JP2927780B2 - 戸の制動装置 - Google Patents
戸の制動装置Info
- Publication number
- JP2927780B2 JP2927780B2 JP18533498A JP18533498A JP2927780B2 JP 2927780 B2 JP2927780 B2 JP 2927780B2 JP 18533498 A JP18533498 A JP 18533498A JP 18533498 A JP18533498 A JP 18533498A JP 2927780 B2 JP2927780 B2 JP 2927780B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- braking
- door
- rail
- operating member
- runner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レールにランナ
ーを介して引戸または折戸が走行自在に懸吊される上吊
式の戸に用いられる制動装置に関し、より詳しくは、戸
を閉めるときに戸の閉止位置の手前で戸に制動力を付与
できる制動装置に関するものである。
ーを介して引戸または折戸が走行自在に懸吊される上吊
式の戸に用いられる制動装置に関し、より詳しくは、戸
を閉めるときに戸の閉止位置の手前で戸に制動力を付与
できる制動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レールにランナーを介して引戸が走行自
在に懸吊される上吊式の引戸にあっては、引戸に固定さ
れるランナー本体がレールを転動する車輪を備え、この
ランナー本体を引戸の左右両側の角部に取り付けて略コ
字形のレールに嵌装することにより、引戸をレールに走
行自在に組み付けている。
在に懸吊される上吊式の引戸にあっては、引戸に固定さ
れるランナー本体がレールを転動する車輪を備え、この
ランナー本体を引戸の左右両側の角部に取り付けて略コ
字形のレールに嵌装することにより、引戸をレールに走
行自在に組み付けている。
【0003】ところで、上述した上吊式の引戸において
は、ランナー本体が車輪を有しているので、引戸を円滑
にかつ軽快に動かすことができる反面、勢いよく閉める
と、閉止位置において縦枠に衝突したときの反動で引戸
が跳ね返ることがある。
は、ランナー本体が車輪を有しているので、引戸を円滑
にかつ軽快に動かすことができる反面、勢いよく閉める
と、閉止位置において縦枠に衝突したときの反動で引戸
が跳ね返ることがある。
【0004】そこで、引戸の跳ね返りを防止するため、
従来、たとえばランナー本体と当接するようばね部材
(板ばね)を略へ字形に屈曲形成して引戸の閉止位置の
手前から閉止位置まで突出させてレール内に配置し、引
戸の閉止操作時にランナー本体をばね部材に衝接させて
その時のばね部材の復元力(以下、押圧力という)を利
用してランナー本体の車輪をレールに圧接することによ
り引戸に制動力を付与する構造の制動装置が実用化され
ている。
従来、たとえばランナー本体と当接するようばね部材
(板ばね)を略へ字形に屈曲形成して引戸の閉止位置の
手前から閉止位置まで突出させてレール内に配置し、引
戸の閉止操作時にランナー本体をばね部材に衝接させて
その時のばね部材の復元力(以下、押圧力という)を利
用してランナー本体の車輪をレールに圧接することによ
り引戸に制動力を付与する構造の制動装置が実用化され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記制
動装置においては、ばね部材がランナー本体に衝接して
変形したときにばね部材が弾性復帰しようとする押圧力
を利用して引戸に制動力を付与するものであるので、ラ
ンナー本体がばね部材に接触している限り引戸にはばね
部材の押圧力による制動力が働いている。このため、引
戸の開放操作時に閉止位置からランナー本体がばね部材
に接触しなくなる位置まで、即ち、ばね部材の配置帯域
内において上記制動力に抗する相応の力で引戸を開けな
くてはならないという問題があった。
動装置においては、ばね部材がランナー本体に衝接して
変形したときにばね部材が弾性復帰しようとする押圧力
を利用して引戸に制動力を付与するものであるので、ラ
ンナー本体がばね部材に接触している限り引戸にはばね
部材の押圧力による制動力が働いている。このため、引
戸の開放操作時に閉止位置からランナー本体がばね部材
に接触しなくなる位置まで、即ち、ばね部材の配置帯域
内において上記制動力に抗する相応の力で引戸を開けな
くてはならないという問題があった。
【0006】また、上記制動装置においては、引戸の閉
止操作時にランナー本体がばね部材を衝接変形させるも
のであるので、ばね部材への衝撃力やばね部材の変形量
が非常に大きい。このため、ばね部材に早期に弾性低下
を招き易く、長期にわたり一定の制動力を引戸に付与す
ることができないという問題があった。
止操作時にランナー本体がばね部材を衝接変形させるも
のであるので、ばね部材への衝撃力やばね部材の変形量
が非常に大きい。このため、ばね部材に早期に弾性低下
を招き易く、長期にわたり一定の制動力を引戸に付与す
ることができないという問題があった。
【0007】そこで、上記制動装置の問題に鑑みて先に
本出願人は、略コ字形に形成されたレールと、このレー
ルを転動する車輪を有し引戸に取り付けられて固定され
てレール内を走行するランナー本体と、このランナー本
体と接触しないように突出され戸の閉止位置の手前から
閉止位置までレール内に配置される制動付与部材と、ば
ね部材により屈曲形成されて上記ランナー本体に回動自
在に設けられ制動付与部材に当接して変位する動作片を
有する動作部材と、この動作部材に設けられ上記動作片
の変位によりレールまたは車輪に圧接して制動力を付与
する制動部材を備えることを特徴とする発明を開示した
(特開平9−72154号公報)。そして、このような
構成とすることにより、戸の閉止操作時に戸の閉止位置
において縦枠に当たった時の衝撃力を緩和できて戸の跳
ね返りを確実に防止することができた。
本出願人は、略コ字形に形成されたレールと、このレー
ルを転動する車輪を有し引戸に取り付けられて固定され
てレール内を走行するランナー本体と、このランナー本
体と接触しないように突出され戸の閉止位置の手前から
閉止位置までレール内に配置される制動付与部材と、ば
ね部材により屈曲形成されて上記ランナー本体に回動自
在に設けられ制動付与部材に当接して変位する動作片を
有する動作部材と、この動作部材に設けられ上記動作片
の変位によりレールまたは車輪に圧接して制動力を付与
する制動部材を備えることを特徴とする発明を開示した
(特開平9−72154号公報)。そして、このような
構成とすることにより、戸の閉止操作時に戸の閉止位置
において縦枠に当たった時の衝撃力を緩和できて戸の跳
ね返りを確実に防止することができた。
【0008】ところで、戸の種類は多く、重量もまちま
ちである。たとえば重量の重い戸に対し制動力が弱い
と、戸の制動が不十分となって戸の跳ね返りを防止する
