JP2916943B2 - 周波数倍周器 - Google Patents
周波数倍周器Info
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、入力パルスに位相同期しかつこの入力パル
スをN倍周した出力パルスを発生する周波数倍周器に関
する。
スをN倍周した出力パルスを発生する周波数倍周器に関
する。
<従来の技術> 一般に、航法用送受信機、FM復調器、PCM送受信機等
の各種の分野においては、入力パルスに位相同期しかつ
この入力パルスをN倍周した出力パルスを発生させるこ
とが要求される。このような入力パルスをN倍周した出
力パルスを得るための回路として、従来、第5図に示す
ような周波数倍周器が提供されている。
の各種の分野においては、入力パルスに位相同期しかつ
この入力パルスをN倍周した出力パルスを発生させるこ
とが要求される。このような入力パルスをN倍周した出
力パルスを得るための回路として、従来、第5図に示す
ような周波数倍周器が提供されている。
この周波数倍周器は、いわゆるPLL回路であって、位
相比較器aによって、入力パルスsiと出力パルスsoをN
分周器dで1/Nに分周されたパルスとを比較し、両パル
ス信号の位相差に応じた位相差パルスをローパスフィル
タbにより直流電圧に変換し、この直流電圧により電圧
制御発振器cの発振周波数を制御することにより、入力
パルスsiの周波数をN倍した出力パルスsoを得るように
している。
相比較器aによって、入力パルスsiと出力パルスsoをN
分周器dで1/Nに分周されたパルスとを比較し、両パル
ス信号の位相差に応じた位相差パルスをローパスフィル
タbにより直流電圧に変換し、この直流電圧により電圧
制御発振器cの発振周波数を制御することにより、入力
パルスsiの周波数をN倍した出力パルスsoを得るように
している。
しかしながら、このようなPLL回路を用いた周波数倍
周器では、次の問題がある。すなわち、位相比較器aか
ら出力される位相差パルスは、多数の周波数成分を含ん
でおり、この位相差パルスをローパスフィルタbを通過
させることで、ノイズ成分や高周波成分を除くととも
に、系がロック状態から外れた場合でも電圧変動を抑え
て安定化させるようにしているが、このローパスフィル
タbの時定数を大きく設定すると、過渡応答特性が遅く
なって出力電圧の変動は抑えられるものの、ロックレン
ジ幅が狭くなってロックが外れ易くなる。これを回避す
るために、逆に、ローパスフィルタbの時定数を低く設
定すると、過渡応答特性が遅くなってロックの外れが少
なくなるものの、ローパスフィルタの出力電圧がリップ
ルを含むようになり、これに応じて電圧制御発振器から
の出力パルスsoの周波数が変動する。このように、ロー
パスフィルタは互いに相反する関係をもつので、所要の
特性を発揮させるための設計が難しい。また、位相比較
器、ローパスフィルタ、および電圧制御発振器は、いず
れもアナログ回路であるから、温度ドリフトの影響を受
け易く、安定した周波数の出力パルスを得ることが難し
い。
周器では、次の問題がある。すなわち、位相比較器aか
ら出力される位相差パルスは、多数の周波数成分を含ん
でおり、この位相差パルスをローパスフィルタbを通過
させることで、ノイズ成分や高周波成分を除くととも
に、系がロック状態から外れた場合でも電圧変動を抑え
て安定化させるようにしているが、このローパスフィル
タbの時定数を大きく設定すると、過渡応答特性が遅く
なって出力電圧の変動は抑えられるものの、ロックレン
ジ幅が狭くなってロックが外れ易くなる。これを回避す
るために、逆に、ローパスフィルタbの時定数を低く設
定すると、過渡応答特性が遅くなってロックの外れが少
なくなるものの、ローパスフィルタの出力電圧がリップ
ルを含むようになり、これに応じて電圧制御発振器から
の出力パルスsoの周波数が変動する。このように、ロー
パスフィルタは互いに相反する関係をもつので、所要の
特性を発揮させるための設計が難しい。また、位相比較
器、ローパスフィルタ、および電圧制御発振器は、いず
れもアナログ回路であるから、温度ドリフトの影響を受
け易く、安定した周波数の出力パルスを得ることが難し
い。
そこで、上記の不具合を解消するため、従来技術で
は、入力パルスをデジタル的に処理することにより、入
力パルスのN倍の周波数をもつ出力パルスを発生する周
波数倍周器が提案されている(たとえば特開昭51−4306
0号公報参照)。この従来技術では、入力パルスよりも
十分周波数の高いクロックパルスを利用して入力パルス
の1周期分に含まれるクロックパルスの数Kをカウント
し、そのカウント値Kから[K/N](ただし、[]はガ
ウス記号)の値を求める一方、クロックパルスをカウン
トしたカウント値とn・[K/N](n=1、2、…、N
−1)の値とを比較して両者が一致するたびに出力パル
スを発生させ、これによって入力パルスをN倍周した出
力パルスが得られるようにしている。
は、入力パルスをデジタル的に処理することにより、入
力パルスのN倍の周波数をもつ出力パルスを発生する周
波数倍周器が提案されている(たとえば特開昭51−4306
0号公報参照)。この従来技術では、入力パルスよりも
十分周波数の高いクロックパルスを利用して入力パルス
の1周期分に含まれるクロックパルスの数Kをカウント
し、そのカウント値Kから[K/N](ただし、[]はガ
ウス記号)の値を求める一方、クロックパルスをカウン
トしたカウント値とn・[K/N](n=1、2、…、N
−1)の値とを比較して両者が一致するたびに出力パル
スを発生させ、これによって入力パルスをN倍周した出
力パルスが得られるようにしている。
<発明が解決しようとする課題> 上記の従来技術のものでは、デジタル回路によって周
波数倍周器が構成されているので、ローパスフィルタ、
