JP2901864B2 - グランドピアノの止音装置 - Google Patents
グランドピアノの止音装置Info
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- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10C—PIANOS, HARPSICHORDS, SPINETS OR SIMILAR STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS WITH ONE OR MORE KEYBOARDS
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- G10C5/10—Switching musical instruments to a keyboard, e.g. switching a piano mechanism or an electrophonic instrument to a keyboard; Switching musical instruments to a silent mode
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押鍵に基づく打弦動作
時にハンマーシャンクの移動を阻止して、ハンマーの打
弦による発音を防止するグランドピアノの止音装置に関
する。
時にハンマーシャンクの移動を阻止して、ハンマーの打
弦による発音を防止するグランドピアノの止音装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アコースティックピアノに電
子音源を組み合わせて、ハンマーの打弦による通常のア
コースティック演奏モードに加え、電子音源による演奏
モードにも切り換え可能な複合ピアノが提案されてい
る。そして、この種の複合ピアノにおいては、電子音源
を使った演奏時に、ハンマーの打弦による発音を防止す
る止音装置として、打弦動作時にハンマーシャンクに当
接されてハンマーシャンクの移動を停止させるストップ
レールが使用される。
子音源を組み合わせて、ハンマーの打弦による通常のア
コースティック演奏モードに加え、電子音源による演奏
モードにも切り換え可能な複合ピアノが提案されてい
る。そして、この種の複合ピアノにおいては、電子音源
を使った演奏時に、ハンマーの打弦による発音を防止す
る止音装置として、打弦動作時にハンマーシャンクに当
接されてハンマーシャンクの移動を停止させるストップ
レールが使用される。
【0003】ところで、このようにストップレールを用
いてハンマーシャンクの移動を停止させる場合、ハンマ
ーシャンクの移動の停止によって、鍵盤のタッチ感に影
響を与えることがないようにすることが望ましく、その
ためには、ハンマーが弦に当接する直前まで、ハンマー
シャンクを通常通りに移動させる必要がある。そして、
こうした要求を満足し、その耐久性も考慮すると、スト
ップレールに、ハンマーシャンクを広範囲で且つ強固に
押え込むことのできる、幅の広いものを使用することが
望ましい。
いてハンマーシャンクの移動を停止させる場合、ハンマ
ーシャンクの移動の停止によって、鍵盤のタッチ感に影
響を与えることがないようにすることが望ましく、その
ためには、ハンマーが弦に当接する直前まで、ハンマー
シャンクを通常通りに移動させる必要がある。そして、
こうした要求を満足し、その耐久性も考慮すると、スト
ップレールに、ハンマーシャンクを広範囲で且つ強固に
押え込むことのできる、幅の広いものを使用することが
望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の止音
装置は、図8に示す如く、支持部材82により、ストッ
プレール84を、その幅方向に回動可能に支持し、図示
しない回動機構によって、止音時には、緩衝部材85が
設けられたハンマーシャンク86への当接面を図8に実
線で示すハンマーシャンク86の停止位置に配設し、通
常の演奏時には、緩衝部材85が設けられたハンマーシ
ャンク86への当接面を、ハンマーシャンク86とは略
直交する図8に点線で示す退避位置まで移動させるよう
に構成されていた。このため、ハンマーシャンク86の
上部のスペースが限られたグランドピアノにおいては、
ストップレール84の幅Aを大きくすることができず、
良好なタッチ感を実現できないといった問題があった。
装置は、図8に示す如く、支持部材82により、ストッ
プレール84を、その幅方向に回動可能に支持し、図示
しない回動機構によって、止音時には、緩衝部材85が
設けられたハンマーシャンク86への当接面を図8に実
線で示すハンマーシャンク86の停止位置に配設し、通
常の演奏時には、緩衝部材85が設けられたハンマーシ
ャンク86への当接面を、ハンマーシャンク86とは略
直交する図8に点線で示す退避位置まで移動させるよう
に構成されていた。このため、ハンマーシャンク86の
上部のスペースが限られたグランドピアノにおいては、
ストップレール84の幅Aを大きくすることができず、
良好なタッチ感を実現できないといった問題があった。
【0005】すなわち、まずストップレールの幅が小さ
い場合には、ハンマーシャンクが当接した際に、緩衝部
材が大きく歪むようになり、ハンマーによる打弦を確実
に防止することができず、発音してしまうことがある。
一方、ハンマーによる打弦を確実に防止するには、スト
ップレールの位置をハンマーシャンク側(つまり下方)
にずらせばよいが、ストップレールの位置を下方にずら
すと、止音時と通常演奏時とで鍵盤のタッチ感が大きく
変化する。
い場合には、ハンマーシャンクが当接した際に、緩衝部
材が大きく歪むようになり、ハンマーによる打弦を確実
に防止することができず、発音してしまうことがある。
一方、ハンマーによる打弦を確実に防止するには、スト
ップレールの位置をハンマーシャンク側(つまり下方)
にずらせばよいが、ストップレールの位置を下方にずら
すと、止音時と通常演奏時とで鍵盤のタッチ感が大きく
変化する。
【0006】そこで、従来では、止音時と通常演奏時と
でタッチ感が変化しないようにするために、ストップレ
ールの位置は、ハンマーが弦に当たる直前でハンマーシ
ャンクに当接する上限位置に設定しておき、鍵盤操作に
伴いハンマーシャンクを突き上げるアクション機構側を
調整することにより、ハンマーシャンク当接後の緩衝部
材の歪によってハンマーが弦に当たるのを防止してい
る。しかし、このような対策では、止音時と通常演奏時
とで鍵盤のタッチ感が変化するのを防止することはでき
るものの、アクション機構側を調整しているため、鍵盤
操作から打弦に至るピアノの発音特性が変化し、結局、
打弦により発音を行なう通常演奏時のタッチ感にも影響
を与えてしまうことになる。
でタッチ感が変化しないようにするために、ストップレ
ールの位置は、ハンマーが弦に当たる直前でハンマーシ
ャンクに当接する上限位置に設定しておき、鍵盤操作に
伴いハンマーシャンクを突き上げるアクション機構側を
調整することにより、ハンマーシャンク当接後の緩衝部
材の歪によってハンマーが弦に当たるのを防止してい
る。しかし、このような対策では、止音時と通常演奏時
とで鍵盤のタッチ感が変化するのを防止することはでき
るものの、アクション機構側を調整しているため、鍵盤
操作から打弦に至るピアノの発音特性が変化し、結局、
打弦により発音を行なう通常演奏時のタッチ感にも影響
を与えてしまうことになる。
【0007】従って、グランドピアノにおいては、非常
に繊細なタッチ感を要求されるにもかかわらず、従来の
止音装置を設けることにより、タッチ感が悪化してしま