ことができないし、反対に重量の軽い戸に対し制動力が
強いと、戸の制動が強くなりすぎて戸を円滑にかつ軽快
に閉めることができない。したがって、戸の重量に合わ
せて適正な制動力を付与する必要がある。しかしなが
ら、従来の制動装置は、たとえば戸の重量等に合わせて
適正な制動力を簡易に付与することができなかった。
ちである。たとえば重量の重い戸に対し制動力が弱い
と、戸の制動が不十分となって戸の跳ね返りを防止する
ことができないし、反対に重量の軽い戸に対し制動力が
強いと、戸の制動が強くなりすぎて戸を円滑にかつ軽快
に閉めることができない。したがって、戸の重量に合わ
せて適正な制動力を付与する必要がある。しかしなが
ら、従来の制動装置は、たとえば戸の重量等に合わせて
適正な制動力を簡易に付与することができなかった。
【0009】そこで、この発明の目的は、たとえば戸の
重量が異なるため制動力が強すぎたり弱すぎたりすると
きに戸に合わせて適正な制動力を簡易に付与できるとと
もに、それら戸の跳ね返りを防止できる戸の制動装置を
提供することにある。
重量が異なるため制動力が強すぎたり弱すぎたりすると
きに戸に合わせて適正な制動力を簡易に付与できるとと
もに、それら戸の跳ね返りを防止できる戸の制動装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1記載の戸の制動装置は、たとえば以下の図示実
施の形態に示すように、略コ字形に形成されたレール
と、このレールを転動する車輪を有し戸に取り付けられ
てレール内を走行するランナー本体と、このランナー本
体と接触しないよう突出されて戸の閉止位置の手前から
レール内に配置される制動付与部材と、前記ランナー本
体に同伴してレール内を移動自在に設けられるとともに
前記制動付与部材側へ突出する当接部を有し、当接部が
制動付与部材に当接したとき制動付与部材側から退避し
て変位するとともに回動する動作部材と、この動作部材
に設けられ動作部材の回動によりレールに圧接して制動
力を付与する制動部材と、前記動作部材の当接部の突出
長さを可変してレールへの圧接力を変化させ制動部材の
制動力を調整する調整部材と、を備えることを特徴とす
る。
請求項1記載の戸の制動装置は、たとえば以下の図示実
施の形態に示すように、略コ字形に形成されたレール
と、このレールを転動する車輪を有し戸に取り付けられ
てレール内を走行するランナー本体と、このランナー本
体と接触しないよう突出されて戸の閉止位置の手前から
レール内に配置される制動付与部材と、前記ランナー本
体に同伴してレール内を移動自在に設けられるとともに
前記制動付与部材側へ突出する当接部を有し、当接部が
制動付与部材に当接したとき制動付与部材側から退避し
て変位するとともに回動する動作部材と、この動作部材
に設けられ動作部材の回動によりレールに圧接して制動
力を付与する制動部材と、前記動作部材の当接部の突出
長さを可変してレールへの圧接力を変化させ制動部材の
制動力を調整する調整部材と、を備えることを特徴とす
る。
【0011】そして、請求項1記載の戸の制動装置によ
れば、戸の制動力が強すぎるとき、調整部材で動作部材
の当接部の突出長さを短くする。すると、制動付与部材
に当接部が当接したとき動作部材の変位が小さくなり、
制動部材のレールへの圧接力が小さくなって制動力が弱
くなる。一方、戸の制動力が弱すぎるとき、調整部材で
動作部材の当接部の突出長さを長くする。すると、制動
付与部材に当接部が当接したとき動作部材の変位が大き
くなり、制動部材のレールへの圧接力が大きくなって制
動力が強くなる。そして、戸を走行するとき戸の閉止位
置の手前で制動付与部材に動作部材の当接部が当接する
と、当接部が制動付与部材の下面へ退避して変位すると
ともに動作部材が支点を中心に回動して制動部材がレー
ルに圧接し、ランナー本体に制動力を付与する。これに
より、ランナー本体の走行速度が適正に減速され、戸の
閉止位置において縦枠に当たった時の衝撃力が緩和され
る。
れば、戸の制動力が強すぎるとき、調整部材で動作部材
の当接部の突出長さを短くする。すると、制動付与部材
に当接部が当接したとき動作部材の変位が小さくなり、
制動部材のレールへの圧接力が小さくなって制動力が弱
くなる。一方、戸の制動力が弱すぎるとき、調整部材で
動作部材の当接部の突出長さを長くする。すると、制動
付与部材に当接部が当接したとき動作部材の変位が大き
くなり、制動部材のレールへの圧接力が大きくなって制
動力が強くなる。そして、戸を走行するとき戸の閉止位
置の手前で制動付与部材に動作部材の当接部が当接する
と、当接部が制動付与部材の下面へ退避して変位すると
ともに動作部材が支点を中心に回動して制動部材がレー
ルに圧接し、ランナー本体に制動力を付与する。これに
より、ランナー本体の走行速度が適正に減速され、戸の
閉止位置において縦枠に当たった時の衝撃力が緩和され
る。
【0012】請求項2記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記動作部材は板バネにより屈曲形成され
てなることを特徴とする。
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記動作部材は板バネにより屈曲形成され
てなることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記動作部材は、連結部材を介して前記ラ
ンナー本体に連結されてなることを特徴とする。
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記動作部材は、連結部材を介して前記ラ
ンナー本体に連結されてなることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記制動部材は摩擦材により形成されてな
ることを特徴とする。
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記制動部材は摩擦材により形成されてな
ることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記制動付与部材は、戸の閉止位置の手前
から閉止位置までの範囲の一部に配置されてなることを
特徴とする。
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記制動付与部材は、戸の閉止位置の手前
から閉止位置までの範囲の一部に配置されてなることを
特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記制動付与部材は、横長の薄板形状をな
し、前記ランナー本体と接触しないよう突出されてレー
ル内面に取り付けられてなることを特徴とする。
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記制動付与部材は、横長の薄板形状をな
し、前記ランナー本体と接触しないよう突出されてレー
ル内面に取り付けられてなることを特徴とする。