電圧制御発振器等が不要であり、そのため、回路設計が
比較的容易で、温度ドリフト等の影響も少なく安定した
周波数の出力パルスが得られるという利点がある。
波数倍周器が構成されているので、ローパスフィルタ、
電圧制御発振器等が不要であり、そのため、回路設計が
比較的容易で、温度ドリフト等の影響も少なく安定した
周波数の出力パルスが得られるという利点がある。
しかし、従来技術において、入力パルスの1周期分の
長さに相当するカウント値Kは、倍周率Nで割り切れな
い場合があり、そのときには余りが生じる。この余りの
影響を無視して、n・[K/N](n=1、2、…、N−
1)ごとに出力パルスを発生させると、最後の(N−
1)パルス目のところで、余りの分だけ出力パルスの周
期が長くなりジッタを生じる。これを回避するには、入
力パルスの1周期内で余りの数ができるだけ均等に分配
されるように、出力パルスを発生するための比較値を、
n・[K/N]以外にn・([K/N]+1)に適宜変更する
ような制御回路を別途付加する必要があり、そのため回
路構成が複雑化する不具合がある。
長さに相当するカウント値Kは、倍周率Nで割り切れな
い場合があり、そのときには余りが生じる。この余りの
影響を無視して、n・[K/N](n=1、2、…、N−
1)ごとに出力パルスを発生させると、最後の(N−
1)パルス目のところで、余りの分だけ出力パルスの周
期が長くなりジッタを生じる。これを回避するには、入
力パルスの1周期内で余りの数ができるだけ均等に分配
されるように、出力パルスを発生するための比較値を、
n・[K/N]以外にn・([K/N]+1)に適宜変更する
ような制御回路を別途付加する必要があり、そのため回
路構成が複雑化する不具合がある。
<課題を解決するための手段> 本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、PLL回路のようなローパスフィルタ、電圧制御発
振器等が不要であって、回路設計が比較的容易で、温度
ドリフト等の影響も少なく安定した周波数をもつととも
に、ジッタも極めて少ない出力パルスが得られるように
するものである。
って、PLL回路のようなローパスフィルタ、電圧制御発
振器等が不要であって、回路設計が比較的容易で、温度
ドリフト等の影響も少なく安定した周波数をもつととも
に、ジッタも極めて少ない出力パルスが得られるように
するものである。
そのため、本発明は、入力パルスに位相同期しかつこ
の入力パルスをN倍周した出力パルスを発生する周波数
倍周器において、次の構成を採る。
の入力パルスをN倍周した出力パルスを発生する周波数
倍周器において、次の構成を採る。
すなわち、第1発明に係る周波数倍周器11では、入力
パルスよりも十分周波数の高いクロックパルスを出力す
る発振器2と、この発振器2からのクロックパルスをク
ロックとし、前記入力パルスをリセットパルスとして、
前記入力パルスの1周期ごとにクロックパルスの数Kを
カウントして出力するカウンタ4と、このカウンタ4の
カウント値Kでもって予め設定された倍周率Nを前記入
力パルスの1周期ごとに割り算して出力する割算器6
と、この割算器6の出力値(=N/K)を前記発振器2か
らのクロックパルスに同期して前記入力パルスの1周期
ごとにその期間の間累積加算し、パラレルのバイナリデ
ータ出力端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の出力端子の
信号を前記入力パルスのN倍周パルスとして出力する累
積加算器10とを備えている。
パルスよりも十分周波数の高いクロックパルスを出力す
る発振器2と、この発振器2からのクロックパルスをク
ロックとし、前記入力パルスをリセットパルスとして、
前記入力パルスの1周期ごとにクロックパルスの数Kを
カウントして出力するカウンタ4と、このカウンタ4の
カウント値Kでもって予め設定された倍周率Nを前記入
力パルスの1周期ごとに割り算して出力する割算器6
と、この割算器6の出力値(=N/K)を前記発振器2か
らのクロックパルスに同期して前記入力パルスの1周期
ごとにその期間の間累積加算し、パラレルのバイナリデ
ータ出力端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の出力端子の
信号を前記入力パルスのN倍周パルスとして出力する累
積加算器10とを備えている。
第2発明に係る周波数倍周器12では、入力パルスより
も十分周波数の高いクロックパルスを出力する発振器2
と、前記出力パルスをクロックとし、前記入力パルスを
リセットパルスとして、前記入力パルスの1周期ごとに
出力パルスの数をカウントして出力するカウンタ5と、
予め設定された倍周率Nとこのカウンタ5のカウント値
N′とを比較して後者が前者よりも大きい場合(N<
N′)にはカウントダウン、逆の場合(N>N′)には
カウントアップの各許容信号をそれぞれ出力する比較器
7と、この比較器7からの各許容信号に応じて前記入力
パルスをカウントアップあるいはカウントダウンするア
ップ/ダウンカウンタ9と、このアップ/ダウンカウン
タ9の出力値を前記発振器2からのクロックパルスに同
期して前記入力パルスの1周期ごとにその期間の間累積
加算し、パラレルのバイナリデータ出力端子の内の20桁
の1桁下の2-1桁の出力端子の信号を前記入力パルスの
N倍周パルスとして出力する累積加算器10とを備えてい
る。
も十分周波数の高いクロックパルスを出力する発振器2
と、前記出力パルスをクロックとし、前記入力パルスを
リセットパルスとして、前記入力パルスの1周期ごとに
出力パルスの数をカウントして出力するカウンタ5と、
予め設定された倍周率Nとこのカウンタ5のカウント値
N′とを比較して後者が前者よりも大きい場合(N<
N′)にはカウントダウン、逆の場合(N>N′)には
カウントアップの各許容信号をそれぞれ出力する比較器
