JP2964218B2 - 給水ポンプ - Google Patents
給水ポンプInfo
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Description
給水ポンプの構造に関するものであり、更に詳しく述べ
ると、インペラを駆動するモータの出力軸に設ける付加
部材の構成に関するものである。
速に回転し、給水ポンプケース上方向の吸込口部より流
入した湯水をケース横方向に開口した吐出口より吐出す
る給水ポンプが知られている。
031号に示されている給水ポンプ1がある。この給水
ポンプ1において、駆動室2とポンプ室3は、同心円上
に係合する駆動室ケース14とポンプ室ケース13を分
ける隔壁板4を介して一体に形成されている。駆動室2
には、モータ5の出力軸7に取付けられた回転可能な磁
石6があり、ポンプ室3には、放射状に複数枚の羽根9
を設けると共に、羽根9の下方部に磁石11を設けたイ
ンペラ8が隔壁板4方向先端が球面形状をした軸受12
に固着してスラスト方向に移動可能で、且つ回転可能に
構成される一方、吸込口部内面17に設けたリブ16を
もって固定された固定軸10によって上記軸受12がス
ラスト方向摺動自在に支持されている。モータ5の出力
軸7に取付けられた回転可能な磁石6と隔壁板4を介し
てスラスト方向に対向させたポンプ室の磁石11は、上
記隔壁板4を介して磁気結合され、モータ5の出力軸7
に固着された磁石6が回転すると、対向するポンプ室3
の磁石11が回転し、この回転に伴ってインペラ8に動
力が伝達される仕組みになっている。
タ5に接続した磁石6は隔壁板4の間にスラスト方向に
対向して位置する磁石11と磁気結合して遠心形のイン
ペラ8を回転する。ポンプ室ケース13の吸込口部15
より吸い込まれた容器内部の湯水は、インペラ8の遠心
力で図示しないポンプ室ケース13の横方向に開口した
吐出口へ送出される。
通常、インペラ8内の磁石11と駆動室2の磁石6とが
磁気結合しているため隔壁板4に当接していて、この状
態からインペラ8が回転する。吐出量を増やすためイン
ペラ8の回転数を高くすると、ポンプ室3の内圧が高く
なり、インペラ8を隔壁板4から離反する方向に浮き上
がる。それに従って、インペラ8は隔壁板4からもち上
がった状態で回転して湯水を吐出する。上記のように湯
水の吐出時にはポンプ1内の圧力が高くなり、インペラ
8がポンプ室3の隔壁板4から離れる方向に移動する
が、モータ5の駆動を止めると、ポンプ1内の圧力が低
くなると共に、インペラ8の磁石11と駆動室2の磁石
6とが吸引しているので、インペラ8の軸受12先端
は、ポンプ1内の隔壁板4に接触することになる。
ラを直結した構成の給水ホンプ構造においては、インペ
ラが回転すると、回転によって生じる遠心力の結果、湯
水の流れによってそれぞれの羽根が受ける力が微妙に異
なるため、モータの出力軸がモータの軸受に不規則に当
たる場合がある。
てモータ5の出力軸7の磁石6がインペラ8に付設した
磁石11と磁気結合してインペラ8を回転するものにあ
っては、インペラ8の回転と共に生じるラジアル方向へ
の移動に伴なってインペラ8の磁石11と駆動室2の磁
石6との磁気結合の変化がモータ出力軸7に伝達され、
モータ出力軸7が軸受21に不規則に当たる運動が起こ
る。この運動によって、機械ノイズを発生するばかりで
なく装置の寿命を短くする虞れがある。
出力軸端部にインペラが直結した構成の給水ポンプ構造
であっても、また、隔壁を介してモータ出力軸の磁石が
インペラに付設した磁石と磁気結合してインペラを回転
するものにあっても、インペラの回転による流体の変化
によって生じるモータの出力軸が軸受に不規則に当たる
運動をしようとする力に対して、モータの出力軸に側圧
を付与する付加部材を構成する弾性部材の弾発力により
モータの出力軸を一定方向に偏倚させ、軸受に不規則に
当たる運動を解消させ、併せて、ノイズを発生させる虞
れがない給水ポンプを提供しようとするものである。
達成するため、モータと、該モータの出力軸によって回
転駆動するインペラと、該インペラを囲繞するポンプ室
を有する給水ポンプにおいて、上記インペラ側に配置さ
れ上記出力軸を軸支する軸受と、上記出力軸に側圧を付
与し上記軸受の内面に該出力軸を押圧するため上記軸受
の近傍に配置される弾性部材とを設けている。
定された一方の磁石と、該一方の磁石と対向し磁気結合
した他方の磁石を有するインペラと、上記一方の磁石と
