JP2874479B2 - 電子装置の設置方法およびその設置方法に用いられる台盤 - Google Patents

電子装置の設置方法およびその設置方法に用いられる台盤

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JP2874479B2 JP26001092A JP26001092A JP2874479B2 JP 2874479 B2 JP2874479 B2 JP 2874479B2 JP 26001092 A JP26001092 A JP 26001092A JP 26001092 A JP26001092 A JP 26001092A JP 2874479 B2 JP2874479 B2 JP 2874479B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話交換装置、通信装置
等の電子装置の設置方法に関し、特に旧電子装置の設置
箇所に新たな電子装置を活性状態で置き換える際に有用
な設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電話局舎に既に導入されかつ現
に使用状態下にある交換装置に代えて新たな交換装置を
導入する場合、かかる電話局舎に新たな交換装置を設置
するための充分なスペースがあるか、あるいは新たな交
換装置用の建屋を建てる余裕がある場合には、回線使用
者に対するサービスを中断することなく旧交換装置から
新たな交換装置に切り換えることが可能である。ところ
で、新たな交換装置が導入された後には、旧交換装置は
撤去される訳であるから、その旧交換装置の設置スペー
スは空くことになる。そこで、回線使用者に対するサー
ビスを中断することなく旧交換装置の設置箇所に新たな
交換装置を活性状態で置き換える設置方法が既に行わ
れ、そのような設置方法では、先ず旧交換装置の設置箇
所の近くに新たな交換装置が仮設置され、次いでその試
験完了後に旧交換装置から新たな交換装置への切換が行
われ、その後に新たな交換装置が活性状態で旧交換装置
の設置箇所に置き換えらえる。
【0003】図10を参照すると、上述したような従来
の設置方法を実施する際の代表的な例が概略的に図示さ
れている。同図において、参照符号10は架枠を示し、
この架枠10内には新たな交換装置を構成する交換機ユ
ニット(図示されない)が複数段搭載される。なお、図
10には旧交換装置は図示されていないが、図中の矢印
で示す側に設置されているものとする。図示の例では、
4つの架枠10が連結板片12を螺子止めすることによ
り一単位として互いに連結され、このような架枠10の
連結は好ましくは現場で行われる。各架枠10の底部1
0aにはその4つの角部に床固定孔14が形成され、架
枠10を所定の設置位置で床面に固定される際に該床固
定孔14を通してアンカーボルト(図示されない)が挿
通させられる。また、各架枠10の頂部10bは導入ケ
ーブル15を保持すべく樋状に形成される。
【0004】各架枠10の底部10a側の両側辺部材に
は移動用アダプタ組立体16を取り付けるための取付孔
18が形成される。図11に詳しく図示するように、移
動用アダプタ組立体16は取付支持板20と、この取付
支持板20の両端側に装着された昇降自在なキャスタ2
2とからなる。取付支持板20にも取付孔18と整合す
るようになった取付孔24が形成され、図12に示すよ
うに、双方の取付孔18および24に止め螺子26を挿
通させた後にナット(図示されない)で締付けることに
より、移動用アダプタ組立体16が架枠10の両側辺部
材に固着されることになる。図11および図12から明
らかなように、キャスタ22は支持枠22aと、この支
持枠22aに螺着されたハンドル付き螺子22bと、こ
のハンドル付き螺子22bに吊下された自在輪22cと
からなり、ハンドル付き螺子22bのハンドルを回転さ
せることにより自在輪22cが昇降させられる。図10
から明らかなように、一対のキャスタ22を取付支持板
20と組み合わせて移動用アダプタ組立体16として架
枠10に取り付けてもよいし、キャスタ22自体を単独
で架枠10の底部10a側の両側辺部材に取り付けるこ
ともできる。
【0005】なお、図10において、参照符号26は架
