JP2901925B2 - 車両搭乗者拘束具用の展開扉組立体 - Google Patents
車両搭乗者拘束具用の展開扉組立体Info
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R21/2165—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member characterised by a tear line for defining a deployment opening
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車内でエアバッグ
が膨張したときに、開放される展開扉に関する。
が膨張したときに、開放される展開扉に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグは、車の衝突が生じたとき、
膨張してその車の搭乗者を保護する。車が少なくとも所
定の閾値の衝突を示す状態になったときに、インフレー
タが作動される。次に、このインフレータは、膨張流体
を放出し、この流体がエアバッグ内に流れるように案内
される。この膨張流体がエアバッグを膨張させて膨張状
態にし、エアバッグは、車の搭乗者室内に伸長する。エ
アバッグが車の搭乗者室内に膨張すると、このエアバッ
グは、衝突したとき車の搭乗者が車の部品に強くぶつか
らないように拘束する。
膨張してその車の搭乗者を保護する。車が少なくとも所
定の閾値の衝突を示す状態になったときに、インフレー
タが作動される。次に、このインフレータは、膨張流体
を放出し、この流体がエアバッグ内に流れるように案内
される。この膨張流体がエアバッグを膨張させて膨張状
態にし、エアバッグは、車の搭乗者室内に伸長する。エ
アバッグが車の搭乗者室内に膨張すると、このエアバッ
グは、衝突したとき車の搭乗者が車の部品に強くぶつか
らないように拘束する。
【0003】エアバッグ及びインフレータは、典型的
に、車の内部に取り付けられるエアバッグモジュールの
部品と共に組み立てられている。該エアバッグ及びイン
フレータに加えて、該モジュールは、エアバッグ及びイ
ンフレータを収容する反動キャニスタを備えている。該
反動キャニスタは、展開開口部を有しており、エアバッ
グが膨張されるとき、そのエアバッグはこの展開開口部
を通じて反動キャニスタから出る。
に、車の内部に取り付けられるエアバッグモジュールの
部品と共に組み立てられている。該エアバッグ及びイン
フレータに加えて、該モジュールは、エアバッグ及びイ
ンフレータを収容する反動キャニスタを備えている。該
反動キャニスタは、展開開口部を有しており、エアバッ
グが膨張されるとき、そのエアバッグはこの展開開口部
を通じて反動キャニスタから出る。
【0004】展開扉は、反動キャニスタの展開開口部の
上方に亙って伸長し、エアバッグ及びモジュールのその
他の部品を車の搭乗者室から見えないように隠す。該展
開扉は、モジュールの一部とすることができる。これと
代替的に、該展開扉は、モジュールが取り付けられる車
の構造体におけるトリムパネルの一部としてもよい。例
えば、展開扉は、車の計器盤上のトリムパネルの一部と
することができる。
上方に亙って伸長し、エアバッグ及びモジュールのその
他の部品を車の搭乗者室から見えないように隠す。該展
開扉は、モジュールの一部とすることができる。これと
代替的に、該展開扉は、モジュールが取り付けられる車
の構造体におけるトリムパネルの一部としてもよい。例
えば、展開扉は、車の計器盤上のトリムパネルの一部と
することができる。
【0005】インフレータが作動されると、反動キャニ
スタは、膨張流体を該インフレータからエアバッグ内に
流れるように案内する。膨張流体がエアバッグに入る
と、該膨張流体は、エアバッグを反動キャニスタから展
開開口部を通じて外方に動かし、強く展開扉に押し付け
る。エアバッグ内の流体圧力により展開扉の閉鎖部分が
破断する。エアバッグが展開扉に対して外方への動きを
続けると、該エアバッグは、展開扉のヒンジ部分を無理
に偏向させ、展開扉が展開開口部から回動して離れるよ
うにする。このように、エアバッグが展開開口部を通じ
て外方に膨張されて車の搭乗者室内に入ると、展開扉は
開放してエアバッグの経路外に回動される。
スタは、膨張流体を該インフレータからエアバッグ内に
流れるように案内する。膨張流体がエアバッグに入る
と、該膨張流体は、エアバッグを反動キャニスタから展
開開口部を通じて外方に動かし、強く展開扉に押し付け
る。エアバッグ内の流体圧力により展開扉の閉鎖部分が
破断する。エアバッグが展開扉に対して外方への動きを
続けると、該エアバッグは、展開扉のヒンジ部分を無理
に偏向させ、展開扉が展開開口部から回動して離れるよ
うにする。このように、エアバッグが展開開口部を通じ
て外方に膨張されて車の搭乗者室内に入ると、展開扉は
開放してエアバッグの経路外に回動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車の搭乗者
用の膨張可能な拘束具と共に使用される装置の改良にか
かるものであり、その展開手段を硬さの異なるプラスチ
ックで形成して、せん断部分を弱体化して、拘束具が展
開扉に強く押し付けられることに起因する応力により確
実に破断されるようにした装置を提供することを目的と
するものである。
用の膨張可能な拘束具と共に使用される装置の改良にか
かるものであり、その展開手段を硬さの異なるプラスチ
ックで形成して、せん断部分を弱体化して、拘束具が展
開扉に強く押し付けられることに起因する応力により確
実に破断されるようにした装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、膨張可能な車
両搭乗者拘束具用の装置にして、前記拘束具が膨張され
るとき、該拘束具の作用により破断する展開パネルを備
え、前記展開パネルが、継目を有するプラスチック製部
品を備え、該プラスチック製部品が、前記拘束具が前記
展開パネルに対して強く押し付けられる動作に起因する
応力により、該継目に沿って破断可能であり、前記プラ
スチック製部品が、前記継目にて互いに接続された、プ
ラスチック発泡体で出来た第一及び第二の本体を備え、
前記プラスチック発泡体で出来た第一の本体が、第一の
デュロメータ硬さを有し、前記プラスチック発泡体で出
来た第二の本体が、前記第一のデュロメータ硬さと異な
る第二のデュロメータ硬さを有して構成されている。
両搭乗者拘束具用の装置にして、前記拘束具が膨張され
るとき、該拘束具の作用により破断する展開パネルを備
え、前記展開パネルが、継目を有するプラスチック製部
品を備え、該プラスチック製部品が、前記拘束具が前記
展開パネルに対して強く押し付けられる動作に起因する
応力により、該継目に沿って破断可能であり、前記プラ
スチック製部品が、前記継目にて互いに接続された、プ
