JP2950488B2 - 円環状多極電子部品の特性測定装置 - Google Patents

円環状多極電子部品の特性測定装置

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JP2950488B2
JP2950488B2 JP4255890A JP25589092A JP2950488B2 JP 2950488 B2 JP2950488 B2 JP 2950488B2 JP 4255890 A JP4255890 A JP 4255890A JP 25589092 A JP25589092 A JP 25589092A JP 2950488 B2 JP2950488 B2 JP 2950488B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品の電気的特性
を検査するに用いる特性測定装置に関し、特に、リング
型バリスター等の円環状多極電子部品の特性検査に適し
た接触端子を備えた円環状多極電子部品の特性測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品は、一般に、製造後、その電気
的特性を検査するため、電極部に測定端子を接触させな
がら所定の電気的測定を行い、その良否を判断すること
が行われている。かかる電気的特性の検査には、被測定
電子部品を搬送テーブル上に搬送しながら、所定の位置
において測定端子を降下させて自動的にその電気的特性
を検査する特性測定装置が知られている。
【0003】一方、被測定電子部品の中には、例えば図
3に示されるように、円環状の部品本体bの主面に3等
分割形成された扇状電極c、c…を設けた円環状多極電
子部品a、いわゆるリング型バリスター等のリング型電
子部品がある。かかるリング型電子部品の電気的特性の
測定においては、まず、パーツフィーダ内にバリスター
を投入し、このパーツフィーダの皿のなかで表裏判定を
行い、3等分割形成された扇型の電極面を上に向けて測
定装置の搬送テーブル上に供給される。搬送テーブル上
に供給されたバリスターは、その後、測定装置内の測定
ステーションまで間欠的に搬送され、そこで上記測定端
子によって測定を行い、その結果合否判定をして分別す
る。
【0004】ところで、従来技術の測定装置1では、図
4に示すように、バリスターaの電極位置を位置合わせ
することが出来ないことから、どの方向に電極が向いて
も測定が可能なように、2組の測定端子が設けられてい
る。すなわち、端子ホルダーには6等分割されて配置さ
れた6本の測定端子2、2…が設けられており、3本の
120度毎離れて配置された測定端子を一組として、2
組の測定端子群が構成されている。このような従来の測
定装置では、2組の測定端子を下降させて接触すれば、
そのいずれかが、必ず、被測定部品の電極に接触するこ
とから、良好な接触状態を得ながら確実に電気的特性を
測定することが可能であるとの着想によるものである。
【0005】また、例えば実開昭63−70082号公
報等によれば、上記3等分割形成された扇型の電極を有
するバリスターの電気的特性を測定するための接触端子
であり、一般のピン状の接触端子に代えて、長尺な端子
を放射状に配置し、これらの長尺状端子をバリスターの
扇型電極表面に接触して測定を行う環状多極電子部品用
接触端子が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術の構造によれば、その測定端子が電極上に接触
する位置は確率的にのみ決定されてしまう。すなわち、
測定端子が電極の中央部を外れ、電極の境界面近くに接
触する場合が確率的に生じる。この場合、さらに、部品
上の電極位置の不均一などの他の要素が重なり、測定端
子の接触の信頼性が低下してしまうことがあり、そのた
め、測定精度を向上することが出来ないという問題点が
あった。
【0007】そこで、本発明は、上述の従来技術におけ
る問題点に鑑み、円環状多極電子部品の主面上に等角度
毎に複数分割して形成した扇状電極に、その測定端子
を、確実かつ高い信頼性で接触させ、測定端子の電極接
触位置の不均一による測定精度の低下を防止することの
可能な円環状多極電子部品の特性測定装置を提供するこ
とをその目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、電気的特性を測定すべき円環状の
部品本体の主面上に等角度毎に分割形成された扇状電極
の整数倍の数だけ、円周方向に等角度間隔で、当該電極
接触用の測定端子を1本または1組ずつ設けた円環状多
極電子部品の特性測定装置において、前記部品本体の扇
状電極の間の境界面をその色で感知するカラー識別セン
サーを設け、さらに、前記カラー識別センサーによって
感知した電極間の境界面から所定の角度だけ前記電極接
触用測定端子を回転移動する回動手段を設けた円環状多