枠10の移動の際に導入ケーブル15を同伴して移動さ
せるためのローリングタワーを示し、また参照符号28
は旧交換装置の導入ケーブルを保持するための既存天井
ラックを示す。
【0006】従来の設置方法について説明すると、先
ず、4つの架枠を連結板片12によって一単位として互
いに連結させた後、該架枠10に移動用アダプタ組立体
16および/またはキャスタ22を適宜取り付ける。次
いで、各キャスタ22のハンドル付き螺子22bを操作
して、自在輪22cを架枠10の底部10aよりも突出
させ、これにより架枠10をキャスタ22の自在輪22
cでもって容易に移動させることが可能となる。その
後、架枠10には交換機ユニットを搭載して、各交換機
ユニットに導入ケーブル15を配線すると共に該導入ケ
ーブル15を架枠10の頂部10bに保持させる。続い
て、架枠10を仮設置箇所まで移動させ、このとき導入
ケーブル15をローリングタワー26上に載せて架枠1
0の移動に同伴させる。図10では、仮設置箇所に設置
された架枠10が二点鎖線で示され、架枠10を仮設置
箇所に設置する直前に導入ケーブル15はローリングタ
ワー26から既存天井ラック28側に移される。4つで
一単位となった架枠10を所定数だけ仮設置箇所に設置
した後、新たな交換装置の試験が行われる。すなわち、
各架枠10に搭載された交換機ユニットが正常に作動す
るか否かについて試験が行われる。新たな交換装置が正
常に作動することが確認された後、旧交換装置から新た
な交換装置への切換が速やかに行われ、このため回線使
用者に対するサービスが中断されることはない。その
後、旧交換装置を撤去し、その空きスペースの所定位置
に4つで一単位の架枠10を順次移動させて、各架枠1
0の底部10aの床固定孔14にアンカーボルト(図示
されない)を挿通させて床に固定する。かくして、新た
な交換装置は活性状態で旧交換装置の設置箇所に置き換
えらえることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】以上で述べたような
従来の設置方法の問題点として、以下に列挙するような
点が指摘されている。 (1) 先ず、アンカーボルトの固定作業が面倒であること
が問題となる。すなわち、各架枠10に最下段の交換機
ユニットを搭載しとき、該交換機ユニットの下面と架枠
10の底部10aとの間に所定のスペースが空けられ、
そのスペースを通してアンカーボルトの固着作業が行わ
れるが、該スペースは狭く、このためアンカーボルトの
固着作業性が悪いということである。 (2) 架枠10を所定の数(上述の例では4つ)だけ連結
する際に連結板片12が用いられるが、このような連結
板片12による連結では充分な連結強度が得られ難いと
いうことが問題となる。すなわち、複数の架枠10を一
単位として移動させたり、あるいはキャスタ22でもっ
て持ち上げたりする際、それら架枠10が互いに相対的
に変位し易いということである。言うまでもなく、架枠
10間の相対的変位が大きくなり過ぎると、架枠同士の
連結部やその間の接続ケーブルに破損が生じ得ることな
る。また、複数の架枠10を一単位として移動させる際
に架枠10の相対的変位を抑えるためには、多数の作業
者によって該架枠を支える必要がある。 (3) 架枠10をキャスタ22でもって持ち上げる際に
は、すべのキャスタ22のハンドル付き螺子22bを同
時に操作することが必要であり、このため多数の作業者
が必要になる。 したがって、本発明の目的は電話交換装置、通信装置等
の電子装置の設置方法、特に旧電子装置の設置箇所に新
たな電子装置を活性状態で置き換える際に有用な設置方
法であって、該電子装置を小人数の作業者で効率良く設
置し得る設置方法を提供することである。また、本発明
の別の目的はかかる設置方法を実施する際に用いられる
新規な台盤を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による設置方法で
は、先ず、電子装置を搭載して固定するための台盤が用
意され、該台盤にはその上に電子装置を搭載して固定し
た際に該電子装置の底部から外部に突出するようになっ
た突出端部が設けられ、該突出端部には該台盤を床面に
対して固定させるための固定手段が設けられる。次い
で、台盤は仮設置箇所に設置されて、該台盤上で電子装
