JP2876525B2 - 軟弱地盤圧密装置 - Google Patents

軟弱地盤圧密装置

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JP2876525B2 JP2094297A JP2094297A JP2876525B2 JP 2876525 B2 JP2876525 B2 JP 2876525B2 JP 2094297 A JP2094297 A JP 2094297A JP 2094297 A JP2094297 A JP 2094297A JP 2876525 B2 JP2876525 B2 JP 2876525B2
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧密スクリュ−による
軟弱地盤の圧密装置の改良に関するものであり、特に圧
密スクリュ−の回転反力受けを必要としない装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】軟弱地盤を圧密する方法として出願人は
従来から次の各方法を提供している。即ち、特公昭61
−18606(砂杭造成工法)、特公平2−26601
2(軟弱地盤の圧密方法、特公平3−110287(軟
弱地盤における建柱方法)、特公平4−5101(軟弱
地盤におけるマンホ−ル建設方法)、特公平6−724
14(軟弱地盤の圧密方法)、特公平6−99900
(地盤圧密方法及びその装置)、特公平7−13373
(建柱基礎築造方法)等々である。然しこれらの方法又
は装置は、軟弱地の特定された狭い場所に建柱やマンホ
−ル等小構造物を築造する際に該ヶ所を圧密して構造物
を設置し易くするための圧密である。又出願人が最近提
供した特願平8−254029は、ソイルパイル圧密工
法利用による軟弱地盤における家屋の不等沈下防止方法
と不等沈下家屋の不陸修整及び当該方法に使用する装置
に関し、広い軟弱地盤全面積に実施するための方法と装
置であって然も圧密スクリュ−を一本からなる装置と当
該装置を使用しての圧密の方法である。以上従来の方法
では圧密スクリュ−が一本のため予防圧密の施工では能
率的ではなく、又不陸修整のための圧密施工の際狭い路
地とか隣家との間が狭い時の場合は作業が困難な場合も
あり、又従来の装置では圧密スクリュ−の回転反力を支
えるための手段を必要とした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、ソ
イルパイル圧密工法利用による軟弱地盤の圧密施工等に
おいて圧密スクリュ−部の回転反力を支える手段を必要
とせず、又圧密スクリュ−部を2本又は4本として構成
し圧密施工能率を画期的に向上した軟弱地盤の圧密装置
を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンベヤ−ス
クリュ−の頂部に駆動モ−タ−を、下端部には圧密スク
リュ−を装着してなり、コンベヤ−スクリュ−及び圧密
スクリュ−の螺旋羽根の巻き付け形成向きを反対方向と
して構成した二本の圧密スクリュ−部からなる圧密スク
リュ−機構と、駆動モ−タ−をその両端部において支持
する上部支持ア−ム及び左右端部に前記圧密スクリュ−
部を嵌挿案内するスクリュ−ガイドを一体として有する
下部支持ア−ム並びに下部支持ア−ムの中央に一体とし
て垂設し上部支持ア−ムの中央部において該ア−ムが上
下スライド可能なるよう該ア−ムに嵌挿してなるリ−ダ
−とからなる圧密スクリュ−部支持機構と、前記リ−ダ
−の頂部左右に設けたチェンホイル及び下部に設けたチ
ェンスプロケット並びにチェンホイル及びチェンスプロ
ケットに掛け渡し上部支持ア−ムに係着してなるチェ
ン、更にチェンスプロケットを作動するモ−タ−との各
部から構成してなる掘進圧密調整機構と、圧密スクリュ
−部の案内穴を有し、ウエイトを載置可能にして適宜の
接地面積を有する圧力板とウエイトとの各部からなる圧
密反力部との各機構から構成されており、作業機のブ−
ムによって作業個所に配設し且つ各モ−タ−は油圧ホ−
スにより作業機の油圧装置に連結作動可能に構成されて
いる。なお、上下両支持ア−ムは横方向に伸縮可能に構
成することも可能であり、更にウエイト又は下部支持ア
−ムには、端部にジャッキを有する伸縮自在のアウトリ
ガ−を付設することも可能である。又圧密スクリュ−部
を4本とした圧密スクリュ−機構として構成した場合
は、上部支持ア−ム及び下部支持ア−ムを対角線上に直
交させて構成しその交点にリ−ダ−を垂設し且つ上部支
持ア−ムがリ−ダ−を内嵌して上下スライド可能に構成
し、更に作業機の油圧制禦装置と各モ−タ−及び油圧装
置とを油圧ホ−スで直結している。勿論掘進圧密調整機
構は圧密スクリュ−部を二本として構成した場合と同様
に設け、端部にジャッキを有するアウトリガ−を、下部
支持ア−ムの交点部において直交して付設することも可
能であり、更に圧密スクリュ−が4本であるから圧密反
力部の圧力板には圧密スクリュ−の案内穴が4穴形成さ
れており、上下部各支持ア−ムを伸縮可能に構成するこ
とも可能である。
【0005】
【実施例】図1は圧密スクリュ−部が2本タイプの本発
明装置の実施例でその斜視説明図である。圧密スクリュ
−機構は2本の圧密スクリュ−部からなり、圧密スクリ
ュ−部はコンベヤ−スクリュ−1と、その頂部に装着し
た駆動モ−タ−2及び先端部に装着した圧密スクリュ−
5とから構成され、駆動モ−タ−2は作業機3の油圧制
禦装置と油圧ホ−ス4でもって連継してある。次に圧密
スクリュ−支持機構であるが、駆動モ−タ−2・2を左
右両端部において連結支持してなる上部支持ア−ム6、
左右端部にスクリュ−ガイド7を有する下部支持ア−ム
8、下部支持ア−ム8の中央部に立設すると共に上部支
持ア−ム6の中央部に嵌挿し上部支持ア−ム6が上下ス
ライド可能になるよう構成したリ−ダ−9の各部から構
成され、上部支持ア−ム6及び下部支持ア−ム8はある
程度の長さにおいて左右伸縮可能に構成されている。1
5はその調整穴である。なおこの調整穴15に代えて油
圧方式によって調整する構成としてもよい。次に掘進圧
密調整機構であるが、この機構はコンベヤ−スクリュ−
1・1の地中への掘進調整及び圧密材10の搬送調整、
圧密スクリュ5による圧密調整等を行う機構で、リ−ダ
−9の頂部に設けたチェンホイル11・11と下部に設
けたチェンスプロット12・12及びチェンホイル11
・11とチェンスプロケット12・12とに掛け渡した
チェン13並びに当該機構の駆動及びその調整用のモ−
タ−14の各部から成り、チェン13は上部支持ア−ム
6にその両端が適宜係着支持されており、モ−タ−14
はチェンスプロット12・12と噛合しこれを作動可能
に構成してある。
【0006】次に圧密反力部について述べる。圧密反力
部は、圧密所要個所に適宜接地面積を有して被設する圧
力板16と、当該板16に載地するウエイト17とから
なり、圧力板16には圧密スクリュ−部の案内穴18・
18が設けられている。そして前記の各機構中、反力板
16上にウエイト17を載置し、スクリュ−ガイド7内
に圧密スクリュ−5を嵌挿してリ−ダ−9の頂部に設け
てあるフック掛け19に、作業機3のブ−ム20に吊下
したフック21を掛けて吊り下げ圧密スクリュ−5を案
内穴18に臨ませて掘進圧密作業可能に構成する。又ウ
エイト17には点線で示すように、端部にジャッキ24
・24を有する伸縮自在のアウトリガ−23・23付設
可能に構成して装置の安定化と圧密反力の補強としても
よい。
【0007】次に本実施例の作用について述べる。本実
施例は上記の構成を有するので圧密所要個所に本装置を
設置し作業機の油圧制禦装置の操作により駆動モ−タ−
2を回動すると共にモ−タ−14をも始動し、圧密スク
リュ−部をもって軟弱地盤内を掘進する。この際予め地
盤調査によって掘進する深さ即ちソイルパイル形成の深
さを定めておきその予定された深さまで掘進する。その
際地盤の軟弱度によっては或程度の地中土砂がコンベヤ
−スクリュ−1によって地上に運ばれるが、その土砂は
圧密時に圧密材10と共に再び土中に送り込む。
【0008】圧密スクリュ−部の回転方向は、図5に示
すように各圧密スクリュ−部の回転を反対方向に回転し
て地中に掘進させる。従って図示するようにコンベヤ−
スクリュ−1・1の羽根21・21及び圧密スクリュ−
5の羽根22・22はそれぞれ形成された向きが反対方
向の螺旋状となっている。圧密スクリュ−部の掘進は地
盤の軟弱度に応じて駆動モ−タ−2の回転を調整すると
共にモ−タ−14の回動も調整しつつチェン13を介し
て圧密スクリュ−部の掘進速度を調整する。対向する2
本の圧密スクリュ−部の回転方向A・Aが反対であるか
らそれぞれの圧密スクリュ−部の回転によって生ずる回
転反力は相殺消去され回転反力による装置の振動も移動
も生じない。
【0009】所定の深さまで掘進したならば圧密スクリ
ュ−部を逆転しコンベヤ−スクリュ−1・1によって圧
密材10を土中に送り込む。Bはその逆転方向を示す。
圧密材10は掘進によって地上に運ばれた土砂があれば
該土砂、山砂、砂利、セメント等を混合したものを使用
する。コンベヤ−スクリュ−によって搬送された圧密材
10は圧密スクリュ−5によって該スクリュ−5を中心
として土中に押し込められ、圧密部が形成されるに従っ
て圧密スクリュ−部が上方に押し上げられるからモ−タ
−14の回動によりチェン13によって上部支持ア−ム
6のスライド上昇を押えれば圧密スクリュ−部の上昇が
規制されついには圧密スクリュ−部の回動が停止するに
至る。即ち当該深部における圧密が完了したものである
から掘進圧密調整機構の操作によって圧密スクリュ−機
構を適宜上昇させ圧密材10をコンベヤ−スクリュ−1
・1によって搬送し圧密スクリュ−5で圧密する。この
操作を繰り返し実施して所定の圧密を完了すると地中に
は岩盤のように強固なソイルパイルが形成されその周辺
も圧密材10の押し込みによって相当圧密され、このソ
イルパイルと圧密影響範囲の出現で土中の水分は排除さ
れ軟弱地盤は乾燥した強固な地盤に変化する。上記によ
り形成されるソイルパイルは、反力板16に形成した案
内穴18の間隔に等しい間隔で形成されるが、家屋建設
の場合は家屋の柱の基礎の直下にソイルパイルを形成す
るのが最も効果的であるから実際にはその間隔は1間
(1,820m)又は半間(0.91m)或は2m毎の
ように形成することになる。従って案内穴18の間隔も
2分の1間又は1間或は2mとして構成した反力板16
を用意し、これに合わせて上部支持ア−ム6及び下部支
持ア−ム8の間隔を調整して圧密を実施することにな
る。上下の支持ア−ム6・8の構成が伸縮可能に構成さ
れていない場合は本発明装置を、2種又は3種の巾を有
する上下各支持ア−ムとして用意して使用すればよい。
又反力板16も案内穴18の間隔を1間、2分の1間、
2m等のものを用意すればよい。
【0010】圧密作業が進行し、ソイルパイルが地表近
くまで形成されると圧密作業中地盤が地表に押し上げら
れ圧密スクリュ−5の圧密力が著しく減殺されるからこ
れを防止するのがウエイト17であり、この重量で地表
部の盛り上がりを抑制すると共に掘進圧密調整機構を操
作してリ−ダ−9を下方に押しやる力を加えると共に圧
密スクリュ−5の圧密回転を強め地表部に近い部分も強
固に圧密する。
【0011】次に本実施例の効果について説明する。本
実施例の場合は圧密スクリュ−部を二本二連とした構成
であり装置全体が比較的小型簡素であるから図3に示す
ように、軟弱地盤の沈下のための家屋の不陸修整の際作
業面積が極めて狭い場合でも作業機のブ−ム20さえ伸
ばせば容易に不陸修整作業が行い得る。又圧密スクリュ
−部が二本で同時に反対方向に回転して掘進及び圧密作
業が実施できるから能率的であると共に回転反力を互に
相殺消去するという大きな効を有する。従って従来のよ
うに装置中に回転反力受けを設ける必要がないという効
を奏し、そのため装置を小型簡素可能となった、という
効をも有する。本装置を家屋建設前の軟弱宅地の圧密に
使用するときは圧密スクリュ−部が一本のそれに比し、
単純計算でも2倍の作業能率のアップという効を有する
ものである。
【0012】次に本発明中圧密スクリュ−部を4本とし
た装置の実施例について説明する。軟弱地盤の圧密工法
の効力的特徴は、圧密によって形成されたソイルパイル
(杭体)によって家屋等建設構造物の荷重を支持するの
ではなく、軟弱地盤から水分を除去し或は過度の団粒組
織をソイルパイル及びその周辺に形成される圧密影響範
囲をもって地盤を1体化(巨大な単粒組織化された地
盤)して全体で支持力を強化した地盤とすることにあ
る。そのためには、支持力を得る土圧が平均化されるこ
とが望ましく、圧密により形成されるソイルパイルの間
隔を離して1ヶ所で大量に圧密材を押し込むより、各ソ
イルパイルの間隔を短くして数多く配置する方が、土圧
が平準化された圧密地盤となり有効で且つ圧密を効率
(能率)よく実施することができる。本発明の一般的な
用途としては家屋等建設のための軟弱地盤の圧密である
が、柱や家屋基礎部の直下にソイルパイルを設ける方が
より効果的であり、通常従来の技術では1間又は2m
毎、或はその半分の位置にソイルパイルを形成する事が
出願人によってすでに提供されているところであるが、
圧密スクリュ−部1本の装置では同装置を多数配置使用
し一台の作業機で集中制禦によって実施しても多数の圧
密装置を必要とするという難点があったので、1台の圧
密装置で一度に多数ソイルパイルを形成可能とすれば圧
密装置の数が少なくとも一台の作業機で極めて能率的に
圧密を実施することができる。そこでこの発明は前記の
実施例においては圧密スクリュ−部が2本であったのを
4本となし、それぞれ該スクリュ−の間隔を前記の何れ
かの寸法として圧密装置を構成した。そこで次に実施例
である図に従って説明する。
【0013】1.圧密スクリュ−機構について この機構はコンベヤ−スクリュ−1の頂部に駆動モ−タ
−2を、下部には圧密スクリュ−5を装着した圧密スク
リュ−部4本からなり、4本の圧密スクリュ−部はそれ
ぞれ同間隔で正方形状の各頂部に配設された構成を有
し、駆動モ−タ−2は作業機3の油圧制禦装置と油圧ホ
−ス4で連結されている。又圧密スクリュ−5は後に述
べる下部支持ア−ム8・8の左右端部に設けられたスク
リュ−ガイド7に嵌挿され圧力板16に設けた案内穴1
8に臨ませてある。なお、圧密スクリュ−部の螺旋羽根
21と螺旋羽根22は対角線上で対向するそれと反対向
きの螺旋構成となっていることは前記実施例と同様であ
る。 2 圧密スクリュ−支持機構について 圧密スクリュ−支持機構は、対角線上で対向する駆動モ
−タ−2をそれぞれ直結直交する二本の上部支持ア−ム
6・6と、左右両端にスクリュ−ガイド7を一体として
有し且つ直交する2本の下部支持ア−ム8・8及び下部
支持ア−ム8・8の交点部に一体として垂設し、上部支
持ア−ムの交点部でスライド可能に内嵌挿し上部支持ア
−ム6・6が上下スライド可能に構成されている。 3 掘進圧密調整機構について 次に掘進圧密調整機構であるが、当該機構はリ−ダ−9
の頂部に設けたチェンホイル11・11とリ−ダ−9の
下部に設けたチェンスプロケット12・12及びチェン
スプロケット12・12と噛合回動するとモ−タ−14
並びにチェンホイル11・11とチェンスプロケット1
2・12に掛け渡したチェン13・13とから構成さ
れ、それぞれのチェン13の両端部は上部支持ア−ム6
に係止されモ−タ−14の回動によってチェン13を作
動し上部支持ア−ム6の、リ−ダ−9上の上下スライド
速度を抑制調整して圧密スクリュ−部の掘進速度や圧密
速度及び圧密度を調整していること、前記実施例と同様
である。 4 圧密反力部について 圧密反力部は適宜広さの接地面積をする反力板16の正
方形の4隅に案内穴18を4個開穴してあって圧密作業
時圧密スクリュ−5及びコンベヤ−スクリュ−1の案内
作用をなすように構成してある。又中央部には適宜重量
のウエイト17を載置してなる。そしてそのウエイト1
7上に下部支持ア−ム8・8を介して圧密スクリュ−機
構及び圧密スクリュ−支持機構並びに掘進圧密支持機構
等からなる本装置が載置構成される。なお下部支持ア−
ム8・8の交点部において直交するアウトリガ−23・
23を付設し該リガ−23・23の両端部に支持ジャッ
キ24を設けて作業時における装置全体の安定化を図る
と共に圧密反力の補助としてもよい。
【0014】上下の各支持ア−ム6・8によって直結さ
れている対向する各圧密スクリュ−部の羽根21・22
はその形成向きが反対方向に螺旋状となっていること前
記の実施例と同様であり、駆動モ−タ−2及びモ−タ−
14は作業機の油圧制禦装置と油圧ホ−ス4で直結され
ているものであり、又上下支持ア−ム6・8及びアウト
リガ−23を油圧でもって伸縮可能に構成するときは図
示しないが油圧ホ−スで作業機の油圧制禦装置と直結す
る。その他掘進圧密調整機構等の作用は前記実施例と全
く同じである。
【0015】次に本実施例の効果について述べる。本装
置中上下の支持ア−ム6・8によって平行して支持され
た圧密スクリュ−部の羽根21・22はそれぞれ反対方
向の向きで螺旋状に構成されているから、掘進も圧密材
の搬送及び圧密も4本の圧密スクリュ−部で同時に施工
することが可能であり極めて能率的であるという効を奏
する。又両支持ア−ム6・8によって対向して支持され
た圧密スクリュ−部の回転が反対方向に回転するので回
転反力が相殺消去されるという大きな効を奏する。従っ
て本装置中に回転反力を支える機構を設ける必要がない
という利点があり、又その分装置の簡略化が可能という
効を奏する。次に圧密を要する軟弱地盤の地表に凹凸が
存在したり、傾斜地のため装置の設置に不便がある時は
直交して設けたアウトリガ−とジャッキでもって水平に
設置して圧密できるという利点もあり、圧密を要する地
盤の軟弱度等によっては圧力板に設けてある案内穴の間
隔のことなる圧力板を使用し且つこの間隔に合わせて上
下支持ア−ムの長さを調整して圧密することも可能であ
るという利点を有する。又第7図に示すように、軟弱地
盤の全面を家屋等建造物を建設する前に圧密する場合は
4本の圧密スクリュ−部で全面を圧密してソイルパイル
25を形成しても4本のソイルパイルに囲まれた中央部
に圧密影響範囲26も形成されない圧密未完部27が生
じるという不都合がある。かかる場合該部27を本装置
をもって一回の圧密で4箇所の圧密未完部27を効率よ
く圧密を実施することが可能でしかも圧密未完部27に
ソイルパイル25が形成されると共に圧密影響範囲26
が互に重なり合って、互の圧密影響範囲26が強固な圧
密部となって現出し、軟弱地盤からは水分が排出されて
一枚の岩盤のように形成され圧密した地盤全体が荷重に
対する支持力が極度に強化されることになる。従って建
造物の荷重によって一部分でも沈下するというような現
象は絶対に生じないという効を奏する。即ちこのよう
な、支持力を強化した地盤の形成に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
図1 圧密スクリュ−部を2本として構成した軟弱地盤
圧密装置の斜視説明図。假想線部は着脱自在に設けたア
ウトリガ−及びジャッキを示す。 図2 圧密スクリュ−部を4本として構成した軟弱地盤
圧密装置の斜視説明図。 図3 本発明装置を狭い場所に設置する際の側面説明
図。 図4 本発明装置を家屋と家屋の間に設置する際の平面
説明図。 図5 圧密スクリュ−部を2本として構成した本発明装
置の回転反力相殺消去の作用説明図で、圧密スクリュ−
部がA方向に回転するときは回転反力はB方向に働き、
B方向に回転するとはきA方向に回転反力が発生する。 図6 圧密スクリュ−部を4本として構成した本発明装
置の回転反力相殺消去の作用説明図で、圧密スクリュ−
部がA方向に回転するときは回転反力はB方向に働き、
B方向に回転するときはA方向に回転反力が発生する。 図7 本発明装置を使用して軟弱地盤全面を圧密した場
合生ずる圧密未完部を更に能率的に圧密した場合のソイ
ルパイル及び圧密影響範囲の一部形成状態を示す平面説
明図。
【符号の説明】
1 コンベヤ−スクリュ− 2 駆動モ−タ− 3 作業機 4 油圧ホ−ス 5 圧密スクリュ− 6 上部支持ア−ム 7 スクリュ−ガイド 8 下部支持ア−ム 9 リ−ダ− 10 圧密材 11 チェンホイル 12 チェンスプロケット 13 チェン 14 モ−タ− 15 調整穴 16 圧力板 17 ウエイト 18 案内穴(圧密スクリュ−の) 19 フック掛け 20 ブ−ム 21 コンベヤ−スクリュ−の羽根 22 圧密スクリュ−の羽根 23 アウトリガ− 24 支持ジャッキ 25 ソイルパイル 26 圧密影響範囲 27 圧密未完部 A 圧密スクリュ−部の掘進回転方向 B 圧密スクリュ−部の圧密回転方向
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 3/02 E02F 5/02 E02F 5/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部に駆動モ−タ−を装着し、螺旋羽根
    の巻き付け形成向きを反対方向として構成した二本の圧
    密スクリュ−部を適宜の間隔をもって併設してなる圧密
    スクリュ−機構と、 前記駆動モ−タ−を両端部で支持する上部支持ア−ム及
    び左右端部にスクリュ−ガイドを有する下部支持ア−ム
    並びに前記両ア−ム中央部にして下部支持ア−ムに一体
    的に垂設し上部支持ア−ムを上下スライド可能に嵌挿し
    てなるリ−ダ−との各部から構成した圧密スクリュ−支
    持機構と、 前記リ−ダ−の頂部に設けたチェンホイル及び下部に設
    けたチェンスプロケット並びに、チェンホイルとチェン
    スプロケットに掛け渡し且つ上部支持ア−ムに係着した
    チェン、更にこれらを駆動調整をするモ−タ−とから構
    成された掘進圧密調整機構と、 圧密スクリュ−部案内穴を有し、ウエイトを載置可能に
    して適宜の接地面積を有する圧力板と前記ウエイトから
    成る圧密反力部との各機構からなることを特徴とし、下
    部支持ア−ムをウエイト上に載置し圧密スクリュ−がス
    クリュ−ガイド及び圧密スクリュ−の案内穴を介し作業
    機による支持と油圧操作によって掘進と圧密を可能に構
    成した軟弱地盤圧密装置。
  2. 【請求項2】 一端に支持ジャッキを有するアウトリガ
    −をウエイトに装着可能に構成したことを特徴とする前
    記請求項1記載の軟弱地盤圧密装置。
  3. 【請求項3】上部支持ア−ム及び下部支持ア−ム並びに
    アウトリガ−及びジャッキを伸縮可能に構成してなるこ
    とを特徴とする前記請求項1又は2記載の軟弱地盤圧密
    装置。
  4. 【請求項4】 上部支持ア−ム及び下部支持ア−ムをそ
    れぞれ直交する2本としてなる圧密スクリュ−支持機構
    と、 圧密スクリュ−を4本としてなる圧密スクリュ−機構と
    圧密スクリュ−案内穴を4個とする圧密反力部とからな
    ることを特徴とする前記請求項1記載の軟弱地盤圧密装
    置。
  5. 【請求項5】 一端に伸縮可能な支持ジャッキを有する
    伸縮可能なアウトリガ−を、下部支持ア−ムの直交部で
    直交して設けてなることを特徴とする前記請求項4記載
    の軟弱地盤圧密装置。
  6. 【請求項6】 上部支持ア−ム及び下部支持ア−ムを伸
    縮可能に構成してなることを特徴とする前記請求項4又
    は5記載の軟弱地盤圧密装置。
JP2094297A 1997-01-21 1997-01-21 軟弱地盤圧密装置 Expired - Lifetime JP2876525B2 (ja)

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