JP2812464B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2812464B2 JP62284281A JP28428187A JP2812464B2 JP 2812464 B2 JP2812464 B2 JP 2812464B2 JP 62284281 A JP62284281 A JP 62284281A JP 28428187 A JP28428187 A JP 28428187A JP 2812464 B2 JP2812464 B2 JP 2812464B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/1652Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head
    • B41J2/16526Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head by applying pressure only

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インクジェット記録装置に関し、特に文
字,図形等の画像の形成時に駆動信号に応じてインクを
記録媒体に噴射するオンデマンド型のインクジェット記
録装置に関するものである。 [従来の技術] 第8図はこの種従来のインクジェットプリンタの一例
を示す。 ここで、101はラインフィードモータ107の駆動に応じ
て記録媒体を副走査方向に搬送するとともに、記録面を
規制するプラテンローラである。102はキャリッジモー
タ108の駆動に応じて図中矢印Sで示す方向(主走査方
向)に往復移動し、その過程で記録媒体に対しインクを
吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドであり、
多色記録を行うことが可能なプリンタにあっては、例え
ば、図示のようにインク色に対応してイエロー,マゼン
タ,シアンおよびブラックのノズル群を有するものであ
ってもよい。103はヘッド102による記録範囲外の例えば
ホームポジションにおいてヘッド102に対向して配設さ
れたキャップ部材であり、プリンタの非使用時等におい
てキャップモータ106の駆動に応じて図中F方向に移動
し、ヘッド102に接合してその保護等を行う。 104はヘッド102と一体にS方向に移動するフォトセン
サであり、S方向に平行に配置されたリニアエンコーダ
105と協働してヘッド102の移動位置検出を行う。 また、109は記録媒体の検出を行う紙センサ、110はキ
ャップ103の位置検出を行うキャップセンサ、111はヘッ
102のホームポジションへの位置づけを検出するホーム
ポジションセンサである。 このような従来のインクジェットプリンタにおいて、
ラインフィードモータ107の駆動に応じてプラテン101に
より記録媒体が副走査方向に送られ、紙センサ109が記
録媒体を検知するとプリントを開始する。このとき、ま
ずキャップモータ106が動作し、キャップ103をヘッド10
2から離脱させる。このことをキャップセンサ110が検出
するとキャリッジモータ108が動作し、ヘッド102が主走
査方向Sに移動する。そして、センサ104とエンコーダ1
05との協働によりヘッド位置が検知され、ヘッド102は
インク吐出タイミング信号に応じてインクを吐出する。 このようなインクジェット記録装置において、ヘッド
102には多数のノズルが設けられており、記録時に全て
のノズルが使用されるか否かは、形成される画像の形状
や色彩により不確定である。むしろ、いずれかのノズル
が使用されないでいる場合も多い。 ところで、オンデマンド型のインクジェット記録装置
において解決すべき問題点の1つに、ノズルが長時間使
用されないと目詰りを起こし易いため、あるいは目詰り
を起こさないまでも長時間の非使用後にいきなりこれを
使用するとインクの増粘により正常な吐出が行われない
ことがあるため、記録品質の低下が生じることが挙げら
れる。 そこで、キャップ部材103にインク捕集部材を設け、
プリント時にタイマを起動して、非記録状態が設定時間
を越えたときにヘッドを移動させインク捕集部材に向け
てすべてのノズルを駆動してインクを吐出(予備吐出)
