JP2920033B2 - 油圧クラッチ機構 - Google Patents
油圧クラッチ機構Info
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 23
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000009347 mechanical transmission Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力の断接を行った
り、回転数の変速を行ったする機構において用いられる
油圧クラッチの構成に関する。
り、回転数の変速を行ったする機構において用いられる
油圧クラッチの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧クラッチ機構は、ピストンを
クラッチシリンダの内部で摺動可能に設け、この摺動す
るピストンにより摩擦板仕組を押圧することで、動力伝
達していたのである。
クラッチシリンダの内部で摺動可能に設け、この摺動す
るピストンにより摩擦板仕組を押圧することで、動力伝
達していたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成した従
来の油圧クラッチ機構では、クラッチシリンダの内部
に、摩擦板仕組の押圧を解除する方向へピストンを摺動
変位させるためのリターンバネが設けられるのであっ
て、該ピストンにはそのリターンバネを接当させておく
部分を必要とするためにピストン径が大きくなり、これ
を内装するクラッチシリンダを径方向で小型化するには
制限があった。
来の油圧クラッチ機構では、クラッチシリンダの内部
に、摩擦板仕組の押圧を解除する方向へピストンを摺動
変位させるためのリターンバネが設けられるのであっ
て、該ピストンにはそのリターンバネを接当させておく
部分を必要とするためにピストン径が大きくなり、これ
を内装するクラッチシリンダを径方向で小型化するには
制限があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、クラッチ軸15上に遊嵌した
中空軸29にエンジン動力が入力され、該中空軸29よ
りクラッチ軸15へ動力伝達するための油圧クラッチ機
構C1において、クラッチ軸15に対し相対回転不能と
した椀状の摺動体9を設け、該摺動体9の内部に、クラ
ッチ軸15上に設けた固定プレート28を配置し、固定
プレート28と摺動体9の間に圧油を供給して該摺動体
9を固定プレート28に対して相対的に軸方向へ摺動変
位させることで、該摺動体9の固定端40が、摺動体9
と中空軸29にそれぞれ係止した摩擦板仕組27を固定
プレート28側へ押圧するよう構成すると共に、圧油の
非供給時に、前記固定端40による摩擦板仕組27の押
圧を解除する方向へ摺動体9を摺動変位させるリターン
バネ31を該摺動体9の外部に配置したものである。ま
た、エンジン動力を複数段に変速して中空軸29を駆動
する摺動ギア17・18を該中空軸29上に相対回転不
能にして配設したものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、クラッチ軸15上に遊嵌した
中空軸29にエンジン動力が入力され、該中空軸29よ
りクラッチ軸15へ動力伝達するための油圧クラッチ機
構C1において、クラッチ軸15に対し相対回転不能と
した椀状の摺動体9を設け、該摺動体9の内部に、クラ
ッチ軸15上に設けた固定プレート28を配置し、固定
プレート28と摺動体9の間に圧油を供給して該摺動体
9を固定プレート28に対して相対的に軸方向へ摺動変
位させることで、該摺動体9の固定端40が、摺動体9
と中空軸29にそれぞれ係止した摩擦板仕組27を固定
プレート28側へ押圧するよう構成すると共に、圧油の
非供給時に、前記固定端40による摩擦板仕組27の押
圧を解除する方向へ摺動体9を摺動変位させるリターン
バネ31を該摺動体9の外部に配置したものである。ま
た、エンジン動力を複数段に変速して中空軸29を駆動
する摺動ギア17・18を該中空軸29上に相対回転不
能にして配設したものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。本発明の油圧クラッチ機
構C1は、中空軸29に伝達されたエンジン動力をクラ
ッチ軸15に接続し、該クラッチ軸15が作業機プーリ