7と、この比較器7からの各許容信号に応じて前記入力
パルスをカウントアップあるいはカウントダウンするア
ップ/ダウンカウンタ9と、このアップ/ダウンカウン
タ9の出力値を前記発振器2からのクロックパルスに同
期して前記入力パルスの1周期ごとにその期間の間累積
加算し、パラレルのバイナリデータ出力端子の内の20桁
の1桁下の2-1桁の出力端子の信号を前記入力パルスの
N倍周パルスとして出力する累積加算器10とを備えてい
る。
第3発明に係る周波数倍周器13では、カウンタ5、比
較器7、アップ/ダウンカウンタ9を備えるとともに、
第2発明の累積加算器10に代えて、アップ/ダウンカウ
ンタ9の出力値をD/A変換するD/A変換器12と、このD/A
変換器12の出力電圧に応じた周波数のパルスを出力する
電圧制御発振器14とを設けた構成としている。
較器7、アップ/ダウンカウンタ9を備えるとともに、
第2発明の累積加算器10に代えて、アップ/ダウンカウ
ンタ9の出力値をD/A変換するD/A変換器12と、このD/A
変換器12の出力電圧に応じた周波数のパルスを出力する
電圧制御発振器14とを設けた構成としている。
<作用> 第1発明に係る周波数倍周器11では、カウンタ4は、
入力パルスの立ち上がり(または立ち下がり)によりリ
セットされ、その時点から発振器2からのクロックパル
スをカウントする。そして、次の入力パルスの立ち上が
り(または立ち下がり)のタイミングでそのカウント値
Kが割算器6に取り込まれる。したがって、割り算器6
に加わるカウント値Kは、入力パルスの1周期分に含ま
れるクロックパルスの数に相当する。割算器6は、その
カウント値Kでもって予め設定された倍周率Nを割り算
する。そして、その割算値(=N/K)を累積加算器10に
与える。累積加算器10は、入力パルスの立ち上がり(ま
たは立ち下がり)によりリセットされた後、発振器2か
らのクロックパルスに同期して割算値(=N/K)を累積
加算する。したがって、累積加算器10が次の入力パルス
でリセットされるまでの間に、クロックパルスがK個加
わるので、(N/K)・K=Nとなる。すなわち、累積加
算器の出力は、入力パルスの1周期の間で0〜Nまで変
化するので、パラレルのバイナリデータ出力端子の内の
20桁の1桁下の2-1桁の端子を選択すれば、この端子か
らは0〜1、1〜2、…、(N−1)〜Nの各区間をそ
れぞれ1周期とするパルス出力が得られ、これは入力パ
ルスをN倍周した出力パルスとなる。
入力パルスの立ち上がり(または立ち下がり)によりリ
セットされ、その時点から発振器2からのクロックパル
スをカウントする。そして、次の入力パルスの立ち上が
り(または立ち下がり)のタイミングでそのカウント値
Kが割算器6に取り込まれる。したがって、割り算器6
に加わるカウント値Kは、入力パルスの1周期分に含ま
れるクロックパルスの数に相当する。割算器6は、その
カウント値Kでもって予め設定された倍周率Nを割り算
する。そして、その割算値(=N/K)を累積加算器10に
与える。累積加算器10は、入力パルスの立ち上がり(ま
たは立ち下がり)によりリセットされた後、発振器2か
らのクロックパルスに同期して割算値(=N/K)を累積
加算する。したがって、累積加算器10が次の入力パルス
でリセットされるまでの間に、クロックパルスがK個加
わるので、(N/K)・K=Nとなる。すなわち、累積加
算器の出力は、入力パルスの1周期の間で0〜Nまで変
化するので、パラレルのバイナリデータ出力端子の内の
20桁の1桁下の2-1桁の端子を選択すれば、この端子か
らは0〜1、1〜2、…、(N−1)〜Nの各区間をそ
れぞれ1周期とするパルス出力が得られ、これは入力パ
ルスをN倍周した出力パルスとなる。
第2発明に係る周波数倍周器12では、カウンタ5は、
入力パルスの立ち上がり(または立ち下がり)によりリ
セットされ、その時点から出力パルスをカウントする。
そして、次の入力パルスの立ち上がり(または立ち下が
り)のタイミングでそのカウント値N′が比較器7に取
り込まれる。比較器7は、予め設定された倍周率Nとこ
のカウンタ5のカウント値N′とを比較して後者が前者
よりも大きい場合(N<N′)にはカウントダウン、逆
の場合(N>N′)にはカウントアップの各許容信号を
それぞれ出力する。アップ/ダウンカウンタ9は、比較
器7からの各許容信号に応じて入力パルスをカウントア
ップあるいはカウントダウンする。また、比較器7で両
者N′、Nが等しいときには(N′=N)、アップ/ダ
ウンカウンタは動作を停止する。そして、アップ/ダウ
ンカウンタ9のカウント値Mが累積加算器10に与えられ
る。累積加算器10は、入力パルスの立ち上がり(または
立ち下がり)によりリセットされた後、発振器2からの
クロックパルスに同期してアップ/ダウンカウンタ9の
カウント値Mを累積加算する。累積加算器10には、次の
入力パルスでリセットされるまでの間に、クロックパル
スがK個加わるので、M・K=N′となるが、N′≠N
の場合には、アップ/ダウンカウンタ9がアップカウン
トまたはダウンカウントするため、そのカウント値Mが
変更されるので、アップ/ダウンカウンタ9のカウント
値は次第に収束され、N′=Nで、M=N/Kとなる。し
たがって、累積加算器10のパラレルのバイナリデータ出
力端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の端子を選択すれ
ば、第1発明の場合と同様に、この端子からは入力パル
スをN倍周した出力パルスが得られる。
入力パルスの立ち上がり(または立ち下がり)によりリ
セットされ、その時点から出力パルスをカウントする。
そして、次の入力パルスの立ち上がり(または立ち下が
り)のタイミングでそのカウント値N′が比較器7に取
り込まれる。比較器7は、予め設定された倍周率Nとこ