他方の磁石との間に配置され、かつ上記一方の磁石を駆
動する駆動室と上記インペラを駆動させるポンプ室とを
分離する隔壁とを有する給水ポンプにおいて、上記イン
ペラ側に配置され上記出力軸を軸支する軸受と、上記出
力軸に側圧を付与し上記軸受の内面に該出力軸を押圧す
るため上記軸受の近傍に配置される弾性部材とを設けて
いる。
軸に付加部材として側圧を付与する弾性部材を具備させ
たのでインペラの回転変動によって出力軸端部を偏芯さ
せる力が働いたとしても、出力軸は一方に偏倚し軸受の
内面に押圧されるので、簡単な構成によって軸受に不規
則に当たる運動をなくすことができ、この運動によって
発生する機械ノイズを抑制し、装置の長寿命化を図るこ
とができる。
例である給水ポンプの側断面図で、図3は、その給水ポ
ンプに設けられる付加部材配置付近を示す平断面図で、
それぞれ図6で示した従来例と対照されるものである。
また、図4は付加部材近傍の要部斜視図である。各図に
おいて、図6と同じ機能、作用を示すものには同じ符号
をつけて説明する。尚、モータ出力軸端部にインペラが
直結した構成の給水ポンプ構造であってもその作用・効
果は同じである。
動室2とポンプ室3は、中心に円筒状の突起部4aを形
成した隔壁となる隔壁板4を境として分離される一方、
駆動室ケース14とポンプ室ケース13がねじ等で結合
されることにより、一体的に形成されている。ここで、
円筒状の突起部4aは、絞り加工などで形成されてい
る。隔壁板4と駆動室ケース14とにより形成される駆
動室2には、モータ5を構成する一部材であるモータ5
の出力軸7に固定された回転板22に組み込められた回
転自在な磁石6がある。また、ポンプ室ケース13と隔
壁板4とにより形成されるポンプ室3には、中心に回転
軸18を持ち放射状に複数枚の羽根9が設けられ、か
つ、羽根9の下方部に磁石6と対向する磁石11を有
し、固定板をもってそれらを一体に形成し固定するイン
ペラ8が配置される。そして、磁石6と磁石11との磁
気吸引力によって、インペラ8が回転可能となってい
る。インペラ8の回転軸18の上端面18aは、吸込口
部15に固設されたスラスト受け19の中心部19aと
僅かの距離をもって対向している。
照)に凹部18bを有し、その凹部18bに先の突起部
4aが嵌入している。この突起部4aが、回転軸18の
回転中心となる。なお、回転軸18は、図1に示すよう
に、この突起部4aと下端の一部のみで係合しているた
め、いわゆるスリコギ運動と呼ばれている動きを生じや
すくなっている。しかし、回転軸18の上端面18a
は、平坦面に形成され、またスラスト受け19の中心部
19aも平坦面に形成されているので、回転軸18は、
平坦面の中心部19aによって支持され、スリコギ運動
が防止されるようになっている。なお、磁石6と磁石1
1は、共に周方向にN極S極交互に着磁されており、磁
石6が回転すると、その磁気作用により磁石11も回転
するようになっている。
金から成る軸受21で支軸されている。そして、隔壁板
4の中心部方向に延びたその出力軸7の端部には、回転
板22が固着している。上記軸受21と回転板22との
略中間に、出力軸7に側圧を付与するために設けられた
付加部材20が配置されている。この付加部材20を構
成する水平方向に弾発する弾性部材たる板バネ23の一
端が、駆動室ケース14にモータ5を固定するネジ38
と共締で螺合し、固定されている。また、螺合部分の近
傍には、板バネ23の位置決めを行う位置決めの突状部
29と嵌合用孔28がある。このように固定された板バ
ネ23の他端には、開口部24が形成され、その開口部
24に、モータ5の出力軸7が軸通するカラー25の円
周部を環状に取り巻くリブ26が係合され、カラー25
を一定方向に偏倚するように弾発する結果、モータ5の
出力軸7に側圧が印加される。この例では、図3の矢示
Aの方向に、板バネ23の付勢力が働き、カラー25と
出力軸7に対し、その矢示A方向に側圧が働くことにな
る。カラー25は、樹脂などの部材で円盤状に成型さ
れ、中央部に出力軸7を回転自在に軸通させる孔27が
穿設され、その孔27の内周面には、グリスが塗布して
ある。
軸7の外径より大きくされ、板バネ23の付勢により、
孔27の内面の一部が出力軸7の外面の一部に当接する
構成となっている。また、カラー25は、板バネ23の
バネ圧により、その当接位置が保持される。ここで、開
口部24は、ポンプ1の駆動時にカラー25が軸方向に
移動しないように、すなわち、カラー25から板バネ2