ー12に動力を伝達する。該油圧クラッチ機構C1にお
いては、クラッチ軸15の固定プレート28と、該クラ
ッチ軸15に対して摺動自在で且つ相対回転不能とさ
れ、更に固定プレート28に被覆された摺動体9との間
に、圧油が供給自在に構成される。圧油が供給される
と、摺動体9が摺動し、摺動体9の固定端40と固定プ
レート28との間で、摩擦板仕組27が押圧され、中空
軸29の回転が摺動体9を介してクラッチ軸15に伝達
される。また、圧油タンクへ排出されると、摺動体9の
外部に配置したリターンバネ31が該摺動体9を、その
固定端40による摩擦板仕組27の押圧を解除する方向
へ摺動変位させるため中空軸29とクラッチ軸15との
接続が断たれてクラッチ軸15へは動力伝達されない。
構C1は、中空軸29に伝達されたエンジン動力をクラ
ッチ軸15に接続し、該クラッチ軸15が作業機プーリ
ー12に動力を伝達する。該油圧クラッチ機構C1にお
いては、クラッチ軸15の固定プレート28と、該クラ
ッチ軸15に対して摺動自在で且つ相対回転不能とさ
れ、更に固定プレート28に被覆された摺動体9との間
に、圧油が供給自在に構成される。圧油が供給される
と、摺動体9が摺動し、摺動体9の固定端40と固定プ
レート28との間で、摩擦板仕組27が押圧され、中空
軸29の回転が摺動体9を介してクラッチ軸15に伝達
される。また、圧油タンクへ排出されると、摺動体9の
外部に配置したリターンバネ31が該摺動体9を、その
固定端40による摩擦板仕組27の押圧を解除する方向
へ摺動変位させるため中空軸29とクラッチ軸15との
接続が断たれてクラッチ軸15へは動力伝達されない。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の油圧
クラッチ機構を配置したミッションの側面断面図、図2
は油圧クラッチ機構の要部の拡大側面断面図、図3は本
発明の油圧クラッチ機構を具備したミッション機構全体
の油圧回路図である。
クラッチ機構を配置したミッションの側面断面図、図2
は油圧クラッチ機構の要部の拡大側面断面図、図3は本
発明の油圧クラッチ機構を具備したミッション機構全体
の油圧回路図である。
【0007】図1において、全体的な構成を説明する。
ミッションケースMは半割ケースM1と半割ケースM2
の接合で構成されている。Oは油路板である。該半割ケ
ースM1側より入力軸13が外に突出されており、該入
力軸13の先端に入力プーリー11が配置されている。
該入力プーリー11にエンジンからの動力がベルトによ
り入力されている。そして入力軸13の上の固定ギア2
1と摺動ギア22・23が、走行副変速軸16の上の固
定ギア26・25・24と択一的に噛合し、副変速の3
段が得られる。該副変速3段の動力伝達下手側に、図示
しない主変速装置が配置されて走行駆動装置が構成され
ている。
ミッションケースMは半割ケースM1と半割ケースM2
の接合で構成されている。Oは油路板である。該半割ケ
ースM1側より入力軸13が外に突出されており、該入
力軸13の先端に入力プーリー11が配置されている。
該入力プーリー11にエンジンからの動力がベルトによ
り入力されている。そして入力軸13の上の固定ギア2
1と摺動ギア22・23が、走行副変速軸16の上の固
定ギア26・25・24と択一的に噛合し、副変速の3
段が得られる。該副変速3段の動力伝達下手側に、図示
しない主変速装置が配置されて走行駆動装置が構成され
ている。
【0008】入力軸13の上の摺動ギア22が常時PT
Oカウンタ軸14の上の、幅広ギア20と噛合してい
る。またPTOカウンタ軸14の上にもう1枚の固定ギ
ア19が配置されている。該PTOカウンタ軸14の上
の、固定ギア19と幅広ギア20を、中空軸29の上の
摺動ギア18・17が択一的に噛合して、PTO変速が
行われる。該中空軸29には該PTO変速装置により2
段の変速回転が伝達される。そして該中空軸29は、ク
ラッチ軸15上に遊嵌されている。また該クラッチ軸1
5の内部には、後で詳述する油圧クラッチ機構C1に圧
油を供給する油路30が穿設されている。またクラッチ
軸15は半割ケースM1側より外に突出されて、該突出
部分に作業機プーリー12が固設されて、刈取装置等の
作業機への動力伝達を行い、油圧クラッチ機構C1によ
りその動力伝達の断接を行っている。
Oカウンタ軸14の上の、幅広ギア20と噛合してい
る。またPTOカウンタ軸14の上にもう1枚の固定ギ
