JP2901875B2 - 超砥粒研削ホイールのツルーイング方法 - Google Patents
超砥粒研削ホイールのツルーイング方法Info
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超砥粒研削ホイールの
外周面を円筒面以外の凸曲面に成形(ツルーイング)す
るためのツルーイング方法に関するものである。
外周面を円筒面以外の凸曲面に成形(ツルーイング)す
るためのツルーイング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、超砥粒研削ホイールの外周面を
ツルーイングする方法として、図5に示すように、テー
ブル1上に配設されたカップ形砥石2を、研削ホイール
3のホイール軸3aと直交する軸線の回りにモータ4で
駆動回転させると共に、ホイール軸3aと直交する方向
(矢印Dで示す接線方向)に往復駆動させながら、該カ
ップ形砥石2で、回転する研削ホイール3の外周面をツ
ルーイングする方法が知られている。
ツルーイングする方法として、図5に示すように、テー
ブル1上に配設されたカップ形砥石2を、研削ホイール
3のホイール軸3aと直交する軸線の回りにモータ4で
駆動回転させると共に、ホイール軸3aと直交する方向
(矢印Dで示す接線方向)に往復駆動させながら、該カ
ップ形砥石2で、回転する研削ホイール3の外周面をツ
ルーイングする方法が知られている。
【0003】かかるツルーイング方法は、カップ形砥石
2をホイール軸3aと直交する方向(接線方向)に往復
動させる方式、即ち縦送り方式を採っているため、カッ
プ形砥石2をホイール軸3aと平行する方向に往復動さ
せる方式、即ち横送り方式のものに比べてツルーイング
精度に勝れ、円筒度(真円度)の高い研削ホイールを得
られることが良く知られている。
2をホイール軸3aと直交する方向(接線方向)に往復
動させる方式、即ち縦送り方式を採っているため、カッ
プ形砥石2をホイール軸3aと平行する方向に往復動さ
せる方式、即ち横送り方式のものに比べてツルーイング
精度に勝れ、円筒度(真円度)の高い研削ホイールを得
られることが良く知られている。
【0004】ところが、上記従来の方法は、研削ホイー
ル3の外周面を円筒面にツルーイングするのには適して
いるが、その断面形状を円弧状やその他の凸曲面にツル
ーイングすることは不可能であり、このため、円筒面以
外の凸曲面にツルーイングする場合には、ロータリード
レッサや放電加工が用いられていた。
ル3の外周面を円筒面にツルーイングするのには適して
いるが、その断面形状を円弧状やその他の凸曲面にツル
ーイングすることは不可能であり、このため、円筒面以
外の凸曲面にツルーイングする場合には、ロータリード
レッサや放電加工が用いられていた。
【0005】しかしながら、ロータリードレッサは高価
であるため、多品種少量生産には不向きであり、しか
も、ツルーイング後にドレッシング作業が必要であるた
め、作業が面倒で、精度の高いホイールの形成も困難で
あった。一方、放電加工はメタルボンド以外に適用する
ことができない。このような理由から、研削ホイールの
外周面を簡単な方法で精度良く凸曲面にツルーイングす
ることができる、ツルーイング方法の開発が望まれてい
た。
であるため、多品種少量生産には不向きであり、しか
も、ツルーイング後にドレッシング作業が必要であるた
め、作業が面倒で、精度の高いホイールの形成も困難で
あった。一方、放電加工はメタルボンド以外に適用する
ことができない。このような理由から、研削ホイールの
外周面を簡単な方法で精度良く凸曲面にツルーイングす
ることができる、ツルーイング方法の開発が望まれてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、縦送
り方式のツルーイング方法が円筒度の高い研削ホイール
を得る上で有効であるという点に着目し、この縦送り方