極電子部品の特性測定装置が提案されている。
【0009】
【作用】すなわち、上記本発明により提案された円環状
多極電子部品の特性測定装置の構成によれば、測定端子
は、カラー識別センサーにより部品本体の主面上に形成
された扇状電極の境界面を感知し、当該境界面から所定
の角度だけ測定端子を回動して降下させ、電極との接触
を行うことから、電極との良好な接触状態が確実に得ら
れ、測定端子が電極に接触せずに生じるノーコンタクト
状態や電極の境界付近に接触することによる測定精度の
低下を確実に防止し、安定な電気的特性の測定が可能に
なる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図2には、本発明の一実施例
である円環状多極電子部品の特性測定装置が示されてお
り、図において、円筒形取付ホルダー30の内部には、
上下(図中に矢印で示す)に移動可能なエアシリンダー
40が設けられており、その下側に突出した駆動軸41
の先端には、複数の電極接触用測定端子51、51…を
備えた測定端子ホルダー50が取り付けられている。こ
の測定端子ホルダー50においては、その測定端子5
1、51…は、3等割に1カ所に隣接して2本が1組と
なって植え込まれており、その測定端子は総計6本が設
けられている。
【0011】また、上記円筒形取付ホルダー30の上方
に設けられた電動モータ31により、その内部のエアー
シリンダー40や測定端子ホルダー50が回転する。
【0012】そして、図1に示すように、上記エアシリ
ンダー40の下方には、円板状の搬送テーブル60が矢
印方向に回動可能に設けられており、その表面上には所
定の間隔で、その内部に電気的特性を測定すべきバリス
ター等の円環状多極電子部品aを収納する円形の収納溝
61、61…が複数形成されている。すなわち、例えば
パーツフィーダ等によって順次供給されるバリスターa
は、この円板状搬送テーブル60の収納溝61、61…
内に挿入され、これを図中の矢印方向に回転しながら上
記エアシリンダー40の下方に形成される測定ステーシ
ョンSに搬送される。
【0013】なお、本発明によれば、上記測定ステーシ
ョンSに隣接して、すなわち、円板状搬送テーブル60
がバリスターa、a…を収納して測定ステーションSに
移動する前に、バリスターaの表面電極の位置を確認す
る判別ステーションCが形成されている。この判定ステ
ーションCの上部には、バリスターaの電極形成表面に
対向する方向に(本実施例では下側に)向けてカラー識
別センサー70が設けられている。このカラー識別セン
サー70は、バリスターaの表面上に3等分割されて扇
形に形成された電極c、c…と、これら電極間の隣接面
を識別するためのセンサーである。すなわち、このカラ
ー識別センサー70が白を感知したときにはバリスター
aの電極cを、一方、センサー70が黒を検知したとき
には電極c、cの間の隣接面に表れたバリスターの素体
bを識別する。また、このカラー識別センサー70は、
例えば測定ステーションSにおいて、測定端子ホルダー
50の一つの測定端子51に対応する位置に配置されて
いる。
【0014】続いて、上記に詳述した本発明の円環状多
極電子部品の特性測定装置の動作について以下に説明す
る。既述のように、その電気的特性を測定すべきバリス
ターaは、例えばパーツフィーダ等によって、順次、円
板状搬送テーブル60の収納溝61、61…内に挿入さ
れ、この搬送テーブル60を回転しながら、まず、判別
ステーションCへ搬送される。この時、判別ステーショ
ンCのカラー識別センサー70により白色を検出したと
きは、続く測定ステーションSでは、円筒形取り付けホ
ルダー30内のエアシリンダー40をそのまま下方に移
動させ、その駆動軸41の先端に取り付けた測定端子ホ
ルダー50の複数の電極接触用測定端子51、51…を
下方に搬送されてきたバリスターaの電極c、c…に接
触させ、所定の電気的特性の測定操作を行う。
【0015】一方、判別ステーションCにおいてカラー
識別センサー70が黒色を検出したときには、続く測定
ステーションでは、円筒形取り付けホルダー30の上方
に設けられたモータ31により、扇状電極の開き角12
0度の半分の60度だけ矢印方向に回転する。その後、
上記と同様に、円筒形取り付けホルダー30内のエアシ
リンダー40を下方に移動させ、駆動軸41の先端に取
り付けた測定端子ホルダー50の電極接触用測定端子5
1、51…をバリスターaの電極c、c…に接触させて
所定の測定操作を行う。
【0016】すなわち、本発明の円環状多極電子部品の
特性測定装置によれば、判別ステーションCにおいて、
カラー識別センサー70によりバリスターaの搬送位置
を確認し、すなわち、センサー70が白色を感知するこ
とにより、測定端子51がバリスターaの電極c上にあ
ることを、他方、黒色であることを感知することにより
測定端子51がバリスターaの電極c、c間の、すなわ
ち、電極c、cの境界面近くに位置していることを検知
する。そして、この検知結果に基づいて、円筒形取り付
けホルダー30をの上方に設けられたモータ31を所定
の角度だけ、上記実施例では黒色を感知した時に60度
だけ回転し、測定端子51が確実にバリスターaの電極
c上に確実に接触するようにしたものである。
【0017】なお、上記の実施例では、表面に3個の電
極c、c…を設けたバリスターaの電気的特性測定装置
についてのみ述べたが、本発明はこれのみに限定される
ことなく、例えば4個あるいはそれ以上の電極を設けた
多極電子部品についても適用可能であることは明かであ
る。その場合、例えば4個の電極を設けたバリスターで
は、カラー識別センサーが黒色を感知した場合には上記
モータ31を45度だけ回動すればよいことは明かであ
ろう。さらに、上記カラー識別センサーの取り付け位置
についても、必ずしもこれを測定端子の位置に対応させ
る必要はなく、所定の位置関係の場所に取り付ければ足
る。例えば、このカラー識別センサーを測定端子51、
51間の中央に取り付けた場合には、センサーが黒色を
感知した場合にはそのまま測定端子51を降下させれば
良く、他方、白色の場合には所定の角度(60度)だけ
回動させて降下させる。
【0018】さらに、上記の実施例においては、測定端
子のより確実な接触を図るため、測定端子ホルダー50
には、3等割に隣接して2本が1組となって合計6本の
測定端子51、51…が植え込まれているが、これに代
え、3等割に1本の、計3本の測定端子としても同様の
効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の円環状多極
電子部品の特性測定装置によれば、その電気的特性を測
定すべき円環状多極電子部品の電極の位置を検知し、そ
の検知結果に基づいて円筒形取り付けホルダー30の上
方に設けられたモータ31を回動することにより、測定
端子の降下する位置を搬送板上の円環状多極電子部品の
電極位置に確実に接触させることが可能となり、測定端
子が電極に接触せずに生じるノーコンタクト状態や電極
の境界付近に接触することによる測定精度の低下を確実
に防止し、安定な電気的特性の測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である円環状多極電子部品の
特性測定装置の要部を説明するための一部拡大斜視図で
ある。
【図2】上記円環状多極電子部品の特性測定装置の全体
外観を示す全体斜視図である。
【図3】上記測定装置により電気的特性を測定する円環
状多極電子部品の構造を説明するための斜視図である。
【図4】従来技術による円環状多極電子部品の特性測定
方法の説明図である。
【符号の説明】
30 円筒形取り付けホルダー 31 モータ 40 エアシリンダー 50 測定端子ホルダー 51 測定端子 60 搬送テーブル 61 収納溝 70 カラー識別センサー a バリスター b 部品素体(電極間) c 電極 S 測定ステーション C 判別ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/00 G01R 31/28 - 31/3193 G01R 1/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的特性を測定すべき円環状の部品本
    体の主面上に等角度毎に分割形成された扇状電極の整数
    倍の数だけ、円周方向に等角度間隔で、当該電極接触用
    の測定端子を1本または1組ずつ設けた円環状多極電子
    部品の特性測定装置において、前記部品本体の扇状電極
    の間の境界面をその色で感知するカラー識別センサーを
    設け、さらに、前記カラー識別センサーによって感知し
    た電極間の境界面から所定の角度だけ前記電極接触用測
    定端子を回転移動する回動手段を設けたことを特徴とす
    る円環状多極電子部品の特性測定装置。
JP4255890A 1992-08-31 1992-08-31 円環状多極電子部品の特性測定装置 Expired - Lifetime JP2950488B2 (ja)

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CN102183717B (zh) * 2010-12-29 2013-05-29 淄博盛康电气有限公司 四针压敏电阻测试仪及其分级测试方法
JP2017083373A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 セイコーエプソン株式会社 電子部品搬送装置および電子部品検査装置

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