JP2948443B2 - 連続鋳造におけるモールド内溶湯流動方法および装置 - Google Patents

連続鋳造におけるモールド内溶湯流動方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋼等の金属スラブの連続
鋳造において、縦割れ等の表面欠陥のないスラブを得る
ための、モールド内溶湯流動方法および装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】金属スラブの連続鋳造において、図11
に示すように溶湯1は浸漬ノズル2からモールド3内に
注入され、冷却されたモールド3に沿って凝固シェル4
が形成され引き抜かれてスラブとなる。浸漬ノズル2は
図12(図11A−A視)のように、モールド横断面中
央部に設けられ、モールド内の溶湯1は図11の矢印の
ように、ノズル口から吐出して流動し、メニスカス面5
内では図11および図12の実線矢印に示すように、モ
ールド短辺11から浸漬ノズル2に向かう反転流が生じ
る。
【0003】このような金属スラブの連続鋳造におい
て、凝固シェル4の縦割れ、溶湯内の非金属介在物やメ
ニスカス上のパウダー等に起因する表面疵等、スラブ表
面欠陥の発生対策として、メニスカス面5内で溶湯を流
動させることが、特開平1−22845号公報により提
案され、溶湯流動の手段として電磁撹拌法を用いること
が記載されている。
【0004】従来のモールド内溶湯の電磁撹拌装置は、
図13に示すように、モールド長辺10a および10b
に沿って設けられた電磁撹拌コイル6a および6b によ
り、モールド3内の溶湯に一様な電磁撹拌推力を与える
ものであった。すなわち、電磁撹拌コイル6a は、複数
の磁極12a がモールド長辺6a に沿って配列され、各
磁極12a の間のスロット13a にコイル14a が巻回
されており、電磁撹拌コイル6b も同様に構成されてい
る。各コイル14a および14b は結線ボックス7a お
よび7b を経て3相電源8に接続され、その結線の代表
例は図13に示すようなもので、移動磁界方式の電磁撹
拌推力がメニスカス面5内の溶湯に矢印のように一様に
与えられていた。
【0005】図13の従来装置により、3相電源8の周
波数2Hz、電流400Aとしたときのメニスカス面内
の推力分布を図14に示す。同図は「汎用電磁界数値解
析ソフトウェア」により図示したものであり、矢印は各
升目の領域の推力の向きを矢の向きで、推力の大きさを
矢の長さで示している。図14からわかるように、モー
ルド長辺10に沿う推力の該長辺方向成分は、該長辺の
各位置でほぼ一定である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の金
属スラブの連続鋳造におけるモールド内電磁撹拌装置で
は、電磁撹拌推力は、モールド長辺に沿って溶湯に一様
に与えられるため、実際に得られるメニスカス面内の溶
湯の回転流は、上記反転流と電磁撹拌推力が重なり、図
12の破線矢印のように、モールド短辺11から浸漬ノ
ズル2に向かうときは強く、浸漬ノズル2からモールド
短辺11に向かうときは弱い流れになっていた。このた
め、メニスカス面5内の溶湯流れに澱みが生じ、澱み部
に溶湯内の非金属介在物が集積したり、パウダーが巻き
込まれたりして、スラブ表面の縦割れ等の欠陥対策は十
分なものではなかった。本発明は、鋼等の金属スラブの
連続鋳造において、モールド内の溶湯をメニスカス面内
で一様に回転流動させることにより、縦割れ等の表面欠
陥のないスラブを製造することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、金属スラ
ブの連続鋳造において、モールドの横断面中央部に設け
た浸漬ノズルからモールド内に溶湯を注入しつつ、メニ
スカス面内の2つのモールド長辺に沿って設けた電磁撹
拌コイルにより、溶湯をメニスカス面内で流動させる方
