JP2953829B2 - 回路基板及びその着脱機構 - Google Patents

回路基板及びその着脱機構

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JP2953829B2 JP3240674A JP24067491A JP2953829B2 JP 2953829 B2 JP2953829 B2 JP 2953829B2 JP 3240674 A JP3240674 A JP 3240674A JP 24067491 A JP24067491 A JP 24067491A JP 2953829 B2 JP2953829 B2 JP 2953829B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】複数枚の回路基板がコネクタを介
して装着され、かつ収納される箱体に装着及び離脱する
回路基板及びその着脱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、装置の制御盤等には種々の電気部
品及び回路基板等が実装されれいる。そして、電気部品
の小型化が進むにつれて、回路基板に実装される電気部
品が多くなってきた。特に電源回路以外の信号を処理す
る回路については、ほとんどが一枚の回路基板に実装さ
れるに至った。また、これら回路基板は盤内に散在して
取り付けられることなく、一つの箱体に複数枚の回路基
板が収納されている。また、メンテナンスあるいは故障
時には、この回路基板を箱体より離脱させることがある
ので、箱体あるいは回路基板に回路基板の着脱機構が設
けらていた。
【0003】図10は従来の回路基板の着脱機構の一例
を示す回路基板が収納された箱体の側面図である。従
来、この種の回路基板の着脱機構は、例えば、図10に
示すように、背面板2のコネクタ3に装着されるコネク
タ4を一端に取付ける回路基板5に把手板1aである。
この把手板5は回路基板5に固定ピン7で取り付けら
れ、両端から外方に伸びる突出部8を有している。
【0004】この回路基板の着脱機構を利用して回路基
板を装着する場合は、この把手板1aを手で掴み、回路
基板5を押すことである。このことにより、回路基板5
は側面板6の内側に形成された溝に案内されて移動し、
コネクタ3と4が差し込み合う。また、ロボットのよう
なものに装着させる場合は、ロボットのアーム体9の移
動する保持部9aの穴に突出部8を挿入して押すことで
ある。
【0005】また、逆に回路基板を引き抜く場合は、側
面板にある係止部を解き、把手板1aを掴み、引き出す
ことである。さらに、ロボットの場合は、保持部9aを
矢印Hで示す方向に移動させ、保持部9aの穴に把手板
1aの突出部8を挿入し、回路基板5を保持してから引
き抜くことである。
【0006】このように回路基板5に単に把手板1aを
取付けた単純で安価ななものである。そのため多くの回
路基板に利用されるに至った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の回路基板の着脱機構では、ロボットの場合は別
として、手で引き抜く場合は、隣接し合う回路基板の間
隔が狭く、指が入り難く、力がはいらず、回路基板を容
易に抜き出すことが困難であるという欠点がある。ま
た、誤って、回路基板の導電部に指が触れ、回路基板に
実装されるLSI等の電気部品の静電破壊をもたらすと
いう問題がある。
【0008】本発明の目的はかかる問題を解消すべく、
実装される電気部品を静電破壊することなく容易に着脱
出来る回路基板の着脱機構を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の回路基板は、回
路基板の一端側に取付けられる雌雄いずれかの第1のコ
ネクタと接続対応する第2のコネクタが一方向に複数並
べて配置される背面板と、この背面板に互いに向き合っ
て衝立られるとともに内側に回路基板の挿入を案内する
案内手段が形成される一対の側面板とで構成される箱体
に着脱される回路基板において、一側端より張出す突出
部を有し、この一側端から所定の間隔を置いて回路基板
とピンを介して回転自在に取付けられるとともに他側端
に派生するばね性をもつ枝部が形成される把手板を備
え、枝部は側面板に係止される構造を有しており、か
つ、把手板に、突出部と反対側の枝部に突出部と反対方
向を向いた突出部が設けられており、前記把手板を回転
させて一端側より張出す突出部を側面板の端部と当接さ
せることにより、また、二つの突出部を両側からアーム
体の保持部に挿入してアーム体を移動することにより把
手板とともに箱体から抜出すことができることを特徴と
する。また、本発明の回路基板の着脱機構は、回路基板
の一端側に取付けられる雌雄いずれかの第1のコネクタ
と接続対応する第2のコネクタが一方向に複数並べて配
置される背面板と、この背面板に互いに向き合って衝立
られるとともに内側に回路基板の挿入を案内する案内手
段が形成される一対の側面板とで構成される箱体に対す
る回路基板の着脱機構において、回路基板には、一側端
より張出す突出部を有し、この一側端から所定の間隔を
置いて回路基板とピンを介して回転自在に取付けられる
とともに他側端に派生するばね性をもつ枝部が形成され
