JP2874643B2 - 光ディスク駆動方法及び光ディスク駆動装置 - Google Patents

光ディスク駆動方法及び光ディスク駆動装置

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JP2874643B2
JP2874643B2 JP11250596A JP11250596A JP2874643B2 JP 2874643 B2 JP2874643 B2 JP 2874643B2 JP 11250596 A JP11250596 A JP 11250596A JP 11250596 A JP11250596 A JP 11250596A JP 2874643 B2 JP2874643 B2 JP 2874643B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの外
部記憶装置として使用され、データの記録再生を行う光
ディスク駆動装置における光ディスク駆動方法及び光デ
ィスク駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは大容量のデータを高速に記
録再生することのできる特徴がある。そして光ディスク
はマルチメディアシステムの中心的記憶媒体として急速
に普及している。CD−ROMに代表される光ディスク
の記憶媒体としての特徴は小型軽量のノートブック型の
コンピュータにも活用されている。その結果、光ディス
クを駆動する光ディスク駆動装置の小型薄型化、低消費
電力化の努力が重ねられている。以下、CD−ROM駆
動装置を例に、従来の光ディスク駆動装置について説明
をする。
【0003】図7は従来の光ディスク駆動装置のブロッ
ク図である。図において従来の光ディスク装置は次のよ
うに構成されている。即ち、1は情報が光ピットの列と
して記録されている光ディスクである。2は光ディスク
1を回転駆動するスピンドルモータである。3は光ピッ
クアップであって、出射したレーザ光を光ディスク1に
焦点を合わせると共に反射光をセンサに結像させるため
の光学系、反射光を電気信号に変換する前述のセンサ、
および光ディスク1の半径方向と法線方向に移動するた
めの駆動系とが一体に構成されている。4はサーボ制御
器であって、光ピックアップ3を光ディスク1の光ピッ
トの列に追従するように制御する。5は再生信号検出器
であって、光ピックアップ3のセンサから得られた電気
信号を2値化する。6は同期クロック生成器であって、
再生信号検出器5からの再生信号に同期した同期クロッ
クを生成する。7は回転制御器であって、光ディスク1
(即ちスピンドルモータ2)を所定の回転速度に制御す
る。8はスピンドル駆動器であって、回転制御器7の制
御信号に従ってスピンドルモータ2を駆動する。9は信
号処理器であって、前述の再生信号と同期クロックとに
基づいてデータの再生を行うと共に光ディスク駆動装置
全体の動作を司る。
【0004】以上のように構成された従来の光ディスク
駆動装置の動作について説明する。光ディスク1に記録
された光ピット列の情報信号は光ピックアップ3で読み
とり、サーボ制御器4は光ピックアップ3を光ディスク
1の光ピット列に追従させる。そして再生信号検出器5
により信号検出され2値化される。同期クロック生成器
6は2値化された再生信号に同期した同期クロックを生
成する。
【0005】次に、同期クロック生成器6の内部構成と
その動作を説明する。11は位相比較器であって、前述
の2値化された再生信号と電圧制御発振器(VCOと略
称する)10からの出力との位相を比較し位相差信号を
出力する。12はループフィルタであって、その位相差
信号の高周波領域のノイズを除去し同期クロック生成器
6全体の応答特性を決める。10はVCOであって、ル
ープフィルタ12の出力電圧に応じた発振周波数のクロ
ック信号を出力する。この一連の閉ループ回路構成は、
一般に、PLL(フェーズロックドループ)と呼ばれる
回路(以下PLL回路と略称する)を構成している。前
述の再生信号がPLL回路の同期引き込み範囲内であれ
ば、再生用の同期クロックを生成する。
【0006】他方、最大時間幅検出器13は再生信号の
ビットパターンの最大の時間幅を検出する。そして、前