ラスチック発泡体で出来た第一及び第二の本体を備え、
前記プラスチック発泡体で出来た第一の本体が、第一の
デュロメータ硬さを有し、前記プラスチック発泡体で出
来た第二の本体が、前記第一のデュロメータ硬さと異な
る第二のデュロメータ硬さを有して構成されている。
【0008】本発明は、車の搭乗者用の膨張可能な拘束
具と共に使用される装置に関するものである。本発明に
よれば、該装置は、拘束具が膨張されたとき、その拘束
具の作用により破断する展開手段を備えている。
具と共に使用される装置に関するものである。本発明に
よれば、該装置は、拘束具が膨張されたとき、その拘束
具の作用により破断する展開手段を備えている。
【0009】該展開手段は、プラスチック製部品を備え
ている。該プラスチック製部品は、継目を有しており、
拘束具が展開扉に強く押し付けられることに起因する応
力によりこの継目に沿って破断される。このプラスチッ
ク製部品は、継目にて相互に接続された、プラスチック
発泡体で出来た第一の本体と、第二の本体とを備えてい
る。
ている。該プラスチック製部品は、継目を有しており、
拘束具が展開扉に強く押し付けられることに起因する応
力によりこの継目に沿って破断される。このプラスチッ
ク製部品は、継目にて相互に接続された、プラスチック
発泡体で出来た第一の本体と、第二の本体とを備えてい
る。
【0010】本発明の好適な実施の形態において、該プ
ラスチック発泡体で出来た第一の本体は、第一のデュロ
メータ硬さを有する。プラスチック発泡体で出来た第二
の本体は、第一のデュロメータ硬さと異なる第二のデュ
ロメータ硬さを有する。プラスチック発泡体で出来た二
つの本体のデュロメータ硬さの差のため、この継目部分
にてプラスチック製部品のせん断強度が最も弱くなる。
このことは、拘束具が膨張するときにプラスチック製部
品が該継目の位置にて破断することを確実にする。
ラスチック発泡体で出来た第一の本体は、第一のデュロ
メータ硬さを有する。プラスチック発泡体で出来た第二
の本体は、第一のデュロメータ硬さと異なる第二のデュ
ロメータ硬さを有する。プラスチック発泡体で出来た二
つの本体のデュロメータ硬さの差のため、この継目部分
にてプラスチック製部品のせん断強度が最も弱くなる。
このことは、拘束具が膨張するときにプラスチック製部
品が該継目の位置にて破断することを確実にする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の更なる特徴は、添付図面
を参照しつつ、以下の詳細な説明を読むことにより当業
者に明らかになるであろう。
を参照しつつ、以下の詳細な説明を読むことにより当業
者に明らかになるであろう。
【0012】本発明の好適な実施の形態を具体化する車
の搭乗者拘束装置10が図1及び図2に概略図で図示さ
れている。該拘束装置10は、一般に、エアバッグと称
される、車の搭乗者用の特別な型式の膨張可能な拘束具
12を備えている。該エアバッグ12は、図1に図示す
る非膨張状態から図2に図示する膨張状態まで膨張可能
である。エアバッグ12が膨張すると、該エアバッグ
は、車の計器盤16と隣接する車のシート18との間に
て車の搭乗者室14内に入る。次に、エアバッグ12
は、シート18に座った搭乗者が計器盤16に向けて動
かないように拘束し、車の計器盤16、または車のその
他の部品に強くぶつかならないように搭乗者を保護する
働きをする。
の搭乗者拘束装置10が図1及び図2に概略図で図示さ
れている。該拘束装置10は、一般に、エアバッグと称
される、車の搭乗者用の特別な型式の膨張可能な拘束具
12を備えている。該エアバッグ12は、図1に図示す
る非膨張状態から図2に図示する膨張状態まで膨張可能
である。エアバッグ12が膨張すると、該エアバッグ
は、車の計器盤16と隣接する車のシート18との間に
て車の搭乗者室14内に入る。次に、エアバッグ12
は、シート18に座った搭乗者が計器盤16に向けて動
かないように拘束し、車の計器盤16、または車のその
他の部品に強くぶつかならないように搭乗者を保護する
働きをする。
【0013】エアバッグ12は、車の乗客側にて計器盤
16に取り付けられるエアバッグモジュール20の一部
である。該モジュール20は、このエアバッグ12に加
えて、エアバッグ12を膨張させるインフレータ22
と、エアバッグ12及び該インフレータ22を収容する
反動キャニスタ24とを備えている。該エアバッグ12
及びインフレータ22は、公知の方法にて反動キャニス
タ24に固定されており、この反動キャニスタ24は、
公知の方法にて計器盤16に取り付けられている。反動
キャニスタ24の外端部26は、展開開口部27を形成
し得るように開放しており、エアバッグ12は、膨張す
るときに、この展開開口部を通じて反動キャニスタ24
から出る。本発明の好適な実施の形態において、反動キ
ャニスタ24は、計器盤16に取り付けられた独立的な
構造体であるが、これと代替的に、このキャニスタは、
計器盤16の構造体により、または、車の別の部分によ
り形成され、エアバッグ12がその車の部分から膨張し
て車の搭乗者室14に入るようにしてもよい。
16に取り付けられるエアバッグモジュール20の一部
である。該モジュール20は、このエアバッグ12に加
えて、エアバッグ12を膨張させるインフレータ22
と、エアバッグ12及び該インフレータ22を収容する
反動キャニスタ24とを備えている。該エアバッグ12
及びインフレータ22は、公知の方法にて反動キャニス
タ24に固定されており、この反動キャニスタ24は、
公知の方法にて計器盤16に取り付けられている。反動
キャニスタ24の外端部26は、展開開口部27を形成
し得るように開放しており、エアバッグ12は、膨張す
るときに、この展開開口部を通じて反動キャニスタ24
から出る。本発明の好適な実施の形態において、反動キ
ャニスタ24は、計器盤16に取り付けられた独立的な
構造体であるが、これと代替的に、このキャニスタは、
計器盤16の構造体により、または、車の別の部分によ
り形成され、エアバッグ12がその車の部分から膨張し
て車の搭乗者室14に入るようにしてもよい。
【0014】該装置10は、計器盤16に取り付けられ
た展開扉組立体28を更に備えている。該展開扉組立体
28は、展開パネル30を備える一方、該展開パネル3
0は扉パネル32を有している。該展開パネル30は、
モジュール20を覆い、該モジュール20を車の搭乗者
室14から見えないように隠す。該扉パネル32は、図
1に図示する閉鎖位置から図2に図示する開放位置まで
回動可能である。該展開扉組立体28の基部34は、展
開パネル30からモジュール20まで内方に伸長する。
該基部34は、シュート35を備えており、膨張するエ
アバッグ12は、このシュートを通じて展開開口部27
から扉パネル32まで動く。
た展開扉組立体28を更に備えている。該展開扉組立体
28は、展開パネル30を備える一方、該展開パネル3