置が組み立てられる。その後、台盤には移動手段が装着
され、この移動手段によって該台盤は電子装置と共に所
定の設置箇所まで移動させられてそこに位置させられ
る。続いて、台盤の突出端部に設けた固定手段を用い
て、該台盤は床面に固定させれる。また、本発明による
台盤は電子装置の底部を支持する支持部と、この支持部
から該底部の外方に突出する突出端部と、該台盤を床面
に固定するために該突出端部に設けられた固定手段とを
具備してなる。
【0009】
【作用】以上の構成から明らかなように、本発明によれ
ば、台盤を床面に対して固定させるための固定手段が該
台盤に電子装置を搭載して固定した際に該電子装置の底
部から外部に突出するようになった突出端部に設けられ
るので、該台盤の固定作業については空間的な制限を受
けずに行うことが可能である。
【0010】
【実施例】次に、添付図面の図1ないし図9を参照し
て、本発明による設置方法の一実施例について詳細に説
明する。図1には、本発明による設置方法に従って設置
されるべき4基の新たな交換装置30が仮設置箇所に置
かれた状態で図示される。なお、図1において、例え
ば、旧交換装置(図示されない)は図中の矢印Bで示す
側に設置され、該旧交換装置の撤去後、その空きスペー
スには4基の新たな交換装置30が移動させられて設置
される。各交換装置30は本発明に従って構成された台
盤32上に載せられて固定され、この台盤32は図2に
詳しく図示するように梯子状に組まれた枠体として構成
される。台盤32は一対の長尺型材34と、この一対の
長尺型材34を横切って等間隔に配置された5つの横型
材36とから形成される。図3に示すように、各横型材
36上には支持枠体40が直立させられて固定され、互
いに隣接する2つの支持枠体40間には架枠42が固定
配置される。詳述すると、各横型材36には4つの螺子
孔36aが形成され、一方支持枠体40の底部側横材に
もにも4つの取付孔40aが該螺子孔36aと整合する
ように形成され、止め螺子(図示されない)を取付孔4
0aに挿通させて螺子孔36aに螺着させることによ
り、支持枠体40は各横型材36上に固定される。各架
枠42は互いに隣接する2つの支持枠体40間で適宜固
定され、その中には交換機ユニットが複数段収容され
る。
【0011】図3に示すように、支持枠体40の頂部と
架枠42の頂部とは好ましくは一対の樋状ケーブル保持
部44を形成するような形態とされ、また最外方端に配
置された支持枠体40に対しては梯子状ケーブル保持部
材46が好ましくは装着される。詳述すると、梯子状ケ
ーブル保持部材46の頂部側横材には4つの螺子孔46
aが形成され、また最外方端に配置された支持枠体40
の頂部側横材にも4つの螺子孔40bが形成され、更に
一対の連結板片48のそれぞれには4つの取付孔48a
が形成される。各連結板片48の取付孔48aのそれぞ
れに止め螺子(図示されない)を挿通させて該当螺子孔
48a、40bに螺着させることにより、梯子状ケーブ
ル保持部材46の頂部側が最外方端に配置された支持枠
体40に対して固定される。一方、梯子状ケーブル保持
部材46の底部側横材の各端部からは一対の舌片46b
が突出させられ、この一対の舌片のそれぞれには2つの
取付孔46cが形成され、また各長尺型材34の端部に
は4つの螺子孔34aが形成される。各舌片46bの取
付孔46cのそれぞれに止め螺子(図示されない)を挿
通させて該当螺子孔34aに螺着させることにより、梯
子状ケーブル保持部材46の底部側が台盤32に対して
固定される。最外方端に配置された支持枠体40に対し
て梯子状ケーブル保持部材46が装着され後、ケーブル
は該梯子状ケーブル保持部材46の段部内を通して樋状
ケーブル保持部44内に導かれる。なお、図1では、各
交換装置30への外部からの導入ケーブル50はその一
方の端面に沿ってその頂面カバー板上に導かれるように
図示されているが、図3に示すように、各交換装置30
の端面に梯子状ケーブル保持部材46を装着し、かつそ
の頂部に樋状ケーブル保持部44を形成した場合には、
導入ケーブル50を安定して保持し得ると共に各架枠4
2内の交換機ユニットに安定して導くことが可能とな
る。図1から明らかなように、各交換装置30への導入
ケーブル50は束ねられて台車52上に一時的に載せら