法であって、前記2つのモールド長辺に沿う電磁撹拌推
力を互いに逆向きにし、かつ浸漬ノズルからモールド短
辺に向かう向きの電磁撹拌推力を、モールド短辺から浸
漬ノズルに向かう向きの電磁撹拌推力よりも大きくする
ことにより、メニスカス面内の溶湯に一様な回転流を与
えることを特徴とする。
【0008】また本発明装置は、金属スラブの連続鋳造
において、モールドの横断面中央部に設けた浸漬ノズル
からモールド内に溶湯を注入しつつ、メニスカス面内の
2つのモールド長辺に沿って設けた電磁撹拌コイルによ
り、溶湯をメニスカス面内で流動させる装置であって、
該電磁撹拌コイルと、3相電源と、該電磁撹拌コイルと
該3相電源を接続する結線ボックスとからなり、該電磁
撹拌コイルは複数個の磁極がモールド長辺に沿って配列
され、各磁極にはコイルが巻回された移動磁界方式であ
り、該コイルと前記結線ボックスの配線で構成される回
路が、2つのモールド長辺について浸漬ノズルに対し点
対称であり、各モールド長辺においては該回路は2分割
され、該2分割された回路は互いに並列でかつ異なるイ
ンピーダンスを有していることを特徴とする。
【0009】そして本発明装置は、モールド長辺におい
て2分割された回路が互いに異なるインピーダンスを有
する具体的な手段として、電磁撹拌コイルの各磁極に巻
回されたコイルの接続について3つの態様を示す。第1
は、各コイルが一方の回路ではY結線(星状結線)で接
続され、他方の回路ではΔ結線(環状結線)で接続され
ている。第2は、各コイルがそれぞれ直列に接続され、
かつ両回路を構成するコイルの数を異にしている。第3
は、各コイルが一方の回路では直列に接続され、他方の
回路では並列に接続されている。
【0010】
【作用】本発明法を図1により説明する。図1は、本発
明の対象とする金属スラブの連続鋳造を、メニスカス面
上から見た図であり、横断面が略長方形のモールド3の
該断面中央部に設けられた浸漬ノズル2から溶湯が注入
される。モールド長辺10a および10b に沿って電磁
撹拌コイル6a および6b が設けられており、本発明法
は、この電磁撹拌コイル6a および6b による電磁撹拌
推力の分布を調整することで、メニスカス面5内の溶湯
にモールドに沿った一様な回転流を与えるものである。
【0011】すなわち図1に示すように、電磁撹拌コイ
ル6a により、モールド長辺10aに沿って、モールド
短辺11a から浸漬ノズル2に向かう電磁撹拌推力を
P、浸漬ノズル2からモールド短辺11b に向かう電磁
撹拌推力をQとし、電磁撹拌コイル6b により、モール
ド長辺10b に沿って、モールド短辺11b から浸漬ノ
ズル2に向かう電磁撹拌推力をR、浸漬ノズル2からモ
ールド短辺11a に向かう電磁撹拌推力をSとすると
き、本発明法は、推力Pおよび推力Qと推力Rおよび推
力Sとを互いに逆向きにし、かつ推力Qを推力Pよりも
大きく、推力Sを推力Rよりも大きくする。
【0012】電磁撹拌推力をこのように分布させ、推力
の大きさを調整することにより、メニスカス面内の溶湯
に、上から見て時計回りの一様な回転流が与えられる。
なお図1において、電磁撹拌推力を逆向きにし、推力P
を推力Qよりも大きく、推力Rを推力Sよりも大きくす
ることにより、反時計回りの一様な回転流を与えること
もできる。
【0013】つぎに本発明装置は、図2の例に示すよう
に、モールド長辺10a 側において、電磁撹拌コイル6
a のコイル14a と結線ボックス7a の配線で構成され
る回路がAとBに2分割され、モールド長辺10b 側に
おいて、電磁撹拌コイル6bのコイル14b と結線ボッ
クス7b の配線で構成される回路がCとDに2分割され
ている。そして、回路AおよびBと、回路CおよびDは
浸漬ノズル2に対して点対称であり、回路Aと回路Bは
互いに並列で異なるインピーダンスを有し、回路Cと回
路Dも互いに並列で異なるインピーダンスを有してい
る。
【0014】本発明の請求項3の装置は、図2の例に示
