JP2810665B2 - 血行促進装置 - Google Patents

血行促進装置

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JP2810665B2
JP2810665B2 JP63002722A JP272288A JP2810665B2 JP 2810665 B2 JP2810665 B2 JP 2810665B2 JP 63002722 A JP63002722 A JP 63002722A JP 272288 A JP272288 A JP 272288A JP 2810665 B2 JP2810665 B2 JP 2810665B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、身体の血行を促進して、肩こりや筋肉痛
などを回復させる血行促進装置に関するものである。
〔従来の技術〕
肩こりや筋肉痛などを回復させるには、電磁波を身体
の必要部位に作用させて血行の促進を図るのが有効であ
る。
そこで、そのための血行促進装置が開発された。この
血行促進装置は、こりなど血行滞留が生じている部位に
直接貼り付けて用いられる。
このような装置として、最近、高周波発生回路と、こ
れを駆動させる充電池と、前記回路の働きで電磁界を形
成するアンテナを備えたものが提案されている(特開昭
58−121964号公報、米国特許第4,471,787号明細書)。
この装置は、一枚の支持板上に回路と充電池が配置さ
れ、この支持板に可撓性のシートが重ね合わされ、この
シート上にアンテナが配置されてなるものである。この
ものは、アンテナが、可撓性のシート上に設けられてい
て柔軟に曲がり得るため、身体の形状に沿い易い。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記公知の血行促進装置は、アンテナが柔軟
なシートで支持されているため、却って、身体への貼り
付け、引き剥がしを繰り返すうちに、アンテナ部分に断
線が生じ損傷され易いと言う問題点のあることが分かっ
た。
この発明は、前記事情に鑑みて、アンテナ部分が損傷
しにくく、しかも、コンパクトで使い勝手の良い血行促
進装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、前記目的を達成するため、剛性を有する
基板の一側面で実質的に基板の外形範囲内にアンテナを
配置するとともに、他側面に電池を配置し、かつ、基板
の電池と同じ側面において電池の周りを囲んで回路を配
置する。
〔作用〕
この発明では、上記のごとく、剛性を有する基板の一
側面にアンテナを配置しているため、アンテナは、この
基板の剛性で保護され、被着部位への貼り付け、引き剥
がしを繰り返しても、断線が起きず、損傷しない。そし
て、アンテナと電池を基板の両側面に分けて配置するよ
うにしているため、これらを同一側面に配置することに
比し、基板が小さくて済む。アンテナはある程度の広さ
をもって配置する必要があるのに比し、電池の占めるス
ペースは小さい。そこで、アンテナ駆動回路を、基板の
電池配置側において同電池の周りを囲んで、基板の外形
と電池の外形との間に空いた環状の領域に配置するよう
にして、やはり、基板が小さくて済むようにしている。
その結果、血行促進装置がコンパクトになり、取扱い性
が良くなるとともに、アンテナが身体に沿い易くなる。
〔実施例〕
以下に、この発明を、その実施例をあらわした図面を
参照しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第7図は、この発明にかかる血行促進装
置の一実施例としての治療器を表す。この治療器は、電
池として充電池を備えている。第8図ないし第14図は、
同充電池を充電するための充電器を表す。但し、充電器
そのものは、この発明の血行促進装置には含まれない。
したがって、以下における充電器に関する説明は、この
発明の血行促進装置の使用に関連する説明であり、この
発明の説明ではない。
この発明にかかる血行促進装置は、治療器のみでも良
いが、この実施例では、治療器と充電器のセットになっ