れ、各交換装置30の移動時には該導入ケーブルは台車
52によって同伴されることになる。
【0012】本発明によれば、台盤32の横型材36の
両端部が交換装置30の底面から外方に突出させられ、
その各端部にアンカーボルト挿通孔54が形成され、こ
のため交換装置30が所定の設置箇所まで移動させられ
た際に該アンカーボルト挿通孔54を通してアンカーボ
ルト(図示されない)を容易に床面に打ち込むことが可
能である。要するに、アンカーボルト挿通孔54が交換
装置30の底面の外方に位置しているので、アンカーボ
ルトの打込み作業については空間的な制限を受けずに行
い得るということである。
【0013】台盤32を交換装置30と共に移動させる
ために、台盤32には図4に示すような移動用アダプタ
組立体56が装着されるようになっている。移動用アダ
プタ組立体56は長尺アングル部材58からなり、長尺
アングル部材58の一方の側面からは台盤取付部60が
所定の間隔すなわち台盤32の横型材36と同じ間隔で
突出し、各台盤取付部60は台盤32の横型材36の該
当端部を受け入れるような寸法形状を備える。各台盤取
付部60には取付孔60aが形成され、一方台盤32の
各横型材36には該取付孔60aに対応して螺子孔36
bが形成される。各台盤取付部60に横型材36の該当
端部を収容させた後に止め螺子を取付孔60aから螺子
孔36bに螺着させることにより、移動用アダプタ組立
体56が台盤32に対して装着させられることになる。
また、長尺アングル部材58の他方の側面からはジャッ
キ受け座62が等間隔で突出し、各ジャッキ受け座62
は互いに隣接する2つの台盤取付部60の間に位置させ
られる。更に、長尺アングル部材58には台盤取付部6
0と同じ間隔で配置されたキャスタ取付部64が取り付
けられ、各キャスタ取付部64には図5に詳しく図示す
るように螺子孔64aが形成される。
【0014】図6を参照すると、移動用アダプタ組立体
56が台盤32の横型材36に取り付けれれ、またキャ
スタ取付部64にはキャスタ66が装着されている。図
7に示すように、キャスタ66はハンドル付き螺子66
aと、このハンドル付き螺子66aに回転自在に連結さ
せられる回動連結部66bと、この回動連結部66bに
固着される車輪保持体66cと、この車輪保持体66c
に保持された自在輪66dとからなる。図6から明らか
なように、キャスタ66はそのハンドル付き螺子66a
をキャスタ取付部64の螺子孔64aに螺着させること
により保持され、このためハンドル付き螺子66aのハ
ンドルを回転させることにより、自在輪66dの高さ位
置が調節されることになる。
【0015】次に、図1に示した例に従って、本発明に
よる設置方法を説明する。先ず、4つの台盤32を仮設
置箇所に配置し、このとき必要に応じてアンカーボルト
挿通孔52にアンカーボルトを打ち込んで各台盤32を
床面に固定する。次いで、各台盤32上に支持枠体40
および架枠42を固定し、各架枠には交換機ユニットを
搭載して、4基の交換装置30を組み立てる。続いて、
各交換装置30に対して導入ケーブル50を接続させた
後、かかる導入ケーブル50を束ねて台車52上に仮止
めする。この時点で、各交換装置30が正常に作動する
か否かが試験される。各交換装置30の正常な作動が確
認された後、キャスタ66を担持した移動用アダプタ組
立体56を各台盤32に装着する。なお、台盤32がア
ンカーボルトで床面に固定さている場合には、移動用ア
ダプタ組立体56の装着前に該アンカーボルトが予め抜
き取られ、また台盤32をアンカーボルトで床面に固定
しない場合には、キャスタ66を担持した移動用アダプ
タ組立体56を前もって台盤32に装着しておいてもよ
い。
【0016】その後、旧交換装置から新たな交換装置へ
の切換を行った後、旧交換装置を撤去する。続いて、移
動用アダプタ組立体56のジャッキ受け座62にジャッ
キ(図示されない)が適用され、各交換装置30を台盤
32と共に持ち上げ、このときキャスタ66のハンドル
付き螺子66aを操作して、自在輪66dを台盤32の
底面より下方に突出させる。次いで、ジャッキを取り除
き、各交換装置30を所定の設置箇所まで移動させ、こ
のとき導入ケーブル50は台車52でもって同伴させら