【0017】請求項7記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記調整部材は、調整ネジであることを特
徴とする。
示実施の形態に示すように、請求項1記載の戸の制動装
置において、前記調整部材は、調整ネジであることを特
徴とする。
【0018】請求項8記載の発明は、たとえば以下の図
示実施の形態に示すように、略コ字形に形成されたレー
ルと、このレールを転動する車輪を有し戸に取り付けら
れてレール内を走行するランナー本体と、このランナー
本体と接触しないよう突出されて戸の閉止位置の手前か
らレール内に配置される制動付与部材と、前記ランナー
本体に同伴してレール内を移動自在に設けられるととも
に前記制動付与部材側へ突出する当接部を有し、当接部
が制動付与部材に当接したとき制動付与部材側からスラ
イドして変位するとともに回動する動作部材と、この動
作部材にホルダを介して連結され動作部材の回動により
レールに圧接して制動力を付与する制動部材と、動作部
材とホルダとの間に介装され両者を離間するように弾圧
するバネ部材と、前記動作部材の当接部の突出長さを可
変してレールへの圧接力を変化させ制動部材の制動力を
調整する調整部材と、を備えることを特徴とする。
示実施の形態に示すように、略コ字形に形成されたレー
ルと、このレールを転動する車輪を有し戸に取り付けら
れてレール内を走行するランナー本体と、このランナー
本体と接触しないよう突出されて戸の閉止位置の手前か
らレール内に配置される制動付与部材と、前記ランナー
本体に同伴してレール内を移動自在に設けられるととも
に前記制動付与部材側へ突出する当接部を有し、当接部
が制動付与部材に当接したとき制動付与部材側からスラ
イドして変位するとともに回動する動作部材と、この動
作部材にホルダを介して連結され動作部材の回動により
レールに圧接して制動力を付与する制動部材と、動作部
材とホルダとの間に介装され両者を離間するように弾圧
するバネ部材と、前記動作部材の当接部の突出長さを可
変してレールへの圧接力を変化させ制動部材の制動力を
調整する調整部材と、を備えることを特徴とする。
【0019】そして、請求項8記載の戸の制動装置によ
れば、動作部材のスライドによるバネ部材の圧縮により
制動部材のレールへの圧接力が大きくなり、制動力が強
くなる。他の動作については、前述の請求項1記載の戸
の制動装置と略同様である。
れば、動作部材のスライドによるバネ部材の圧縮により
制動部材のレールへの圧接力が大きくなり、制動力が強
くなる。他の動作については、前述の請求項1記載の戸
の制動装置と略同様である。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項8の戸の制
動装置において、動作部材と制動部材とは中空ブロック
形に形成されて嵌合組付けされ、動作部材と制動部材と
の内部にコイルスプリングからなるバネ材が収納されて
いることを特徴とする。
動装置において、動作部材と制動部材とは中空ブロック
形に形成されて嵌合組付けされ、動作部材と制動部材と
の内部にコイルスプリングからなるバネ材が収納されて
いることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図8はこの発明の実施の形
態(1)である上吊式引戸の制動装置を示し、図1は各
部材の分解斜視図、図2は各部材の位置関係を表した部
分断面図、図3〜図8は引戸を閉めるときの動作を説明
する説明図である。
態(1)である上吊式引戸の制動装置を示し、図1は各
部材の分解斜視図、図2は各部材の位置関係を表した部
分断面図、図3〜図8は引戸を閉めるときの動作を説明
する説明図である。
【0022】図1および図2において、符号1は各種フ
ロア等の天井部に敷設されるレールであり、符号Dは引
戸である。
ロア等の天井部に敷設されるレールであり、符号Dは引
戸である。
【0023】レール1は、底壁2の両側に一対の側壁3
を下向きに有し、両側壁3の下端部にレール1の長手方
向に延びる一対の突条4が内方に向け一体に突設されて
略コ字形に形成され、内部にレール溝5を備えてなる。
を下向きに有し、両側壁3の下端部にレール1の長手方
向に延びる一対の突条4が内方に向け一体に突設されて
略コ字形に形成され、内部にレール溝5を備えてなる。
【0024】一方、引戸Dは上部角部にランナー6が取
り付けられている。
り付けられている。
【0025】ランナー6は、引戸Dの上方の角部の上端
面d1と木口面d2とにわたって形成される堀込穴d3
に固定されるランナーベース7と、レール1内を転動す
る車輪8・9を有してレール内1を走行するランナー本
体10と、このランナー本体10とランナベース7とを
連結する軸部材11とから構成されている。
面d1と木口面d2とにわたって形成される堀込穴d3
に固定されるランナーベース7と、レール1内を転動す
る車輪8・9を有してレール内1を走行するランナー本
体10と、このランナー本体10とランナベース7とを
連結する軸部材11とから構成されている。
【0026】ランナーベース7は、図2に示すように、
堀込穴d3に直接固定される固定ケース13と、この固
定ケース13に着脱可能に取り付けられるホルダケース
14とから概略構成されている。
堀込穴d3に直接固定される固定ケース13と、この固
定ケース13に着脱可能に取り付けられるホルダケース
14とから概略構成されている。
【0027】固定ケース13は、前面側(引戸Dの木口
面d2側)と上面側が開口された本体部13aと、この
本体部13aの前面側下方に連設された補強部13bと
から概略構成され、これら本体部13aおよび補強部1
3bに設けられた螺子孔に各々固定ねじ15が螺入され
て引戸Dに固定されている。
面d2側)と上面側が開口された本体部13aと、この
本体部13aの前面側下方に連設された補強部13bと
から概略構成され、これら本体部13aおよび補強部1
3bに設けられた螺子孔に各々固定ねじ15が螺入され
て引戸Dに固定されている。
【0028】軸部材11は、図1に示すように、径大の
頭部11aと、螺子軸部11bとから成り、頭部11a
がランナー本体10の上面に開口する収容孔10aの底
面に係止されるとともに、螺子軸部11bがランナー本
体10の下面に開口する貫通孔とホルダケース14の上
下面に貫通する螺子孔14aに螺入されることよって、
ランナー本体10をホルダケース14に一体的に連結し
ている。
頭部11aと、螺子軸部11bとから成り、頭部11a
がランナー本体10の上面に開口する収容孔10aの底
面に係止されるとともに、螺子軸部11bがランナー本
体10の下面に開口する貫通孔とホルダケース14の上
下面に貫通する螺子孔14aに螺入されることよって、
ランナー本体10をホルダケース14に一体的に連結し
ている。
【0029】しかして、上述の如く構成された引戸D
は、図2に示すように、ランナー本体10がレール1の
底壁2と両側壁3の間に嵌装されて縣吊されるとともに
車輪8・9が両突条4上を転動してレール溝5内を円滑
にかつ軽快に走行自在に取り付けられる。
は、図2に示すように、ランナー本体10がレール1の