3が外れないようにするためのもので、リブ26がこの
開口部24内に入り込む形でこのリブ26と係合してい
る。
部に回転板22を固定するのに先立ち、カラー25の孔
27に出力軸7を軸通させ、同時に板バネ23の他端の
開口部24をカラー25のリブ26に係合することによ
って組立てられる。ここで、板バネ23によって、カラ
ー25と出力軸7にかける側圧の方向は、給水ポンプ1
が使用される機器、例えばポットへ組み込んだ状態の時
の重力方向を考慮して設定するのが良いが、バネ圧を適
正に設定すればどの方向であっても良い。
タ5に接続した磁石6は隔壁板4の間にスラスト方向に
対向して位置する磁石11と磁気結合して遠心形のイン
ペラ8を回転する。ポンプ室ケース13の吸込口部15
より吸い込まれた容器内部の湯水は、インペラ8の遠心
力でポンプ室ケース13の横方向に開口した吐出口13
aへ送出され、図3の矢示Bで示す方向に湯水が吐出さ
れる。この時、湯水を吸入する反力により、両磁石6,
11の磁気結合に抗してインペラ8は、図1で上方に動
く場合があるが、スラスト受け19の中心部19aによ
りスラスト受けされて安定した回転をする。そして、湯
水が吐出される際、モータ5の出力軸7は、板バネ23
の弾発力によりカラー25の孔27が一定方向に偏倚す
る適度の側圧を受ける。その結果、モータ5の出力軸7
はカラー25の孔の内面と摺動し、磁石6を保持する回
転板22も一定方向に偏倚する力を受けながら回転す
る。この結果、インペラ8が回転する際、磁気作用によ
り回転板22がスリコギ運動を起こす方向に磁力を受け
たとしても、モ−タ5の出力軸7が軸受21に不規則に
当る動作は阻止されるので、モータ5の異常な電流増加
やモータ側の軸受21から発するタタキ音は殆ど解消さ
れる。なお、バネ圧は、インペラ8が回転する際にイン
ペラ8が受ける圧力変動を考慮し、適切に定められる。
始動時におこりがちな脱調の問題も解消される。すなわ
ち、この例のような、いわゆる磁気カップリング式の給
水ポンプ1にあっては、磁石6と磁石11による磁気カ
ップリング部分に働くトルクTは、図7の実線に示され
るように、安定状態時のトルクT1より起動時の最高ト
ルクT2が高くなる。そして、この最高トルクT2が、
磁石6と磁石11の間の結合力(=伝達可能トルク)を
越えると、モータ5の回転が、インペラ8側の磁石11
に伝わらず、空回り状態(=脱調)となってしまう。こ
のため、従来は、磁石6と磁石11の間の距離や各磁石
6,11の慣性、磁束量をそれぞれ精度高く設定し、調
整している。
出力軸7は板バネ23の弾発力によりカラー25の孔2
7が一定方向に偏倚する適度の側圧を受ける。その結
果、モータ5の出力軸7は、その回転に対し、ブレーキ
力を受けることとなる。加えて、カラー25の孔の内周
面に塗布してあるグリスが回転起動時の粘性負荷とな
り、この負荷もブレーキ力となる。そして、安定した回
転になると、その部分の温度が上昇し、グリスの粘性負
荷は下がり、モータ5は、所定のトルクで安定する。こ
のような作用により、磁石6と磁石11による磁気カッ
プリング部分に働くトルクTは、図7の点線で示した形
となる。すなわち、トルクTは、従来に比べなだらかに
上昇し、起動時の最高トルクT3となるが、その値は、
従来の最高トルクT2に比べ低くなる。そして、従来に
比べ、なだらかに下降し、安定状態時のトルクT1とな
る。
脱調が生じにくくなる。また、磁石6と磁石11の間の
距離や各磁石6,11の慣性、磁束量をそれぞれ精度高
く設定し、調整する必要がなくなり、生産性が大幅に向
上する。さらに、脱調に対し設計上余裕がとれるため、
磁石6と磁石11のサイズをコンパクト化でき、給水ポ
ンプ1を小型化することができる。さらには、磁石6と
磁石11の材料を安くて生産しやすいものを採用するこ
とができ、低価格化と生産性アップを図ることができ
る。
な実施例の斜視図である。この付加部材30において、
カラー33は例えばテフロン(フッ素樹脂)などの摩擦
係数の小さな樹脂部材をもって成形され、中央部に穿設
された孔35にモータの出力軸7を軸通する。そして、
図示しない駆動ケースの一端に形成したフックにひっか
けられ、矢示方向に収縮する弦巻バネ31の係合部32
が、カラー33の一端係止部34に係止される。モータ
の出力軸7を中心として、バネ31と相体する方向にカ
ラー33の高さ位置を規定する位置調整板36があり、
カラー33の他端は、その開口部37に摺動自在に係合
している。従って、この付加部材30は、図4に示した
