固定によりマル
チフランジフェーサ10が固定され、小径円盤16は回
転可能な状態で待機する。次いで、小径円盤駆動部52
を起動して小径円盤16を回転させ、バイト台80の移
動機構を制御してバイト82の位置を調整し、固定管板
Cの胴側ガスケット面N′の機械加工に入る。尚、大径
円盤18の回転に必要なモータ電力ケーブル、制御ケー
ブル等は、小径円盤16から取り外しておく。
【0032】以上、図1及び図2を参照して、マルチフ
ランジフェーサ10の構造及びその操作方法を説明し
た。熱交換器の胴側フランジMのガスケット面P(図7
及び図8参照)を機械加工する場合には、固定管板Cの
仕切り室側ガスケット面N′の機械加工と同様にして行
う。また、一般の胴フランジについても同様である。請
求項1に記載の発明の実施態様は、固定管板Cの仕切り
室側ガスケット面N′の機械加工ついて、図2を参照し
て上述した、マルチフランジフェーサ10の構成及び機
能、即ち大径円盤18が固定され、小径円盤16が回転
するときのマルチフランジフェーサ10の構成及び機能
と同じである。尚、本実施例では、小径円盤16の回転
時、小径円盤16に取り付けた第2チャッキングアーム
74を取り外すことが必要である。また、駆動機構1
2、小径円盤16、大径円盤18等は上述の構造である
必要はなく、例えば小径円盤16は、リング状の板部材
でなく、円盤でもよい。
ランジフェーサ10の構造及びその操作方法を説明し
た。熱交換器の胴側フランジMのガスケット面P(図7
及び図8参照)を機械加工する場合には、固定管板Cの
仕切り室側ガスケット面N′の機械加工と同様にして行
う。また、一般の胴フランジについても同様である。請
求項1に記載の発明の実施態様は、固定管板Cの仕切り
室側ガスケット面N′の機械加工ついて、図2を参照し
て上述した、マルチフランジフェーサ10の構成及び機
能、即ち大径円盤18が固定され、小径円盤16が回転
するときのマルチフランジフェーサ10の構成及び機能
と同じである。尚、本実施例では、小径円盤16の回転
時、小径円盤16に取り付けた第2チャッキングアーム
74を取り外すことが必要である。また、駆動機構1
2、小径円盤16、大径円盤18等は上述の構造である
必要はなく、例えば小径円盤16は、リング状の板部材
でなく、円盤でもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、現場で固定部
材をフランジに固定して、マルチフランジフェーサをフ
ランジに装着し、次いで回転部材に設けたバイトにより
フランジ面を機械加工することにより、機器を基礎から
取り外して機械加工工場に運搬することなく、フランジ
面を正確かつ容易に加工することができる。請求項3の
発明によれば、現場で大径円盤を熱交換器の固定管板に
固定して、マルチフランジフェーサを固定管板に装着
し、次いで小径円盤に設けたバイトにより固定管板の仕
切り室側面を機械加工することにより、また小径円盤を
固定管板に固定し、大径円盤に設けたバイトにより固定
管板の胴側面を機械加工することにより、熱交換器を基
礎から取り外して機械加工工場に運搬することなく、固
定管板のガスケット面を正確かつ容易に加工することが
できる。
材をフランジに固定して、マルチフランジフェーサをフ
ランジに装着し、次いで回転部材に設けたバイトにより
フランジ面を機械加工することにより、機器を基礎から
取り外して機械加工工場に運搬することなく、フランジ
面を正確かつ容易に加工することができる。請求項3の
発明によれば、現場で大径円盤を熱交換器の固定管板に
固定して、マルチフランジフェーサを固定管板に装着
し、次いで小径円盤に設けたバイトにより固定管板の仕
切り室側面を機械加工することにより、また小径円盤を
固定管板に固定し、大径円盤に設けたバイトにより固定
管板の胴側面を機械加工することにより、熱交換器を基
礎から取り外して機械加工工場に運搬することなく、固
定管板のガスケット面を正確かつ容易に加工することが
できる。
【図1】本発明に係るマルチフランジフェーサの一実施
例を示す部分断面側面図で、固定管板の胴側ガスケット
面を加工している状態を示している。
例を示す部分断面側面図で、固定管板の胴側ガスケット
面を加工している状態を示している。
【図2】図1に示すマルチフランジフェーサが固定管板
の仕切り室側ガスケット面を加工している状態を示して
いる。
の仕切り室側ガスケット面を加工している状態を示して
いる。
【図3】図1と同じ方向に見たバイト台の移動機構の説
明図である。
明図である。
【図4】図3に示す移動機構の矢視A−A′の図であ
る。
る。
【図5】図4の線B−B′での断面図である。
【図6】図6(a)は駆動機構の説明図、図6(b)は
図6(a)の線C−C′での断面図で、小径円盤と大径
円盤の回転運動のガイド機構の説明図である。
図6(a)の線C−C′での断面図で、小径円盤と大径
円盤の回転運動のガイド機構の説明図である。
【図7】一般的U字管式多管円筒熱交換器の説明図であ
る。
る。
【図8】図7のa部の拡大図で、固定管板のガスケット
面の説明図である。
面の説明図である。
【図9】図9(a)は電力ケーブル、制御ケーブル用の
ブラシ機構を示す模式図及び図9(b)は図9(a)の
ブラシ機構の矢視D−D′での拡大断面図である。
ブラシ機構を示す模式図及び図9(b)は図9(a)の
ブラシ機構の矢視D−D′での拡大断面図である。
10 マルチフランジフェーサの一実施例 12 駆動機構 14 回転軸 16 小径円盤 17 小径円盤の外縁部 18 大径円盤 19 支持部材 20 クロス部材 21 軸受 22 バイト台 24 バイト台アーム 26 バイト 28 バイト支持部 29 基台 30 移動体 32 棒ギヤ 34 ウォームホィール 36 ウォーム 38 ブレーキモータ 40 アリ溝 42 凸部 50 大径円盤駆動部 52 小径円盤駆動部 54、60 ラック 56、62 ピニオンギヤ 58、64 電気モータ 66 ローラベアリング 68 テフロン帯 70 第1チャッキングアーム 72 芯出し用ジャッキボルト 74 平行を出すためのジャッキボルト 80 バイト台 82 バイト 84 第2チャッキングアーム 86 芯出し用ジャッキボルト 88 平行を出すためのジャッキボルト 90、95 電力ケーブル 91 制御ケーブル 92 ブラシ機構 93 板スプリング 94 端子リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 孝 三重県四日市市大協町1−1コスモ石油 株式会社四日市製油所内 (72)発明者 山下 一周男 三重県四日市市稲葉町9−16コスモエン ジニアリング株式会社四日市事業所内 (56)参考文献 特開 昭63−2601(JP,A) 実開 平2−15201(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23B 3/26 B23B 5/00,5/16
