JP2811304B2 - 階調画像データの圧縮方法 - Google Patents

階調画像データの圧縮方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はX線写真やCT画像などの医用画像のような階
調画像のデータを圧縮する階調画像データの圧縮方法に
関する。 (発明の背景) デジタル技術の進歩に伴ない、階調画像をデジタル化
して保存、伝送したり、種々のデジタル画像処理を施し
たりすることが頻繁に行なわれるようになった。しかし
ながら、階調画像は2値画像に比べて情報量が多く、従
って階調画像をデジタル化したときのデータ量の多さが
問題となっている。特に医用画像では、デジタル化する
ときの画素数および各画素に要するビット数が、たとえ
ば胸部X線写真では400万画素、8〜10ビットと膨大で
あり、データの保存や転送を行なう上で効率が悪い。 そこで今日、医用画像を含む階調画像の膨大なデータ
を圧縮してコンパクト化するデータ圧縮技術が脚光を浴
びている。 データ圧縮技術は大きく分けて可逆圧縮と非可逆圧縮
とに分類されるが、可逆圧縮では1/2〜1/3程度の低い圧
縮率しか望めないため、1/5以上の高い圧縮率が得られ
る非可逆圧縮方式、特に変換符号化方式が注目されてい
る。 変換符号化とは、画像全体を小さなブロックに分割し
ブロック単位に直交変換を施し、これにより得られた変
換係数を量子化し、符号化する非可逆圧縮方式の1つで
あり、階調画像を圧縮するのに最も適した圧縮方法であ
る。 変換符号化において、変換係数の交流成分の分布は、
ゼロにピークを持つガウス分布に近似されることが知ら
れており、このような分布を持つ変換係数の量子化を量
子化判定レベルにゼロを含むMid−Riser型量子化と,量
子化出力レベルにゼロを含むMid−trace型量子化とに分
類した場合、Mid−trace型量子化の方がブロック内のラ
ンダムノイズが少なくてより好ましいことが報告されて
いる。しかしながら、Mid−trace型の量子化器を用いた
場合、圧縮率を高くすると成分固有のパターン画像が出
現するという欠点があり、拡大、階調、周波数処理など
の画像処理をしたとき不自然な画像が現われて復元画像
の忠実度が低くなるという問題がある。 ところで、Mid−trace型量子化を行う場合の復元画像
の画質は、圧縮時の量子化段階でゼロに量子化された変
換係数交流成分の個数と強い相互関係があることがわか
る。すなわち、復元画像の各ブロックの画像は、量子化
時にゼロ以外に量子化された変換係数交流成分の成分固
有のパターンの加重和となっているため、ゼロ以外に量
子化される変換係数交流成分の個数が少ない、言い換え
ると、ゼロに量子化される個数が多い場合は成分固有の
パターン画像が復元画像内に出現する。そこで成分固有
のパターン画像の出現を抑制するには、量子化出力レベ
ルがゼロとなる量子化判定レベルの量子化幅を狭めてゼ
ロに量子化される変換係数交流成分の個数を少なくす
る。言い換えると、ゼロ以外に量子化される個数を多く
すればよいが、そううすると符号化時の平均符号長が増
加するため圧縮率が低下してしまう。 従って、ゼロに量子化される変換係数交流成分の発生
頻度を各ブロックごとに調べる。ブロック内の全体の変
換係数交流成分の個数は決まっているので、ゼロ以外の
個数を調べることと同様である。これにより成分固有の
パターン画像が表れやすいブロックを検出し検出された
ブロックのみ量子化幅を狭めることによりパターン画像
の出現を抑制した復元画像を得ることができることに気
がついた。 (発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、Mid
−trace型の量子化を行なう変換符号化方式を用いて医
用画像を含む階調画像のデータを圧縮するに当り、成分
固有のパターン画像の発生を防ぎ、高圧縮率で高画質な
復元画像を得ることを目的とし、この目的を達成するた
めに、デジタル化された階調画像データを複数のブロッ
クに分割し、該ブロック毎に直交変換を行って得られる
変換係数を量子化し符号化する階調画像データの圧縮方
法において、前記変換係数のとりうる値の範囲を予め定
められた複数の区間に分割し、前記分割された少なくと
も1つの区間における前記変換係数の発生頻度を求め、
前記求められた発生頻度に基づいて前記ブロック毎に変
換係数の量子化幅を決定し、圧縮を行うようにしたもの
である。 (実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。 第1図は本発明による階調画像データ圧縮方法の一実