したものである。その回路は、図3のように回路Aおよ
びCはY結線(星状結線)、回路BおよびDはΔ結線
(環状結線)となっており、各回路のインピーダンスは
AおよびCがBおよびDよりも大となっている。このた
め、図2のメニスカス面5内の矢印で示すように、2つ
のモールド長辺10a および10b に沿う電磁撹拌推力
が互いに逆向きで、かつ浸漬ノズル2からモールド短辺
に向かう向きの電磁撹拌推力が、モールド短辺から浸漬
ノズル2に向かう向きの電磁撹拌推力よりも大きい。そ
して、指令ボックス9で、連続鋳造の操業条件に応じた
適正な周波数、電圧、電流等の電磁撹拌条件を設定する
ことにより、メニスカス面5内の溶湯にモールドに沿っ
た一様な回転流が与えられる。
【0015】本発明の請求項4の装置は、図4の例に示
すように、電磁撹拌コイル6のスロット13が片側24
個あり、回路Aおよび回路Cは、15スロットのコイル
が5個ずつそれぞれ直列に接続され、回路Bおよび回路
Dは、9スロットのコイルが3個ずつそれぞれ直列に接
続されており、各回路のインピーダンスはAおよびCが
BおよびDよりも大となっている。このため、電磁撹拌
推力は図4のメニスカス面5内の矢印で示すように分布
し、メニスカス面5内の溶湯に一様な回転流が与えられ
る。
【0016】本発明の請求項5の装置は、図5の例に示
すように、回路Aおよび回路Cを構成する各コイルは直
列に接続され、回路Bおよび回路Dを構成する各コイル
は並列に接続されており、各回路のインピーダンスはA
およびCがBおよびDよりも大となっている。このた
め、電磁撹拌推力は図5のメニスカス面5内の矢印で示
すように分布し、メニスカス面5内の溶湯に一様な回転
流が与えられる。
【0017】以上述べたように、金属スラブの連続鋳造
において、浸漬ノズルから吐出した溶湯は、モールド短
辺に衝突して反転流となり、図12のように、メニスカ
ス面5内では、実線矢印で示すようにモールド短辺11
から浸漬ノズル2に向かう流れとなるが、本発明によれ
ば、図1に示すように、メニスカス面5内において、浸
漬ノズル2からモールド短辺11に向かう電磁撹拌推力
QおよびSを、モールド短辺11から浸漬ノズル2に向
かう電磁撹拌推力PおよびRよりも大きくすることによ
り、メニスカス面5内の溶湯に一様な回転流を与えるこ
とができる。本発明における電磁撹拌の条件は、周波
数、電圧、電流等、電源の条件を指令ボックス9の設定
により調整し、また電磁撹拌コイル6と結線ボックスで
構成される、分割された各回路のインピーダンス設定に
より調整することができる。
【0018】このような本発明により、メニスカス面内
の溶湯に反転流を考慮した適正な電磁撹拌推力を与えら
れ、溶湯はモールド壁に沿って一様に回転流動するの
で、溶湯の澱みがなくなり、溶湯中の非金属介在物の集
積や、メニスカス面上のパウダーの巻き込み等が防止さ
れ、縦割れ等の表面欠陥のない金属スラブを得ることが
できる。
【0019】
【実施例】
(従来例) 図13に示した従来装置において、電磁撹
拌コイル6a および6b の各コイルをそれぞれ2コイル
ずつ直列に接続した従来装置により、同様に回転推力を
与えたときの推力の分布を図6に示す。周波数2Hz、
電流525A、電流密度は電磁撹拌コイル6a, 6b とも
に3.893×106 AT/m2 とした。推力分布は図14
に比べると均一化されているが、この例においても、モ
ールド長辺10に沿う推力の該長辺方向成分は、該長辺
の各位置でほぼ一定であり、溶湯の反転流のため一様な
回転流は得られず、スラブ表面に表面欠陥が発生した。
【0020】(本発明例1) 図2に示した本発明装置
おいて、3相電源の周波数2Hz、電流525A、電流
密度は回路AおよびCを2.248×106 AT/m2 (つ
まりインピーダンスは従来例2の1.73倍になる)、
回路BおよびDを3.893×106 AT/m2 (つまりイ
ンピーダンスは従来例2と同じ)とした。このときのメ