ている。さらに、この実施例にかかる治療器は、ユニッ
ト化され、充電器1個に対し治療器複数個を組み合わせ
て用いることが出来るようにもなっている。
治療器ユニットAは、充電器Bへの第8図にみるよう
な収納により充電され、充電器Bより取り外して身体ま
たは被服などの被着部位に装着することにより身体の血
行を促進するようになっている。治療器ユニットAは、
プラスチック材料からなる円盤形のユニットケース1を
備えている。そのため、この治療器ユニットAは、全体
形状が平面円形、すなわち、方向性を有しないコイン状
である。ユニットケース1は、身体に装着される側とな
る平板状のケース本体2と、その外側に位置するケース
カバー3の組み合わせからなっている。ケース本体2
は、その中央の円形開口を板厚方向に貫通する充電用開
口部4とし、かつ、その装着面(外側面)には、多数の
通気溝5が放射状に形成されている。ケース本体2のケ
ースカバー3側に対応する面(内側面)の外周部には、
ケースカバー3の外周縁部7が嵌まり込む嵌合溝6が形
成され、この嵌合溝6を形成する内側突起6aよりも内側
の部分は、基板10嵌入のための凹部8とされている。ケ
ースカバー3は、その中心から半径の約1/2にかけての
中央部分が高くてそれに続く外周部分がゆるやかに低く
なる全体として薄い球面形とされている。このケースカ
バー3の外周縁部7がケース本体2の前記嵌合溝6内に
嵌合する部分では、防水性を高めるため、両者6,7の全
周で超音波ウエルダーによつて気密に接合されている。
この場合、ケース本体2の最外周縁部には、表面側(図
の上方)に向かってごく低く突出する円筒状の係合突起
9が設けられ、この係合突起9は、ケースカバー3より
も外周側に位置している。基板嵌入凹部8内には円形の
プリント基板10が嵌め込まれていて、その外周部分が、
ケース本体2とケースカバー3の外周部間に挟み込まれ
て固定されている。ケースカバー3の外周縁部7よりも
内側に形成されたリング溝11にはシリコンゴムなどから
なるOリング12が嵌入されていて、このOリング12がプ
リント基板10の外周部に押しつけられ、これにより、ケ
ースカバー3とプリント基板10間が気密になっている。
この気密構造部分は、前記ウエルダー接合部分とともに
ユニットケース1の防水性を向上させている。
プリント基板10には、第5図に詳しくみるように、そ
のケースカバー3側の面の外周部に、電磁界発生のため
の高周波発生回路を構成するIC回路パターンがプリント
技法により形成され、そのプリントが施こされている面
に、IC回路部品13とかLED14が配備されている。前記IC
回路パターンよりも内側には、前記高周波発生回路を駆
動する充電池18が配備され、かつ、この充電池18に電気
的に接続される第1、第2接続金具15,16も配備されて
いる。LED14は、治療器ユニットAが高周波の電磁界を
発生しているときには点滅を繰り返し、それ以外の場合
には消燈するようになっているが、その状態が外部から
判別できるようにするため、ケースカバー3のLED14に
対応する個所には透視可能な作動確認窓口17が設けられ
ている。この作動確認窓口17は、たとえば、透明な樹脂
材料によって形成されたケースカバー3の表面に不透明
な印刷処理が施される際に同窓口17に該当する個所のみ
を透明のまま残すようにして形成される。一方、プリン
ト基板10のケース本体2側(身体など被着部位への装着
側)の面には、第5図に詳しくみるように、その中央部
分に第1充電端子20と第2充電端子21が配置され、その
外周部分にはアンテナ23が配置されていて、それぞれス
ルホール孔22を介して前記IC回路パターンに電気的に接
続されている。これら第1,第2充電端子20,21やアンテ
ナ23はすべてプリント技法によって平面状に形成されて
いる。前記第1充電端子20は、円形プリント基板10の中
心、すなわち、平面円形治療器ユニットAのケース底面
中心に位置し、第2充電端子21は、同ケース底面におい
てその周囲に同心円弧状に形成配置されている。第1充
電端子20が完全な円形であるのに対し、第2充電端子21
は、前述のごとく円弧状であるが、この円弧の周角に制