施例を示すブロック図である。 図においてフレームメモリ1には、圧縮対象となる階
調画像データ(本例では、1画素当りのビット数を8ビ
ットとする)が格納されており、まず読み出し装置2が
フレームメモリ1から画像データをブロック単位に読み
出す(本例では、ブロックサイズをライン方向、カラム
方向にそれぞれ16画素とする)。読み出されたブロック
データは、2次元ディスクリートコサイン変換(2D−DC
T)装置3によりコサイン変換され1ブロック分256個の
変換係数を得る。 次に、こうして得られた256個の変換係数のうち1個
の直流成分を除く255個の変換係数交流成分は、量子化
装置4により基本量子化幅woで一様量子化され、各変換
係数ごとに固定長符号である係数番号と極性番号のペア
を得る。係数番号と極性番号のペアは、ブロックバッフ
ァメモリ6に一時的に格納されるとともに、係数番号は
クラス分け装置5へ送られる。 クラス分け装置5では、量子化装置4から送られてく
る1ブロック分の係数番号と、端子52から入力される圧
縮率パラメータによりクラス分け処理を行ない、符号化
装置7へクラス番号を出力する。符号装置7はクラス分
け装置5から送られてくるクラス番号を読み込むと、ブ
ロックバッファメモリ6より1ブロック分の係数番号と
極性番号のペアを読み出し、変換係数交流成分の固定長
符号(番号)を可変長符号に変換して端子8へ出力す
る。符号データは端子8から送信されるかメモリへ格納
される。 第2図は量子化装置4の一例である。 まず端子41から1ブロック分の変換係数のうち直流成
分を除く255個の変換係数交流成分が入力される。255個
の変換係数は、絶対値回路42により絶対値がとられると
同時に、極性判定回路43により変換係数の正負の判定が
行なわれる。極性判定回路43は判定結果を極性番号とし
て端子47に出力する。ここでは、極性番号を1ビット符
号で表わし、変換係数が負の場合は“1"、正の場合は
“0"とする。 一方、絶対値回路42から出力された変換係数の絶対値
は除算回路44により基本量子化幅woで割り算される。割
り算結果は切り捨て回路45によって小数点以下の切り捨
てが行なわれ(この結果を係数番号と呼ぶ)、端子46お
よび端子47に出力される。端子46はクラス分け装置5に
接続されており、端子47はブロックバッファメモリ6に
接続されている。端子41から入力された1つの変換係数
に対して得られる極性番号と係数番号は2つで1組のペ
アをなし、端子47よりブロックバッファメモリ6へ一時
的に格納される。 一方、各ブロックの直流成分は充分小さい量子化幅w
dcで一様量子化されるか、もしくは量子化を行なわずに
他の255個の変換係数交流成分と同様にブロックバッフ
ァメモリ6へ一時的に格納される。 第3図に直流成分を除いた変換係数交流成分の量子化
の様子を示す。 横軸が変換係数の値であり、縦軸は変換係数の発生頻
度である。第3図(a)により示される番号列は切り捨
て回路45から出力される係数番号(k)列であり、第3
図(b)により示される番号列は極性判定回路43から出
力される極性番号(j)列である。 次に第4図はクラス数を4とした場合のクラス分け装
置5の一例である。 端子51は第2図の端子46と接続されており、量子化装
置4から出力される係数番号がここから入力される。こ
こで係数番号をk(k=0,1,2,3,4…)で表わすと、端
子51から入力された係数番号kはカウンタ制御LUT53に
より4ビットの第1次カウンタ制御コードCi(i=0,1,
2,3)に変換される。 第5図(イ)にカウンタ制御LUT53の一例を示す。 一方、端子52からは、ユーザーが端末(図示せず)か
ら入力した圧縮率パラメータPが入力される。本例の場
合圧縮率は2通り用意されており(P=0,1)、Pが大
きいほど圧縮率が高くなることを意味する。端子52から
入力された圧縮率パラメータPは、圧縮率制御LUT54に
より、4ビットの圧縮率制御コードepに変換される。第
5図(ロ)には圧縮制御LUT54の一例を示す。 次にOR回路55は第1次カウンタ制御コードciと圧縮率
制御コードepとを取り込み、両者の論理和である4ビッ
トの第2次カウンタ制御コードdiを求める。 di← ci∪ ep 次にカウンタ制御回路56は第2次カウンタ制御コード
diを取り込み、カウンタ回路57内のカウンタ0からカウ
ンタ3までの4個のカウンタをdiの各ビットのon/off状
態によって制御する。第2次カウンタ制御コードdiの各
ビットは下位ビットから順にカウンタ0、カウンタ1、