ニスカス面5内の電磁撹拌推力の分布を図7および図8
に示す。図7は前記図14および図6と同様の表示であ
る。図8は推力のモールド長辺10b 方向の成分をグラ
フ化したものであり、推力は最大値を1.0とする比で
示してある。図7および図8より、モールド短辺11か
ら浸漬ノズル2に向かう推力成分は小さく(図8右
側)、浸漬ノズル2からモールド短辺11に向かう推力
成分は大きく(図8左側)なっていることがわかる。し
たがってこのような装置により電磁撹拌を行うと、メニ
スカス面内の溶湯の反転流と同じ向きには小さい推力
が、反対の向きには大きい推力が与えられるので、モー
ルドに沿った一様な回転流が得られ、溶湯流に澱みが生
じることがなく、表面欠陥のない金属スラブが得られ
た。
【0021】(本発明例2) 図4に示した本発明装置
おいて、3相電源の周波数2Hz、電流密度は回路Aお
よびCを2.366×106 AT/m2 (つまりインピーダ
ンスは従来例2の1.65倍となる)、回路BおよびD
を3.893×106 AT/m2(つまりインピーダンスは
従来例2と同じ)とした。このときのメニスカス面5内
の電磁撹拌推力の分布を、本発明例1と同様にして図9
および図10に示す。本例においても、モールド短辺1
1から浸漬ノズル2に向かう推力成分は小さく(図10
右側)、浸漬ノズル2からモールド短辺11に向かう推
力成分は大きく(図10左側)なっていることがわか
る。したがって、このような装置により電磁撹拌を行う
と、メニスカス面内の溶湯の反転流と同じ向きには小さ
い推力が、反対の向きには大きい推力が与えられるの
で、モールドに沿った一様な回転流が得られ、溶湯流に
澱みが生じることがなく、表面欠陥のない金属スラブが
得られた。
【0022】(本発明例3) 図5に示した本発明装置
おいて、3相電源の周波数2Hz、電流密度は回路Aお
よびCを0.973×106 AT/m2 (つまりインピーダ
ンスは従来例2の4倍となる)、回路BおよびDを3.
893×106 AT/m2 (つまりインピーダンスは従来例
2と同じ)とした。このときのメニスカス面5内の電磁
撹拌推力の分布も、本発明例1および本発明例2と同
様、モールド短辺11から浸漬ノズル2に向かう推力成
分は小さく、浸漬ノズル2からモールド短辺11に向か
う推力成分は大きくなっており、モールドに沿った一様
な回転流が得られ、溶湯流に澱みが生じることがなく、
表面欠陥のない金属スラブが得られた。
【0023】
【発明の効果】本発明により、鋼等の金属スラブの連続
鋳造において、モールド内溶湯の反転流を考慮した電磁
撹拌推力の適正な分布を、既存の3相電源により簡単な
構成で実現することができる。その結果、従来のモール
ド内電磁撹拌装置の改造によっても、メニスカス面内の
溶湯を一様に回転流動させることができ、縦割れ等の表
面欠陥のない金属スラブが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明法の説明図である。
【図2】本発明装置例の断面図および回路図である。
【図3】本発明装置例の回路図である。
【図4】本発明装置の別の例の断面図および回路図であ
る。
【図5】本発明装置の別の例の断面図および回路図であ
る。
【図6】従来例における電磁撹拌推力の分布を示す図で
ある。
【図7】本発明例における電磁撹拌推力の分布を示す図
である。
【図8】本発明例における電磁撹拌推力の分布を示すグ
ラフである。
【図9】本発明例における電磁撹拌推力の分布を示す図
である。
【図10】本発明例における電磁撹拌推力の分布を示す
グラフである。
【図11】従来の連続鋳造におけるモールド内の状況を
示す説明図である。
【図12】図11のA−A矢視図である。
【図13】従来装置例の断面図および回路図である。
【図14】従来装置例における電磁撹拌推力の分布を示
す図である。
【符号の説明】