限はない。しかし、好ましくは、実施例のように、周方
向に180°以上(この実施例ではほぼ270°)分をもって
延びるC字形とされていることである。第2充電端子21
が、完全なリング形でなく、リングの一部が欠損した円
弧形に形成されていると、アンテナ23より発生する高周
波で渦電流損が生じると言うようなことが防止される。
しかし、第2充電端子は、完全な同心環状であっても良
い。第1充電端子20と第2充電端子21は、治療器ユニッ
トを身体に取付けて入浴したり、治療器ユニットに汗が
付着したりしても、短絡によっては壊れないように構成
されている。他方、アンテナ23は、プリント基板10の中
央部分に設けられた両充電端子20,21を外周から取り囲
むように渦巻き状に形成されている。このようにすれ
ば、アンテナ23は、プリント基板10上のかなり広いスペ
ースを利用して長く設けることができるので、従来と同
じ電流量によってより大きな出力を得ることができる。
逆にいえば、同じ出力を得るのにより少ない電力ですむ
ので、省電力化ができて充電池18の寿命が長くなる。こ
のように、アンテナ23が、装着面側に配置されており、
しかも、充電端子20,21とともにプリント技法により極
く薄く形成されていることもあって、電磁界を身体の肌
面30に接近した位置からより効率的に患部に作用させる
ことができる。
プリント基板10とケース本体2の間には、防水絶縁用
の保護シート25が挿入されている。この保護シート25
は、その中央に円形の第1通孔26を備え、それよりも外
側に、ユニット側第1充電端子20に相似してそれよりも
ひと回り小さな円弧状の第2通孔27を備えている。保護
シート25は、両面接着性を有し、第1通孔26が前記第1
充電端子20の中央に同心状に位置し、かつ、第2通孔27
が前記第2充電端子21の幅間中央に位置するようにし
て、一面が第1接着剤層28でケース本体2に接着され、
他面が第2接着剤層29でプリント基板10に接着されてい
る。より詳しくは、保護シート25のケース本体2側の面
は、ケース本体2の基板嵌入凹部8底面に接着されてい
る。この接着により、すべてのスルホール孔22…が保護
シート25で閉ざされ、プリント基板10とケース本体2間
の防水が確実になって、汗や水などがケース内に侵入せ
ず、雑菌が発生するようなことも防止される。保護シー
ト25の第1通孔26および第2通孔27は、プリント基板10
の第1充電端子20および第2充電端子21を形成する各銅
箔パターンの周縁段差部にではなく、それより内側の平
坦な面に位置している。そのため、保護シート25は、浮
き上がったり剥がれたりすることがなく、確実な防水効
果を発揮する。
ケース本体2の肌面30に装着される側の面には、発泡
ポリウレタンのように通気性を有し、かつ、柔軟な材料
からなる装着部材(シート)31が脱着交換自在に貼り付
けられている。装着部材31は、肌面30等の被着面の形状
にしたがつて自在に変形することが出来る。
図にみるように、装着部材31は、その中央を円形の通
気口32とした薄いリング形とされており、かつ、その表
裏両面に粘着剤層35,35が設けられていて、その一方の
面がケース本体2の通気溝5側の面に、他方の面が肌面
30など被着部位に、それぞれ粘着する。各粘着剤層35
は、通気孔34をもつようにして塗布形成されている。な
お、装着部材31の中央の通気口32は、ケース本体2の充
電用開口部4よりも大きく形成されているので、粘着剤
層35は、両充電端子20,21から遠く離れて位置すること
になり、これらの端子に付着しにくくなっている。これ
により、粘着剤の付着に基づく充電端子20,21の接触不
良が防止される。なお、装着部材31は、その中央に比較
的大きな通気口32に設けたため、その分だけ接着面積が
少なくなっているが、装着に関与するのは実質的にみて
装着部材31の外周側の部分のみであるから、このような
通気口32を設けたことによる装着力への影響は、差程大
きくない。通気溝5部分では、ケース本体2と装着部材
31との粘着はない。そのため、装着部材31を交換する必
要が生じたときには、この通気溝5に爪などを挿入して
剥がすようにすれば、装着部材31が剥がれやすく、非常