カウンタ2、カウンタ3に対応づけされており、ビット
がon(=1)の場合はカウンタ制御回路56が対応するカ
ウンタを+1カウントアップし、ビットがoff(=0)
の場合は対応するカウンタのカウントアップを行なわな
い。第5図(ハ)にdiの各ビットと各カウンタとの対応
関係を示す。なお、ci,epについても各カウンタと同様
の対応関係が成立する。 第6図は、圧縮率パラメータPもしくは圧縮率制御コ
ードepと各カウンタの動作範囲の関係を示す図である。
各圧縮率パラメータP(各ep)に対して、各カウンタは
第6図の矢印で示される範囲の係数番号kについてのみ
動作する。ただし、本例では、カウンタ3はPの値にか
かわらず、すべての係数番号kに対して動作するため、
1ブロック分のクラス分け作業が終了をカウンタ3によ
り知ることができる。従って他にカウンタ3と同様のカ
ウンタを所有する場合はカウンタ3を省略してもよい。 次に、比較回路58の比較処理手順を第7図のフローチ
ャートに示す。 比較回路58は常にカウンタ3のカウント値をチェック
しており(F−1)、カウント値が255に満たないとき
は比較回路58は待機状態にある。カウンタ3のカウント
値が255になると、比較回路58はカウント閾値LUT59から
出力されるカウント閾値Spを読み込む。第5図(ニ)に
カウント閾値LUT59の一例を示す。カウント閾値Sp
は、端子52から入力される圧縮率パラメータPに対して
発光される、カウント値に対する閾値である。比較回路
58がカウント閾値Spを読み込むと、このSpとカウンタ2
のカウンタ値の比較を行なう(F−2)。その結果、
(1) もしカウント閾値Spがカウンタ2のカウント値
以上であればクラス番号mを3にセットし(F−3)、
Spがカウンタ2のカウント値より小さければSpとカウン
タ1のカウント値とを比較する(F−4)。 (2) カウント閾値Spとカウンタ1のカウント値との
比較において、Spがカウンタ1のカウント値以上であれ
ば、クラス番号mを2にセットし(F−5)、Spがカウ
ンタ1のカウント値より小さければSpとカウンタ0のカ
ウント値を比較する(F−6)。 (3) カウント閾値Spとカウンタ0のカウント値との
比較において、Spがカウント値以上であれば、クラス番
号mを1にセットし(F−7)、Spがカウンタ0のカウ
ント値より小さければ、クラス番号mを0にセットする
(F−8)。 (4) クラス番号mがセットされると、端子510より
クラス番号mを出力して(F−9)、1ブロック分のク
ラス分け作業を終了し、カウンタ0からカウンタ3まで
の各カウンタのカウント値をゼロクリアする(F−1
0)。比較回路58から出力されるクラス番号mは、符号
化時にランレングス符号化される変換係数の範囲を示す
パラメータとなっている。すなわち、クラス番号がmで
あるブロックの255個の交流成分に対して、変換係数の
絶対値が0以上Am以下の領域内に存在する変換係数はラ
ンレングス符号化されることを意味する(第6図参
照)。 第8図は符号化装置7の一例である。 クラス分け装置5が1ブロック分のクラス分け作業を
終了すると、符号化装置7は端子79(端子79は第4図の
端子510と接続されている)からクラス番号mを読み込
み、量子化LUT73に格納されている4つの量子化テーブ
ルから量子化に用いるテーブルを1つ選択すると同時に
データ読み出し回路72にブロックバッファメモリ6から
のデータ読み出し指令を送る。データ読み出し回路72は
ブロックバッファメモリ6と接続されている端子71から
直流成分データと、255組の係数番号kと極性番号j
(j=0or1)のペアとを読み込む。読み込まれたデータ
が直流成分であれば、端子78からデータを出力し、読み
込まれたデータが係数番号kと極性番号jのペアであれ
ばクラス番号mにより選択された量子化LUT73内の量子
化テーブルによって係数番号kおよび極性番号jを符号
番号lに変換する。 第9図には量子化LUT73内の量子化テーブルの一例を
示す。 本例は最終的量子化状態が第10図に示す一様量子化と
なるように、係数番号kを均等に区分けした例である
が、このほかに係数番号kを不均等に区分けすることも
可能であり、基本量子化幅Woの整数倍の最終的量子化幅
で一様でない量子化を行なうことができる。 次に交流成分の符号化手順の一例を第11図のフローチ
ャートに示す。 まず量子化LUT73より出力される符号番号lが内部に
符号通過カウンタ74aを有するゼロ判定回路74に送られ
る(P−1)。符号通過カウント74aは符号番号lを受
信すると、符号通過カウント値yを+1カウントアップ