式の利点を生かしつつ、それに他の要素を付加すること
により、ツルーイング時における砥石の摩耗を補正しな
がら、研削ホイールの外周面を所望の凸曲面に簡単且つ
高精度にツルーイングすることができるツルーイング方
法を提供することにある。
り方式のツルーイング方法が円筒度の高い研削ホイール
を得る上で有効であるという点に着目し、この縦送り方
式の利点を生かしつつ、それに他の要素を付加すること
により、ツルーイング時における砥石の摩耗を補正しな
がら、研削ホイールの外周面を所望の凸曲面に簡単且つ
高精度にツルーイングすることができるツルーイング方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のツルーイング方法は、第1の軸線の回りに
回転するツルーイング対象の超砥粒研削ホイールの外周
面に、前記第1の軸線と直交する第2の軸線の回りに回
転する軟質のカップ形砥石を、前記第2の軸線の方向と
平行な方向である送り方向に移動させることによって当
接させ、このカップ形砥石を、前記超砥粒研削ホイール
に対して、前記第1の軸線及び第2の軸線と直交しかつ
前記超砥粒研削ホイールの外周面に接する接線の方向に
往復動させると共に、成形後の前記超砥粒研削ホイール
外周面の曲率中心に位置して、前記接線の方向と平行な
方向の揺動軸線を中心に揺動させて、前記超砥粒研削ホ
イールの外周面を前記揺動軸線の回りで所与の曲率を有
する凸曲面に成形するに際し、前記カップ形砥石が前記
接線に沿う往復動方向に1ストローク移動する毎に、前
記送り方向にカップ形砥石の摩耗に相当する所定量の切
込みを与えることにより、前記軟質のカップ形砥石の摩
耗による影響を吸収させ、前記超砥粒研削ホイールの外
周面を揺動軸線の回りで所望の曲率を有する凸曲面に成
形することを特徴とするものである。上記カップ形砥石
としては、緑色炭化けい素質(GC)、黒色炭化けい素
質(C)、アルミナ質のいずれかの砥粒からなるものを
使用することが望ましい。
め、本発明のツルーイング方法は、第1の軸線の回りに
回転するツルーイング対象の超砥粒研削ホイールの外周
面に、前記第1の軸線と直交する第2の軸線の回りに回
転する軟質のカップ形砥石を、前記第2の軸線の方向と
平行な方向である送り方向に移動させることによって当
接させ、このカップ形砥石を、前記超砥粒研削ホイール
に対して、前記第1の軸線及び第2の軸線と直交しかつ
前記超砥粒研削ホイールの外周面に接する接線の方向に
往復動させると共に、成形後の前記超砥粒研削ホイール
外周面の曲率中心に位置して、前記接線の方向と平行な
方向の揺動軸線を中心に揺動させて、前記超砥粒研削ホ
イールの外周面を前記揺動軸線の回りで所与の曲率を有
する凸曲面に成形するに際し、前記カップ形砥石が前記
接線に沿う往復動方向に1ストローク移動する毎に、前
記送り方向にカップ形砥石の摩耗に相当する所定量の切
込みを与えることにより、前記軟質のカップ形砥石の摩
耗による影響を吸収させ、前記超砥粒研削ホイールの外
周面を揺動軸線の回りで所望の曲率を有する凸曲面に成
形することを特徴とするものである。上記カップ形砥石
としては、緑色炭化けい素質(GC)、黒色炭化けい素
質(C)、アルミナ質のいずれかの砥粒からなるものを
使用することが望ましい。
【0008】
【実施例】図1は本発明の方法の実施に使用する装置の
一例を示すもので、図中10はツルーイング対象である
平形の超砥粒研削ホイール(以下、研削ホイールとい
う。)、11はツルーイング装置を示している。
一例を示すもので、図中10はツルーイング対象である
平形の超砥粒研削ホイール(以下、研削ホイールとい
う。)、11はツルーイング装置を示している。
【0009】上記ツルーイング装置11は、研削ホイー
ル10のホイール軸10aの軸線(第1の軸線)と直交
する方向(X軸方向)に位置制御可能なX軸テーブル1
2と、該X軸テーブル12上に配設されて研削ホイール
