JP2894251B2 - 透過型スクリーン金型の製造方法及び製造装置 - Google Patents
透過型スクリーン金型の製造方法及び製造装置Info
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- JP2894251B2 JP2894251B2 JP7177255A JP17725595A JP2894251B2 JP 2894251 B2 JP2894251 B2 JP 2894251B2 JP 7177255 A JP7177255 A JP 7177255A JP 17725595 A JP17725595 A JP 17725595A JP 2894251 B2 JP2894251 B2 JP 2894251B2
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- cylindrical roll
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過型スクリーンに用
いられるレンチキュラスクリーン及びリニアフレネルス
クリーンを形成するための金型の製造方法及び製造装置
に関する。
いられるレンチキュラスクリーン及びリニアフレネルス
クリーンを形成するための金型の製造方法及び製造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の透過型スクリーン金型の
製造方法は、高精細画像を有するハイビジョンプロジェ
クタや液晶プロジェクタ用としてファインピッチ且つ高
精度なレンチキュラレンズ金型を得ることを目的として
用いられている。例えば特開平4−53642号公報で
は、円筒ロールに型材をその表面歪み量が型材の弾性限
度内であるように巻き付け旋削加工を施すことを特徴と
している。即ち型材を円筒ロールに巻き付けた際に円周
方向断面の発生応力が型材の弾性変形内であれば旋削加
工後に円筒ロールから取り外すだけで平坦性が良好で且
つレンズ形状の微細な変化のない透過型スクリーン金型
が得られるということが記載されている。
製造方法は、高精細画像を有するハイビジョンプロジェ
クタや液晶プロジェクタ用としてファインピッチ且つ高
精度なレンチキュラレンズ金型を得ることを目的として
用いられている。例えば特開平4−53642号公報で
は、円筒ロールに型材をその表面歪み量が型材の弾性限
度内であるように巻き付け旋削加工を施すことを特徴と
している。即ち型材を円筒ロールに巻き付けた際に円周
方向断面の発生応力が型材の弾性変形内であれば旋削加
工後に円筒ロールから取り外すだけで平坦性が良好で且
つレンズ形状の微細な変化のない透過型スクリーン金型
が得られるということが記載されている。
【0003】図6は従来の金型旋削加工を示す工程図で
あり、(A)は円筒ロールの端面方向から見た図、
(B)は横方向から見た図、(C)は加工溝の断面拡大
図である。(A)において型材10は円筒ロール11に
取り付けられ回転し、溝仮構バイト12によって旋削加
工を施される。(B)に示すように型材10の表面に溝
が加工される。
あり、(A)は円筒ロールの端面方向から見た図、
(B)は横方向から見た図、(C)は加工溝の断面拡大
図である。(A)において型材10は円筒ロール11に
取り付けられ回転し、溝仮構バイト12によって旋削加
工を施される。(B)に示すように型材10の表面に溝
が加工される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の透過型スク
リーン金型の製造方法は、型材に薄板を用いているため
型材自身に製造時の圧延工程における残留応力または表
面硬化が存在し、弾性限度内で巻き付けたとしても、旋
削加工によって型材自身の加工面と非加工面、即ち表面
と裏面での残留応力のバランスが崩れてしまうことによ
る反りが発生し、完全な平坦を得ることは困難である。
また特開平4−53642号公報で記載されているよう
に薄板状の型材ではハンドリング・強度等に問題がある
ため補強板に接着することが、平坦性を得るためにも必
要不可欠となり、その際貼り付け工程や加工工程におい
て加工溝に直接外力が加わり加工溝が変形することがあ
る。このような加工溝の変形問題はピッチが微細になる
ほど顕著に現れる。
リーン金型の製造方法は、型材に薄板を用いているため
型材自身に製造時の圧延工程における残留応力または表
面硬化が存在し、弾性限度内で巻き付けたとしても、旋
削加工によって型材自身の加工面と非加工面、即ち表面
と裏面での残留応力のバランスが崩れてしまうことによ
る反りが発生し、完全な平坦を得ることは困難である。
また特開平4−53642号公報で記載されているよう
に薄板状の型材ではハンドリング・強度等に問題がある
ため補強板に接着することが、平坦性を得るためにも必
要不可欠となり、その際貼り付け工程や加工工程におい
て加工溝に直接外力が加わり加工溝が変形することがあ
る。このような加工溝の変形問題はピッチが微細になる
ほど顕著に現れる。
【0005】本発明の目的は、薄板の透過型スクリーン
金型に関して、ハンドリング・強度確保のための補強板
接着工程において、加工溝の変形を防ぎ、平坦度を高め
る製造方法を提供することにある。
金型に関して、ハンドリング・強度確保のための補強板
接着工程において、加工溝の変形を防ぎ、平坦度を高め
