JP2919640B2 - インクジェット記録方法 - Google Patents
インクジェット記録方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数ノズルを有するイン
クジェットヘッドを用いる記録装置において、鮮明な画
像を形成するインクジェット記録方法に関する。
クジェットヘッドを用いる記録装置において、鮮明な画
像を形成するインクジェット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のインク滴を被記録部材上の実質的
同一箇所に着弾させて1つの画素を形成し、着弾させる
インク滴数を変えることによって階調を表現するいわゆ
るマルチドロップレット方式は、インクジェット記録、
特に一つ一つのインク滴自体の大きさを大きく変調する
ことの困難なバブルジェット記録においては階調を表現
する方法として有効である。
同一箇所に着弾させて1つの画素を形成し、着弾させる
インク滴数を変えることによって階調を表現するいわゆ
るマルチドロップレット方式は、インクジェット記録、
特に一つ一つのインク滴自体の大きさを大きく変調する
ことの困難なバブルジェット記録においては階調を表現
する方法として有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のマ
ルチドロップレット方式では、一つの画素を一つのノズ
ルから吐出する複数のインク滴で形成するため、ノズル
毎のインク滴容量のバラツキ,ヨレがあると本来均一で
あるべき記録画像にスジが生じたり濃度ムラが生じると
いう問題があった。特にノズルにヨレがある場合隣接す
るドットに重なり部分が生じスジが発生し大きく画質を
劣化させると言う問題があった。図8にノズルにヨレが
ある場合の記録画像における黒スジ,白スジの発生を模
式的に示す。図中円で示したものが被記録部材上に着弾
したインク滴を示し、隣接するインク滴が重なった部分
が黒スジとなり、隣接するインク滴間の間隔が広すぎる
と白スジとなる。
ルチドロップレット方式では、一つの画素を一つのノズ
ルから吐出する複数のインク滴で形成するため、ノズル
毎のインク滴容量のバラツキ,ヨレがあると本来均一で
あるべき記録画像にスジが生じたり濃度ムラが生じると
いう問題があった。特にノズルにヨレがある場合隣接す
るドットに重なり部分が生じスジが発生し大きく画質を
劣化させると言う問題があった。図8にノズルにヨレが
ある場合の記録画像における黒スジ,白スジの発生を模
式的に示す。図中円で示したものが被記録部材上に着弾
したインク滴を示し、隣接するインク滴が重なった部分
が黒スジとなり、隣接するインク滴間の間隔が広すぎる
と白スジとなる。
【0004】これらの問題をさけるために、従来のマル
チドロップレット方式では、吐出インク滴容量のノズル
間バラツキ、ヨレを押えるべくヘッドの製造を非常に精
密に行わなければならず、その結果コストが高くなった
り、製造歩留りが悪くなる等の問題があった。また濃度
ムラをソフト的に解消する方法として誤差拡散法などの
画像処理を用いノズル間のインク滴容量の多少を打ち消
すようにインク滴の打ち込み数を変化させる方法なども
有効であるが、このような画像処理を組み込むとシステ
ムのコストを引き上げることになるという問題があっ
た。また、この画像処理法を使ったとしてもインク滴容
量が経時的に変化した場合打ち込みインク滴を再調整す
る必要があり、メンテナンス性が悪いという問題を有し
ている。
チドロップレット方式では、吐出インク滴容量のノズル
間バラツキ、ヨレを押えるべくヘッドの製造を非常に精
密に行わなければならず、その結果コストが高くなった
り、製造歩留りが悪くなる等の問題があった。また濃度
ムラをソフト的に解消する方法として誤差拡散法などの
画像処理を用いノズル間のインク滴容量の多少を打ち消
すようにインク滴の打ち込み数を変化させる方法なども
有効であるが、このような画像処理を組み込むとシステ
ムのコストを引き上げることになるという問題があっ
た。また、この画像処理法を使ったとしてもインク滴容
量が経時的に変化した場合打ち込みインク滴を再調整す
る必要があり、メンテナンス性が悪いという問題を有し
ている。
【0005】本発明の目的は、以上の問題を解決したイ
ンクジェット記録方法を提供することにある。
ンクジェット記録方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、複数のノズルを有するヘッドを用いて階調画
像を形成するインクジェット記録方法において、少なく
とも1回送り量が異なる複数回の副走査を含み、1画素
に対して、少なくとも2回の副走査において互いに異な
ったノズルでインクを吐出することによって階調画像を
形成することを特徴とする。
本発明は、複数のノズルを有するヘッドを用いて階調画
像を形成するインクジェット記録方法において、少なく
とも1回送り量が異なる複数回の副走査を含み、1画素
に対して、少なくとも2回の副走査において互いに異な
ったノズルでインクを吐出することによって階調画像を
形成することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、ひとつの画素を複数のノズル
から吐出するインク滴により形成することによりインク
滴容量のノズル間バラツキが軽減され、さらにはヨレに
よるスジの出にくい記録画像が得られる。
から吐出するインク滴により形成することによりインク
滴容量のノズル間バラツキが軽減され、さらにはヨレに
よるスジの出にくい記録画像が得られる。
【0008】さらに本発明によれば、一つの画素はm回
の主走査により連続し、かつ異なるmノズルで記録され
ることになる。例えば、インク滴容量のノズル間バラツ
キが標準偏差σで正規分布している場合、1画素を異な
るmノズルで形成するために画素あたりの画素間バラツ
キはσ/√mに減少する。画素間のインク容量バラツキ
は画素濃度のバラツキとなって認識されるが、画像が鮮
明に見えるためには画素濃度のバラツキは“0”である
必要はなく、ある程度小さければよいので従来に比べ簡
単なシステム構成でムラ、スジのない鮮明な画像を得る
ことが容易になる。
の主走査により連続し、かつ異なるmノズルで記録され
