JP2844331B2 - Atmフィルタ方式 - Google Patents

Atmフィルタ方式

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JP2844331B2
JP2844331B2 JP28976096A JP28976096A JP2844331B2 JP 2844331 B2 JP2844331 B2 JP 2844331B2 JP 28976096 A JP28976096 A JP 28976096A JP 28976096 A JP28976096 A JP 28976096A JP 2844331 B2 JP2844331 B2 JP 2844331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asyn
chronous Transfer Mode)通信
方式において、中継ノードにおけるメディアスケーリン
グが可能なATMフィルタ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の中継ノードにおけるメデ
ィアスケーリングの方式については、1995年学術情
報センター国際シンポジウム「超高速情報通信網の形
成」において、瀬林氏等により発表された論文「品質保
証型ATMマルチキャスト通信方式」等に示されてい
る。この論文には、2つの通信方式が紹介されている。
この2つの方式は、ともに転送情報をその優先度に応じ
てそのうちの1つを受信しただけでも意味のある情報と
なるように複数のサブストリームに分割する方式であ
る。例えば、動画像の転送における空間解像度,時間解
像度をサブストリームの数で調節できる。上記2つの方
式のうちの第1の方式は、全てのセルの1ビットのセル
損失優先表示(CLP:Cell Loss Prio
rity)フィールドを用いてサブストリームに分割す
る方式であり、また第2の方式は分割したサブストリー
ム毎にVC(Virtual Channel;バーチ
ャルチャネル)を割り当てる方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サブストリー
ムをセル損失優先表示により分割する第1の方式の場合
は、この表示フィールドが1ビット分のために2分割し
かできず、さらに情報の廃棄が端末の都合ではなく中継
ノードの輻輳によって起こるという問題がある。また、
サブストリーム毎にVCを割り当てる第2の方式の場合
は、特に転送する情報が動画像のような連続メディアで
あるときには、VC間の同期の問題が深刻になる。本発
明は以上のような問題に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、1つのVCの中で転送情報をサ
ブストリームに分割し、中継ノードの輻輳とは独立にサ
ブストリームを取捨が可能なATMフィルタ方式を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、発信端末において転送情報をサブス
トリームに分割し、サブストリームの各情報のフレーム
の先頭にサブストリーム識別のためのセルを付与し、1
つのVCで転送する手段を設け、サブストリームの識別
を行うようにしたものである。この結果、1つのVC内
で、転送情報サブストリーム識別のためのセルに許容さ
れるフィールド長で表現できる数のサブストリームへの
分割が可能になる。また、異なるVCに異なるサブスト
リームを割り当てたときに引き起こされる同期の問題も
解消できる。また、中継ノードにおいて、着信端末のア
ドレスと取捨するサブストリームリストの組み合わせを
登録するテーブル(第2のテーブル)を保持する手段を
設けて、そのテーブルに基づきサブストリームの取捨を
行い、着信端末毎に転送するサブストリームを制限する
ようにしたものである。この結果、中継ノードから着信
端末までの回線で着信端末にとって不要な情報を送らな
いで済むため、回線の帯域の無駄な使用を防止できる。
また、中継ノードにおいてサブストリーム取捨のための
判断テーブル(決定テーブル;第1のテーブル)を保持
する手段を設け、端末からのメッセージで取捨するサブ
ストリームを登録するようにしたものである。この結
果、端末からのメッセージで取捨すべきサブストリーム
を指定できる。また、サブストリームの取捨のための判
断テーブルを保持する手段を設け、保守コマンドにより
廃棄するサブストリームを登録するようにしたものであ
る。この結果、中継ノードの保守コマンドで取捨するサ
ブストリームを指定できる。また、中継ノードにおいて
管理される着信端末のアドレスと取捨するサブストリー
ムリストの組み合わせを登録するテーブルを保持する手
段を設け、端末からのメッセージにより情報を登録し、
呼設定時にサブストリームの取捨のための判断テーブル
に、取捨するサブストリームを登録するようにしたのも
のである。この結果、端末からのメッセージで取捨する
サブストリームを指定できる。また、中継ノードにおい