0は扉パネル32を有している。該展開パネル30は、
モジュール20を覆い、該モジュール20を車の搭乗者
室14から見えないように隠す。該扉パネル32は、図
1に図示する閉鎖位置から図2に図示する開放位置まで
回動可能である。該展開扉組立体28の基部34は、展
開パネル30からモジュール20まで内方に伸長する。
該基部34は、シュート35を備えており、膨張するエ
アバッグ12は、このシュートを通じて展開開口部27
から扉パネル32まで動く。
【0015】該インフレータ22は、エアバッグ12を
膨張させる膨張流体源を備えている。当該技術分野で公
知であるように、該インフレータ22は、着火可能なガ
ス発生材料を含むことができ、このガス発生材料は、着
火されたときに多量のガスを急速に発生させるものとす
る。これと代替的に、このインフレータ22は、加圧さ
れた貯蔵した膨張流体、または、加圧膨張流体と該膨張
流体を加熱する着火可能な材料との組み合わせ体を収容
することが可能である。
膨張させる膨張流体源を備えている。当該技術分野で公
知であるように、該インフレータ22は、着火可能なガ
ス発生材料を含むことができ、このガス発生材料は、着
火されたときに多量のガスを急速に発生させるものとす
る。これと代替的に、このインフレータ22は、加圧さ
れた貯蔵した膨張流体、または、加圧膨張流体と該膨張
流体を加熱する着火可能な材料との組み合わせ体を収容
することが可能である。
【0016】該インフレータ22は、電気回路36内に
含められる。この電気回路36は、好ましくは、車のバ
ッテリー及び/またはコンデンサである、電源37と、
常開放スイッチ38とを更に備えている。該スイッチ3
8は、車の衝突が生じたことを示す状態を検出するセン
サ40の一部である。この衝突を示す状態は、例えば、
衝突に起因する車の急激な減速を含むことが可能であ
る。衝突を示す状態が所定の閾値を超えるならば、その
ことは、車の搭乗者を保護するためにエアバッグ12が
膨張することが望まれる、衝突が生じたことを意味す
る。次に、センサ40は、スイッチ38を接続し、イン
フレータ22が電気的に作動される。
含められる。この電気回路36は、好ましくは、車のバ
ッテリー及び/またはコンデンサである、電源37と、
常開放スイッチ38とを更に備えている。該スイッチ3
8は、車の衝突が生じたことを示す状態を検出するセン
サ40の一部である。この衝突を示す状態は、例えば、
衝突に起因する車の急激な減速を含むことが可能であ
る。衝突を示す状態が所定の閾値を超えるならば、その
ことは、車の搭乗者を保護するためにエアバッグ12が
膨張することが望まれる、衝突が生じたことを意味す
る。次に、センサ40は、スイッチ38を接続し、イン
フレータ22が電気的に作動される。
【0017】インフレータ22が作動されると、該イン
フレータは、反動キャニスタ24内に多量の膨張流体を
放出する。該反動キャニスタ24は、膨張流体をインフ
レータ22からエアバッグ12内に導入して、エアバッ
グ12を膨張させる。膨張流体がエアバッグ12を膨張
させ始めると、該流体は、エアバッグ12をシュート3
5を通じて急速に外方に動かして、扉パネル32に強く
押し付ける。次に、エアバッグ12は、扉パネル32を
閉鎖位置から開放位置に外方に回動させる。膨張流体が
エアバッグ12の膨張を続けると、該流体は、エアバッ
グ12を扉パネル32を経て外方に車の搭乗者室14内
に入れる。
フレータは、反動キャニスタ24内に多量の膨張流体を
放出する。該反動キャニスタ24は、膨張流体をインフ
レータ22からエアバッグ12内に導入して、エアバッ
グ12を膨張させる。膨張流体がエアバッグ12を膨張
させ始めると、該流体は、エアバッグ12をシュート3
5を通じて急速に外方に動かして、扉パネル32に強く
押し付ける。次に、エアバッグ12は、扉パネル32を
閉鎖位置から開放位置に外方に回動させる。膨張流体が
エアバッグ12の膨張を続けると、該流体は、エアバッ
グ12を扉パネル32を経て外方に車の搭乗者室14内
に入れる。
【0018】図1及び図2に図示するように、該エアバ
ッグ12は計器盤16の部分42から外方に膨張され、
その部分は、トッパーパッド(topper pad)
として公知である。図3に図示するように、このトッパ
ーパッド42は、上面44と、内縁面45とを備えてい
る。トッパーパッド42の上面44は、車の搭乗者室1
4内まで上方を向いており、その一部は、車のフロント
ガラス46の方向を向いている(図1及び図2)。トッ
パーパッド42の内縁面45は、矩形の開口部47を形
成する。
ッグ12は計器盤16の部分42から外方に膨張され、
その部分は、トッパーパッド(topper pad)
として公知である。図3に図示するように、このトッパ
ーパッド42は、上面44と、内縁面45とを備えてい
る。トッパーパッド42の上面44は、車の搭乗者室1
4内まで上方を向いており、その一部は、車のフロント
ガラス46の方向を向いている(図1及び図2)。トッ
パーパッド42の内縁面45は、矩形の開口部47を形
成する。
【0019】この展開扉組立体28は、展開パネル30
の周縁面48により形成された矩形の外周の形状をして
いる。この展開パネル30の周縁面48は、トッパーパ
ッド42の内縁面45に極く隣接する位置に配置されて
いる。このように、該展開パネル30は、トッパーパッ
ド42の開口部47を閉鎖し、この開口部47を横断し
てトッパーパッド42の輪郭に連続する。この構成にお
いて、扉パネル32の一部は、フロントガラス46の方
向を向いている。より具体的には、エアバッグ12は、
垂直線から測定した展開角度A1にて膨張し(図2)、
この角度がエアバッグ12を案内してフロントガラス4
6に接触させる。当該技術分野で公知の任意の方法に
て、フロントガラス46に対する膨張するエアバッグ1
2の相互作用を制御するために、接続紐等(図示せず)
を使用することができる。
の周縁面48により形成された矩形の外周の形状をして
いる。この展開パネル30の周縁面48は、トッパーパ
ッド42の内縁面45に極く隣接する位置に配置されて
いる。このように、該展開パネル30は、トッパーパッ
ド42の開口部47を閉鎖し、この開口部47を横断し
てトッパーパッド42の輪郭に連続する。この構成にお
いて、扉パネル32の一部は、フロントガラス46の方
向を向いている。より具体的には、エアバッグ12は、
垂直線から測定した展開角度A1にて膨張し(図2)、
この角度がエアバッグ12を案内してフロントガラス4
6に接触させる。当該技術分野で公知の任意の方法に
て、フロントガラス46に対する膨張するエアバッグ1
2の相互作用を制御するために、接続紐等(図示せず)
を使用することができる。
【0020】この展開扉組立体28は、相互に接続され
た幾つかの部品なら成る単一の構造体である。図4に図
示するように、この展開扉組立体28の部品は、基層5
0と、中間層52と、カバー層54とを備えている。