し(P−2)、ゼロ判定回路74が符号番号lのゼロ判定
を行なう(P−3)。もしlがゼロであればゼロカウン
タ75のゼロカウント値zを+1カウントアップした後
(P−4)、符号通過カウント値yが255になったかど
うかを判定する(P−11)。一方、lがゼロでなけれ
ば、ゼロカウント値zがゼロかどうかを判定し(P−
5)、ゼロであれば符号番号lを符号LUT76によって可
変長符号hlに変換して(P−6)端子78からhlを出力し
た後(P−7)符号通過カウント値yが255になったか
どうかを判定する(P−11)。もしゼロカウント値zが
ゼロでなければゼロカウント値zを符号LUT77によって
可変長符号rzに変換し(P−8)、ゼロカウント値zを
ゼロクリアした後(P−9)、rzを端子78から出力し
(P−10)、符号通過カウント値yが255になったかど
うかを判定する(P−11)。 符号通過カウント値yの判定において、もしカウント
値yが255でなければ符号番号lを読み込むステップ
(P−1)にもどって上記の処理を繰り返し行なう。も
し符号通過カウント値yが255であれば(P−11)、ゼ
ロカウント値zがゼロであるかどうかを判定し(P−1
2)、ゼロであれば符号通過カウント値yをゼロクリア
して(P−13)、1ブロック分の変換係数の符号化作業
を終了する。ゼロカウント値zがゼロでなければ符号変
換ステップ(P−8)と、ゼロカウント値zのゼロクリ
アステップ(P−9)と、端子78への可変長符号rz出力
ステップ(P−10)を経た後符号通過カウント値yをゼ
ロクリアし(P−13)1ブロック分の変換係数の符号化
作業を終了する。 第12図(イ)は符号LUT76の一例を示す。 本例は各クラスに共通のハフマン符号hlを用いた例で
ある。本実施例のように一様量子化を行なう場合は各ク
ラスごとに最適なハフマン符号hlを用いたときと各クラ
スに共通のハフマン符号hlを用いたときとで、圧縮率に
大きな違いがないため、各クラスに共通のハフマン符号
hlを用いることによりよりシンプルな装置化が可能とな
る。 第12図(ロ)は符号LUT77の一例を示す。 本例はゼロカウント値zに対して割り当てられるラン
レングス符号に各クラス共通のB1符号を用いた例であ
る。階調画像データを本方式で圧縮する場合の各ゼロラ
ン長の頻度分布はB1符号に適した指数関数適分布となる
ため、B1符号を用いることにより高い圧縮率を得ること
が可能となる。なお第12図(イ)および(ロ)において
Cおよびは0か1の値をとり、≠Cを満足する1ビ
ットの符号である。 第13図は第8図におけるデータ読み出し回路72のデー
タ読み出し順序を示す。 階調画像の変換係数は高周波成分ほど振幅が小さくな
る傾向が強いため、ゼロに量子化される成分の発生する
確立も高周波成分ほど高くなる。従って、第13図(イ)
もしくは(ロ)に示すように、低周波側から高周波方向
に向かって符号化すれば長いゼロランが発生する確立が
高まり、有効なランレングス符号化を行なうことができ
る。 第14図に符号構成の一例を示す。 第14図(イ)は1フレームの画像全体を圧縮した結果
の符号例であり、ヘッダ部とそれに続く各ブロックの符
号と、データ終了符号から成る。 第14図(ロ)はヘッダ部構成の一例であり、ブロック
サイズ(本例では16)、画像ライン方向のブロック数、
画像カラム方向のブロック数および圧縮率パラメータP
が格納されている。 第14図(ハ)は各ブロックの符号構成の一例であり、
クラス番号m(本例では2ビットの固定長符号)、直流
成分符号(固定長符号)、それに続く交流成分符号列
(可変長符号列)より成る。交流成分符号列は同図
(ニ)に示すようなq個(1≦q≦255)の符号より成
る係数符号列(可変長符号列hl1,hl2,…hlq)と同図
(ホ)に示すようなラン長符号(可変長符号rz)とが交
互に並ぶ構成となる。 以下に本実施例に用いた各種パラメータの一例を示
す。 基本量子化幅w0=0.5 A0=0.5,A1=1.0 A2=1.5,A3=2.0 S0=200,S1=225 なお上記パラメータは原画像の画素当りの情報量がn
ビット(本例ではn=8)でブロックサイズがN×N
(本例ではN=16)のとき、ブロック画像をf(x,
y)、変換係数行列をF(u,v)で表わした2次元ディス
クリートコサイン変換式(次式に示す)をフローティン
グポイントで計算した場合の値である。 また本発明においては、2次元ディスクリートコサイ
ン変換装置3の代りに、他の直交変換装置、たとえば2
次元のディスクリートなアダマール変換装置、スラント
変換装置などを用いてもよい。また本発明ではブロック
