JP2848032B2 - 軸受装置 - Google Patents
軸受装置Info
- Publication number
- JP2848032B2 JP2848032B2 JP17015391A JP17015391A JP2848032B2 JP 2848032 B2 JP2848032 B2 JP 2848032B2 JP 17015391 A JP17015391 A JP 17015391A JP 17015391 A JP17015391 A JP 17015391A JP 2848032 B2 JP2848032 B2 JP 2848032B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining material
- projection
- bearing device
- thickness
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸受装置に係り、特に外
周部に位置決め用の突起部を設けた軸受装置に関する。
周部に位置決め用の突起部を設けた軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、位置決め用の突起部を設けた軸受
装置については、例えば、実開昭 59-110308号公報に開
示されたものがある。この公報に開示された軸受装置は
内燃機関のクランク軸の軸受装置であり、軸受装置の外
周部の一部に突起部が形成されている。そして、この突
起部を軸受装置が装着されるハウジングに形成された凹
部に嵌合することにより、軸受装置がハウジングに装着
される構成である。この突起部の作用により、軸受装置
はハウジングに対して周方向、及び軸方向において位置
決めされる。
装置については、例えば、実開昭 59-110308号公報に開
示されたものがある。この公報に開示された軸受装置は
内燃機関のクランク軸の軸受装置であり、軸受装置の外
周部の一部に突起部が形成されている。そして、この突
起部を軸受装置が装着されるハウジングに形成された凹
部に嵌合することにより、軸受装置がハウジングに装着
される構成である。この突起部の作用により、軸受装置
はハウジングに対して周方向、及び軸方向において位置
決めされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の軸受装置に
おいて軸が回転した場合、突起部は、軸と共に回転しよ
うとする軸受装置のハウジングに対する廻り止めとして
作用し、この場合、突起部は軸受装置の周方向の力を受
ける。また、突起部は軸受装置がハウジングに固定され
る際の軸方向の位置決め部材としても作用しており、こ
の場合は軸が回転すると、軸方向の力を受ける。このた
め、突起部が設けられている部分に対応した軸受装置の
軸受面には、突起部が形成されていない部分の軸受面に
比べて大きな応力が作用する。
おいて軸が回転した場合、突起部は、軸と共に回転しよ
うとする軸受装置のハウジングに対する廻り止めとして
作用し、この場合、突起部は軸受装置の周方向の力を受
ける。また、突起部は軸受装置がハウジングに固定され
る際の軸方向の位置決め部材としても作用しており、こ
の場合は軸が回転すると、軸方向の力を受ける。このた
め、突起部が設けられている部分に対応した軸受装置の
軸受面には、突起部が形成されていない部分の軸受面に
比べて大きな応力が作用する。
【0004】従って、軸受装置が裏金の軸受面にライニ
ング材を設けた層状構造の場合、突起部の部分の内周部
に設けられたライニング材の疲労が、他の部分の疲労に
比べて特に増加してしまう。このため、突起部が設けら
れた部分を起点としてライニング材にクラック等の損傷
が発生したり、また、ライニング材が裏金から剥離して
しまう恐れがあり問題とされている。
ング材を設けた層状構造の場合、突起部の部分の内周部
に設けられたライニング材の疲労が、他の部分の疲労に
比べて特に増加してしまう。このため、突起部が設けら
れた部分を起点としてライニング材にクラック等の損傷
が発生したり、また、ライニング材が裏金から剥離して
しまう恐れがあり問題とされている。
【0005】そこで本発明は上記課題に鑑みなされたも
ので、外周部に位置決め用の突起部を設けた軸受装置に
おいても、ライニング材の損傷を防止した軸受装置を提
供することを目的とする。
ので、外周部に位置決め用の突起部を設けた軸受装置に
