JP2965748B2 - 検出装置 - Google Patents

検出装置

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JP2965748B2
JP2965748B2 JP16097591A JP16097591A JP2965748B2 JP 2965748 B2 JP2965748 B2 JP 2965748B2 JP 16097591 A JP16097591 A JP 16097591A JP 16097591 A JP16097591 A JP 16097591A JP 2965748 B2 JP2965748 B2 JP 2965748B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検出部への被検出体の
近接もしくは接触を、非接触で検出する検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、非接触で被検出体の検出を行なう
検出装置は、被検出体の存在による光量(反射光もしく
は透過光の光量)の変化を用いて検出するものや、被検
出体による静電容量の変化を用いたものなどが知られて
いる。こうした検出装置では、検出感度の調整は、光量
や静電容量等を一旦電気的な信号に変換し、この電気信
号の大きさを比較する比較値を可変したり、電気信号の
増幅度を可変することで行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検出感
度を電気信号に対する比較値や増幅度の調整により可変
しようとすると、回路基板上の抵抗器等を取り替えた
り、基板上の可変抵抗器を調整するといった手間を要す
るという問題があった。特に、回路基板を筐体内に収納
した後、検出感度の調整を行なわざる得ない場合には、
感度調整は極めて困難になってしまう。更に、被検出体
の検出を行なう各種装置に検出装置を取り付けた状態で
感度調整を行なおうとすると、回路基板上の可変抵抗器
の調整などはできないことが多いから、調整用の機器を
外付けせねばならないといった問題を招致する。
【0004】本発明の検出装置は、こうした問題を解決
して、非接触で行なう検出感度等の調整を容易にするこ
とを目的としてなされ、次の構成を採った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の検出装置は、検
出部への被検出体の近接もしくは接触を、非接触で検出
する検出装置であって、筐体内に収納された回路基板上
に、検出部を構成するコイルのインダクタンス成分を用
いて発振する発振回路と、該発振回路の発振状況に応じ
てオン・オフされるスイッチング回路とを設け、電気良
導体である第1部材を、前記コイルとは別体に該コイル
の磁束通過範囲に、該磁束によって生起される渦電流に
よる前記発振回路の電流損失を調整可能に設け、誘電体
である第2部材を、前記コイルとは別体に該コイルの磁
束通過範囲であって該第1部材とは異なる位置に、該コ
イルのインダクタンス成分を調整可能に設けたことを要
旨とする。
【0006】なお、コイルの磁束通過範囲における第
1,第2部材の相対位置および/または存在量を変更す
る部材調整機構を設け、第1部材による電流損失の調
整、第2部材によるインダクタンス成分の調整をおこな
う構成とすることができる。このとき、第1部材および
/または第2部材の部材調整機構は、第1,第2部材の
相対位置および/または存在量の変更を筐体の外部から
可能な位置に設けることが望ましい。
【0007】
【作用】以上のように構成された本発明の検出装置で
は、電気良導体である第1部材により発振回路の電流損
失を調整し、また誘電体である第2部材により発振回路
を構成するコイルのインダクタンスを調整して、発振回
路の発振の強さや発振周波数を介して発振回路の電流損
失を調整する。コイルの磁束範囲に被検出体、例えば金
属製または金属被膜を有する物体が近づくと、渦電流損
失により発振回路の発振状況は変化する。また、発振回
路の一部から取り出した導体に人体が近づいて発振エネ
ルギの一部が失われると、発振回路の発振状況は同様に
変化する。この結果、スイッチング回路のオン・オフが
切り替わり、被検出体の検出がなされる。
【0008】なお、第1部材による電流損失の調整、第
2部材によるインダクタンス成分の調整は、第1,第2
部材を、コイルの磁束通過範囲における相対位置および
/または存在量を変更することにより、行なうことがで
きる。また、その相対位置および/または存在量の変更
を筐体の外部から行なうものとすれば、その調整は極め
て容易である。
【0009】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の検出装置の好適な実施例
について説明する。図1は実施例としての検出装置1の
構造を示す断面図、図2は検出装置1の回路図である。
本実施例では、検出装置1は、検出装置1の出力信号を
利用して各種処理を行なう周知のマイクロプロセッシン
グユニット(以下、MPUと呼ぶ)2の入力ポートPB
1に接続されている。
【0010】図1に示すように、検出装置1は、断面
「L」の字形の筐体11を備え、この内部に回路基板1
3を備える。この回路基板13の一端は、筐体11の外
に飛び出しており、接続端子15として用いられてい
る。回路基板13には、図2に示したコイルL1,トラ
ンジスタTr1,2等の電子部品が組み立てられてい
る。図1に示すように、コイルL1は、「L」の字形の
筐体11の突出した収納部21に収納される。
【0011】筐体11のコイルL1背面位置には、2個
の下穴31,32が設けられている。筐体11は合成樹
脂製なので、この下穴31,32に六角穴付き止めネジ
の形状をした第1調整ネジ41および第2調整ネジ42
をねじ込むと、下穴31,32の内周面にはネジ溝があ
る程度形成される。従って、第1,第2調整ネジ41,
42はこのネジ溝に螺合し、下穴31,32内の位置が
調整自在となる。第1調整ネジ41は電気良導体である
鉄製であり、第2調整ネジ42は誘電体であるフェライ
ト製である。第1,第2調整ネジ41,42は、頭部の
六角穴に専用レンチを入れて容易に回転することがで
き、コイルL1の軸方向に沿った位置(以下、前後方向
位置と呼ぶ)を調整することが可能である。この第1,
第2調整ネジ41,42を用いた調整については、後述
する。
【0012】検出装置1は、図2に示すように、12ボ
ルトが供給される電源端子T1と、検出端子T2とを有
する。この検出端子T2は、回路のグランドレベルを兼
ねており、MPU2側で抵抗器RDを介して接地されて
いる。検出装置1は、発振回路COと、発振回路COの
発振状態に基づいてオン・オフするスイッチング回路S
Wとから構成されている。
【0013】スイッチング回路SWには、電源端子T1
から12ボルトの電圧が加えられているが、検出端子T
2が抵抗器RD(本実施例では抵抗値680Ω)により
接地されていることから、スイッチング回路SWの電源
電圧は、スイッチング回路SWのトランジスタTr2の
オン・オフ状態により変化する。一方、発振回路COに
は、電源端子T1と検出端子T2との間に介装された抵
抗器R1(本実施例では抵抗値27KΩ)とツェナーダ
イオードD1により安定化されたツェナー電圧Vz(本
実施例では約5.5ボルト)が供給される。
【0014】発振回路COは、特性が同一の2つのトラ
ンジスタを同一チップ内に形成した双トランジスタTr
1を備え、この双トランジスタTr1の両エミッタとグ
ランドラインとの間に介装された抵抗器R3,コンデン
サC1,C2およびコイルL1により、コルピッツ型の
高周波発振回路として構成されている。なお、双トラン
ジスタTr1のベースは、抵抗器R2を介して電源ライ
ンに接続されている。この発振回路COの発振周波数
は、コイルL1のインダクタンスとコンデンサC1,C
2の容量とで決まり、本実施例ではおよそ300KHz
となっている。
【0015】双トランジスタTr1のコレクタの一方は
使用されていないが、他方はスイッチング回路SWのト
ランジスタTr2のベース端子に接続されている。この
トランジスタTr2のベース端子には、グランドライン
との間にコンデンサC3が接続されており、エミッタ端
子には抵抗器R4(本実施例では220Ω)が接続され
ている。また、トランジスタTr2のコレクタ端子は、
電源ラインに接続されている。発振回路COが発振して
いる状態では、双トランジスタTr1は約300KHz
でオン・オフを繰り返しており、双トランジスタTr1
がオンのときには、そのコレクタ電流はスイッチング回
路SWのトランジスタTr2のベースから流れ込んでト
ランジスタTr2をターンオンする。一方、発振回路C
Oの発振により双トランジスタTr1が僅かの時間オフ
となる間は、トランジスタTr2のベース電流はコンデ
ンサC3の放充電により継続され、トランジスタTr2
はオン状態に保たれる。
【0016】発振回路COが発振している状態で、コイ
ルL1に金属製の被検出体、例えばパチンコ玉Pが接近
すると、図1に例示したように、コイルL1の磁束Bが
パチンコ玉Pを通り抜けることになり、パチンコ玉P内
には渦電流Iが流れて電流損失を生じる。パチンコ玉P
は通常金属製であるが、パチンコ玉が金属以外の材料で
作られ表面にメッキがしてある場合でも、メッキなどの
薄膜では断面積が小さいことからかなり大きな渦電流損
失となる。渦電流の発生は発振回路COの発振エネルギ
を消費することになるから、その高周波発振は著しく減
衰しほぼ停止する。
【0017】パチンコ玉PがコイルL1に接近していな
い状態では、トランジスタTr2はオン状態となってお
り、一方、発振回路COの発振がほぼ停止状態となる
と、スイッチング回路SWのトランジスタTr2はター
ンオフする。抵抗器R4は抵抗器R1より抵抗値が小さ
いから(本実施例では220Ω:27KΩ)、トランジ
スタTr2がオン状態となると、電源端子T1からトラ
ンジスタTr2,抵抗器R4を介してツェナーダイオー
ドD1に流れる電流は、抵抗器R1を介して流れる電流
より増大する(本実施例ではおよそ約130倍とな
る)。この電流は最終的には、検出端子T2に接続され
た抵抗器RDを介して接地側に流れ込むから、抵抗器R
Dの両端電圧、即ちMPU2の入力ポートPB1の電圧
は、トランジスタTr2がオフ状態で約0.2ボルト、
オン状態で約4.9ボルトとなる。従って、MPU2は
入力ポートPB1の状態を監視することで、検出装置1
がパチンコ玉Pを検出している状態(ロウレベル)、検
出していない状態(ハイレベル)を容易に知ることがで
きる。
【0018】次に、この検出装置1の感度や発振条件の
調整について説明する。図3に示すように、本実施例の
検出装置1の調整を行なう場合には、検出装置1の出力
をオシロスコープ51に接続するか、直接信号のデュー
ティ比を検出する検出器に接続する。ここでは理解の便
を図るため、オシロスコープ51に接続したものとして
説明する。検査装置は、オシロスコープ51と、アーム
53に取り付けられモータ55により回転する4個のパ
チンコ玉p1ないしp4とからなり、実施例の検出装置
1は、回転するパチンコ玉p1ないしp4に所定の離間
距離をもって対向する位置に、図示しない治具等を用い
て設置される。
【0019】モータ55が回転すると、パチンコ玉p1
ないしp4は、繰り返し、検出装置1に近づき最近点を
通って遠ざかる。パチンコ玉p1ないしp4の動きに伴
って、検出装置1はオン・オフを繰り返し、オシロスコ
ープ51上で観察されるその出力信号は、図4に示すよ
うに、1周期S2においてオフ時間(信号はハイレベル
となっている時間)S1の矩形波となる。この信号のデ
ューティ比Sは、S=S1/S2となり、検出装置1の
検出感度を反映したものとなっている。
【0020】検出装置1は、回路を構成する部品の誤差
の累積等に起因して、検出感度に相当の機差を有する。
発振回路COをとってみても、コイルL1、コンデンサ
C1,C2は民生品であれば、5ないし10パーセント
の許容誤差を有する。従って、これらの誤差が累積する
と、発振回路COの発振強度や周波数も相当に変化す
る。そこで、第1調整ネジ41および第2調整ネジ42
を回転して、その前後方向位置を調整し、コイルL1が
形成する磁束Bに対する相対的な位置を変更し、検出装
置1のデューティ比Sが所定の範囲に入るようその調整
を行なう。なお、モータ55の回転数を一定に制御すれ
ば、デューティ比Sをいちいち計算する必要はなく、オ
フ時間S1を所定幅に調整すれば良い。
【0021】鉄製の第1調整ネジ41は、電気的な良導
体であり、磁束Bがこの第1調整ネジ41を貫通すれば
渦電流Iが流れ、電流損失を生じることは、パチンコ玉
Pの場合と同一である。従って、第1調整ネジ41の前
後方向位置を第1調整ネジ41がコイルL1に近づく方
向に調整してゆくと、第1調整ネジ41の内部を貫通す
る磁束密度は高くなり、渦電流による損失は増加する。
従って、検出装置1の発振回路COの発振は止まり易く
なり、検出感度は高くなって、デューティ比Sは大きく
なる。一方、第1調整ネジ41をコイルL1から遠ざか
る方向に調整してゆくと、第1調整ネジ41の内部を貫
通する磁束密度は低下し、第1調整ネジ41による電流
損失は低減するから、検出感度は低くなってデューティ
比Sは小さくなる。
【0022】これに対して、強誘電体であるフェライト
製の第2調整ネジ42の前後方向位置を第2調整ネジ4
2がコイルL1に近づく方向に調整してゆくと、第2調
整ネジ42の誘電率によりコイルL1の自己インダクタ
ンスは増加し、発振回路COの発振周波数は低下する。
一方、第2調整ネジ42をコイルL1から遠ざかる方向
に調整してゆくと、発振回路COの発振周波数は高くな
る。渦電流損失は、周波数の2乗に比例するから、発振
周波数を調整することによっても検出装置1の検出感度
を調整することができる。また、回路の共振周波数を変
えることで、発振の強度、延いては磁束密度を調整して
検出感度等を調整することも可能である。
【0023】以上説明したように、本実施例の検出装置
1によれば、パチンコ玉Pのような金属製もしくは金属
被膜を有する被検出体を非接触で確実に検出することが
でき、しかもその検出感度の調整を容易に行なうことが
できる。特に、検出感度を、電気回路の電圧や抵抗値,
あるいは増幅度などを変えて調整するのではなく、筐体
11に設けた第1,第2調整ネジ41,42の位置を変
更することにより調整するので、調整は筐体11の外部
から極めて容易に行なうことができる。従って、回路基
板13の筐体11への組み付け後に調整することも容易
であり、例えば検出装置1を実際の使用場所に組み付け
た後に調整することもできる。
【0024】また、本実施例の検出装置1では、電気良
導体の第1調整ネジ41と強誘電体の第2調整ネジ42
とを用いて調整を行ない、第1調整ネジ41により直接
生じる渦電流損失を増減することによる感度調整と、第
2調整ネジ42による発振周波数等の変更を利用した間
接的な感度調整とを組み合わせることができ、被検出体
の物性の相違、被検出体の最接近距離等の条件に柔軟に
対処して、検出装置1の検出感度調整を行なうことがで
きる。
【0025】なお、本実施例では、感度調整用の部材と
して六角穴付き止めネジを用いたので、ネジを筐体11
の内部に完全に収納した状態で使用することができ、調
整後の不慮の位置変更等が生じにくいという利点があ
る。また、合成樹脂製の筐体11の下穴31,32にい
ちいちネジを切らなくとも第1,第2調整ネジ41,4
2を取り付けることができ、製造・組立に無用な工数を
要しないという利点も得られる。第1,第2調整ネジ4
1,42を検出部の背面に設けたので、機器に取り付け
た状態での調整が行ない易いという長所がある。もっと
も、第1,第2調整ネジは41,42は、コイルL1の
生成する磁束の範囲に位置すれば良く、図5に示すよう
に、筐体11のコイルL1側部に設けても差し支えな
い。
【0026】また、上述した実施例では、第1,第2調
整ネジ41,42の位置を変更することで調整を行なっ
たが、図6に示すように、第1部材もしくは第2部材の
存在量を変更することで調整を行なうものとしてもよ
い。図6に示した構成では、電気良導体である鉄やアル
ミニウム,あるいは銅等の小片H1および誘電体である
フェライトやパーマロイ等の小片H2を挿入・固定可能
な溝を筐体11のコイルL1側部に8箇所設け、ここに
所定数の小片H1,H2を差し込んで調整を行なってい
る。この例では、感度調整は段階的に行なうことにな
り、製品製造時の調整としては、ネジ等の位置を調整す
る構成より簡易である。なお、小片H1,H2の挿入量
を調整すれば、調整部材の位置による調整と併用するこ
とも可能である。
【0027】更に、以上説明した実施例では、次の回路
上の利点が存在する。トランジスタTr2がオン状態と
なってツェナーダイオードD1に流れる電流が上昇する
と、ツェナーダイオードD1の特性によってはツェナー
電圧Vzはある程度上昇する。従って、発振回路COの
双トランジスタTr1のベース電位が上昇し、発振回路
COの発振条件は強化される。一方、双トランジスタT
r1がオフ状態となればツェナー電圧Vzは低下するか
ら、発振条件は悪くなり、発振は停止し易くなる。即
ち、本実施例の回路では、ツェナーダイオードのツェナ
ー電圧の特性が悪い場合(電流が増大したときのツェナ
ー電圧がある程度以上高くなるものの場合)、発振回路
COの発振条件に正帰還をかけ、コイルL1にパチンコ
玉が近づき遠ざかる場合のスイッチング回路SWのスイ
ッチング特性を改善している。なお、ツェナー特性の優
れたツェナーダイオードD1を用いる場合には、図7に
示すように、トランジスタTr2のコレクタを抵抗器R
5を介してグランドラインに接続すると共に、抵抗器R
6を介して双トランジスタTr1のベースに帰還させる
ことで、同様の効果を得ることができる。
【0028】なお、図7に示した検出装置101は、検
出用のコイルL1にいま一つのコイルL2を並列に接続
している。この検出装置101は、図8に示すように、
「コ」の字形の筐体111に、第1実施例と同様の回路
基板113を収納したものであり、この回路基板113
上に実装されたコイルL1,L2は、「コ」の字形の筐
体111の突出した収納部121,122に各々収納さ
れる。収納部121,122の中心間距離、即ちコイル
L1,L2の中心間距離は、被検出体であるパチンコ玉
Pの直径の丁度1.5倍の距離とされている。
【0029】この検出装置101では、隣合ったパチン
コ玉Pが連なった状態で移動している場合、これを連続
したレベル信号として検出することができる。検出装置
1のコイルL1,L2は、図8に示したように、その中
心間距離DLは、パチンコ玉Pの直径の1.5倍となっ
ている。従って、コイルL1の中心(磁束密度最大)に
パチンコ玉Pの中心が位置しているとき、コイルL2の
中心は、隣り合ったパチンコ玉の接触点にほぼ対応した
位置となる。換言すれば、コイルL1の中心がパチンコ
玉の中心からはずれるに従って、コイルL2の中心にパ
チンコ玉の中心が近づいてくることになる。従って、パ
チンコ玉が隣同士接した状態となっていれば、パチンコ
玉全体が移動していても、コイルL1,L2の磁束のい
ずれかにより渦電流損失を生じ、発振回路COの発振は
常時ほぼ停止状態となり、スイッチング回路SWのトラ
ンジスタTr2はオフ状態となって、MPU2の入力ポ
ートPB1はロウレベルとなる。
【0030】なお、本実施例の検出装置101では、コ
イルL1の背面側には、第1実施例と同様、感度調整用
の第1部材,第2部材である第1調整ネジ141,第2
調整ネジ142が設けられており、コイルL2の背面側
には、感度調整用の第3調整ネジ143,第4調整ネジ
144が設けられている。第1ないし第4調整ネジ14
1ないし144を調整すると、第1実施例と同様、各コ
イルL1,L2における渦電流損失が変化し、検出装置
101の検出感度が調整される。
【0031】以上説明したように、本実施例の検出装置
101では、パチンコ玉が互いに接する程度の距離を保
って移動する場合、コイルL1とコイルL2との中心間
距離がパチンコ玉の直径の約1.5倍となっているの
で、これを検出して連続した信号を出力することができ
る。しかも、コイルL1,L2おける渦電流損失の大き
さをきめ細かく調整できるので、単に検出感度の調整に
留まらず、例えば隣接するパチンコ玉がどの程度離れて
いる場合に出力信号をオン・オフするか等の設定も調整
することができる。
【0032】また、本実施例の構成では、筐体や回路基
板はそのままにして、コイルL2を実装するか否かによ
り、隣合った状態で移動するパチンコ玉等の被検出物を
連続した信号で検出する検出装置とするか、パチンコ玉
一個一個をオン・オフ信号で検出する検出装置とするか
を、ほぼ同一の構成で実現することができ、構成部品の
共通化を図ることができる。
【0033】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。例えば第1部材と
して銅,アルミニウム,鉄以外の例えば銅合金などの電
気良導体を用いた構成、第2部材としてフェライト,パ
ーマロイ以外の例えばセラミック等の誘電体を用いた構
成、第1部材,第2部材を回転軸に対して異形形状とし
て軸支しその回転角度によって渦電流損失やコイルのイ
ンダクタンスへの影響が変化する構成、更にこの場合に
第1,第2部材の頭部をツマミ形状として指等で直接調
整可能とした構成、第1部材,第2部材をコイルの被検
出体側に設けた構成、あるいはコイルを複数個設ける場
合にコイルL1とL2との間隔を被検出体の直径の1.