底壁2と両側壁3の間に嵌装されて縣吊されるとともに
車輪8・9が両突条4上を転動してレール溝5内を円滑
にかつ軽快に走行自在に取り付けられる。
【0030】なお、図示実施の形態では、図2に示すよ
うに、ホルダケース14の内部に木口面d2の外方から
部材の取り外しを要することなく引戸Dとレール1との
間の隙間調整、即ち、上下調整を行うための上下調整機
構17が設けられている。
うに、ホルダケース14の内部に木口面d2の外方から
部材の取り外しを要することなく引戸Dとレール1との
間の隙間調整、即ち、上下調整を行うための上下調整機
構17が設けられている。
【0031】この上下調整機構17は、軸部材11の螺
子軸部11bと螺合する第1平歯車17aと、この第1
平歯車17aと噛合する第2平歯車17bと、この第2
平歯車17bに回転不能に嵌合されて引戸Dの木口面d
2に表出する調整軸部材17cとから構成されている。
子軸部11bと螺合する第1平歯車17aと、この第1
平歯車17aと噛合する第2平歯車17bと、この第2
平歯車17bに回転不能に嵌合されて引戸Dの木口面d
2に表出する調整軸部材17cとから構成されている。
【0032】しかして、調整軸部材17cを引戸Dの木
口面d2側から専用器具(図示せず)を用いて所定の方
向へ回転させると、その回転が第2平歯車17bを介し
て第1平歯車17aに伝達され、よって、第1平歯車1
7aが調整軸部材17cの回転方向に応じ軸部材11が
上下動して、引戸Dとレール1との間の隙間調整が為さ
れる。
口面d2側から専用器具(図示せず)を用いて所定の方
向へ回転させると、その回転が第2平歯車17bを介し
て第1平歯車17aに伝達され、よって、第1平歯車1
7aが調整軸部材17cの回転方向に応じ軸部材11が
上下動して、引戸Dとレール1との間の隙間調整が為さ
れる。
【0033】さて、上述した引戸Dの制動装置では、前
記レール1、前記ランナー本体10を備えるとともに、
このランナー本体10と接触しないよう突出されて戸の
閉止位置の手前からレール内に配置される制動付与部材
23と、前記ランナー本体10に同伴してレール1内を
移動自在に設けられるとともに前記制動付与部材23側
へ突出する当接部43を有し、当接部43が制動付与部
材23に当接したとき制動付与部材23側へ退避して変
位するとともに回動する動作部材40と、この動作部材
40に設けられ動作部材40の回動によりレール1に圧
接して制動力を付与する制動部材42と、前記動作部材
40の当接部43の突出長さを可変してレール1への圧
接力を変化させ制動部材42の制動力を調整する調整部
材21と、を備えることを特徴とし、詳しくは、以下の
ように構成される。
記レール1、前記ランナー本体10を備えるとともに、
このランナー本体10と接触しないよう突出されて戸の
閉止位置の手前からレール内に配置される制動付与部材
23と、前記ランナー本体10に同伴してレール1内を
移動自在に設けられるとともに前記制動付与部材23側
へ突出する当接部43を有し、当接部43が制動付与部
材23に当接したとき制動付与部材23側へ退避して変
位するとともに回動する動作部材40と、この動作部材
40に設けられ動作部材40の回動によりレール1に圧
接して制動力を付与する制動部材42と、前記動作部材
40の当接部43の突出長さを可変してレール1への圧
接力を変化させ制動部材42の制動力を調整する調整部
材21と、を備えることを特徴とし、詳しくは、以下の
ように構成される。
【0034】すなわち、図1および図2に示すように、
制動付与部材23は、合成樹脂材により横長の薄板板状
に成形され、レール1の下方側からビス孔25に固定ビ
ス26を挿入してレール1の底壁2に設けられたビス止
め孔27に螺入することによりレール1内面に固定され
ている。
制動付与部材23は、合成樹脂材により横長の薄板板状
に成形され、レール1の下方側からビス孔25に固定ビ
ス26を挿入してレール1の底壁2に設けられたビス止
め孔27に螺入することによりレール1内面に固定され
ている。
【0035】一方、前記ランナー本体10は、図2に示
すように、連結部材30側に開口して横向きの凹部31
が設けられるとともに、該凹部31の上下方向に貫通し
て挿通孔32が設けられている。
すように、連結部材30側に開口して横向きの凹部31
が設けられるとともに、該凹部31の上下方向に貫通し
て挿通孔32が設けられている。
【0036】前記連結部材30は、図1に示すように、
ブロック状をなし、ランナー本体10のある側に第一連
結部33が設けられる一方、制動部材20側に第二連結
部34が設けられている。前記第一連結部33は、平板
状をなし、略中央にネジ孔35が上下に貫通して設けら
れている。前記第二連結部34は、間隔37を挟んで平
面コ字形状につくられ、両側端部に各々軸孔38が貫通
して設けられている。
ブロック状をなし、ランナー本体10のある側に第一連
結部33が設けられる一方、制動部材20側に第二連結
部34が設けられている。前記第一連結部33は、平板
状をなし、略中央にネジ孔35が上下に貫通して設けら
れている。前記第二連結部34は、間隔37を挟んで平
面コ字形状につくられ、両側端部に各々軸孔38が貫通
して設けられている。
【0037】そして、図2に示すように、ランナー本体
10の凹部31内に第一連結部33が収納されるととも
に、調整部材である調整ネジ21をランナー本体10の
下方側から挿通孔32に挿入してネジ孔35に螺入する
ことにより該調整ネジ21で連結部材30を支持してな
り、調整ネジ21の回動にともない連結部材30が上下
に移動自在に設けられる。
10の凹部31内に第一連結部33が収納されるととも
に、調整部材である調整ネジ21をランナー本体10の
下方側から挿通孔32に挿入してネジ孔35に螺入する
ことにより該調整ネジ21で連結部材30を支持してな
り、調整ネジ21の回動にともない連結部材30が上下
に移動自在に設けられる。
【0038】前記連結部材30に連結される制動体20
は、動作部材40とホルダ41と制動部材42とを備え
る。
は、動作部材40とホルダ41と制動部材42とを備え
る。
【0039】動作部材40は、板バネ材を屈曲して側面
略く字形に形成され、上端の当接部43を内捲きにカー
ルしてなる。
略く字形に形成され、上端の当接部43を内捲きにカー
ルしてなる。
【0040】ホルダ41は、やや横長のブロック形状を
なし、長手方向前端部の幅方向に貫通して軸孔45が設
けられ、長手方向後端部の両側に断面矩形状の軸部46
が外向きに突出して設けられている。そして、固定ネジ
47により前記動作部材40の下部にネジ止めされてい
る。
なし、長手方向前端部の幅方向に貫通して軸孔45が設
けられ、長手方向後端部の両側に断面矩形状の軸部46
が外向きに突出して設けられている。そして、固定ネジ
47により前記動作部材40の下部にネジ止めされてい
る。
【0041】制動部材42は、ゴム等の摩擦材により略
円形に成形され、軸心方向の中心部に矩形状の軸孔48
が設けられている。そして、矩形状の軸孔48に前記ホ
ルダ41の矩形状の軸部46が回転不能に挿入されてホ