Claims (2)
- 【請求項1】 フランジのフランジ面を機械加工するマ
ルチフランジフェーサであって、 前記フランジ面に対面し、かつフランジ面に直交する回
転軸の周りに回転自在な円盤からなる回転部材と、回転部材より径の大きい2枚のリング状円盤であって、
回転部材に対して平行かつ同芯状に配設されて、回転部
材を2枚のリング状円盤の間に介在させ、 回転部材の回
転運動を案内する固定部材と、 回転部材を回転させる駆動機構とを備え、 回転部材には、前記フランジ面を加工するバイトを回転
軸に平行に延びるように支持し、かつ該バイトを回転軸
に直交する方向及び平行な方向に自在に移動できるバイ
ト台が設けられ、 固定部材には、フランジの外周面をクランプして固定部
材をフランジに固定すると共にセンタリングを行うクラ
ンプ機構と、フランジ面に対して固定部材を平行に位置
決めする調整機構とが設けられていることを特徴とする
マルチフランジフェーサ。 - 【請求項2】 熱交換器の固定管板の胴側面及び仕切り
室側面の双方を機械加工するマルチフランジフェーサで
あって、 前記固定管板に対面し、かつそれに直交する回転軸の周
りに回転自在な小径円盤と、 小径円盤に対して平行、同芯状であって、固定管板に対
して小径円盤の背後に配設され、かつ前記回転軸の周り
に回転自在な大径円盤と、 小径円盤及び大径円盤を回転させる駆動機構と、 小径円盤及び大径円盤の回転運動を案内する案内機構と
を備え、 小径円盤には、固定管板の仕切り室側面を加工する第1
のバイトを回転軸に平行に支持し、かつ該バイトを回転
軸に直交する方向及び平行な方向に自在に移動できる第
1のバイト台と、固定管板の外周面をクランプして小径
円盤を固定管板に固定すると共にセンタリングを行う第
1のクランプ機構と、固定管板に対して小径円盤を平行
に位置決めする第1の調整機構とが設けられ、 大径円盤には、固定管板の胴側面を加工する第2のバイ
トを回転軸に平行に支持し、かつ該バイトを回転軸に直
交する方向及び平行な方向に自在に移動できる第2のバ
イト台と、固定管板の外周面をクランプして大径円盤を
固定管板に固定すると共にセンタリングを行う第2のク
ランプ機構と、固定管板に対して大径円盤を平行に位置
決めする第2の調整機構とが設けられ、 小径円盤が回転する時には、大径円盤は第2のクランプ
機構により固定管板に固定され、大径円盤が回転する時
には、小径円盤は第1のクランプ機構により固定管板に
固定されるようにしたことを特徴とするマルチフランジ
フェーサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5304581A JP2809582B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | マルチフランジフェーサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5304581A JP2809582B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | マルチフランジフェーサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07136803A JPH07136803A (ja) | 1995-05-30 |
| JP2809582B2 true JP2809582B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17934720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5304581A Expired - Fee Related JP2809582B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | マルチフランジフェーサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2809582B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4489989B2 (ja) * | 2001-04-19 | 2010-06-23 | アイシン高丘株式会社 | ディスクロータの製造方法 |
| JP4879709B2 (ja) * | 2006-11-14 | 2012-02-22 | 山九株式会社 | フランジ加工装置 |
| JP5095771B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2012-12-12 | 株式会社康和工業 | フランジ継手補修装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS632601A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 | Nikko Eng Kk | ポ−タブル旋盤 |
| JPH0215201U (ja) * | 1988-07-11 | 1990-01-30 |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP5304581A patent/JP2809582B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07136803A (ja) | 1995-05-30 |
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