ア19が配置されている。該PTOカウンタ軸14の上
の、固定ギア19と幅広ギア20を、中空軸29の上の
摺動ギア18・17が択一的に噛合して、PTO変速が
行われる。該中空軸29には該PTO変速装置により2
段の変速回転が伝達される。そして該中空軸29は、ク
ラッチ軸15上に遊嵌されている。また該クラッチ軸1
5の内部には、後で詳述する油圧クラッチ機構C1に圧
油を供給する油路30が穿設されている。またクラッチ
軸15は半割ケースM1側より外に突出されて、該突出
部分に作業機プーリー12が固設されて、刈取装置等の
作業機への動力伝達を行い、油圧クラッチ機構C1によ
りその動力伝達の断接を行っている。
【0009】手動式の作業機クラッチレバーにより操作
される作業機クラッチ制御弁V1と、主変速装置が中立
や後進位置の場合には、油圧クラッチ機構C1の接続を
不可能とする走行連動弁V2がミッションケースMに設
けられている。該走行連動弁V2は半割ケースM2の肉
厚壁の内部に配置されており、作業機クラッチ制御弁V
1は、半割ケースM2の上面に固設されている。
される作業機クラッチ制御弁V1と、主変速装置が中立
や後進位置の場合には、油圧クラッチ機構C1の接続を
不可能とする走行連動弁V2がミッションケースMに設
けられている。該走行連動弁V2は半割ケースM2の肉
厚壁の内部に配置されており、作業機クラッチ制御弁V
1は、半割ケースM2の上面に固設されている。
【0010】また油路板Oの側面に、主変速装置の油圧
クラッチと、油圧作動型サイドクラッチ・ブレーキと、
作業機駆動用の油圧クラッチ機構C1と、刈取部昇降用
の油圧装置に、それぞれ圧油を供給する油圧ポンプP1
・P2が配置されている。油圧ポンプP1は主変速装置
用の油圧クラッチF3・F2・F1・Rに圧油を供給し
ており、油圧ポンプP2は、油圧作動型サイドクラッチ
・ブレーキと、本発明の油圧クラッチ機構C1と、刈取
部昇降用の油圧装置に圧油を供給するものである。
クラッチと、油圧作動型サイドクラッチ・ブレーキと、
作業機駆動用の油圧クラッチ機構C1と、刈取部昇降用
の油圧装置に、それぞれ圧油を供給する油圧ポンプP1
・P2が配置されている。油圧ポンプP1は主変速装置
用の油圧クラッチF3・F2・F1・Rに圧油を供給し
ており、油圧ポンプP2は、油圧作動型サイドクラッチ
・ブレーキと、本発明の油圧クラッチ機構C1と、刈取
部昇降用の油圧装置に圧油を供給するものである。
【0011】次に図2において、油圧クラッチ機構C1
の詳細構成について説明する。クラッチ軸15上に中空
軸29が遊嵌されており、該クラッチ軸15と中空軸2
9の間には、潤滑油が供給されて、焼きつきの発生を無
くしている。そしてクラッチ軸15上で中空軸29が移
動するのを阻止する係止リング33がクラッチ軸15に
嵌入されている。またクラッチ軸15上には、この係止
リング33に接当させて固定プレート28を設けてい
る。図2の実施例においては該固定プレート28はクラ
ッチ軸15と別体の部品として設けているが、該クラッ
チ軸15に一体形成しても構わない。そして、この固定
プレート28を被覆するように椀状の摺動体9が設けら
れている。該摺動体9には、軸方向に沿うボス部9aが
一体形成されており、該ボス部9aにクラッチ軸15に
刻設したスプライン部36を係合することで、摺動体9
を該クラッチ軸15に対して相対回転不能で、且つ摺動
変位自在に構成している。該摺動体9と前記中空軸29
にはそれぞれ摩擦板を係止し互いに重合させて摩擦板仕
組27を構成している。特に該中空軸29は、前記摺動
歯車17・18を摺動案内するスプライン29aをその
端部にまで延長させて該スプライン部29aに前記摩擦
板を係止するようにして中空軸29の加工工程を簡素化
させている。前記摺動体9の開口端側には押圧リング4
0が係止されて固定端を形成しており、この押圧リング
40と固定プレート28との間に前記摩擦板仕組27が
配設される。
の詳細構成について説明する。クラッチ軸15上に中空
軸29が遊嵌されており、該クラッチ軸15と中空軸2
9の間には、潤滑油が供給されて、焼きつきの発生を無
くしている。そしてクラッチ軸15上で中空軸29が移
動するのを阻止する係止リング33がクラッチ軸15に
嵌入されている。またクラッチ軸15上には、この係止
リング33に接当させて固定プレート28を設けてい
る。図2の実施例においては該固定プレート28はクラ
ッチ軸15と別体の部品として設けているが、該クラッ
チ軸15に一体形成しても構わない。そして、この固定
プレート28を被覆するように椀状の摺動体9が設けら
れている。該摺動体9には、軸方向に沿うボス部9aが
一体形成されており、該ボス部9aにクラッチ軸15に
刻設したスプライン部36を係合することで、摺動体9
を該クラッチ軸15に対して相対回転不能で、且つ摺動
変位自在に構成している。該摺動体9と前記中空軸29
にはそれぞれ摩擦板を係止し互いに重合させて摩擦板仕
組27を構成している。特に該中空軸29は、前記摺動
歯車17・18を摺動案内するスプライン29aをその
端部にまで延長させて該スプライン部29aに前記摩擦
板を係止するようにして中空軸29の加工工程を簡素化
させている。前記摺動体9の開口端側には押圧リング4
0が係止されて固定端を形成しており、この押圧リング
40と固定プレート28との間に前記摩擦板仕組27が
配設される。
【0012】摺動体9と固定プレート28との間に受圧
室Pが設けられ、クラッチ軸15に穿設した油路30が
接続されている。油路30より圧油が供給される際、該
受圧室Pから圧油が漏れないように、摺動体9と固定プ
レート28との間、及び固定プレート28とクラッチ軸
15の間にそれぞれシールリング37・37を、また、
摺動体9のボス部9aとクラッチ軸15の間にシールリ
ング35をそれぞれ介装している。特にこのシールリン
グ35はボス部9aの端部寄りに配置することで、前記
スプライン部36を受圧室Pに隣接させることができ、
受圧室P内の油が常にスプライン部36の潤滑油として
も作用し、摺動体9の摺動変位が円滑になるよう配慮さ
れている。
室Pが設けられ、クラッチ軸15に穿設した油路30が
接続されている。油路30より圧油が供給される際、該
受圧室Pから圧油が漏れないように、摺動体9と固定プ
レート28との間、及び固定プレート28とクラッチ軸
15の間にそれぞれシールリング37・37を、また、
摺動体9のボス部9aとクラッチ軸15の間にシールリ
ング35をそれぞれ介装している。特にこのシールリン
グ35はボス部9aの端部寄りに配置することで、前記
スプライン部36を受圧室Pに隣接させることができ、
受圧室P内の油が常にスプライン部36の潤滑油として
も作用し、摺動体9の摺動変位が円滑になるよう配慮さ
れている。
【0013】受圧室Pに圧油を供給すると、図2の下半
部に図示したように摺動体9が固定プレート28に対し
て相対的に軸方向(紙面右方向)へ摺動変位し、該摺動
体9の固定端である押圧リング40が前記摩擦板仕組2
7を固定プレート28側へ押圧して中空軸29の動力が
クラッチ軸15へ伝達される。一方、受圧室Pの圧油を
排出した際には、図2の上半部に図示したように、押圧
リング40による摩擦板仕組27の押圧を解除する方向
(紙面左方向)へ摺動体9がリターンバネ31により摺
動変位される。このリターンバネ31は、該摺動体9の
外部において次のように構成されている。即ち、該摺動
体9のボス部9aと同心位置に配設し、該ボス部9aに
被嵌したカラー32aのツバ部と、クラッチ軸15上に
配置した係止リング32bとの間に介装させているので
ある。これにより軸方向への長尺化を極力おさえている
のである。リターンバネ31の付勢力は、後述する可変
リリーフ弁68のリリーフバネの最大付勢力よりも大に
設定している。
部に図示したように摺動体9が固定プレート28に対し
て相対的に軸方向(紙面右方向)へ摺動変位し、該摺動
体9の固定端である押圧リング40が前記摩擦板仕組2
7を固定プレート28側へ押圧して中空軸29の動力が
クラッチ軸15へ伝達される。一方、受圧室Pの圧油を
排出した際には、図2の上半部に図示したように、押圧
リング40による摩擦板仕組27の押圧を解除する方向
(紙面左方向)へ摺動体9がリターンバネ31により摺
動変位される。このリターンバネ31は、該摺動体9の
外部において次のように構成されている。即ち、該摺動
体9のボス部9aと同心位置に配設し、該ボス部9aに
被嵌したカラー32aのツバ部と、クラッチ軸15上に
配置した係止リング32bとの間に介装させているので
ある。これにより軸方向への長尺化を極力おさえている
のである。リターンバネ31の付勢力は、後述する可変
リリーフ弁68のリリーフバネの最大付勢力よりも大に
設定している。
【0014】次に図3において、油圧クラッチ機構C1
を制御する油圧回路を説明する。油圧ポンプP1から吐
出された圧油が走行制御弁V3を介して主変速装置の油
圧クラッチF3・F2・F1・Rへの圧油を切換してい
る。該走行制御弁V3と連動すべく、走行連動弁V2が
構成されている。該走行連動弁V2は、走行制御弁V3
が前進に変速された場合にのみ、油圧クラッチ機構C1
を駆動可能とするものである。作業機クラッチ制御弁V
1は油圧クラッチ機構C1を手動で断接する為のバルブ
である。該作業機クラッチ制御弁V1も、走行制御弁V
3が中立や後進に変速された場合には、油圧クラッチ機
構C1を接合することはできず、前進に操作されている
場合において油圧クラッチ機構C1を任意に解除させ
て、作業機の回転を停止するものである。
を制御する油圧回路を説明する。油圧ポンプP1から吐
出された圧油が走行制御弁V3を介して主変速装置の油
圧クラッチF3・F2・F1・Rへの圧油を切換してい
る。該走行制御弁V3と連動すべく、走行連動弁V2が
構成されている。該走行連動弁V2は、走行制御弁V3
が前進に変速された場合にのみ、油圧クラッチ機構C1
を駆動可能とするものである。作業機クラッチ制御弁V
1は油圧クラッチ機構C1を手動で断接する為のバルブ
である。該作業機クラッチ制御弁V1も、走行制御弁V
3が中立や後進に変速された場合には、油圧クラッチ機
構C1を接合することはできず、前進に操作されている
場合において油圧クラッチ機構C1を任意に解除させ
て、作業機の回転を停止するものである。
【0015】油圧ポンプP2から吐出される圧油は、分
流弁DVを介して、2方向に分けられ、一方の圧油は、
走行連動弁V2と作業機クラッチ制御弁V1を介して油
圧クラッチ機構C1に供給される。この経路を経た圧油
が、自動操向弁V4を介して、シャトル弁VL・VRか
ら操向クラッチ・ブレーキシリンダSL・SRに供給さ
れる。また自動操向弁V4の他に、手動操向制御弁V5
も設けられており、手動操向制御弁V5から圧油を操向
クラッチ・ブレーキシリンダSL・SRへ供給すること
も出来る。68は手動操向制御弁V5の操作において、
徐々に操向ブレーキ圧を上昇させる為の可変リリーフ弁
である。他方の圧油は、刈取昇降バルブV6を介して刈
取昇降シリンダー57に供給される。刈取昇降シリンダ
ー57により刈取り部58を昇降する。なお、前記リタ
ーンバネ31の付勢力は、この可変リリーフ弁68のリ
リーフ最大設定値よりも大きな保持圧が可能になるよう
設定しているため、油圧クラッチ機構C1と操向クラッ
チブレーキシリンダSL・SRが直列関係の油圧回路で
あっても何ら互いに影響しあわない。
流弁DVを介して、2方向に分けられ、一方の圧油は、
走行連動弁V2と作業機クラッチ制御弁V1を介して油
圧クラッチ機構C1に供給される。この経路を経た圧油
が、自動操向弁V4を介して、シャトル弁VL・VRか
ら操向クラッチ・ブレーキシリンダSL・SRに供給さ
れる。また自動操向弁V4の他に、手動操向制御弁V5
も設けられており、手動操向制御弁V5から圧油を操向
クラッチ・ブレーキシリンダSL・SRへ供給すること
も出来る。68は手動操向制御弁V5の操作において、
徐々に操向ブレーキ圧を上昇させる為の可変リリーフ弁
である。他方の圧油は、刈取昇降バルブV6を介して刈
取昇降シリンダー57に供給される。刈取昇降シリンダ
ー57により刈取り部58を昇降する。なお、前記リタ
ーンバネ31の付勢力は、この可変リリーフ弁68のリ
リーフ最大設定値よりも大きな保持圧が可能になるよう
設定しているため、油圧クラッチ機構C1と操向クラッ
チブレーキシリンダSL・SRが直列関係の油圧回路で
あっても何ら互いに影響しあわない。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、油圧クラッチ機構
を径方向で小型化することができ、ミッションケース内
に僅かなスペースがあれば配設することができる。そし
て機構的にも簡単であるので、組立簡単且つ低コストで
製作することができる。
ような効果を奏するのである。即ち、油圧クラッチ機構
を径方向で小型化することができ、ミッションケース内
に僅かなスペースがあれば配設することができる。そし
て機構的にも簡単であるので、組立簡単且つ低コストで
製作することができる。
【0017】また請求項2によれば、中空軸を利用して
コンパクトな機械式変速装置を構成でき、クラッチ軸1
5の出力回転を複数段に変速制御できるのである。
コンパクトな機械式変速装置を構成でき、クラッチ軸1