のカウンタ5のカウント値N′とを比較して後者が前者
よりも大きい場合(N<N′)にはカウントダウン、逆
の場合(N>N′)にはカウントアップの各許容信号を
それぞれ出力する。アップ/ダウンカウンタ9は、比較
器7からの各許容信号に応じて入力パルスをカウントア
ップあるいはカウントダウンする。また、比較器7で両
者N′、Nが等しいときには(N′=N)、アップ/ダ
ウンカウンタは動作を停止する。そして、アップ/ダウ
ンカウンタ9のカウント値Mが累積加算器10に与えられ
る。累積加算器10は、入力パルスの立ち上がり(または
立ち下がり)によりリセットされた後、発振器2からの
クロックパルスに同期してアップ/ダウンカウンタ9の
カウント値Mを累積加算する。累積加算器10には、次の
入力パルスでリセットされるまでの間に、クロックパル
スがK個加わるので、M・K=N′となるが、N′≠N
の場合には、アップ/ダウンカウンタ9がアップカウン
トまたはダウンカウントするため、そのカウント値Mが
変更されるので、アップ/ダウンカウンタ9のカウント
値は次第に収束され、N′=Nで、M=N/Kとなる。し
たがって、累積加算器10のパラレルのバイナリデータ出
力端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の端子を選択すれ
ば、第1発明の場合と同様に、この端子からは入力パル
スをN倍周した出力パルスが得られる。
第3発明に係る周波数倍周器13において、カウンタ
5、比較器7およびアップ/ダウンカウンタ9の各動作
は、第2発明の場合と同様であるが、アップ/ダウンカ
ウンタ9のカウント値MがD/A変換器12に与えられる。D
/A変換器12は、このカウント値Mをアナログ化するの
で、カウント値Mに対応する電圧が電圧制御発振器14に
加わる。電圧制御発振器14は、この入力電圧に応じた周
波数をもつ出力パルスを発生する。入力パルスに対し
て、電圧制御発振器14の出力パルスの倍周率N′が予め
設定した倍周率Nと不一致(N′≠N)の場合には、第
2発明の場合と同様に、アップ/ダウンカウンタ9のカ
ウント値Mが変更されるので、アップ/ダウンカウンタ
9のカウント値は次第に収束され、N′=Nで、M=N/
Kとなる。したがって、電圧制御発振器14に加わる電圧
は、N/Kに対応する値となるから、電圧制御発振器14か
らは入力パルスをN倍周した出力パルスが発生される。
5、比較器7およびアップ/ダウンカウンタ9の各動作
は、第2発明の場合と同様であるが、アップ/ダウンカ
ウンタ9のカウント値MがD/A変換器12に与えられる。D
/A変換器12は、このカウント値Mをアナログ化するの
で、カウント値Mに対応する電圧が電圧制御発振器14に
加わる。電圧制御発振器14は、この入力電圧に応じた周
波数をもつ出力パルスを発生する。入力パルスに対し
て、電圧制御発振器14の出力パルスの倍周率N′が予め
設定した倍周率Nと不一致(N′≠N)の場合には、第
2発明の場合と同様に、アップ/ダウンカウンタ9のカ
ウント値Mが変更されるので、アップ/ダウンカウンタ
9のカウント値は次第に収束され、N′=Nで、M=N/
Kとなる。したがって、電圧制御発振器14に加わる電圧
は、N/Kに対応する値となるから、電圧制御発振器14か
らは入力パルスをN倍周した出力パルスが発生される。
<実施例> 実施例1 第1図は第1発明の実施例に係る周波数倍周器のブロ
ック図である。同図において、符号11は周波数倍周器の
全体を示し、2は入力パルスsiよりも十分周波数の高い
クロックパルスscを出力する発振器、4はこの発振器2
からのクロックパルスscをカウントするとともに、入力
パルスsiをリセットパルスとして入力するカウンタ、6
はカウンタ4のカウント値Kでもって予め設定された倍
周率Nを割り算する割算器、8は割算器6の出力値(=
N/K)をラッチするラッチ回路、10はラッチ回路8の出
力を発振器2からのクロックパルスscに同期して累積加
算するとともに、入力パルスsiをリセットパルスとして
入力する累積加算器である。
ック図である。同図において、符号11は周波数倍周器の
全体を示し、2は入力パルスsiよりも十分周波数の高い
クロックパルスscを出力する発振器、4はこの発振器2
からのクロックパルスscをカウントするとともに、入力
パルスsiをリセットパルスとして入力するカウンタ、6
はカウンタ4のカウント値Kでもって予め設定された倍
周率Nを割り算する割算器、8は割算器6の出力値(=
N/K)をラッチするラッチ回路、10はラッチ回路8の出
力を発振器2からのクロックパルスscに同期して累積加
算するとともに、入力パルスsiをリセットパルスとして
入力する累積加算器である。
次に、上記構成の周波数倍周器11の動作について、第
2図に示すタイミングチャートを参照して説明する。
2図に示すタイミングチャートを参照して説明する。
カウンタ4は、入力パルスsiの立ち上がりによりリセ
ットされ、その時点から発振器2からのクロックパルス
scをカウントする。そして、次の入力パルスsiの立ち上
がりのタイミングでカウンタ4のカウント値Kが割算器
6に取り込まれる。したがって、割り算器6に加わるカ
ウント値Kは、入力パルスsiの1周期T0内に含まれるク
ロックパルスscの数に相当する。
ットされ、その時点から発振器2からのクロックパルス
scをカウントする。そして、次の入力パルスsiの立ち上
がりのタイミングでカウンタ4のカウント値Kが割算器
6に取り込まれる。したがって、割り算器6に加わるカ
ウント値Kは、入力パルスsiの1周期T0内に含まれるク
ロックパルスscの数に相当する。
割算器6は、そのカウント値Kでもって予め設定され
た倍周率Nを割り算する。倍周率Nに比べて入力パルス
siの1周期T0に含まれるクロックパルスscの数Kは十分
大きいから、割算器6の出力(=N/K)は小数点以下
