JP2913230B2 - 大型建設機械の照明装置 - Google Patents

大型建設機械の照明装置

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JP2913230B2 JP3302643A JP30264391A JP2913230B2 JP 2913230 B2 JP2913230 B2 JP 2913230B2 JP 3302643 A JP3302643 A JP 3302643A JP 30264391 A JP30264391 A JP 30264391A JP 2913230 B2 JP2913230 B2 JP 2913230B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転室への昇降路を照
らす大型建設機械の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大型油圧ショベル等の建設機械の
照明装置として、運転室内を照らす室内灯がある。この
室内灯は、スイッチ操作により点・消灯されるが、最近
では、運転室の扉を開けてから所定時間後に消灯させる
手段も開発されている。また、室内灯以外の照明灯とし
て、掘削作業等の作業区域を照らす前照灯があり、この
前照灯は、夜間の作業終了後に切換えスイッチの消灯操
作により消灯される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来における建設機械
の照明装置は、上述のように室内灯や前照灯に限られて
いた。ところで、大型油圧ショベル等の大型建設機械に
あっては、運転室の地上からの高さが高く(例えば5〜
6m)、運転室へ行くまでの行程が長く、途中にステッ
プやキャットウォークが備えられている。このため、周
囲が暗い状態でオペレータが運転室から離れる時、足許
が暗くて足を踏み外す等の危険があり、安全性が問題と
なっていた。この場合、前述の前照灯はオペレータが機
械を離れるため消灯されており、また、前述のように室
内灯が一定時間点灯されていたとしても運転室内を照明
するだけなので危険は解消されない。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、周囲が暗い状態でオペレータが危険なく運転室か
ら降りることができる大型建設機械の照明装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、下部構造体と、この下部構造体に旋回可
能に支持された旋回体と、この旋回体に設置された運転
室と、前記下部構造体から前記運転室に至る昇降路とを
備えた大型建設機械において、前記昇降路を照明する照
明灯を設けると共に、当該照明灯を所定条件下で所定時
間点灯させる点灯制御手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】オペレータの動作により、所定の条件、例え
ば、運転停止状態または運転室の扉開放状態、あるいは
この両者が形成されると、昇降路を照明する照明灯が所
定時間点灯する。このため、周囲が暗い状態であっても
オペレータの降車に危険はない。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明の実施例に係る照明装置を備
えた大型油圧ショベルの要部を示す側面図である。図
で、1は走行装置を含む下部構造体、2は下部構造体1
に設置されたラダーである。3は下部構造体1上に旋回
自在に配置された旋回体、4は旋回体3に配置された運
転室である。5は運転室4のドア、6は旋回体3の運転
室4のドア5の下側から後方のエンジン室まで通じる通
路としてのキャットウォーク、7はキャットウォーック
6上のステー、8は運転室4のドア5からキャットウォ
ーク6上へ通じるステップである。上記ラダー2、キャ
ットウォーク6、及びステップ8により運転室4への乗
り降り行程、つまり昇降路が構成される。9はステップ
8及びその近辺のキャットウォーク6を照明する照明
灯、10はラダー2及びその近辺のキャットウォーク6
を照明する照明灯である。これら照明灯9,10を点灯
することにより前記昇降路が照明される。
【0009】図2は図1に示す照明灯の電気回路を示す
回路図である。図で、9,10は図1に示す照明灯、1
2は電源である。13はエンジン始動用のキースイッチ
であり、エンジン停止時のOFF位置が端子aで、エン
ジン駆動時のON位置が端子bで示されている。14は
運転室4のドア5の開閉に応じて作動するドアスイッチ
であり、ドア5の開状態で閉成され、ドア5の閉状態で
開放される。15はキースイッチ13及びドアスイッチ
14の状態に応じて作動するタイマー、16は照明灯
9,10を上記キースイッチ13やドアスイッチ14の
開閉の如何に係らず消灯せしめるメインスイッチであ
る。尚、タイマー15については、後述する動作の説明
において詳述する。
【0010】次に、本実施例の動作を説明する。周囲が
暗い状態で作業が終了すると、オペレータはエンジンを
停止するためキースイッチ13をOFFにし、これによ
りキースイッチ13は端子aに接続される。続いてオペ
レータは運転室4のドア5を開けて外へ出る。これによ
りドアスイッチ14はONになる。尚、メインスイッチ
16は閉じられているものとする。キースイッチ13及
びドアスイッチ14の前記切換えにより、タイマー15
の作動条件が成立し、タイマー15において、照明灯
9,10への回路が導通して各照明灯9,10が点灯さ
れ、同時にタイマー15の時間のカウントが開始され
る。照明灯9,10の点灯により運転室4への昇降路中
のラダー2、キャットウォーク6、ステー7、及びステ
ップ8が明るく照らされる。この状態はタイマー15が
カウント動作を行なっている間保持され、オペレータが
ドア5を閉じ、ドアスイッチ14開放されても変化しな
い。このためオペレータは安全かつ迅速にステップ8を
降り、キャットウォーク6を渡り、さらにラダー2を降
りて油圧ショベルから地上へと離れることができる。タ
イマー15に設定された時間が経過すると、タイマー1
5が作動を停止し、導通状態にあった照明灯9,10へ
の回路は遮断され、照明灯9,10は消灯する。その後
(例えば次の朝)オペレータが作業を開始すべく運転室
4内へ入り、キースイッチ13をON位置に操作する
と、キースイッチ13は端子bと接続され、タイマー1
5にリセットのための電圧が与えられ、タイマー15の
リセット動作が行なわれる。これにより、タイマー15
が何等かの理由によりカウントを中断していても、次の
動作の支障は無くなる。
【0011】このように本実施例では、オペレータがエ
ンジン停止を行ない、さらにドア開放を行なった時、自
動的に各照明灯9,10が点灯して運転室4への昇降路
中のラダー2、キャットウォーク6、ステー7、及びス
テップ8を照らすように構成したので、オペレータは安
全かつ迅速に昇降路を降りて大型油圧ショベルから地上
へと離れることができる。また、各照明灯9,10の点
灯時間はタイマー15により制御されるので、オペレー
タが大型油圧ショベルから離れた後、各照明灯9,10
が無用に点灯し続け電源12に支障を来すようなことは
無く、従ってオペレータは照明灯9,10を消灯するこ
とに対し何等気遣う必要が無い。
【0012】尚、上記実施例の説明では、大型油圧ショ
ベルを例示したが、他の大型建設機械にも適用できるこ
とは勿論である。また、照明灯を2つ設けた例について
説明したが、照明灯の設置個所及び設置個数は種々の条
件に応じて任意に選定することができる。さらに、タイ
マーの作動条件として、キースイッチ及びドアスイッチ
を用いる例について説明したが、これに限定されず、ど
ちらか一方のみを用いるようにしても良い。さらにま
た、キースイッチに代えて、大型建設機械の操作レバー
が全てOFF(中立位置)となったことを検出するスイ
ッチ等を用いることもできる。また、タイマーの設定時
間を任意の時間に設定できるように構成し得るのは当然
である。また、電源の消耗が甚だしい場合には、メイン
スイッチ16を開放しておけば良い。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、大型建設機械の昇降路
中に照明灯を設け、当該照明灯を、所定条件下で所定時
間点灯するように構成したので、オペレータは周囲が暗
くても安全かつ迅速に昇降路を降りて地上へと離れるこ
とができる。また照明灯の消灯についての配慮を不要と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る照明装置を備えた大型油
圧ショベルの要部を示す側面図である。
【図2】図1に示す照明灯の電気回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 下部構造体 2 ラダー 3 旋回体 4 運転室 5 ドア 6 キャットウォーク 8 ステップ 9,10 照明灯 13 キースイッチ 14 ドアスイッチ 15 タイマ 16 メインスイッチ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部構造体と、この下部構造体に旋回可
    能に支持された旋回体と、この旋回体に設置された運転
    室と、前記下部構造体から前記運転室に至る昇降路とを
    備えた大型建設機械において、前記昇降路を照明する照
    明灯を設けると共に、当該照明灯を所定条件下で所定時
    間点灯させる点灯制御手段を設けたことを特徴とする大
    型建設機械の照明装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記点灯制御手段
    は、点灯指令手段と、この点灯指令手段により前記照明
    灯が点灯されてから所定時間経過後当該照明灯の回路を
    遮断するタイマとで構成されていることを特徴とする大
    型建設機械の照明装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記点灯指令手段
    は、前記大型建設機械の運転指令手段の操作に関連し運
    転停止状態とされた時に開閉するスイッチ、及び前記運
    転室の扉の開閉と連動し扉が開かれた時に閉成するスイ
    ッチのうちの少なくとも1つで構成されていることを特
    徴とする大型建設機械の照明装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2において、前記点灯制御手
    段は、オペレータの操作により点灯の設定時間を適宜変
    更可能であることを特徴とする大型建設機械の照明装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3において、オペレータ
    のスイッチ操作によるか、あるいは外界の明るさを自動
    的に検知したセンサ出力により前記各スイッチの作動の
    有無に係らず前記照明灯の点灯を禁止する点灯禁止手段
    を設けたことを特徴する大型建設機械の照明装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記昇降路は、途中
    にステップ、またはラダー、あるいはキャットウォーク
    を含んでなり、前記照明灯は、当該ステップ、またはラ
    ダー、あるいはキャットウォークを個々に照らせる位置
    に配置されてなることを特徴とする大型建設機械の照明
    装置。
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JP6095592B2 (ja) * 2014-02-17 2017-03-15 日立建機株式会社 油圧ショベルの監視画像表示装置
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