おいても、ライニング材の損傷を防止した軸受装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、裏金の内周側に、表面が平坦な軸受面とな
るようにライニング材を設け、前記裏金の外周部に位置
決め用の突起部を設けた軸受装置において、前記突起部
に対応する内周部分の前記ライニング材の厚さ寸法を、
前記突起部以外の部分に対応する前記ライニング材の厚
さ寸法に比べて大とした構成である。
に本発明は、裏金の内周側に、表面が平坦な軸受面とな
るようにライニング材を設け、前記裏金の外周部に位置
決め用の突起部を設けた軸受装置において、前記突起部
に対応する内周部分の前記ライニング材の厚さ寸法を、
前記突起部以外の部分に対応する前記ライニング材の厚
さ寸法に比べて大とした構成である。
【0007】
【作用】突起部に対応する内周部分のライニング材の厚
さ寸法を、突起部以外の部分に対応するライニング材の
厚さ寸法に比べて大としたことにより、突起部の部分に
おけるライニング材自体の強度が増す。また、突起部が
設けられている部分と、設けられていない部分との間で
厚さ寸法の異なるライニング材は、その間に段差を有し
て裏金に設けられた構成となり、これによって、ライニ
ング材と裏金との接着強度が増す。
さ寸法を、突起部以外の部分に対応するライニング材の
厚さ寸法に比べて大としたことにより、突起部の部分に
おけるライニング材自体の強度が増す。また、突起部が
設けられている部分と、設けられていない部分との間で
厚さ寸法の異なるライニング材は、その間に段差を有し
て裏金に設けられた構成となり、これによって、ライニ
ング材と裏金との接着強度が増す。
【0008】
【実施例】図1は本発明になる軸受装置の一実施例の斜
視図を示す。本実施例の軸受装置は内燃機関のクランク
軸に使用される軸受装置である。尚、同図には軸受装置
のうち下部軸受のみが図示されており、実際には同一構
成の上部軸受が突き合わされて軸の周囲に設けられ、1
組の軸受装置を構成する。
視図を示す。本実施例の軸受装置は内燃機関のクランク
軸に使用される軸受装置である。尚、同図には軸受装置
のうち下部軸受のみが図示されており、実際には同一構
成の上部軸受が突き合わされて軸の周囲に設けられ、1
組の軸受装置を構成する。
【0009】同図中、下部軸受1は、大略、鉄製の裏金
2の内周側の軸受面に、柔らかいホワイトメタル、ケル
メットメタル、またはアルミニウム合金によるライニン
グ材3が設けられた構成である。
2の内周側の軸受面に、柔らかいホワイトメタル、ケル
メットメタル、またはアルミニウム合金によるライニン
グ材3が設けられた構成である。
【0010】図2は図1に示す下部軸受1がハウジング
10に装着された状態の部分拡大平面図であり、下部軸
受1の一方の端面1aの周囲部を図示している。
10に装着された状態の部分拡大平面図であり、下部軸
受1の一方の端面1aの周囲部を図示している。
【0011】図1,2において、裏金2の外周部には、
裏金2の端面2aの部分において最大に半径方向外側に
突出し、周方向に沿ってその高さ寸法を徐々に低くし
た、くさび形状の突起部4が形成されている。また、裏
金2の上記突起部4が形成された部分の内周面には、突
起部4の形状に対応した形状の凹部5が形成されてお
り、ライニング材3は、突起分4が設けられていない部
分より凸状とされた凸部6によりこの凹部5を完全に埋
めるように設けられている。
裏金2の端面2aの部分において最大に半径方向外側に
突出し、周方向に沿ってその高さ寸法を徐々に低くし
た、くさび形状の突起部4が形成されている。また、裏
金2の上記突起部4が形成された部分の内周面には、突
起部4の形状に対応した形状の凹部5が形成されてお
り、ライニング材3は、突起分4が設けられていない部
分より凸状とされた凸部6によりこの凹部5を完全に埋
めるように設けられている。
【0012】従って、図2に示すように、ライニング材
3の突起部4の部分における厚さ寸法t2 は、上記凸部
6の厚さ寸法を含んでいるため、突起部4が設けられて
いない部分におけるライニング材3の厚さ寸法t1 に比
べて厚く形成されている(t 1 <t2 )。尚、突起部4
が設けられていない部分におけるライニング材3の厚さ
寸法t1は、軸受機能として十分な厚さ寸法以上の寸法
とされている。
3の突起部4の部分における厚さ寸法t2 は、上記凸部