(<1)の値をとる。そして、その割算値(=N/K)が
累積加算器10に与えられる。
た倍周率Nを割り算する。倍周率Nに比べて入力パルス
siの1周期T0に含まれるクロックパルスscの数Kは十分
大きいから、割算器6の出力(=N/K)は小数点以下
(<1)の値をとる。そして、その割算値(=N/K)が
累積加算器10に与えられる。
累積加算器10は、入力パルスsiの立ち上がりによりリ
セットされた後、発振器2からのクロックパルスに同期
して割算値(=N/K)を累積加算する。したがって、累
積加算器10が次の入力パルスsiによってリセットされる
までの間に、クロックパルスscがK個加わるので、(N/
K)K=Nとなる。すなわち、累積加算器の出力は、入
力パルスの1周期の間で、クロックパルスscが加わるた
びにN/K(<1)の刻み幅でもって0〜Nまで変化す
る。したがって、0〜1、1〜2、…、(N−1)〜N
の各区間をそれぞれ1周期とするパルス出力を取り出す
ことができれば、これが入力パルスをN倍周した出力パ
ルスとなる。ここで、累積加算器10の出力データは、2
進数であるから、いま、パラレルのバイナリデータ出力
端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の端子Qaに着目する
と、この端子Qaからは、小数点以下が0〜0.5未満の場
合には“L"レベル、0.5〜1.0未満の場合に“H"レベルの
信号が出力されるので、上記のように、0〜1、1〜
2、…、(N−1)〜Nの各区間をそれぞれ1周期とす
るパルス出力を取り出すことができる。
セットされた後、発振器2からのクロックパルスに同期
して割算値(=N/K)を累積加算する。したがって、累
積加算器10が次の入力パルスsiによってリセットされる
までの間に、クロックパルスscがK個加わるので、(N/
K)K=Nとなる。すなわち、累積加算器の出力は、入
力パルスの1周期の間で、クロックパルスscが加わるた
びにN/K(<1)の刻み幅でもって0〜Nまで変化す
る。したがって、0〜1、1〜2、…、(N−1)〜N
の各区間をそれぞれ1周期とするパルス出力を取り出す
ことができれば、これが入力パルスをN倍周した出力パ
ルスとなる。ここで、累積加算器10の出力データは、2
進数であるから、いま、パラレルのバイナリデータ出力
端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の端子Qaに着目する
と、この端子Qaからは、小数点以下が0〜0.5未満の場
合には“L"レベル、0.5〜1.0未満の場合に“H"レベルの
信号が出力されるので、上記のように、0〜1、1〜
2、…、(N−1)〜Nの各区間をそれぞれ1周期とす
るパルス出力を取り出すことができる。
たとえば、倍周率N=3、カウンタ4のカウント値K
=20とした場合、割算器6の出力N=3/20=0.15となる
ので、累積加算器10の出力は、入力パルスsiの1周期T0
の間で0.15の刻み幅でもって0〜3まで変化する。ここ
で、2-1桁の出力端子Qaからは、小数点以下の値が小数
点以下が0〜0.5未満の場合には“L"レベル、0.5〜1.0
未満の場合に“H"レベルの信号が出力されるので、この
端子Qaからは0〜1、1〜2、2〜3の各区間をそれぞ
れ1周期とするパルス出力が得られ、これは入力パルス
siを3倍周した出力パルスsoとなる。
=20とした場合、割算器6の出力N=3/20=0.15となる
ので、累積加算器10の出力は、入力パルスsiの1周期T0
の間で0.15の刻み幅でもって0〜3まで変化する。ここ
で、2-1桁の出力端子Qaからは、小数点以下の値が小数
点以下が0〜0.5未満の場合には“L"レベル、0.5〜1.0
未満の場合に“H"レベルの信号が出力されるので、この
端子Qaからは0〜1、1〜2、2〜3の各区間をそれぞ
れ1周期とするパルス出力が得られ、これは入力パルス
siを3倍周した出力パルスsoとなる。
なお、N/Kの値が割り切れない場合には、余りが生じ
るが、その余りは小数点以下の値をとり、これは0〜
1、1〜2、…、(N−1)〜Nの各区間(区間幅1)
ごとに均等に割り振られるので、本例では、入力パルス
siをN倍周した出力パルスsoが得られる。この場合、第
2図に示す例では、K=20と比較的小さな値としている
ので、クロックパルスscの1周期t0分の影響が大きくな
って、倍周された出力パルスsoの各周期t1、t2、t3ごと
のデューティ比が変動しているが、クロックパルスscの
周波数fcを高めれば、カウント値Kが大きくなるので、
デューティ比は略1対1となる。しかも、クロックパル
スscの周波数fcをある程度高く設定しておけば、N/Kの
値が小さくなるので、これに応じて倍周された出力パル
スsoのジッタが小さくなる。
るが、その余りは小数点以下の値をとり、これは0〜
1、1〜2、…、(N−1)〜Nの各区間(区間幅1)
ごとに均等に割り振られるので、本例では、入力パルス
siをN倍周した出力パルスsoが得られる。この場合、第
2図に示す例では、K=20と比較的小さな値としている
ので、クロックパルスscの1周期t0分の影響が大きくな
って、倍周された出力パルスsoの各周期t1、t2、t3ごと
のデューティ比が変動しているが、クロックパルスscの
周波数fcを高めれば、カウント値Kが大きくなるので、
デューティ比は略1対1となる。しかも、クロックパル
スscの周波数fcをある程度高く設定しておけば、N/Kの
値が小さくなるので、これに応じて倍周された出力パル
スsoのジッタが小さくなる。
実施例2 第3図は第2発明の実施例に係る周波数倍周器のブロ
ック図であり、第1図と対応する部分には同一の符号を
付す。
ック図であり、第1図と対応する部分には同一の符号を
付す。
第3図において、符号12は周波数倍周器の全体を示