5の出力回転を複数段に変速制御できるのである。
【図1】本発明の油圧クラッチ機構を配置したミッショ
ンの側面断面図。
ンの側面断面図。
【図2】油圧クラッチ機構の要部の拡大側面断面図。
【図3】本発明の油圧クラッチ機構を具備したミッショ
ン機構全体の油圧回路図。
ン機構全体の油圧回路図。
C1 油圧クラッチ機構 9 摺動体 15 クラッチ軸 28 固定プレート 29 中空軸 31 リターンバネ
Claims (2)
- 【請求項1】 クラッチ軸15上に遊嵌した中空軸29
にエンジン動力が入力され、該中空軸29よりクラッチ
軸15へ動力伝達するための油圧クラッチ機構C1にお
いて、クラッチ軸15に対し相対回転不能とした椀状の
摺動体9を設け、該摺動体9の内部に、クラッチ軸15
上に設けた固定プレート28を配置し、固定プレート2
8と摺動体9の間に圧油を供給して該摺動体9を固定プ
レート28に対して相対的に軸方向へ摺動変位させるこ
とで、該摺動体9の固定端40が、摺動体9と中空軸2
9にそれぞれ係止した摩擦板仕組27を固定プレート2
8側へ押圧するよう構成すると共に、圧油の非供給時
に、前記固定端40による摩擦板仕組27の押圧を解除
する方向へ摺動体9を摺動変位させるリターンバネ31
を該摺動体9の外部に配置したことを特徴とする油圧ク
ラッチ機構。 - 【請求項2】 請求項1記載のエンジン動力を複数段に
変速して中空軸29を駆動する摺動ギア17・18を該
中空軸29上に相対回転不能にして配設したことを特徴
とする油圧クラッチ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4296902A JP2920033B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 油圧クラッチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4296902A JP2920033B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 油圧クラッチ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06147235A JPH06147235A (ja) | 1994-05-27 |
| JP2920033B2 true JP2920033B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=17839640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4296902A Expired - Fee Related JP2920033B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 油圧クラッチ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2920033B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230084932A (ko) | 2021-12-06 | 2023-06-13 | 현대모비스 주식회사 | 에어백쿠션용 커버 구조 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5996517B2 (ja) * | 2013-12-03 | 2016-09-21 | 株式会社電業社機械製作所 | 回転伝達装置及びこれを用いた回転機械及びポンプ |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4296902A patent/JP2920033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20230084932A (ko) | 2021-12-06 | 2023-06-13 | 현대모비스 주식회사 | 에어백쿠션용 커버 구조 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06147235A (ja) | 1994-05-27 |
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