うといった問題が生じるのである。本発明は、こうした
問題に鑑みなされたもので、ハンマーシャンク上部のス
ペースが限られたグランドピアノにおいて、ハンマーシ
ャンクの移動を阻止するストップレールに幅広のものを
使用可能な止音装置を提供することを目的としている。
に繊細なタッチ感を要求されるにもかかわらず、従来の
止音装置を設けることにより、タッチ感が悪化してしま
うといった問題が生じるのである。本発明は、こうした
問題に鑑みなされたもので、ハンマーシャンク上部のス
ペースが限られたグランドピアノにおいて、ハンマーシ
ャンクの移動を阻止するストップレールに幅広のものを
使用可能な止音装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、押鍵に基づきハ
ンマーが打弦動作を開始してから実際に打弦を行なうま
での間の所定の停止位置でハンマーシャンクに当接し
て、該ハンマーシャンクの移動を阻止するレール部と、
該レール部に設けられ、上記ハンマーシャンクが当該レ
ール部に当接する際の衝撃を吸収する緩衝部材と、上記
レール部を、上記ハンマーシャンクの移動を阻止する上
記停止位置と、該停止位置から退避して上記ハンマーに
よる打弦を可能にする退避位置とに変位可能に支持する
支持機構と、該支持機構により変位可能に支持された上
記レール部を、上記停止位置又は上記退避位置に位置決
めする位置決め機構と、を備えたグランドピアノの止音
装置であって、上記支持機構が、上記レール部の両端
を、該レールの長手方向に揺動自在に釣支する一対の釣
支部材からなり、上記位置決め機構が、上記レール部を
一方の釣支部材側に長手方向に付勢して、上記緩衝部材
が設けられた上記ハンマーシャンクへの当接面を上記停
止位置より上方の退避位置に位置決めする付勢部材と、
外部操作により、上記レール部を上記付勢部材の付勢力
に抗して他方の釣支部材側に牽引し、上記緩衝部材が設
けられた上記ハンマーシャンクへの当接面を上記退避位
置より下方の停止位置に位置決めする牽引部材と、から
なることを特徴としている。
めになされた請求項1に記載の発明は、押鍵に基づきハ
ンマーが打弦動作を開始してから実際に打弦を行なうま
での間の所定の停止位置でハンマーシャンクに当接し
て、該ハンマーシャンクの移動を阻止するレール部と、
該レール部に設けられ、上記ハンマーシャンクが当該レ
ール部に当接する際の衝撃を吸収する緩衝部材と、上記
レール部を、上記ハンマーシャンクの移動を阻止する上
記停止位置と、該停止位置から退避して上記ハンマーに
よる打弦を可能にする退避位置とに変位可能に支持する
支持機構と、該支持機構により変位可能に支持された上
記レール部を、上記停止位置又は上記退避位置に位置決
めする位置決め機構と、を備えたグランドピアノの止音
装置であって、上記支持機構が、上記レール部の両端
を、該レールの長手方向に揺動自在に釣支する一対の釣
支部材からなり、上記位置決め機構が、上記レール部を
一方の釣支部材側に長手方向に付勢して、上記緩衝部材
が設けられた上記ハンマーシャンクへの当接面を上記停
止位置より上方の退避位置に位置決めする付勢部材と、
外部操作により、上記レール部を上記付勢部材の付勢力
に抗して他方の釣支部材側に牽引し、上記緩衝部材が設
けられた上記ハンマーシャンクへの当接面を上記退避位
置より下方の停止位置に位置決めする牽引部材と、から
なることを特徴としている。
【0009】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載のグランドピアノの止音装置において、上記緩衝部
材が、硬さの異なる複数の緩衝部材からなり、軟らかい
緩衝部材が上記ハンマーシャンクが当接される外側とな
るように、該複数の緩衝部材を上記レール部に順次積層
してなることを特徴としている。
記載のグランドピアノの止音装置において、上記緩衝部
材が、硬さの異なる複数の緩衝部材からなり、軟らかい
緩衝部材が上記ハンマーシャンクが当接される外側とな
るように、該複数の緩衝部材を上記レール部に順次積層
してなることを特徴としている。
【0010】また更に、請求項3に記載の発明は、請求
項1に記載のグランドピアノの止音装置において、上記
緩衝部材が、硬さの異なる複数の緩衝部材からなり、該
複数の緩衝部材を上記レール部の長手方向に並列に配設
すると共に、各緩衝部材の肉厚を、軟らかい緩衝部材程
厚くなるように設定してなることを特徴としている。
項1に記載のグランドピアノの止音装置において、上記
緩衝部材が、硬さの異なる複数の緩衝部材からなり、該
複数の緩衝部材を上記レール部の長手方向に並列に配設
すると共に、各緩衝部材の肉厚を、軟らかい緩衝部材程
厚くなるように設定してなることを特徴としている。
【0011】一方、請求項4に記載の発明は、請求項1
〜請求項3にいずれか記載のグランドピアノの止音装置
において、上記緩衝部材を介して上記ハンマーシャンク
に当接される上記レール部の当接面の棚板からの高さ
が、当該グランドピアノの弦の音域毎に異なることを特
徴としている。
〜請求項3にいずれか記載のグランドピアノの止音装置
において、上記緩衝部材を介して上記ハンマーシャンク
に当接される上記レール部の当接面の棚板からの高さ
が、当該グランドピアノの弦の音域毎に異なることを特
徴としている。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載のグランドピアノの止音装置において、上記レー
ル部が、両端が上記一対の釣支部材により揺動自在に釣
支された支持レールと、上記弦の音域に応じて当該レー
ル部の長手方向に分割され、上記支持レールに固定され
て、上記ハンマーシャンクの移動を実際に阻止する複数
のストップレールと、からなり、上記各ストップレール
の上記ハンマーシャンクへの当接面の棚板からの高さ及
び傾斜を、上記支持レールへの取付け位置により調整可
能に構成してなることを特徴としている。
に記載のグランドピアノの止音装置において、上記レー
ル部が、両端が上記一対の釣支部材により揺動自在に釣
支された支持レールと、上記弦の音域に応じて当該レー
ル部の長手方向に分割され、上記支持レールに固定され
て、上記ハンマーシャンクの移動を実際に阻止する複数
のストップレールと、からなり、上記各ストップレール
の上記ハンマーシャンクへの当接面の棚板からの高さ及
び傾斜を、上記支持レールへの取付け位置により調整可
能に構成してなることを特徴としている。
【0013】また更に、請求項6に記載の発明は、請求
項1〜請求項5にいずれか記載のグランドピアノの止音
装置において、上記レール部の、上記ハンマーシャンク
の配置方向に沿った幅方向の長さを、当該グランドピア
ノの高音弦側程短くなるよう、弦の音域毎に設定してな
ることを特徴としている。
項1〜請求項5にいずれか記載のグランドピアノの止音
装置において、上記レール部の、上記ハンマーシャンク
の配置方向に沿った幅方向の長さを、当該グランドピア
ノの高音弦側程短くなるよう、弦の音域毎に設定してな
ることを特徴としている。
【0014】また請求項7に記載の発明は、請求項6に
記載のグランドピアノの止音装置において、上記レール
部の幅方向の長さを、当該グランドピアノのピン板周囲
のフレームの形状に応じて設定してなることを特徴とし
ている。
記載のグランドピアノの止音装置において、上記レール
部の幅方向の長さを、当該グランドピアノのピン板周囲
のフレームの形状に応じて設定してなることを特徴とし
ている。
【0015】
【作用及び発明の効果】上記のように構成された請求項
1に記載の止音装置においては、レール部を支持する支
持機構が、レール部の両端を、レール部の長手方向に揺