10のホイール軸10aと平行な方向(Y軸方向)に位
置制御可能なY軸テーブル13とを備え、該Y軸テーブ
ル13上には、ウオームホイール15を備えた基台14
が、研削ホイール外周面10bの砥石16との接点を通
る接線Lに平行な軸線(揺動軸線)17aを持つ揺動軸
17により、揺動自在に支持されると共に、駆動源とし
ての揺動モータ18が固定され、該揺動モータ18に連
結されたウオーム19が上記ウオームホイール15に噛
み合っており、これらの基台14とウオームホイール1
5、ウオーム19、及び揺動モータ18によって砥石1
6の揺動手段20が構成されている。
ル10のホイール軸10aの軸線(第1の軸線)と直交
する方向(X軸方向)に位置制御可能なX軸テーブル1
2と、該X軸テーブル12上に配設されて研削ホイール
10のホイール軸10aと平行な方向(Y軸方向)に位
置制御可能なY軸テーブル13とを備え、該Y軸テーブ
ル13上には、ウオームホイール15を備えた基台14
が、研削ホイール外周面10bの砥石16との接点を通
る接線Lに平行な軸線(揺動軸線)17aを持つ揺動軸
17により、揺動自在に支持されると共に、駆動源とし
ての揺動モータ18が固定され、該揺動モータ18に連
結されたウオーム19が上記ウオームホイール15に噛
み合っており、これらの基台14とウオームホイール1
5、ウオーム19、及び揺動モータ18によって砥石1
6の揺動手段20が構成されている。
【0010】上記基台14の一端から立ち上がった鉛直
部14aには、ブラケット23が上下動自在に支持さ
れ、昇降モータ24により上記接線Lに沿って図の上下
方向、即ち、研削ホイール10のホイール軸10aと直
交する方向に往復駆動されるように構成されており、該
ブラケット23の上端にはテーブルガイド25が設けら
れ、該テーブルガイド25上に送りテーブル26が研削
ホイール10に対して進退自在に配設され、送りモータ
27によって前後動されるようになっており、これらの
テーブルガイド25と送りテーブル26及び送りモータ
27とによって、砥石16に切込み送りを与える切込み
送り手段28が形成されている。
部14aには、ブラケット23が上下動自在に支持さ
れ、昇降モータ24により上記接線Lに沿って図の上下
方向、即ち、研削ホイール10のホイール軸10aと直
交する方向に往復駆動されるように構成されており、該
ブラケット23の上端にはテーブルガイド25が設けら
れ、該テーブルガイド25上に送りテーブル26が研削
ホイール10に対して進退自在に配設され、送りモータ
27によって前後動されるようになっており、これらの
テーブルガイド25と送りテーブル26及び送りモータ
27とによって、砥石16に切込み送りを与える切込み
送り手段28が形成されている。
【0011】上記送りテーブル26上に設けられた支持
枠30には、上記カップ形砥石16が、上記接線Lと直
交する軸線(第2の軸線)16aを中心にして回転自在
なるように支持されると共に、該砥石16の駆動源であ
る砥石モータ31が取り付けられている。
枠30には、上記カップ形砥石16が、上記接線Lと直
交する軸線(第2の軸線)16aを中心にして回転自在
なるように支持されると共に、該砥石16の駆動源であ
る砥石モータ31が取り付けられている。
【0012】上記構成を有するツルーイング装置11を
使用して研削ホイール10の外周面10bを左右対称な
円弧面にツルーイングするには、まず、X軸テーブル1
2及びY軸テーブル13の位置を図示していない制御装
置により数値制御し、揺動軸17の軸線17aを研削ホ
イール10の厚さの中心に置く(図2参照)。
使用して研削ホイール10の外周面10bを左右対称な
円弧面にツルーイングするには、まず、X軸テーブル1
2及びY軸テーブル13の位置を図示していない制御装
置により数値制御し、揺動軸17の軸線17aを研削ホ
イール10の厚さの中心に置く(図2参照)。
【0013】次に、研削ホイール10及び砥石16を回
転させ、揺動モータ18によりウオーム19及びウオー
ムホイール15を介して基台14を揺動させることによ
り、軸線(揺動軸線)17aを中心に砥石16を左右に
揺動させると共に、昇降モータ24によりブラケット2
3を駆動して、該砥石16を、前記第1の軸線及び第2
の軸線と直交しかつ前記超砥粒研削ホイール外周面に接
する接線方向に上下動させながら、該砥石16を研削ホ
イール10の外周面10bに押し当てて該面を成形す
る。このとき、砥石16が前記接線方向に1ストローク
移動する毎に送りモータ27で送りテーブル26を所定
量ずつ前進させ、該砥石16を研削ホイール10に対し
て一定量づつ送り込むことによりツルーイングを行っ
て、研削ホイール10の外周面10bの曲率半径を次第
に小さくしていき、最終的に該研削ホイール10の外周
面を所定の曲率半径を持った円弧面にツルーイングす
る。
転させ、揺動モータ18によりウオーム19及びウオー
ムホイール15を介して基台14を揺動させることによ
り、軸線(揺動軸線)17aを中心に砥石16を左右に
揺動させると共に、昇降モータ24によりブラケット2
3を駆動して、該砥石16を、前記第1の軸線及び第2
の軸線と直交しかつ前記超砥粒研削ホイール外周面に接
する接線方向に上下動させながら、該砥石16を研削ホ
イール10の外周面10bに押し当てて該面を成形す
る。このとき、砥石16が前記接線方向に1ストローク
移動する毎に送りモータ27で送りテーブル26を所定
量ずつ前進させ、該砥石16を研削ホイール10に対し
て一定量づつ送り込むことによりツルーイングを行っ
て、研削ホイール10の外周面10bの曲率半径を次第
に小さくしていき、最終的に該研削ホイール10の外周
面を所定の曲率半径を持った円弧面にツルーイングす
る。
【0014】ここで、上記ツルーイングの原理について
更に詳細に説明するに、本発明は、図2に示すように、
研削ホイール10の外周面10bを直線包絡によって円
弧面に成形しようとするものである。即ち、図中に直線
で示すカップ形砥石16の作業面を研削ホイール10の
外周面10bに当接させ、この砥石16を所与の円弧面
の曲率中心に置かれた揺動軸線17aを中心にして左右
に揺動させることにより、一定曲率を持った円弧面を成
形することができる。ところが、砥石16が研削ホイー
ル10の左側から右側に1ストローク移動する間に該砥
石16の摩耗があると、図3に示すように、成形される
円弧面Bの曲率は所与の円弧面Aのものより小さく且つ
不均一になる。
更に詳細に説明するに、本発明は、図2に示すように、
研削ホイール10の外周面10bを直線包絡によって円
弧面に成形しようとするものである。即ち、図中に直線
で示すカップ形砥石16の作業面を研削ホイール10の
外周面10bに当接させ、この砥石16を所与の円弧面
の曲率中心に置かれた揺動軸線17aを中心にして左右
に揺動させることにより、一定曲率を持った円弧面を成
形することができる。ところが、砥石16が研削ホイー
ル10の左側から右側に1ストローク移動する間に該砥
石16の摩耗があると、図3に示すように、成形される
円弧面Bの曲率は所与の円弧面Aのものより小さく且つ
不均一になる。
【0015】従って、所与の円弧面Aを成形するには、
一般に、耐摩耗性の極めて高いツルーイング工具を使用
するか、ツイーイング工具の摩耗量を補正すれば良い
が、耐摩耗性の高いツルーイング工具としては基本的に
ダイアモンド工具を使用することになるため、ツルーイ
ング後のホイールの研削性能の劣下を伴うことが避けら
れず、摩耗量の補正を行う方法は装置が複雑になるとい
う問題がある。
一般に、耐摩耗性の極めて高いツルーイング工具を使用
するか、ツイーイング工具の摩耗量を補正すれば良い
が、耐摩耗性の高いツルーイング工具としては基本的に
ダイアモンド工具を使用することになるため、ツルーイ
ング後のホイールの研削性能の劣下を伴うことが避けら
れず、摩耗量の補正を行う方法は装置が複雑になるとい
う問題がある。
【0016】そこで本発明は、軟質の砥石16を使用
し、該砥石16に、それが前記第1の軸線及び第2の軸
線と直交しかつ前記超砥粒研削ホイール外周面に接する
接線方向に1ストローク移動する毎に所定量の送りを与
えて切込み量を調整することにより、該砥石16の摩耗
による影響を吸収するようにしている。この場合、軟質
の砥石16を使用して付与した切込みが完全に除去され
れば、直線包絡の1行程中における切込み送り方向(砥
石の回転軸に平行な方向)の砥石面の前進が完全に無視
でき、所与の断面を形成することができる。なお、砥石
16の送り量より摩耗量の方が小さければ、成形される
円弧面は、図3のCに示すように、所与の円弧面Aより
も曲率が大きくなる。
し、該砥石16に、それが前記第1の軸線及び第2の軸
線と直交しかつ前記超砥粒研削ホイール外周面に接する
接線方向に1ストローク移動する毎に所定量の送りを与
えて切込み量を調整することにより、該砥石16の摩耗
による影響を吸収するようにしている。この場合、軟質
の砥石16を使用して付与した切込みが完全に除去され
れば、直線包絡の1行程中における切込み送り方向(砥
石の回転軸に平行な方向)の砥石面の前進が完全に無視
でき、所与の断面を形成することができる。なお、砥石
16の送り量より摩耗量の方が小さければ、成形される
円弧面は、図3のCに示すように、所与の円弧面Aより
も曲率が大きくなる。
【0017】かくして、接線方向に往復動しながら揺動
する砥石16に、接線方向の1ストローク毎に一定の送
りを与えながら成形し、図4に示すように、研削ホイー
ル10の外周面の曲率半径を鎖線A1 A2 で示すように
次第に小さくしていき、最終的に実線で示す所定の曲率
を持った円弧面Aに成形するものである。
する砥石16に、接線方向の1ストローク毎に一定の送
りを与えながら成形し、図4に示すように、研削ホイー
ル10の外周面の曲率半径を鎖線A1 A2 で示すように
次第に小さくしていき、最終的に実線で示す所定の曲率
を持った円弧面Aに成形するものである。
【0018】上記砥石16には、緑色炭化けい素質(G
C)、黒色炭化けい素質(C)、白色アルミナ(WA)
等のアルミナ質(Al2O3)の砥粒からなるものを使
用するのが望ましく、このような軟質の砥石16を使用
した場合、該砥石16から脱落した砥粒のラッピング効
果によって研削ホイール10が僅かづつ修正され、ツル
ーイングと同時にドレッシング効果も得られることが明
らかにされている。
C)、黒色炭化けい素質(C)、白色アルミナ(WA)
等のアルミナ質(Al2O3)の砥粒からなるものを使
用するのが望ましく、このような軟質の砥石16を使用
した場合、該砥石16から脱落した砥粒のラッピング効
果によって研削ホイール10が僅かづつ修正され、ツル
ーイングと同時にドレッシング効果も得られることが明
らかにされている。
【0019】以上は、研削ホイール10の外周面を左右
対象の円弧面にツルーイングする場合であるが、その他
の凸曲面にする場合には、X軸テーブル12及びY軸テ
ーブル13を数値制御することによって揺動軸線17a
の位置を変え、上述した方法で直線包絡を行えば良い。
対象の円弧面にツルーイングする場合であるが、その他
の凸曲面にする場合には、X軸テーブル12及びY軸テ
ーブル13を数値制御することによって揺動軸線17a
の位置を変え、上述した方法で直線包絡を行えば良い。
【0020】《実験例1》図1に示したツルーイング装
置を用い、粒度270/325、集中度100、ホイー
ル直径205mm、幅10mmのメタルボンドダイアモンド
ホイールの外周面を、ホイール回転数800r. p.
m. で円弧面にツルーイングした。
置を用い、粒度270/325、集中度100、ホイー
ル直径205mm、幅10mmのメタルボンドダイアモンド
ホイールの外周面を、ホイール回転数800r. p.
m. で円弧面にツルーイングした。
【0021】このときのツルーイング条件は、外径70
mmのGC140Hのカップ形砥石を使用し、砥石回転数
を1500r. p. m. 、砥石送り量を0.01mm/ス
トローク、縦送りストローク15mm、縦送り速度120
回/min 、揺動角60度、揺動速度は粗ツルーイング時
に20sec/ストローク、仕上げツルーイング時に1
0sec/ストロークとした。
mmのGC140Hのカップ形砥石を使用し、砥石回転数
を1500r. p. m. 、砥石送り量を0.01mm/ス
トローク、縦送りストローク15mm、縦送り速度120
回/min 、揺動角60度、揺動速度は粗ツルーイング時
に20sec/ストローク、仕上げツルーイング時に1
0sec/ストロークとした。
【0022】仕上げツルーイング時に砥石16の揺動速
度を大きくしたのは、該砥石16の1ストローク中にお
ける累積切り残し量できるだけ小さくして成形精度を上
げるためである。また、最終的な研削ホイールの円弧面
の曲率半径を8mmに設定した。ツルーイング開始して約
20分後、研削ホイール10外周面の全面に当りが出た
時点でツルーイングを終了したが、所与の円弧面に対し
20μm 以内の精度でツルーイングすることができた。
度を大きくしたのは、該砥石16の1ストローク中にお
ける累積切り残し量できるだけ小さくして成形精度を上
げるためである。また、最終的な研削ホイールの円弧面
の曲率半径を8mmに設定した。ツルーイング開始して約
20分後、研削ホイール10外周面の全面に当りが出た
時点でツルーイングを終了したが、所与の円弧面に対し
20μm 以内の精度でツルーイングすることができた。
【0023】《実験例2》図1に示したツルーイング装
置を用い、粒度270/325、集中度150、ホイー
ル直径350mm、幅10mmのレジンボンドダイアモンド
ホイールの外周面を、ホイール回転数800r. p.
m. で円弧面にツルーイングした。
置を用い、粒度270/325、集中度150、ホイー
ル直径350mm、幅10mmのレジンボンドダイアモンド
ホイールの外周面を、ホイール回転数800r. p.
m. で円弧面にツルーイングした。
【0024】このときのツルーイング条件は、外径70
mmのGC280Hのカップ形砥石を使用し、砥石回転数
を1500r. p. m. 、砥石送り量を0.001mm/
ストローク、縦送りストローク15mm、縦送り速度17
回/min 、揺動角160度、とした。また、最終的な研
削ホイールの円弧面の曲率半径を8mmに設定した。ツル
ーイング開始して約20分後、研削ホイール10外周面
の全面に当りが出た時点でツルーイングを終了したが、
所与の円弧面に対し±1μm 以内の精度でツルーイング
することができた。
mmのGC280Hのカップ形砥石を使用し、砥石回転数
を1500r. p. m. 、砥石送り量を0.001mm/
ストローク、縦送りストローク15mm、縦送り速度17
回/min 、揺動角160度、とした。また、最終的な研
削ホイールの円弧面の曲率半径を8mmに設定した。ツル
ーイング開始して約20分後、研削ホイール10外周面
の全面に当りが出た時点でツルーイングを終了したが、
所与の円弧面に対し±1μm 以内の精度でツルーイング
することができた。
【0025】
【発明の効果】このように本発明によれば、研削ホイー
ルの外周面に当接させたカップ形砥石を、研削ホイール
に対して接線方向に往復動させると共に揺動させなが
ら、接線方向の1ストローク毎に所要量の送りを与えて
切込み量を調整することにより、上記研削ホイールの外
周面を所望の凸曲面に簡単且つ高精度にツルーイングす
ることができる。
ルの外周面に当接させたカップ形砥石を、研削ホイール
に対して接線方向に往復動させると共に揺動させなが
ら、接線方向の1ストローク毎に所要量の送りを与えて
切込み量を調整することにより、上記研削ホイールの外
周面を所望の凸曲面に簡単且つ高精度にツルーイングす
ることができる。
【図1】本発明のツルーイング方法を装置と共に説明す
る側面図である。
る側面図である。
【図2】本発明によるツルーイングの原理を説明する図
である。
である。
【図3】本発明によるツルーイングの原理を説明する図
である。
である。
【図4】本発明によるツルーイングの原理を説明する図
である。
である。
【図5】従来のツルーイング方法を装置と共に説明する
斜視図である。
斜視図である。
10 研削ホイール 10a ホイー
ル軸 10b 外周面 16 カップ形
砥石 16a 砥石の軸線 17a 揺動軸
線 L 接線
ル軸 10b 外周面 16 カップ形
砥石 16a 砥石の軸線 17a 揺動軸
線 L 接線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−82667(JP,A) 特開 昭55−42754(JP,A) 実開 昭61−205761(JP,U) 実公 昭48−43971(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 53/06 B24B 53/00
Claims (2)
- 【請求項1】第1の軸線の回りに回転するツルーイング
対象の超砥粒研削ホイール(10)の外周面に、前記第
1の軸線と直交する第2の軸線(16a)の回りに回転
する軟質のカップ形砥石(16)を、前記第2の軸線
(16a)の方向と平行な方向である送り方向に移動さ
せることによって当接させ、 このカップ形砥石(16)を、前記超砥粒研削ホイール
(10)に対して、前記第1の軸線及び第2の軸線と直
交しかつ前記超砥粒研削ホイール(10)の外周面に接
する接線(L)の方向に往復動させると共に、成形後の
前記超砥粒研削ホイール外周面の曲率中心に位置して、
前記接線(L)の方向と平行な方向の揺動軸線(17
a)を中心に揺動させて、前記超砥粒研削ホイール(1
0)の外周面を前記揺動軸線(17a)の回りで所与の
曲率を有する凸曲面に成形するに際し、 前記カップ形砥石(16)が前記接線(L)に沿う往復
動方向に1ストローク移動する毎に、前記送り方向にカ
ップ形砥石(16)の摩耗に相当する所定量の切込みを
与えることにより、前記軟質のカップ形砥石(16)の
摩耗による影響を吸収させ、 前記超砥粒研削ホイール(10)の外周面を揺動軸線
(17a)の回りで所望の曲率を有する凸曲面に成形す
る、 ことを特徴とする超砥粒研削ホイールのツルーイング方
法。 - 【請求項2】カップ形砥石が、緑色炭化けい素質(G
C)、黒色炭化けい素質(C)、アルミナ質のいずれか
の砥粒により形成されていることを特徴とする請求項1
に記載の超砥粒研削ホイールのツルーイング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154185A JP2901875B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 超砥粒研削ホイールのツルーイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154185A JP2901875B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 超砥粒研削ホイールのツルーイング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07136932A JPH07136932A (ja) | 1995-05-30 |
| JP2901875B2 true JP2901875B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=15578702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6154185A Expired - Fee Related JP2901875B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 超砥粒研削ホイールのツルーイング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2901875B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4576255B2 (ja) * | 2005-02-08 | 2010-11-04 | オリンパス株式会社 | 工具砥石の形状創成方法 |
| CN102490121A (zh) * | 2011-11-24 | 2012-06-13 | 华南理工大学 | 一种气中放电对磨的金属基金刚石砂轮v形尖角修整方法 |
| CN104802089B (zh) * | 2015-05-21 | 2017-04-12 | 哈尔滨工业大学 | 一种基于杯形工具球面包络的圆弧砂轮在线修整装置 |
| JP2019072797A (ja) * | 2017-10-16 | 2019-05-16 | トーヨーエイテック株式会社 | 研削装置及びその成形方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5213593Y2 (ja) * | 1971-09-27 | 1977-03-26 | ||
| JPS61154663U (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-25 | ||
| JPS61205761U (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-25 | ||
| JPH07121508B2 (ja) * | 1987-02-10 | 1995-12-25 | 日産自動車株式会社 | 研削砥石の整形方法 |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP6154185A patent/JP2901875B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07136932A (ja) | 1995-05-30 |
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