に便利である。
装着部材31は、このようにして肌面30などに粘着する
ようになっているが、その面内には通気口32が形成され
ているので、汗による蒸気や体熱は、一旦通気口32内に
入り込み、装着部材31自身の通気性を介して、および、
通気溝5を通してユニットケース1の半径方向に移動
し、ケース外に放出される。すなわち、通気口32内の蒸
気等は、装着部材31自体の通気孔のみを通して外部へ放
出されたり、通気溝5のみを通して外部へ放出されたり
するほか、一旦装着部材31内に入ったあと、通気孔34を
経て通気溝5内に移り、外部に放出されたりもする。こ
のように、蒸気や体熱が多くのルートを通して効果的に
排除されるようになっているので、かぶれがより有効に
防止される。
つぎに、充電器Bについて説明する。
充電器Bは、カバー40によって充電器本体41が包まれ
るようになっている。カバー40は、軟質樹脂材料からな
り、裏シート43と表カバー44とを開閉自在に一体成形し
てなるものである。裏シート43は、その内面にリング42
を備え、充電器本体41は、その一端部をこのリング42に
挿通するようにして裏シート43に取付けられている。表
カバー44の内側面には2辺開放型の矩形状差込片45が設
けられ、離型シート46に装着部材31が複数貼着されてな
る装着部材セットの一部が、この差込片45と表カバー44
間に挿脱自在に挟み込まれるようになっている。上記装
着部材セットにおいては、各装着部材31は、その裏側粘
着面を離型シート46に粘着させることで同シートに保持
され、その表粘着面に個々の取り剥しシート(離型シー
ト)47を備えている。装着部材31は、離型シート46から
剥がしたのち、取り剥しシート47を剥がして、治療器ユ
ニットAのケース1裏面に貼り付けられる。
充電器本体41は、図示しないファスナーによって裏シ
ート43の内面に直接かつ着脱自在に取り付けられてもい
る。この充電器本体41は、そのケース部分が第1ケース
半体51と第2ケース半体52からなり、これらが重ね合わ
せられ、ねじ53により互いに止め付けられている。第1
ケース半体51には、電池カバー部54が着脱自在に設けら
れており、これを外せば、第2ケース半体52側の電池受
け55に嵌め合わされている乾電池(充電電源)56が着脱
交換できる。第2ケース半体52は、一側部(第10図中左
側部)がやや高く平坦な面とされ、他側部が少し凹んだ
凹状に形成されている。この凹み部分の中央部は、円筒
状(断面円形)に凹み、その凹み部分が充電のために治
療器ユニットAを嵌め込むためのユニット嵌装凹部57と
されている。このユニット嵌装凹部57は、円筒状の周壁
57aと円形の底壁57bとを備え、かつ、周壁57aの一側部
にボタンセット口58が、また、他側部には、ばね用窓口
59が互いに対向するようにして配置されている。その開
口部周縁部は、第11図にみるように、ユニット嵌装凹部
57の内から外に向かうにつれて次第に径が大きくなる逆
円錐面(テーパ面)63に形成されている。ボタンセット
口58には、表面に凹み60aを有し裏面からガイド軸60bを
突出させたプッシュボタン60が嵌め込まれていて、この
プッシュボタン60が、第1ケース半体51と第2ケース半
体52の各壁部によつてガイドされて、出没自在とされて
いる。このプッシュボタン60は、リターンばね61により
常に外方に(表面側に)向けて付勢され、通常は、第2
ケース半体52側に受け止められて係止されている。この
プッシュボタン60のユニット嵌装凹部57側の側面は、同
凹部57の円筒面に連続する(同円筒面の一部となる)曲
面状になるように形成されているが、ユニット嵌装凹部
57側に少し突き出て円弧状の第1ストッパ62を形成して
いる。この第1ストッパ62は、底壁57bの外周端部との
間に治療器ユニットAの係合突起9(第1図および第2
図も参照)が嵌合する第1係合溝64を形成している。こ
の第1ストッパ62の凹部57開口側周縁部には、前記ユニ
ット嵌装凹部57開口周縁部に形成された逆円錐面(テー
パ面)63の一部となる第1ガイド面63aが形成されてい
る。
一方、ばね用通孔59には、係合プッシュばね66の中央