動自在に釣支する一対の釣支部材から構成されているた
め、レール部を長手方向に移動させると、レール部が上
下に変位することになる。
1に記載の止音装置においては、レール部を支持する支
持機構が、レール部の両端を、レール部の長手方向に揺
動自在に釣支する一対の釣支部材から構成されているた
め、レール部を長手方向に移動させると、レール部が上
下に変位することになる。
【0016】そして、レール部は、付勢部材により、一
方の釣支部材側に長手方向に付勢されているため、その
付勢力が働いている間は、最下位置より上方に移動し、
緩衝部材が設けられたハンマーシャンクへの当接面が、
ハンマーシャンクに当接される停止位置より上方の退避
位置に位置決めされる。
方の釣支部材側に長手方向に付勢されているため、その
付勢力が働いている間は、最下位置より上方に移動し、
緩衝部材が設けられたハンマーシャンクへの当接面が、
ハンマーシャンクに当接される停止位置より上方の退避
位置に位置決めされる。
【0017】一方、外部操作によって牽引部材が動作
し、レール部を付勢部材の付勢力に抗して他方の釣支部
材側に牽引すると、レール部はその牽引方向への移動に
よって下方に移動し、緩衝部材が設けられたハンマーシ
ャンクへの当接面が、退避位置より下方の停止位置に位
置決めされる。
し、レール部を付勢部材の付勢力に抗して他方の釣支部
材側に牽引すると、レール部はその牽引方向への移動に
よって下方に移動し、緩衝部材が設けられたハンマーシ
ャンクへの当接面が、退避位置より下方の停止位置に位
置決めされる。
【0018】つまり、本発明では、レール部のハンマー
シャンクへの当接面をハンマーシャンク側に向けたま
ま、レール部を上下に変位させることができるように、
レール部の両端を、一対の釣支部材によって、その長手
方向に揺動自在に釣支させ、位置決め機構によって、レ
ール部を長手方向に移動させることによって、その高さ
位置を調整するようにされている。
シャンクへの当接面をハンマーシャンク側に向けたま
ま、レール部を上下に変位させることができるように、
レール部の両端を、一対の釣支部材によって、その長手
方向に揺動自在に釣支させ、位置決め機構によって、レ
ール部を長手方向に移動させることによって、その高さ
位置を調整するようにされている。
【0019】従って、本発明によれば、レール部のハン
マーシャンクへの当接面の向きを変化させることなく、
レール部を停止位置から退避位置に変位させることがで
き、レール部を配設すべきハンマーシャンク上部のスペ
ースが限られたグランドピアノにおいて、レール部のハ
ンマーシャンクへの当接面の幅を大きくすることができ
るようになる。
マーシャンクへの当接面の向きを変化させることなく、
レール部を停止位置から退避位置に変位させることがで
き、レール部を配設すべきハンマーシャンク上部のスペ
ースが限られたグランドピアノにおいて、レール部のハ
ンマーシャンクへの当接面の幅を大きくすることができ
るようになる。
【0020】またこのように本発明によれば、レール部
のハンマーシャンクへの当接面の幅を大きくすることが
できるため、ハンマーシャンクを広範囲で且つ強固に押
え込むことができるようになり、鍵盤のタッチ感に影響
を与えることなく、打弦による発音を防止することがで
きる。
のハンマーシャンクへの当接面の幅を大きくすることが
できるため、ハンマーシャンクを広範囲で且つ強固に押
え込むことができるようになり、鍵盤のタッチ感に影響
を与えることなく、打弦による発音を防止することがで
きる。
【0021】またこのようにレール部の幅を大きくする
ことができるため、ハンマーシャンク当接時の衝撃を分
散することができるようになり、ハンマーシャンク及び
レール部の耐久性を向上することもできる。また次に、
請求項2に記載の止音装置においては、レール部のハン
マーシャンクへの当接面に設けられる緩衝部材として、
硬さの異なる複数の緩衝部材が使用され、軟らかい緩衝
部材がハンマーシャンクが当接される外側となるよう
に、各緩衝部材がレール部に順次積層される。このた
め、止音時にハンマーシャンクがレール部に当接する際
の衝撃が、軟らかい緩衝部材から順に吸収されることに
なり、ハンマーシャンクとレール部との当接によって生
じる衝撃音を良好に吸収できると共に、これら各部に加
わる力を良好に吸収して、その耐久性をより向上するこ
とができる。
ことができるため、ハンマーシャンク当接時の衝撃を分
散することができるようになり、ハンマーシャンク及び
レール部の耐久性を向上することもできる。また次に、
請求項2に記載の止音装置においては、レール部のハン
マーシャンクへの当接面に設けられる緩衝部材として、
硬さの異なる複数の緩衝部材が使用され、軟らかい緩衝
部材がハンマーシャンクが当接される外側となるよう
に、各緩衝部材がレール部に順次積層される。このた
め、止音時にハンマーシャンクがレール部に当接する際
の衝撃が、軟らかい緩衝部材から順に吸収されることに
なり、ハンマーシャンクとレール部との当接によって生
じる衝撃音を良好に吸収できると共に、これら各部に加
わる力を良好に吸収して、その耐久性をより向上するこ
とができる。
【0022】また更に、請求項3に記載の止音装置にお
いては、レール部のハンマーシャンクへの当接面に設け
られる緩衝部材として、硬さの異なる複数の緩衝部材が
使用され、各緩衝部材がレール部の長手方向に並列に配
設されると共に、各緩衝部材の肉厚が、軟らかい緩衝部
材程厚くなるように設定されている。このため、請求項
2に記載の止音装置と同様、止音時にハンマーシャンク
がレール部に当接する際の衝撃が軟らかい緩衝部材から
順に吸収されることになり、上記と同様の効果を得るこ
とができる。
いては、レール部のハンマーシャンクへの当接面に設け
られる緩衝部材として、硬さの異なる複数の緩衝部材が
使用され、各緩衝部材がレール部の長手方向に並列に配
設されると共に、各緩衝部材の肉厚が、軟らかい緩衝部
材程厚くなるように設定されている。このため、請求項
2に記載の止音装置と同様、止音時にハンマーシャンク
がレール部に当接する際の衝撃が軟らかい緩衝部材から
順に吸収されることになり、上記と同様の効果を得るこ
とができる。
【0023】次に、請求項4に記載のグランドピアノの
止音装置においては、レール部のハンマーシャンクへの
当接面の棚板からの高さが、弦の音域毎に異なるように
されている。このため、本発明によれば、鍵盤のタッチ
感を全鍵にわたって一定にすることができるようにな
る。
止音装置においては、レール部のハンマーシャンクへの
当接面の棚板からの高さが、弦の音域毎に異なるように
されている。このため、本発明によれば、鍵盤のタッチ
感を全鍵にわたって一定にすることができるようにな
る。
【0024】つまり、グランドピアノにおいては、弦の
高さや傾斜が、音域毎に異なっているため、鍵盤のタッ
チ感を全鍵にわたって一定にするには、レール部に対す
るハンマーシャンクの当接位置(高さ)を音域毎に設定
する必要がある。そしてこのためには、レール部に取り
付けられる緩衝部材の厚みを調整することによっても実
現できるが、緩衝部材の厚みを音域毎に設定するのは難
しい。また、緩衝部材は、ハンマーシャンクからの衝撃
を直接受けるので、その厚みを厚くすればするほど、厚
みの経時変化が大きくなり、ハンマーシャンクの停止位
置が設計時の位置から大きくずれるようになる。
高さや傾斜が、音域毎に異なっているため、鍵盤のタッ
チ感を全鍵にわたって一定にするには、レール部に対す
るハンマーシャンクの当接位置(高さ)を音域毎に設定
する必要がある。そしてこのためには、レール部に取り
付けられる緩衝部材の厚みを調整することによっても実
現できるが、緩衝部材の厚みを音域毎に設定するのは難