ルダ41に固着されている。
円形に成形され、軸心方向の中心部に矩形状の軸孔48
が設けられている。そして、矩形状の軸孔48に前記ホ
ルダ41の矩形状の軸部46が回転不能に挿入されてホ
ルダ41に固着されている。
【0042】そして、上述の如く構成された制動体20
は、図2に示すように、動作部材40のある側が前記第
二連結部34の間隔37内に収容されるとともに、連結
部材30の軸孔38およびホルダ41の軸孔45に円形
軸50が挿通されて連結部材30に回動自在に取り付け
られている。
は、図2に示すように、動作部材40のある側が前記第
二連結部34の間隔37内に収容されるとともに、連結
部材30の軸孔38およびホルダ41の軸孔45に円形
軸50が挿通されて連結部材30に回動自在に取り付け
られている。
【0043】しかして、図2および図4に示すように、
ランナー本体10がレール1に嵌裝された状態におい
て、動作部材40の当接部43が制動付与部材23の下
面より上へ突出して制動付与部材23に当接するように
なっており、また、制動部材42が自重によりレール1
の両突条4に接触している。
ランナー本体10がレール1に嵌裝された状態におい
て、動作部材40の当接部43が制動付与部材23の下
面より上へ突出して制動付与部材23に当接するように
なっており、また、制動部材42が自重によりレール1
の両突条4に接触している。
【0044】この実施の形態では、図4に示すように、
調整部材である調節ネジ21を右に回動して連結部材3
0を最上位に移動させることにより動作部材40を引き
上げて当接部43の突出長さLを最大に突出させた状態
としてなる。
調整部材である調節ネジ21を右に回動して連結部材3
0を最上位に移動させることにより動作部材40を引き
上げて当接部43の突出長さLを最大に突出させた状態
としてなる。
【0045】さて、図2において、引戸Dの閉操作時
に、ランナー本体10が矢印A1方向に示す引戸Dの閉
止位置に向けて走行すると、やがて引戸Dの閉止位置の
手前で図5に示すように、制動付与部材23の端部に動
作部材40の当接部43が当接する。
に、ランナー本体10が矢印A1方向に示す引戸Dの閉
止位置に向けて走行すると、やがて引戸Dの閉止位置の
手前で図5に示すように、制動付与部材23の端部に動
作部材40の当接部43が当接する。
【0046】次いで、さらなるランナー本体10の走行
にともない、動作部材40が徐々に撓んで傾倒してラン
ナー本体10の後部側へ変位し、図6に示すように、動
作部材40の当接部43が制動付与部材23の下面23
aに当接する。このとき、同時に、動作部材40が円形
軸50を中心に時計回りへ回動し、動作部材40の変位
角度に応じた矢印D1の押圧力で制動部材42をレール
1の両突条4に圧接させ、ランナー本体10に制動力を
付与する。よって、ランナー本体10の走行速度が徐々
に減速される。
にともない、動作部材40が徐々に撓んで傾倒してラン
ナー本体10の後部側へ変位し、図6に示すように、動
作部材40の当接部43が制動付与部材23の下面23
aに当接する。このとき、同時に、動作部材40が円形
軸50を中心に時計回りへ回動し、動作部材40の変位
角度に応じた矢印D1の押圧力で制動部材42をレール
1の両突条4に圧接させ、ランナー本体10に制動力を
付与する。よって、ランナー本体10の走行速度が徐々
に減速される。
【0047】それから、引戸Dの閉止位置の直前に動作
部材40の当接部43が制動付与部材23から外れ、図
7に示すように、引戸Dが閉止位置P1となる。
部材40の当接部43が制動付与部材23から外れ、図
7に示すように、引戸Dが閉止位置P1となる。
【0048】そして、引戸Dの閉止位置P1では、ラン
ナー本体10の走行速度が減速されているので、引戸D
が縦枠に当たったときの衝撃力が緩和され、引戸Dの跳
ね返りが防止される。
ナー本体10の走行速度が減速されているので、引戸D
が縦枠に当たったときの衝撃力が緩和され、引戸Dの跳
ね返りが防止される。
【0049】また、動作部材40の当接部43が制動付
与部材23から外れると、動作部材40が旧状態に復帰
して制動部材42のレールへ圧接力が解除され、制動部
材42が自重によりレール1の両突条4に接触する状態
になり、ランナー本体10への制動力の付与が解除され
る。
与部材23から外れると、動作部材40が旧状態に復帰
して制動部材42のレールへ圧接力が解除され、制動部
材42が自重によりレール1の両突条4に接触する状態
になり、ランナー本体10への制動力の付与が解除され
る。
【0050】なお、図7に示す引戸Dの閉止位置P1か
ら矢印B1で示す方向へ開放操作すると、制動付与部材
23に当接部43を当接した動作部材40がランナー本
体10の走行にともない円形軸50を中心に反時計方向
へ回動して2点鎖線で示す状態となり、レール1から制
動部材42を離す。
ら矢印B1で示す方向へ開放操作すると、制動付与部材
23に当接部43を当接した動作部材40がランナー本
体10の走行にともない円形軸50を中心に反時計方向
へ回動して2点鎖線で示す状態となり、レール1から制
動部材42を離す。
【0051】ところで、この実施の形態では、図4に示
すように、当接部43の突出長さLを最大に突出させた
ので、制動付与部材23に当接部43が当接すると、動
作部材40が最も大きく変位する。よって、制動部材の
レールへの圧接力が最も大きくなり、制動力が最も強く
なる。このため、たとえば重量の軽い引戸Dでは戸の制
動力が強すぎる場合がある。
すように、当接部43の突出長さLを最大に突出させた
ので、制動付与部材23に当接部43が当接すると、動
作部材40が最も大きく変位する。よって、制動部材の
レールへの圧接力が最も大きくなり、制動力が最も強く
なる。このため、たとえば重量の軽い引戸Dでは戸の制
動力が強すぎる場合がある。
【0052】そこで、戸の制動力が強すぎる場合には、
調節ネジ21を左に回動して、図8に示すように、最下
位に移動させることにより動作部材40を引き下げて当
接部43の突出長さLを最小に突出させた状態とするこ
とができる。このようにすると、制動付与部材23に当
接部43が当接したとき、動作部材40が最も小さく変
位する。よって、制動部材のレールへの圧接力が最も小
さくなり、制動力が最も弱くなる。
調節ネジ21を左に回動して、図8に示すように、最下
位に移動させることにより動作部材40を引き下げて当
接部43の突出長さLを最小に突出させた状態とするこ
とができる。このようにすると、制動付与部材23に当
接部43が当接したとき、動作部材40が最も小さく変
位する。よって、制動部材のレールへの圧接力が最も小
さくなり、制動力が最も弱くなる。
【0053】また、調節ネジ21により連結部材30を
図示しない適宜位置へ移動させ、当接部43の突出長さ
を可変して制動力の付与を適宜微調整することもでき
る。
図示しない適宜位置へ移動させ、当接部43の突出長さ
を可変して制動力の付与を適宜微調整することもでき
る。
【0054】上述したように調整部材を備える構成とす
ることにより、戸の取り付け前に、あるいは戸の取り外