れる。なお、このとき台盤32の長尺型材34の端部に
形成した挿通孔34b(図2)にロープ(図示されな
い)を通して、該ロープを引っ張ることにより、交換装
置30を移動させることもできる。
【0017】各交換装置が所定の設置箇所(すなわち、
旧交換装置の設置場所)まで移動させられると、その台
盤32のジャッキ受け座62に再びジャッキを適用し
て、キャスタ66の自在輪66dを一旦床面から浮か
せ、このときキャスタ66の自在輪66dを台盤32の
底面より上方に引き上げる。次いで、ジャッキを用いて
台盤32を床面まで静かに下ろす。続いて、台盤32か
ら移動用アダプタ組立体56を取り外した後に、アンカ
ーボルトでもって台盤32を床面に固定する。かくし
て、回線使用者に対するサービスを中断することなく旧
交換装置の設置箇所への新たな交換装置30の置き換え
が完了することになる。
【0018】本発明による台盤32には比較的大きな高
さ(すなわち厚さ)が与えられるので、導入ケーブル5
0を図10に示したような天井ラックに収容するのでは
なく、所謂フリーアクセスの態様で収容することが好ま
しい。詳述すると、図8に示すような枠体68が図9に
示すように台盤32の周囲に固着され、該枠体68の周
囲には取外し自在な二次床材70が配置される。図8に
示すように、枠体68には適宜取付孔68aが形成さ
れ、それら取付孔68aに止め螺子(図示されない)を
挿通させて台盤32に螺着させることにより、枠体68
が台盤32に対して固着される。二次床材70には台盤
32に高さに見合った脚72が設けられ、このため二次
床材70の下方には床面との間に適当なスペースが形成
され、該スペース内に導入ケーブルが収容される。な
お、本発明による設置方法では、電子装置への導入ケー
ブルをフリーアクセスの態様で収容することが好ましい
が、しかし天井ラックに導入ケーブルを収容する場合に
も、本発明による設置方法を適用し得ることは言うまで
もない。
【0019】本発明による設置方法は、上述したよう
に、旧電子装置の設置箇所に新たな電子装置を活性状態
で置き換える場合に特に有用なものであるが、しかし電
子装置を新規に導入する際にその設置箇所に充分な作業
スペースが得られないとき、充分な作業スペースの得ら
れる場所で電子装置を一旦仮設置し、その後にかかる所
定の設置箇所に移動させる場合にも、本発明による設置
方法が有効であることは明らかであろう。また、上述の
実施例では、台盤は複数の架枠を搭載し得るように構成
されたが、しかしかかる台盤は少なくとも1つの架枠を
搭載するようになっていればよいことは言うまでもな
い。
【0020】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
による設置方法によれば、台盤の固定作業については空
間的な制限を受けずに行うことが可能であるので、電子
装置の設置作業を効率的に行うことが可能である。また
電子装置が予め台盤上に固定搭載されるので、電子装置
の移動を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による設置方法に従って所定の設置箇所
に設置される交換装置を示す斜視図である。
【図2】本発明による設置方法に用いられる台盤を示す
斜視図である。
【図3】図2の台盤上の架枠を固定搭載した状態を示す
斜視図である。
【図4】図2の台盤に装着される移動用アダプタ組立体
を示す斜視図である。
【図5】図4のV-V 線に沿う断面図である。
【図6】図4の移動用アダプタ組立体を図2の台盤に装
着しかつ該移動用アダプタ組立体にキャスタを取り付け
た状態を示す部分端面図である。
【図7】図6に示したキャスタの部品分解斜視図であ
る。
【図8】図1の交換装置を所定の設置箇所に設置した後
に台盤の周囲に固着される枠体の斜視図である。
【図9】図8の枠体を用いて電子装置への導入ケーブル
をフリーアクセスの態様で収容する状態を示す斜視図で
ある。
【図10】従来の設置方法で設置される交換装置を示す
斜視図である。
【図11】従来の設置方法で用いられる移動用アダプタ
組立体を示す斜視図である。
【図12】図10のXII-XII 線に沿う断面図である。
【符号の説明】
30…交換装置 32…台盤 34…長尺型材 36…横型材 40…支持枠体 42…架枠 44…樋状ケーブル保持部 46…梯子状ケーブル保持部材 48…連結板片 50…導入ケーブル 52…台車 54…アンカーボルト挿通孔 56…移動用アダプタ組立体 58…長尺アングル部材 60…台盤取付部 62…ジャッキ受け座 64…キャスタ取付部 66…キャスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−157793(JP,A) 特開 平4−31282(JP,A) 特開 昭56−35594(JP,A) 実開 昭62−166673(JP,U) 実開 昭57−133185(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 1/00 - 1/16

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話交換装置、通信装置等の電子装置を
    所定の設置箇所に設置する設置方法であって、 前記電子装置(30)を搭載して固定するための台盤
    (32)を用意する段階よりなり、前記台盤にはその上
    に前記電子装置を搭載して固定した際に該電子装置の底
    部から外部に突出するようになった突出端部が設けら
    れ、該突出端部には該台盤を床面に対して固定させるた
    めの固定手段(54)が設けられ、 更に、前記台盤(32)を仮設置箇所に設置して該台盤
    上で前記電子装置(30)を組み立てる段階と、 前記台盤(32)に移動手段(56、66)を装着する
    段階と、 前記移動手段(56、66)によって前記台盤(32)
    を前記電子装置(30)と共に所定の設置箇所まで移動
    させて該台盤を該所定の設置箇所に位置させる段階と、 前記台盤(32)の突出端部に設けた固定手段(54)
    を用いて該台盤を床面に固定させる段階とよりなる設置
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の設置方法において、前
    記固定手段が前記突出端部に形成されたアンカーボルト
    挿通孔(54)であることを特徴とする設置方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の設置方法にお
    いて、前記移動手段がキャスタ(66)を担持した移動
    用アダプタ組立体(56)であることを特徴とする設置
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の設置方法において、前
    記キャスタ(66)が昇降自在に構成され、前記キャス
    タの昇降時に前記台盤(30)が前記電子装置(30)
    と共に床面から持ち上げられることを特徴とする設置方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項の設
    置方法に用いられる台盤(32)であって、電子装置
    (30)の底部を支持する支持部(34、36)と、こ
    の支持部から前記電子装置の底部の外方に突出する突出
    端部と、前記台盤を床面に固定するために該突出端部に
    設けられた固定手段(54)とを具備してなる台盤。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の台盤において、前記固
    定手段が前記突出端部に形成されたアンカーボルト挿通
    孔(54)であることを特徴とする台盤。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の台盤におい
    て、前記突出端部にはキャスタ(66)を担持した移動
    用アダプタ組立体(56)が着脱自在に装着されるよう
    になっていることを特徴とする台盤。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の台盤において、前記移
    動用アダプタ組立体(56)にはジャッキを適用し得る
    ようになったジャッキ受け座(62)が設けられること
    を特徴とする台盤。
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