しい。また、緩衝部材は、ハンマーシャンクからの衝撃
を直接受けるので、その厚みを厚くすればするほど、厚
みの経時変化が大きくなり、ハンマーシャンクの停止位
置が設計時の位置から大きくずれるようになる。
【0025】そこで、本発明では、緩衝部材を介してハ
ンマーシャンクに当接されるレール部の当接面の高さ
を、弦の音域毎に設定することにより、鍵盤のタッチ感
を全鍵にわたって、しかも経時変化なく、一定にできる
ようにしているのである。また、請求項5に記載のグラ
ンドピアノの止音装置においては、レール部を、支持レ
ールと、複数のストップレールとにより構成し、各スト
ップレールのハンマーシャンクへの当接面の棚板からの
高さ及び傾斜を、支持レールへの取付け位置により調整
できるようにしている。このため、レール部に対するハ
ンマーシャンクの当接位置(高さ)を音域毎に設定する
際の調整作業を簡単に行なうことができる。
ンマーシャンクに当接されるレール部の当接面の高さ
を、弦の音域毎に設定することにより、鍵盤のタッチ感
を全鍵にわたって、しかも経時変化なく、一定にできる
ようにしているのである。また、請求項5に記載のグラ
ンドピアノの止音装置においては、レール部を、支持レ
ールと、複数のストップレールとにより構成し、各スト
ップレールのハンマーシャンクへの当接面の棚板からの
高さ及び傾斜を、支持レールへの取付け位置により調整
できるようにしている。このため、レール部に対するハ
ンマーシャンクの当接位置(高さ)を音域毎に設定する
際の調整作業を簡単に行なうことができる。
【0026】またこのようにレール部に対するハンマー
シャンクの当接位置(高さ)を音域毎に調整できるの
で、緩衝部材の経時変化によってハンマーシャンクの停
止位置が変化した場合の高さ調整や緩衝部材の交換等も
簡単に行なうことができる。次に、請求項6に記載のグ
ランドピアノの止音装置においては、レール部の、ハン
マーシャンクの配置方向に沿った幅方向の長さ(つまり
レール部の幅)が、グランドピアノの高音弦側程短くな
るように、弦の音域毎に設定されている。
シャンクの当接位置(高さ)を音域毎に調整できるの
で、緩衝部材の経時変化によってハンマーシャンクの停
止位置が変化した場合の高さ調整や緩衝部材の交換等も
簡単に行なうことができる。次に、請求項6に記載のグ
ランドピアノの止音装置においては、レール部の、ハン
マーシャンクの配置方向に沿った幅方向の長さ(つまり
レール部の幅)が、グランドピアノの高音弦側程短くな
るように、弦の音域毎に設定されている。
【0027】これは、グランドピアノにおいては、ピン
板及びそのフレームがアクション機構上部に張り出して
おり、しかもその張り出し量は、音域毎に異なり、高音
弦側程大きくなっているためである。つまり、本発明で
は、レール部を退避位置に上昇させた際に、レール部が
ピン板やそのフレームに当たることのないように、レー
ル部の幅を、グランドピアノの高音弦側程短くなるよう
に、弦の音域毎に設定しているのである。
板及びそのフレームがアクション機構上部に張り出して
おり、しかもその張り出し量は、音域毎に異なり、高音
弦側程大きくなっているためである。つまり、本発明で
は、レール部を退避位置に上昇させた際に、レール部が
ピン板やそのフレームに当たることのないように、レー
ル部の幅を、グランドピアノの高音弦側程短くなるよう
に、弦の音域毎に設定しているのである。
【0028】このため、本発明によれば、レール部を退
避位置に上昇させた際に、レール部がピン板やそのフレ
ームに当たることはなく、しかも、上部の空間に余裕の
ある低音弦側では、レール部、延いてはハンマシャンク
への当接面の幅を、大きくすることができる。
避位置に上昇させた際に、レール部がピン板やそのフレ
ームに当たることはなく、しかも、上部の空間に余裕の
ある低音弦側では、レール部、延いてはハンマシャンク
への当接面の幅を、大きくすることができる。
【0029】また、請求項7に記載のグランドピアノの
止音装置においては、レール部の幅方向の長さ(つまり
レール部の幅)が、グランドピアノのピン板周囲のフレ
ームの形状に応じて設定されている。このため、本発明
によれば、退避位置でレール部がピン板やフレームに当
たるのを防止しつつ、ハンマシャンクへの当接面の幅を
最大にすることができる。
止音装置においては、レール部の幅方向の長さ(つまり
レール部の幅)が、グランドピアノのピン板周囲のフレ
ームの形状に応じて設定されている。このため、本発明
によれば、退避位置でレール部がピン板やフレームに当
たるのを防止しつつ、ハンマシャンクへの当接面の幅を
最大にすることができる。
【0030】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図2は、本実施例の止音装置が設けられたグラ
ンドピアノのアクション機構の概略構成を表わす断面図
である。
る。まず図2は、本実施例の止音装置が設けられたグラ
ンドピアノのアクション機構の概略構成を表わす断面図
である。
【0031】本実施例のグランドピアノは、図示しない
電子音源を備え、鍵盤の操作によって電子音源から演奏
音を発生できるようにされた複合ピアノであり、電子音
源からの演奏音を、外部に放音することなくヘッドホン
を介して聴くことができるようにされている。
電子音源を備え、鍵盤の操作によって電子音源から演奏
音を発生できるようにされた複合ピアノであり、電子音
源からの演奏音を、外部に放音することなくヘッドホン
を介して聴くことができるようにされている。
【0032】図2に示すように、アクション機構は、演
奏者の操作によって揺動する鍵11と、鍵11が押され
ると上昇するキャプスタンスクリュー12と、ウイッペ
ンフレンジ13を介してウイッペンレール14に回動可
能に支持され、キャプスタンスクリュー12の上昇によ
って上向きに回動するウイッペン15と、ウイッペン1
5に回動可能に連結され、レギュレチングボタン16に
当接するまでウイッペン15と共に上昇するジャック1
7と、ジャック17に当接し、ジャック17に突き上げ
られると分離するシャンクローラー18と、シャンクフ
レンジ19を介してシャンクレール20に回動可能に支
持され、シャンクローラー18が突き上げられると上向
きに回動するハンマーシャンク21と、ハンマーシャン
ク21の先端に装着され、ハンマーシャンク21の回動
により上方に移動して弦25を叩くハンマー23等から
構成されている。
奏者の操作によって揺動する鍵11と、鍵11が押され
ると上昇するキャプスタンスクリュー12と、ウイッペ
ンフレンジ13を介してウイッペンレール14に回動可
能に支持され、キャプスタンスクリュー12の上昇によ
って上向きに回動するウイッペン15と、ウイッペン1
5に回動可能に連結され、レギュレチングボタン16に
当接するまでウイッペン15と共に上昇するジャック1
7と、ジャック17に当接し、ジャック17に突き上げ
られると分離するシャンクローラー18と、シャンクフ
レンジ19を介してシャンクレール20に回動可能に支
持され、シャンクローラー18が突き上げられると上向
きに回動するハンマーシャンク21と、ハンマーシャン
ク21の先端に装着され、ハンマーシャンク21の回動
により上方に移動して弦25を叩くハンマー23等から
構成されている。
【0033】そして、ハンマーシャンク21の上方に
は、打弦動作時にハンマーシャンク21に当接してその
移動を阻止する断面L字状のストップレール30が配設
されている。なお、ストップレール30のハンマーシャ
ンク21への当接面には、ハンマーシャンク21当接時
の衝撃を吸収する緩衝部材として、発泡ウレタン32が
設けられている。
は、打弦動作時にハンマーシャンク21に当接してその