た幾つかの部品なら成る単一の構造体である。図4に図
示するように、この展開扉組立体28の部品は、基層5
0と、中間層52と、カバー層54とを備えている。
【0021】この基層50は、プラチック、または金属
のような当該技術分野で公知の任意の適当な材料で形成
することができ、また、かかる材料片を一つ、または二
以上含むようにしてもよい。本発明の好適な実施の形態
において、この基層50は、成形プラチック材料の単一
体として製造される。この基層50を形成するプラチッ
ク材料は、当該技術分野で公知の任意の適当な組成物を
含めることができる。基層50の基部部分56は、展開
扉組立体28の基部34を形成する。該基層50のパネ
ル部分58は、展開パネル30の内側面60を形成す
る。複数の取り付けボス62は、基層50の一体部分で
あり、該ボスは、内側面60から内方に突出している。
のような当該技術分野で公知の任意の適当な材料で形成
することができ、また、かかる材料片を一つ、または二
以上含むようにしてもよい。本発明の好適な実施の形態
において、この基層50は、成形プラチック材料の単一
体として製造される。この基層50を形成するプラチッ
ク材料は、当該技術分野で公知の任意の適当な組成物を
含めることができる。基層50の基部部分56は、展開
扉組立体28の基部34を形成する。該基層50のパネ
ル部分58は、展開パネル30の内側面60を形成す
る。複数の取り付けボス62は、基層50の一体部分で
あり、該ボスは、内側面60から内方に突出している。
【0022】取り付けボス62の各々は、それぞれの軸
線72上にその中心がある円筒状の外面70を備えてい
る。これらの軸線72は、全体として互いに平行であ
る。図4に図示するように、展開扉組立体28が計器盤
16に取り付けられると、軸線72の各々は、垂線から
角度A2にて傾斜している。この角度A2は、互いに等
しく、また、エアバッグ12の展開角度A1(図2)に
も等しい。
線72上にその中心がある円筒状の外面70を備えてい
る。これらの軸線72は、全体として互いに平行であ
る。図4に図示するように、展開扉組立体28が計器盤
16に取り付けられると、軸線72の各々は、垂線から
角度A2にて傾斜している。この角度A2は、互いに等
しく、また、エアバッグ12の展開角度A1(図2)に
も等しい。
【0023】図1に図示するように、この展開扉組立体
28は、反動キャニスタ24から離間された計器盤16
の部分74に締結されることが好ましい。取り付けボス
62の各々は、図6A、及び図6Bに図示するように、
対応する締結具76により計器盤16の対応する部分7
4に直接、締結される。締結具76の各々は、複数のか
かり状部分80が設けられた頭部78を備え、また、一
対のばねアーム84が設けられた軸部82を備えてい
る。
28は、反動キャニスタ24から離間された計器盤16
の部分74に締結されることが好ましい。取り付けボス
62の各々は、図6A、及び図6Bに図示するように、
対応する締結具76により計器盤16の対応する部分7
4に直接、締結される。締結具76の各々は、複数のか
かり状部分80が設けられた頭部78を備え、また、一
対のばねアーム84が設けられた軸部82を備えてい
る。
【0024】図6Bに図示するように、締結具76の頭
部78が対応する取り付けボス62の上方に亙って受け
入れられると、かかり状部分80は、円筒状の外面70
にて取り付けボス62内に食い込み、締結具76が取り
付けボス62から外れるのを防止する。締結具76の軸
部82は、図6Aに矢印で図示するように、計器盤16
の対応する部分74の穴86内に受け入れ可能である。
軸部82がこの穴86を通じて動かされるとき、ばねア
ーム84は、最初に互いに偏向され、その結果、互いに
離れる方向に移動し、図6Bに図示する位置に達する。
次に、ばねアーム84は、計器盤16の対応する部分7
4の内面88に係合し、軸部82が穴86から外れるの
を防止する。このようにして、締結具76の各々は、対
応する取り付けボス62を計器盤16に確実に締結す
る。取り付けボス62及び締結具76の上記の構造体が
好ましいが、適当な任意の別の構造体も採用可能であ
る。
部78が対応する取り付けボス62の上方に亙って受け
入れられると、かかり状部分80は、円筒状の外面70
にて取り付けボス62内に食い込み、締結具76が取り
付けボス62から外れるのを防止する。締結具76の軸
部82は、図6Aに矢印で図示するように、計器盤16
の対応する部分74の穴86内に受け入れ可能である。
軸部82がこの穴86を通じて動かされるとき、ばねア
ーム84は、最初に互いに偏向され、その結果、互いに
離れる方向に移動し、図6Bに図示する位置に達する。
次に、ばねアーム84は、計器盤16の対応する部分7
4の内面88に係合し、軸部82が穴86から外れるの
を防止する。このようにして、締結具76の各々は、対
応する取り付けボス62を計器盤16に確実に締結す
る。取り付けボス62及び締結具76の上記の構造体が
好ましいが、適当な任意の別の構造体も採用可能であ
る。
【0025】図3に破線で図示するように、扉パネル3
2は、略矩形の外周形状をしており、展開扉30の中央
に配置されている。扉パネル32は、車の搭乗者室14
に関するトッパーパッド42の方向、及び/またはエア
バッグ12の展開角度A1(図2)のような条件に従っ
て、展開パネル30の中心からずれた位置に配置するこ
とが可能である。その何れの場合でも、扉パネル32
は、展開パネル30の矩形のフレーム状の周部分100
により完全に囲繞される。
2は、略矩形の外周形状をしており、展開扉30の中央
に配置されている。扉パネル32は、車の搭乗者室14
に関するトッパーパッド42の方向、及び/またはエア
バッグ12の展開角度A1(図2)のような条件に従っ
て、展開パネル30の中心からずれた位置に配置するこ
とが可能である。その何れの場合でも、扉パネル32
は、展開パネル30の矩形のフレーム状の周部分100
により完全に囲繞される。
【0026】図5に図示するように、展開パネル30の
内側面60にて扉パネル32の外形を見ることができ
る。その理由は、基層のパネル部分58が共に、扉パネ
ル32の外周の周りを完全に伸長する一対の凹状面10
2、104を備えるからである。この第一の凹状面10
2は、応力増大即ち応力集中部分(stress ri
ser)として機能する基層パネル58の厚さの薄い部
分106を形成する。この応力集中部分106は、両端
部分108、110を備えている。応力集中部分106
のこれらの両端部分108、110は、半円形でフック
状の形状をした経路に沿って伸長し、応力集中部分10
6のそれぞれの端部112、114に達している。この
応力集中部分106の主要部分116は、扉パネル32
の三側部に沿って伸びるU字形の経路内で両端部分10
8、112の間を伸長している。複数の開始開口部12
0が応力集中部分106の長さに沿って離間した位置に
