JP2945865B2 - カード割り込み処理装置 - Google Patents

カード割り込み処理装置

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JP2945865B2
JP2945865B2 JP8085191A JP8519196A JP2945865B2 JP 2945865 B2 JP2945865 B2 JP 2945865B2 JP 8085191 A JP8085191 A JP 8085191A JP 8519196 A JP8519196 A JP 8519196A JP 2945865 B2 JP2945865 B2 JP 2945865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カード,IDカー
ド等のカードデータを読み込むカードリーダなどに利用
されるカード割り込み処理装置に係わり、特にカードか
ら読み込んだビットシリアルデータに基づいて割り込み
をかけてキャラクタデータを作成する際のデータ処理速
度およびメモリ利用の制約を改善するカード読み込み処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気カード,IDカードなどを含
むカードリーダを用いたシステムの利用例は多数存在す
るが、その1つの利用例を上げれば、学生や会社の従業
員などの寮に電話機を設置し、学生,従業員による電話
機の利用時、その電話機の利用者である学生,従業員を
個別に特定し、電話局側では各人ごとに課金することが
考えられている。
【0003】図8はカードリーダを用いたシステムの概
略構成図である。同図において101は交換機、102
はインタフェィス、103aは電話機本体、103bは
送受話器、104はカードリーダ、105は磁気カー
ド,IDカード等(以下、カードと総称する)である。
【0004】このシステムにおいては、従業員が電話機
本体103aから送受話器103bを取り上げて相手側
加入者番号をダイヤルすると、そのダイヤル信号がイン
タフェィス102を経て交換機101に送られる。この
交換機101では、相手側加入者電話機の使用の有無を
確認し、使用中でなければ相手側加入者電話機との通話
回線を接続し、かつ、課金用メモリに課金情報を格納す
る。
【0005】このとき、従業員は、図9に示すように通
話回線の接続を確認後(A)、自身のカード105を手
にもってカードリーダ104のカード読取経路にそって
走らせると、カードリーダ104は、カード105から
自己のID番号,従業員番号,電話番号等のカードデー
タを読み込み(B)、交換機へ送信可能なデータに変換
し(C)、その変換されたデータを交換機側に送信する
(D)。なお、読み込みエラーや送信エラーが発生する
と、その旨のエラー状態を表示部に表示する(E)。こ
こで、交換機101は、送信されてくるデータから前記
自己のID番号等をメモリに登録し、かつ、発呼者と相
手加入者との通話時間に応じて通話料が逐次課金してい
く。通話終了後、電話機本体103aに送受話器103
bをおくと、通話回線が解放し(F)、また交換機側で
は所定のメモリにID番号等ごとの課金情報を記憶す
る。以後,同一の従業員が通話を行えば、その都度,自
己のID番号等に基づいて課金情報が更新され、電話使
用料の請求対象となる。
【0006】従って、以上のようにカードリーダ104
によりカード105のカードデータを読み込むが、この
カードデータが1ビット単位のシリアルデータで構成さ
れているので、カードリーダ104では、1ビット単位
のシリアルデータを順次読み込みながら1ビットごとに
割り込み信号を発生させ、カード割り込み処理プログラ
ムに基づいて1バイト毎のキャラクタ変換用のデータを
作成する必要がある。
【0007】また、学生,従業員等のカード取扱者はカ
ード105を手にもって手動によりカードリーダ104
のカード読取経路にそって任意の走行速度で走らせるこ
と等から、予め決められた周期で同期をとりながらカー
ドデータを読み込むことが難しい。
【0008】その結果、以上のようなカードの割り込み
処理に関し、次のような条件を満たす必要がある。 (1) 1ビット単位のシリアルデータを検出した後、
割り込み処理プログラムで割り込み処理を実行するが、
このビット毎の割り込み処理時間が80μsec 以内に終
了しなければならないこと。これはカードデータを読み
込む時の読み込み速度に関する規格から定まることであ
る。従って、ビット毎の割り込み処理時間が80μsec