移動を阻止する断面L字状のストップレール30が配設
されている。なお、ストップレール30のハンマーシャ
ンク21への当接面には、ハンマーシャンク21当接時
の衝撃を吸収する緩衝部材として、発泡ウレタン32が
設けられている。
【0034】次に、本実施例の止音装置は、図1に示す
如く、発泡ウレタン32を備えた上述のストップレール
30と、ストップレール30の発泡ウレタン32が設け
られたハンマーシャンク21への当接面とは異なる面に
ねじ42により固定されたストップレール30支持用の
支持レール40と、この支持レール40の両端を、ハン
マーシャンク21の長手方向に揺動可能に釣支する一対
の支持機構41a,41bと、ストップレール30を一
方の支持機構41b側に吸引する付勢部材としてのコイ
ルスプリング52と、一端がストップレール30の支持
機構41a側に固定され、外部操作によってストップレ
ール30を支持機構41a側に牽引する牽引部材として
のワイヤ56とから構成されている。
如く、発泡ウレタン32を備えた上述のストップレール
30と、ストップレール30の発泡ウレタン32が設け
られたハンマーシャンク21への当接面とは異なる面に
ねじ42により固定されたストップレール30支持用の
支持レール40と、この支持レール40の両端を、ハン
マーシャンク21の長手方向に揺動可能に釣支する一対
の支持機構41a,41bと、ストップレール30を一
方の支持機構41b側に吸引する付勢部材としてのコイ
ルスプリング52と、一端がストップレール30の支持
機構41a側に固定され、外部操作によってストップレ
ール30を支持機構41a側に牽引する牽引部材として
のワイヤ56とから構成されている。
【0035】ここで、支持機構41aは、支持レール4
0の端部を挟むように配設された2枚の釣支板44a
と、支持レール40を貫通し2枚の釣支板44aの一端
を互いに接続する支持軸46aと、2枚の釣支板44a
の他端を貫通し、釣支板44aをケース50a内に揺動
自在に固定する固定軸48aとから構成されている。ま
た、支持機構41bも、支持機構41aと同様、2枚の
釣支板44bと、支持軸46bと、釣支板44bをケー
ス50b内に揺動自在に固定する固定軸48bとから構
成されている。
0の端部を挟むように配設された2枚の釣支板44a
と、支持レール40を貫通し2枚の釣支板44aの一端
を互いに接続する支持軸46aと、2枚の釣支板44a
の他端を貫通し、釣支板44aをケース50a内に揺動
自在に固定する固定軸48aとから構成されている。ま
た、支持機構41bも、支持機構41aと同様、2枚の
釣支板44bと、支持軸46bと、釣支板44bをケー
ス50b内に揺動自在に固定する固定軸48bとから構
成されている。
【0036】そして、上記コイルスプリング52は、一
端がストップレール30のハンマーシャンク21への当
接面の裏面に設けられた係止部材54に接続され、他端
が支持機構41bのケース50bの上部に穿設された孔
に固定されている。また、ストップレール30の支持機
構41a側には、ワイヤ56の先端を着脱自在に固定す
るための係止片58が突設されており、ワイヤ56はそ
の先端を係止片58に引っ掛けることにより、ストップ
レール30に固定されている。
端がストップレール30のハンマーシャンク21への当
接面の裏面に設けられた係止部材54に接続され、他端
が支持機構41bのケース50bの上部に穿設された孔
に固定されている。また、ストップレール30の支持機
構41a側には、ワイヤ56の先端を着脱自在に固定す
るための係止片58が突設されており、ワイヤ56はそ
の先端を係止片58に引っ掛けることにより、ストップ
レール30に固定されている。
【0037】またこのように構成された本実施例の止音
装置は、図3に示す如く、一対の支持機構41a,41
bを収納したケース50a,50bを、グランドピアノ
の左右の側板近傍に形成された載置台60a,60bの
上に固定することにより、グランドピアノ内に設けられ
る。そして、図3(a)に示す如く、外部操作によって
ワイヤ56が支持機構41a側に引っ張られることによ
り、ストップレール30がハンマーシャンク21の移動
を阻止する停止位置に位置決めされて、ハンマー23に
よる打弦を禁止し、図3(b)に示す如く、外部操作に
よってワイヤ56による牽引を解除したときに、ストッ
プレール30が停止位置より上方の退避位置に位置決め
されて、ハンマー23による打弦が可能となる。
装置は、図3に示す如く、一対の支持機構41a,41
bを収納したケース50a,50bを、グランドピアノ
の左右の側板近傍に形成された載置台60a,60bの
上に固定することにより、グランドピアノ内に設けられ
る。そして、図3(a)に示す如く、外部操作によって
ワイヤ56が支持機構41a側に引っ張られることによ
り、ストップレール30がハンマーシャンク21の移動
を阻止する停止位置に位置決めされて、ハンマー23に
よる打弦を禁止し、図3(b)に示す如く、外部操作に
よってワイヤ56による牽引を解除したときに、ストッ
プレール30が停止位置より上方の退避位置に位置決め
されて、ハンマー23による打弦が可能となる。
【0038】すなわち、本実施例の止音装置において
は、ストップレール30に接続された支持レール40の
両端が、一対の支持機構41a,41bにより、ストッ
プレール30の長手方向に揺動可能に釣支されており、
しかも一方の支持機構41b側には、ストップレール3
0を支持機構41b側に吸引するコイルスプリング52
が設けられ、他方の支持機構41a側には、外部操作に
よって、ストップレール30を支持機構41a側に牽引
するワイヤ56が設けられているため、ワイヤ56を操
作しない通常時には、図3(b)に示す如く、コイルス
プリング52の付勢力によって、ストップレール30が
支持機構41b側に変位して、打弦時にストップレール
30がハンマーシャンク21に当接しない退避位置まで
上昇し、外部操作によってワイヤ56を引っ張ると、ス
トップレール30がコイルスプリング52の付勢力に抗
して、ストップレール30が支持機構41a側に変位し
て、ハンマーシャンク21の移動を阻止する停止位置ま
で下降するのである。
は、ストップレール30に接続された支持レール40の
両端が、一対の支持機構41a,41bにより、ストッ
プレール30の長手方向に揺動可能に釣支されており、
しかも一方の支持機構41b側には、ストップレール3
0を支持機構41b側に吸引するコイルスプリング52
が設けられ、他方の支持機構41a側には、外部操作に
よって、ストップレール30を支持機構41a側に牽引
するワイヤ56が設けられているため、ワイヤ56を操
作しない通常時には、図3(b)に示す如く、コイルス
プリング52の付勢力によって、ストップレール30が
支持機構41b側に変位して、打弦時にストップレール
30がハンマーシャンク21に当接しない退避位置まで
上昇し、外部操作によってワイヤ56を引っ張ると、ス
トップレール30がコイルスプリング52の付勢力に抗
して、ストップレール30が支持機構41a側に変位し
て、ハンマーシャンク21の移動を阻止する停止位置ま
で下降するのである。
【0039】従って、本発明によれば、従来のように、
ストップレール30のハンマーシャンク21への当接面
の向きを変化させることなく、ストップレール30を停
止位置から退避位置に変位させることができ、ストップ
レール30を配設すべきハンマーシャンク21上部のス
ペースが限られたグランドピアノにおいて、ストップレ
ール30のハンマーシャンク21への当接面の幅を大き
くすることができる。
ストップレール30のハンマーシャンク21への当接面
の向きを変化させることなく、ストップレール30を停
止位置から退避位置に変位させることができ、ストップ
レール30を配設すべきハンマーシャンク21上部のス
ペースが限られたグランドピアノにおいて、ストップレ
ール30のハンマーシャンク21への当接面の幅を大き
くすることができる。
【0040】そしてこのようにストップレール30のハ
ンマーシャンク21への当接面の幅を大きくすることが
できるため、止音時に、ハンマーシャンク21を広範囲
で且つ強固に押え込むことができるようになり、鍵盤の
タッチ感に影響を与えることなく、打弦による発音を防
止することができる。
ンマーシャンク21への当接面の幅を大きくすることが
できるため、止音時に、ハンマーシャンク21を広範囲
で且つ強固に押え込むことができるようになり、鍵盤の
タッチ感に影響を与えることなく、打弦による発音を防
止することができる。
【0041】また、ストップレール30の幅を大きくす
ることができるため、ハンマーシャンク21の当接時の
衝撃を分散することができ、ハンマーシャンク21及び
ストップレール30の耐久性を向上することもできる。
なお、ワイヤ56は、先端が固定部材64を介して載置
台60aに固定されたチューブ66内に収納されてい
る。そして、このチューブ66の他端は、グランドピア
ノの棚板下面に設けられた図示しない操作レバーに接続
されており、この操作レバーを操作して、チューブ66
からワイヤ56を引き出すことによって、ワイヤ56が
ストップレール30を牽引するようになる。また、この
牽引によるストップレール30の移動量、換言すればス
トップレール30の停止位置は、操作レバーの操作に伴
うワイヤ56の引き出し量により決定される。従って、
この引き出し量を調整することにより、ストップレール
30がハンマーシャンク21の移動を阻止する停止位置
を簡単に設定できる。
ることができるため、ハンマーシャンク21の当接時の
衝撃を分散することができ、ハンマーシャンク21及び
ストップレール30の耐久性を向上することもできる。
なお、ワイヤ56は、先端が固定部材64を介して載置
台60aに固定されたチューブ66内に収納されてい
る。そして、このチューブ66の他端は、グランドピア
ノの棚板下面に設けられた図示しない操作レバーに接続
されており、この操作レバーを操作して、チューブ66
からワイヤ56を引き出すことによって、ワイヤ56が
ストップレール30を牽引するようになる。また、この
牽引によるストップレール30の移動量、換言すればス
トップレール30の停止位置は、操作レバーの操作に伴
うワイヤ56の引き出し量により決定される。従って、
この引き出し量を調整することにより、ストップレール
30がハンマーシャンク21の移動を阻止する停止位置
を簡単に設定できる。
【0042】ここで、上記ストップレール30に設ける
緩衝部材としては、上記実施例のように1枚の発泡ウレ
タン32を設けるだけでもよいが、例えば図4(a)に
示す如く、硬さの異なる2枚の緩衝部材、例えばクロス
からなる比較的硬い緩衝部材32aと、α-ゲル からな
る比較的軟らかい緩衝部材32bとを、ストップレール
30の長手方向に並列に設け、軟らかい緩衝部材32b
の肉厚を、硬い緩衝部材32aの肉厚より厚くして、止
音時に、ハンマーシャンク21が軟らかい緩衝部材32
bに先に当たるようにしてもよく、また、例えば図4
(b)に示す如く、硬さの異なる2枚の緩衝部材32
a,32bのうち、まず硬い緩衝部材32aをストップ
レール30に取付け、その上に軟らかい緩衝部材32b
を積層することにより、止音時に、ハンマーシャンク2
1が軟らかい緩衝部材32bに先に当たるようにしても
よい。
緩衝部材としては、上記実施例のように1枚の発泡ウレ
タン32を設けるだけでもよいが、例えば図4(a)に
示す如く、硬さの異なる2枚の緩衝部材、例えばクロス
からなる比較的硬い緩衝部材32aと、α-ゲル からな
る比較的軟らかい緩衝部材32bとを、ストップレール
30の長手方向に並列に設け、軟らかい緩衝部材32b
の肉厚を、硬い緩衝部材32aの肉厚より厚くして、止
音時に、ハンマーシャンク21が軟らかい緩衝部材32
bに先に当たるようにしてもよく、また、例えば図4
(b)に示す如く、硬さの異なる2枚の緩衝部材32
a,32bのうち、まず硬い緩衝部材32aをストップ
レール30に取付け、その上に軟らかい緩衝部材32b
を積層することにより、止音時に、ハンマーシャンク2
1が軟らかい緩衝部材32bに先に当たるようにしても
よい。
【0043】そして、このように構成した場合には、止
音時に、ハンマーシャンク21がストップレール30に
当接する際の衝撃を、軟らかい緩衝部材32bにて一端
吸収した後、硬い緩衝部材32aにて吸収する、という
ように、衝撃を段階的に吸収できるため、ハンマーシャ
ンク21とストップレール30との当接によって生じる
衝撃音を良好に吸収できると共に、これら各部に加わる
力を良好に吸収して、その耐久性をより向上することが
できるようになる。
音時に、ハンマーシャンク21がストップレール30に
当接する際の衝撃を、軟らかい緩衝部材32bにて一端
吸収した後、硬い緩衝部材32aにて吸収する、という
ように、衝撃を段階的に吸収できるため、ハンマーシャ
ンク21とストップレール30との当接によって生じる
衝撃音を良好に吸収できると共に、これら各部に加わる
力を良好に吸収して、その耐久性をより向上することが
できるようになる。
【0044】また次に、上記実施例では、ストップレー
ル30は1本のL字状レールにより構成され、しかもそ
の幅は音域に関係なく一定にされている。従って、上記
実施例の止音装置では、鍵盤のタッチ感を全鍵にわたっ
て一定にするために、ストップレール30に対するハン
マーシャンク21の当接位置(高さ)を音域毎に設定す
るには、ストップレール30の長手方向に緩衝部材を分
割し、これらの厚みや傾斜を、各音域毎に設定する必要
があり、また、ストップレール30の幅も音域に関係な
く一定になっているため、ストップレール30を退避位
置に上昇させた際に、ストップレール30がピン板やフ
レームに当たらないようにするには、ストップレール3
0の幅を、アクション機構上部の空間が最も小さい高音
弦側の空間に合わせる必要があり、低音弦側では空間に
余裕があるにもかかわらず、その幅を大きくすることが
できない。
ル30は1本のL字状レールにより構成され、しかもそ
の幅は音域に関係なく一定にされている。従って、上記
実施例の止音装置では、鍵盤のタッチ感を全鍵にわたっ
て一定にするために、ストップレール30に対するハン
マーシャンク21の当接位置(高さ)を音域毎に設定す
るには、ストップレール30の長手方向に緩衝部材を分
割し、これらの厚みや傾斜を、各音域毎に設定する必要
があり、また、ストップレール30の幅も音域に関係な
く一定になっているため、ストップレール30を退避位
置に上昇させた際に、ストップレール30がピン板やフ
レームに当たらないようにするには、ストップレール3
0の幅を、アクション機構上部の空間が最も小さい高音
弦側の空間に合わせる必要があり、低音弦側では空間に
余裕があるにもかかわらず、その幅を大きくすることが
できない。
【0045】そこで次に、こうした問題を解決するため
に、ストップレールに対するハンマーシャンクの当接位
置(高さ)を、緩衝部材の厚みや傾斜を調整することな
く、各音域毎に簡単に設定でき、しかも、ストップレー
ルの幅を、アクション機構上部の空間に応じて、最大に
設定できるようにした止音装置を、本発明の第2実施例
として、図5〜図7を用いて説明する。
に、ストップレールに対するハンマーシャンクの当接位
置(高さ)を、緩衝部材の厚みや傾斜を調整することな
く、各音域毎に簡単に設定でき、しかも、ストップレー
ルの幅を、アクション機構上部の空間に応じて、最大に
設定できるようにした止音装置を、本発明の第2実施例
として、図5〜図7を用いて説明する。
【0046】なお、本実施例の止音装置は、ストップレ
ールの形状及びストップレールの支持レールへの取付け
方法が異なるだけで、それ以外の支持機構等について
は、上記実施例と同様であるので、図面に同一符号を付
し、その説明は省略する。図5に示す如く、本実施例の
ストップレールは、上部に配設される弦の音域に応じ
て、支持レール40の長手方向に4つに分割されてい
る。つまり、グランドピアノの弦は、低音弦と高音弦と
に大別され、また高音弦は、フレームにより3〜4セク
ションに判れているため、本実施例では、ストップレー
ルを、低音弦用、高音弦低域用、高音弦中域用、高音弦
高域用の4つのストップレール60a〜60dに分割し
ているのである。
ールの形状及びストップレールの支持レールへの取付け
方法が異なるだけで、それ以外の支持機構等について
は、上記実施例と同様であるので、図面に同一符号を付
し、その説明は省略する。図5に示す如く、本実施例の
ストップレールは、上部に配設される弦の音域に応じ
て、支持レール40の長手方向に4つに分割されてい
る。つまり、グランドピアノの弦は、低音弦と高音弦と
に大別され、また高音弦は、フレームにより3〜4セク
ションに判れているため、本実施例では、ストップレー
ルを、低音弦用、高音弦低域用、高音弦中域用、高音弦
高域用の4つのストップレール60a〜60dに分割し
ているのである。
【0047】また、本実施例のストップレール60(6
0a〜60d)は、図7に示す如く、L字状のレール7
2,74を一片を揃えて接合することにより逆T字状に
形成されており、ハンマーシャンクが当接される当接面
には、夫々、各音域に適した緩衝部材62(62a〜6
2d)が設けられている。なお、このようにストップレ
ール60(60a〜60d)を、逆T字状に形成するこ
とにより、ハンマーシャンクが当接される当接面を、支
持レール40の下方にも配設することができる。
0a〜60d)は、図7に示す如く、L字状のレール7
2,74を一片を揃えて接合することにより逆T字状に
形成されており、ハンマーシャンクが当接される当接面
には、夫々、各音域に適した緩衝部材62(62a〜6
2d)が設けられている。なお、このようにストップレ
ール60(60a〜60d)を、逆T字状に形成するこ
とにより、ハンマーシャンクが当接される当接面を、支
持レール40の下方にも配設することができる。
【0048】また次に、これら各ストップレール60a
〜60dには、ストップレール60a〜60dを支持レ
ール40に固定するための長孔64が、各レールの長さ
に応じて3〜4個程度穿設されており、各ストップレー
ル60a〜60dは、各長孔64にねじ66を通し、締
め付けることによって、支持レール40に固定されてい
る。そして、各ストップレール60a〜60dは、対応
する弦の傾斜に応じて、且つ、当接されるハンマーシャ
ンクの大きさに応じて、その棚板に対する傾斜角度及び
高さが調整されている。
〜60dには、ストップレール60a〜60dを支持レ
ール40に固定するための長孔64が、各レールの長さ
に応じて3〜4個程度穿設されており、各ストップレー
ル60a〜60dは、各長孔64にねじ66を通し、締
め付けることによって、支持レール40に固定されてい
る。そして、各ストップレール60a〜60dは、対応
する弦の傾斜に応じて、且つ、当接されるハンマーシャ
ンクの大きさに応じて、その棚板に対する傾斜角度及び
高さが調整されている。
【0049】つまり、本実施例では、ストップレール6
2a〜62dの支持レール40への取付け孔を長孔64
にすることによって、各レールの高さや傾斜角度を調整
可能とし、これによって、ハンマーシャンクの当接位置
(高さ)を各音域毎に設定しているのである。
2a〜62dの支持レール40への取付け孔を長孔64
にすることによって、各レールの高さや傾斜角度を調整
可能とし、これによって、ハンマーシャンクの当接位置
(高さ)を各音域毎に設定しているのである。
【0050】一方、図6に示す如く、各ストップレール
60a〜60dの支持レール40から鍵盤側への突出量
(つまり幅方向の長さ)La〜Ldは、アクション機構
上部に配設されたフレームの形状に応じて、各音域毎
に、高音側程短くように設定されている。つまり、この
ように、各ストップレール60a〜60d毎に、その幅
方向の長さLa〜Ldを設定することにより、ストップ
レール60a〜60dを退避位置まで上昇させた際に、
ストップレール60a〜60dがアクション機構上部の
ピン板やフレームに当たるのを防止し、しかもその幅を
最大限大きくできるようにしているのである。
60a〜60dの支持レール40から鍵盤側への突出量
(つまり幅方向の長さ)La〜Ldは、アクション機構
上部に配設されたフレームの形状に応じて、各音域毎
に、高音側程短くように設定されている。つまり、この
ように、各ストップレール60a〜60d毎に、その幅
方向の長さLa〜Ldを設定することにより、ストップ
レール60a〜60dを退避位置まで上昇させた際に、
ストップレール60a〜60dがアクション機構上部の
ピン板やフレームに当たるのを防止し、しかもその幅を
最大限大きくできるようにしているのである。
【0051】このように、本実施例では、ストップレー
ル60a〜60dを、弦の音域毎に4つに分割し、各レ
ールのハンマーシャンクへの当接面の棚板からの高さ及
び傾斜角度を調整できるようにし、しかもその幅方向の
長さを、ピアノのフレーム形状に応じて、高音域程短く
なるように設定している。
ル60a〜60dを、弦の音域毎に4つに分割し、各レ
ールのハンマーシャンクへの当接面の棚板からの高さ及
び傾斜角度を調整できるようにし、しかもその幅方向の
長さを、ピアノのフレーム形状に応じて、高音域程短く
なるように設定している。
【0052】このため、本実施例の止音装置によれば、
ハンマーシャンクの当接位置(高さ)を各音域毎に調整
できるので、ピアノの弦の棚板からの高さの違いを吸収
でき、全鍵にわたり変わらぬタッチ感を得ることができ
る。またこのための調整作業も簡単に行なうことができ
る。またハンマーシャンクに当接されるストップレール
の幅方向の長さを、退避時にフレーム等に当たらない範
囲で最大限長くすることができる。
ハンマーシャンクの当接位置(高さ)を各音域毎に調整
できるので、ピアノの弦の棚板からの高さの違いを吸収
でき、全鍵にわたり変わらぬタッチ感を得ることができ
る。またこのための調整作業も簡単に行なうことができ
る。またハンマーシャンクに当接されるストップレール
の幅方向の長さを、退避時にフレーム等に当たらない範
囲で最大限長くすることができる。
【0053】なお、本実施例では、ストップレールを4
つに分割したが、この分割数については、使用するピア
ノの形状、弦の傾斜等に応じて設定すれば良く、例えば
低音弦と高音弦とに対応して、2つに分割するようにし
てもよい。また、各ストップレールの幅方向の長さにつ
いても、例えば低音弦と高音弦とで2段階に異なるよう
にしてもよい。
つに分割したが、この分割数については、使用するピア
ノの形状、弦の傾斜等に応じて設定すれば良く、例えば
低音弦と高音弦とに対応して、2つに分割するようにし
てもよい。また、各ストップレールの幅方向の長さにつ
いても、例えば低音弦と高音弦とで2段階に異なるよう
にしてもよい。
【図1】実施例の止音装置の構成を表わす斜視図であ
る。
る。
【図2】実施例の止音装置が取り付けられたグランドピ
アノのアクション機構を表わす断面図である。
アノのアクション機構を表わす断面図である。
【図3】実施例の止音装置の動作を説明する動作説明図
である。
である。
【図4】ストップレールに取り付けられた緩衝部材の構
成例を表わす断面図である。
成例を表わす断面図である。
【図5】第2実施例の止音装置をピアノの鍵盤側から見
た状態を表わす説明図である。
た状態を表わす説明図である。
【図6】第2実施例の止音装置をピアノの上方から見た
状態を表わす説明図である。
状態を表わす説明図である。
【図7】第2実施例の止音装置のストップレールの断面
図である。
図である。
【図8】従来の止音装置の構成及び動作を説明する説明
図である。
図である。
11…鍵 21…ハンマーシャンク 23…ハンマ
ー 25…弦 30,60a〜60d…ストップレール 40…支持レ
ール (レール部) 32…発泡ウレタン(緩衝部材) 41a,41
b…支持機構 44a,44b…釣支板 46a,46b…支持軸 48a,48b…固定軸 50a,50b…ケース 52…コイルスプリング(付勢部材) 56…ワイヤ
(牽引部材)
ー 25…弦 30,60a〜60d…ストップレール 40…支持レ
ール (レール部) 32…発泡ウレタン(緩衝部材) 41a,41
b…支持機構 44a,44b…釣支板 46a,46b…支持軸 48a,48b…固定軸 50a,50b…ケース 52…コイルスプリング(付勢部材) 56…ワイヤ
(牽引部材)
Claims (7)
- 【請求項1】 押鍵に基づきハンマーが打弦動作を開始
してから実際に打弦を行なうまでの間の所定の停止位置
でハンマーシャンクに当接して、該ハンマーシャンクの
移動を阻止するレール部と、 該レール部に設けられ、上記ハンマーシャンクが当該レ
ール部に当接する際の衝撃を吸収する緩衝部材と、 上記レール部を、上記ハンマーシャンクの移動を阻止す
る上記停止位置と、該停止位置から退避して上記ハンマ
ーによる打弦を可能にする退避位置とに変位可能に支持
する支持機構と、 該支持機構により変位可能に支持された上記レール部
を、上記停止位置又は上記退避位置に位置決めする位置
決め機構と、 を備えたグランドピアノの止音装置であって、 上記支持機構が、 上記レール部の両端を、該レールの長手方向に揺動自在
に釣支する一対の釣支部材からなり、 上記位置決め機構が、 上記レール部を一方の釣支部材側に長手方向に付勢し
て、上記緩衝部材が設けられた上記ハンマーシャンクへ
の当接面を上記停止位置より上方の退避位置に位置決め
する付勢部材と、 外部操作により、上記レール部を上記付勢部材の付勢力
に抗して他方の釣支部材側に牽引し、上記緩衝部材が設
けられた上記ハンマーシャンクへの当接面を上記退避位
置より下方の停止位置に位置決めする牽引部材と、 からなることを特徴とするグランドピアノの止音装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のグランドピアノの止音
装置において、 上記緩衝部材が、硬さの異なる複数の緩衝部材からな
り、軟らかい緩衝部材が上記ハンマーシャンクが当接さ
れる外側となるように、該複数の緩衝部材を上記レール
部に順次積層してなることを特徴とするグランドピアノ
の止音装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のグランドピアノの止音
装置において、 上記緩衝部材が、硬さの異なる複数の緩衝部材からな
り、該複数の緩衝部材を上記レール部の長手方向に並列
に配設すると共に、各緩衝部材の肉厚を、軟らかい緩衝
部材程厚くなるように設定してなることを特徴とするグ
ランドピアノの止音装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3にいずれか記載のグ
ランドピアノの止音装置において、 上記緩衝部材を介して上記ハンマーシャンクに当接され
る上記レール部の当接面の棚板からの高さが、当該グラ
ンドピアノの弦の音域毎に異なることを特徴とするグラ
ンドピアノの止音装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のグランドピアノの止音
装置において、 上記レール部が、 両端が上記一対の釣支部材により揺動自在に釣支された
支持レールと、 上記弦の音域に応じて当該レール部の長手方向に分割さ
れ、上記支持レールに固定されて、上記ハンマーシャン
クの移動を実際に阻止する複数のストップレールと、 からなり、上記各ストップレールの上記ハンマーシャン
クへの当接面の棚板からの高さ及び傾斜を、上記支持レ
ールへの取付け位置により調整可能に構成してなること
を特徴とするグランドピアノの止音装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5にいずれか記載のグ
ランドピアノの止音装置において、 上記レール部の、上記ハンマーシャンクの配置方向に沿
った幅方向の長さを、当該グランドピアノの高音弦側程
短くなるよう、弦の音域毎に設定してなることを特徴と
するグランドピアノの止音装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載のグランドピアノの止音
装置において、 上記レール部の幅方向の長さを、当該グランドピアノの
ピン板周囲のフレームの形状に応じて設定してなること
を特徴とするグランドピアノの止音装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021576A JP2901864B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | グランドピアノの止音装置 |
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|---|---|---|---|
| JP6021576A JP2901864B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | グランドピアノの止音装置 |
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| JPH07230279A JPH07230279A (ja) | 1995-08-29 |
| JP2901864B2 true JP2901864B2 (ja) | 1999-06-07 |
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| JP6021576A Expired - Fee Related JP2901864B2 (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | グランドピアノの止音装置 |
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| JPS57150892U (ja) * | 1981-03-19 | 1982-09-21 | ||
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1994
- 1994-02-18 JP JP6021576A patent/JP2901864B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1995
- 1995-02-17 US US08/389,938 patent/US5600077A/en not_active Expired - Fee Related
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