ることになる。例えば、インク滴容量のノズル間バラツ
キが標準偏差σで正規分布している場合、1画素を異な
るmノズルで形成するために画素あたりの画素間バラツ
キはσ/√mに減少する。画素間のインク容量バラツキ
は画素濃度のバラツキとなって認識されるが、画像が鮮
明に見えるためには画素濃度のバラツキは“0”である
必要はなく、ある程度小さければよいので従来に比べ簡
単なシステム構成でムラ、スジのない鮮明な画像を得る
ことが容易になる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0010】[実施例1]図1は、本発明の各実施例に
提供するインクジェット記録装置の概略斜視図である。
図1において、11は例えば42個(他に128個また
は512個)のインク吐出口を16個/mmの密度で配
設した記録ヘッドであり、各吐出口にはこれに連通する
液路に吐出エネルギ−を発生させるための電気変換体を
そなえる。電気変換体は印加される電気パルスに応じて
熱を発生し、これによりインク中に膜沸騰を生じさせ、
この膜沸騰による気泡の成長に伴って上記吐出口からイ
ンクが吐出される。なお、本例では各吐出口における吐
出周波数、すなわち電気変換体の駆動周波数は2kHz
である。4は記録ヘッドを搭載して移動するためのキャ
リッジであり、キャリッジ4の移動は、その一部におい
て摺動可能に係合する2本のガイド軸5A,5Bに案内
されながらなされる。6は不図示のインクタンクにより
記録ヘッド11にインクを供給するためのインク供給チ
ューブであり、7は記録ヘッド11の一部に設けられる
ヘッド駆動回路への不図示の本装置制御部より記録デー
タに基ずいた駆動信号や制御信号を送信するためのフレ
キシブルケーブルである。インク供給チューブ6、およ
びフレキシブルケーブル7はともにキャリッジ4の移動
に追従できるように可撓性の部材によって構成されてい
る。また、キャリッジ4はガイド軸5A,5Bと平行に
張設されキャリッジ4を移動させるためのベルト(不図
示)の一部と接続し、このベルトが不図示のキャッリジ
モータによって駆動されることによりキャッリジ4の移
動が可能となる。3は、その長手方向がガイド軸5A,
5Bと平行に延在するプラテンであり、2は被記録部材
である。ヘッド11は、キャリッジ4の移動にともな
い、記録紙2の吐出口に対向する部分にインクを吐出し
て記録を行うことができる。
提供するインクジェット記録装置の概略斜視図である。
図1において、11は例えば42個(他に128個また
は512個)のインク吐出口を16個/mmの密度で配
設した記録ヘッドであり、各吐出口にはこれに連通する
液路に吐出エネルギ−を発生させるための電気変換体を
そなえる。電気変換体は印加される電気パルスに応じて
熱を発生し、これによりインク中に膜沸騰を生じさせ、
この膜沸騰による気泡の成長に伴って上記吐出口からイ
ンクが吐出される。なお、本例では各吐出口における吐
出周波数、すなわち電気変換体の駆動周波数は2kHz
である。4は記録ヘッドを搭載して移動するためのキャ
リッジであり、キャリッジ4の移動は、その一部におい
て摺動可能に係合する2本のガイド軸5A,5Bに案内
されながらなされる。6は不図示のインクタンクにより
記録ヘッド11にインクを供給するためのインク供給チ
ューブであり、7は記録ヘッド11の一部に設けられる
ヘッド駆動回路への不図示の本装置制御部より記録デー
タに基ずいた駆動信号や制御信号を送信するためのフレ
キシブルケーブルである。インク供給チューブ6、およ
びフレキシブルケーブル7はともにキャリッジ4の移動
に追従できるように可撓性の部材によって構成されてい
る。また、キャリッジ4はガイド軸5A,5Bと平行に
張設されキャリッジ4を移動させるためのベルト(不図
示)の一部と接続し、このベルトが不図示のキャッリジ
モータによって駆動されることによりキャッリジ4の移
動が可能となる。3は、その長手方向がガイド軸5A,
5Bと平行に延在するプラテンであり、2は被記録部材
である。ヘッド11は、キャリッジ4の移動にともな
い、記録紙2の吐出口に対向する部分にインクを吐出し
て記録を行うことができる。
【0011】図2は本発明実施例装置の制御系回路の概
略構成を示す。符号201は吐出タイミング等の装置全
体の制御を司るメインコントローラであり、例えばCP
U(中央演算処理ユニット),プログラム用ROM(リ
ードオンリメモリ)および作業用RAM(ランダムアク
セスメモリ)等を内蔵する1チップマイクロプロセッサ
等が通常用いられる。メインコントローラ201は画像
データ信号を画像リーダ等のホストコンピュータ203
から受け取り、1フレーム単位でバッファ用のフレーム
メモリ205に格納する。記録時には、メインコントロ
ーラ201はモータドライバ207を通じてキャリッジ
送りモータ209の駆動を制御し、かつモータドライバ
211を通じて紙送りモータ213の駆動を制御する。
これと共に、フレームメモリ205から読み出した画像
データ信号を基に、本システム(記録装置)に応じた階
調データに変換し、ドライバコントローラ215および
ヘッドドライバ217を介してヘッド11の吐出制御を
本発明のタイミングで行ない、これにより高画質の画像
記録が得られる。
略構成を示す。符号201は吐出タイミング等の装置全
体の制御を司るメインコントローラであり、例えばCP
U(中央演算処理ユニット),プログラム用ROM(リ
ードオンリメモリ)および作業用RAM(ランダムアク
セスメモリ)等を内蔵する1チップマイクロプロセッサ
等が通常用いられる。メインコントローラ201は画像
データ信号を画像リーダ等のホストコンピュータ203
から受け取り、1フレーム単位でバッファ用のフレーム
メモリ205に格納する。記録時には、メインコントロ
ーラ201はモータドライバ207を通じてキャリッジ
送りモータ209の駆動を制御し、かつモータドライバ
211を通じて紙送りモータ213の駆動を制御する。
これと共に、フレームメモリ205から読み出した画像
データ信号を基に、本システム(記録装置)に応じた階
調データに変換し、ドライバコントローラ215および
ヘッドドライバ217を介してヘッド11の吐出制御を
本発明のタイミングで行ない、これにより高画質の画像