配置されている。これらの開始開口部120は、応力集
中部分106を完全に貫通して伸長し、基層パネル58
のプラスチック材料に対応する空隙を形成する。
内側面60にて扉パネル32の外形を見ることができ
る。その理由は、基層のパネル部分58が共に、扉パネ
ル32の外周の周りを完全に伸長する一対の凹状面10
2、104を備えるからである。この第一の凹状面10
2は、応力増大即ち応力集中部分(stress ri
ser)として機能する基層パネル58の厚さの薄い部
分106を形成する。この応力集中部分106は、両端
部分108、110を備えている。応力集中部分106
のこれらの両端部分108、110は、半円形でフック
状の形状をした経路に沿って伸長し、応力集中部分10
6のそれぞれの端部112、114に達している。この
応力集中部分106の主要部分116は、扉パネル32
の三側部に沿って伸びるU字形の経路内で両端部分10
8、112の間を伸長している。複数の開始開口部12
0が応力集中部分106の長さに沿って離間した位置に
配置されている。これらの開始開口部120は、応力集
中部分106を完全に貫通して伸長し、基層パネル58
のプラスチック材料に対応する空隙を形成する。
【0027】この第二の凹状面104は、基層パネル5
8の別の薄い部分124を形成する。この薄い部分12
4は、応力増大即ち応力集中部分106の両端部分10
8、110の間を直線状に伸長し、また、扉パネル32
の対応する側部にて曲け可能なヒンジとして機能する。
このヒンジ124の厚さは、ヒンジ124の両側部にお
ける基層パネル58の隣接する部分の厚さよりも多少、
薄い。このため、以下に詳細に説明するように、膨張す
るエアバッグ12が扉パネル32を開放させるとき、ヒ
ンジ124にて曲がり易くする。更に、ヒンジ124
は、応力集中部分106よりも幅が広く且つ厚さが厚
い。このことは、膨張するエアバッグ12の力がヒンジ
124ではなくて、応力集中部分106にて基層パネル
58を破断させることを確実にする。かかる破断につい
ては、以下に、詳細に説明する。
8の別の薄い部分124を形成する。この薄い部分12
4は、応力増大即ち応力集中部分106の両端部分10
8、110の間を直線状に伸長し、また、扉パネル32
の対応する側部にて曲け可能なヒンジとして機能する。
このヒンジ124の厚さは、ヒンジ124の両側部にお
ける基層パネル58の隣接する部分の厚さよりも多少、
薄い。このため、以下に詳細に説明するように、膨張す
るエアバッグ12が扉パネル32を開放させるとき、ヒ
ンジ124にて曲がり易くする。更に、ヒンジ124
は、応力集中部分106よりも幅が広く且つ厚さが厚
い。このことは、膨張するエアバッグ12の力がヒンジ
124ではなくて、応力集中部分106にて基層パネル
58を破断させることを確実にする。かかる破断につい
ては、以下に、詳細に説明する。
【0028】展開扉組立体28の基部34は、扉パネル
32、応力集中部分106、及びヒンジ124を緊密に
囲繞する、略矩形の壁構造体である。基部34の下縁面
130が基部34を完全に横断するように伸長する開口
部132を形成する。この開口部132は、シュート3
5の内端を形成する。シュート35の内端における開口
部132の寸法及び形状は、反動キャニスタ24(図
1)の外端26における展開開口部27の寸法及び形状
に略等しい。展開扉組立体28を計器盤16(図4)に
取り付けたとき、基部34は、エアバッグ12の展開角
度A1(図2)に等しい角度A3にて傾斜している。こ
れらの角度A1、A2、A3が互いに等しいため、取り
付けボス62及び基部34を金型キャビティから共に、
一方向に取り外すことができる。このことは、プラスチ
ック材料から成る連続的な成形体として基層50を形成
する工程を簡略化する。
32、応力集中部分106、及びヒンジ124を緊密に
囲繞する、略矩形の壁構造体である。基部34の下縁面
130が基部34を完全に横断するように伸長する開口
部132を形成する。この開口部132は、シュート3
5の内端を形成する。シュート35の内端における開口
部132の寸法及び形状は、反動キャニスタ24(図
1)の外端26における展開開口部27の寸法及び形状
に略等しい。展開扉組立体28を計器盤16(図4)に
取り付けたとき、基部34は、エアバッグ12の展開角
度A1(図2)に等しい角度A3にて傾斜している。こ
れらの角度A1、A2、A3が互いに等しいため、取り
付けボス62及び基部34を金型キャビティから共に、
一方向に取り外すことができる。このことは、プラスチ
ック材料から成る連続的な成形体として基層50を形成
する工程を簡略化する。
【0029】本発明の好適な実施の形態において、該基
層50は、更に、基層パネル58と基部34との間を伸
長する略三角形のガゼットを複数備えている。これら
は、基部34の内側にある内側ガゼット134と、基部
34の外側にある外側ガゼット136とを含む。この内
側ガゼット134は、ヒンジ124を横切るように伸長
し且つヒンジ124に対して垂直である。一つの内側の
ガゼット134は、応力集中部分106のフック状の形
状をした第一の端部分108に接続している。別の内側
ガゼット134は、応力集中部分106のフック状の形
状をした第二の端部分110に接続している。
層50は、更に、基層パネル58と基部34との間を伸
長する略三角形のガゼットを複数備えている。これら
は、基部34の内側にある内側ガゼット134と、基部
34の外側にある外側ガゼット136とを含む。この内
側ガゼット134は、ヒンジ124を横切るように伸長
し且つヒンジ124に対して垂直である。一つの内側の
ガゼット134は、応力集中部分106のフック状の形
状をした第一の端部分108に接続している。別の内側
ガゼット134は、応力集中部分106のフック状の形
状をした第二の端部分110に接続している。
【0030】展開扉組立体28の中間層52は、基層パ
ネル58と上方にて接触する関係にて展開扉30の長さ
及び幅の全体に亙って伸長している。図7及び図8の断
面図に最も良く図示するように、該中間層52は、互い
に接続された、プラスチック発泡体(plastic
foam)で出来た第一の本体150と、第二の本体1
52とを備える、単一のプラスチック製の部品である。
ネル58と上方にて接触する関係にて展開扉30の長さ
及び幅の全体に亙って伸長している。図7及び図8の断
面図に最も良く図示するように、該中間層52は、互い
に接続された、プラスチック発泡体(plastic
foam)で出来た第一の本体150と、第二の本体1
52とを備える、単一のプラスチック製の部品である。
【0031】図5の破線で図示するように、プラスチッ
ク発泡体で出来た第一の本体150は、周縁部154を
備え、また、周縁部154により形成された矩形の外周
形状をしている。該周縁部154は、基層パネル58に
おける応力集中部分106の主要部分116に隣接する