て管理される着信端末のアドレスと取捨するサブストリ
ームリストの組み合わせを登録するテーブルを保持する
手段を設け、保守コマンドにより情報を登録し、呼設定
時にサブストリームの取捨のための判断テーブルに、取
捨するサブストリームを登録するようにしたのものであ
る。この結果、中継ノードの保守コマンドで取捨するサ
ブストリームを指定できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明を適用したATMネットワ
ークの構成を示すブロック図である。同図において、1
は発信端末、2はATM網内のATMフィルタリングス
イッチ、3,4は着信端末である。
【0006】また、図2は図1に示すフィルタリングス
イッチ2におけるサブストリームが取捨される様子を示
す説明図である。同図において、5は入側VC、15,
18は出側VCである。また、6,9はサブストリーム
#1の情報フレーム、11,14はサブストリーム#1
の情報フレーム6,9がATMフィルタリングスイッチ
2を通って出側VC#1(15)転送されたサブストリ
ーム#1の情報フレーム、16,17はサブストリーム
#1の情報フレーム6,9がATMフィルタリングスイ
ッチ2を通って出側VC#2(18)に転送されたサブ
ストリーム#1の情報フレームである。
【0007】また、7はサブストリーム#3の情報フレ
ーム、12はサブストリーム#3の情報フレーム7がA
TMフィルタリングスイッチ2を通って出側VC#1
(15)に転送されたサブストリーム#3の情報フレー
ム、8はサブストリーム#2の情報フレーム、13はサ
ブストリーム#2の情報フレーム8がATMフィルタリ
ングスイッチ2を通って出側VC#1(15)に転送さ
れたサブストリーム#2の情報フレームである。
【0008】次に、図3は図2に示すATMフィルタリ
ングスイッチ2で管理されるサブストリーム取捨の決定
テーブルである。同図において、19,22は入側VC
に対応して登録された出側VC、21,24は出側VC
19,22にそれぞれ対応して登録された廃棄サブスト
リーム番号のリストである。なお、20,23は制御フ
ラグである。
【0009】次に、図4は図2に示すATMフィルタリ
ングスイッチ2におけるフィルタのサイクルのフローで
ある。なお、図4において「Y」は「YES」(肯定)
意味し、「N」は「NO」(否定)を意味するものとす
る。図2の説明図を中心に、図4のフロー及び図3のサ
ブストリーム取捨の決定テーブルを参照しながら本発明
の要部動作を説明する。図2において、入側のVC5か
ら3つのサブストリームがATMフィルタリングスイッ
チ2に流れ込んでいる。ここで、出側のVC#1(図2
の符号15)には全てのサブストリームが転送され、出
側のVC#2(図2の符号18)にはサブストリーム#
1のみが転送されている。
【0010】このような状態は、図3のサブストリーム
取捨の決定テーブルにおいて、入力VC(図2の符号
5)に対応して出力VC#1(図2の符号15)と出力
VC#2(図2の符号18)が登録され、VC#1に対
応してサブストリームリスト21には登録せず、VC#
2に対応してサブストリームリスト24にサブストリー
ム#2及びサブストリーム#3を登録することで達成さ
れる。
【0011】図2において、サブストリーム#1の情報
フレーム9がATMフィルタリングスイッチ2の入側ポ
ートに到着すると、入側ポートからセルを取り出して
(図4のステップS1)、入力VCを参照する(図4の
ステップS2)と共に、入力VCからサブストリーム取
捨の決定テーブルを索引し(図4のステップS3)、出
力VC(図3の符号19,22)と対応する廃棄サブス
トリーム番号のリスト(図3の符号21,24)を取り
出す(図4のステップS4)。
【0012】この場合、入力VCからセル1個を取り出
す毎に出側VCにセルを送るか否かを判定する(図4の
ステップS6〜ステップS13)。即ち、まず上記セル
がサブストリーム識別セルか否かを判定し(図4のステ
ップS7)、サブストリーム識別セルであれば、廃棄サ
ブストリームリストにそのセルの情報が示すサブストリ
ームがあるか否かを判定する(図4のステップS9)。
ここで、ステップS9の判定が「Y」の場合は、図3の
サブストリート取捨の決定テーブルにおいて、上記のセ
ルの示すサブストリート番号のエントリにある制御フラ
グ、つまり図2のVC#1(15)に対しては図3の符
号20に示す制御フラグFLG#1に、また図2のVC
#2(18)に対しては図3の符号23に示す制御フラ
グFLG#2にそれぞれYESを設定する(図4のステ
ップS11)。また、図4のステップS9の判定が
「N」となる場合は、制御フラグにNOを設定し(図4
のステップS10)、セルを出側VCに送る(図4のス
テップS12)。
【0013】続いて、次の入力セルを取り出して同様に
サブストリーム識別セルか否かを判定し(図4のステッ
プS7)、サブストリーム識別セルであれば上記と同様
の処理を行う。また、サブストリーム識別セルでなけれ
ば、図4のステップS4で取り出した制御フラグを参照