し、2は入力パルスsiよりも十分周波数の高いクロック
パルスscを出力する発振器、5は出力パルスsoをカウン
トするとともに、入力パルスsiをリセットパルスとして
入力するカウンタ、7は予め設定された倍周率Nと上記
のカウンタ5のカウント値N′とを比較して後者が前者
よりも大きい場合(N<N′)にはカウントダウン、逆
の場合(N>N′)にはカウントアップの各許容信号を
それぞれ出力する比較器、9は比較器7からの各許容信
号に応じて前記入力パルスsiをカウントアップあるいは
カウントダウンするアップ/ダウンカウンタ、10はアッ
プ/ダウンカウンタ9の出力値を発振器2からのクロッ
クパルスに同期して累積加算するとともに、前記入力パ
ルスsiをリセットパルスとして入力する累積加算器であ
る。
し、2は入力パルスsiよりも十分周波数の高いクロック
パルスscを出力する発振器、5は出力パルスsoをカウン
トするとともに、入力パルスsiをリセットパルスとして
入力するカウンタ、7は予め設定された倍周率Nと上記
のカウンタ5のカウント値N′とを比較して後者が前者
よりも大きい場合(N<N′)にはカウントダウン、逆
の場合(N>N′)にはカウントアップの各許容信号を
それぞれ出力する比較器、9は比較器7からの各許容信
号に応じて前記入力パルスsiをカウントアップあるいは
カウントダウンするアップ/ダウンカウンタ、10はアッ
プ/ダウンカウンタ9の出力値を発振器2からのクロッ
クパルスに同期して累積加算するとともに、前記入力パ
ルスsiをリセットパルスとして入力する累積加算器であ
る。
次に、上記構成の周波数倍周器12の動作について説明
する。
する。
この周波数倍周器12では、カウンタ54が入力パルスsi
の立ち上がりによりリセットされ、その時点から出力パ
ルスsoをカウントする。そして、次の入力パルスsiの立
ち上がりのタイミングでカウンタ5のカウント値N′が
比較器7に取り込まれる。比較器7は、予め設定された
倍周率Nとカウンタ5で得られたカウント値N′とを比
較して後者が前者よりも大きい場合(N<N′)には
“L"レベルのカウント許容信号を、逆の場合(N>
N′)には“H"レベルのカウント許容信号を出力する。
の立ち上がりによりリセットされ、その時点から出力パ
ルスsoをカウントする。そして、次の入力パルスsiの立
ち上がりのタイミングでカウンタ5のカウント値N′が
比較器7に取り込まれる。比較器7は、予め設定された
倍周率Nとカウンタ5で得られたカウント値N′とを比
較して後者が前者よりも大きい場合(N<N′)には
“L"レベルのカウント許容信号を、逆の場合(N>
N′)には“H"レベルのカウント許容信号を出力する。
アップ/ダウンカウンタ9は、比較器7から“L"レベ
ルのカウント許容信号が加えられた場合には入力パルス
siが加わるたびにこれをカウントダウンし、逆に“H"レ
ベルのカウント許容信号が加えられた場合には、入力パ
ルスsiが加わるたびにこれをカウントアップする。ま
た、比較器7で両者N′、Nが等しいときには(N′=
N)、アップ/ダウンカウンタ9は動作を停止する。そ
して、アップ/ダウンカウンタ9のカウント値Mが累積
加算器10に与えられる。
ルのカウント許容信号が加えられた場合には入力パルス
siが加わるたびにこれをカウントダウンし、逆に“H"レ
ベルのカウント許容信号が加えられた場合には、入力パ
ルスsiが加わるたびにこれをカウントアップする。ま
た、比較器7で両者N′、Nが等しいときには(N′=
N)、アップ/ダウンカウンタ9は動作を停止する。そ
して、アップ/ダウンカウンタ9のカウント値Mが累積
加算器10に与えられる。
累積加算器10は、入力パルスsiの立ち上がりによりリ
セットされた後、発振器2からのクロックパルスscに同
期してアップ/ダウンカウンタ9からのカウント値Mを
累積加算する。累積加算器10には、次の入力パルスsiで
リセットされる1周期T0の間に、クロックパルスscがK
個加わるので、M・K=N′となるが、N′≠Nの場合
には、アップ/ダウンカウンタ9が上述のようなアップ
カウントまたはダウンカウントするため、そのカウント
値Mが変更される。したがって、時間経過とともに、ア
ップ/ダウンカウンタ9のカウント値Mは次第に収束さ
れ、N′=Nに収束した時点でM=N/Kとなる。
セットされた後、発振器2からのクロックパルスscに同
期してアップ/ダウンカウンタ9からのカウント値Mを
累積加算する。累積加算器10には、次の入力パルスsiで
リセットされる1周期T0の間に、クロックパルスscがK
個加わるので、M・K=N′となるが、N′≠Nの場合
には、アップ/ダウンカウンタ9が上述のようなアップ
カウントまたはダウンカウントするため、そのカウント
値Mが変更される。したがって、時間経過とともに、ア
ップ/ダウンカウンタ9のカウント値Mは次第に収束さ
れ、N′=Nに収束した時点でM=N/Kとなる。
この場合も、累積加算器10のパラレルのバイナリデー
タ出力端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の端子Qaを選択
すれば、実施例1の場合と同様に、この端子Qaからは入
力パルスsiをN倍周した出力パルスsoが得られる。
タ出力端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の端子Qaを選択
すれば、実施例1の場合と同様に、この端子Qaからは入
力パルスsiをN倍周した出力パルスsoが得られる。
実施例3 第4図は第3発明の実施例に係る周波数倍周器のブロ
ック図であり、第1図および第3図に対応する部分には
同一の符号を付す。
ック図であり、第1図および第3図に対応する部分には
同一の符号を付す。
第4図において、符号13は周波数倍周器の全体を示
し、5はカウンタ、7は比較器、9はアップ/ダウンカ
ウンタであり、これらの構成は実施例2の場合と同様で
あるから説明を省略する。
し、5はカウンタ、7は比較器、9はアップ/ダウンカ
ウンタであり、これらの構成は実施例2の場合と同様で
あるから説明を省略する。
この実施例3の特徴は、実施例2における累積加算器
10に代えて、アップ/ダウンカウンタ9の出力値MをD/
A変換するD/A変換器12と、このD/A変換器12の出力電圧
に応じた周波数のパルスを出力する電圧制御発振器(VC
O)14とを設けていることである。
10に代えて、アップ/ダウンカウンタ9の出力値MをD/
A変換するD/A変換器12と、このD/A変換器12の出力電圧
に応じた周波数のパルスを出力する電圧制御発振器(VC
O)14とを設けていることである。
次に、上記構成の周波数倍周器13の動作について説明
する。
する。
この周波数倍周器13では、カウンタ5、比較器7およ
びアップ/ダウンカウンタ9の各動作は、実施例2の場
合と同様であって、アップ/ダウンカウンタ9のカウン
ト値MがD/A変換器12に与えられる。D/A変換器12は、こ
のカウント値Mをアナログ化するので、カウント値Mに
対応する電圧が電圧制御発振器14に加わる。電圧制御発
振器14は、この入力電圧に応じた周波数をもつ出力パル
スを発生する。入力パルスsiに対して、電圧制御発振器
14の出力パルスsoの倍周率N′が比較器7に対して予め
設定した倍周率Nと不一致(N′≠N)の場合には、第
2発明の場合と同様に、アップ/ダウンカウンタ9のカ
ウント値Mが変更されるので、アップ/ダウンカウンタ
9のカウント値は次第に収束され、N′=Nとなったと
きにM=N/Kとなる。したがって、N/Kに対応する値の電
圧が加わった場合には入力パルスsiのN倍の周波数をも
つ出力パルスsoが発生するように電圧制御発振器14の発
振周波数を予め設定しておけば、アップ/ダウンカウン
タ9のカウント値Mが収束した状態で、電圧制御発振器
14からは入力パルスsiをN倍周した出力パルスsoが発生
される。
びアップ/ダウンカウンタ9の各動作は、実施例2の場
合と同様であって、アップ/ダウンカウンタ9のカウン
ト値MがD/A変換器12に与えられる。D/A変換器12は、こ
のカウント値Mをアナログ化するので、カウント値Mに
対応する電圧が電圧制御発振器14に加わる。電圧制御発
振器14は、この入力電圧に応じた周波数をもつ出力パル
スを発生する。入力パルスsiに対して、電圧制御発振器
14の出力パルスsoの倍周率N′が比較器7に対して予め
設定した倍周率Nと不一致(N′≠N)の場合には、第
2発明の場合と同様に、アップ/ダウンカウンタ9のカ
ウント値Mが変更されるので、アップ/ダウンカウンタ
9のカウント値は次第に収束され、N′=Nとなったと
きにM=N/Kとなる。したがって、N/Kに対応する値の電
圧が加わった場合には入力パルスsiのN倍の周波数をも
つ出力パルスsoが発生するように電圧制御発振器14の発
振周波数を予め設定しておけば、アップ/ダウンカウン
タ9のカウント値Mが収束した状態で、電圧制御発振器
14からは入力パルスsiをN倍周した出力パルスsoが発生
される。
<発明の効果> 本発明によれば、次の効果が得られる。
(i)第1〜第3発明のいずれにおいても、PLL回路の
ような位相比較器やローパスフィルタが不要であって、
回路設計が比較的容易で、温度ドリフト等の影響も少な
く安定した周波数をもつ出力パルスが得られる。
ような位相比較器やローパスフィルタが不要であって、
回路設計が比較的容易で、温度ドリフト等の影響も少な
く安定した周波数をもつ出力パルスが得られる。
(ii)特に、第1および第2発明においては、他の回路
(たとえばCPU)の発振器から出力されるクロックパル
スを共用するようにすれば、倍周された出力パルスを他
の回路の動作と完全に同期させることができる。
(たとえばCPU)の発振器から出力されるクロックパル
スを共用するようにすれば、倍周された出力パルスを他
の回路の動作と完全に同期させることができる。
(iii)また、第1発明においては、倍周された出力パ
ルスのジッタは、クロックパルスの周波数をfcとすれば
1/fcとなり、クロックパルスの周波数を高く設定するこ
とでジッタを極めて少なくすることができる。
ルスのジッタは、クロックパルスの周波数をfcとすれば
1/fcとなり、クロックパルスの周波数を高く設定するこ
とでジッタを極めて少なくすることができる。
(iv)さらに、第2発明においては、出力パルスをカウ
ンタにフィードバックする帰還型であるので、アップ/
ダウンカウンタが一定値に収束するまでにある程度の時
間がかかるが、第1発明のような割算器が不要であるか
ら、回路構成が簡単になる利点がある。
ンタにフィードバックする帰還型であるので、アップ/
ダウンカウンタが一定値に収束するまでにある程度の時
間がかかるが、第1発明のような割算器が不要であるか
ら、回路構成が簡単になる利点がある。
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図は
第1発明の実施例1に係る周波数倍周器のブロック図、
第2図は第1図の周波数倍周器の動作説明に供するタイ
ミングチャート、第3図は第2発明の実施例2に係る周
波数倍周器のブロック図、第4図は第3発明の実施例3
に係る周波数倍周器のブロック図である。 第5図は従来のPLL回路を用いた周波数倍周器のブロッ
ク図である。 11、12、13…周波数倍周器、2…発振器、4、5…カウ
ンタ、6…割算器、7…比較器、9…アップ/ダウンカ
ウンタ、10…累積加算器、12…D/A変換器、14…電圧制
御発振器(VCO)。
第1発明の実施例1に係る周波数倍周器のブロック図、
第2図は第1図の周波数倍周器の動作説明に供するタイ
ミングチャート、第3図は第2発明の実施例2に係る周
波数倍周器のブロック図、第4図は第3発明の実施例3
に係る周波数倍周器のブロック図である。 第5図は従来のPLL回路を用いた周波数倍周器のブロッ
ク図である。 11、12、13…周波数倍周器、2…発振器、4、5…カウ
ンタ、6…割算器、7…比較器、9…アップ/ダウンカ
ウンタ、10…累積加算器、12…D/A変換器、14…電圧制
御発振器(VCO)。
Claims (3)
- 【請求項1】入力パルスに位相同期しかつこの入力パル
スをN倍周した出力パルスを発生する周波数倍周器にお
いて、 入力パルスよりも十分周波数の高いクロックパルスを出
力する発振器(2)と、 この発振器(2)からのクロックパルスをクロックと
し、前記入力パルスをリセットパルスとして、前記入力
パルスの1周期ごとにクロックパルスの数Kをカウント
して出力するカウンタ(4)と、 このカウンタ(4)のカウント値Kでもって予め設定さ
れた倍周率Nを前記入力パルスの1周期ごとに割り算し
て出力する割算器(6)と、 この割算器(6)の出力値(=N/K)を前記発振器
(2)からのクロックパルスに同期して前記入力パルス
の1周期ごとにその期間の間累積加算し、パラレルのバ
イナリデータ出力端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の出
力端子の信号を前記入力パルスのN倍周パルスとして出
力する累積加算器(10)と、 を備えることを特徴とする周波数倍周器。 - 【請求項2】入力パルスに位相同期しかつこの入力パル
スをN倍周した出力パルスを発生する周波数倍周器にお
いて、 入力パルスよりも十分周波数の高いクロックパルスを出
力する発振器(2)と、 前記出力パルスをクロックとし、前記入力パルスをリセ
ットパルスとして、前記入力パルスの1周期ごとに出力
パルスの数をカウントして出力するカウンタ(5)と、 予め設定された倍周率Nとこのカウンタ(5)のカウン
ト値N′とを比較して後者が前者よりも大きい場合(N
<N′)にはカウントダウン、逆の場合(N>N′)に
はカウントアップの各許容信号をそれぞれ出力する比較
器(7)と、 この比較器(7)からの各許容信号に応じて前記入力パ
ルスをカウントアップあるいはカウントダウンするアッ
プ/ダウンカウンタ(9)と、 このアップ/ダウンカウンタ(9)の出力値を前記発振
器(2)からのクロックパルスに同期して前記入力パル
スの1周期ごとにその期間の間累積加算し、パラレルの
バイナリデータ出力端子の内の20桁の1桁下の2-1桁の
出力端子の信号を前記入力パルスのN倍周パルスとして
出力する累積加算器(10)と、 を備えることを特徴とする周波数倍周器。 - 【請求項3】入力パルスに位相同期しかつこの入力パル
スをN倍周した出力パルスを発生する周波数倍周器にお
いて、 前記出力パルスをクロックとし、前記入力パルスをリセ
ットパルスとして、前記入力パルスの1周期ごとに出力
パルスの数をカウントして出力するカウンタ(5)と、 予め設定された倍周率Nとこのカウンタ(5)のカウン
ト値N′とを比較して後者が前者よりも大きい場合(N
<N′)にはカウントダウン、逆の場合(N>N′)に
はカウントアップの各許容信号をそれぞれ出力する比較
器(7)と、 この比較器(7)からの各許容信号に応じて前記入力パ
ルスをカウントアップあるいはカウントダウンするアッ
プ/ダウンカウンタ(9)と、 このアップ/ダウンカウンタ(9)の出力値をD/A変換
するD/A変換器(12)と、 このD/A変換器(12)の出力電圧に応じた周波数のパル
スを出力する電圧制御発振器(14)と、 を備えることを特徴とする周波数倍周器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26905890A JP2916943B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 周波数倍周器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26905890A JP2916943B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 周波数倍周器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04144416A JPH04144416A (ja) | 1992-05-18 |
| JP2916943B2 true JP2916943B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=17467076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26905890A Expired - Fee Related JP2916943B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 周波数倍周器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2916943B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109327210A (zh) * | 2018-09-29 | 2019-02-12 | 深圳市新川电气技术有限公司 | 脉冲信号产生方法及装置 |
-
1990
- 1990-10-05 JP JP26905890A patent/JP2916943B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04144416A (ja) | 1992-05-18 |
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