U字形の経路内で扉パネル32の三側部の周りを連続的
に伸長している。この周縁部154は、ヒンジ124に
対して垂直な方向に向けて応力集中部分106の両端部
分108、110の各々を超えて扉パネル32から離れ
る方向に更に伸長している。このように、プラスチック
発泡体で出来た第一の本体150は、扉パネル32の長
さに等しい長さを有し、また、扉パネル32の幅よりも
広い幅を有している。この形態のとき、プラスチック発
泡体で出来た第一の本体150は、扉パネル32の長さ
及び幅を完全に横断するように伸長し、また、扉パネル
32から展開パネル30の周縁のフレーム部分100ま
でヒンジ124を横断して突出している。
ク発泡体で出来た第一の本体150は、周縁部154を
備え、また、周縁部154により形成された矩形の外周
形状をしている。該周縁部154は、基層パネル58に
おける応力集中部分106の主要部分116に隣接する
U字形の経路内で扉パネル32の三側部の周りを連続的
に伸長している。この周縁部154は、ヒンジ124に
対して垂直な方向に向けて応力集中部分106の両端部
分108、110の各々を超えて扉パネル32から離れ
る方向に更に伸長している。このように、プラスチック
発泡体で出来た第一の本体150は、扉パネル32の長
さに等しい長さを有し、また、扉パネル32の幅よりも
広い幅を有している。この形態のとき、プラスチック発
泡体で出来た第一の本体150は、扉パネル32の長さ
及び幅を完全に横断するように伸長し、また、扉パネル
32から展開パネル30の周縁のフレーム部分100ま
でヒンジ124を横断して突出している。
【0032】プラスチック発泡体で出来た第二の本体1
52は、内縁部156を有している。プラスチック発泡
体で出来たこの第二の本体152の内縁部156は、第
一の本体150の外周の周りで完全に第一の本体150
の外縁部154に接続している。プラスチック発泡体で
出来た二つの本体150、152の接続する縁部15
4、156の相互接続面には、継目158が形成されて
いる。成形工程中にプラスチック発泡体で出来た二つの
本体150、152を形成するときに生じる接合のた
め、中間層52は、継目158に沿って連続的なものと
なる。
52は、内縁部156を有している。プラスチック発泡
体で出来たこの第二の本体152の内縁部156は、第
一の本体150の外周の周りで完全に第一の本体150
の外縁部154に接続している。プラスチック発泡体で
出来た二つの本体150、152の接続する縁部15
4、156の相互接続面には、継目158が形成されて
いる。成形工程中にプラスチック発泡体で出来た二つの
本体150、152を形成するときに生じる接合のた
め、中間層52は、継目158に沿って連続的なものと
なる。
【0033】中間層52の上述の構造体は、当該技術分
野で公知の任意の適当な成形法及び装置を使用して形成
することができる。プラスチック発泡体で出来たこれら
二つの本体150、152の各々は、当該技術分野で公
知の任意の適当なプラスチック材料で形成することがで
きる。従って、プラスチック発泡体で出来た二つの本体
150、152は、同一、または異なるプラスチック材
料の何れかで形成することができる。しかしながら、こ
れらの本体を形成するプラスチック材料の組成に関係な
く、プラスチック発泡体で出来た第一及び第二の本体1
50、152は、互いに異なるそれぞれのデュロメータ
硬さの値を有するように形成される。プラスチック発泡
体で出来た二つの本体150、152のデュロメータ硬
さに差があるため、中間層52は、プラスチック発泡体
で出来た二つの本体150、152間の継目158にて
比較的弱体となる。より具体的には、中間層52のせん
断強度は、この継目158にて最も弱くなる。
野で公知の任意の適当な成形法及び装置を使用して形成
することができる。プラスチック発泡体で出来たこれら
二つの本体150、152の各々は、当該技術分野で公
知の任意の適当なプラスチック材料で形成することがで
きる。従って、プラスチック発泡体で出来た二つの本体
150、152は、同一、または異なるプラスチック材
料の何れかで形成することができる。しかしながら、こ
れらの本体を形成するプラスチック材料の組成に関係な
く、プラスチック発泡体で出来た第一及び第二の本体1
50、152は、互いに異なるそれぞれのデュロメータ
硬さの値を有するように形成される。プラスチック発泡
体で出来た二つの本体150、152のデュロメータ硬
さに差があるため、中間層52は、プラスチック発泡体
で出来た二つの本体150、152間の継目158にて
比較的弱体となる。より具体的には、中間層52のせん
断強度は、この継目158にて最も弱くなる。
【0034】該カバー層54は、展開パネル30の外側
面170を形成する。基層50と同様に、このカバー層
54は、成形プラスチック材料の単一体の構造とするこ
とが好ましい。カバー層54を形成するこのプラスチッ
ク材料は、当該技術分野で公知の任意の適当な組成とす
ることができるが、トッパーパッド42(図3)の囲繞
面44におけるプラスチック材料と同じものとすること
が好ましい。更に、外側面170の表面組織及び/また
は色は、面44のものと適合するものとし、展開パネル
30が計器盤16におけるトッパーパッド42の縁処理
状態を続けるようにすることが好ましい。
面170を形成する。基層50と同様に、このカバー層
54は、成形プラスチック材料の単一体の構造とするこ
とが好ましい。カバー層54を形成するこのプラスチッ
ク材料は、当該技術分野で公知の任意の適当な組成とす
ることができるが、トッパーパッド42(図3)の囲繞
面44におけるプラスチック材料と同じものとすること
が好ましい。更に、外側面170の表面組織及び/また
は色は、面44のものと適合するものとし、展開パネル
30が計器盤16におけるトッパーパッド42の縁処理
状態を続けるようにすることが好ましい。
【0035】カバー層54の内側面172は、応力増大
即ち応力集中部分176を形成する凹状部分174を有
している。カバー層54におけるこの応力集中部分17
6は、中間層52の継目158と同程度の伸長状態に
て、扉パネル32の三側部の周りを伸長している。従っ
て、継目158及び応力集中部分176、106は、互
いに同程度の伸長状態にて隣接のU字形の部品に沿って
扉パネル32の三側部の周りを伸長している。この形態
において、継目158、及び応力集中部分106、17
6は、共に破断可能な境界部を形成し、扉パネル32
は、境界部にて、展開パネル30の周フレーム部分10
0から分離することができる。外側面170の外形は、
応力集中分離176の構造体による影響を受けず、この
ため、扉パネル32の外形が外側面170にて見えない
ようにすることが好ましい。
即ち応力集中部分176を形成する凹状部分174を有
している。カバー層54におけるこの応力集中部分17