る把手板が備えられ、枝部は前記側面板に係止される構
造を有しており、かつ、把手板に、突出部と反対側の枝
部に突出部と反対方向を向いた突出部が設けられてお
り、把手板を回転させて一側端より張出す突出部を側面
板の端部と当接させることにより、また、二つの突出部
を両側からアーム体の保持部に挿入してアーム体を移動
することにより把手板とともに回路基板を抜出すことを
特徴とする。枝部と側面板とを係止する機構は、凹凸を
有し、この凹凸がはめ合う機構であることが望ましい。
把手板は金属または樹脂で製作されているのが好まし
い。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の回路基板の着脱機構の一実
施例を示す回路基板が収納された箱体の斜視図である。
この回路基板の着脱機構は、図1に示すように、複数の
回路基板5のそれぞれの一端側に取付けられる雌雄いず
れかの第1のコネクタ4と接続対応する複数の第2のコ
ネクタ3が一方向に並べて配置される背面板2と、この
背面板2に互いに向き合って衝立られるとともに内側に
回路基板5の挿入を案内する案内溝が形成される一対の
側面板6とで構成される箱体において、一側端より張出
す突出部8を有し、この一側端から所定の間隔を置いて
回路基板5とピン7aを介して回転自在に取付けられる
とともに他端側に派生するばね性をもつ枝部10が形成
される導電性の把手板1を設けたことである。
【0012】また、この把手板1を切欠いて派生する枝
部10は、側面板6の頂端部にある凹部12にはめ込ま
れる凸部11が形成され、この凸部11と凹部12とで
回路基板5の抜け防止用の係止機構を構成している。さ
らに、この枝部10の元はア一ル形状をもたせてあるの
で、ばね性をもつことを特徴としている。なお、この把
手板1は、樹脂材料で製作されるが、指に蓄積された静
電気を逃すように、必要に応じて導電性の金属あるいは
樹脂体に導電被膜が形成されたものを使用すると良い。
【0013】図2は箱体に回路基板を挿入し装着する手
順を説明するための箱体の側面図である。次に、この回
路基板の着脱機構による回路基板の装着手順について説
明する。まず、図2に示すように、把手板1を掴み、矢
印Bに示す方向に押す。このことにより回路基板5は側
面板6の案内溝を摺動し、箱体に挿入される。さらに押
すと、枝部10が一度撓み、回路基板5が挿入されコネ
クタ4とコネクタ3との接続が完了すると、枝部10が
スプリングバックして凸部11が凹部12にはまり、回
路基板5を係止する。
【0014】図3〜図6は箱体から回路基板を抜き出す
手順を説明するための箱体の側面図である。次に、この
回路基板の着脱機構による回路基盤の離脱手順を説明す
る。まず、図3に示すように、枝部10を矢印Cに示す
方向に押し、凸部11を凹部12より外す。
【0015】次に、図4に示すように、把手板1をピン
7aを中心にして矢印Dに示す方向に回転させる。この
ことにより突出部8が側面板6の頂端部13に当接し、
てこ作用が生ずる。次に、図5に示すように、さらに把
手板1を回転すると、回路基板5のコネクタ4はコネク
タ3より外れ、回路基板5は箱体より抜け出し始め、把
手板1は回路基板と同じ方向すなわち垂直になる。次
に、図6に示すように、把手板1を矢印Eに示す方向に
引張り、回路基板5を箱体より抜き出す。
【0016】図7〜図9は箱体から回路基板の着脱にお
けるロボットの動作を説明するための箱体の側面図であ
る。次に、この回路基板の着脱機構におけるロボットに
よる着脱動作を説明する。まず、回路基板を箱体に装着
する場合は、図7に示すように、アーム体9の保持部9
aを矢印Aの方向に移動させ、一方の保持部9aの穴に
把手板1の突出部8を挿入し、他方の保持部9aで枝部
10を押し、凹部12より凸部11を外す。このことに
より、側面板6と把手板1の係止が解かれる。次に、矢
印Fの方向にアーム体を押し、回路基板5は側面板6の
案内溝を摺動し、箱体に挿入され、背面板のコネクタ3
と回路基板5のコネクタ4とが結合される。
【0017】また、回路基板を箱体より引き出す場合
は、まず、図8に示すように、広げられたアーム体9の
保持部9aを矢印Aの方向に移動させ、一方の保持部9
aの穴に把手板1の突出部8を挿入し、他方の保持部9
aは枝部10を押さえる。このことにより保持部aは把
手板1を確実に保持する。次に、図9に示すように、保
持部9aで保持された把手板1をアーム体9を矢印Gの
方向に移動することによって、回路基板5のコネクタ4
はコネクタ3より離脱され、回路基板5は箱体より引出
される。
【0018】このように、この回路基板の着脱機構は、
手動によっても、ロボットのような自動操作でも適用で
きる利点がある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コネクタ
が取付けられる回路基板のコネクタと反対側にピンを介
して回転自在に取付けられる把手板を設け、この把手板
において前記ピン側に近い端側に出張る突出部と、他端
側に側面より派生するばね性をもつ枝部とをを形成する
ことによって、箱体内に装着された回路基板を引抜く際
に、前記突出部を箱体の側面板の頂端部に当接し、前記