る製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも片面にレンチキュラレンズまたはリニアフレネルレ
ンズ等を複数連続配置してなる透過型スクリーン金型に
関し、円筒ロールに薄板を巻き付け旋削加工を施し、次
に金型加工後加工面に紫外線硬化樹脂膜を保護膜として
形成したあと表面を平滑に加工し、その後、薄板を前記
円筒ロールから取りはずし、補強板に接着することを特
徴とする透過型スクリーン金型の製造方法が得られる。
とも片面にレンチキュラレンズまたはリニアフレネルレ
ンズ等を複数連続配置してなる透過型スクリーン金型に
関し、円筒ロールに薄板を巻き付け旋削加工を施し、次
に金型加工後加工面に紫外線硬化樹脂膜を保護膜として
形成したあと表面を平滑に加工し、その後、薄板を前記
円筒ロールから取りはずし、補強板に接着することを特
徴とする透過型スクリーン金型の製造方法が得られる。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明による紫外線硬化樹脂膜形成
工程図であり、(A),(B),(C)は図6の
(A),(B),(C)に対応している。図6に示した
従来技術による旋削加工が終了した後、型材10及び円
筒ロール11の下部を紫外線硬化樹脂液13を満たした
漕14に浸漬する。型材10及び円筒ロール11を回転
させることにより、型材10の表面即ち加工面に紫外線
硬化樹脂液13が連続して付着し、上部紫外線ランプ1
5近傍で硬化し膜が形成される。このような工程を連続
して行うことにより型材10の表面全体に紫外線硬化樹
脂膜16が形成される。紫外線ランプ15は(B)に示
すように長管タイプを用いる。(C)に示すように紫外
線硬化樹脂膜16の表面はこの状態では完全な平滑では
ない。
工程図であり、(A),(B),(C)は図6の
(A),(B),(C)に対応している。図6に示した
従来技術による旋削加工が終了した後、型材10及び円
筒ロール11の下部を紫外線硬化樹脂液13を満たした
漕14に浸漬する。型材10及び円筒ロール11を回転
させることにより、型材10の表面即ち加工面に紫外線
硬化樹脂液13が連続して付着し、上部紫外線ランプ1
5近傍で硬化し膜が形成される。このような工程を連続
して行うことにより型材10の表面全体に紫外線硬化樹
脂膜16が形成される。紫外線ランプ15は(B)に示
すように長管タイプを用いる。(C)に示すように紫外
線硬化樹脂膜16の表面はこの状態では完全な平滑では
ない。
【0009】図2は本発明による紫外線硬化樹脂膜旋削
加工を示す工程図であり、(A),(B),(C)は図
1の(A),(B),(C)に対応する。図で硬化した
紫外線硬化樹脂膜16が形成された型材10および円筒
ロール11を回転させ平滑加工バイト17によって旋削
加工を行う。旋削加工後は(C)に示すように表面が平
滑な紫外線硬化樹脂膜18が形成される。
加工を示す工程図であり、(A),(B),(C)は図
1の(A),(B),(C)に対応する。図で硬化した
紫外線硬化樹脂膜16が形成された型材10および円筒
ロール11を回転させ平滑加工バイト17によって旋削
加工を行う。旋削加工後は(C)に示すように表面が平
滑な紫外線硬化樹脂膜18が形成される。
【0010】図3は紫外線硬化樹脂膜18が形成された
型材10を円筒ロール11から取り外した状態を示して
いる図である。図6の旋削加工によって型材10の内部
応力のバランスが崩れ、反りが発生している状態を示し
ている。
型材10を円筒ロール11から取り外した状態を示して
いる図である。図6の旋削加工によって型材10の内部
応力のバランスが崩れ、反りが発生している状態を示し
ている。
【0011】図4は紫外線硬化樹脂膜18が形成された
型材10を補強板19に接着する工程を示す図である。
整直ローラ20によって型材10と補強板19が密着す
るように接着を行う。
型材10を補強板19に接着する工程を示す図である。
整直ローラ20によって型材10と補強板19が密着す
るように接着を行う。
【0012】図5は接着後、紫外線硬化樹脂膜18を取
り除く工程を示している。この工程終了後透過型スクリ
ーン金型として用いることができる。
り除く工程を示している。この工程終了後透過型スクリ
ーン金型として用いることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による透過
型スクリーン金型の製造方法は、加工面に紫外線硬化樹
脂膜を保護膜として形成させることにより、次工程の補
強板接着において加工溝の変形を防ぐことができる。ま
た補強板と型材がより密着して接着する事ができるため
平坦度が向上する。さらに平坦度の向上によって成形品
すなわちスクリーンを薄くすることができ、それによっ
てプロジェクタの画質が向上する。
型スクリーン金型の製造方法は、加工面に紫外線硬化樹
脂膜を保護膜として形成させることにより、次工程の補
強板接着において加工溝の変形を防ぐことができる。ま
た補強板と型材がより密着して接着する事ができるため
平坦度が向上する。さらに平坦度の向上によって成形品
すなわちスクリーンを薄くすることができ、それによっ
てプロジェクタの画質が向上する。
【図1】本発明における型材表面に紫外線硬化樹脂液を
付着・硬化させる工程の概要図であり、(A)は端面方
向から見た図、(B)は横方向から見た図、(C)は加
工溝を示す図である。
付着・硬化させる工程の概要図であり、(A)は端面方
向から見た図、(B)は横方向から見た図、(C)は加
工溝を示す図である。
【図2】本発明における紫外線硬化樹脂膜の表面を平滑
加工する工程の概要図であり、(A)は端面方向から見
た図、(B)は横方向から見た図、(C)は加工溝を示
す図である。
加工する工程の概要図であり、(A)は端面方向から見
た図、(B)は横方向から見た図、(C)は加工溝を示
す図である。
【図3】本発明において円筒ロールから型材を取り外し
たときの状態を示す図である。
たときの状態を示す図である。
【図4】本発明において型材を補強板に接着する工程を
示した図である。
示した図である。
【図5】本発明において型材から紫外線硬化樹脂膜を取
り除いている工程を示した図である。
り除いている工程を示した図である。
【図6】従来の円筒ロールに型材を巻き付け旋削加工を
施す工程を示した概要図であり、(A)は端面方向から
見た図、(B)は横方向から見た図、(C)は加工溝を
示す図である。
施す工程を示した概要図であり、(A)は端面方向から
見た図、(B)は横方向から見た図、(C)は加工溝を
示す図である。
10 型材 11 円筒ロール 12 溝加工バイト 13 紫外線硬化樹脂液 14 漕 15 紫外線ランプ 16 紫外線硬化樹脂膜(硬化状態) 17 平滑加工バイト 18 紫外線硬化樹脂膜(表面平滑状態) 19 補強板 20 整直ローラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 13/00 - 17/06 B23P 23/00 - 23/2500 B29C 33/38
Claims (4)
- 【請求項1】 円筒ロールに薄板を巻き付け旋削加工を
施し、その後加工面に紫外線硬化樹脂膜を保護膜として
形成したあと表面を平滑に加工し、その後、薄板を前記
円筒ロールから取りはずし、補強板に接着することを特
徴とする透過型スクリーン金型の製造方法。 - 【請求項2】 補強板に接着する際にローラで表面を押
圧することを特徴とする請求項1の透過型スクリーン製
造方法。 - 【請求項3】 円筒ロールに薄板を巻き付け旋削加工を
施す手段と、前記加工後加工面に紫外線硬化樹脂膜を保
護膜として形成させる保護膜形成手段と、前記保護膜が
形成された薄板が接着により張り付けられる補強板及び
前記張り付け時に前記薄板が前記補強板に密着するよう
押さえつけるローラとを具備する透過型スクリーン金型
の製造装置。 - 【請求項4】 前記保護膜形成手段が、円筒ロールの上
側に配置された紫外線ランプと、円筒ロールの下側に配
置され円筒ロールを浸す紫外線硬化樹脂液を溜める漕と
を含む請求項4の透過型スクリーン金型の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177255A JP2894251B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 透過型スクリーン金型の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177255A JP2894251B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 透過型スクリーン金型の製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929549A JPH0929549A (ja) | 1997-02-04 |
| JP2894251B2 true JP2894251B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=16027884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7177255A Expired - Lifetime JP2894251B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 透過型スクリーン金型の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2894251B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6219413A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-28 | Kyowa Gas Chem Ind Co Ltd | 合成樹脂製レンチキユラ−レンズ成形用型の製作方法 |
| JPH0547045A (ja) * | 1991-08-15 | 1993-02-26 | Dainippon Ink & Chem Inc | スタンパの固定方法 |
| JP3003436B2 (ja) * | 1992-11-18 | 2000-01-31 | 株式会社クラレ | 平板状成形物用金型の製造方法 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7177255A patent/JP2894251B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0929549A (ja) | 1997-02-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990202 |