を越えてしまうと、次のビットの割り込み信号が検出不
可となり、ひいてはビット抜けが発生し、異常データと
なってしまう。 (2) また、カードリーダ104は、不特定多数の人
が取り扱うためにカードリーダ本体に外部記憶装置を装
填しながら使用することが難しく、その結果,カードリ
ーダ104の内蔵RAMを使用せざるを得ない。このと
き、カードリーダ自体のコンパクト化等の要請,カード
リーダ自体のハード構成,さらにはコストの低減化等か
ら、市販のコントロールチップRAMや予め規格にそっ
たRAMを使用する場合が多い。しかし、このようなR
AMの場合、演算定数その他必要不可欠な固定データの
記憶領域を除くと、実際に利用できるメモリ容量が非常
に少なくなってしまう。ゆえに、メモリの節約が非常に
重要になってくる。
【0009】しかし、従来のカードリーダ104におい
ては、次のような割り込み処理が行なわれている。その
1つは、図10に示すようにカードリーダ104がカー
ド105のカードデータを読み込むと、ビット単位のシ
リアルデータ有りか否かを判断し(S101)、ビット
シリアルデータが有れば、割り込みをスタートさせ(S
102)、割り込み処理を実行し(S103)、1ビッ
ト目のシリアルデータをRAMの1バイト目に格納す
る。そして、この割り込み処理が終了すると割り込みを
解除する(S104)。引き続き、2ビット目のビット
シリアルデータを検出すればRAMの2バイト目に、3
ビット目のビットシリアルデータを検出すればRAMの
3バイト目に、……と順次格納していく。この一連の処
理はカード105のカードデータ全部について各ビット
ごとにRAM上のバイトを変えながら順次格納してい
く。しかる後、カードデータ全部がRAM上に格納した
後、通常のプログラム処理に移行し(S105)、RA
Mの各バイト領域から順次ビットシリアルデータを読み
出し、8ビットのシリアルデータごとに送信可能なキャ
ラクタデータに変換する。
【0010】他の1つは、図11および図12に示すよ
うに、カードデータの読み込み開始に伴ってカード10
5から1ビット目のシリアルデータを検出すると(S1
11)、割り込み処理をスタートさせた後(S11
2)、RAMのビットカウンタ106(図12a参照)
の内容に従ってビットチェックを行い、1ビット目であ
れば、1ビット目に相当する割り込み処理にジャンプし
(S113)、ジャンプ先である割り込みプログラムに
より割り込み処理を実行する(S1141 )。この割り
込み処理はシフト命令の下に1ビットのシリアルデータ
をビットシフトカウンタ107(図12b参照)に格納
することにより行なう。そして、この割り込み処理後に
割り込みを解除する(S115)。引き続き、次のビッ
トのシリアルデータを検出すると、同様にビットチェッ
クおよびジャンプ処理を行い、2ビット目のシリアルデ
ータであれば、2回シフト命令を出して2ビット目のシ
リアルデータをビットシフトカウンタ107に格納す
る。同様の要領で各ビットシリアルデータをビットシフ
トカウンタ107に格納する。そして、ビットシフトカ
ウンタ107の8ビット全部にシリアルデータが格納さ
れたとき、その内容に基づいてキャラクタデータに変換
し、RAMの該当するキャラクタデータエリアに書き込
み、ビットカウンタ106およびビットシフトカウンタ
107をクリアし、同様に次のビットシリアルデータの
割り込み処理を実行する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような割り込み処理方法では、次のような問題点が指摘
されている。先ず、前者の割り込み処理方法(図10)
は、入口1個、出口1個の関係の下に割り込み処理を行
っているので、あるビットシリアルデータの割り込み処
理の終了後に次のビットのシリアルデータの割り込み処
理を行うことになる。その結果、あるビットのシリアル
データにつき、何ビット目に属するか、さらにビットシ
リアルデータを何バイト目に格納するかを判断している
うちに80μsec を越えてしまう可能性があり、この場
合には次のビットの割り込み検出が不可能となる問題が
ある。
【0012】また、各ビットごとにRAMのバイト領域
を変えてビットシリアルデータを順次格納するので、R
AMの記憶容量が少ないときには適用不可能となる問題
がある。
【0013】次に、後者の割り込み処理方法(図11・
図12)は、同様に入口1個、出口1個の関係の下に割
り込み処理を行っているので、前のビットの割り込み処
理が終了した後でないと次のビットの割り込み処理がで
きないこと、またビットチェック,ジャンプ処理および