記録が得られる。
【0012】本装置を用いて4階調の記録を行う場合に
ついて説明する。つまり1画素をインク滴数0〜3の範
囲で変化させて記録する。
ついて説明する。つまり1画素をインク滴数0〜3の範
囲で変化させて記録する。
【0013】図3は、本実施例の記録方法を説明するた
めの概念図である。11は記録ヘッドを模式的にあらわ
したものであり、42個のノズルが図の上下方向に並ん
でいる。便宜上ノズルNoを図の上から下へ#1、#
2、#3、〜#42とする。さらに、42個のノズルを
3ノズルづつの14ブロックに分け、各ブロックをA〜
N、各ブロックのノズルをa〜cであらわす。本実施例
の場合、1画素に対して、各ブロックのノズルaで画像
データ1以上を記録し、ノズルbで画像データ2以上を
記録し、ノズルcで画像データ3を記録する。記録紙に
記録する際には、まず#3〜42ノズルを用いてキャリ
ッジを移動させつつ記録を行う(図3中、Aで示す)。
この結果、記録紙の上方から上下方向(副走査方向)に
1〜40の位置の画素が0又は1のインク滴で記録され
ることになる。
めの概念図である。11は記録ヘッドを模式的にあらわ
したものであり、42個のノズルが図の上下方向に並ん
でいる。便宜上ノズルNoを図の上から下へ#1、#
2、#3、〜#42とする。さらに、42個のノズルを
3ノズルづつの14ブロックに分け、各ブロックをA〜
N、各ブロックのノズルをa〜cであらわす。本実施例
の場合、1画素に対して、各ブロックのノズルaで画像
データ1以上を記録し、ノズルbで画像データ2以上を
記録し、ノズルcで画像データ3を記録する。記録紙に
記録する際には、まず#3〜42ノズルを用いてキャリ
ッジを移動させつつ記録を行う(図3中、Aで示す)。
この結果、記録紙の上方から上下方向(副走査方向)に
1〜40の位置の画素が0又は1のインク滴で記録され
ることになる。
【0014】次に、記録紙を1画素分上方に送り(図で
は便宜上ヘッドが下方へ相対的に移動したことになって
おり、また便宜上、主走査方向にずれた位置で示してあ
る。)#2〜42ノズルを用いて記録を行う(図3中、
Bで示す)。この結果#2〜41ノズルは前回記録した
1〜40の位置の画素を記録し、#42(ノズルc)は
新たに41の位置の画素の記録を行う。次に、記録紙を
さらに1画素分上方に送り#1〜42ノズルを用いて記
録を行う(図3中、Cで示す。なお#41(ノズルb)
は41の位置の画素の、#42(ノズルc)は新たに4
2の位置の画素の記録を行う)。この結果、#1〜40
のノズルは前回及び前前回記録した1〜40の画素を記
録し、0〜3ドットの画像を形成する(例えば、40の
位置の画素は#42(ノズルc),#41(ノズルb)
および#40(ノズルa)の順に記録される)。
は便宜上ヘッドが下方へ相対的に移動したことになって
おり、また便宜上、主走査方向にずれた位置で示してあ
る。)#2〜42ノズルを用いて記録を行う(図3中、
Bで示す)。この結果#2〜41ノズルは前回記録した
1〜40の位置の画素を記録し、#42(ノズルc)は
新たに41の位置の画素の記録を行う。次に、記録紙を
さらに1画素分上方に送り#1〜42ノズルを用いて記
録を行う(図3中、Cで示す。なお#41(ノズルb)
は41の位置の画素の、#42(ノズルc)は新たに4
2の位置の画素の記録を行う)。この結果、#1〜40
のノズルは前回及び前前回記録した1〜40の画素を記
録し、0〜3ドットの画像を形成する(例えば、40の
位置の画素は#42(ノズルc),#41(ノズルb)
および#40(ノズルa)の順に記録される)。
【0015】次に40画素分記録紙を上方へ送り#1〜
42ノズルで記録を行う(図3中、Dで示す。なお、#
1(ノズルa)は41の位置の画素の、#(ノズルb)
は42の位置の画素の記録を行う)。ついで記録紙をさ
らに1画素分上方に送り(図3中、Eで示す)、#2〜
42のノズルを用いて記録を行い、さらに1画素分記録
紙を上方に送り、#1〜42のノズルを用いて記録を行
い、ついで40画素分記録紙を上方に送り、上記同様の
動作を行う。このように記録を繰り返すとどの位置の画
素もノズルc,b,aによって記録されることになり、
全画面にわたって4階調の画像が得られる。
42ノズルで記録を行う(図3中、Dで示す。なお、#
1(ノズルa)は41の位置の画素の、#(ノズルb)
は42の位置の画素の記録を行う)。ついで記録紙をさ
らに1画素分上方に送り(図3中、Eで示す)、#2〜
42のノズルを用いて記録を行い、さらに1画素分記録
紙を上方に送り、#1〜42のノズルを用いて記録を行
い、ついで40画素分記録紙を上方に送り、上記同様の
動作を行う。このように記録を繰り返すとどの位置の画
素もノズルc,b,aによって記録されることになり、
全画面にわたって4階調の画像が得られる。
【0016】なお画像の最下端では、1走査毎に#42
ノズル,#41ノズル,#40ノズルと記録を止めるこ
とにより画像を形成する。
ノズル,#41ノズル,#40ノズルと記録を止めるこ
とにより画像を形成する。
【0017】このようにして得られた画像に着目してみ
ると、第1(1の位置の)画素は#1,2,3ノズル
で、第2画素は#2,3,4ノズルで記録され、このよ
うに各画素は連続し異なる3ノズルで記録されるため、
各ノズルのインク滴容量のバラツキが平均化される。さ
らに図3に示すように主走査方向に2,3,4の位置の
画素は、画像データ1に関しては#4ノズルのみで形成
されるため#5ノズルにヨレがあってもその影響は現れ
ない。画像データ2,3に関しては、#5ノズルにヨレ
がある場合、主走査方向に3,4,5の位置の画素に影
響を及ぼすが、#5ノズルが使用されるときは必ず#4
ノズルが使用されるためその影響は平均化され小さくな
る。
ると、第1(1の位置の)画素は#1,2,3ノズル
で、第2画素は#2,3,4ノズルで記録され、このよ
うに各画素は連続し異なる3ノズルで記録されるため、
各ノズルのインク滴容量のバラツキが平均化される。さ
らに図3に示すように主走査方向に2,3,4の位置の
画素は、画像データ1に関しては#4ノズルのみで形成
されるため#5ノズルにヨレがあってもその影響は現れ
ない。画像データ2,3に関しては、#5ノズルにヨレ