して、該当フラグにYES、或いはNOが設定されてい
るか否かを判定する(図4のステップS8)。そして、
制御フラグにNOが設定されていれば上記セルを出側V
Cへ送り(図4のステップ12)、YESが設定されて
いればなにもせずに次のVCの処理を行う(図4のステ
ップS13)。ここで情報フレーム(図2の符号9)は
サブストリーム#1であり、図3のサブストリーム取捨
の決定テーブルのエントリ(図3の符号21,24)に
は登録されていないので、全てのセルが図2のVC#1
(15)及びVC#2(18)に送られ、それぞれ情報
フレーム14,17を構成する。
【0014】また、図2の情報フレーム8はサブストリ
ーム#2であり、図3のサブストリーム取捨の決定テー
ブルのエントリ21には登録されていないが、エントリ
24には登録されているので、VC#1(15)に送ら
れて情報フレーム13を構成するが、VC#2(18)
に送られることはない。また、図2の情報フレーム7は
サブストリーム#3であり、図3のサブストリーム取捨
の決定テーブルのエントリ21には登録されていない
が、エントリ24には登録されているので、VC#1
(15)に送られて情報フレーム12を構成するが、V
C#2(18)に送られることはない。また、図2の情
報フレーム6はサブストリーム#1であり、図3のサブ
ストリーム取捨の決定テーブルのエントリ21,24に
は登録されていないので、情報フレームを構成する全て
のセルが図2のVC#1(15)及びVC#2(18)
に送られ、それぞれ情報フレーム11,16を構成す
る。
【0015】次に、図5はATMフィルタリングスイッ
チ2で管理される着信端末3,4のアドレスと取捨する
サブストリームの組み合わせを登録するテーブルであ
る。同図において、25は着端末(着信端末)のアドレ
スから索引される廃棄サブストリーム番号のリストを示
す。
【0016】また、図6は保守コマンド及び通信端末か
らのメッセージにより、サブストリーム取捨の決定テー
ブルに対する情報の設定状況、或いは着信端末アドレス
と取捨するサブストリームリストの組み合わせを登録す
るテーブルに対する情報の設定状況を説明するための説
明図である。同図において、27は保守端末、28は図
3のサブストリーム取捨の決定テーブルと図5の着信端
末アドレスと取捨するサブストリームの組み合わせを登
録するテーブルとを設けたデータベース、29,30は
データベース28に情報を登録する通信端末である。
【0017】図6の説明図を中心に、図3及び図5を参
照しながらデータベース28への情報設定動作を説明す
る。保守端末27から保守コマンドにより、データベー
ス28内にある図3に示すサブストリーム取捨の決定テ
ーブル、または図5に示す着信端末アドレスと取捨する
サブストリームリストの組み合わせを登録するテーブル
に情報を設定する。また、通信端末29,30は、メッ
セージによりデータベース28内にある図3に示すサブ
ストリーム取捨の決定テーブル、または図5に示す着信
端末アドレスと取捨するサブストリームリストの組み合
わせを登録するテーブルに情報を設定する。
【0018】次に、図7は呼設定時に着信端末のアドレ
スと取捨するサブストリームリストの組み合わせを登録
するテーブルに該当の着アドレスの登録があるときのサ
ブストリーム取捨の決定テーブルへの登録状況を示すフ
ローである。即ち、呼設定時には、図5に示すATMフ
ィルタリングスイッチ2ではまず、通常の呼処理で着信
端末に対応するVC識別番号を決定する(図7のステッ
プS14)。次に、図5に示す着信端末のアドレスと取
捨するサブストリームリストの組み合わせを登録するテ
ーブルを参照し、該当の着信端末のアドレスに登録があ
るか否かを判断する(図7のステップS15)。該当の
着信端末のアドレスに登録があれば、図3に示すサブス
トリーム取捨の決定テーブルに、サブストリームのリス
トを登録する(図7のステップS16)。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
信端末において転送情報をサブストリームに分割し、サ
ブストリームの各情報のフレームの先頭にサブストリー
ム識別のためのセルを付与し、1つのVCで転送する手
段を設け、サブストリームの識別を行うようにしたの
で、1つのVC内で、転送情報サブストリーム識別のた
めのセルに許容されるフィールド長で表現できる数のサ
ブストリームへの分割が可能になる。また、異なるVC
に異なるサブストリームを割り当てたときに引き起こさ
れる同期の問題も解消できる。また、中継ノードにおい
て、サブストリームの取捨を行う手段を設け、着信端末
毎に転送するサブストリームを制限するようにしたの
で、中継ノードから着信端末までの回線で着信端末にと
って不要な情報を送らないで済むため、回線の帯域の無
駄な使用を防止できる。また、中継ノードにおいてサブ
ストリーム取捨のための判断テーブルを保持する手段を
設け、端末からのメッセージで取捨するサブストリーム
を登録するようにしたので、端末からのメッセージで取
捨すべきサブストリームを指定できる。また、サブスト
リームの取捨のための判断テーブルを保持する手段を設
け、保守コマンドにより廃棄するサブストリームを登録
するようにしたので、中継ノードの保守コマンドで取捨
するサブストリームを指定できる。また、ATMフィル
タリングスイッチ(中継ノード)において管理される着
信端末のアドレスと取捨するサブストリームリストの組
み合わせを登録するテーブルを保持する手段を設け、端
末からのメッセージにより情報を登録し、呼設定時にサ
ブストリームの取捨のための判断テーブルに、取捨する
サブストリームを登録するようにしたので、端末からの
メッセージで取捨するサブストリームを指定できる。ま
た、ATMフィルタリングスイッチ(中継ノード)にお
いて管理される着信端末のアドレスと取捨するサブスト
リームリストの組み合わせを登録するテーブルを保持す
る手段を設け、保守コマンドにより情報を登録し、呼設
定時にサブストリームの取捨のための判断テーブルに、
取捨するサブストリームを登録するようにしたので、中
継ノードの保守コマンドで取捨するサブストリームを指
定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したATMネットワークの構成
を示すブロック図である。
【図2】 ATMネットワーク内のATMフィルタリン
グスイッチにおいてサブストリームが取捨される様子を
示す説明図である。
【図3】 ATMフィルタリングスイッチにおいて管理
されるサブストリーム取捨の決定テーブルを示す図であ
る。
【図4】 ATMフィルタリングスイッチにおけるフィ
ルタのサイクル動作を示すフローである。
【図5】 ATMフィルタリングスイッチにおいて管理
される着信端末のアドレスと取捨するサブストリームリ
ストの組み合わせを登録するテーブルを示す図である。
【図6】 保守コマンド及び通信端末からのメッセージ
により、サブストリーム取捨の決定テーブル、或いは着
信端末のアドレスと取捨するサブストリームリストの組
み合わせを登録するテーブルに情報を設定する様子を示
す説明図である。
【図7】 呼設定時に着信端末のアドレスと取捨するサ
ブストリームリストの組み合わせを登録するテーブルに
該当の着アドレスがあるときのサブストリーム取捨の決
定テーブルへの登録状況を示すフローである。
【符号の説明】
1…発信端末、2…ATMフィルタリングスイッチ、
3,4…着信端末、5…入側VC、6,9,11,1
4,16,17…サブストリーム#1の情報フレーム、
7,12…サブストリーム#3の情報フレーム、8,1
3…サブストリーム#2の情報フレーム、15,18…
出側VC、27…保守端末、28…データベース、2
9,30…通信端末。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継ノードを含むATM網を介し発信端
    末と着信端末とで通信を行うATM通信において、発信
    端末で転送情報をサブストリームに分割すると共に、前
    記サブストリームの各情報フレームの先頭にサブストリ
    ーム識別のためのセルを付与して同一VCで転送し、中
    継ノードにおいてはサブストリームの取捨のための第1
    のテーブルを保持し、この第1のテーブルに基づいてサ
    ブストリームの取捨を行うことを特徴とするATMフィ
    ルタ方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記中継ノードに、着信端末のアドレスと取捨するサブ
    ストリームリストの組み合わせを登録する第2のテーブ
    ルを保持することを特徴とするATMフィルタ方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 取捨するサブストリームを任意の端末からのメッセージ
    により前記第1のテーブルに登録することを特徴とする
    ATMフィルタ方式。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 着信端末のアドレスと取捨するサブストリームリストの
    組み合わせを任意の端末からのメッセージにより第2の
    テーブルに登録することを特徴とするATMフィルタ方
    式。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4において、 取捨するサブストリームを保守コマンドにより前記第1
    のテーブルに登録することを特徴とするATMフィルタ
    方式。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 着信端末のアドレスと取捨するサブストリームリストの
    組み合わせを保守コマンドによって前記第2のテーブル
    に登録することを特徴とするATMフィルタ方式。
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