させるようにしたものがある。また、インク捕集部材側
に設けた吸引手段によりノズルからインク吸引を行うも
の、インク供給系に設けた加圧手段によりノズルからイ
ンク排出を行うようにしたものもある。 そして、記録品位の向上のためには、ノズルを常に使
用していることが最も望ましく、したがって、上記動作
(以下吐出回復処理という)は頻繁に行われる必要があ
る。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、インクジェット記録装置における上記
のような強制排出や予備吐出で1回に使用されるインク
の量は少ないが、数多く行う必要があるので、ここで消
費されるインクの量は膨大なものになる。そして、オン
デマンド型のインクジェット記録方式では、インクの再
利用が不可能なため、ここで消費されるインクはすべて
無駄となりインクのランニングコストを低下させる問題
点があった。 一方、記録装置による印字や形成画像が美しく精細で
あることが望ましいのは言うまでもないことである。こ
のためには、インクジェット記録ヘッドの中でも、吐出
エネルギ発生素子として電気熱変換体を有し、これに通
電を行うことでインクを加熱して発泡させ、その力でイ
ンクを吐出するバブルジェット式の記録ヘッド(以下BJ
ヘッドという)は、その構成上ノズルの密接配置が可能
であり、千鳥配列を行わなくても高密度の記録が可能で
あることから好適である。しかいながら、このようなノ
ズルの高密度化に伴って、上記問題点は一層顕著とな
る。 また、特開昭56−154065号公報の第2図および第3図
には、この点に関し、各ノズルに対応して設けたカウン
タによって印字信号を監視し、設定された時間内に印字
信号のないノズルが生じたとき、印字信号のないノズル
のみを空噴射させるようにした記録装置が記載されてい
る。しかしながら、吐出回復処理におけるインクの浪費
は少なくなるものの、ノズル毎にカウンタを設けるため
回路規模が増大してしまう。すなわち、この問題は、多
ノズル化に伴って一層顕著になる。 本発明の目的は、かかる問題点を解決して、回路規模
を増大させることなく、吐出回復処理におけるインクの
浪費を極力少なくすることができるインクジェット記録
装置を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] そのために、本発明は、インクを吐出する複数のノズ
ルを有し、MPUによって記録を制御するインクジェット
記録装置において、前記複数のノズルのそれぞれに対応
して設けられ、前記MPUの指令に基づいてリセットされ
る複数のラッチ回路であって、各ノズルからのインク吐
出のために供給される記録データが前記複数のノズルの
それぞれに対応して入力され、前記MPUによってリセッ
トされるまでの期間に、対応するノズルからインクが吐
出されないことを示す非使用データを保持する複数のラ
ッチ回路と、前記MPUが指示するタイミングで、前記複
数のラッチ回路に保持された非使用データに基づいて対
応するノズルに対して予備吐出を行わせる制御手段とを
有することを特徴とする。 [作 用] 本発明によれば、所定量の記録後の吐出回復処理時
に、ノズル毎の使用/非使用の情報に基づいて未使用の
ノズルのみから予備吐出を行うことが可能となり、イン
ク消費量を低減化できる。 また、前記情報はラッチ回路で行うため回路規模が増
大することがなく、さらに、前記情報のラッチは記録に
際しての記録ヘッドの駆動に応じて行われるので、マイ
クロコンピュータ等制御素子のソフトウェアによる使用
有無の管理を不要とでき、その負担を軽減できる。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。 (実施例1) 第1図は本発明の第1の実施例を示す。 図において、1はデータバスD0〜D7に結合した装置の
主制御部(不図示)を介して記録データ供給源たるホス
ト装置(不図示)より供給される記録データの入力バッ
ファ、2はホスト装置からの各ステータス信号の入力バ
ッファ、3はホスト装置からの基準信号の入力バッファ
である。 4はステータス信号を制御信号に変換するステータス
コントローラ、5は本例に係る回路の動作を制御するコ
マンドデータを記憶するコマンドレジスタである。6は