がある場合、主走査方向に3,4,5の位置の画素に影
響を及ぼすが、#5ノズルが使用されるときは必ず#4
ノズルが使用されるためその影響は平均化され小さくな
る。
【0018】以上の記録方法を用いて、種々の画像を記
録したところ、従来の1画素を同一ノズルから吐出する
複数インク滴で記録する方法に比べて、スジ,ムラの極
めて少ない鮮明な画像が得られた。
録したところ、従来の1画素を同一ノズルから吐出する
複数インク滴で記録する方法に比べて、スジ,ムラの極
めて少ない鮮明な画像が得られた。
【0019】[実施例2]図4に本発明の第2の実施例
を示す。ヘッド11は実施例1と同様42個のインク吐
出口を16個/mmの密度で配設した記録ヘッドであ
り、#4ノズルにヨレがある場合である。このような場
合、各ブロックのa,b,cのノズル配置をb,c,a
のように変更し、ノズルaで画像データ2以上を、ノズ
ルbで画像データ3を、ノズルcで画像データ1以上を
形成する。また、副走査方向の送りは、第1の実施例と
同様である。このように構成したところ、ブロックAと
ブロックBの綱ぎ目で発生していたスジが解消され良好
な画像が得られた。
を示す。ヘッド11は実施例1と同様42個のインク吐
出口を16個/mmの密度で配設した記録ヘッドであ
り、#4ノズルにヨレがある場合である。このような場
合、各ブロックのa,b,cのノズル配置をb,c,a
のように変更し、ノズルaで画像データ2以上を、ノズ
ルbで画像データ3を、ノズルcで画像データ1以上を
形成する。また、副走査方向の送りは、第1の実施例と
同様である。このように構成したところ、ブロックAと
ブロックBの綱ぎ目で発生していたスジが解消され良好
な画像が得られた。
【0020】[実施例3]図1に示す記録ヘッド11に
128個のノズルを有するものを用い、17階調の記録
を行う方法を説明する。すなわち1画素当りのインク滴
数を0〜16の範囲で変化させて記録を行う。
128個のノズルを有するものを用い、17階調の記録
を行う方法を説明する。すなわち1画素当りのインク滴
数を0〜16の範囲で変化させて記録を行う。
【0021】図5は、本実施例3の記録方法を説明する
ための概念図である。11は記録ヘッドを模式的にあら
わしたものであり、128ヶのノズルが図の上下方向に
並んでいる。便宜上ノズルNo.を図の上から下へ向か
って#1,2,3,…128とする。
ための概念図である。11は記録ヘッドを模式的にあら
わしたものであり、128ヶのノズルが図の上下方向に
並んでいる。便宜上ノズルNo.を図の上から下へ向か
って#1,2,3,…128とする。
【0022】記録紙に記録を行う際には、まず#123
〜128の6個のノズルのみを用いてキャリッジを移動
させつつ記録を行う。この結果、記録紙の上方から1〜
6の位置の画素が0または1のインク滴で記録されるこ
とになる。
〜128の6個のノズルのみを用いてキャリッジを移動
させつつ記録を行う。この結果、記録紙の上方から1〜
6の位置の画素が0または1のインク滴で記録されるこ
とになる。
【0023】次に紙を10画素分上方へ送り(図中では
便宜上ヘッドが下方へ相対的に移動したことになってい
る。)#113〜128のノズルを用いて記録を行う。
この結果#113〜120のノズルは前回#123〜1
28のノズルで記録した1〜6の位置の画素の部分を記
録し、#119〜128のノズルは新たに7〜16の位
置の画素の記録を行う。従って1〜6の位置の画素は1
画素当り0〜2のインク滴数で記録されることになる。
便宜上ヘッドが下方へ相対的に移動したことになってい
る。)#113〜128のノズルを用いて記録を行う。
この結果#113〜120のノズルは前回#123〜1
28のノズルで記録した1〜6の位置の画素の部分を記
録し、#119〜128のノズルは新たに7〜16の位
置の画素の記録を行う。従って1〜6の位置の画素は1
画素当り0〜2のインク滴数で記録されることになる。
【0024】次に紙を再び6画素分上方へ送り、#10
7〜128のノズルを用いて記録を行う。この様な記録
を順次繰り返すと、16回目の記録が終了した時点で1
〜8の位置の画素は、0〜16滴のインクで記録された
ことになり、17階調の画像が得られる。17回目以降
も上記と同様に記録を繰り返すと全画面にわたって17
階調の画像が得られる。なお、画像最下端では、1走査
毎に下方から6ノズル,10ノズルと順次繰り返し記録
を止めていき画像を形成する。
7〜128のノズルを用いて記録を行う。この様な記録
を順次繰り返すと、16回目の記録が終了した時点で1
〜8の位置の画素は、0〜16滴のインクで記録された
ことになり、17階調の画像が得られる。17回目以降
も上記と同様に記録を繰り返すと全画面にわたって17
階調の画像が得られる。なお、画像最下端では、1走査
毎に下方から6ノズル,10ノズルと順次繰り返し記録
を止めていき画像を形成する。
【0025】この様にして得られた画像の、例えば1の
位置の画素に着目してみると、ノズル#1,11,1
7,27,33,43,49,59,65,75,8
1,91,97,107,113,123(記録順序は
この逆)の計16ノズルから吐出するインク滴で形成さ
れるため、各ノズルのインク滴容量のバラツキが平均化
され、スジ,ムラ等の目立たない画像が得られることに
なる。
位置の画素に着目してみると、ノズル#1,11,1
7,27,33,43,49,59,65,75,8
1,91,97,107,113,123(記録順序は
この逆)の計16ノズルから吐出するインク滴で形成さ
れるため、各ノズルのインク滴容量のバラツキが平均化
され、スジ,ムラ等の目立たない画像が得られることに
なる。
【0026】以上の記録方法を用いて、種々の画像を記
録したところ、従来の1画素を同一ノズルから吐出する
複数インク滴で記録したものに比べて、スジ,ムラがな
く極めて高鮮明な画像を得ることができる。
録したところ、従来の1画素を同一ノズルから吐出する
複数インク滴で記録したものに比べて、スジ,ムラがな
く極めて高鮮明な画像を得ることができる。
【0027】図6に本発明の実施例4を示す。11は5
12個のインク吐出口を16個/mmの密度で配設した
記録ヘッドであり、副走査方向の送り量を64画素,4