述の再生信号がPLL回路の同期引き込み範囲外であれ
ば、最大時間幅検出器13は最大の時間幅(CD−RO
Mでは11チャネルクロック長)を検出してVCO10
のクロックでカウントし、そのカウント数に応じた誤差
信号電圧をVCO10の入力とすることにより、最大時
間幅のカウント数が11回になるようにVCO10の出
力の発振周波数を変化させる。
【0007】以上のようにして、同期クロック生成器6
は光ディスク1の回転数が目標回転数に達しない場合で
あっても、PLL回路の同期引き込み範囲外では最大時
間幅検出器13により同期引き込み範囲内に入るよう制
御される。その結果、PLL回路は同期引き込みをして
再生信号の同期クロックを生成する。こうして光ディス
ク1の回転数が目標回転数にない場合でも同期クロック
に基づいてデータを再生することが可能となっている。
【0008】次に、回転制御器7の内部構成とその動作
について説明する。まず、光ディスク1にはフレームと
呼ばれる1ブロック毎にデータ列が記録されている。そ
のフレームの先頭にフレーム同期信号と呼ばれる最大時
間幅を持つ2つのパターンが連続して記録されている。
フレーム検出器14は再生信号から前述の同期クロック
によりフレーム同期信号を検出する。
【0009】しかし、ドロップアウトやジッタの影響に
よりフレーム同期信号の検出ミスや誤検出が起こる可能
性がある。そのために、フレーム同期信号の保護と内挿
を行う必要がある。そこで、フレーム同期信号と基準発
振器15からの出力との位相差を位相比較器16で検出
し、フレーム同期信号の周期が一定になるようにスピン
ドルモータ2を制御する。その結果、光ピックアップ3
の移動によって再生位置が変化しても、光ディスク1の
再生位置に応じて回転数が連続的に変化するように回転
制御器7が制御する。従って、光ディスク1の線速度は
常に一定に精密に制御される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、光ディスクが線速度一定で回転するよう
に、スピンドルモータを常時駆動している。このため、
光ディスク駆動装置の消費電力を大きくし、光ディスク
駆動装置の小型化に限界がある等の問題点を有してい
た。特に、光ディスク駆動装置をノートブック型のコン
ピュータ等の携帯機器への組み込む場合の消費電力削減
の障害となっていた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、低消費電力の光ディスク駆動方法及び光ディスク駆
動装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明における光ディスク駆動装置は、再生信号か
らデータを再生するための同期クロックを生成する同期
クロック生成手段と、再生信号の周波数が同期クロック
と各手段の動作余裕から求められる同期範囲よりもわず
かに狭い範囲に定められた同期許容範囲内にあるかどう
か判断し指令信号を出力する同期状態判断手段と、指令
信号に基づいて、同期許容範囲内にある場合は回転駆動
手段の駆動を停止して惰性で回転させ、同期許容範囲外
にある場合は回転駆動手段を駆動する回転駆動制御手段
とを有することを特徴とするものである。
【0013】以上の構成によって、光ディスクからデー
タを再生する場合に、再生信号の周波数が同期範囲内に
ある場合はスピンドルモータの駆動を停止して惰性で回
転させ、同期範囲を外れる直前にスピンドルモータを駆
動することが可能となる。
【0014】従って、スピンドルモータを間欠的に駆動
することで消費電力を大幅に削減することができると共
に、データ読み出しの指令を受けると直ちにデータ読み
出しを開始することができる光ディスク駆動方法及び
ディスク駆動装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、レーザ光を光ディスクに照射すると共に光ディスク
の記録情報ピットに追従させて光ディスクの情報を読み
取る情報読み取りステップと、読み取った情報から再生
信号を再生する再生ステップと、光ディスクを所要の回
転数に回転駆動する回転駆動ステップとを有する光ディ
スク駆動方法であって、再生信号からデータを再生する
ための同期クロックを生成する同期クロック生成ステッ
プと、再生信号の周波数が同期クロックと各ステップの
動作余裕から求められる同期範囲よりもわずかに狭い範
囲に定められた同期許容範囲内にあるかどうか判断し指
令信号を出力する同期状態判断ステップと、指令信号に
基づいて、同期許容範囲内にある場合は回転駆動を停止
して惰性で回転させ、同期許容範囲外にある場合は回転
駆動をする回転駆動制御ステップとを有することを特徴
とする光ディスク駆動方法である。
【0016】以上により、スピンドルモータを間欠的に
駆動することで消費電力を大幅に削減することができる
と共に、データ読み出しの指令を受けると直ちにデータ
読み出しを開始することができる光ディスク駆動方法を
提供することができる。
【0017】
【0018】
【0019】本発明の請求項2から請求項6に記載の
明は、レーザ光を光ディスクに照射しその反射光を電気
信号に変換する光学ユニットと光ディスクの半径方向及
び光ディスクの記録面の垂直方向に光学ユニットを移動
させる駆動ユニットからなるピックアップユニットと、
ピックアップユニットから得られた信号から再生信号を
出力する再生信号検出手段と、レーザ光を光ディスクの
所定の位置に焦点を合わせるように光学ユニットを駆動
するサーボ制御手段と、光ディスクを所定の回転数に回
転駆動し制御する回転駆動手段と、光ディスク装置全体
の制御を司る信号処理手段とを有する光ディスク駆動装
置であって、再生信号からデータを再生するための同期
クロックを生成する同期クロック生成手段と、再生信号
の周波数が前記同期クロックと各手段の動作余裕から求
められる同期範囲よりもわずかに狭い範囲に定められた
同期許容範囲内にあるかどうか判断し指令信号を出力す
る同期状態判断手段と、指令信号に基づいて、同期許容
範囲内にある場合は回転駆動手段の駆動を停止して惰性
で回転させ、同期許容範囲外にある場合は回転駆動手段
を駆動する回転駆動制御手段とを有することを特徴とす
る光ディスク駆動装置である。
【0020】以上により、スピンドルモータを間欠的に
駆動することで消費電力を大幅に削減することができる
と共に、データ読み出しの指令を受けると直ちにデータ
読み出しを開始することができる光ディスク駆動装置を
提供することができる。特に、その駆動内容を現在のス
ピンドルモータの回転数に応じて波高値または駆動時間
あるいはその双方を変化させるので、よりきめ細かな駆
動制御ができ、より大幅に消費電力を削減することがで
きる。
【0021】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の第1の実施例における光ディスク駆動装置の構成図で
ある。図において、光ディスク1、スピンドルモータ
2、光ピックアップ3、サーボ制御器4、再生信号検出
器5、同期クロック生成器6、スピンドル駆動器8、及
び、信号処理器9は従来の光ディスク駆動装置と同一の
構成要素であるから、同一の符号を付し、説明の重複を
省略する。
【0022】そして、17は同期状態判断器であって、
同期クロック生成器6およびPLL回路全体の動作余裕
を含めた同期範囲よりもわずかに狭い範囲に定められた
同期許容範囲内に再生信号の周波数があるかどうか判断
して指令信号を出力する。18aはスピンドル制御器で
あって、指令信号により同期許容範囲内にある場合は、
スピンドルモータ2の駆動を停止して惰性で回転させ、
同期許容範囲外にある場合はスピンドルモータ2の回転
数を同期許容範囲内にはいるようにスピンドルモータ2
を駆動する。
【0023】以上のように構成された第1の実施例にお
ける光ディスク駆動装置の動作について説明する。光デ
ィスク1に記録された光ピット列の情報は光ピックアッ
プ3で読み取られ、サーボ制御器4は光ピックアップ3
を光ディスク1の光ピット列に追従させるように制御す
る。そして読み取られた記録情報は再生信号検出器5に
より信号検出され2値化される。
【0024】同期クロック生成器6は2値化された再生
信号に同期した同期クロックを生成する。同期クロック
生成器6は、PLL回路(位相比較器11、ループフィ
ルタ12、VCO10)と最大時間幅検出器13とから
構成されており、PLL回路の引き込み範囲内では再生
用の同期クロックを生成する。また同期引き込み範囲外
では、最大時間幅検出器13により、PLL回路の同期
引き込み範囲内に入るよう制御される。そしてさらに、
PLL回路が同期引き込みすることにより、再生信号の
同期クロックを生成する。
【0025】次に、同期状態判断器17は、最大時間幅
検出器13で検出された再生信号の最大時間幅を計測
し、計測結果に基づき再生信号の周波数が同期許容範囲
内であるかどうか判断し、さらに、再生信号の周波数を
信号処理器9により設定された設定値とも比較する。
【0026】図2は指令信号S1とスピンドル制御信号
S2との関係を表す図である。例えば、図2に示すよう
に同期状態判断器17は再生信号の周波数が同期許容範
囲内にある場合と再生信号の周波数が設定値より小さい
場合は指令信号S1の出力は「1」、逆に再生信号の周
波数が同期許容範囲外の場合と設定値よりも大きい場合
は指令信号S1の出力は「0」となる。
【0027】スピンドル制御器18aは指令信号S1に
応じて、指令信号S1が「1」の場合はスピンドル制御
信号S2を「OFF」、指令信号S1が「0」の場合は
スピンドル制御信号S2を「ON」、に制御する。即
ち、光ディスク1の回転数が信号処理器9の指定する値
の範囲内で、かつ同期許容範囲内にある場合は、スピン
ドルモータ2の駆動をOFFにして惰性で回転させ、他
方、信号処理器9の指定する値を超えるか、あるいは同
期許容範囲をはずれる場合はスピンドルモータ2の駆動
をONにして所定の回転数に達するまで回転駆動制御を
行う。
【0028】以上のように、本発明の第1の実施例によ
ればスピンドルモータ2を間欠駆動することができるの
で大幅に消費電力を削減することができる。
【0029】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。図3は本発明の第2の実施例におけ
る光ディスク駆動装置の構成図である。図において、光
ディスク1、スピンドルモータ2、光ピックアップ3、
サーボ制御器4、再生信号検出器5、同期クロック生成
器6、スピンドル駆動器8、及び、信号処理器9は従来
の光ディスク駆動装置と同一の構成要素で、同期状態判
断器17は第1の実施例における光ディスク駆動装置と
同一の構成要素であるから、同一の符号を付し、説明の
重複を省略する。
【0030】そして、以下の4点の要素が付加されてい
る。即ち、18bはスピンドル制御器であって、指令信
号S1により同期許容範囲内にある場合は、スピンドル
モータ2の駆動を停止して惰性で回転させ、同期許容範
囲外にある場合は現在の回転数に応じてスピンドルモー
タ2へ与える駆動出力の波高値や駆動時間を変化させて
スピンドルモータ2の回転数を同期許容範囲内にはいる
ようにスピンドルモータ2を駆動する。19はエンコー
ダであって、スピンドルモータ2の回転に応じたアナロ
グ回転信号を生成する。20は波形整形器であって、ア
ナログ回転信号を2値化する。21は回転数検出器であ
って、2値化された回転信号からスピンドルモータ2の
回転数を検出する。
【0031】以上のように構成された第2の実施例にお
ける光ディスク駆動装置の動作について説明する。第1
の実施例の場合と同様に、光ディスク1の情報は光ピッ
クアップ3で読み取られ、サーボ制御器4は光ピックア
ップ3を光ピット列に追従させる。そして、読み取られ
た記録情報は再生信号検出器5により2値化され、さら
に、同期クロック生成器6により再生信号に同期した同
期クロックを生成する。
【0032】実施例1と同様に、同期クロック生成器6
は、PLL回路の引き込み範囲内では再生用の同期クロ
ックを生成し、また、同期引き込み範囲外では、最大時
間幅検出器13により、PLL回路の同期引き込み範囲
内に入るよう制御され、さらにPLL回路が同期引き込
みすることにより再生信号の同期クロックを生成する。
【0033】図4は指令信号S1と制御信号S3との関
係を表す図である。図において、同期状態判断器17
は、最大時間幅検出器13により再生信号の最大時間幅
を計測して同期許容範囲内であるかどうか判断し、さら
に、再生信号の周波数を信号処理器9により設定された
設定値とも比較する。こうして、第1の実施例の場合と
同様に、再生信号の周波数が同期許容範囲内にある場合
と再生信号の周波数が設定値より小さい場合は指令信号
S1の出力は「1」、逆に同期許容範囲外の場合と設定
値よりも大きい場合は指令信号S1の出力は「0」とな
る。
【0034】他方、スピンドルモータ2の回転数はエン
コーダ19によりアナログ回転信号として検出され、波
形整形器20により2値化して、回転数検出器21によ
り回転数信号としてスピンドル制御器18bに出力す
る。
【0035】さらに、スピンドル制御器18bは指令信
号S1に応じて、指令信号S1が「1」の場合はスピン
ドル制御信号S3を「OFF」に制御する。また、指令
信号S1が「0」の場合はスピンドル制御信号S3を
「ON」に制御すると共に、回転数信号に応じてその波
高値または駆動時間あるいはその双方を同時に変化させ
て所定の回転数に達するまで回転駆動制御を行う。
【0036】尚、スピンドル制御器18bにおける波高
値並びに駆動時間を制御する例を以下に説明する。図5
は波高値並びに駆動時間を制御する原理図である。図に
おいて、回転数信号は一旦、FV変換器31により回転
数に対応する電圧信号に変換され、FET32のゲート
に供給される。FET32はゲート電圧に応じてソー
ス、ドレイン間抵抗が変化し、直列接続された抵抗33
と並列接続されたコンデンサ34とからなるCR時定数
が回転数信号に応じて変化する。
【0037】さらに、指令信号S1をトリガとするワン
ショットタイマ35は、そのタイマ要素がFET32、
抵抗33及びコンデンサ34からなるCR時定数で動作
し、スピンドル制御信号S2が得られる。こうして、回
転数信号に基づくスピンドル制御信号S2の駆動時間の
変化が実現される。
【0038】他方、FV変換器31の電圧信号をアナロ
グスイッチ36を介してスピンドル制御信号S2の期間
だけ出力し、スピンドル駆動器8に供給すれば、回転数
信号に基づく駆動時間と波高値との双方の制御に基づく
スピンドル制御信号S3が実現される。
【0039】以上のように、本発明の第2の実施例によ
ればスピンドルモータ2を間欠駆動することができるう
え、その駆動内容を現在のスピンドルモータ2の回転数
に応じて波高値または駆動時間あるいはその双方を変化
させるので、よりきめ細かな駆動制御ができ、大幅に消
費電力を削減することができる。
【0040】なお、同期クロック生成器6と同期状態判
断器17との組み合わせにおける同期許容範囲が広いほ
ど間欠駆動における駆動期間を短縮することができ、消
費電力をより削減できるようになることは自明であり、
改めて説明を繰り返すことを省略する。
【0041】ちなみに、消費電力の削減効果を図を用い
て説明する。図6は、スピンドルモータ2の駆動電流を
表わす図である。図において、期間T1はサーボ制御に
より定常回転をしている状態を、期間T2はサーボ制御
をオフして惰性回転をしている状態を、期間T3はサー
ボ制御をオフからオンにして加速回転中の状態を表わ
す。本例は、サーボ制御を単純にオン、オフしたので実
施の形態1に相当する。図において消費電流は、期間T
1が130mA,期間T3が260mAが観測されてお
り、その消費電力削減効果は、25%の削減効果として
観測された。
【0042】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明における
光ディスク駆動装置は、再生信号に同期したクロックを
生成する同期クロック生成器と、再生信号の周波数が同
期範囲内にあるかどうかの判断を行う同期状態判断器
と、再生信号の周波数が同期範囲内にある場合は駆動を
停止してスピンドルを惰性で回転させ、同期範囲を外れ
る直前に同期範囲内に入るように駆動制御するスピンド
ル制御器とを有するものである。
【0043】以上の構成により、データを再生する場合
に、再生信号の周波数が同期範囲内にある場合はスピン
ドルモータの駆動を停止して惰性で回転させ、同期範囲
を外れる直前にスピンドルモータを駆動することが可能
となる。
【0044】従って、スピンドルモータを間欠的に駆動
することにより大幅な低消費電力を実現した光ディスク
駆動装置を提供することができる。
【0045】なお、以上の説明において、同期状態判断
器は、同期クロック生成器およびPLL回路全体の動作
余裕を含めた同期範囲よりもわずかに狭い範囲に定めら
れた同期許容範囲内に再生信号の周波数があるかどうか
判断して指令信号を出力することとした。なぜならば、
大容量のデータを高速に再生する目的から、応答の遅れ
をできるだけ少なくするために、データ読み出しの指令
を受けると、直ちにデータ読み出しを開始するように配
慮したためである。
【0046】そこで、しばらくデータのアクセスをしな
かった場合は、同期範囲を超えて回転数変化をすること
を許容し、更にスピンドルモータの駆動休止時間を延長
することにより消費電力を削減することが考えられる。
【0047】以上のような目的に対しては、同期許容範
囲内に再生信号の周波数があるかどうか判断することに
代えて、アクセス休止期間を監視することにより、本発
明に記載したスピンドルモータの駆動休止制御を応用す
ることができる。なお、この応用については当業者に自
明であるから詳細な説明は割愛する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ディスク駆動
装置の構成図
【図2】指令信号S1とスピンドル制御信号S2との関
係を表す図
【図3】本発明の第2の実施例における光ディスク駆動
装置の構成図
【図4】指令信号S1と制御信号S3との関係を表す図
【図5】波高値並びに駆動時間を制御する原理図
【図6】スピンドルモータの駆動電流を表わす図
【図7】従来の光ディスク駆動装置のブロック図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 光ピックアップ 4 サーボ制御器 5 再生信号検出器 6 同期クロック生成器 7 回転制御器 8 スピンドル駆動器 9 信号処理器 10 電圧制御発振器(VCO) 11 位相比較器 12 ループフィルタ 13 最大時間幅検出器 14 フレーム検出器 15 基準発振器 16 位相比較器 17 同期状態判断器 18a、18b スピンドル制御器 19 エンコーダ 20 波形整形器 21 回転数検出器 31 FV変換器 32 FET 33 抵抗 34 コンデンサ 35 ワンショットタイマ 36 アナログスイッチ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を光ディスクに照射すると共に光
    ディスクの記録情報ピットに追従させて光ディスクの情
    報を読み取る情報読み取りステップと、読み取った情報
    から再生信号を再生する再生ステップと、光ディスクを
    所要の回転数に回転駆動する回転駆動ステップとを有す
    る光ディスク駆動方法であって、前記再生信号からデータを再生するための 同期クロック
    を生成する同期クロック生成ステップと、 前記再生信号の周波数が前記同期クロックと各ステップ
    の動作余裕から求められる同期範囲よりもわずかに狭い
    範囲に定められた同期許容範囲内にあるかどうか判断し
    指令信号を出力する同期状態判断ステップと、 前記指令信号に基づいて、前記同期許容範囲内にある場
    合は前記回転駆動を停止して惰性で回転させ、前記同期
    許容範囲外にある場合は前記回転駆動をする回転駆動制
    御ステップとを有することを特徴とする光ディスク駆動
    方法。
  2. 【請求項2】レーザ光を光ディスクに照射しその反射光
    を電気信号に変換する光学ユニットと光ディスクの半径
    方向及び光ディスクの記録面の垂直方向に前記光学ユニ
    ットを移動させる駆動ユニットからなるピックアップユ
    ニットと、前記ピックアップユニットから得られた信号
    から再生信号を出力する再生信号検出手段と、前記レー
    ザ光を光ディスクの所定の位置に焦点を合わせるように
    前記光学ユニットを駆動するサーボ制御手段と、光ディ
    スクを所定の回転数に回転駆動し制御する回転駆動手段
    と、光ディスク装置全体の制御を司る信号処理手段とを
    有する光ディスク駆動装置であって、 前記再生信号からデータを再生するための同期クロック
    を生成する同期クロック生成手段と、 前記再生信号の周波数が前記同期クロックと各手段の動
    作余裕から求められる同期範囲よりもわずかに狭い範囲
    に定められた同期許容範囲内にあるかどうか判断し指令
    信号を出力する同期状態判断手段と、 前記指令信号に基づいて、前記同期許容範囲内にある場
    合は前記回転駆動手段の駆動を停止して惰性で回転さ
    せ、前記同期許容範囲外にある場合は前記回転駆動手段
    を駆動する回転駆動制御手段とを有することを特徴とす
    る光ディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】レーザ光を光ディスクに照射しその反射光
    を電気信号に変換する光学ユニットと光ディスクの半径
    方向及び光ディスクの記録面の垂直方向に前記光学ユニ
    ットを移動させる駆動ユニットからなるピックアップユ
    ニットと、前記ピックアップユニットから得られた信号
    から再生信号を出力する再生信号検出手段と、前記レー
    ザ光を光ディスクの所定の位置に焦点を合わせるように
    前記光学ユニットを駆動するサーボ制御手段と、光ディ
    スクを所定の回転数に回転駆動し制御する回転駆動手段
    と、光ディスク装置全体の制御を司る信号処理手段とを
    有する光ディスク駆動装置であって、 前記再生信号からデータを再生するための同期クロック
    を生成する同期クロック生成手段と、 前記再生信号の周波数が前記信号処理手段により設定さ
    れた設定値に対して設定許容範囲内にあるかどうか判断
    し指令信号を出力する同期状態判断手段と、 前記指令信号に基づいて、前記設定許容範囲内にある場
    合は、前記回転駆動手段の駆動を停止して惰性で回転さ
    せ、前記設定許容範囲外にある場合は前記回転駆動手段
    を駆動する回転駆動制御手段とを有することを特徴とす
    る光ディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】レーザ光を光ディスクに照射しその反射光
    を電気信号に変換する光学ユニットと光ディスクの半径
    方向及び光ディスクの記録面の垂直方向に前記光学ユニ
    ットを移動させる駆動ユニットからなるピックアップユ
    ニットと、前記ピックアップユニットから得られた信号
    から再生信号を出力する再生信号検出手段と、前記レー
    ザ光を光ディスクの所定の位置に焦点を合わせるように
    前記光学ユニットを駆動するサーボ制御手段と、光ディ
    スクを所定の回転数に回転駆動し制御する回転駆動手段
    と、光ディスク装置全体の制御を司る信号処理手段を有
    する光ディスク駆動装置であって、 前記再生信号からデータを再生するための同期クロック
    を生成する同期クロック生成手段と、光ディスクの回転を 検出し回転数信号を生成する回転数
    検出手段と、 前記再生信号の周波数が前記同期クロックと各手段の動
    作余裕から求められる 同期範囲よりもわずかに狭い範囲
    に定められた同期許容範囲内にあるかどうか判断すると
    共に、前記再生信号の周波数が前記信号処理手段により
    設定された設定値に対して設定許容範囲内にあるかどう
    かも判断し併せて指令信号を出力する同期状態判断手段
    と、 前記指令信号に基づいて、前記同期許容範囲内でかつ
    設定許容範囲内にある場合は前記回転駆動手段の駆動
    を停止して惰性で回転させ、前記同期許容範囲外また
    前記設定許容範囲外にある場合は前記回転駆動手段を駆
    動する回転駆動制御手段とを有することを特徴とする光
    ディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】前記回転駆動制御手段は、前記回転数信号
    に基づいて駆動出力の波高値を変化させることを特徴と
    する請求項4記載の光ディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】前記回転駆動制御手段は、前記回転数信号
    に基づいて駆動出力の駆動時間を変化させることを特徴
    とする請求項4記載の光ディスク駆動装置。
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