8ビットのデータのLSB〜MSBをビット単位で、またはバ
イト単位で全体的に反転してキャラクタの「白抜き」ま
たは倒立を行わせることが可能なビット反転器であり、
もちろん非反転も可能である。 7は記録データをラッチするときに制御を行う記録デ
ータラッチコントローラ、8は記録データを出力すると
きのタイミングを制御するヒートコントローラ、9〜14
はそれぞれ8本のノズルに対する記録データを記憶する
記録データラッチ部、15〜20は記録データラッチ部9〜
14に記憶された記録データをヒートコントローラによっ
て制御され、出力する出力制御回路である。 21〜26は出力制御回路15〜20からの信号を出力用に増
幅する出力バッファ、27は本例に係る回路が動作中を示
す信号を出力用に増幅する出力バッファである。 28〜33は記録データの出力を監視し、使用されなかっ
たノズルを記憶する出力データラッチ部であり、出力デ
ータラッチ制御装置34により、非使用ノズルの情報を出
力する。出力データラッチ制御装置34は必要に応じて、
すなわち例えば第4図につき後述する主制御部の要求に
応じて出力データラッチ部28〜33に記憶された非使用ノ
ズルのデータを出力させる。35は出力バッファで非使用
ノズルの情報を出力データラッチ部28〜33から受取り、
データバスD0〜D7に出力するバッファである。 第2図は第1図示の出力データラッチ部28〜33の具体
的構成例である。同図において、クリア端子▲▼に
は主制御部からのリセット信号▲▼が共通に入力
し、クロック端子Cには出力データD0〜D7が入力し、デ
ータ入力端子Dにひ基準電位Vccが入力している。この
ため、出力データが入力する場合、すなわち、ノズルが
使用された場合は、出力データによって基準電位
(“1")がラッチされ、データ出力端子Qからは“1"が
出力され、使用されなかった場合は“0"が出力される。
本例では、8個のD型フリップフロップと3ステートバ
ッファ等で構成してあり、D型フリップフロップは非使
用ノズルの情報を記憶する。また3ステートバッファは
制御装置34により、非使用ノズルの情報をデータバスD0
〜D7に出力するために使用される。 第3図は第1図示の出力データラッチ制御装置34の具
体的構成例を示す。本例では、例えばテキサスインスツ
ルメンツ社製の74LS138相当のデコーダとANDゲートとで
構成してある。この装置は、ラッチ部28〜33から使用ノ
ズルの情報を順次データバスD0〜D7に向けて出力する制
御と、ラッチ部28〜33のリセット動作の制御とを行う。 次に、(実施例1)の動作を順を追って説明する。 [電源投入時] 電源投入時に主制御部よりリセット信号▲▼が
入力されると、この信号は入力バッファ3を介してコマ
ンドレジスタ5,記録データラッチコントローラ7および
ヒートコントローラ8に伝えられる。このとき、コマン
ドレジスタ5に記録されているコマンドデータはクリア
され、また、記録データラッチコントローラ7は印字デ
ータラッチ部9〜14に記憶されている記録データをクリ
アする。 また、ヒートコントローラ8は記録データ出力を禁止
かつ停止する。さらに、出力データラッチ制御装置34に
より、出力データラッチ部28〜33のラッチの記憶内容を
クリアする。 以上で電源投入時の動作を完了する。 [コマンド設定時] コマンドデータ設定時の制御は信号RS0〜RS3,▲
▼,▲▼によって行われ、コマンドデータはデータ
バスD0〜D7を介して伝えられる。 本例では、コマンド設定動作はRS0=1,RS3=0,▲
▼=0,▲▼=0のときに行われ、入力バッファ2お
よびステータスコントローラ4を介してコマンドレジス
タ5を制御することにより行われる。すなわち、ホスト
装置は、出力時のヒートパルス幅、バリウム、記録デー
タのビット単位のLSB〜MSBの反転/非反転(キャラクタ
画像の反転・非反転)や記録データのバイト単位のLSB
〜MSBの反転/非反転(キャラクタの倒立/正立)等
や、ヒート順序等の設定データをデータバスD0〜D7に出
力し、入力バッファ1を介してコマンドレジスタ5に設
定される。 [記録データ設定] 記録データ設定時の制御は信号RS0〜RS3,▲▼,
▲▼によって行われ、記録データはバスD0〜D7を介
して伝えられる。 本例では、記録データ設定動作はRS=0,RS3=0,▲
▼=0,▲▼=0のときに行われ、入力バッファ2