サイズを16×16のサイズに限定するものではなく、8×
8、32×32、64×64などのサイズでも適応可能であり、
また原画像の1画素当りのビット数も8ビットに限定す
るものではない。またクラス分け装置5において、特定
区間内の係数番号kをカウントする際、特定区間を多数
設けず、1つの特定区間内に存在する係数番号kの個数
の大小に基づいてクラス分けを行なうことも可能であ
る。また、本発明におけるクラス分けパラメータを他の
クラス分けパラメータと組合せてクラス分けを行うこと
も可能である。 (発明の効果) 以上説明したように、本発明においては、変換係数の
とりうる値の範囲を予め定められた複数の区間に分割
し、分割された少なくとも1つの区間における変換係数
の発生頻度を用いることにより、復元画像の画質、特に
Mid−trace型量子化の欠点である成分固有のパターン画
像の発生度合に基づいた量子化が可能となり、たとえば
頻度の高いブロックは頻度を低くするように量子化幅を
決めることにより、パターン画像の発生を抑制し、高画
質の復元画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による階調画像データ圧縮方法の一実施
例のブロック線図、第2図は第1図に示した量子化装置
の一例のブロック線図、第3図は変換係数交流成分を量
子化して得られる係数番号と極性番号とを変換係数の発
生頻度との関係で示す図、第4図は第1図に示したクラ
ス分け装置の一例のブロック線図、第5図(イ)はカウ
ンタ制御LUT、(ロ)は圧縮率制御LUT、(ハ)は第2次
カウンタ制御コードと各カウンタの対応関係、(ニ)は
カウント閾値LUTをそれぞれ示す図、第6図(イ)およ
び(ロ)カウンタ回路内の各カウンタの動作範囲を示す
図、第7図は比較回路の比較手順を示すフローチャー
ト、第8図は第1図に示した符号化装置の一例のブロッ
ク線図、第9図は第8図に示した量子化LUTの一例、第1
0図は最終的量子化状態の一例、第11図は第1図に示し
た符号化装置による交流成分符号化手順を示すフローチ
ャート、第12図(イ)および(ロ)はそれぞれ第8図の
2つの符号LUTの一例、第13図(イ)および(ロ)は第
8図のデータ読出し回路におけるデータ読出し順序を示
す図、第14図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)
は符号構成の内容の一例を示す図である。 1……フレームメモリ、2……読み出し装置、3……2
次元ディスクリートコサイン変換装置、4……量子化装
置、5……クラス分け装置、6……ブロックバッファメ
モリ、7……符号化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 IEEE TRANSACTIONS ON COMMUNICATIONS VOL.COM−25[11](1977) P.1285−1292(第6図)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.デジタル化された階調画像データを複数のブロック
    に分割し、該ブロック毎に直交変換を行って得られる変
    換係数を量子化し符号化する階調画像データの圧縮方法
    において、 前記変換係数のとりうる値の範囲を予め定められた複数
    の区間に分割し、前記分割された少なくとも1つの区間
    における前記変換係数の発生頻度を求め、前記求められ
    た発生頻度に基づいて前記ブロック毎に変換係数の量子
    化幅を決定することを特徴とする階調画像データの圧縮
    方法。 2.前記変換係数の発生頻度としてゼロに量子化される
    変換係数の発生頻度を求めることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の階調画像データの圧縮方法。 3.前記分割された区間における変換係数の発生頻度を
    求める際に、前記変換係数の絶対値に対しての発生頻度
    を求めることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項に記載の階調画像データの圧縮方法。 4.前記直交変換が、2次元ディスクリートコサイン変
    換であることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項または第3項に記載の階調画像データの圧縮方法。
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