シフト処理等による処理手順が多く、ビットが増えるご
とにビットシフト命令が増加するので、0ビット目の場
合には比較的割り込み処理時間が速いが、7ビット目の
場合には8回のビットシフト処理を行なう必要があり、
割り込み処理時間が簡単に80μsec を越えてしまう問
題がある。ゆえに、割り込み時間に制約がある場合には
適用できない。また、カードデータ全部のキャラクタデ
ータを送信するまで、検出データおよび処理過程のデー
タがRAMに順次残しておく必要があるので、例えば2
56バイトの小容量RAMの場合には適用できない問題
がある。
【0014】
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
、カードのビットデータによるデータ作成時の高速処
理を実現するカード割り込み処理装置を提供することに
ある。さらに、本発明の他の目的は、カードのビットデ
ータによるデータ作成時にメモリを効率的に使用可能と
するカード割り込み処理装置を提供することにある。
【0016】
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、磁気カード,IDカード等のビットデータを読み込
むごとに発生する割り込み信号に基づいて前記ビットデ
ータの割り込み処理を実行するカード割り込み処理装置
において、予めビット対応の割り込み処理プログラムを
特定するアドレスおよびこのアドレスの記憶位置を計算
する計算処理プログラムをそれぞれ記憶する記憶手段
と、前記カードのビットデータを読み込むごとにビット
をカウントするビットカウンタと、前記ビットデータを
読み込むごとに前記ビットカウンタのカウント値と前記
計算処理プログラムとを用いて各ビットデータの割り込
み処理を行う前記割り込み処理プログラムのアドレスを
特定する手段とを設けたカード割り込み処理装置であ
る。
【0018】次に、請求項2に対応する発明は、磁気カ
ード,IDカード等のビットデータを読み込むごとに発
生する割り込み信号に基づいて前記ビットデータの割り
込み処理を実行するカード割り込み処理装置において、
予めビット対応の割り込み処理プログラムを特定するア
ドレスおよびこのアドレスの記憶位置を計算する計算処
理プログラムをそれぞれ記憶する第1の記憶手段と、前
記カードのビットデータを読み込むごとにビットをカウ
ントするビットカウンタおよび割り込み処理後のデータ
を記憶するキャラクタカウンタを有する第2の記憶手段
と、前記ビットデータを読み込むごとに前記ビットカウ
ンタのカウント値と前記計算処理プログラムとを用いて
前記割り込み処理プログラムのアドレスを特定する処理
アドレス特定手段と、この処理アドレス特定手段によっ
て特定されるアドレスに対応する割り込み処理プログラ
ムを用いて前記ビットデータの割り込み処理を実行し、
8ビットごとのビットデータの割り込み処理後に前記キ
ャラクタカウンタのバイトデータを+1インクリメント
する割り込み処理実行手段とを設けたカード割り込み処
理装置である。
【0019】
【0020】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は、ビットデ
ータを読み込むごとにビットカウンタのカウント値と予
め定めた計算処理プログラムとを用いて割り込み処理プ
ログラムのアドレスを特定し、各ビットデータの割り込
み処理を実行するので、従来のようなビットチェック、
ジャンプ命令がなくなり、CPUがプログラムされた命
令を実行する為の処理時間を大幅に短縮できる。
【0021】さらに、請求項2に対応する発明は、各ビ
ットデータを読み込むごとにビットカウンタのカウント
値と計算処理プログラムとを用いて割り込み処理プログ
ラムのアドレスを特定し、この特定されたアドレスの割
り込み処理プログラムを用いて該当するビットデータの
割り込み処理を実行し、8ビットごとに順次キャラクタ
カウンタのバイトをインクリメントしてキャラクタデー
タを作成するので、各ビットデータの割り込み処理およ
び処理終了までのデータを保存せずに直ちに割り込み処
理プログラムのアドレスを特定でき、非常に少ない容量
の記憶媒体を用いて割り込み処理およびキャラクタデー
タを作成できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係わるカード割り込み処理方
法の一実施例について図面を参照して説明する。このカ
ード割り込み処理方法は、カードからビットシリアルデ
ータを検出してビット割り込み信号を受けると、図1に