部分がユニット嵌装凹部57の係合方向に進退するように
臨んでいる。この係合プッシュばね66は、プラスチック
材料を用いた帯長状のピースとして形成され、その両端
の支点部67が第9図にみるように第2ケース半体52に支
持されることより中央部分が水平方向(充電用ケース嵌
装凹部57の半径方向)に弾性変形できるようになってい
る。その中央部分には、治療器ユニットAの係合突起9
が嵌合する第2係合溝68が形成され、かつ、その第2係
合溝68に隣接して第2ストッパ69が突出形成されてい
る。この第2ストッパ69は、前記第1ストッパ62と同じ
く、通常はユニット嵌装凹部57内に少し突出するように
なつている。この第2ストッパ69は、充電器の表面側か
らみて円弧状に形成され、その表面側の縁部分に前記逆
円錐面63の一部となる第2ガイド面63bが形成されてい
る。
ユニット嵌装凹部57の底壁57bには、長円形をした突
起73が形成され、その突起73のある個所には内外に貫通
するように3つのばね通孔74,75,75が形成されている。
中央のばね通孔74は、ユニット嵌装凹部57の中心に位置
し、他のばね通孔75,75は、その両側に互いに180°ずれ
て配置されている。中央のばね通孔74には第1接触端子
76が、また両側のばね通孔75,75にはそれぞれ第2接触
端子77,77が出没自在に挿通され、これらは常は表に突
出している。これら接触端子76,77,77は、第2ケース半
体52の底部に取付けられたプリント基板78にそれぞれ電
気的に接続されているとともに、治療器ユニットA装着
時にはその第1,第2充電端子20,21に接触し、かつ、こ
のとき、治療器ユニットAを外向きに押し上げるために
も機能する。なお、第2ケース半体52の表面部分には充
電中表示ランプ79が設けられている。
充電器Bに対しては、つぎのようにして治療器ユニッ
トA(ユニットケース1)が脱着される。すなわち、治
療器ユニットAを、その充電端子20,21の側から、ユニ
ット嵌装凹部57内に押し込むようにする。このとき、治
療器ユニットAの一端が第2ガイド面63bを介して係合
プッシュばね66を押し退けるように弾性変形させる。こ
れにより、それまで背部に隙間Lを有していた第2スト
ッパ69が押し退けられて背壁71側に退き、第1ストッパ
62と第2ストッパ69との間を治療器ユニットAの係合突
起9が通れるようになる。治療器ユニットAの係合突起
9は、その間を通つて第1係合溝64と第2係合溝68に嵌
まり込み、これらに係合されるようになる。この係合
は、係合プッシュばね66のもつ弾性復帰作用が凹部57側
に働くことによるものである。このようにして、治療器
ユニットAがユニット嵌装凹部57内にセットされると同
時に、治療器ユニットAの底面に露出する第1充電端子
20が充電器の第1接触端子76に接触し、かつ、第2充電
端子21が充電器の第2接触端子77,77のいずれかに接触
して充電態勢が完了する。すなわち、治療器ユニットA
は、ユニット嵌装凹部57内に嵌まり込むことで、充電態
勢に入る。この状態に至る操作は、治療器ユニットAを
片手で持ってユニット嵌装凹部57内に押し込むようにす
るだけでよい。
この嵌装状態においては、治療器ユニットAは、凹部
57内で、ほぼ一点を中心として回転可能となっている。
そして、第1充電端子20と第1接触端子76とがともに上
記回転中心上にあるので、治療器ユニットAは、その向
きがどのようであっても、両者20,76が常に確実に一致
して電気的に接触導通するようになっている。他方、第
2充電端子と第2接触端子の関係については、つぎのと
おりである。すなわち、第2接触端子77が1個所にある
のみであれば、第2充電端子21がたとえC字形であって
も、治療器ユニットAの向きによっては第2充電端子21
に合致接触しないときがあるが、この実施例では、第2
接触端子は、一対になって設けられ、これらの第2接触
端子77,77が第1接触端子76と一直線上に並ぶよう互い
に180°ずれて配置されているので、、治療器ユニット
Aの向きがいかなる状態であっても、少なくとも一方の
第2接触端子77が第2充電端子21に接触することにな
る。これにより、第2充電端子21と第2接触端子77との