8画素,16画素とし、これらを順次繰り返すことによ
って、13階調の記録を行う方法を示したものである。
12個のインク吐出口を16個/mmの密度で配設した
記録ヘッドであり、副走査方向の送り量を64画素,4
8画素,16画素とし、これらを順次繰り返すことによ
って、13階調の記録を行う方法を示したものである。
【0028】図7は本発明の実施例5を示す。11は4
8個のインク吐出口を16個/mmの密度で配設した記
録ヘッドであり、本ヘッドを用いて4階調の記録を行う
方法を説明する。11の記録ヘッドには上下方向に48
ヶのノズルが配設されており、便宜上ノズルNo.を図
の上から下へ向かって#1,2,3,…48とする。
8個のインク吐出口を16個/mmの密度で配設した記
録ヘッドであり、本ヘッドを用いて4階調の記録を行う
方法を説明する。11の記録ヘッドには上下方向に48
ヶのノズルが配設されており、便宜上ノズルNo.を図
の上から下へ向かって#1,2,3,…48とする。
【0029】記録紙に記録を行う際には、まず#21〜
48のノズルのみを用いてキャリッジを主走査方向に移
動させつつ記録を行う(図中、Aで示す)。この際、記
録紙の上方から1〜20の画素の位置(ノズル#21〜
40)、すなわち図中x=2の部分(x:重ね数)には
max2発/画素で記録し、記録紙の上方から20〜2
8の画素の位置(ノズルNo.41〜48)、すなわち
図中重ね数が3回の部分はmax一発/画素で記録を行
う。
48のノズルのみを用いてキャリッジを主走査方向に移
動させつつ記録を行う(図中、Aで示す)。この際、記
録紙の上方から1〜20の画素の位置(ノズル#21〜
40)、すなわち図中x=2の部分(x:重ね数)には
max2発/画素で記録し、記録紙の上方から20〜2
8の画素の位置(ノズルNo.41〜48)、すなわち
図中重ね数が3回の部分はmax一発/画素で記録を行
う。
【0030】次に、記録紙を上方へ20画素分送り(図
中では、便宜上ヘッドが下方へ相対的に移動したことに
なっている。)、全ノズルを用いて記録を行う(図中、
Bで示す)。この際、ノズル#1〜28の部分はmax
1発/画素で記録し、ノズル#29〜40の部分はma
x2発/画素で記録し、残りの部分(ノズル#41〜4
8)はmax1発/画素で記録する。
中では、便宜上ヘッドが下方へ相対的に移動したことに
なっている。)、全ノズルを用いて記録を行う(図中、
Bで示す)。この際、ノズル#1〜28の部分はmax
1発/画素で記録し、ノズル#29〜40の部分はma
x2発/画素で記録し、残りの部分(ノズル#41〜4
8)はmax1発/画素で記録する。
【0031】次に紙を再び20画素分上方へ送り、ノズ
ル#1〜28でmax1発/画素、ノズル#29〜40
で2発/画素、ノズル#41〜48で1発/画素で記録
を行う(図中、Cで示す)。
ル#1〜28でmax1発/画素、ノズル#29〜40
で2発/画素、ノズル#41〜48で1発/画素で記録
を行う(図中、Cで示す)。
【0032】この様な記録(紙を20画素分上方へ送
り、ノズル#1〜28,41〜48で1発/画素で記
録、ノズル#29〜40は2発/画素で記録)を順次繰
り返すことにより、記録紙の各1画素は0〜3のインク
滴数で記録されたことになり、4階調の画像を得ること
ができる。なお、画像最下端ではノズル#1〜20のノ
ズルでmax1発/画素で記録を行い画像を形成する。
り、ノズル#1〜28,41〜48で1発/画素で記
録、ノズル#29〜40は2発/画素で記録)を順次繰
り返すことにより、記録紙の各1画素は0〜3のインク
滴数で記録されたことになり、4階調の画像を得ること
ができる。なお、画像最下端ではノズル#1〜20のノ
ズルでmax1発/画素で記録を行い画像を形成する。
【0033】以上を要約すると、max3発/画素とし
た場合、重ね数2回の部分の画素形成は初めのスキャン
で画素を0〜2のインク滴で画素を構成し、2回目のス
キャンで0〜1のインク滴で画素を構成する。これに対
し重ね数3回の部分は毎回スキャンごとに0〜1のイン
ク滴で画素を構成する。以上の記録方法を用いて、種々
の画像を形成したところ、従来の1画素を同一ノズルか
ら吐出する複数インク滴で記録したものに比べてスジ,
ムラがなく極めて高鮮明な画像を得ることができる。
た場合、重ね数2回の部分の画素形成は初めのスキャン
で画素を0〜2のインク滴で画素を構成し、2回目のス
キャンで0〜1のインク滴で画素を構成する。これに対
し重ね数3回の部分は毎回スキャンごとに0〜1のイン
ク滴で画素を構成する。以上の記録方法を用いて、種々
の画像を形成したところ、従来の1画素を同一ノズルか
ら吐出する複数インク滴で記録したものに比べてスジ,
ムラがなく極めて高鮮明な画像を得ることができる。
【0034】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0035】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保有
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一に対応して液体(インク)
中に気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮の過程により吐出用開口(吐出口)を介して液
体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成
する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に
気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液
体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパ
ルス形状の駆動信号としては、米国特許第446335
9号明細書,同第4345262号明細書に記載されて
いるようなものが適している。なお、上記熱作用面の温
度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明