ピンを中心にして把手板を回転させれば、てこ作用で引
抜き力は拡大されるので、僅の力で回路基板を箱体から
引抜くことが出来るという効果がある。また、この把手
板を導電性をもたせることで、不用意に回路基板の導電
部に触れても、指に蓄積された静電気はこの把手板を通
じて放出されるので、回路基板に実装されたLSIを破
壊することがないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路基板の着脱機構の一実施例を示す
回路基板が収納された箱体の斜視図である。
【図2】箱体に回路基板を挿入し装着する手順を説明す
るための箱体の側面図である。
【図3】箱体から回路基板を抜き出す手順を説明するた
めの箱体の側面図である。
【図4】箱体から回路基板を抜き出す手順を説明するた
めの箱体の側面図である。
【図5】箱体から回路基板を抜き出す手順を説明するた
めの箱体の側面図である。
【図6】箱体から回路基板を抜き出す手順を説明するた
めの箱体の側面図である。
【図7】箱体から回路基板の着脱におけるロボットの動
作を説明するための箱体の側面図である。
【図8】箱体から回路基板の着脱におけるロボットの動
作を説明するための箱体の側面図である。
【図9】箱体から回路基板の着脱におけるロボットの動
作を説明するための箱体の側面図である。
【図10】従来の回路基板の着脱機構の一例を示す回路
基板が収納された箱体の側面図である。
【符号の説明】
1、1a 把手板 2 背面板 3、4 コネクタ 5 回路基板 6 側面板 7、7a ピン 8 突出部 9 アーム体 9a 保持部 10 枝部 11 凸部 12 凹部
フロントページの続き (72)発明者 桑原 誠 東京都港区芝五丁目7番1号日本電気株 式会社内 (72)発明者 畠山 健一 岩手県一関市柄貝1番地東北日本電気株 式会社内 (72)発明者 佐藤 裕司 岩手県一関市柄貝1番地東北日本電気株 式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−111394(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板の一端側に取付けられる雌雄いず
    れかの第1のコネクタと接続対応する第2のコネクタが
    一方向に複数並べて配置される背面板と、この背面板に
    互いに向き合って衝立られるとともに内側に回路基板の
    挿入を案内する案内手段が形成される一対の側面板とで
    構成される箱体に対する回路基板の着脱機構において、
    前記回路基板には、一側端より張出す突出部を有し、こ
    の一側端から所定の間隔を置いて前記回路基板とピンを
    介して回転自在に取付けられるとともに他側端に派生す
    るばね性をもつ枝部が形成される把手板が備えられ、前
    記枝部は前記側面板に係止される構造を有しており、か
    つ、前記把手板に、前記突出部と反対側の前記枝部に前
    記突出部と反対方向を向いた突出部が設けられており、
    前記把手板を回転させて前記一側端より張出す突出部を
    前記側面板の端部と当接させることにより、また、二つ
    の前記突出部を両側からアーム体の保持部に挿入してア
    ーム体を移動することにより前記把手板とともに前記回
    路基板を抜出すことを特徴とする回路基板の着脱機構。
  2. 【請求項2】前記枝部と前記側面板とを係止する機構
    は、凹凸を有し、この凹凸がはめ合う機構であることを
    特徴とする請求項1記載の回路基板の着脱機構。
  3. 【請求項3】前記把手板が金属で製作されていることを
    特徴とする請求項1または2記載の回路基板の着脱機
    構。
  4. 【請求項4】前記把手板が樹脂材料で製作されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の回路基板の着脱
    機構。
  5. 【請求項5】回路基板の一端側に取付けられる雌雄いず
    れかの第1のコネクタと接続対応する第2のコネクタが
    一方向に複数並べて配置される背面板と、この背面板に
    互いに向き合って衝立られるとともに内側に回路基板の
    挿入を案内する案内手段が形成される一対の側面板とで
    構成される箱体に着脱される回路基板において、一側端
    より張出す突出部を有し、この一側端から所定の間隔を
    置いて前記回路基板とピンを介して回転自在に取付けら
    れるとともに他側端に派生するばね性をもつ枝部が形成
    される把手板を備え、前記枝部は前記側面板に係止され
    る構造を有しており、かつ、前記把手板に、前記突出部
    と反対側の前記枝部に前記突出部と反対方向を向いた突
    出部が設けられており、前記把手板を回転させて前記一
    端側より張出す突出部を前記側面板の端部と当接させる
    ことにより、また、二つの前記突出部を両側からアーム
    体の保持部に挿入してアーム体を移動することにより前
    記把手板とともに箱体から抜出すことができることを特
    徴とする回路基板。
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