し後、たとえば重量の異なる引戸Dに合わせて適正な制
動力を簡単に付与することができ、使い勝手を良くする
ことができる。
ることにより、戸の取り付け前に、あるいは戸の取り外
し後、たとえば重量の異なる引戸Dに合わせて適正な制
動力を簡単に付与することができ、使い勝手を良くする
ことができる。
【0055】なお、この実施の形態では、制動付与部材
23は、図5に示すように、引戸Dの閉止位置の手前か
ら閉止位置までの範囲の一部に設け、引戸Dの閉止位置
P1では動作部材40の当接部43が制動付与部材23
から外れる構成とした。しかし、この発明は、これに限
るものでなく、図示しないが、制動付与部材23は、引
戸Dの閉止位置の手前から閉止位置までの範囲の全部に
設ける構成としてもよい。このような構成とすることに
より、引戸Dの閉止位置P1においても制動力を付与す
ることができることになり、引戸Dの跳ね返りを一層確
実に防止することができる。
23は、図5に示すように、引戸Dの閉止位置の手前か
ら閉止位置までの範囲の一部に設け、引戸Dの閉止位置
P1では動作部材40の当接部43が制動付与部材23
から外れる構成とした。しかし、この発明は、これに限
るものでなく、図示しないが、制動付与部材23は、引
戸Dの閉止位置の手前から閉止位置までの範囲の全部に
設ける構成としてもよい。このような構成とすることに
より、引戸Dの閉止位置P1においても制動力を付与す
ることができることになり、引戸Dの跳ね返りを一層確
実に防止することができる。
【0056】ところで、引戸Dの閉止位置の手前から閉
止位置までの範囲の全部に設ける例では、戸の閉止位置
から引戸Dを開放操作すると、制動付与部材23に当接
している動作部材40の当接部43が摩擦抵抗を受け、
ランナー本体10の走行にともない動作部材40が円形
軸50を中心に反時計方向へ回動し、当接部43が制動
付与部材23に当接した状態で変位し、制動部材42が
レール1から離れる。これにより、制動部材42による
ランナー本体10への制動力が解除される。
止位置までの範囲の全部に設ける例では、戸の閉止位置
から引戸Dを開放操作すると、制動付与部材23に当接
している動作部材40の当接部43が摩擦抵抗を受け、
ランナー本体10の走行にともない動作部材40が円形
軸50を中心に反時計方向へ回動し、当接部43が制動
付与部材23に当接した状態で変位し、制動部材42が
レール1から離れる。これにより、制動部材42による
ランナー本体10への制動力が解除される。
【0057】なお、この実施の形態では、上述した制動
部材42は、ホルダ41で支持する構成とした。しか
し、この発明は、このような構成に限るものでなく,図
示しないが、制動部材42は、動作部材40で支持する
構成としてもよい。
部材42は、ホルダ41で支持する構成とした。しか
し、この発明は、このような構成に限るものでなく,図
示しないが、制動部材42は、動作部材40で支持する
構成としてもよい。
【0058】また、上述した実施の形態では、引戸Dの
閉操作時に制動力を付与して閉止位置P1において引戸
Dの跳ね返りを防止する例について説明した。しかし、
この発明では、引戸Dを閉めるときに限るものでなく、
引戸Dの開操作時に制動力を付与して開止位置において
引戸Dの跳ね返りを防止する場合にも同様に適用するこ
とができる。
閉操作時に制動力を付与して閉止位置P1において引戸
Dの跳ね返りを防止する例について説明した。しかし、
この発明では、引戸Dを閉めるときに限るものでなく、
引戸Dの開操作時に制動力を付与して開止位置において
引戸Dの跳ね返りを防止する場合にも同様に適用するこ
とができる。
【0059】さらに、この実施の形態では、調整部材
(調整ネジ21)は、連結部材30を介して動作部材4
0の当接部43の突出長さを可変する構成とした。しか
し、この発明は、これに限るものでなく、図示しない
が、調整部材は、直接的に動作部材40の当接部43の
突出長さを可変する構成とすることもできる。
(調整ネジ21)は、連結部材30を介して動作部材4
0の当接部43の突出長さを可変する構成とした。しか
し、この発明は、これに限るものでなく、図示しない
が、調整部材は、直接的に動作部材40の当接部43の
突出長さを可変する構成とすることもできる。
【0060】さらにまた、上述した実施の形態では、上
吊式引戸Dの制動装置について説明したが、この発明は
これに限るものでなく、図示しないが、たとえば折戸の
制動装置にも同様に適用可能である。
吊式引戸Dの制動装置について説明したが、この発明は
これに限るものでなく、図示しないが、たとえば折戸の
制動装置にも同様に適用可能である。
【0061】図9,図10はこの発明の実施の形態
(2)である上吊式引戸の制動装置を示し、図9は主要
部の分解斜視図、図10は各部材の位置関係を表した部
分断面図である。
(2)である上吊式引戸の制動装置を示し、図9は主要
部の分解斜視図、図10は各部材の位置関係を表した部
分断面図である。
【0062】この実施の形態では、前述の実施の形態
(1)の動作部材40周りの構造を変更している。
(1)の動作部材40周りの構造を変更している。
【0063】この実施の形態の動作部材40’は、中空
ブロック形に形成され、ブロック形の角度を当接部4
3’としている。そして、長孔40aが設けられて連結
部材30に円形軸50でスライド回転可能に支持されて
いる。
ブロック形に形成され、ブロック形の角度を当接部4
3’としている。そして、長孔40aが設けられて連結
部材30に円形軸50でスライド回転可能に支持されて
いる。
【0064】また、この実施の形態のホルダ41’は、
動作部材40’に嵌合組付け可能な中空ブロック形に形
成されている。なお、ホルダ41’に設けられている軸
孔45,軸部46等は前述の実施の形態(1)と略同様
である。
動作部材40’に嵌合組付け可能な中空ブロック形に形
成されている。なお、ホルダ41’に設けられている軸
孔45,軸部46等は前述の実施の形態(1)と略同様
である。
【0065】さらに、この実施の形態では、動作部材4
0’,ホルダ41’の内部にコイルスプリングからなる
バネ材60が収納され、動作部材40’,ホルダ41’
を離間するように弾圧している。
0’,ホルダ41’の内部にコイルスプリングからなる
バネ材60が収納され、動作部材40’,ホルダ41’
を離間するように弾圧している。
【0066】そして、この実施の形態では、引戸Dの閉
操作時に制動付与部材23の端部に動作部材40’の当
接部43’が当接すると、動作部材40’がバネ部材6
0を圧縮させながら長孔40a’に沿ってスライドして
変位するとともに、円形軸50を中心に時計回りへ回動
し、動作部材40’の変位角度に応じた押圧力で制動部
材42をレール1に圧接させ、ランナー本体10に制動
力を付与する。このように動作部材40’のスライド
は、バネ部材60を圧縮させ制動部材42のレール1へ
の圧接力を大きくして制動力を強くすることにある。よ
って、ランナー本体10の走行速度が除々に減速され
る。
操作時に制動付与部材23の端部に動作部材40’の当
接部43’が当接すると、動作部材40’がバネ部材6
0を圧縮させながら長孔40a’に沿ってスライドして
変位するとともに、円形軸50を中心に時計回りへ回動
し、動作部材40’の変位角度に応じた押圧力で制動部
材42をレール1に圧接させ、ランナー本体10に制動
力を付与する。このように動作部材40’のスライド
は、バネ部材60を圧縮させ制動部材42のレール1へ
の圧接力を大きくして制動力を強くすることにある。よ
って、ランナー本体10の走行速度が除々に減速され
る。
【0067】それから、動作部材40’の当接部43’
が制動付与部材23から外れると、動作部材40’は旧
状態に復帰してレール1への圧接力が解除されて図10
に示すような状態となり、制動部材42が自重によりレ
ール1に接触する状態になり、ランナー本体10への制
動力の付与が解除される。
が制動付与部材23から外れると、動作部材40’は旧
状態に復帰してレール1への圧接力が解除されて図10
に示すような状態となり、制動部材42が自重によりレ
ール1に接触する状態になり、ランナー本体10への制
動力の付与が解除される。
【0068】さらに、この実施の形態によると、前述の
実施の形態(1)の板バネ形からなる動作部材40に比
して、動作部材40’に無理な変形が要求されないた
め、使用による疲労で動作不良を起こすことがなくな
る。従って、耐久性能が向上する。また、動作部材4
0’がホルダ41’に嵌合組付けされて強固な連結構造
になっているため、耐衝撃性能が向上する。従って、よ
り耐久性能が向上することになる。
実施の形態(1)の板バネ形からなる動作部材40に比
して、動作部材40’に無理な変形が要求されないた
め、使用による疲労で動作不良を起こすことがなくな
る。従って、耐久性能が向上する。また、動作部材4
0’がホルダ41’に嵌合組付けされて強固な連結構造
になっているため、耐衝撃性能が向上する。従って、よ
り耐久性能が向上することになる。
【0069】さらに、バネ材60が動作部材40’,ホ
ルダ41’の内部に収納されて露出しないため、木く
ず,ゴミ等をバネ材60に噛込むことがなくなる。従っ
て、常に正確な制動動作を奏することができる。
ルダ41’の内部に収納されて露出しないため、木く
ず,ゴミ等をバネ材60に噛込むことがなくなる。従っ
て、常に正確な制動動作を奏することができる。
【0070】
【発明の効果】この発明に係る戸の制動装置によれば、
必要により調整部材を操作して制動部材の制動力を調整
できるので、制動力が強すぎたり弱すぎたりするときに
簡単に適正な制動力を付与することができる。そして、
戸を走行するとき戸の閉止位置の手前で制動部材を作動
部材に当接すると、制動部材が制動位置へと変位してレ
ールに圧接することによりランナー本体に制動力を付与
するので、ランナー本体の走行速度が減速され、戸の閉
止位置において戸が縦枠に当たった時の衝撃力が緩和さ
れ、戸の跳ね返りを確実に防止することができる。
必要により調整部材を操作して制動部材の制動力を調整
できるので、制動力が強すぎたり弱すぎたりするときに
簡単に適正な制動力を付与することができる。そして、
戸を走行するとき戸の閉止位置の手前で制動部材を作動
部材に当接すると、制動部材が制動位置へと変位してレ
ールに圧接することによりランナー本体に制動力を付与
するので、ランナー本体の走行速度が減速され、戸の閉
止位置において戸が縦枠に当たった時の衝撃力が緩和さ
れ、戸の跳ね返りを確実に防止することができる。
【図1】この発明の実施の形態(1)である制動装置を
引戸に用いた例を示す分解斜視図である。
引戸に用いた例を示す分解斜視図である。
【図2】それら制動装置および引戸を構成する各部材の
位置関係を表した断面図である。
位置関係を表した断面図である。
【図3】図1中、C−C線の縦断面図である。
【図4】動作部材の当接部を最大に突出させた状態を示
す制動装置の部分断面図である。
す制動装置の部分断面図である。
【図5】引戸の閉操作時に動作部材の当接部が制動付与
部材に当接したときの制動装置の動作説明図である。
部材に当接したときの制動装置の動作説明図である。
【図6】動作部材が制動付与部材の下面へと変位して制
動部材がランナー本体に制動力を付与するときの制動装
置の動作説明図である。
動部材がランナー本体に制動力を付与するときの制動装
置の動作説明図である。
【図7】引戸の閉止位置における制動装置の動作説明図
である。
である。
【図8】動作部材の当接部を最小に突出させた状態を示
す制動装置の部分断面図である。
す制動装置の部分断面図である。
【図9】この発明の実施の形態(2)である制動装置を
引戸に用いた例を示す要部の分解斜視図である。
引戸に用いた例を示す要部の分解斜視図である。
【図10】図9の組付けを示す断面図である。
1 レール 10 ランナー本体 21 調整ネジ(調整部材) 23 制動付与部材 30 連結部材 40,40’ 動作部材 41,41’ ホルダ 42 制動部材 43,43’ 当接部 60 バネ D 引戸 P1 引戸の閉止位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05F 5/02 E05D 15/06 117 E05D 15/06 125
Claims (9)
- 【請求項1】 略コ字形に形成されたレールと、 このレールを転動する車輪を有し戸に取り付けられてレ
ール内を走行するランナー本体と、 このランナー本体と接触しないよう突出されて戸の閉止
位置の手前からレール内に配置される制動付与部材と、 前記ランナー本体に同伴してレール内を移動自在に設け
られるとともに前記制動付与部材側へ突出する当接部を
有し、当接部が制動付与部材に当接したとき制動付与部
材側から退避して変位するとともに回動する動作部材
と、 この動作部材に設けられ動作部材の回動によりレールに
圧接して制動力を付与する制動部材と、 前記動作部材の当接部の突出長さを可変してレールへの
圧接力を変化させ制動部材の制動力を調整する調整部材
と、 を備える戸の制動装置。 - 【請求項2】 前記動作部材は板バネにより屈曲形成さ
れてなる請求項1記載の戸の制動装置。 - 【請求項3】 前記動作部材は、連結部材を介して前記
ランナー本体に連結されてなる請求項1記載の戸の制動
装置。 - 【請求項4】 前記制動部材は摩擦材により形成されて
なる請求項1記載の戸の制動装置。 - 【請求項5】 前記制動付与部材は、戸の閉止位置の手
前から閉止位置までの範囲の一部に配置されてなる請求
項1に記載の戸の制動装置。 - 【請求項6】 前記制動付与部材は横長の薄板形状をな
し、前記ランナー本体と接触しないようレール内面に取
り付けられてなる請求項1記載の戸の制動装置。 - 【請求項7】 前記調整部材は、調整ネジである請求項
1記載の戸の制動装置。 - 【請求項8】 略コ字形に形成されたレールと、 このレールを転動する車輪を有し戸に取り付けられてレ
ール内を走行するランナー本体と、 このランナー本体と接触しないよう突出されて戸の閉止
位置の手前からレール内に配置される制動付与部材と、 前記ランナー本体に同伴してレール内を移動自在に設け
られるとともに前記制動付与部材側へ突出する当接部を
有し、当接部が制動付与部材に当接したとき制動付与部
材側からスライドして変位するとともに回動する動作部
材と、 この動作部材にホルダを介して連結され動作部材の回動
によりレールに圧接して制動力を付与する制動部材と、 動作部材とホルダとの間に介装され両者を離間するよう
に弾圧するバネ部材と、 前記動作部材の当接部の突出長さを可変してレールへの
圧接力を変化させ制動部材の制動力を調整する調整部材
と、 を備える戸の制動装置。 - 【請求項9】 請求項8の戸の制動装置において、動作
部材と制動部材とは中空ブロック形に形成されて嵌合組
付けされ、動作部材と制動部材との内部にコイルスプリ
ングからなるバネ材が収納されていることを特徴とする
戸の制動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18533498A JP2927780B2 (ja) | 1997-09-09 | 1998-06-30 | 戸の制動装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24445697 | 1997-09-09 | ||
| JP9-244456 | 1997-09-09 | ||
| JP18533498A JP2927780B2 (ja) | 1997-09-09 | 1998-06-30 | 戸の制動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11148269A JPH11148269A (ja) | 1999-06-02 |
| JP2927780B2 true JP2927780B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=26503045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18533498A Expired - Fee Related JP2927780B2 (ja) | 1997-09-09 | 1998-06-30 | 戸の制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2927780B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3537721B2 (ja) | 1999-12-22 | 2004-06-14 | アトムリビンテック株式会社 | 引戸用制動装置 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005248610A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Harima Sangyo Kk | 引き戸の走行方法およびその装置 |
| JP2010090550A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-22 | Atom Livin Tech Co Ltd | 上吊式の戸の制動装置 |
| JP5650447B2 (ja) * | 2010-07-01 | 2015-01-07 | 株式会社小林製作所 | 引戸の跳ね上げ抑制装置 |
| JP5650450B2 (ja) * | 2010-07-09 | 2015-01-07 | 株式会社小林製作所 | 引戸の跳ね上げ抑制装置 |
| JP5877606B2 (ja) * | 2011-10-18 | 2016-03-08 | 株式会社ムラコシ精工 | 開閉体ブレーキ装置 |
| KR102592617B1 (ko) * | 2018-02-13 | 2023-10-23 | 테르노 스코레볼리 에스.피.에이. 유니페르소날레 | 문과 옷장 문을 슬라이딩으로 움직이기 위한 장치 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP18533498A patent/JP2927780B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3537721B2 (ja) | 1999-12-22 | 2004-06-14 | アトムリビンテック株式会社 | 引戸用制動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11148269A (ja) | 1999-06-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100831102B1 (ko) | 완충장치 | |
| US6629336B2 (en) | Original pressing plate hinge | |
| US4794669A (en) | Elastomeric hinge spring | |
| JP2927780B2 (ja) | 戸の制動装置 | |
| JP2003118369A (ja) | 自動車用ドアチェッカ | |
| US5951083A (en) | Glove box door damper | |
| CN113585899B (zh) | 一种缓冲安全自动关门合页 | |
| WO2006011294A1 (ja) | 引戸の戸閉装置 | |
| US4347645A (en) | Self closing hinge | |
| JP4577121B2 (ja) | 引戸用自動閉止装置 | |
| JP3961531B2 (ja) | 戸の制動装置 | |
| CN112780137B (zh) | 一种具有缓冲定位关闭的铰链 | |
| JPH11303487A (ja) | 自動車用ドアチェッカ | |
| JP2872620B2 (ja) | 戸の制動装置 | |
| JP3904700B2 (ja) | 引戸用制動装置 | |
| JPH07237867A (ja) | エレベータ扉の案内装置 | |
| JP3299518B2 (ja) | 引き戸用ストッパ装置 | |
| JP3462929B2 (ja) | 引き戸用緩衝装置 | |
| JP2003314138A (ja) | 引戸の制動装置 | |
| EP4524353B1 (en) | Buffering device for a door hinge and door hinge | |
| JP2935413B2 (ja) | ド ア | |
| JP3154975B2 (ja) | 引き戸用ストッパ装置 | |
| JP5877606B2 (ja) | 開閉体ブレーキ装置 | |
| KR200284031Y1 (ko) | 도어용 스토퍼 | |
| JP2010090550A (ja) | 上吊式の戸の制動装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 15 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |