JP2950246B2 - 複合型薄膜磁気ヘッド - Google Patents
複合型薄膜磁気ヘッドInfo
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- JP2950246B2 JP2950246B2 JP21339796A JP21339796A JP2950246B2 JP 2950246 B2 JP2950246 B2 JP 2950246B2 JP 21339796 A JP21339796 A JP 21339796A JP 21339796 A JP21339796 A JP 21339796A JP 2950246 B2 JP2950246 B2 JP 2950246B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合型薄膜磁気ヘ
ッドに係り、とくに磁気抵抗効果を用いた再生ヘッドと
インダクティブ型の記録ヘッドとを備え、バルクハウゼ
ンノイズの低減を図った複合型薄膜磁気ヘッドに関する
ものである。
ッドに係り、とくに磁気抵抗効果を用いた再生ヘッドと
インダクティブ型の記録ヘッドとを備え、バルクハウゼ
ンノイズの低減を図った複合型薄膜磁気ヘッドに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置における記録容
量の増大には目を見張るものがある。この記録容量の増
大は、主として磁気記録密度の向上によるものである。
磁気記録密度が向上するに連れて、一般には、磁気ヘッ
ドで再生する信号出力が低下する。これを改善するため
に、従来のインダクティブ型の再生磁気ヘッドに代わる
ものとして磁気抵抗効果型の再生磁気ヘッドが実用に供
せられるようになっている。
量の増大には目を見張るものがある。この記録容量の増
大は、主として磁気記録密度の向上によるものである。
磁気記録密度が向上するに連れて、一般には、磁気ヘッ
ドで再生する信号出力が低下する。これを改善するため
に、従来のインダクティブ型の再生磁気ヘッドに代わる
ものとして磁気抵抗効果型の再生磁気ヘッドが実用に供
せられるようになっている。
【0003】磁気記録を行うには、この磁気抵抗効果型
再生ヘッドに隣接して、インダクティブ型磁気ヘッドが
設けられているものが用いられる。このような構造を持
つ記録再生ヘッドを、磁気抵抗効果・インダクティブ複
合型薄膜磁気ヘッドと称する。以下、簡単のために複合
型薄膜磁気ヘッド(又はMR複合ヘッド)と称すことに
する。
再生ヘッドに隣接して、インダクティブ型磁気ヘッドが
設けられているものが用いられる。このような構造を持
つ記録再生ヘッドを、磁気抵抗効果・インダクティブ複
合型薄膜磁気ヘッドと称する。以下、簡単のために複合
型薄膜磁気ヘッド(又はMR複合ヘッド)と称すことに
する。
【0004】ここで、再生ヘッドであるが、上記磁気抵
抗効果型再生ヘッドは、一般に磁気抵抗効果感磁素子と
してNiFeの如き磁気抵抗効果を示す薄膜で形成され
たパタ−ンと、そのパタ−ンの抵抗値の印加磁界に対す
る応答の直線性を得るためのバイアス磁界印加手段を有
している。バイアス磁界印加手段としては、磁気抵抗効
果感磁気素子に近接した軟磁性薄膜をセンス電流で磁化
し且つその磁化から発生する磁界を利用するソフト膜バ
イアス手段、或いは感磁素子を磁気シールド間隙の中央
からずらせることでセンス電流鏡像効果の非対称性から
生じる磁界を利用する非対称シールドバイアス手段が、
一般によく知られている。
抗効果型再生ヘッドは、一般に磁気抵抗効果感磁素子と
してNiFeの如き磁気抵抗効果を示す薄膜で形成され
たパタ−ンと、そのパタ−ンの抵抗値の印加磁界に対す
る応答の直線性を得るためのバイアス磁界印加手段を有
している。バイアス磁界印加手段としては、磁気抵抗効
果感磁気素子に近接した軟磁性薄膜をセンス電流で磁化
し且つその磁化から発生する磁界を利用するソフト膜バ
イアス手段、或いは感磁素子を磁気シールド間隙の中央
からずらせることでセンス電流鏡像効果の非対称性から
生じる磁界を利用する非対称シールドバイアス手段が、
一般によく知られている。
【0005】この非対称シールドバイアス手段を有する
MR複合ヘッドの従来例を、図5に示す。この図5に示
す従来例では、同図の下方から上方に、磁気シールドと
しての第1のシールドパタ−ン101,第1の絶縁層1
02,感磁素子(磁気抵抗効果感磁素子)103,第2
の絶縁層104,磁気シールドとして機能する第2のシ
ールドパタ−ン105が、順次積層されている。更に、
記録ギャップ層106,励磁コイル107および記録ヨ
ークパタ−ン108が、順次積層されている。
MR複合ヘッドの従来例を、図5に示す。この図5に示
す従来例では、同図の下方から上方に、磁気シールドと
しての第1のシールドパタ−ン101,第1の絶縁層1
02,感磁素子(磁気抵抗効果感磁素子)103,第2
の絶縁層104,磁気シールドとして機能する第2のシ
ールドパタ−ン105が、順次積層されている。更に、
記録ギャップ層106,励磁コイル107および記録ヨ
ークパタ−ン108が、順次積層されている。
【0006】ここで、第1の絶縁層102の厚さは第2
の絶縁層104の厚さよりも薄く設定され、これによっ
て感磁素子103がシールドパタ−ン間隙の中央部より
も第1のシールドパタ−ン101寄りに配置されてい
る。
の絶縁層104の厚さよりも薄く設定され、これによっ
て感磁素子103がシールドパタ−ン間隙の中央部より
も第1のシールドパタ−ン101寄りに配置されてい
る。
【0007】上記感磁素子103にセンス電流を印加す
ると、磁気シールドが作るセンス電流の鏡像から発生す
る磁界と感磁素子103との関係を分析すると、第1の
シールドパタ−ン101の鏡像が感磁素子103に近い
ために当該感磁素子103に印加される磁界は、第2の
シールドパタ−ン105からの磁界よりも強く、結果と
し感磁素子103にはバイアス磁界が印加されることと
なる。
ると、磁気シールドが作るセンス電流の鏡像から発生す
る磁界と感磁素子103との関係を分析すると、第1の
シールドパタ−ン101の鏡像が感磁素子103に近い
ために当該感磁素子103に印加される磁界は、第2の
シールドパタ−ン105からの磁界よりも強く、結果と
し感磁素子103にはバイアス磁界が印加されることと
なる。
【0008】このような磁気抵抗効果型再生ヘッドの再
生動作において、感磁素子103の磁区硬構造に関連す
るバルクハウゼンノイズによる再生出力の変動現象がし
ばしば観察される。この解決のために、特開昭63−9
6714号公報では、感磁素子の磁気異方性の方向をコ
ントロールする技術が開示されている。
生動作において、感磁素子103の磁区硬構造に関連す
るバルクハウゼンノイズによる再生出力の変動現象がし
ばしば観察される。この解決のために、特開昭63−9
6714号公報では、感磁素子の磁気異方性の方向をコ
ントロールする技術が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MR複
合ヘッドのように記録ヘッドが近傍に配置された場合、
感磁素子の磁気異方性の制御のみでは、再生出力の変動
の制御には不十分であった。更に、このような磁気ヘッ
ドを搭載した場合には磁気ディスク装置のデータエラー
が増加する。そして、再生出力の変動の程度によっては
装置の誤動作を生じる。このような現象は、一般に、ヘ
ッドの構成材料である磁気抵抗効果感磁素子、磁気シー
ルド材料等の磁区構造の不規則な変化に伴うバルクハウ
ゼンノイズによるものであると理解されている。
合ヘッドのように記録ヘッドが近傍に配置された場合、
感磁素子の磁気異方性の制御のみでは、再生出力の変動
の制御には不十分であった。更に、このような磁気ヘッ
ドを搭載した場合には磁気ディスク装置のデータエラー
が増加する。そして、再生出力の変動の程度によっては
装置の誤動作を生じる。このような現象は、一般に、ヘ
ッドの構成材料である磁気抵抗効果感磁素子、磁気シー
ルド材料等の磁区構造の不規則な変化に伴うバルクハウ
ゼンノイズによるものであると理解されている。
【0010】そして、MR複合ヘッドでも、従来のイン
ダクティブ型ヘッドと同様に、再生動作のみでは、出力
変動は少なく、記録動作を行なうと再生出力の変動を生
じやすいという不都合があった。
ダクティブ型ヘッドと同様に、再生動作のみでは、出力
変動は少なく、記録動作を行なうと再生出力の変動を生
じやすいという不都合があった。
【0011】更に、従来の非対称シールド型のMR複合
ヘッドでは、記録動作を行なうと、第1のシールドパタ
ーン101は第2のシールドパターン105に絶縁層を
介してきわめて近接しているため、図6に示すように当
該第2のシールドパターン105と同様に強く磁化され
る。ここで、矢印は磁気の流れを示す。このため、この
第1のシールドパターン101の近くに配置されている
磁気抵抗効果感磁素子103にも、強い磁界が加わり、
当該感磁素子53の磁区構造が変化する。この感磁素子
53の磁区構造が変化すると、当該感磁素子53の抵抗
値が変動し、このため、再生出力が変動するという不都
合が生じていた。
ヘッドでは、記録動作を行なうと、第1のシールドパタ
ーン101は第2のシールドパターン105に絶縁層を
介してきわめて近接しているため、図6に示すように当
該第2のシールドパターン105と同様に強く磁化され
る。ここで、矢印は磁気の流れを示す。このため、この
第1のシールドパターン101の近くに配置されている
磁気抵抗効果感磁素子103にも、強い磁界が加わり、
当該感磁素子53の磁区構造が変化する。この感磁素子
53の磁区構造が変化すると、当該感磁素子53の抵抗
値が変動し、このため、再生出力が変動するという不都
合が生じていた。
【0012】また、第1のシールドパターン51の自体
の磁区構造も、記録時に変化することにより鏡像効果が
変化し、磁気抵抗効果感磁素子53に印加されるバイア
ス磁界も変化する。このバイアス磁界の変化は、当該感
磁素子53の再生感度を変化させ、かかる点においても
再生出力が変動するという不都合が生じていた。
の磁区構造も、記録時に変化することにより鏡像効果が
変化し、磁気抵抗効果感磁素子53に印加されるバイア
ス磁界も変化する。このバイアス磁界の変化は、当該感
磁素子53の再生感度を変化させ、かかる点においても
再生出力が変動するという不都合が生じていた。
【0013】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに再生出力の変動を少なくし、これによ
って動作の安定した信頼性の高い複合型薄膜磁気ヘッド
を提供することを、その目的とする。
を改善し、とくに再生出力の変動を少なくし、これによ
って動作の安定した信頼性の高い複合型薄膜磁気ヘッド
を提供することを、その目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、基板部材上に、第1のシ
ールドパタン,第1の絶縁層,再生用の磁気抵抗効果型
感磁素子,第2の絶縁層,および第2のシールドパタン
を順次積層する。また、磁気抵抗効果型感磁素子と当該
磁気抵抗効果型感磁素子を介して積層された第1の絶縁
層および第2の絶縁層とによって磁気抵抗効果型再生ヘ
ッド部を形成する。更に、第2のシールパタンに磁気記
録ギャップ層を介して記録ヨークパタンを配置すると共
に、この記録ヨークパタンと第2のシールパタンとの間
に励磁コイルを装備することにより記録ヘッド部を形成
する。そして、第1のシールドパタンと第2のシールド
パタンとの間隙を、記録媒体対向部にある磁気抵抗効果
型感磁素子部分を除いて、当該磁気抵抗効果型感磁素子
部分の間隙よりも大きく設定する。更に、前述した第1
のシールドパタンと第2のシールドパタンとの間の間隙
部分に、前述した記録媒体対向部にある磁気抵抗効果型
感磁素子部分を除いて、非磁性絶縁層を埋め込む、とい
う構成を採っている。
め、請求項1記載の発明では、基板部材上に、第1のシ
ールドパタン,第1の絶縁層,再生用の磁気抵抗効果型
感磁素子,第2の絶縁層,および第2のシールドパタン
を順次積層する。また、磁気抵抗効果型感磁素子と当該
磁気抵抗効果型感磁素子を介して積層された第1の絶縁
層および第2の絶縁層とによって磁気抵抗効果型再生ヘ
ッド部を形成する。更に、第2のシールパタンに磁気記
録ギャップ層を介して記録ヨークパタンを配置すると共
に、この記録ヨークパタンと第2のシールパタンとの間
に励磁コイルを装備することにより記録ヘッド部を形成
する。そして、第1のシールドパタンと第2のシールド
パタンとの間隙を、記録媒体対向部にある磁気抵抗効果
型感磁素子部分を除いて、当該磁気抵抗効果型感磁素子
部分の間隙よりも大きく設定する。更に、前述した第1
のシールドパタンと第2のシールドパタンとの間の間隙
部分に、前述した記録媒体対向部にある磁気抵抗効果型
感磁素子部分を除いて、非磁性絶縁層を埋め込む、とい
う構成を採っている。
【0015】このため、この請求項1記載の発明では、
記録動作時には、まず、励磁コイルから発生する電流磁
界によってヨークパターンと第2のシールドパターンが
強く磁化される。この場合、第1のシールドパターン
は、その大部分が第2のシールドパターンから十分に離
れているため、殆ど磁化されることは無い。従って、感
磁素子が第1のシールドパタンに近くあっても、それに
よる不要磁界を受けることは少ない。また、強く磁化さ
れた第2のシールドパタンから比較的遠く離れているた
め、感磁素子に印加される不要磁界は小さくてすむ。
又、非磁性絶縁層の作用により磁気抵抗効果型感磁素子
部が受ける記録時の不要磁界は更に低減されるため、再
生出力は更に安定する。
記録動作時には、まず、励磁コイルから発生する電流磁
界によってヨークパターンと第2のシールドパターンが
強く磁化される。この場合、第1のシールドパターン
は、その大部分が第2のシールドパターンから十分に離
れているため、殆ど磁化されることは無い。従って、感
磁素子が第1のシールドパタンに近くあっても、それに
よる不要磁界を受けることは少ない。また、強く磁化さ
れた第2のシールドパタンから比較的遠く離れているた
め、感磁素子に印加される不要磁界は小さくてすむ。
又、非磁性絶縁層の作用により磁気抵抗効果型感磁素子
部が受ける記録時の不要磁界は更に低減されるため、再
生出力は更に安定する。
【0016】即ち、磁気抵抗効果型感磁素子が受ける記
録時の不要磁界は、大幅に低減される。したがって、記
録動作後の感磁素子の磁区状態の変化は小さく、当該感
磁素子による再生出力の変動は従来のものに比較して著
しく小さい。
録時の不要磁界は、大幅に低減される。したがって、記
録動作後の感磁素子の磁区状態の変化は小さく、当該感
磁素子による再生出力の変動は従来のものに比較して著
しく小さい。
【0017】請求項2記載の発明では、前述した請求項
1記載の発明の場合と同様に、まず基板部材上に、第1
のシールドパタン,第1の絶縁層,再生用の磁気抵抗効
果型感磁素子,第2の絶縁層,および第2のシールドパ
タンが順次積層されている。また、磁気抵抗効果型感磁
素子と当該磁気抵抗効果型感磁素子を介して積層された
第1の絶縁層および第2の絶縁層とによって、磁気抵抗
効果型再生ヘッド部が形成される。更に、第2のシール
パタンに磁気記録ギャップ層を介して記録ヨークパタン
を配置すると共に、この記録ヨークパタンと第2のシー
ルパタンとの間に励磁コイルを装備することにより記録
ヘッド部が形成される。そして、第1のシールドパタン
と第2のシールドパタンとの間隙を、記録媒体対向部に
ある磁気抵抗効果型感磁素子部分を除いて、当該磁気抵
抗効果型感磁素子部分の間隙よりも大きく設定する。更
に、前述した磁気抵抗効果型再生ヘッド部における第1
の絶縁層を,第2の絶縁層よりも薄く設定してなる非対
称シールド型磁気抵抗効果型再生ヘッド部とすると共
に、第1のシールドパタンと第2のシールドパタンとの
間の間隙部分に、前述した記録媒体対向部にある磁気抵
抗効果型感磁素子部分を除いて、非磁性絶縁層を埋め込
む、という構成を採っている。
1記載の発明の場合と同様に、まず基板部材上に、第1
のシールドパタン,第1の絶縁層,再生用の磁気抵抗効
果型感磁素子,第2の絶縁層,および第2のシールドパ
タンが順次積層されている。また、磁気抵抗効果型感磁
素子と当該磁気抵抗効果型感磁素子を介して積層された
第1の絶縁層および第2の絶縁層とによって、磁気抵抗
効果型再生ヘッド部が形成される。更に、第2のシール
パタンに磁気記録ギャップ層を介して記録ヨークパタン
を配置すると共に、この記録ヨークパタンと第2のシー
ルパタンとの間に励磁コイルを装備することにより記録
ヘッド部が形成される。そして、第1のシールドパタン
と第2のシールドパタンとの間隙を、記録媒体対向部に
ある磁気抵抗効果型感磁素子部分を除いて、当該磁気抵
抗効果型感磁素子部分の間隙よりも大きく設定する。更
に、前述した磁気抵抗効果型再生ヘッド部における第1
の絶縁層を,第2の絶縁層よりも薄く設定してなる非対
称シールド型磁気抵抗効果型再生ヘッド部とすると共
に、第1のシールドパタンと第2のシールドパタンとの
間の間隙部分に、前述した記録媒体対向部にある磁気抵
抗効果型感磁素子部分を除いて、非磁性絶縁層を埋め込
む、という構成を採っている。
【0018】このため、この請求項2記載の発明では、
磁気抵抗効果型再生ヘッド部の磁気抵抗効果型感磁素子
部が、励磁コイルから更に離れた状態となっており、当
該感磁素子が受ける記録時の不要磁界は前述した請求項
1記載の場合よりも更に低減されるため、再生出力は請
求項1記載の発明場合よりも更に安定する。
磁気抵抗効果型再生ヘッド部の磁気抵抗効果型感磁素子
部が、励磁コイルから更に離れた状態となっており、当
該感磁素子が受ける記録時の不要磁界は前述した請求項
1記載の場合よりも更に低減されるため、再生出力は請
求項1記載の発明場合よりも更に安定する。
【0019】請求項3記載の発明では、前述した請求項
1又は2記載の複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、前述し
た第2のシールドパタンを平面状に形成すると共に、第
1のシールドパタンを、記録媒体対向部にある磁気抵抗
効果型感磁素子部分を除いて、第2のシールドパタンか
ら離れるように一部曲折した状態に形成する、という構
成を採っている。
1又は2記載の複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、前述し
た第2のシールドパタンを平面状に形成すると共に、第
1のシールドパタンを、記録媒体対向部にある磁気抵抗
効果型感磁素子部分を除いて、第2のシールドパタンか
ら離れるように一部曲折した状態に形成する、という構
成を採っている。
【0020】このため、この請求項3記載の発明では、
前述した請求項1又は2記載の発明の場合と同様に機能
するほか、磁気抵抗効果型感磁素子部が受ける記録時の
不要磁界野影響を更に確実に低減することができ、安定
した再生出力を得ることができる。
前述した請求項1又は2記載の発明の場合と同様に機能
するほか、磁気抵抗効果型感磁素子部が受ける記録時の
不要磁界野影響を更に確実に低減することができ、安定
した再生出力を得ることができる。
【0021】請求項4記載の発明では、前述した請求項
1又は2記載の複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、第1の
シールドパタンを平面状に形成すると共に、第2のシー
ルドパタンを、前述した記録媒体対向部にある磁気抵抗
効果型感磁素子部分を除いて、第1のシールドパタンか
ら離れるように一部曲折した状態に形成する、という構
成を採っている。
1又は2記載の複合型薄膜磁気ヘッドにおいて、第1の
シールドパタンを平面状に形成すると共に、第2のシー
ルドパタンを、前述した記録媒体対向部にある磁気抵抗
効果型感磁素子部分を除いて、第1のシールドパタンか
ら離れるように一部曲折した状態に形成する、という構
成を採っている。
【0022】このようにしても、この請求項4記載の発
明では、前述した請求項3記載の発明と同等の機能を得
ることができる。
明では、前述した請求項3記載の発明と同等の機能を得
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態) 以下、本発明の第1の実施の形態を図1に基づいて説明
する。この図1において、符号100は基板部材を示
す。この基板部材100上には、軟磁性シールドパタン
からなる第1のシールドパタン1と、第1の絶縁層2
と、再生用の磁気抵抗効果型感磁素子(以下「感磁素
子」という)3と、第2の絶縁層4と、軟磁性シールド
パタンからなる第2のシールドパタン5とが、順次積層
されている。
する。この図1において、符号100は基板部材を示
す。この基板部材100上には、軟磁性シールドパタン
からなる第1のシールドパタン1と、第1の絶縁層2
と、再生用の磁気抵抗効果型感磁素子(以下「感磁素
子」という)3と、第2の絶縁層4と、軟磁性シールド
パタンからなる第2のシールドパタン5とが、順次積層
されている。
【0024】この場合、感磁素子3を介して積層された
第1の絶縁層2が第2の絶縁層4よりも薄く設定されて
非対称シールド型の磁気抵抗効果型再生ヘッド部が形成
されている。又、前述した第2のシールパタン5に磁気
記録ギャップ6を介して記録ヨークパタン8を配置する
と共に、この記録ヨークパタン8と前述した第2のシー
ルパタン5との間にギャップ部絶縁層7Aおよび励磁コ
イルパタン7を装備することにより記録ヘッド部が形成
されている。
第1の絶縁層2が第2の絶縁層4よりも薄く設定されて
非対称シールド型の磁気抵抗効果型再生ヘッド部が形成
されている。又、前述した第2のシールパタン5に磁気
記録ギャップ6を介して記録ヨークパタン8を配置する
と共に、この記録ヨークパタン8と前述した第2のシー
ルパタン5との間にギャップ部絶縁層7Aおよび励磁コ
イルパタン7を装備することにより記録ヘッド部が形成
されている。
【0025】そして、前述した第1のシールドパタン1
と第2のシールドパタン5との間の間隙は、前述した記
録媒体対向部にある感磁素子3部分を除いて、当該感磁
素子3部分の間隙よりも大きく設定されている。
と第2のシールドパタン5との間の間隙は、前述した記
録媒体対向部にある感磁素子3部分を除いて、当該感磁
素子3部分の間隙よりも大きく設定されている。
【0026】これを更に詳述すると、この第1のシール
ドパタン1と第2のシールドパタン5との間の間隙は、
この図1に示す実施形態にあっては、上記第1のシール
ドパタン1又は第2のシールドパタン5の厚さよりも大
きく形成されているが、本発明は必ずしもこれに限定す
るものではない。更に、第1のシールドパタン1と第2
のシールドパタン5との間隙の広げられた部分には、平
坦埋め込み領域11が設けられ、この平坦埋め込み領域
11に平坦埋め込み層として非磁性部材からなる非磁性
絶縁層(非磁性且つ電気的絶縁層)11Aが埋め込まれ
ている。
ドパタン1と第2のシールドパタン5との間の間隙は、
この図1に示す実施形態にあっては、上記第1のシール
ドパタン1又は第2のシールドパタン5の厚さよりも大
きく形成されているが、本発明は必ずしもこれに限定す
るものではない。更に、第1のシールドパタン1と第2
のシールドパタン5との間隙の広げられた部分には、平
坦埋め込み領域11が設けられ、この平坦埋め込み領域
11に平坦埋め込み層として非磁性部材からなる非磁性
絶縁層(非磁性且つ電気的絶縁層)11Aが埋め込まれ
ている。
【0027】また、前述した記録媒体対向部にある感磁
素子3部分における第1のシールドパタン1と基板部材
100との間には、感磁素子3と同等の素材又非磁性部
材からなる絶縁部材(非磁性且つ電気的絶縁部材)が埋
め込れた凸領域100Aが設けられている。この凸領域
100Aの高さは、前述した第2のシールドパタン5の
厚さとほぼ同一に設定されている。
素子3部分における第1のシールドパタン1と基板部材
100との間には、感磁素子3と同等の素材又非磁性部
材からなる絶縁部材(非磁性且つ電気的絶縁部材)が埋
め込れた凸領域100Aが設けられている。この凸領域
100Aの高さは、前述した第2のシールドパタン5の
厚さとほぼ同一に設定されている。
【0028】次に、この第1の実施形態の形成工程およ
び記録動作等について説明する。この第1の実施形態で
は、第1のシールドパタン1の形成前に、まず、基板材
100を掘り込んで前述した感磁素子部を凸領域100
Aとして残す作業が行われる。この凸領域100Aの高
さは、前述したように、第2のシールドパタン5の厚さ
にほぼ等しくする。次に、第1のシールドパタン1を形
成し、凸領域100Aの厚さ以上の非磁性絶縁部材を付
与し、平面ラップもしくはエッチバック法で平坦化を行
なって、非磁性絶縁層(平坦化埋め込み層)11Aを形
成する。次いで、第1の絶縁層2,感磁素子3,第2の
絶縁層4,第2のシールドパタン5,記録ギャップ6,
ギャップ部絶縁層7A,および励磁コイルパタン7を形
成する。
び記録動作等について説明する。この第1の実施形態で
は、第1のシールドパタン1の形成前に、まず、基板材
100を掘り込んで前述した感磁素子部を凸領域100
Aとして残す作業が行われる。この凸領域100Aの高
さは、前述したように、第2のシールドパタン5の厚さ
にほぼ等しくする。次に、第1のシールドパタン1を形
成し、凸領域100Aの厚さ以上の非磁性絶縁部材を付
与し、平面ラップもしくはエッチバック法で平坦化を行
なって、非磁性絶縁層(平坦化埋め込み層)11Aを形
成する。次いで、第1の絶縁層2,感磁素子3,第2の
絶縁層4,第2のシールドパタン5,記録ギャップ6,
ギャップ部絶縁層7A,および励磁コイルパタン7を形
成する。
【0029】記録動作時には、励磁コイルパタン7に電
流パルスを印加する。そして、まず、励磁コイルパタン
7から発生する電流磁界により、記録ヨークパタン8と
第2のシールドパタン5が強く磁化される。この場合、
本実施形態にあっては、第1のシールドパタン1は、そ
の大部分が第2のシールドパタン5から十分に離れてい
るため、殆ど磁化されることは無い。従って、感磁素子
3が第1のシールドパタン1に近くあっても、それによ
る不要磁界を受けることは少ない。また、強く磁化され
た第2のシールドパタン5から比較的遠く離れているた
め、感磁素子3に印加される不要磁界は小さくてすむ。
流パルスを印加する。そして、まず、励磁コイルパタン
7から発生する電流磁界により、記録ヨークパタン8と
第2のシールドパタン5が強く磁化される。この場合、
本実施形態にあっては、第1のシールドパタン1は、そ
の大部分が第2のシールドパタン5から十分に離れてい
るため、殆ど磁化されることは無い。従って、感磁素子
3が第1のシールドパタン1に近くあっても、それによ
る不要磁界を受けることは少ない。また、強く磁化され
た第2のシールドパタン5から比較的遠く離れているた
め、感磁素子3に印加される不要磁界は小さくてすむ。
【0030】即ち、感磁素子3が受ける記録時の不要磁
界は、本実施形態を適用することにより、大幅に低減さ
れる。したがって、記録動作後の感磁素子3の磁区状態
の変化は小さく、当該感磁素子3による再生出力の変動
は従来のものに比較して著しく小さいものとなってい
る。
界は、本実施形態を適用することにより、大幅に低減さ
れる。したがって、記録動作後の感磁素子3の磁区状態
の変化は小さく、当該感磁素子3による再生出力の変動
は従来のものに比較して著しく小さいものとなってい
る。
【0031】ここで、上記第1の実施形態にあっては、
第1のシールドパタン1と第2のシールドパタン5との
間に非磁性絶縁層(平坦化埋め込み層)11Aを装備し
た場合を例したが、この非磁性絶縁層(平坦化埋め込み