示すように各ビットのシリアルデータを読み込んだ後、
当該ビットのシリアルデータについて何れの割り込み処
理プログラムを実行するか、つまり所定の計算処理プロ
グラムに基づいてビット割り込み処理プログラムのアド
レスを計算する。そして、この計算によってビット割り
込み処理プログラムのアドレスを求めたならば、そのア
ドレスに対応する例えば図1の割り込み処理1にジャン
プし、当該割り込み処理1を実行する。
【0023】この段階で次のビットシリアルデータを読
み込んで同様にビット割り込み処理プログラムのアドレ
スを計算し、ここで得られたアドレスにジャンプして割
り込み処理を実行する。このように順次ビットシリアル
データに基づいてビット割り込み処理プログラムのアド
レスを計算し、この計算により求められたアドレスにジ
ャンプして割り込み処理を実行する。
【0024】従って、このカード割り込み処理方法は、
割り込み処理の入口側が1個であるのに対し、出口側が
1バイトに相当する8ビット,つまり8個の出口を有
し、各ビットごとに割り込み処理を実行し、個別に終了
する方法となっている。
【0025】よって、この処理方法によれば、従来のよ
うなジャンプ命令がなくなり、カードデータの各ビット
データの割り込み処理時間を大幅に短縮できる。次に、
以上のような方法を実現するカード割り込み処理装置の
実施例について図面を参照して説明する。
【0026】図2はカードリーダ内のカード割り込み処
理装置の一実施例を示す構成図である。同図において1
はカードリーダ部であって、これはカード2のカードデ
ータ,つまり1ビット毎のシリアルデータを読み込む毎
に割り込み信号を発生してCPUで構成されるデータ処
理部3に送出し、またカード2から読み込んだビットシ
リアルデータその他のデータをI/Oポート4に送出す
る。
【0027】データ処理部3は、プログラムメモリ5に
格納される割り込み処理プログラム等に基づいて割り込
み処理を実行し、その処理結果を処理データメモリ6に
格納する機能をもっている。一方、I/Oポート4は、
カードリーダ部1から送られてくるカード挿脱信号,ク
ロックデータおよび各ビットのシリアルデータをパラレ
ルに取り込んでデータ処理部3に送出する機能をもって
いる。
【0028】前記プログラムメモリ5は、図3に示すよ
うにROMによって構成され、0ビット目,1ビット
目,…,7ビット目に対応する割り込み処理プログラム
1,割り込み処理プログラム2,…,割り込み処理プロ
グラム8(以下,これら割り込み処理プログラムを単に
処理1,処理2,…,処理8と呼ぶ),種々の処理過程
のデータを前記処理データメモリ6に残さずに処理1,
処理2,…等に対応するアドレスを即座に特定可能とす
る計算処理プログラム11、処理1,処理2,…等のア
ドレスを2バイト単位で順次格納するアドレステーブル
12によって構成されている。
【0029】前記処理データメモリ6は、図4に示すよ
うにRAMによって構成され、スタックエリアを含めて
データ記憶エリアとしては例えば256バイトの記憶容
量を有し、その中には1バイトごとの容量をもったキャ
ラクタデータエリア13,…が例えばカード105の桁
数分例えば70桁相当分有し、さらにビットカウンタ1
4およびキャラクタカウンタ15等が設けられている。
ビットカウンタ14は、各ビットのシリアルデータを検
出するごとに+1インクリメントし、かつ、8つのビッ
トシリアルデータの割り込み処理終了時点でクリアされ
る。また、キャラクタカウンタ15は、8つのビットシ
リアルデータの割り込み処理終了ごとに+1インクリメ
ントする役割をもっている。
【0030】前記データ処理部3は、機能的には図5に
示すごとく、カードリーダ部1からの割り込み信号を受
けるとI/Oポート4からシリアルデータを読込むデー
タ読込み手段31と、前記処理データメモリ6に設けた
ビットカウンタ14のビットデータを読み取るビットデ
ータ読取り手段32と、前記プログラムメモリ5の計算
処理プログラム11に基づいて各ビット割り込み処理プ
ログラムに対応するアドレスを特定する処理アドレス特
定手段33と、この処理アドレス特定手段33によって
特定されたアドレスに格納される割り込み処理,つまり
割り込み処理プログラムを実行する割り込み処理実行手
段34とによって構成されている。
【0031】次に、以上のように構成された装置の動作
を説明する。一般に、データ処理部3は、図示されてい
ないが通常処理命令の下に通常処理が行われている。
【0032】この状態においてカードリーダ部1のカー
ド読取経路にそってカード2を走らせると、カードリー
ダ部1では、図6に示すタイミングで種々のデータを送
出する。同図(a)はカード2の挿入および脱出状態を
知らせるカード挿・脱データであって、カード挿入時に
オンとなり、カード脱出時にオフとなっている。同図
(b)はカード走行時にカード2と接触回転しながら発
生するビット判断用クロック、同図(c)はビットシリ
アルデータ、同図(d)は割り込み信号を示している。
【0033】ここで、データ処理部3は、図7のステッ
プS1のごとき割り込み信号を受けるごとにI/O4か
らビットシリアルデータを読み込んで処理データメモリ
6に保存する一方(S2)、ビットカウンタ14のビッ
トカウント値を読み出し(S3)、プログラムメモリ5
の計算処理プログラム11を用いて図3に示すビットの
割り込み処理プログラムに対応するアドレスを特定する
(S4)。
【0034】具体的に述べると、今、割り込み信号を受
けて0ビット目のシリアルデータを読み込んだとき、ビ
ットカウンタ14のビットカウント値が「0]となって
いるので、計算処理プログラムのプログラム内容が アドレステーブルのアドレス+(ビットカウント値×2
バイト) となっているので、上記計算式から、 1000+(0×2)=1000 となり、アドレステーブル12のアドレス1000に格
納されているアドレスデータ「0]が0ビット目の割り
込み処理1のアドレスとなる。
【0035】また、例え3ビット目のシリアルデータを
読み込んだとき、ビットカウント値が「3]となってい
るので、上記計算処理プログラムに基づいてアドレス計
算を行うと、 1000+(3×2)=1006 となるので、アドレステーブルのアドレス1006に格
納されているアドレスデータ「300]が3ビット目の
割り込み処理4のアドレスとなる。
【0036】そして、以上のようにして例えば1ビット
目のシリアルデータに関する割り込み処理1のアドレス
「0」を特定すると、この特定された処理1を実行する
(S51 )。この割り込み処理1はビットがONなら
ば、1ビット目のシリアルデータをON,つまり「1」
に変換し、キャラクタデータエリア13に格納する。こ
の0ビット目のシリアルデータの割り込み処理の処理終
了後にビットカウンタ14のビットカウント値を「0」
→「1」に設定する。しかる後、次の1ビット目のシリ
アルデータから同様の要領で順次各ビットのシリアルデ
ータの割り込み処理アドレスを特定して割り込み処理
2,3,…を実行し、この割り込み処理結果のデータを
キャラクタデータエリア13に格納し、これら割り込み
処理終了後にビットカウンタ14のビットカウント値を
順次+1インクリメントしていく。
【0037】そして、7ビット目のシリアルデータの割
り込み処理8が終了すると、ビットカウンタ14のビッ
トカウント値をクリアして「0」とする一方、キャラク
タカウンタ15のカウント値を+1インクリメントす
る。その結果、1桁目のキャラクタデータエリア13に
は8ビットの変換データが格納され、1つの文字を構成
するキャラクタデータが格納される。以後,カードデー
タ全部が終了するまで同様の処理を繰り返し実行する。
【0038】従って、以上のような実施例によれば、ビ
ットごとに計算処理プログラムを用いてビットシリアル
データに関する割り込み処理のアドレスを計算し、この
計算結果のアドレスの割り込み処理を実行し、引き続
き、次のビットのシリアルデータに関する割り込み処理
のアドレスを計算し、この計算結果のアドレスの割り込
み処理を実行し、それぞれの割り込み処理後に個別に処
理終了とするので、ジャンプ命令やシフト命令をなくし
て高速度で各ビットシリアルデータの割り込み処理を実
行でき、割り込み処理時間を大幅に短縮でき、各ビット
シリアルデータを確実に検出できる。その結果、各ビッ
トのシリアルデータに関する割り込み信号が発生してか
ら割り込み処理が終了するまで、ほぼ40μsec 程度で
終了させることができる。
【0039】また、割り込み信号を受けるごとに、各ビ
ットごとに計算処理プログラムを用いてビットシリアル
データに関する割り込み処理のアドレスを特定し、この
割り込み処理のアドレスに対応する割り込み処理を実行
し、キャラクタデータエリア13上に各ビットデータご
とにセット/オフセットのデータを格納していくので、
処理ステップを減らし、途中経過のデータを残すことな
く所要とするデータを確実に確保できるので、メモリを
効率的に使用できる。
【0040】
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏する。 請求項1の発明は、カー
ドのビットデータごとに割り込み処理アドレスを迅速に
特定し、割り込み処理を実行するので、ビットチェック
やジャンプ命令がなくなり、ビットデータによるデータ
作成時の高速化を実現できる。
【0042】さらに、請求項2の発明は、ビットデータ
ごとに割り込み処理を実行し、各ビットデータごとにセ
ット/オフセットのデータを格納するので、処理ステッ
プを減らし、メモリを効率的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるカード割り込み処理方法の一実
施例を説明する図。
【図2】本発明に係わるカード割り込み処理装置の一実
施例を示す構成図。
【図3】図2のプログラムメモリのデータ配列を示す
図。
【図4】図2の処理データメモリのデータ配列を示す
図。
【図5】図2のデータ処理部を構成する機能ブロツク
図。
【図6】カードリーダ部にてカードのカードデータを読
み込んだときに発生する各種データのタイムチャート。
【図7】本発明に係わるカード割り込み処理装置の動作
手順を説明する図。
【図8】従来のカードリーダの利用例を説明するカード
リーダを含むシステムの概略構成図。
【図9】図8に示すシステムの動作手順を説明する図。
【図10】従来システムにおけるビットデータに対する
割り込み処理動作のフローチャート。
【図11】従来システムの他の例を説明するビットデー
タに対する割り込み処理動作のフローチャート。
【図12】図11に示す割り込み処理動作時のビットデ
ータのデータ格納状態を説明する図。
【符号の説明】
1…カードリーダ部、2…カード、3…データ処理部、
5…プログラムメモリ、6…処理データメモリ、12…
アドレステーブル、13…キャラクタデータエリア、1
4…ビットカウンタ、15…キャラクタカウンタ、31
…データ読み込み手段、32…ビットデータ読取り手
段、33…処理アドレス特定手段、34…割り込み処理
実行手段。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 9/46 G06K 17/00 G06K 19/00 G06K 1/04 G06K 7/00 G06F 3/08 G06F 12/00 G06F 13/24 G11B 19/00 G11B 20/10 G11B 23/00 G11B 25/04 G11B 27/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードのビットデータを読み込むごとに
    発生する割り込み信号に基づいて前記ビットデータの割
    り込み処理を実行するカード割り込み処理装置におい
    て、 予めビット対応の割り込み処理プログラムを特定するア
    ドレスおよびこのアドレスの記憶位置を計算する計算処
    理プログラムをそれぞれ記憶する記憶手段と、 前記カードのビットデータを読み込むごとにビットをカ
    ウントするビットカウンタと、 前記ビットデータを読み込むごとに前記ビットカウンタ
    のカウント値と前記計算プログラムとを用いて各ビット
    データの割り込み処理を行う前記割り込み処理プログラ
    ムのアドレスを特定する手段と、 を備えたことを特徴とするカード割り込み処理装置。
  2. 【請求項2】 カードのビットデータを読み込むごとに
    発生する割り込み信号に基づいて前記ビットデータの割
    り込み処理を実行するカード割り込み処理装置におい
    て、 予めビット対応の割り込み処理プログラムを特定するア
    ドレスおよびこのアドレスの記憶位置を計算する計算処
    理プログラムをそれぞれ記憶する第1の記憶手段と、 前記カードのビットデータを読み込むごとにビットをカ
    ウントするビットカウンタおよびバイトデータを記憶す
    るキャラクタカウンタを有する第2の記憶手段と、 前記ビットデータを読み込むごとに前記ビットカウンタ
    のカウント値と前記計算処理プログラムとを用いて前記
    割り込み処理プログラムのアドレスを特定する処理アド
    レス特定手段と、 この処理アドレス特定手段によって特定されるアドレス
    に対応する割り込み処理プログラムを用いて前記ビット
    データの割り込み処理を実行し、8ビットごとのビット
    データの割り込み処理後に前記キャラクタカウンタのバ
    イトデータを+1インクリメントする割り込み処理実行
    手段と、 を備えたことを特徴とするカード割り込み処理装置。
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