およびステータスコントローラ4を介して記録データラ
ッチコントローラ7を制御することにより行われる。コ
マンドレジスタ5に記憶されたビット単位のLSB〜MSBの
反転/非反転やバイト単位の反転/非反転の設定データ
に応じて、ホスト装置からD0〜D7を介して供給される記
録データは、入力バッファ1およびビット反転器6を介
して、記録データラッチコントローラ7の制御の下に記
録データラッチ部9〜14のうちの指示された記録データ
ラッチ部に記憶される。 [記録データの出力] 以上のようにしてラッチされた記録データを出力する
態様は2通りある。1つは信号TOIによって、出力動作
を開始するものであり、他は信号RS,▲▼,▲
▼によって、出力動作を開始するものである。 この2つのいずれかの出力開始信号が入力されると、
ヒートコントローラ8が作動し、出力制御回路15〜20を
動作させ、記録データラッチ部9〜14にラッチされた記
録データを出力バッファ21〜26を介して出力する。この
とき、本例に係る回路が動作中を示す信号TOOがヒート
コントローラ8から出力され、出力バッファ27を介し
て、例えばホスト装置に向けて出力される。 [記録データの出力記憶] 記録データの出力の際に、出力制御装置15〜20の出力
データによって非使用ノズルの情報を出力データラッチ
部28〜33が記憶する。このデータは出力データラッチ制
御装置34によりクリアされるまで保持される。この出力
データラッチ部28〜33に記憶された未使用ノズルの情報
を▲▼=0,▲▼=0,RS3=1のとき、RS0〜2の
3ビットで6バイト分の未使用ノズルの情報を選択し、
出力データ制御装置34により、必要に応じて出力させ、
出力バッファ35を介してデータバスD0〜D7に出力させ
る。 MPUはこの未使用ノズルの情報を例えば1行(1主走
査)単位で監視し、1行の間に非使用のノズルのみ予備
吐出する制御を行えばよい。すなわち、非使用ノズル情
報“0"で表されるため、MPUはビット反転器6を用いて
この情報を反転した後、記録データラッチ部9〜14にラ
ッチさせることで、予備吐出を制御する。この後は▲
▼=0,▲▼=0,RS3〜RS0=1の信号により、制御
装置34がラッチ部28〜33に記憶された非使用ノズルの情
報リセットする信号を出力する。 この予備吐出は、例えば次のような手段および処理手
順にて行うことができる。 第4図は予備吐出を行うための制御系の一構成例を示
し、本例ではインクジェットプリンタの主制御部と兼用
してある。ここで、300は第5図示の処理手順等に従っ
て各部を制御する例えばマイクロプロセッサ形態のMP
U、303は外部のホスト装置Hとの間で記録に係る画像デ
ータや制御信号等の送受信を制御するインタフェース部
である。307はホスト装置Hから転送されてきた画像デ
ータを一時格納しておくバッファメモリ部である。 306は第8図のキャップ103,キャップモータ106および
キャップセンサ110から成るキャップ系206と結合したキ
ャップ系駆動部であり、MPU300はこのキャップ系駆動部
306を介して、センサ110が検出する位置情報を基にキャ
ップモータ106を駆動制御することにより、キャップ103
の記録ヘッド102に対する開閉を行わせる。301はプラン
テンローラ101,ラインフィードモータ107および紙セン
サ109等を含む送紙系201と結合した送紙系駆動部であ
り、MPU300はこの送紙系駆動部301を介して記録媒体の
搬送制御を行う。 304は第8図の記録ヘッド102を搭載したキャリッジ,
キャリッジモータ108,フォトセンサ104等を含む主走査
系と結合した主走査系駆動部であり、MPU300はこの駆動
部304を介して第8図中のS方向の走査を制御する。302
は記録ヘッド102を駆動するための第1図示の制御回路
である。 308は第5図につき後述する処理手順等に対応したプ
ログラム等を格納したROM、309は作業用に用いるRAMで
ある。また、310は上述の各部300〜304,307〜309を結合
するアドレスバス,コントロールバスおよびデータバス
(D0〜D7)を集合したバスラインである。 第5図は第4図示の制御系による予備吐出処理手順の
一例を示す。まず、ステップS1にて主走査系204を駆動
しつつ主走査方向(S方向)上の1位置での記録を行う
と、ステップS3にて1回の主走査が終了したか否かを判
定し、否定判定であればステップS1に復帰して記録を続
行する。一方、肯定判定であればステップS5に進み、記
録ヘッド102をホームホジションに移動させてキャップ1
03と対向させる。このとき、送紙系201を駆動してライ
ンフィードを行うようにしてもよい。 ステップS7ではキャップ系306を駆動してキャップ103
を記録ヘッド102に接合させ、次いでステップS9にて上
述のステータスを第1図示の制御回路302に送出してそ
の主走査において非使用のノズル情報を読出す。ステッ
プS11ではその情報を基に当該主走査での非使用ノズル
に対応した吐出エネルギ発生素子のみを駆動し、予備吐
出を行わせる。 この予備吐出が終了するとステップS13に進み、次の
走査に備えてキャップ103を開とする。また、ステップS
15にて制御回路302にステータスを送出し、出力データ
ラッチ部28〜33に記憶されているデータをクリアさせ
る。 本実施例によれば、非使用ノズルからのみ予備吐出を
行って吐出回復処理を行うようにしたので、当該処理に
おけるインクの消費量を低減化できた。また、記録ヘッ
ドの使用/非使用ノズルの管理をMPU等の制御素子で行
うようにすると、記録速度がMPU等の制御素子の処理速
度によって制限を受けるのに対し、本実施例によると、
記録ヘッドの使用/非使用ノズルの記憶を記録制御回路
内で行うようにしたことにより、MPU等の制御素子の負
担を軽減する効果も得られた。このことは記録速度が高
速化しても効果な高速のMPU等の制御素子を使用しなく
ても済むので、本例に係る制御回路を用いるインクジェ
ットプリンタの低廉化が可能となることにもつながる。
なお、予備吐出のタイミングは、上述のように1回の主
走査終了時のみならず、任意所望に定めることができる
のは勿論である。例えば、複数回の走査毎に行うように
したり、1頁分の記録終了時に行うようにしてもよい。 (実施例2) 第6図は本発明の他の実施例を次し、ここで第1図の
同様に構成できる各部については対応箇所に同一符号を
付してその説明は省略する。図において、80は記録デー
タを出力するときのタイミング等を制御するヒートコン
トローラ、65〜70は記録データラッチ部9〜14に記憶さ
れた記録データをヒートコントローラ80による制御の下
に出力することと、記録出力をしなかったノズルのみ吐
出回復処理時に駆動することとを行う出力制御回路であ
る。 第7図は第6図の出力制御回路15〜20の具体的構成例
である。本例では、8個のD型フリップフロップと3ス
テートバッファ等で構成してあり、D型フリップフロッ
プによって使用しなかったノズルの情報を記憶する。ま
た、第7図の破線内の部分80Aはフリップフロップのリ
セットおよび、ノズルの非使用情報の出力と記録データ
の出力の切り換えを行う回路であり、この回路はヒート
コントローラ80に設けておくことができる。ここで、非
使用情報はフリップフロップのデータ出力端子▲▼の
出力として得ているので、ノズルが非使用の場合“1"が
出力される。 次に、(実施例1)の動作を順を追って説明する。 [電源投入時] 電源投入時に主制御部よりリセット信号▲▼が
入力されると、この信号は入力バッファ3を介してコマ
ンドレジスタ5,記録データラッチコントローラ7および
ヒートコントローラ8に伝えられる。このとき、コマン
ドレジスタ5に記憶されているコマンドデータはクリア
され、また、記録データラッチコントローラ7は印字デ
ータラッチ部9〜14に記憶されている記録データをクリ
アする。 また、ヒートコントローラ8は出力制御回路15〜20に
内蔵されている非使用ノズルの記憶用ラッチをリセット
するとともに、記録データ出力を禁止かつ停止する。 以上で電源投入時の動作が完了する。 [コマンド設定時] コマンドデータ設定時の制御は信号RS0,RS1,▲
▼,▲▼によって行われ、コマンドデータはデータ
バスD0〜D7を介して伝えられる。 本例では、コマンド設定動作はRS0=1,RS1=1,▲
▼=0,▲▼=0のときに行われ、入力バッファ2お
よびステータスコントローラ4を介してコマンドレジス
タ5を制御することにより行われる。すなわち、ホスト
装置は、出力時のヒートパルス幅、記録データのビット
単位のLSB〜MSBの反転/非反転や記録データのバイト単
位のLSB〜MSB反転/非反転等や、ヒート順序等の設定デ
ータをデータバスD0〜D7に出力し、入力バッファ1を介
してコマンドレジスタ5に設定される。 [記録データ設定] 記録データ設定時の制御は信号RS0,RS1,▲▼,▲
▼によって行われ、記録データはバスD0〜D7を介し
て伝えられる。 本例では、記録データ設定動作はRS0=0,RS1=0,▲
▼=0,▲▼=0のときに行われ、入力バッファ2
およびステータスコントローラ4を介して記録データラ
ッチコントローラ7を制御することにより行われる。コ
マンドレジスタ5に記憶されたビット単位のLSB〜MSBの
反転/非反転やバイト単位の反転/非反転の設定データ
に応じて、ホスト装置からD0〜D7を介して供給される記
録データは、入力バッファ1およびビット反転器6を介
して、記録データラッチコントローラ7の制御の下に記
録データラッチ部9〜14のうちの指示された記録データ
ラッチ部に記憶される。 [記録データの出力] 以上のようにしてラッチされた記録データを出力する
態様は2通りある。1つは信号TOIによって、出力動作
を開始するものであり、他は信号RS0,RS1,▲▼,▲
▼によって、出力動作を開始するものである。 この2つのいずれかの出力開始信号が入力されると、
ヒートコントローラ8が作動し、出力制御回路15〜20を
動作させ、記録データラッチ部9〜14にラッチされた記
録データ出力バッファ21〜26を介して出力する。このと
き、本例に係る回路が動作中を示す信号TOOがヒートコ
ントローラ8から出力され、出力バッファ27を介して、
例えば、ホスト装置に向けて出力される。 [記録データの出力記憶] 記録データの出力の際に、出力制御装置15〜20のそれ
ぞれに設けたフリップフロップ群で非使用ノズルの情報
を記憶する。この記録データラッチはヒートコントロー
ラ80によりクリアされるまで保持される。 [非使用ノズルへの出力] 非使用ノズルへ出力を行うときに、MPU等はヒートコ
ントローラ80を介して第7図のSEL信号を“H"にし、適
切なヒートパルスで出力動作開始信号(全ノズルを動作
させる信号)を通常の記録時と同様に本例に係る第6図
示の制御回路に送信すれば、第7図で示される回路によ
り、非使用ノズルへのみ出力を行うことができる。 このような予備吐出は、第4図に示す制御系や第5図
示と同様な処理手順によって行うことができる。例え
ば、1頁中に非使用のノズルに対して予備吐出を行うと
きには次のように行えばよい。すなわち、MPU300は1頁
中の記録動作終了時に記録ヘッド102を搭載したキャリ
ッジホームポジションに移動するように第5図のステッ
プS3を変更し、ステップS7経た後、直ちにSEL信号を
“H"にして適切なヒートパルスで出力動作開始信号を本
例に係る回路に送信し、予備吐出を行わせる。そして、
予備吐出が終了したならば、ステップS13の後にSEL信号
を“L"に戻して、通常の記録モード設定にし、非使用ノ
ズルのラッチ(第7図示のD型フリップフロップ群)を
クリアすればよいことになる。 本例によっても、(実施例1)と同様の効果が得られ
る。加えて、MPU300が非使用ノズルの情報を一度確認し
てから予備吐出等の動作を行っている(実施例1)に比
較して、単に通常記録出力と吐出回復処理時の非使用ノ
ズル出力との2つのモードに切りわけて、記録出力動作
開始信号を送ればよいようにしたので、非使用ノズル情
報をリードする手順を省略でき、MPU300の負担をさらに
軽減できることになる。 なお、上述の2例では、記録ヘッドをキャリッジに搭
載して主走査することにより記録を行うシリアルタイプ
のインクジェットプリンタに本発明を適用した場合につ
いて述べたが、記録媒体の全幅にわたってノズルを配列
した所謂フルマルチタイプの記録ヘッドを有するライン
プリンタ形態のインクジェットプリンタにも極めて有効
かつ容易に適用できるのは勿論である。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、一定期間内に
非使用のノズルのみを吐出することが容易になった。す
なわち、例えば本発明をシリアルプリンタの記録ヘッド
の制御回路に適用すれば、シリアルプリンタではほとん
ど使用されない記録ヘッドの上端と下端のノズルのみの
予備吐出が可能となり、無駄なインクを消費することな
く吐出不良を防ぐことが可能である。本願人の測定によ
れば、予備吐出で消費されるインクの量は1/3以下にな
ることが確認されている。このことは、オンデマンド型
の印字ヘッドで無駄に捨てられるインクの量を大幅に減
らす効果があることを示すものである。 また、BJヘッドの寿命は摩耗故障に負うところが大き
いので、従来のように一律に予備吐出を行うのではな
く、非使用ノズルのみ予備吐出を行う本発明によれば、
ノズル毎の使用頻度のばらつきを押えてBJヘッドの寿命
を増す効果も得られた。 さらに、MPU等で非使用ノズルの処理を行う方式に比
して、吐出回復処理のために記録データに応じて使用/
非使用データを管理する等の処理を増やさなくてよいこ
とから、MPU等の負担が少なくなり、高速記録が可能と
なる効果も得られる。 さらに加えて、本発明はゲートアレイ化が容易でり、
小型かつ廉価に提供可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、 第2図は第1図における出力データラッチ部の一構成例
を示す回路図、 第3図は第1図における出力データラッチ制御装置の一
構成例を示す回路図、 第4図は第1図示の回路を用いた予備吐出の制御系の一
構成例を示すブロック図、 第5図は第4図示の制御系による吐出回復処理手順の一
例を示すフローチャート、 第6図は本発明の第2の実施例を示すブロック図、 第7図は第6図における出力データラッチ部の一構成例
を示す回路図、 第8図は本発明を適用可能なインクジェットプリンタの
一例を示す平面図である。 1〜3……入力バッファ、 4……ステータスコントローラ、 5……コマンドレジスタ、 6……ビット反転器、 7……記録データラッチコントローラ、 8……ヒートコントローラ、 9〜14……記録データラッチ部、 15〜20,65〜70……出力制御回路、 21〜27,35……出力バッファ、 28〜33……出力データラッチ部、 34……出力データラッチ制御装置、 102……記録ヘッド、 206……キャップ系、 300……MPU。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.インクを吐出する複数のノズルを有し、MPUによっ
    て記録を制御するインクジェット記録装置において、 前記複数のノズルのそれぞれに対応して設けられ、前記
    MPUの指令に基づいてリセットされる複数のラッチ回路
    であって、各ノズルからのインク吐出のために供給され
    る記録データが前記複数のノズルのそれぞれに対応して
    入力され、前記MPUによってリセットされるまでの期間
    に、対応するノズルからインクが吐出されないことを示
    す非使用データを保持する複数のラッチ回路と、 前記MPUが指示するタイミングで、前記複数のラッチ回
    路に保持された非使用データに基づいて対応するノズル
    に対して予備吐出を行わせる制御手段とを有することを
    特徴とするインクジェット記録装置。 2.前記制御手段は、前記MPUが前記複数のラッチ回路
    に保持された非使用データを読み出し、読み出した非使
    用データに基づいて前記MPUが前記複数のノズルに対し
    て予備吐出を行わせることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のインクジェット記録装置。 3.前記制御手段は、前記複数のラッチ回路に保持され
    た非使用データを前記記録データと切り換えて、前記複
    数のノズルからインクを供給させるデータとして供給す
    る選択回路を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のインクジェット記録装置。 4.前記複数のラッチ回路の各々は、クリア端子に前記
    MPUのリセット指令が入力し、クロック端子に対応する
    ノズルへの前記記録データが入力し、データ入力端子に
    基準電位が入力することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のインクジェット記録装置。
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