付加部材20と同様にバネ31の収縮力によって、モー
タの出力軸7に側圧が付与される。
他の流体、例えば、油、化学薬品、空気等にも当然のこ
とではあるが、使用できるものである。
ペラ側のモータの出力軸に側圧を付与する弾性部材を設
けたので、湯水の流れの変化や、磁気結合の変化等によ
って、出力軸端部に偏芯力が働いたとしても偏芯を抑え
ることができる。この結果、機械ノイズ発生を抑止で
き、しかもポンプの他の部分への影響、例えばモータの
電流を大幅に増加させるなどの影響を与えることなく静
音化と長寿命化が図られる。しかも簡単な構成であるの
で経済性が高くなり、さらに、インペラの偏芯が防止さ
れるのでポンプ効率も高くなる。また、インペラがモー
タのステータ部から離れることとなるので、モータの発
熱の影響を減少させることができる。
る。
図である。
ためのグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 モータと、該モータの出力軸によって回
転駆動するインペラと、該インペラを囲繞するポンプ室
を有する給水ポンプにおいて、上記インペラ側に配置さ
れ上記出力軸を軸支する軸受と、上記出力軸に側圧を付
与し上記軸受の内面に該出力軸を押圧するため上記軸受
の近傍に配置される弾性部材とを設けたことを特徴とす
る給水ポンプ。 - 【請求項2】 モータと、該モータの出力軸に固定され
た一方の磁石と、該一方の磁石と対向し磁気結合した他
方の磁石を有するインペラと、上記一方の磁石と上記他
方の磁石との間に配置され、かつ上記一方の磁石を駆動
する駆動室と上記インペラを駆動させるポンプ室とを分
離する隔壁とを有する給水ポンプにおいて、上記インペ
ラ側に配置され上記出力軸を軸支する軸受と、上記出力
軸に側圧を付与し上記軸受の内面に該出力軸を押圧する
ため上記軸受の近傍に配置される弾性部材とを設けたこ
とを特徴とする給水ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19401395A JP2964218B2 (ja) | 1994-07-08 | 1995-07-07 | 給水ポンプ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-157718 | 1994-07-08 | ||
| JP15771894 | 1994-07-08 | ||
| JP19401395A JP2964218B2 (ja) | 1994-07-08 | 1995-07-07 | 給水ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0874779A JPH0874779A (ja) | 1996-03-19 |
| JP2964218B2 true JP2964218B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=26485072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19401395A Expired - Fee Related JP2964218B2 (ja) | 1994-07-08 | 1995-07-07 | 給水ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2964218B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100315757B1 (ko) * | 1999-06-16 | 2001-12-12 | 구자홍 | 배수펌프의 소음 및 진동 방지장치 |
| TW201000766A (en) * | 2008-06-20 | 2010-01-01 | Shang-Neng Wu | Magnetic transmission structure for water ejecting device |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP19401395A patent/JP2964218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0874779A (ja) | 1996-03-19 |
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