層)11Aに代えて前述した第1の絶縁層2を該当部分
を厚くして用いてもよい。
第1のシールドパタン1と第2のシールドパタン5との
間に非磁性絶縁層(平坦化埋め込み層)11Aを装備し
た場合を例したが、この非磁性絶縁層(平坦化埋め込み
層)11Aに代えて前述した第1の絶縁層2を該当部分
を厚くして用いてもよい。
【0032】(第2の実施の形態) 次に、図2を用いて本発明の第2の実施形態を説明す
る。ここで、前述した図1の実施形態と同一の構成部材
については同一の符号を用いるものとする。この図2に
示す第2の実施形態は、前述した図1の実施形態の場合
と異なり、第1のシールドパタン21を平面状に形成す
ると共に、第2のシールドパタン25を、記録媒体対向
部にある感磁素子23部分を除いて、第1のシールドパ
タン21から離れるように一部曲折した状態に形成した
点に特徴を備えている。
る。ここで、前述した図1の実施形態と同一の構成部材
については同一の符号を用いるものとする。この図2に
示す第2の実施形態は、前述した図1の実施形態の場合
と異なり、第1のシールドパタン21を平面状に形成す
ると共に、第2のシールドパタン25を、記録媒体対向
部にある感磁素子23部分を除いて、第1のシールドパ
タン21から離れるように一部曲折した状態に形成した
点に特徴を備えている。
【0033】また、第1のシールドパタン21と第2の
シールドパタン25との間隙の広げられた部分(感磁素
子23部分を除いて)には、凸部層としての非磁性絶縁
層(非磁性で且つ電気的な絶縁層)23Aが設けられて
いる。この非磁性絶縁層(凸部層)23Aは、第1の絶
縁層22と第2の絶縁層24とによってサンドイッチ状
に挟まれた状態に設定されている。その他の構成は、前
述した図1の実施形態と同一となっている。
シールドパタン25との間隙の広げられた部分(感磁素
子23部分を除いて)には、凸部層としての非磁性絶縁
層(非磁性で且つ電気的な絶縁層)23Aが設けられて
いる。この非磁性絶縁層(凸部層)23Aは、第1の絶
縁層22と第2の絶縁層24とによってサンドイッチ状
に挟まれた状態に設定されている。その他の構成は、前
述した図1の実施形態と同一となっている。
【0034】この図2に示す実施形態にあっては、第1
のシールドパタン21と第2のシールドパタン25の層
間間隙の作製方法が、前述した図1の実施形態と相違す
る。即ち、まず平坦に形成された基板部材100上に第
1のシールドパタン21を形成する。形成の方法は通常
の磁性膜の成膜、フォトレジスト塗布、露光、ミリング
法による。
のシールドパタン21と第2のシールドパタン25の層
間間隙の作製方法が、前述した図1の実施形態と相違す
る。即ち、まず平坦に形成された基板部材100上に第
1のシールドパタン21を形成する。形成の方法は通常
の磁性膜の成膜、フォトレジスト塗布、露光、ミリング
法による。
【0035】次に、第1の絶縁層22、感磁素子23を
順次形成する。続いて、感磁素子3の記録媒体対向領域
の図2におけるの右側部分に、シールド間隙増大用の凸
部層としての非磁性絶縁層23Aが形成される。この非
磁性絶縁層(凸部層)23Aの厚さは、第2のシールド
パタン25の厚さとほぼ等しく設定される。
順次形成する。続いて、感磁素子3の記録媒体対向領域
の図2におけるの右側部分に、シールド間隙増大用の凸
部層としての非磁性絶縁層23Aが形成される。この非
磁性絶縁層(凸部層)23Aの厚さは、第2のシールド
パタン25の厚さとほぼ等しく設定される。
【0036】次に、第2の絶縁層24および第2の磁気
シールドパタン25が順次形成される。そして、前述し
た図1の場合と同様にして、記録ギャップ26、励磁コ
イル27、記録ヨークパタン28が順次形成される。こ
のようにしても、記録動作後の磁区安定性等は、前述し
た図1に実施形態と同一の作用効果を得ることができ
る。
シールドパタン25が順次形成される。そして、前述し
た図1の場合と同様にして、記録ギャップ26、励磁コ
イル27、記録ヨークパタン28が順次形成される。こ
のようにしても、記録動作後の磁区安定性等は、前述し
た図1に実施形態と同一の作用効果を得ることができ
る。
【0037】ここで、上記第1の実施形態にあっては、
第1のシールドパタン21と第2のシールドパタン25
との間に凸部層としての非磁性絶縁層23Aを装備した
場合を例したが、この非磁性絶縁層(凸部層)23Aに
代えて前述した第2の絶縁層24を該当部分を厚くして
用いてもよい。
第1のシールドパタン21と第2のシールドパタン25
との間に凸部層としての非磁性絶縁層23Aを装備した
場合を例したが、この非磁性絶縁層(凸部層)23Aに
代えて前述した第2の絶縁層24を該当部分を厚くして
用いてもよい。
【0038】(第3の実施の形態) 次に、図3を用いて本発明の第3の実施形態を説明す
る。ここで、前述した図1の実施形態と同一の構成部材
については同一の符号を用いるものとする。
る。ここで、前述した図1の実施形態と同一の構成部材
については同一の符号を用いるものとする。
【0039】この第3の実施形態は、前述した図1にお
ける第1の実施形態に比較して各パタンの積層順序が逆
になっている。即ち、基板部材100上に、まず、記録
ヨークパタン38を形成し、次いで一端部に記録ギャッ
プ36を備えたギャップ部絶縁層37Aを形成し、この
ギャップ部絶縁層37A内には励磁コイル37を埋設
し、その上に第2のシールドパタン35を形成する。
ける第1の実施形態に比較して各パタンの積層順序が逆
になっている。即ち、基板部材100上に、まず、記録
ヨークパタン38を形成し、次いで一端部に記録ギャッ
プ36を備えたギャップ部絶縁層37Aを形成し、この
ギャップ部絶縁層37A内には励磁コイル37を埋設
し、その上に第2のシールドパタン35を形成する。
【0040】更に、この第2の磁気シールドパタン35
上には、第2の絶縁層34、感磁素子33、第1の絶縁
層32、および第1のシールドパタン31を、順次積層
する。ここで、第1の絶縁層32の厚さは、前述した第
1の実施形態(図1の場合)と同様に、第2の絶縁層3
4の厚さよりも小さく形成されている。その他の構成
は、前述した第1の実施形態(図1の場合)と同一とな
っている。
上には、第2の絶縁層34、感磁素子33、第1の絶縁
層32、および第1のシールドパタン31を、順次積層
する。ここで、第1の絶縁層32の厚さは、前述した第
1の実施形態(図1の場合)と同様に、第2の絶縁層3
4の厚さよりも小さく形成されている。その他の構成
は、前述した第1の実施形態(図1の場合)と同一とな
っている。
【0041】このようにしても、前述した第1の実施形
態(図1の場合)と同一の作用効果を得ることができ
る。
態(図1の場合)と同一の作用効果を得ることができ
る。
【0042】(第4の実施の形態) 次に、図4を用いて本発明の第4の実施形態を説明す
る。ここで、前述した図1の実施形態と同一の構成部材
については同一の符号を用いるものとする。
る。ここで、前述した図1の実施形態と同一の構成部材
については同一の符号を用いるものとする。
【0043】この第4の実施形態は、前述した第1の実
施形態において、感磁素子3が第1のシールドパタン1
寄りに(第2のシールドパタン5から離れて)配設され
ている(図1参照)のに対し、感磁素子43を第1のシ
ールドパタン41と第2のシールドパタン45の中間位
置に配設した点に特徴を備えている。そして、感磁素子
43に対してバイアス磁界は、当該感磁素子43に隣接
する軟磁性膜からなるソフト膜バイアス法で印加されて
いる。その他の構成は前述した図1の実施形態と同一と
なっている。
施形態において、感磁素子3が第1のシールドパタン1
寄りに(第2のシールドパタン5から離れて)配設され
ている(図1参照)のに対し、感磁素子43を第1のシ
ールドパタン41と第2のシールドパタン45の中間位
置に配設した点に特徴を備えている。そして、感磁素子
43に対してバイアス磁界は、当該感磁素子43に隣接
する軟磁性膜からなるソフト膜バイアス法で印加されて
いる。その他の構成は前述した図1の実施形態と同一と
なっている。
【0044】このようにしても、記録作動時の第1のシ
ールドパタン41に対する磁化の影響は前述した第1の
実施形態の場合と同様に大幅に軽減され、その結果、感
磁素子43に加わる不要磁界は従来のものよりも大幅に
低減し、記録後の再生出力変化は従来よりも軽減され
る。
ールドパタン41に対する磁化の影響は前述した第1の
実施形態の場合と同様に大幅に軽減され、その結果、感
磁素子43に加わる不要磁界は従来のものよりも大幅に
低減し、記録後の再生出力変化は従来よりも軽減され
る。
【0045】このように、この第4の実施形態において
も、前述した第1の実施形態(図1の場合)とほぼ同一
の作用効果を得ることができる。
も、前述した第1の実施形態(図1の場合)とほぼ同一
の作用効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、記録動作時に発生する磁界が第2
のシールドパタンから第1のシールドパタンに漏れる度
合いが大幅に少なくなり、このため第2のシールドパタ
ンと第1のシールドパタンによって囲まれて装備されて
いる感磁素子に加わる不要磁界が従来にものに比較して
大幅に少なくなり、したがって、従来生じていた記録動
作時の感磁素子に対する磁区状態の変化は小さくなり、
このため、感磁素子による記録媒体からの再生出力の変
動が少なくなり、かかる点において動作の安定した信頼
性の高い複合型薄膜磁気ヘッドを提供することができ
る。
ので、これによると、記録動作時に発生する磁界が第2
のシールドパタンから第1のシールドパタンに漏れる度
合いが大幅に少なくなり、このため第2のシールドパタ
ンと第1のシールドパタンによって囲まれて装備されて
いる感磁素子に加わる不要磁界が従来にものに比較して
大幅に少なくなり、したがって、従来生じていた記録動
作時の感磁素子に対する磁区状態の変化は小さくなり、
このため、感磁素子による記録媒体からの再生出力の変
動が少なくなり、かかる点において動作の安定した信頼
性の高い複合型薄膜磁気ヘッドを提供することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明の第4の実施形態を示す断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】図5におけるシールドパタンの機能を示す説明
図である。
図である。
【符号の説明】1,21,31,41 第1のシールド
パタン 2,22,32,42 第1の絶縁層 3,23,33,43 磁気抵抗効果型感磁素子(感磁
素子) 4,24,34,44 第2の絶縁層 5,25,35,45 第2のシールドパタン 6,26,36,46 記録ギャップ 7,27,37,47 励磁コイルパタン 8,28,38,48 記録ヨークパタン 11A,23A 非磁性絶縁層 100 基板部材
パタン 2,22,32,42 第1の絶縁層 3,23,33,43 磁気抵抗効果型感磁素子(感磁
素子) 4,24,34,44 第2の絶縁層 5,25,35,45 第2のシールドパタン 6,26,36,46 記録ギャップ 7,27,37,47 励磁コイルパタン 8,28,38,48 記録ヨークパタン 11A,23A 非磁性絶縁層 100 基板部材
Claims (4)
- 【請求項1】 基板部材上に、第1のシールドパタン,
第1の絶縁層,再生用の磁気抵抗効果型感磁素子,第2
の絶縁層,および第2のシールドパタンを順次積層し、 前記磁気抵抗効果型感磁素子と当該磁気抵抗効果型感磁
素子を介して積層された前記第1の絶縁層および第2の
絶縁層とによって磁気抵抗効果型再生ヘッド部を形成
し、 前記第2のシールパタンに磁気記録ギャップ層を介して
記録ヨークパタンを配置すると共に、この記録ヨークパ
タンと前記第2のシールパタンとの間に励磁コイルを装
備することにより記録ヘッド部を形成してなる複合型薄
膜磁気ヘッドにおいて、 前記第1のシールドパタンと第2のシールドパタンとの
間隙を、記録媒体対向部にある前記磁気抵抗効果型感磁
素子部分を除いて、当該磁気抵抗効果型感磁素子部分の
間隙よりも大きく設定し、 前記第1のシールドパタンと前記第2のシールドパタン
との間の間隙部分に、記録媒体対向部にある前記磁気抵
抗効果型感磁素子部分を除いて、非磁性絶縁層を埋め込
んだことを特徴とする複合型薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項2】 基板部材上に、第1のシールドパタン,
第1の絶縁層,再生用の磁気抵抗効果型感磁素子,第2
の絶縁層,および第2のシールドパタンを順次積層し、 前記磁気抵抗効果型感磁素子と当該磁気抵抗効果型感磁
素子を介して積層された前記第1の絶縁層および第2の
絶縁層とによって磁気抵抗効果型再生ヘッド部を形成
し、 前記第2のシールパタンに磁気記録ギャップ層を介して
記録ヨークパタンを配置すると共に、この記録ヨークパ
タンと前記第2のシールパタンとの間に励磁コイルを装
備することにより記録ヘッド部を形成してなる複合型薄
膜磁気ヘッドにおいて、 前記第1のシールドパタンと第2のシールドパタンとの
間隙を、記録媒体対向部にある前記磁気抵抗効果型感磁
素子部分を除いて、当該磁気抵抗効果型感磁素子部分の
間隙よりも大きく設定し、 前記磁気抵抗効果型再生ヘッド部を、前記磁気抵抗効果
型感磁素子を介して積層された前記第1の絶縁層を第2
の絶縁層よりも薄く設定してなる非対称シールド型磁気
抵抗効果型再生ヘッド部とし、 前記第1のシールドパタンと前記第2のシールドパタン
との間の間隙部分に、記録媒体対向部にある前記磁気抵
抗効果型感磁素子部分を除いて、非磁性絶縁層を埋め込
んだことを特徴とする複合型薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項3】 前記第2のシールドパタンを平面状に形
成すると共に、前記第1のシールドパタンを、記録媒体
対向部にある前記磁気抵抗効果型感磁素子部分を除い
て、前記第2のシールドパタンから離れるように一部曲
折した状態に形成したことを特徴とする請求項1又は2
記載の複合型薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項4】 前記第1のシールドパタンを平面状に形
成すると共に、前記第2のシールドパタンを、記録媒体
対向部にある前記磁気抵抗効果型感磁素子部分を除い
て、前記第1のシールドパタンから離れるように一部曲
折した状態に形成したことを特徴とする請求項1又は2
記載の複合型薄膜磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21339796A JP2950246B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 複合型薄膜磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21339796A JP2950246B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 複合型薄膜磁気ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1055515A JPH1055515A (ja) | 1998-02-24 |
| JP2950246B2 true JP2950246B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=16638541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21339796A Expired - Fee Related JP2950246B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 複合型薄膜磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2950246B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP21339796A patent/JP2950246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1055515A (ja) | 1998-02-24 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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