6は、中間層52の継目158と同程度の伸長状態に
て、扉パネル32の三側部の周りを伸長している。従っ
て、継目158及び応力集中部分176、106は、互
いに同程度の伸長状態にて隣接のU字形の部品に沿って
扉パネル32の三側部の周りを伸長している。この形態
において、継目158、及び応力集中部分106、17
6は、共に破断可能な境界部を形成し、扉パネル32
は、境界部にて、展開パネル30の周フレーム部分10
0から分離することができる。外側面170の外形は、
応力集中分離176の構造体による影響を受けず、この
ため、扉パネル32の外形が外側面170にて見えない
ようにすることが好ましい。
【0036】図1及び図2に関して上述したように、車
が衝突してエアバッグ12が膨張すると、展開扉組立体
28の基部34は、エアバッグ12をシュート35を通
じて展開開口部27から展開パネル30まで外方に動か
す。次に、エアバッグ12内の膨張流体により、エアバ
ッグ12は内側面60にて展開パネル30に流体圧力を
加える。これにより、展開パネル30の厚さを横断する
ようにせん断応力が生じる。
が衝突してエアバッグ12が膨張すると、展開扉組立体
28の基部34は、エアバッグ12をシュート35を通
じて展開開口部27から展開パネル30まで外方に動か
す。次に、エアバッグ12内の膨張流体により、エアバ
ッグ12は内側面60にて展開パネル30に流体圧力を
加える。これにより、展開パネル30の厚さを横断する
ようにせん断応力が生じる。
【0037】この基層パネル58の厚さを横断するよう
に加わるせん断応力の結果、基層パネル58のプラスチ
ック材料は応力集中部分106にて破断する。次に、応
力集中部分106の長さに沿って基層パネル58に亀裂
が生じる。この亀裂は、開始開口部120にて開始し、
扉パネル32の対応する三側部に沿って応力集中部分1
06の主要部分116の全体に亙って進行する。この亀
裂は、応力集中部分106の対応する端部112、11
4に向けて両端部分108、110の各々の周りを更に
進行する。
に加わるせん断応力の結果、基層パネル58のプラスチ
ック材料は応力集中部分106にて破断する。次に、応
力集中部分106の長さに沿って基層パネル58に亀裂
が生じる。この亀裂は、開始開口部120にて開始し、
扉パネル32の対応する三側部に沿って応力集中部分1
06の主要部分116の全体に亙って進行する。この亀
裂は、応力集中部分106の対応する端部112、11
4に向けて両端部分108、110の各々の周りを更に
進行する。
【0038】本発明の好適な実施の形態において、この
応力集中部分106は、その両端部112、114にて
突然に終端となり、このため、こうした位置を超えて亀
裂が進行するのを防止すべく端部分112、114に
は、基層パネル58の全厚さが付与される。これらの応
力集中部分106は、その両端部分108、110の長
さに沿ってテーパーを付け、両端部分108、110の
長さに沿って漸進的に基層パネル58の全厚さに近づく
ようにしてもよい。更に、応力集中部分106の両端部
分108、110のフック状の経路は、ヒンジ124か
ら離れる方向に亀裂が進行するようにする。このこと
は、ヒンジ124の破断を防止するのに役立つ。更に、
応力集中部分106の両端部分108、110に接続す
る内側ガゼット134は、ヒンジ124に沿って伸長す
る方向に亀裂が進行するのを防止する。
応力集中部分106は、その両端部112、114にて
突然に終端となり、このため、こうした位置を超えて亀
裂が進行するのを防止すべく端部分112、114に
は、基層パネル58の全厚さが付与される。これらの応
力集中部分106は、その両端部分108、110の長
さに沿ってテーパーを付け、両端部分108、110の
長さに沿って漸進的に基層パネル58の全厚さに近づく
ようにしてもよい。更に、応力集中部分106の両端部
分108、110のフック状の経路は、ヒンジ124か
ら離れる方向に亀裂が進行するようにする。このこと
は、ヒンジ124の破断を防止するのに役立つ。更に、
応力集中部分106の両端部分108、110に接続す
る内側ガゼット134は、ヒンジ124に沿って伸長す
る方向に亀裂が進行するのを防止する。
【0039】上述したように、中間層52のせん断強度
は、プラスチック発泡体で出来た第一の本体150と第
二の本体152との間の継目158にて最小となる。こ
のため、上述の方法で展開パネル30が基層パネル58
の応力集中部分106にて破断したとき、展開パネル3
0は、中間層52の継目158にて更に破断する。次
に、プラスチック発泡体で出来た第一の本体150は、
継目158が応力集中部分106に接続する扉パネル3
2の三側部の周りで第二の本体152から切断される。
同様に、カバー層54も応力集中部分176の長さに沿
って破断する。このように、扉パネル32の対応する三
側部は、展開パネル30の囲繞するフレーム部分100
から切断される。次に、扉パネル32は、膨張するエア
バッグ12の作用の下、図1の閉鎖位置から図2の開放
位置まで回動自在となる。かかる扉パネル32の回動
は、ヒンジ124にて基層パネル58を曲げ、また、こ
れと同時に、中間層52及びヒンジ124に隣接するカ
バー層54を曲げることにより、案内される。
は、プラスチック発泡体で出来た第一の本体150と第
二の本体152との間の継目158にて最小となる。こ
のため、上述の方法で展開パネル30が基層パネル58
の応力集中部分106にて破断したとき、展開パネル3
0は、中間層52の継目158にて更に破断する。次
に、プラスチック発泡体で出来た第一の本体150は、
継目158が応力集中部分106に接続する扉パネル3
2の三側部の周りで第二の本体152から切断される。
同様に、カバー層54も応力集中部分176の長さに沿
って破断する。このように、扉パネル32の対応する三
側部は、展開パネル30の囲繞するフレーム部分100
から切断される。次に、扉パネル32は、膨張するエア
バッグ12の作用の下、図1の閉鎖位置から図2の開放
位置まで回動自在となる。かかる扉パネル32の回動
は、ヒンジ124にて基層パネル58を曲げ、また、こ
れと同時に、中間層52及びヒンジ124に隣接するカ
バー層54を曲げることにより、案内される。
【0040】好適な実施の形態に関して本発明を説明し
た。本発明の上記の説明から、当業者は、その改良例、
変更例及び応用例が認識されよう。例えば、展開パネ
ル、扉パネル及び扉パネルの破断可能な境界部分の形状
及び寸法を変えることが可能である。この展開扉組立体
は、中間の取り付け位置のような計器盤上の異なる位置
に配置してもよい。更に、車の搭乗者用拘束具システム
は、その車に、正前、後方及び/または側面衝撃が加わ
ったときに膨張するエアバッグを一または二以上備える
こともできる。このエアバッグは、計器盤以外の車の部
品に取り付けることもできる。車のかかるその他の部品
には、例えば、扉、ピラー、屋根及びシートが含まれ