6の厚さ寸法を含んでいるため、突起部4が設けられて
いない部分におけるライニング材3の厚さ寸法t1 に比
べて厚く形成されている(t 1 <t2 )。尚、突起部4
が設けられていない部分におけるライニング材3の厚さ
寸法t1は、軸受機能として十分な厚さ寸法以上の寸法
とされている。
【0013】また、ハウジング10の下部軸受1の装着
面には、突起部4に対応した位置、形状の凹部10aが
形成されており、下部軸受1は、突起部4を凹部10a
に嵌合させてハウジング10に装着される。
面には、突起部4に対応した位置、形状の凹部10aが
形成されており、下部軸受1は、突起部4を凹部10a
に嵌合させてハウジング10に装着される。
【0014】一般に軸受装置は、軸(図示せず)が回転
した場合、軸との摩擦力により軸と共に周方向(図1
中、C−D方向)に回転しようとする力を受ける。ここ
で、下部軸受1に設けられた突起部4は、上記の如くく
さび形状をなし、且つハウジング10の凹部10aに嵌
合している。このため、突起部4は下部軸受1のハウジ
ング10に対する廻り止めとして作用し、軸受装置の回
転を防止している。また、突起部4は、凹部10aに嵌
合されることにより、下部軸受1をハウジング10に装
着する場合の軸方向(図1中、A−B方向)の位置決め
部材としても作用している。
した場合、軸との摩擦力により軸と共に周方向(図1
中、C−D方向)に回転しようとする力を受ける。ここ
で、下部軸受1に設けられた突起部4は、上記の如くく
さび形状をなし、且つハウジング10の凹部10aに嵌
合している。このため、突起部4は下部軸受1のハウジ
ング10に対する廻り止めとして作用し、軸受装置の回
転を防止している。また、突起部4は、凹部10aに嵌
合されることにより、下部軸受1をハウジング10に装
着する場合の軸方向(図1中、A−B方向)の位置決め
部材としても作用している。
【0015】このため、軸受装置上で軸が回転すると、
突起部4には周方向の力と、軸方向の力が同時に作用
し、上記凸部6を含んだ突起部4の部分におけるライニ
ング材3には、突起部4が形成されていない部分におけ
るライニング材3に比べて大きな応力が裏金2を介して
作用する。
突起部4には周方向の力と、軸方向の力が同時に作用
し、上記凸部6を含んだ突起部4の部分におけるライニ
ング材3には、突起部4が形成されていない部分におけ
るライニング材3に比べて大きな応力が裏金2を介して
作用する。
【0016】ここで、本実施例の軸受装置においては、
上記の如く突起部4の部分のライニング材3が、突起部
4が形成されていない部分のライニング材3に比べて厚
く形成されている。このため、ライニング材3は突起部
4の部分において、他の部分よりも大きな強度を有して
おり、上記の如くこの部分に大きな応力が作用しても歪
み量が小さくなる。その結果、上記応力によって突起部
4の部分のライニング材3にクラック等の損傷が発生す
ることが防止される。
上記の如く突起部4の部分のライニング材3が、突起部
4が形成されていない部分のライニング材3に比べて厚
く形成されている。このため、ライニング材3は突起部
4の部分において、他の部分よりも大きな強度を有して
おり、上記の如くこの部分に大きな応力が作用しても歪
み量が小さくなる。その結果、上記応力によって突起部
4の部分のライニング材3にクラック等の損傷が発生す
ることが防止される。
【0017】更に、ライニング材3は、突起部4の部分
において凸部6を裏金2の凹部5に嵌合した構成となる
ため、突起部4の部分において、ライニング材3と裏金
2との接着強度が増大する。従って、突起部4の部分の
ライニング材3に上記応力が作用しても、ライニング材
3が裏金2から剥離してしまうことが防止される。
において凸部6を裏金2の凹部5に嵌合した構成となる
ため、突起部4の部分において、ライニング材3と裏金
2との接着強度が増大する。従って、突起部4の部分の
ライニング材3に上記応力が作用しても、ライニング材
3が裏金2から剥離してしまうことが防止される。
【0018】このように、本実施例の軸受装置によれ
ば、突起部4の部分のライニング材3自体の強度と、ラ
イニング材3と裏金2との接着強度が共に増加するた
め、上記の如く突起部4の部分に大きな応力が作用した
場合であっても、従来発生が恐れられていたライニング
材3の損傷、剥離等を確実に防止することができる。
ば、突起部4の部分のライニング材3自体の強度と、ラ
イニング材3と裏金2との接着強度が共に増加するた
め、上記の如く突起部4の部分に大きな応力が作用した
場合であっても、従来発生が恐れられていたライニング
材3の損傷、剥離等を確実に防止することができる。
【0019】次に、図1に示す下部軸受1の製造方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0020】図3は本発明になる軸受装置の製造方法の
一例を説明する図である。
一例を説明する図である。
【0021】先ず第1に、図3(A)に示すように、完
成状態のライニング材3(突起部4が設けられていない
部分)の厚さ寸法t1 に、図2に示す突起部4の突起量
t3 を加えた厚さ寸法t1 +t3 で、ライニング材3A
を裏金2の内周面に厚く形成する。
成状態のライニング材3(突起部4が設けられていない
部分)の厚さ寸法t1 に、図2に示す突起部4の突起量
t3 を加えた厚さ寸法t1 +t3 で、ライニング材3A
を裏金2の内周面に厚く形成する。
【0022】次に、図3(B)に示すように、表面層3
Aの内周面側からプレス加工を施し、裏金2の外周部
に、端面2aの部分において突起量の寸法がt3 となる
突起部4を形成する。この時、ライニング材3A、及び
裏金2の全体が突起量t3 分、突起部4の突起方向へ変
形せしめられる。従って、この時に裏金2の内周面に上
記凹部5が、また、ライニング材3Aの外周面に凸部6
が形成される。更に、ライニング材3Aの内周面には深
さ寸法t3のくぼみ部3aが形成される。
Aの内周面側からプレス加工を施し、裏金2の外周部
に、端面2aの部分において突起量の寸法がt3 となる
突起部4を形成する。この時、ライニング材3A、及び
裏金2の全体が突起量t3 分、突起部4の突起方向へ変
形せしめられる。従って、この時に裏金2の内周面に上
記凹部5が、また、ライニング材3Aの外周面に凸部6
が形成される。更に、ライニング材3Aの内周面には深
さ寸法t3のくぼみ部3aが形成される。
【0023】従って、同図に示すように、くぼみ部3a
の底部と、突起部4が形成されていない部分におけるラ
イニング材3Aの外周面との間の厚さ寸法は、当初のラ
イニング材3Aの厚さ寸法t1 +t3 から、くぼみ部3
aの深さ寸法t3 が引かれた寸法t1 となる。
の底部と、突起部4が形成されていない部分におけるラ
イニング材3Aの外周面との間の厚さ寸法は、当初のラ
イニング材3Aの厚さ寸法t1 +t3 から、くぼみ部3
aの深さ寸法t3 が引かれた寸法t1 となる。
【0024】そして最後に、図3(C)に示すように、
深さ寸法t3 のくぼみ部3aが無くなるまで、ライニン
グ材3Aの内周面を軸方向にブローチ加工して切削す
る。これにより、軸受面として好ましくないくぼみ部3
aを排除し、且つ、突起部4が形成されていない部分に
おいて、所定の厚さ寸法t1のライニング材3を形成す
ることができる。また、突起部4の部分においては、厚
さ寸法t1 より突起量t 3 分、厚くされた厚さ寸法t1
+t3 (=t2 )のライニング材3が形成される。
深さ寸法t3 のくぼみ部3aが無くなるまで、ライニン
グ材3Aの内周面を軸方向にブローチ加工して切削す
る。これにより、軸受面として好ましくないくぼみ部3
aを排除し、且つ、突起部4が形成されていない部分に
おいて、所定の厚さ寸法t1のライニング材3を形成す
ることができる。また、突起部4の部分においては、厚
さ寸法t1 より突起量t 3 分、厚くされた厚さ寸法t1
+t3 (=t2 )のライニング材3が形成される。
【0025】図4は本発明になる軸受装置の製造方法の
他の例を説明する図である。
他の例を説明する図である。
【0026】図3にて説明した製造方法においては、最
初に厚さ寸法t1 +t3 のライニング材3Aを下部軸受
1の裏金2の内周面の全面に設け、突起部4、及び凸部
6を形成した後、ブローチ加工により厚さ寸法t1 のラ
イニング材3を裏金2の内周面に形成していた。
初に厚さ寸法t1 +t3 のライニング材3Aを下部軸受
1の裏金2の内周面の全面に設け、突起部4、及び凸部
6を形成した後、ブローチ加工により厚さ寸法t1 のラ
イニング材3を裏金2の内周面に形成していた。
【0027】本製造方法では、図4(A)に示すよう
に、突起部4が設けられる端面2a付近のみに厚さ寸法
t1 +t3 の部材3bを、厚さ寸法t1 の完成状態のラ
イニング材3に連続して形成する。
に、突起部4が設けられる端面2a付近のみに厚さ寸法
t1 +t3 の部材3bを、厚さ寸法t1 の完成状態のラ
イニング材3に連続して形成する。
【0028】そして、図4(B)に示すように、上記製
造方法と同様に、部材3bに内周面側からプレス加工を
施し、裏金2の外周部に突起部4を、また、ライニング
材3の外周面に凸部6を形成する。本製造方法では、こ
の段階において部材3bに形成されたくぼみ部3aの底
面が、完成状態のライニング材3の内周面3cと一致し
ている。
造方法と同様に、部材3bに内周面側からプレス加工を
施し、裏金2の外周部に突起部4を、また、ライニング
材3の外周面に凸部6を形成する。本製造方法では、こ
の段階において部材3bに形成されたくぼみ部3aの底
面が、完成状態のライニング材3の内周面3cと一致し
ている。
【0029】そして最後に、図4(C)に示すように、
部材3bの部分を厚さ寸法t3 分、軸方向にブローチ加
工することにより、部材3b下部に当初より形成されて
いた完成状態のライニング材3に連続した厚さ寸法t1
のライニング材3を全面に形成することができる。ま
た、突起部4の部分においては、寸法t3 の凸部6を含
んだ厚さ寸法t1 +t3 のライニング材3が形成され
る。
部材3bの部分を厚さ寸法t3 分、軸方向にブローチ加
工することにより、部材3b下部に当初より形成されて
いた完成状態のライニング材3に連続した厚さ寸法t1
のライニング材3を全面に形成することができる。ま
た、突起部4の部分においては、寸法t3 の凸部6を含
んだ厚さ寸法t1 +t3 のライニング材3が形成され
る。
【0030】このように、本製造方法によれば、上記製
造方法に比べて、突起部4を形成した後、ブローチ加工
によりライニング材3を切削する部分が少なくなり、加
工作業が簡単となると共に、ライニング材3の歩留まり
が向上し、軸受装置のコスト低減を図ることができる。
造方法に比べて、突起部4を形成した後、ブローチ加工
によりライニング材3を切削する部分が少なくなり、加
工作業が簡単となると共に、ライニング材3の歩留まり
が向上し、軸受装置のコスト低減を図ることができる。
【0031】尚、図1,2に示した実施例の軸受装置に
おいては、突起部4の軸方向の幅寸法と同一寸法で、厚
さ寸法t2 を有し他の部分よりも厚く形成されたライニ
ング材3が設けられているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、突起部4よりも軸方向において幅広と
された範囲で、他の部分よりも厚く形成されたライニン
グ材3が設けられた構成のものであってもよい。
おいては、突起部4の軸方向の幅寸法と同一寸法で、厚
さ寸法t2 を有し他の部分よりも厚く形成されたライニ
ング材3が設けられているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、突起部4よりも軸方向において幅広と
された範囲で、他の部分よりも厚く形成されたライニン
グ材3が設けられた構成のものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、外周部に
位置決め用の突起部を設けた軸受装置において、突起部
に対応する内周部分のライニング材自体の強度、及びそ
の部分のライニング材と裏金との接着強度が向上するた
め、突起部に対応した部分のライニング材の損傷、及び
ライニング材の裏金からの剥離を防止することができ
る。
位置決め用の突起部を設けた軸受装置において、突起部
に対応する内周部分のライニング材自体の強度、及びそ
の部分のライニング材と裏金との接着強度が向上するた
め、突起部に対応した部分のライニング材の損傷、及び
ライニング材の裏金からの剥離を防止することができ
る。
【図1】本発明になる軸受装置の一実施例の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示す下部軸受がハウジングに装着された
状態における部分拡大平面図である。
状態における部分拡大平面図である。
【図3】本発明になる軸受装置の製造方法の一例を説明
する図である。
する図である。
【図4】本発明になる軸受装置の製造方法の他の例を説
明する図である。
明する図である。
1 下部軸受 2 裏金 2a 端面 3,3A ライニング材 3a くぼみ部 3b 部材 3c 内周面 4 突起部 5,10a 凹部 6 凸部 10 ハウジング
Claims (1)
- 【請求項1】 裏金の内周側に、表面が平坦な軸受面と
なるようにライニング材を設け、前記裏金の外周部に位
置決め用の突起部を設けた軸受装置において、 前記突起部に対応する内周部分の前記ライニング材の厚
さ寸法を、前記突起部以外の部分に対応する前記ライニ
ング材の厚さ寸法に比べて大としたことを特徴とする軸
受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17015391A JP2848032B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17015391A JP2848032B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0518419A JPH0518419A (ja) | 1993-01-26 |
| JP2848032B2 true JP2848032B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=15899669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17015391A Expired - Fee Related JP2848032B2 (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2848032B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP17015391A patent/JP2848032B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0518419A (ja) | 1993-01-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4781075A (en) | Camshaft and method of making the same | |
| JP2848032B2 (ja) | 軸受装置 | |
| JP2003245385A (ja) | ゴルフクラブヘッドと打撃プレートの溶接方法 | |
| JPH112312A (ja) | 低騒音振動スプロケット | |
| JP3420649B2 (ja) | シリンダヘッドガスケット | |
| EP0061145A1 (en) | Pulley for cogged belt and method for producing same | |
| JP2551399Y2 (ja) | カメラ用シャッタのカシメ用ダボ | |
| JP3208506B2 (ja) | 内燃機関用タペットのチップ取付方法 | |
| JPH11294555A (ja) | 自動変速機におけるステータシャフトの組付構造 | |
| JPS60532B2 (ja) | パイプ式カムシヤフトの成形方法 | |
| JP2971352B2 (ja) | 軸受メタル変形防止構造を有する軸受 | |
| JP2000227047A (ja) | 金属ガスケット | |
| JP3097002B2 (ja) | 内燃機関用タペットのチップ取付方法 | |
| JPH0429127Y2 (ja) | ||
| EP0797017A1 (fr) | Disque à garnitures de friction pour embrayage mécanique | |
| JPH0231562Y2 (ja) | ||
| JPH06341458A (ja) | クラッチの覆い板 | |
| JP3203495B2 (ja) | 内燃機関用タペットのチップ取付方法 | |
| JP3500764B2 (ja) | 内燃機関用フィルタ | |
| JPH09324861A (ja) | シール | |
| JP4568473B2 (ja) | 車両用ドライブプレート | |
| JPS6135815Y2 (ja) | ||
| JPS6347515A (ja) | ボ−ルジヨイント用ダストカバ−の固定方法 | |
| JP2000346199A (ja) | 複数近接穴用メタルガスケット | |
| JP2568997Y2 (ja) | はすば歯車 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |