JP2964800B2 - ウェット塗膜厚測定装置 - Google Patents

ウェット塗膜厚測定装置

Info

Publication number
JP2964800B2
JP2964800B2 JP30696692A JP30696692A JP2964800B2 JP 2964800 B2 JP2964800 B2 JP 2964800B2 JP 30696692 A JP30696692 A JP 30696692A JP 30696692 A JP30696692 A JP 30696692A JP 2964800 B2 JP2964800 B2 JP 2964800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
roughness
film thickness
calculating
paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30696692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06160071A (ja
Inventor
清 吉田
裕 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP30696692A priority Critical patent/JP2964800B2/ja
Priority to GB9323714A priority patent/GB2272517B/en
Priority to US08/153,914 priority patent/US5504695A/en
Publication of JPH06160071A publication Critical patent/JPH06160071A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2964800B2 publication Critical patent/JP2964800B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料を塗装した直後の
未乾燥塗装表面の動的な粗さ情報から塗装膜厚を測定す
るウェット塗膜厚測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のウェット塗膜厚測定装置
としては、例えば針ゲージを利用した接触式のもの、電
磁式または渦電流式を利用した非接触式のもの等種々の
ものがある。図20はこのような従来のウェット塗膜厚
測定装置のうち、塗料の非磁極性を利用した非接触式ウ
ェット塗膜厚測定装置を示す説明図である。この従来の
ウェット塗膜厚測定装置は、同図(a)に示すように鋼
板からなる被塗装体81の塗装表面に対向して非接触膜
厚センサ82を近接距離ho に予め位置決めしておいて
から、該非接触膜厚センサ82内に設けられている受発
信コイルによって被塗装体81と非接触膜厚センサ82
との間に磁界を生成する。そして、同図(b)に示すよ
うに、被塗装体81の表面上にウェット塗料83を塗装
すると、塗装後の被塗装体81と非接触膜厚センサ82
との間の磁界は塗装膜厚による電磁気抵抗により減衰し
て受信コイルに感知される。従って、膜厚に反比例した
磁束の変化を検出することにより、塗装膜厚を測定する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したウェット塗膜
厚測定装置のうち、針ゲージ式のように接触式のものは
塗装面へのきずによって塗装品質に影響があるという問
題がある。
【0004】また、非接触式のもののうち、図20に示
したような非接触式ウェット塗膜厚測定装置は塗装前に
被塗装体と非接触膜厚センサとの間の距離を所定の近接
距離に設定しておく必要があるが、被塗装体へ塗装を行
った後においては塗装の膜厚を測定できないという問題
や、または測定自体が塗装の前後で2回必要であるとい
う問題、更に測定精度が悪いという問題がある。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、塗料を塗布した直後の塗装表
面の粗さの動的な平滑化特性から非接触で適確に塗装膜
厚を測定することができるウェット塗膜厚測定装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のウェット塗膜厚測定装置は、塗料を塗装し
た直後の未乾燥塗装表面の粗さを測定する粗さ測定手段
と、該粗さ測定手段で測定した前記表面粗さ情報の時間
変化量を算出する時間変化量算出手段と、前記塗料の成
分情報を入力する入力手段と、前記塗料の成分情報およ
び前記表面粗さ情報の時間変化量に基づいて塗装膜厚を
算出する塗装膜厚算出手段とを有することを要旨とす
る。
【0007】また、本発明のウェット塗膜厚測定装置
は、塗料を塗装した直後の未乾燥塗装表面の粗さを測定
する粗さ測定手段と、該粗さ測定手段で測定した前記表
面粗さ情報から表面の凹凸のピークツゥピーク値および
波長を算出する演算手段と、前記表面の凹凸のピークツ
ゥピーク値の時間変化量を算出する時間変化量算出手段
と、前記塗料の成分情報を入力する入力手段と、前記塗
料の成分情報、前記表面凹凸のピークツゥピーク値の時
間変化量および前記表面凹凸の波長に基づいて塗装膜厚
を算出する塗装膜厚算出手段とを有することを要旨とす
る。
【0008】更に、本発明のウェット塗膜厚測定装置
は、塗料を塗装した直後の未乾燥塗装表面の粗さを測定
する粗さ測定手段と、該粗さ測定手段で測定した前記表
面粗さ情報から表面の粗さ度および波長を算出する演算
手段と、前記表面の粗さ度の時間変化量を算出する時間
変化量算出手段と、前記塗料の成分情報を入力する入力
手段と、前記塗料の成分情報、前記表面粗さ度の時間変
化量および前記表面粗さの波長に基づいて塗装膜厚を算
出する塗装膜厚算出手段とを有することを要旨とする。
【0009】また更に、本発明のウェット塗膜厚測定装
置は、塗料を塗装した直後の未乾燥塗装表面の粗さを測
定する粗さ測定手段と、該粗さ測定手段で測定した前記
表面粗さ情報から表面の粗さ度および波長または表面の
凹凸のピークツゥピーク値および波長を算出する演算手
段と、前記塗料の成分情報および塗装条件を入力する入
力手段と、前記塗料の成分情報および塗装条件、前記表
面粗さ度および波長または前記表面の凹凸のピークツゥ
ピーク値および波長に基づいて平滑化初期値を推定する
推定手段と、前記表面粗さ度および波長または前記表面
の凹凸のピークツゥピーク値および波長、および前記平
滑化初期値に基づいて塗装膜厚を算出する塗装膜厚算出
手段とを有することを要旨とする。
【0010】本発明のウェット塗膜厚測定装置は、塗料
を塗装した直後の未乾燥塗装表面の粗さを撮像する撮像
手段と、該撮像手段で撮像した表面粗さ情報をパワース
ペクトル解析し、パワースペクトルデータとして出力す
るパワースペクトル解析手段と、該パワースペクトル解
析手段からのパワースペクトルデータから表面粗さ相当
のパワースペクトル積分値および波長を算出する演算手
段と、前記塗料の成分情報および塗装条件を入力する入
力手段と、パワースペクトル解析値を使用した平滑化理
論式を用いて、前記パワースペクトル積分値、波長、前
記塗料成分情報および塗装条件から塗装膜厚を算出する
塗装膜厚算出手段とを有することを要旨とする。
【0011】
【作用】本発明のウェット塗膜厚測定装置では、塗装直
後の未乾燥塗装表面の粗さを測定し、この表面粗さ情報
の時間変化量を算出し、塗料の成分情報および表面粗さ
情報の時間変化量に基づいて塗装膜厚を算出する。
【0012】また、本発明のウェット塗膜厚測定装置で
は、塗装直後の未乾燥塗装表面の粗さを測定し、この表
面粗さ情報から表面の凹凸のピークツゥピーク値および
波長を算出し、表面の凹凸のピークツゥピーク値の時間
変化量を算出し、塗料の成分情報、表面凹凸のピークツ
ゥピーク値の時間変化量および表面凹凸の波長に基づい
て塗装膜厚を算出する。
【0013】更に、本発明のウェット塗膜厚測定装置で
は、塗装直後の未乾燥塗装表面の粗さを測定し、この表
面粗さ情報から表面の粗さ度および波長を算出し、表面
の粗さ度の時間変化量を算出し、塗料の成分情報、表面
粗さ度の時間変化量および表面粗さの波長に基づいて塗
装膜厚を算出する。
【0014】また更に、本発明のウェット塗膜厚測定装
置では、塗装直後の未乾燥塗装表面の粗さを測定し、こ
の表面粗さ情報から表面の粗さ度および波長または表面
の凹凸のピークツゥピーク値および波長を算出し、塗料
の成分情報および塗装条件、表面粗さ度および波長また
は表面の凹凸のピークツゥピーク値および波長に基づい
て平滑化初期値を推定し、表面粗さ度および波長または
表面凹凸のピークツゥピーク値および波長、および平滑
化初期値に基づいて塗装膜厚を算出する。
【0015】本発明のウェット塗膜厚測定装置では、塗
装直後の未乾燥塗装表面の粗さを撮像した表面粗さ情報
をパワースペクトル解析し、そのパワースペクトルデー
タから表面粗さ相当のパワースペクトル積分値および波
長を算出し、パワースペクトル解析値を使用した平滑化
理論式を用いて、パワースペクトル積分値、波長、塗料
成分情報および塗装条件から塗装膜厚を算出する。
【0016】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0017】図1は、本発明の第1の実施例に係わるウ
ェット塗膜厚測定装置の構成を示すブロック図である。
同図に示すウェット塗膜厚測定装置は、塗料を塗装した
直後の未乾燥状態の、すなわちウェット状態の塗装表面
の平坦化現象に着目して塗装膜厚を測定するものであ
る。具体的には、図2(a)に示すように、塗装直後の
ウェット状態の塗装表面は凹凸状態になっており、初期
うず流動が存在している。そして、このような状態の凹
凸は同図(b)に示すようにレベリング力により時間と
ともに平坦化され、最終的には同図(c)に示すように
平坦化状態になるが、本発明のウェット塗膜厚測定装置
はこのような平坦化現象に着目し、塗装表面の凹凸状態
を測定することによりウェット状態の塗装表面が乾燥し
た後の塗装膜厚を非接触で適確に算出することができる
とともに、塗料塗布後のみの測定で算出することができ
るものである。
【0018】図1に示すウェット塗膜厚測定装置の構成
を説明する。図1において、塗装を施される被塗装物1
には対向して粗さ測定手段を構成している非接触光干渉
式表面粗さ計4が設けられている。なお、本実施例で
は、被塗装物1には上塗り塗料を塗布している。
【0019】表面粗さ計4は、図3に示すように、光源
13から発生する光がピンホールおよび開口部を通り、
ハーフミラーに当たって下方に反射され、対物レンズ1
5、参照面16、ビームスプリッタを通り、被塗装物1
の表面に当たって上方に反射され、ビームスプリッタ、
参照面16、対物レンズ15を通った後、ハーフミラー
を上方に通過し、フィルタを通ってCCDセンサ12で
受信され、これにより被塗装物1の表面の粗さ情報を得
るように構成されている。
【0020】表面粗さ計4からの被塗装物1の表面粗さ
情報は、コントローラ9を構成する画像処理装置5に供
給され、ここで座標化、座標変換が行われた後、塗膜粗
さ平滑性演算処理装置6に供給される。
【0021】塗膜粗さ平滑性演算処理装置6は、画像処
理装置5から供給される表面粗さ画像情報から表面粗さ
平滑性情報、すなわち凹凸のピークツゥピーク(p−
p)値aおよび凹凸の波長λを演算し、膜厚演算処理装
置7に供給する。また、この膜厚演算処理装置7には入
力装置8から揮発成分等の含有量等を含む塗料の成分情
報が入力され、これにより膜厚演算処理装置7は後述す
るウェット塗装膜厚計測法に基づいて塗装膜厚を算出
し、この算出した塗装膜厚を表示器10およびプロッタ
11に出力する。なお、前記画像処理装置5、塗膜粗さ
平滑性演算処理装置6および膜厚演算処理装置7がコン
トローラ9を構成している。
【0022】次に、図4に示すフローチャートを参照し
て、図1に示す実施例の作用を説明する。
【0023】図4においては、まず表面粗さ計4によっ
て塗料を塗布された直後の時間t1において被塗装物1
の表面に光を照射し、その反射光を受光して、被塗装物
1の表面の粗さ情報を得るが、この処理は表面粗さ計4
において光源13から光を発生し(ステップ110)、
分光部で分光し(ステップ120)、被塗装物1の塗装
表面を照射し(ステップ130)、該塗装表面からの反
射光を測光部で測光し(ステップ140)、これにより
時間t1 における画像情報、すなわち被塗装物1の表面
粗さ情報を入手し(ステップ150)、この画像情報を
メモリに記憶する(ステップ160)という手順にて行
われる。
【0024】図5(a)は表面粗さ計4で測定された被
塗装物1の表面粗さを示す光干渉縞データの一例を示す
図である。また、図5(b)は表面粗さ3次元の解析例
を示しているものである。
【0025】この表面粗さ情報の入手は、時間t1 に続
いて、時間Δt後の時間t2 (=t1 +Δt)において
も繰り返して行われ、これにより時間t1 ,t2 におけ
る被塗装物1の表面粗さ情報が測定され、画像情報とし
てメモリに記憶される。この画像情報は画像処理装置5
に供給され、該画像処理装置5において座標化および座
標変換が行われる(ステップ170)。
【0026】次に、画像処理装置5において座標化およ
び座標変換された画像情報である被塗装物1の表面粗さ
情報は、塗膜粗さ平滑性演算処理装置6に供給され、こ
こで被塗装物1の表面粗さ情報から前記時間t1 ,t2
における表面の凹凸のピークツゥピーク値a、波長λが
算出される(ステップ180)。そして、この算出され
た時間t1 ,t2 における表面凹凸のピークツゥピーク
値aおよび波長λは、前記入力装置8から入力される塗
料の成分等の塗装条件とともに(ステップ190)、膜
厚演算処理装置7に入力され、塗装膜厚hが算出され
(ステップ200)、この算出された塗装膜厚hは前記
表示器10に表示されるとともに、プロッタ11で印刷
される(ステップ210)。
【0027】次に、前記ステップ180における塗膜粗
さ平滑性演算処理装置6による被塗装物1の表面の凹凸
のピークツゥピーク値aおよび波長λの算出処理および
ステップ200における膜厚演算処理装置7による塗装
膜厚hの算出処理について図6以降を参照して説明す
る。
【0028】図2で説明したように、被塗装物1の表面
に塗料を塗布した直後のウェット状態の塗装表面は粗さ
の大きい凹凸状であり、この表面状態は図6(a),
(b)に示すように表面の凹凸aおよび波長λで表すこ
とができる。
【0029】図6(a)に示す塗布直後のウェット状態
の表面凹凸は、上述したように、時間とともに平滑化さ
れていくが、この表面平滑化の動特性は、図6(a)の
ようにこのウェット状態における塗装膜厚の平均値を
h、塗料の粘度をη、塗膜の表面張力をγ、表面の凹凸
初期値をao とすると、次式で一般に表される。
【0030】
【数1】 da/dt=(−h3 γ)/(3η)×(2π/λ)4 a …(1) a=ao ・exp −t/τ …(2) τ=3ηλ4 /(16π4 ×γh3 ) …(3) 実際には塗料塗布後の塗膜粘度は霧化エア圧、溶剤、塗
布前粘度、温度等が一定の条件のもとに図7のように一
例として表される。なお、図7において、横軸は塗料塗
布後の経過時間であり、縦軸は塗膜粘度ηを示し、η0
およびη1 はそれぞれ塗布前の粘度値および塗料付着直
後の初期粘度値を示す。
【0031】従って、図7に示すように、塗料塗布直後
の粘度は時間とともに変化するため上式(1)〜(3)
の粘度ηは次式のような補正値を使用する必要がある。
【0032】 η=η1 +Kt …(4) なお、η1 >η0 であり、Kは1.0よりはるかに小さ
な係数である(K《1.0)。
【0033】図8のウェット膜厚の平滑化動特性に示す
ように、塗料塗布直後の時間t1 ,t2 における塗装表
面の凹凸のピークツゥピーク値がそれぞれa1 ,a2
あり、凹凸の波長がλ12である場合、次式のようにな
る。なお、時間t 1 ,t 2 での波長λ 1 ,λ 2 は、λ 1 =λ 2
=λ 12 となる関係を有することとする。
【0034】
【数2】 a1 =a0 exp (−t1 /τ1 ) …(5) τ1 ={3×η(t1 )×λ12 4 }/(16π4 ×γ×h3 ) …(6) a2 =a0 exp (−t2 /τ2 ) …(7) τ2 ={3×η(t2 )×λ12 4 }/(16π4 ×γ×h3 ) …(8) 上式(5)〜(8)から塗装膜厚hを求めると、(5)
式を(7)式で割って、次のようになる。
【0035】
【数3】 a1 /a2 =exp (−t1 /τ1 +t2 /τ2 ) …(9) 1na1 /a2 =(−t1 /τ1 +t2 /τ2 ) …(10) そして、(6),(8),(10)式から塗装膜厚hが
次式のように求まる。
【0036】
【数4】 h={(1na1 /a2 )/(−t1 /τ1 ’+t2 /τ2 ’)}1/3 …(11) τ1 ’=(3η1 ×λ12 4 )/(16π4 γ) …(12) τ2 ’=(3η2 ×λ12 4 )/(16π4 γ) …(13) これらの式(11)〜(13)から、塗料塗布直後の時
間t1 ,t2 における塗装表面の粗さa1 ,a2 および
波長λ0 を測定することにより、塗装膜厚hを算出する
ことができる。
【0037】同様に、(1)式をda/dt=(a2
1 )/(t2 −t1 )とし、(4)式を加えて、塗装
膜厚hを算出することも可能である。
【0038】
【数5】 なお、測定系により(11)式または(14)式のいず
れを使用するかの選択が必要である。
【0039】図9は上塗り塗料での測定値を理論値と比
較したグラフである。塗布後60〜100秒における平
滑化動特性は理論値と測定値がかなり近い値となってお
り、膜厚値も(11)式から求めると、約38〜40μ
であり、実測値にほぼ近い値となっている。
【0040】次に、図10を参照して、本発明の第2の
実施例について説明する。
【0041】図10に示す第2の実施例に係わるウェッ
ト塗膜厚測定装置は、図1に示した第1の実施例におい
てコントローラ9を構成する塗膜粗さ平滑性演算処理装
置6の代わりに表面粗さ度演算処理装置17を使用して
いる点が異なるのみで、その他の構成および作用は同じ
である。そして、この第2の実施例のウェット塗膜厚測
定装置は、表面粗さ度演算処理装置17を使用して、第
1の実施例における表面凹凸のピークツゥピーク値aお
よび波長λの代わりに表面粗さ度および表面粗さ波長を
算出し、これによりこの表面粗さ度およびその波長を使
用することにより、比較的短い測定時間で平均塗装膜厚
を算出できるとともに、特定の凹凸の選定処理を不要と
なるという利点を有するものである。なお、表面粗さ度
および波長としては、平均粗さ度Ra および平均波長λ
a 、または2乗平均平方根Rq および2乗平均平方根波
長λq を使用している。
【0042】また、図11は本第2の実施例の作用を示
すフローチャートであるが、このフローチャートは図4
に示した第1の実施例のフローチャートにおいてステッ
プ180におけるピークツゥピーク値および波長の算出
の代わりにステップ182として表面粗さ度および表面
粗さ波長を算出するようになっている点が異なっている
のみである。
【0043】図10および11に示す第2の実施例のウ
ェット塗膜厚測定装置において、表面粗さ度演算処理装
置17は画像処理装置5から供給される表面粗さ画像情
報から時間t1 およびt2 における表面の粗さ度および
波長、すなわち平均粗さ度Ra およびその平均波長λa
または2乗平均平方根Rq および2乗平均平方根λq
算出し(図11のステップ182)、膜厚演算処理装置
7に供給する。
【0044】膜厚演算処理装置7は、表面の粗さ度およ
び波長、すなわち平均粗さ度Ra およびその平均波長λ
a または2乗平均平方根Rq および2乗平均平方根λq
を供給されると、これらの情報と入力装置8から供給さ
れる塗料条件から上述した(11)式に対応する次に示
す(15)〜(20)式に従って塗装膜厚hを算出する
(ステップ200)。
【0045】すなわち、上述した(11)式は表面粗さ
度およびその波長、すなわち平均粗さ度Ra およびその
平均波長λa または2乗平均平方根Rq および2乗平均
平方根波長λq に対しても次に示すように成立する。
【0046】
【数6】 h={(1nRa1/Ra2)/(−t1 /τ1 ’+t2 /τ2 ’)}1/3 …(15) τ1 ’=(3η1 ×λa )/(16π4 γ) …(16) τ2 ’=(3η2 ×λa )/(16π4 γ) …(17) h={(1nRq1/Rq2)/(−t1 /τ1 ’+t2 /τ2 ’)}1/3 …(18) τ1 ’=(3η1 ×λq )/(16π4 γ) …(19) τ2 ’=(3η2 ×λq )/(16π4 γ) …(20) 図12は、表面粗さ度の平滑化動特性を示すグラフであ
り、横軸に示す塗料塗布後の経過時間に対して縦軸に表
面粗さ度Ra ,Rq を示している。同図から、塗布後6
0〜100秒における平滑化動特性は図9に示した場合
と同様に粗さ度(Ra ,Rq )に対しても理論値と測定
値はほぼ一致していることがわかる。また、塗装膜厚値
hもha =40μm,hq =39μmとほぼ一致してい
る。
【0047】なお、第2の実施例においても、前述した
図5(a)に示した被塗装物1の表面粗さを示す光干渉
縞データが表面粗さ計4で測定されるが、この場合の平
均粗さ度Ra および2乗平均平方根Rq は次式で示すも
のであり、平均粗さ度Ra =0.861μm、2乗平均
平方根Rq =0.959μm、波長λ=4.6mであ
る。
【0048】
【数7】 次に、図13を参照して、本発明の第3の実施例につい
て説明する。
【0049】図13に示す第3の実施例に係わるウェッ
ト塗膜厚測定装置は、図2に示した第2の実施例におい
て表面粗さ度演算処理装置17と膜厚演算処理装置7と
の間に平滑化初期値推定装置18を設けるとともに、前
記入力装置8からの塗料条件情報をこの平滑化初期値推
定装置18に入力するように構成した点が異なるのみ
で、その他の構成および作用は同じである。そして、こ
の第3の実施例のウェット塗膜厚測定装置は、平滑化初
期値推定装置18によって平滑化初期値を推定算出する
ことにより、塗料の塗布後t秒後の1回のみの短時間の
粗さ情報の測定のみで塗装膜厚hの算出を可能とし、こ
れにより本ウェット塗膜厚測定装置のラインへの適応性
を向上しているものである。
【0050】また、図11は本第3の実施例の作用を示
すフローチャートであるが、このフローチャートは図1
1に示した第2の実施例のフローチャートにおいてステ
ップ182における時間t1 ,t2 における2回の表面
粗さ度および波長の算出の代わりにステップ184とし
て時間t1 のみの1回の表面粗さ度および波長の算出を
行うとともに、引き続いてステップ186を追加し、こ
のステップで平滑化初期値を推定するようになっている
点が異なっているのみである。
【0051】図13および14に示す第2の実施例のウ
ェット塗膜厚測定装置において、表面粗さ度演算処理装
置17は時間t1 における表面粗さ度Ra および波長λ
a を測定し(ステップ184)、この表面粗さ度Ra
よび波長λa を平滑化初期値推定装置18に供給する。
平滑化初期値推定装置18は、この表面粗さ度Ra およ
び波長λa に加えて、入力装置8から入力される塗料成
分等を含む塗料条件から平滑化初期値ao を推定する
(ステップ186)。
【0052】この平滑化初期値ao の推定について説明
する。
【0053】前述した(5)式から塗布直後の凹凸ピー
クツゥピーク値ao は、次式のようになる。
【0054】 ao =a1 exp (t1 /τ1 ) …(21) なお、この式におけるτ1 およびη1 (t1 )はそれぞ
れ前述した(4),(6)式に示したものと同じであ
る。
【0055】塗装面平滑化動特性の測定データから塗布
直後(t=0)の凹凸ピークツゥピーク値ao は上式
(21)から求まる(但し、ガン特性は一定として)。
【0056】また、例えば塗装膜厚h=60μm、波長
λ=6mmの場合、凹凸ピークツゥピーク値ao =8.
5〜8.7μm(t=t1 〜t3 )となり、塗装膜厚h
=40μm、波長λ=4.3mmの場合、凹凸ピークツ
ゥピーク値ao =8.4〜8.6μm(t=t1
3 )となるというように初期値は塗装膜厚hおよび波
長λに対してほぼ一定であることがわかる。すなわち、
次式に示す関係があると言える。なお、この関係は図1
5に示す塗布直後の時間に対する塗膜表面凹凸ピークツ
ゥピーク(p−p)値のグラフで示す平滑化動特性理論
値と測定値との比較からも明らかである。
【0057】 λ4 /h3 =Ko (一定) …(22) 従って、塗料成分が予め既知であれば、一定時間tでの
凹凸ピークツゥピーク値aと波長λを計測することによ
り、凹凸ピークツゥピーク値の初期値ao は上述した
(21),(6),(4),(22)式を使用して前も
って求めることができる。また、初期値ao を前もって
測定しておいてもよい。
【0058】以上のようにして、平滑化初期値ao を算
出すると、この平滑化初期値を膜厚演算処理装置7に供
給し、塗装膜厚hが算出される(ステップ200)。
【0059】この塗装膜厚hの算出について説明する。
【0060】上述した平滑化初期値の算出において塗料
成分が既知であり、また塗装条件(ガン特性)が一定で
あれば、塗布直後の凹凸ピークツゥピーク値ao は上述
したように推定可能であるので、塗装膜厚hは、前述し
た(11)〜(13)式においてt1 =0,t2 =t1
とすることにより、次式のように求めることができる。
【0061】
【数8】 h={(1na0 /a1 )/(−0/τ0 +t1 /τ1 ’)}1/3 ={(1nao /a1 )/(t1 /τ1 ’)}1/3 …(23) τ1 ’=(3η1 ×λ4 )/(16π4 γ) …(12) η1 =η0 +Kt1 …(4) 以上の(23),(12),(4)式から塗装膜厚hは
時間t1 ,波長λ、時間t1 における凹凸ピークツゥピ
ーク値a1 を測定することにより算出することができ
る。
【0062】なお、上述した第3の実施例では、表面ピ
ークツゥピーク値を使用した場合を説明したが、この代
わりに表面粗さ度およびその波長、すなわち平均粗さ度
aおよび平均波長λa 、または2乗平均平方根Rq
よび2乗平均平方根波長λqを使用しても次式に示すよ
うに成立する。
【0063】
【数9】 h={(1nRa0/Ra1)/(t1 /τ1 ’)}1/3 …(24) τ1 ’=(3η1 ×λa 4 )/(16π4 γ) …(25) h={(1nRq0/Rq1)/(t1 /τ1 ’)}1/3 …(26) τ1 ’=(3η1 ×λq 4 )/(16π4 γ) …(27)
【0064】図16に示す第4の実施例に係わるウェッ
ト塗膜厚測定装置は、塗装を施された被塗装物1に対向
して設けられ、被塗装物1の塗装表面を撮像して、表面
の粗さ情報を得る撮像部2を有する。なお、本実施例で
は、被塗装物1には上塗り塗料が塗布されている。
【0065】前記撮像部2は、図17に詳細に示すよう
に、光源31、明暗パターン板32、反射鏡33、レン
ズ34、CCDカメラ35から構成され、該撮像部2で
撮像された被塗装物1の表面の粗さ情報は画像処理部3
に供給される。
【0066】画像処理部3は、各種画像処理プログラ
ム、画像解析シーケンスプログラム、波形解析プログラ
ム、膜厚演算プログラム等から構成され、撮像部2から
供給された表面粗さ情報を画像処理し、パワースペクト
ルの周波数分析(FFT)および長波の波形分離を行
い、表面粗さ情報をパワースペクトルデータPとしてパ
ワースペクトル積分値演算部21に供給する。
【0067】パワースペクトル積分値演算部21は、画
像処理部3からのパワースペクトルデータから粗さ相当
のパワースペクトル積分値Pi および長波長λを算出
し、膜厚演算部22に供給する。膜厚演算部22は、該
パワースペクトル積分値iおよび長波長λに加えて、入
力装置8から入力される塗装条件に基づき、後述するパ
ワースペクトルPを使用した平滑化理論式を用いて塗装
膜厚hを算出する。そして、この算出された塗装膜厚h
は表示器10に表示されるとともに、プロッタ11で印
刷される。
【0068】次に、パワースペクトルPを使用した平滑
化理論式の導出について説明する。
【0069】まず、パワースペクトルPによる平滑化特
性を説明すると、表面粗さRa とパワースペクトル積分
値Pi とは、図18に示すような関係にあり、次式の関
係を有する。
【0070】 Pi =Po +k×Ra 1/2 …(28) Ra ={(Pi −Po )/k}2 …(29) パワースペクトル解析値による平滑化理論式の導出で
は、まずウェット塗膜平滑化理論式(近似式)として、
表面粗さ度Ra は次式で表される。
【0071】 Ra =Rao・exp (−t/τ) …(30) (29)式を(30)式に代入すると、
【数10】 {(Pi −Po )/k}2 ={(Pio−Poo)/k}2 exp (−t/τ) …(31) なお、ここで、PioはPi の初期値であり、PooはPo
の初期値である。
【0072】従って、 P=Po ・exp (−t/2τ) …(32) 但し、P=Pi −Po ,τ=3ηλ4 /16π4 γhで
ある。
【0073】以上から、パワースペクトル解析値による
塗装膜厚hは次式のようになる。
【0074】
【数11】 但し、τ’i =3ηiλ4 /16π4 γである。
【0075】次に、図16に示す第4の実施例の作用を
説明する。
【0076】撮像部2によって被塗装物1の塗膜表面を
撮像して、塗料塗布後の時間t1 ,t2 における表面粗
さ情報を測定すると、この情報は画像処理部3に入力さ
れて画像処理され、周波数解析(FFT)処理および空
間周波数毎のパワースペクトルデータとしてパワースペ
クトル積分値演算部21に供給される。パワースペクト
ル積分値演算部21では、画像処理部3からのパワース
ペクトルデータを使用し、パワースペクトルの波形分離
および長波パワースペクトル積分値Pi と長波長λの算
出が行われ、粗さ度相当の情報とされ、膜厚演算部22
に供給される。膜厚演算部22には、入力装置8から塗
装条件が入力され、この情報と前記パワースペクトル積
分値演算部21からのパワースペクトル積分値Pi およ
び長波長λから上述したように塗装膜厚hが算出され、
表示器10に表示されるとともに、プロッタ11で印刷
される。
【0077】図19は、横軸に時間を取り、縦軸にパワ
ースペクトル積分値Pi を取って、(32)式を用いた
平滑化理論値と測定値を比較したウェット平滑化動特性
(パワースペクトル値)を示すグラフである。測定は塗
布直後の画像を撮像部2で撮影し、パワースペクトル解
析を行った。図19から、測定値は理論値とほぼ一致し
た平滑化特性となっていることがわかる。
【0078】次に示す表1は、膜厚60μm、54μm
のサンプルに対して上述した(33)式の推定式を用い
て膜厚hを計測した結果を示している。同表から数μm
の精度で計測可能であることがわかる。
【0079】
【表1】
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
塗装直後の未乾燥塗装表面の粗さ情報から表面の凹凸の
ピークツゥピーク値および波長または表面の粗さ度およ
び波長を算出し、塗料の成分情報、表面凹凸のピークツ
ゥピーク値または粗さ度の時間変化量および表面凹凸ま
たは表面粗さの波長に基づいて塗装膜厚を算出したり、
または表面粗さ情報から表面の粗さ度および波長または
表面の凹凸のピークツゥピーク値および波長を算出し、
塗料の成分情報および塗装条件、表面粗さ度および波長
または表面の凹凸のピークツゥピーク値および波長に基
づいて平滑化初期値を推定し、表面粗さ度および波長ま
たは表面凹凸のピークツゥピーク値および波長および平
滑化初期値に基づいて塗装膜厚を算出しているので、塗
装直後の未乾燥塗装膜厚を非接触で適確に測定すること
ができる。
【0081】また、本発明によれば、表面粗さ情報をパ
ワースペクトル解析し、そのパワースペクトルデータか
ら表面粗さ相当のパワースペクトル積分値および波長を
算出し、パワースペクトル解析値を使用した平滑化理論
式を用いて、パワースペクトル積分値、波長、塗料成分
情報および塗装条件から塗装膜厚を算出しているので、
塗装直後の未乾燥塗装膜厚を非接触で適確に測定するこ
とができるとともに、撮像手段を含めた装置価格の低減
化、塗装表面との離隔距離の増大化および接触危険性の
低減化、撮像手段の簡単化および軽量化、耐振動性の向
上等を図ることができ、例えば自動車の塗装ラインへの
適用に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるウェット塗膜厚
測定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】塗装直後のウェット状態の塗装表面の凹凸状態
の平坦化現象の説明図である。
【図3】図1のウェット塗膜厚測定装置に使用されてい
る表面粗さ計の構成を示す図である。
【図4】図1のウェット塗膜厚測定装置の作用を示すフ
ローチャートである。
【図5】図1のウェット塗膜厚測定装置において表面粗
さ計で測定された被塗装物の表面粗さを示す光干渉縞デ
ータの一例を示す図である。
【図6】塗装直後のウェット状態の塗装表面の凹凸状態
を示す図である。
【図7】塗膜粘度とセット時間との関係を示すグラフで
ある。
【図8】ウェット膜厚の平滑化動特性を示すグラフであ
る。
【図9】上塗り塗料での測定値を理論値と比較したグラ
フである。
【図10】本発明の第2の実施例に係わるウェット塗膜
厚測定装置の構成を示すブロック図である。
【図11】図10のウェット塗膜厚測定装置の作用を示
すフローチャートである。
【図12】表面粗さ度の平滑化動特性を示すグラフであ
る。
【図13】本発明の第3の実施例に係わるウェット塗膜
厚測定装置の構成を示すブロック図である。
【図14】図13のウェット塗膜厚測定装置の作用を示
すフローチャートである。
【図15】平滑化動特性理論値と測定値との比較を塗布
直後の時間に対する塗膜表面凹凸ピークツゥピーク(p
−p)値で示すグラフである。
【図16】本発明の第4の実施例に係わるウェット塗膜
厚測定装置の構成を示すブロック図である。
【図17】図16のウェット塗膜厚測定装置に使用され
ている撮像部の構成を示す図である。
【図18】表面粗さRa とパワースペクトル積分値Pi
の関係を示すグラフである。
【図19】横軸に時間を取り、縦軸にパワースペクトル
積分値Pi を取って、平滑化理論値と測定値を比較した
ウェット平滑化動特性(パワースペクトル値)を示すグ
ラフである。
【図20】従来の塗膜厚測定装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 被塗装物 2 撮像部 3 画像処理部 4 表面粗さ計 5 画像処理装置 6 塗膜粗さ平滑性演算処理装置 7 膜厚演算処理装置 8 入力装置 9,19,29 コントローラ 10 表示器 11 プロッタ 17 表面粗さ度演算処理装置 18 平滑化初期値推定装置 21 パワースペクトル積分値演算部 22 膜厚演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01B 21/00 - 21/32 B05C 7/00 - 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料を塗装した直後の未乾燥塗装表面の
    粗さを測定する粗さ測定手段と、該粗さ測定手段で測定
    した前記表面粗さ情報の時間変化量を算出する時間変化
    量算出手段と、前記塗料の成分情報を入力する入力手段
    と、前記塗料の成分情報および前記表面粗さ情報の時間
    変化量に基づいて塗装膜厚を算出する塗装膜厚算出手段
    とを有することを特徴とするウェット塗膜厚測定装置。
  2. 【請求項2】 塗料を塗装した直後の未乾燥塗装表面の
    粗さを測定する粗さ測定手段と、該粗さ測定手段で測定
    した前記表面粗さ情報から表面の凹凸のピークツゥピー
    ク値および波長を算出する演算手段と、前記表面の凹凸
    のピークツゥピーク値の時間変化量を算出する時間変化
    量算出手段と、前記塗料の成分情報を入力する入力手段
    と、前記塗料の成分情報、前記表面凹凸のピークツゥピ
    ーク値の時間変化量および前記表面凹凸の波長に基づい
    て塗装膜厚を算出する塗装膜厚算出手段とを有すること
    を特徴とするウェット塗膜厚測定装置。
  3. 【請求項3】 塗料を塗装した直後の未乾燥塗装表面の
    粗さを測定する粗さ測定手段と、該粗さ測定手段で測定
    した前記表面粗さ情報から表面の粗さ度および波長を算
    出する演算手段と、前記表面の粗さ度の時間変化量を算
    出する時間変化量算出手段と、前記塗料の成分情報を入
    力する入力手段と、前記塗料の成分情報、前記表面粗さ
    度の時間変化量および前記表面粗さの波長に基づいて塗
    装膜厚を算出する塗装膜厚算出手段とを有することを特
    徴とするウェット塗膜厚測定装置。
  4. 【請求項4】 塗料を塗装した直後の未乾燥塗装表面の
    粗さを測定する粗さ測定手段と、該粗さ測定手段で測定
    した前記表面粗さ情報から表面の粗さ度および波長また
    は表面の凹凸のピークツゥピーク値および波長を算出す
    る演算手段と、前記塗料の成分情報および塗装条件を入
    力する入力手段と、前記塗料の成分情報および塗装条
    件、前記表面粗さ度および波長または前記表面の凹凸の
    ピークツゥピーク値および波長に基づいて平滑化初期値
    を推定する推定手段と、前記表面粗さ度および波長また
    は前記表面の凹凸のピークツゥピーク値および波長、お
    よび前記平滑化初期値に基づいて塗装膜厚を算出する塗
    装膜厚算出手段とを有することを特徴とするウェット塗
    膜厚測定装置。
  5. 【請求項5】 塗料を塗装した直後の未乾燥塗装表面の
    粗さを撮像する撮像手段と、該撮像手段で撮像した表面
    粗さ情報をパワースペクトル解析し、パワースペクトル
    データとして出力するパワースペクトル解析手段と、該
    パワースペクトル解析手段からのパワースペクトルデー
    タから表面粗さ相当のパワースペクトル積分値および波
    長を算出する演算手段と、前記塗料の成分情報および塗
    装条件を入力する入力手段と、パワースペクトル解析値
    を使用した平滑化理論式を用いて、前記パワースペクト
    ル積分値、波長、前記塗料成分情報および塗装条件から
    塗装膜厚を算出する塗装膜厚算出手段とを有することを
    特徴とするウェット塗膜厚測定装置。
JP30696692A 1992-11-17 1992-11-17 ウェット塗膜厚測定装置 Expired - Fee Related JP2964800B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30696692A JP2964800B2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 ウェット塗膜厚測定装置
GB9323714A GB2272517B (en) 1992-11-17 1993-11-17 Measurement of paint film thickness based on dynamic levelling property of wet paint
US08/153,914 US5504695A (en) 1992-11-17 1993-11-17 Apparatus for measuring paint film thickness based on dynamic levelling property of wet paint film surface

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30696692A JP2964800B2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 ウェット塗膜厚測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06160071A JPH06160071A (ja) 1994-06-07
JP2964800B2 true JP2964800B2 (ja) 1999-10-18

Family

ID=17963413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30696692A Expired - Fee Related JP2964800B2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 ウェット塗膜厚測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2964800B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3321982B2 (ja) * 1994-05-12 2002-09-09 日産自動車株式会社 塗装膜厚計測装置
JP3326960B2 (ja) * 1994-05-12 2002-09-24 日産自動車株式会社 塗装膜厚計測装置
JP3327000B2 (ja) * 1994-10-24 2002-09-24 日産自動車株式会社 塗装膜厚計測装置
JP5239049B2 (ja) * 2007-07-31 2013-07-17 レーザーテック株式会社 粗さ測定方法及び粗さ測定装置
JP7363589B2 (ja) * 2020-03-04 2023-10-18 トヨタ自動車株式会社 塗装品質予測装置および学習済みモデルの生成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06160071A (ja) 1994-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8692887B2 (en) Thermal imaging method and apparatus for evaluating coatings
EP1173724B1 (en) Transient thermography measurement of a metal layer thickness
JP4698907B2 (ja) 合成的熱基準による撮像方法
US6367968B1 (en) Thermal resonance imaging method
US20100310128A1 (en) System and Method for Remote Measurement of Displacement and Strain Fields
JP2964800B2 (ja) ウェット塗膜厚測定装置
US5504695A (en) Apparatus for measuring paint film thickness based on dynamic levelling property of wet paint film surface
JP3257182B2 (ja) 塗装処理装置及び塗装処理方法
Valla et al. Comparison of two optical methods for contactless, full field and highly sensitive in-plane deformation measurements using the example of plywood
JP3326960B2 (ja) 塗装膜厚計測装置
JP3326961B2 (ja) 塗装膜厚計測装置
JP2964801B2 (ja) 塗膜厚測定装置
JP3321982B2 (ja) 塗装膜厚計測装置
JP2950084B2 (ja) ウェット塗膜厚測定装置
KR20090055081A (ko) 표면조도를 이용한 비접촉식 도막 측정장치 및 그의 방법
JP3006321B2 (ja) ウェット鮮映性測定装置
JP3326962B2 (ja) 塗装品質解析装置
JP2950083B2 (ja) ウェット塗膜厚測定装置
JP3322034B2 (ja) 塗装品質解析装置
Schmid-Schirling et al. Laser scanning–based straightness measurement of precision bright steel rods at one point
JP3252555B2 (ja) 塗装面の垂れ計測装置及び塗装膜厚計測装置
JP3496246B2 (ja) 塗装塗着粘度の測定装置及びその測定方法
JP3327000B2 (ja) 塗装膜厚計測装置
JPH0387605A (ja) 膜厚測定方法とその装置
JPH09105612A (ja) 塗装膜厚計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees