JP2890497B2 - 多点光測定器 - Google Patents

多点光測定器

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JP2890497B2 JP18505989A JP18505989A JP2890497B2 JP 2890497 B2 JP2890497 B2 JP 2890497B2 JP 18505989 A JP18505989 A JP 18505989A JP 18505989 A JP18505989 A JP 18505989A JP 2890497 B2 JP2890497 B2 JP 2890497B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばブラウン管面の輝度や色相を管理、
調整する際に用いられる、複数個の受光部から得られた
測定データに所定の演算を施して、測定結果を求める多
点光測定器に係り、特に各受光部出力である測定データ
に必要に応じて所望の演算方法が実行出来るようにした
ものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の多点光測定器としては、(1)複数の
受光部の全てが測定データの絶対値を算出するもの、あ
るいは(2)複数の受光部の全てが予め設定された基準
値に対する相対値を算出するものであった。
第4図及び第5図は上記従来の多点光測定器のブロッ
ク図を示すものである。第4図において、例えば10個の
受光部(以下、光電変換回路という)P1〜P10で得られ
た出力信号は対応するA/D変換回路20で、それぞれデジ
タルデータに変換された後、演算部30に導かれて上記各
デジタルデータの絶対値Y1〜Y10が算出され、出力表示
部40に出力される。また、第5図では、各デジタルデー
タは演算部30で相対値計算に施される。すなわち、各デ
ジタルデータは予め基準値記憶部80に記憶されている基
準値Y11に対する相対値Y1/Y11〜Y10/Y11が計算されて
出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
被測定物の管理、調整においては、複数の測定ポイン
トの内、いくらかのポイントはその絶対値を、他の測定
ポイントは予め定められた基準ポイントに対する相対値
を必要とする場合や、更に所望の測定ポイントについて
予め定めた基準値に対する相対値が必要な場合がある。
前記第4図の多点光測定器の例では、各光電変換回路で
得られた測定データに対する絶対値を基に外部計算機50
を用いて、光電変換回路P2の測定ポイントについては光
電変換回路P1での絶対値に対する相対値を再計算させ、
また光電変換回路P10の測定ポイントについては光電変
換回路P9での絶対値に対する偏差を再計算させている。
更に、第5図の多点光測定器の例では、所定の基準値Y
11に対する各光電変換回路での相対値を基に、外部計算
機50を用いて、この基準値Y11成分を除去するための再
計算を実行させた上、更に第4図と同様な再計算を実行
させている。
すなわち、このような場合には多点光測定器で得られ
た測定結果をパソコン等の外部計算機に再入力し、ある
いは機器を接続して再計算処理させねばらなず、汎用性
の点で問題があり、また、測定システムが複雑、大形化
する。
本発明は、測定器自体に要求される演算モードを予め
複数記憶しておき、測定時に各受光部からの出力の各々
について所望の測定結果が得られるようにした多点光測
定器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、N個の受光部からの出力の各々について演
算を実行して測定結果を得るようになされた多点光測定
器において、上記受光部出力を演算するための複数のモ
ードを有し、上記N個の受光部からの出力の各々につい
て独立して、上記複数のモードの中から選択的にひとつ
のモードを設定する演算モード設定手段を備えたことを
特徴とするものである。
(作用) 本発明によれば、演算モード設定手段を用いてN個の
受光部出力の各々について独立して複数のモードの中か
ら選択的にひとつのモードが設定され、設定されたモー
ドで、N個の受光部からの出力の各々に対して演算が実
行される。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係る多点光測定器の一実施例を示
すブロック図である。
この多点光測定器は光を受光するための受光部1と測
定器本体側10とから成る。受光部はP1、P2、…PNのN個
の光電変換回路から成り、各光電変換回路はプローブ
(第3図参照)の形態を有して測定器本体10の各接続端
子(不図示)に着脱可能に接続されるように構成されて
いる。この光電変換回路P1、P2、…PNはそれぞれ受光し
た光の光量や輝度が測定できるもので、受光した測定光
を電気信号に変換するようになされている。
測定器本体10側は演算部分と該演算部分を制御する制
御部分とから構成されている。
AD1、AD2、…ADNは上記各光電変換回路P1、P2、…PN
からの電気信号をデジタルデータに変換するA/D変換回
路で、これらの各デジタルデータは演算部11で後述する
演算を施された後、その結果が表示部12に出力されて、
例えば数値表示される。この表示部12は上記各光電変換
回路P1、P2、…PNに対応する表示部分を有している。
13は後述する各種の演算モードが記憶された演算モー
ドデータ記憶部、14は予め定めた基準値を記憶するもの
で、該基準値に対する相対値を求める演算モードの場合
に、必要な基準値を後記制御部17からの指令に従って演
算部11に出力するものである。15は演算モードを操作者
が設定指示ための演算モードデータ設定部、16は基準値
に対する相対値を求める演算モードの場合に必要な基準
値を設定指示する基準値データ設定部である。
17はこの測定器本体10の動作を統括的に制御する制御
部で、上記複数の光電変換回路P1、P2、…PNの各出力信
号を同時に、あるいは時系列的にA/D変換回路AD1、A
D2、…、ADNでデジタルデータに変換させるとともに演
算部11に導くための制御、演算モードデータ設定部15で
設定指示された演算モードを演算モードデータ記憶部13
に指示するとともに、基準値に対する相対値を算出する
演算モードが指示された場合に基準値データ記憶部14の
所定の基準値データを予め演算部11に取り込ますための
制御を行う。このようにして、演算部11は入力されたA/
D変換回路AD1、AD2、…ADNからの各デジタルデータ及び
必要時には基準値データ記憶部14からの基準値とから、
設定指示された演算モードに基づいて各光電変換回路
P1、P2、…PN、すなわち各測定ポイントにおける測定結
果を算出し、出力する。
次に、演算処理について説明する。
演算モードとして、例えば次の4つの場合を例に挙げ
て説明する。
(1)光電変換回路P1、P2、…PNの各測定データについ
て、それぞれ絶対値を算出する第1の演算モード (2)光電変換回路P1、P2、…PNの各測定データについ
て絶対値を算出した後、各絶対値について、選択された
(1又は複数個の)絶対値に対する相対値を算出する第
2の演算モード (3)光電変換回路P1、P2、…PNの各測定データについ
て絶対値を算出した後、各絶対値について、予め定めた
(1又は複数個の)基準値に対する相対値を算出する第
3の演算モード (4)上記第1の演算モード、第2の演算モード及び第
3の演算モードとを混合した第4の演算モード なお、ここにいう相対値とは、比率や偏差をいう。
(1)第1の演算モードについて 演算モードデータ設定部15で第1の演算モードの設定
が行われると、設定終了信号が出力される。制御部17は
この設定終了信号を受けて、演算モードデータ記憶部13
に第1の演算モードデータが設定された旨を指示すると
ともに、第1の演算モードデータが演算時に読出される
ようにセットする。
そして、演算部11は制御部17による制御に基づいてA/
D変換回路AD1、AD2、…、ADNから同時に、あるいは時系
列的に送入される各デジタルデータについて、それぞれ
第1の演算モードによる演算を実行する。演算の結果算
出された絶対値は表示部12の各表示部分に対応して表示
される。
(2)第2の演算モードについて この場合、演算モードデータ設定部15で第2の演算モ
ードの設定指示とともに相対値を求めるべく基準となる
A/D変換回路のナンバーの設定入力を行う。なお、このA
/D変換回路の選定は1又は複数が可能である。設定が終
了すると制御部17に設定終了信号が出力され、制御部17
はこの設定終了信号を受けて演算モードデータ記憶部13
に第2の演算モードデータが設定された旨を指示すると
ともに、第2の演算モードデータが演算時に読出される
ようにセットする。更に、制御部17はA/D変換回路AD1
AD2、…、ADNから同時に、あるいは時系列的に送入され
る各デジタルデータについて、先ず絶対値を算出させ、
上記選定されたA/D変換回路からのデジタルデータに対
する絶対値を基準データ記憶部14に取り込むように制御
する。
そして、演算部11は各絶対値について、基準データ記
憶部14に記憶した絶対値に対する相対値を算出すべく第
2の演算モードによる演算を実行する。演算の結果算出
された選定基準測定ポイントの絶対値及び各測定ポイン
トの相対値は表示部12の各表示部分に対応して表示され
る。
また、基準値とすべく選定されたA/D変換回路が複数
ある場合には、演算モードデータ設定部15で各絶対値に
ついてどのA/D変換回路からの絶対値を基準値にするか
を設定入力する。演算部11は各設定データに従ってそれ
ぞれに設定された基準値に対する相対値を算出する。
(3)第3の演算モードについて 演算モードデータ設定部15で第3の演算モードの設定
が設定指示されると、設定終了信号が出力される。制御
部17はこの設定終了信号を受けて、演算モードデータ記
憶部13に第3の演算モードデータが設定された旨を指示
するとともに、第3の演算モードデータが演算時に読出
されるようにセットする。更に、基準値データ設定部16
で予め定めた基準値を入力する。あるいは、測定に要求
される基準値を予め複数記憶しておき、その中から必要
な基準値を選択するようにすることもできる。
制御部17は上記入力された基準値を基準値データ記憶
部14に記憶し、あるいは選択された基準値が演算時に基
準値データ記憶部14から読み出されるように制御する。
そして、演算部11は制御部17による制御に基づいてA/
D変換回路AD1、AD2、…、ADNから同時に、あるいは時系
列的に送入されるデジタルデータについて、先ず絶対値
を算出させ、各絶対値と上記基準値とからそれぞれ該基
準値に対する相対値を求めるべく第3の演算モードによ
る演算を実行する。演算の結果算出された相対値は表示
部12の各表示部分に対応して表示される。
なお、この場合にも、上記第2の演算モードの場合と
同様、基準値は複数設定、あるいは選択可能であり、各
A/D変換回路についてどの基準値を採用するかが入力さ
れる。
(4)第4の演算モードについて 第2図は、上記第1の演算モード、第2の演算モード
及び第3の演算モードを混合した、いわば第4の演算モ
ードを実行する場合の動作を説明するブロック図で、A/
D変換回路と表示部12の間の各ブロックは実際に演算部1
1で処理される演算を示したものである。この第4の演
算モードでは、演算モードデータ設定部15及び基準値デ
ータ設定部16に上記第1の演算モード、第2の演算モー
ド、第3の演算モードで必要なデータを設定した操作を
行う。すなわち、このブロック図ではA/D変換回路AD1
びAD5の出力データについてはその絶対値が計算されて
いる。また、AD2、AD3、AD4、AD6及びAD7の出力データ
から算出される絶対値についてはそれぞれ異なる算出絶
対値を基準値とした値に対する相対値が計算されてい
る。更に、A/D変換回路AD8、AD9及びAD10の出力データ
から算出される絶対値については基準値データ設定部16
で入力した、あるいは基準値データ記憶部14内に基準値
データ記憶エリア14′に予め記憶されている基準値
Y11、Y12、…Y15の中から基準値Y11及びY12が選択さ
れ、A/D変換回路AD8、AD9の出力データから算出される
絶対値については基準値Y11、Y12に対する相対値が、A/
D変換回路AD10の出力データから算出される絶対値につ
いては基準値Y12に対する相対値が計算されている。
なお、相対値として比率を算出する場合、A/D変換回
路の出力データの比率を算出するようにしてもよい。
第3図は、ブラウン管18面の螢光体の輝度等につい
て、上記の様にして算出された測定結果を表示した一例
を示すもので、便宜上プローブは5本としている。同図
(A)は全て絶対値を算出、表示する第1の演算モード
の場合、同図(B)は絶対値、測定結果である絶対値に
対する相対値及び予め設定された基準値に対する相対値
を算出するような各種演算方法が混合された第4の演算
モードの場合を示すものである。
測定のための各プローブはブラウン管18面上予め定め
た螢光体位置に対向するようにセットされている。
同図(A)においては、各光電変換回路P1、P2、…P5
での受光信号が絶対値で表示されている。また、同図
(B)においては、各光電変換回路P1、P2、…P5の内、
光電変換回路P3の受光信号は絶対値で表示され、A/D変
換回路P1、P2については光電変換回路P3の受光信号の絶
対値に対する相対値(比率)が表示され、A/D変換回路P
4、P5については予め設定された基準値に対する相対値
(ここでは偏差)が表示されている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、N個の受光部
からの出力の各々について演算を実行して測定結果を得
るようになされた多点光測定器において、上記受光部出
力を演算するための複数のモードを有し、上記N個の受
光部からの出力の各々について独立して、上記複数のモ
ードの中から選択的にひとつのモードを設定する演算モ
ード設定手段を備えた構成としたので、各受光部からの
出力の各々に対して種々の演算結果を得ることができ
る。しかも、演算モードの設定が容易に行える等、測定
システムの小型化、簡素化が図れるとともに汎用性に富
んだ多点光測定器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多点光測定器の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は第4の演算モードによる演算を実行
する場合の動作説明用ブロック図、第3図(A)は第1
の演算モードの場合の測定状態を示す図、第3図(B)
は第4の演算モードの場合の測定状態を示す図、第4
図,第5図は従来の多点光測定器のブロック図である。 1…受光部、10…測定器本体、11…演算部、12…表示
部、13…演算モードデータ記憶部、14…基準値データ記
憶部、14′…基準値データ記憶エリア、15…演算モード
データ設定部、16…基準値データ設定部、17…制御部、
P1,P2、…PN…光電変換回路、AD1、AD2、…、ADN…A/D
変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳴瀬 一彦 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭63−8521(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01J 1/42 - 1/44 G01M 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N個の受光部からの出力の各々について演
    算を実行して測定結果を得るようになされた多点光測定
    器において、上記受光部出力を演算するための複数のモ
    ードを有し、上記N個の受光部からの出力の各々につい
    て独立して、上記複数のモードの中から選択的にひとつ
    のモードを設定する演算モード設定手段を備えたことを
    特徴とする多点光測定器。
  2. 【請求項2】上記複数のモードは、上記受光部からの出
    力について、絶対値を演算するモードを含むことを特徴
    とする請求項1記載の多点光測定器。
  3. 【請求項3】上記複数のモードは、上記受光部からの出
    力について、予め定められた受光部からの出力に対する
    相対値を演算するモードを含むことを特徴とする請求項
    1記載の多点光測定器。
  4. 【請求項4】上記複数のモードは、上記受光部からの出
    力について、予め設定された基準値に対する相対値を演
    算するモードを含むことを特徴とする請求項1記載の多
    点光測定器。
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