1:溶湯 2:浸漬ノズル 3:モールド 4:凝固シェル 5:メニスカス面 6:電磁撹拌コイル 7:結線ボックス 8:3相電源 9:指令ボックス 10:モールド長辺 11:モールド短辺 12:磁極 13:スロット 14:コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植山 高次 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社 技術開発本部内 (56)参考文献 特開 平2−89544(JP,A) 特開 昭64−66055(JP,A) 特開 昭63−119959(JP,A) 特開 昭62−207543(JP,A) 特開 昭61−14053(JP,A) 特開 昭61−14052(JP,A) 特開 昭60−72652(JP,A) 特開 平6−182518(JP,A) 特開 昭51−23433(JP,A) 特開 平6−182517(JP,A) 特開 平6−607(JP,A) 特開 平5−329594(JP,A) 特開 昭58−100955(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 11/10 350 B22D 27/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属スラブの連続鋳造において、モール
    ドの横断面中央部に設けた浸漬ノズルからモールド内に
    溶湯を注入しつつ、メニスカス面内の2つのモールド長
    辺に沿って設けた電磁撹拌コイルにより、溶湯をメニス
    カス面内で流動させる方法であって、前記2つのモール
    ド長辺に沿う電磁撹拌推力を互いに逆向きにし、かつ浸
    漬ノズルからモールド短辺に向かう向きの電磁撹拌推力
    を、モールド短辺から浸漬ノズルに向かう向きの電磁撹
    拌推力よりも大きくすることにより、メニスカス面内の
    溶湯に一様な回転流を与えることを特徴とする連続鋳造
    におけるモールド内溶湯流動方法。
  2. 【請求項2】 金属スラブの連続鋳造において、モール
    ドの横断面中央部に設けた浸漬ノズルからモールド内に
    溶湯を注入しつつ、メニスカス面内の2つのモールド長
    辺に沿って設けた電磁撹拌コイルにより、溶湯をメニス
    カス面内で流動させる装置であって、該電磁撹拌コイル
    と、3相電源と、該電磁撹拌コイルと該3相電源を接続
    する結線ボックスとからなり、該電磁撹拌コイルは複数
    個の磁極がモールド長辺に沿って配列され、各磁極には
    コイルが巻回された移動磁界方式であり、該コイルと前
    記結線ボックスの配線で構成される回路が、2つのモー
    ルド長辺について浸漬ノズルに対し点対称であり、各モ
    ールド長辺においては該回路は2分割され、該2分割さ
    れた回路は互いに並列でかつ異なるインピーダンスを有
    していることを特徴とする連続鋳造におけるモールド内
    溶湯流動装置。
  3. 【請求項3】 モールド長辺において2分割された回路
    を構成する各コイルが、一方の回路ではY結線で接続さ
    れ、他方の回路ではΔ結線で接続されていることを特徴
    とする請求項2記載の連続鋳造におけるモールド内溶湯
    流動装置。
  4. 【請求項4】 モールド長辺において2分割された回路
    を構成する各コイルが、それぞれ直列に接続され、かつ
    両回路を構成するコイルの数を異にしていることを特徴
    とする請求項2記載の連続鋳造におけるモールド内溶湯
    流動装置。
  5. 【請求項5】 モールド長辺において2分割された回路
    を構成する各コイルが、一方の回路では直列に接続さ
    れ、他方の回路では並列に接続されていることを特徴と
    する請求項2記載の連続鋳造におけるモールド内溶湯流
    動装置。
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