る。本発明を具体化する展開扉は、エアバッグ及び対応
する車のトリム構造体と共に、こうした位置の何れにも
使用することができる。また、本発明を具体化する展開
扉組立体は、車のステアリングコラム上のドライバの側
部エアバッグと共に使用することもできる。当業者の技
術に属するかかる改良例、変形例及び応用例を特許請求
の範囲に包含することを意図するものである。
た。本発明の上記の説明から、当業者は、その改良例、
変更例及び応用例が認識されよう。例えば、展開パネ
ル、扉パネル及び扉パネルの破断可能な境界部分の形状
及び寸法を変えることが可能である。この展開扉組立体
は、中間の取り付け位置のような計器盤上の異なる位置
に配置してもよい。更に、車の搭乗者用拘束具システム
は、その車に、正前、後方及び/または側面衝撃が加わ
ったときに膨張するエアバッグを一または二以上備える
こともできる。このエアバッグは、計器盤以外の車の部
品に取り付けることもできる。車のかかるその他の部品
には、例えば、扉、ピラー、屋根及びシートが含まれ
る。本発明を具体化する展開扉は、エアバッグ及び対応
する車のトリム構造体と共に、こうした位置の何れにも
使用することができる。また、本発明を具体化する展開
扉組立体は、車のステアリングコラム上のドライバの側
部エアバッグと共に使用することもできる。当業者の技
術に属するかかる改良例、変形例及び応用例を特許請求
の範囲に包含することを意図するものである。
【図1】本発明の好適な実施の形態を具体化する車の搭
乗者用拘束装置を示す概略図である。
乗者用拘束装置を示す概略図である。
【図2】作動状態にある図1の拘束装置を示す概略図で
ある。
ある。
【図3】図1に示した部品の斜視図である。
【図4】図3の線4−4に沿った断面図である。
【図5】図4の線5−5に沿った断面図である。
【図6】6Aは、図1の拘束装置の部品を示す部分側面
図である。6Bは、拘束装置の部品を示す、図6Aと同
様の部分側面図である。
図である。6Bは、拘束装置の部品を示す、図6Aと同
様の部分側面図である。
【図7】図5の線7−7に沿った断面図である。
【図8】図5の線8−8に沿った断面図である。
10 車の搭乗者用拘束装置 12 エアバッグ 14 搭乗者室 16 計器盤 18 シート 20 モジュール 22 インフレータ 24 反動キャニ
スタ 26 反動キャニスタの外縁部 27 展開開口部 28 展開扉組立体 30 展開パネル 32 扉パネル 34 展開扉組立
体の基部 35 シュート 36 電気回路 37 電源 38 常開放スイ
ッチ 40 センサ 42 トッパーパ
ッド 44 トッパーパッドの上面 45 トッパーパ
ッドの内縁面 46 フロントガラス 47 開口部 48 展開パネルの周縁面 50 展開扉組立
体の基層 52 展開扉組立体の中間層 54 展開扉組立
体のカバー層 56 基層の基部部分 58 基部のパネ
ル部分 60 展開パネルの内側面 62 取り付けボ
ス
スタ 26 反動キャニスタの外縁部 27 展開開口部 28 展開扉組立体 30 展開パネル 32 扉パネル 34 展開扉組立
体の基部 35 シュート 36 電気回路 37 電源 38 常開放スイ
ッチ 40 センサ 42 トッパーパ
ッド 44 トッパーパッドの上面 45 トッパーパ
ッドの内縁面 46 フロントガラス 47 開口部 48 展開パネルの周縁面 50 展開扉組立
体の基層 52 展開扉組立体の中間層 54 展開扉組立
体のカバー層 56 基層の基部部分 58 基部のパネ
ル部分 60 展開パネルの内側面 62 取り付けボ
ス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット・エイ・ケリー アメリカ合衆国ミシガン州48001,アル ゴナック,セント・ジョン・ドライヴ 10231 (56)参考文献 特開 平5−246272(JP,A) 特開 平3−246138(JP,A) 特開 平5−147489(JP,A) 特開 平8−192666(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/16 - 21/32 PCI(DIALOG)
Claims (6)
- 【請求項1】 膨張可能な車両搭乗者拘束具用の装置に
して、 前記拘束具が膨張されるとき、該拘束具の作用により破
断する展開パネルを備え、 前記展開パネルが、継目を有するプラスチック製部品を
備え、該プラスチック製部品が、前記拘束具が前記展開
パネルに対して強く押し付けられる動作に起因する応力
により、該継目に沿って破断可能であり、 前記プラスチック製部品が、前記継目にて互いに接続さ
れた、プラスチック発泡体で出来た第一及び第二の本体
を備え、前記プラスチック発泡体で出来た第一の本体
が、第一のデュロメータ硬さを有し、前記プラスチック
発泡体で出来た第二の本体が、前記第一のデュロメータ
硬さと異なる第二のデュロメータ硬さを有する装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置にして、前記展開
パネルが、回動可能な扉パネルと、該扉パネルを囲繞す
るフレーム構造体とを形成し、前記プラスチック発泡体
で出来た第一の本体が、前記扉パネルの一部を備え、前
記プラスチック発泡体で出来た第二の本体が、前記フレ
ーム構造体の一部を備える装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の装置にして、前記展開
パネルが、前記扉パネルが開放位置まで回動する動作を
案内するヒンジ手段を備え、前記継目が、前記ヒンジ手
段の両端の間にて前記扉パネルの周りで伸長する装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の装置にして、前記プラ
スチック発泡体で出来た第一の本体が、前記扉パネルか
ら前記フレーム構造体まで前記ヒンジ手段を横断して伸
長する装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の装置にして、前記展開
パネルが、回動可能な扉パネルと、基層と、前記扉パネ
ルの周りで部分的に伸長する、前記基層の破断可能な部
分を形成する手段とを備え、前記プラスチック製部品が
前記基層の上方に位置し、前記継目が、前記基層の前記
破断可能な部分に隣接して前記扉パネルの周りで部分的
に伸長する装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の装置にして、前記展開
パネルが、カバー層と、該カバー層の破断可能な部分を
形成する手段とを備え、前記カバー層が、前記プラスチ
ック製部品の上方に位置し、前記カバー層の前記破断可
能な部品が前記継目に隣接する前記扉パネルの周りで部
分的に伸長する装置。
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