JP2964603B2 - 反射形スクリーン - Google Patents

反射形スクリーン

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は反射輝度の高く、明るい反射形スクリーンシ
ートに関するものであります。
<従来技術> 反射形スクリーンは、OHPが普及し、学校、企業等で
広く使用されているが、光源が明るく、スクリーンがな
い場合、白壁でもその表面がマット状になっているので
画像、文字等を見ることができた。しかし、映像が暗い
という欠点があり、通常、反射形スクリーンとしては、
表面が白く、その表面にエンボス加工が施された塩化ビ
ニル樹脂製シートが多く使用されていた。
この白色塩化ビニル樹脂製シートのスクリーンは、そ
のエンボス加工により、反射光にある程度の方向性を持
たせて、明るさの向上を計っているが目立った改善は成
されていない。
<本発明が解決しょうとする課題> 又、高級なスクリーンとして、表面にガラスビーズ加
工を施し、反射輝度を上げたビーズ形が使用されてい
る。
このビーズ型反射形スクリーンは白色塩化ビニル樹脂
製シートの上に粒径40〜200μのガラスビーズが(屈折
率η=1.5)均一に並べ、反射輝度を上げたものである
が、明視角度が狭くなる欠点があり、又加工設備等の問
題点も多く、一旦汚れが付くと落とし難いという問題点
があった。
<課題を解決するための手段> 近年、投影型のTVが市場に現れてきたが、光源の明る
さを高くすることが出来ず、スクリーン上で明るい画像
を得る為には従来より反射特性の良い明るく、投影型TV
に使用出来る反射形スクリーンの要望が高まっており、
本発明はそれらの欠点を解消するため、鋭意検討の結果
以下の様な構成の反射形スクリーン提供するものであっ
て、プラスチックフィルム又はシート中に、雲母を母体
に二酸化チタンをコーティングしたパール顔料鱗片のフ
ィラーを練り込み光反射層とした反射型スクリーンであ
って、前記パール顔料鱗片のフィラーの含有量が15%未
満のプラスチックフィルム又はシートと、含有量が15%
以上のプラスチックフィルム又はシートとを二層積層し
たことを特徴とする反射型スクリーンである。
又、前記光反射用のフィラーとして、二酸化チタンの
被覆率が28〜43%、粒径5〜60μパール顔料り鱗片のフ
ィラーを使用することを特徴とする反射形スクリーンで
ある。
又、前記プラスチックフィルム又はシートが塩化ビニ
ル樹脂からなることを特徴とする反射形スクリーンであ
る。
本発明に用いるプラスチックフィルム又はシートとし
ては、顔料、可塑剤、添加物、タンカル、アンチモン、
シリカ粉等、通常フィルム又はシート作製時に使用され
るものも含んでいても良い。プラスチックフィルム又は
シートの種類としては、ポリエステル系、ポリアミド
系、ポリエチレン系、ポリカーボネート系、ポリ塩化ビ
ニル系樹脂からなるものが使用出来、これらフィルム又
はシート中にフィラーを練り込んで作製することが出来
る。
フィルム又はシートの成膜方法としては、カレンダー
方式、押し出し方式を採ることが出来る。
特に、このフィラーの添加量は、予め多く(15%以
上)添加したフィルムと、予め少なく(15%以下)添加
したフィルムを作製しておき、この二種のフィルムを、
熱溶着の手段で貼り合わせるか、共押し出し加工で貼り
合わせるか、接着剤を介して貼り合わせるか種々の方法
を採ることができる。
又、これらの積層したものを、他の基材、例えば、
紙、ガラスクロス、プラスチックシートと積層すること
も可能である。
この反射系スクリーンのフィルム又はシートとして
は、特にはポリ塩化ビニル系樹脂が適当と思われ、可塑
剤量も、5〜60パーツの範囲のものを加工面、皺発生等
を考慮して、用途により設定出来る。
以下具体的な実施例を説明する。
<実施例> i.白色ポリ塩化ビニルフィルム(23パーツ、パール顔料
12%添加量品)押し出し機により、0.2mm厚にて作製し
た。
ii.上記(i)なる方法にて他の白色ポリ塩化ビニルフ
ィルム(23パーツ、パール顔料22%添加量品)を0.2mm
厚にて作製した。
iii.これら(i)、(ii)のフィルムを140℃なる条件
にて熱溶着法により、積層し、反射形スクリーン素材を
得た。
iv.上記(i)、(ii)のフィルムに用いた、パール顔
料は酸化チタンの被覆率が、28%、粒径10〜60μなるも
のを用いた。
この反射形スクリーン素材を東京光学(株)製の輝度
計を用い、かつ、ルックスメーターを用いスクリーンゲ
イン(SG)を求めたので以下に記す。
以上から、スクリーン適性も強度から、積層する良好
な結果が得られた。
但し、(2)のものでも、用い方によって実用性はあ
る。
<効果> 本発明は以上の如き構成であって、白色塩化ビニルエ
ンボス加工スクリーン、ビーズ加工反射形スクリーンに
比べ、視野角度は広く、反射特性(SG値)が高い(明る
い)反射形スクリーンを提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−40835(JP,U) 実開 平4−50842(JP,U) 実公 昭61−44829(JP,Y2) 荒木正義編「新ラミネート加工便覧」 (昭和58年11月30日 加工技術研究会発 行、第470−471頁) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 21/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックフィルム又はシート中に、雲
    母を母体に二酸化チタンをコーティングしたパール顔料
    鱗片のフィラーを練り込み光反射層とした反射型スクリ
    ーンであって、前記パイル顔料鱗片のフィラーの含有量
    が15%未満のプラスチックフィルム又はシートと、含有
    量が15%以上のプラスチックフィルム又はシートとを二
    層積層したことを特徴とする反射型スクリーン。
  2. 【請求項2】前記光反射用のフィラーとして、二酸化チ
    タンの被覆率が28〜43%、粒径5〜60μmパール顔料鱗
    片のフィラーを使用することを特徴とする請求項第1項
    に記載の反射型スクリーン。
  3. 【請求項3】プラスチックフィルム又はシートが塩化ビ
    ニル樹脂からなることを特徴とする請求項第1項又は請
    求項第2項に記載の反射型スクリーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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荒木正義編「新ラミネート加工便覧」(昭和58年11月30日 加工技術研究会発行、第470−471頁)

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