細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた
記録を行うことができる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保有
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一に対応して液体(インク)
中に気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮の過程により吐出用開口(吐出口)を介して液
体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成
する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に
気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液
体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパ
ルス形状の駆動信号としては、米国特許第446335
9号明細書,同第4345262号明細書に記載されて
いるようなものが適している。なお、上記熱作用面の温
度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明
細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた
記録を行うことができる。
【0036】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを吐出開口部として備えた吐出部を有する
構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エ
ネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させて設
けた構成を開示する特開昭59−138461号公報に
基いた構成としても本発明の効果は有効である。すなわ
ち、記録ヘッドの形態がどのようなものであっても、本
発明によれば記録を確実に効率よく行うことができるよ
うになるからである。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを吐出開口部として備えた吐出部を有する
構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エ
ネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させて設
けた構成を開示する特開昭59−138461号公報に
基いた構成としても本発明の効果は有効である。すなわ
ち、記録ヘッドの形態がどのようなものであっても、本
発明によれば記録を確実に効率よく行うことができるよ
うになるからである。
【0037】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0038】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、記録に必要なインク液滴を吐出するための
熱エネルギを発生する電気熱変換体或はこれとは別の加
熱素子或はこれらの組み合わせを用いて予備加熱を行う
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段
を挙げることができる。
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、記録に必要なインク液滴を吐出するための
熱エネルギを発生する電気熱変換体或はこれとは別の加
熱素子或はこれらの組み合わせを用いて予備加熱を行う
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段
を挙げることができる。
【0039】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0040】また、吐出口列については1列のみなら
ず、複数列の構成(例えば、1列に20個の吐出口を備
え、これを4列並べた構成)とすることも可能である。
ず、複数列の構成(例えば、1列に20個の吐出口を備
え、これを4列並べた構成)とすることも可能である。
【0041】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものであれば、記録実行時に液体化して
使用することができるので、本発明において使用するこ
とができる。あるいはインクジェット方式では、ある場
合にはインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内に保
温されるように温度調整を行ってインクの粘性を安定吐
出範囲にあるように温度制御する。この場合には30℃
以上70℃以下で液状をなすインクを用いることができ
る。加えて、インクの固体状態から液体状態への状態変
化のエネルギとして使用せしめることで熱エネルギによ
るインク自体の昇温を積極的に防止するため、またはイ
ンクの蒸発を防止するため、加熱によって初めて液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状物又は固体状物として保持された状
態で記録に使用されてもよい。本発明においては、上述
した各インクに対して最も有効には、上述した膜沸騰を
起こさせる方式を実行することである。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものであれば、記録実行時に液体化して
使用することができるので、本発明において使用するこ
とができる。あるいはインクジェット方式では、ある場
合にはインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内に保
温されるように温度調整を行ってインクの粘性を安定吐
出範囲にあるように温度制御する。この場合には30℃
以上70℃以下で液状をなすインクを用いることができ
る。加えて、インクの固体状態から液体状態への状態変
化のエネルギとして使用せしめることで熱エネルギによ
るインク自体の昇温を積極的に防止するため、またはイ
ンクの蒸発を防止するため、加熱によって初めて液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状物又は固体状物として保持された状
態で記録に使用されてもよい。本発明においては、上述
した各インクに対して最も有効には、上述した膜沸騰を
起こさせる方式を実行することである。
【0042】さらに加えて、本発明に係わるインクジェ
ット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処
理機器の画像出力端末として用いられるものの他、リー
ダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有する
ファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
ット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処
理機器の画像出力端末として用いられるものの他、リー
ダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有する
ファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば1
つの画素を複数のノズルで記録するため、ノズル間のイ
ンク滴容量のバラツキが平均化されるため、スジ,ムラ
のない鮮明な画像を得ることができる。
つの画素を複数のノズルで記録するため、ノズル間のイ
ンク滴容量のバラツキが平均化されるため、スジ,ムラ
のない鮮明な画像を得ることができる。
【0044】また、1つの画素を複数のノズルから吐出
するインク滴によって形成することによりインク滴容量
のノズル間バラツキを軽減できるので製造における歩留
りのアップ、また、それらによるコストの低減に効果が
ある。
するインク滴によって形成することによりインク滴容量
のノズル間バラツキを軽減できるので製造における歩留
りのアップ、また、それらによるコストの低減に効果が
ある。
【0045】さらに本発明によれば、ノズル間のインク
滴容量のバラツキが平均化されるとともに、各ブロック
内では同一ノズルで同一画像データを扱うため、ノズル
のヨレによるスジを軽減でき鮮明な画像を得る効果があ
る。
滴容量のバラツキが平均化されるとともに、各ブロック
内では同一ノズルで同一画像データを扱うため、ノズル
のヨレによるスジを軽減でき鮮明な画像を得る効果があ
る。
【0046】また、副走査量を一定にする必要がないの
で、ノズル数やノズルピッチ等の制約を受けることがな
い利点を有する。
で、ノズル数やノズルピッチ等の制約を受けることがな
い利点を有する。
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図2】同記録装置の回路ブロック図である。
【図3】本発明の実施例1の記録方法を示す概念図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例2の記録方法を示す概念図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例3の記録方法を示す概念図であ
る。
る。
【図6】本発明の実施例4の記録方法を示す概念図であ
る。
る。
【図7】本発明の実施例5の記録方法を示す概念図であ
る。
る。
【図8】従来の方法でノズルにヨレがある場合に発生す
るスジを示す模式図である。
るスジを示す模式図である。
2 被記録材 3 プラテン 4 キャリッジ 5A,5B ガイド軸 6 インク供給チューブ 7 フレキシブルケーブル 11 記録ヘッド 201 メインコントローラ 205 フレームメモリ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のノズルを有するヘッドを用いて階
調画像を形成するインクジェット記録方法において、 少なくとも1回送り量が異なる複数回の副走査を含み、
1画素に対して、少なくとも2回の副走査において互い
に異なったノズルでインクを吐出することによって階調
画像を形成することを特徴とするインクジェット記録方
法。 - 【請求項2】 前記副走査に関して、ノズル数をn、1
画素あたりの最大ドロップレット数をm(m≧2)とす
るとき、(m−1)回のノズルピッチと同量の副走査方
向の送りと、1回の(n−m+1)*ノズルピッチと同
量の副走査方向の送りとを交互に実施することにより
(m+1)階調画素を形成することを特徴とする請求項
1に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項3】 前記副走査に関して、ノズル数をn、ノ
ズルピッチをP、1画素あたりの最大ドロップレット数
をm(m≧2)とする時、副走査方向の各回の送り量を
N1 ×P,N2 ×P,…,Nm ×P ただし、n=N1+N2
+…+Nmとすることを特徴とする請求項1に記載のイン
クジェット記録方法。 - 【請求項4】 複数のノズルを有するヘッドを用いて階
調画像を形成するインクジェット記録方法において、複
数回の副走査によって1画素に対して互いに異なったノ
ズルでインクを吐出して階調画像を形成する際に、ノズ
ル数をn、各ノズルによる吐出インクの重ね数をxとす
る時、副走査方向の送り量が毎回一定であり、重ね数x
が場所によって異なることを特徴とするインクジェット
記録方法。 - 【請求項5】 前記ヘッドは熱エネルギーによってイン
クを吐出することを特徴とする請求項1又は4に記載の
インクジェット記録方法。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13660791A JP2919640B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | インクジェット記録方法 |
| CA 2070355 CA2070355C (en) | 1991-06-05 | 1992-06-03 | Tone recording method using ink jet recording head |