電気的な接触導通も常に確保されている。
治療器ユニットAは、上記充電状態においては、第1
係合溝64と第2係合溝68に単に係合しているのではな
く、係合プッシュばね66のもつ弾発力によって常に第2
係合溝68側に押されるようになっているので、係合状態
を確実に保持され、充電が確実に行われるようになって
いる。
治療器ユニットAを充電器本体41から取り出すには、
プッシュボタン60を押すだけでよい。つまり、プッシュ
ボタン60を押すと、第1係合溝64が下がって治療器ユニ
ットAの係合突起9をカムのように係合プッシュばね66
の方向へ押し戻す。これにより、係合プッシュばね66が
後退するので、第1係合溝64は、下がりつつ係合突起9
を乗り越える。このとき、接触端子76,77の弾発力が治
療器ユニットAの裏面に対し押し上げ力として作用する
ので、治療器ユニットAは、プッシュボタン60側から飛
び出して第1ガイド面63a上に乗り掛かるようになる。
その状態からプッシュボタン60を放すと、プッシュボタ
ン60は、リターンばね61の復帰力により治療器ユニット
Aの一端を持ち上げつつ復帰する。このようになった治
療器ユニットAは、係合突起9に指あるいは爪を当てて
持ち上げるようにすれば、簡単に取り外すことができ
る。その間のすべての操作も、片手でもって簡単かつ迅
速に行なえ、あとは、装着部材31を治療器ユニットAの
裏面に貼り付ければ、直ちに身体に装着することができ
るのである。
治療器ユニットAと充電器Bの各回路構成は、たとえ
ば、第15図にみるようになっている。つまり、治療器ユ
ニットA内には、充電電圧検出回路81と動作制御回路部
82がICにより構成されている。これら充電電圧検出回路
81と動作制御回路部82は、治療器ユニットAの電磁波の
発振および停止、LED14の点灯および消灯をするほか
に、治療器ユニットAを充電器Bにセットした場合の充
電器Bの充電中表示ランプ79の点灯および消灯、充電端
子20,21間の電圧検出に基づく充電池18への過充電防止
の各制御をする。第16図にそれらの回路構成による動作
フローをあらわしてあるように、充電池18に電源電圧が
ある間は、発振回路部83を通してアンテナ23より電磁波
が放射されるとともに、動作状態にあることを使用者に
知らせるためにLED点灯回路でLED14が点灯するようにな
っている。これは、ユニットケース1の作動確認窓口17
を通して確認される。LED14の消灯により電磁波発振が
停止したことを認知すれば、治療器ユニットAを充電器
Bにセットして充電を図ることができる。LED14が点灯
し電磁波が発振した状態において充電器Bにセットした
ような場合、充電電圧検出回路81が治療器ユニットA側
に内蔵されているので、この回路81が、充電端子20,21
間の電圧検出により充電器Bから電圧入力があることを
検出し、同じく治療器ユニットAに内蔵された動作制御
回路部82を通して電磁波の発振を停止させるとともに、
LED14を消灯させる。これにより、無駄な電力消費が防
止される。治療器ユニットAの充電池18に、乾電池(充
電電源)56から接触端子76,77と充電端子20,21を通して
充電が開始されると、動作制御回路部82により充電器B
の充電中表示ランプ79を点灯するように命令し、使用者
に充電中であることを知らせる。充電池18の電圧が規定
以上であるか、あるいは、充電時間が所定以上に経過し
たことを検知すると、充電池18への充電を停止して過充
電を防止するとともに、充電器Bの充電中表示ランプ79
も消灯させ、使用者に充電が完了した旨を知らせる。
なお、この発明において、治療器の脱落を防止するス
トッパは、前記実施例に拘束されるものでなく、要する
に、プッシュボタン60と係合プッシュばね66の少なくと
も一方に設けられておれば良い。
この発明において、充電式の治療器は、1個で使用さ
れても良いが、実施例のごとく、ユニット化したもの複
数個を用意しておいて、充電済のものを、同時にあちこ
ちの患部に装着するようにすると便利である。この場
合、たとえば、充電器に治療器を嵌め込むことで充電す
る凹部を複数個設けておいて、複数個の治療器を同時に
充電するようにすると、治療の進行がスムーズになり、
より一層便利である。さらに、たとえば、治療器が、前
記充電電圧検出回路81と動作制御回路部82などからなる
充電電圧制御回路をも備えていると、各治療器がそれぞ
れ自身の充電状態に応じて充電制御することができるよ
うになり、各治療器を必要十分なだけ充電することが出
来るようになる。これに対し、充電器に充電制御回路が
設けられている場合には、各治療器の充電状態や充電時
期のずれに十分に対応できず、充電不充分なものが出る
恐れがある。
〔発明の効果〕
請求項1記載の、この発明にかかる血行促進装置は、
剛性を有する基板を備え、この基板の一側面に前記アン
テナが配置され他側面に前記電池が配置されているとと
もに、前記回路が前記電池と同側面において同電池の周
囲に配置されているため、アンテナが損傷しにくく、し
かもコンパクトで使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる血行促進装置(治療器ユニッ
ト)の一実施例をあらわした断面図、第2図はそのユニ
ットケースと装着部材を分解してあらわした斜視図、第
3図はユニットケースの平面図、第4図はユニットケー
スの底面図、第5図(a)は第1図のV−V線に沿って
見た基板部分の平面図、第5図(b)は同基板部分の反
対側(表面側部分)の平面図、第6図は保護シートをあ
らわした正面図、第7図は第6図のB−B線断面図、第
8図は治療器ユニットが充電器にセットされた状態をあ
らわした斜視図、第9図はこの発明にかかる充電式血行
促進装置に適用される充電器の充電器本体をあらわした
平面図、第10図は第9図のX−X線断面図、第11図は第
9図のXI−XI線断面図、第12図は充電器に治療器ユニッ
トをセットした様子をあらわした断面図、第13図はプッ
シュボタンを押して治療器ユニットが充電器から外れ出
た様子をあらわした断面図、第14図はプッシュボタンに
より治療器ユニットが上方へ持ち上がる様子をあらわし
た断面図、第15図は治療器ユニットと充電器の回路構成
をあらわしたブロック図、第16図はそのフローチャート
である。 A…治療器ユニット、B…充電器、1…ユニットケー
ス、10…プリント基板、13…回路部品、18…充電池、23
…アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 澄夫 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 安倍 秀明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 伊勢 陽一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 楠 敏夫 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−121964(JP,A) 特公 平6−26595(JP,B2) 特公 平6−26597(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61N 1/40 A61N 2/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナと、同アンテナから高周波の電磁
    界を発生させるための回路と、同回路を駆動させるため
    の電池とを備えていて、装着手段により被着部位に装着
    されて前記電磁界により身体の血行を促進するようにな
    っている治療器であって、剛性を有する基板を備え、こ
    の基板の一側面で実質的に基板の外形範囲内に前記アン
    テナが配置され他側面に前記電池が配置されているとと
    もに、前記回路が前記電池と同側面において同電池の周
    りを囲んで配置されていることを特徴とする血行促進装
    置。
JP63002722A 1987-06-15 1988-01-09 血行促進装置 Expired - Lifetime JP2810665B2 (ja)

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