| US07/893,086 US5430469A (en) | 1991-06-05 | 1992-06-03 | Tone recording method using ink recording head |
| ES92305134T ES2145002T3 (es) | 1991-06-05 | 1992-06-04 | Metodo de impresion en medios tonos que utiliza un cabezal de impresion por chorros de tinta. |
| AT92305134T ATE192697T1 (de) | 1991-06-05 | 1992-06-04 | Halbtonaufzeichnungsverfahren unter verwendung eines farbstrahlkopfes |
| EP19920305134 EP0517521B1 (en) | 1991-06-05 | 1992-06-04 | Tone recording method using ink jet recording head |
| AU18048/92A AU657328C (en) | 1991-06-05 | 1992-06-04 | Tone recording method using ink jet recording head |
| DE69231017T DE69231017T2 (de) | 1991-06-05 | 1992-06-04 | Halbtonaufzeichnungsverfahren unter Verwendung eines Farbstrahlkopfes |
| AU17976/95A AU690964B2 (en) | 1991-06-05 | 1995-05-10 | Tone recording method using ink jet recording head |
| US08/465,634 US6406114B1 (en) | 1991-06-05 | 1995-06-05 | Tonal product recorded by ink and having a plurality of pixels with plural tonal levels |
| US08/462,682 US5844582A (en) | 1991-06-05 | 1995-06-05 | Liquid jet recording apparatus having specific relationship among number of nozzles, pitch of nozzles, movement distance maximum number of ink droplets per pixel and scan, and number of tone levels |
| US08/465,101 US5777640A (en) | 1991-06-05 | 1995-06-05 | Liquid jet recording method using plural scanning nozzles and including first main scan, sub-scan, and second main-scan steps for recording pixels in tone |
| US09/201,864 US6260939B1 (en) | 1991-06-05 | 1998-12-01 | Tone recording method using ink jet recording head that records pixels using a plurality of liquid droplets |
| HK98116000.7A HK1014694B (en) | 1991-06-05 | 1998-12-28 | Tone recording method using ink jet recording head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13660791A JP2919640B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | インクジェット記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04361053A JPH04361053A (ja) | 1992-12-14 |
| JP2919640B2 true JP2919640B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=15179254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13660791A Expired - Fee Related JP2919640B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-07 | インクジェット記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2919640B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4345046B2 (ja) * | 1999-12-06 | 2009-10-14 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットプリンタ及び画像記録方法 |
| JP5288747B2 (ja) * | 2007-08-20 | 2013-09-11 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP13660791A patent/JP2919640B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04361053A (ja) | 1992-12-14 |
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