5倍以外の距離、例えば1.3倍など整数倍以外の距離
とした構成など、様々な実施の態様が可能である。
【0034】本発明はコイルの形成する磁束が金属物内
で渦電流を生じて発振回路の発振エネルギを消費するこ
とに着目してなされたものであり、同様の原理を利用し
て金属もしくは金属被膜を有する被検出体の近接もしく
は接触を検出することは容易である。渦電流損失を生じ
る物であれば、被検出体は、パチンコ玉以外に、例えば
メタル、硬貨、部品、物流品など、いかなるものであっ
ても差し支えない。一方、渦電流損失以外の損失により
発振状況が変わることを利用して被検出体の検出を行な
うことも考えられる。例えば、発振回路の一部から(例
えば図2、点aから)直接、あるいはコンデンサ等を介
してリード線を引き出し、ここに金属プレートを接続し
てタッチスイッチとして用いることもできる。金属プレ
ートに人体が近接もしくは接触すると、人体のインピー
ダンスにより高周波発振回路から発振エネルギが失わ
れ、発振状況は変化するのである。この場合でも、調整
部材による渦電流損失を利用してタッチスイッチの検出
感度を調整することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の検出装置で
は、被検出体を非接触で検出することができ、しかも検
出感度の調整に回路基板上の電気部品の交換や可変抵抗
器の調整等が必要なく、検出感度の調整が極めて容易で
あるという優れた効果を奏する。従って、回路基板の筐
体への組み付け後に検出感度を調整することも容易であ
り、例えば検出装置を実際の使用場所に組み付けた後に
調整することもできる。
【0036】また、本発明の検出装置では、電気良導体
の第1部材と強誘電体の第2部材とを用いて調整を行な
い、第1部材により直接生じる渦電流損失を増減するこ
とによる感度調整と、第2部材よる発振周波数の変更を
利用した間接的な感度調整とを組み合わせることがで
き、被検出体の物性の相違、被検出体の最接近距離等の
条件に柔軟に対処して、検出装置の検出感度調整をきめ
細かく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての検出装置1の構成図
である。
【図2】実施例としての検出装置1の回路図である。
【図3】実施例の検出装置1において感度調整を実際に
行なう場合の構成を示す説明図である。
【図4】感度調整における検出装置1の出力信号の様子
を示す説明図である。
【図5】第1部材,第2部材の他の配置を示す断面図で
ある。
【図6】同じく他の構成例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図8】同じくその構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 検出装置 2 MPU 11 筐体 13 回路基板 21 収納部 41 第1調整ネジ 42 第2調整ネジ CO 発振回路 SW スイッチング回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出部への被検出体の近接もしくは接触
    を、非接触で検出する検出装置であって、筐体内に収納
    された回路基板上に、検出部を構成するコイルのインダ
    クタンス成分を用いて発振する発振回路と、該発振回路
    の発振状況に応じてオン・オフされるスイッチング回路
    とを設け、電気良導体である第1部材を、前記コイルと
    は別体に該コイルの磁束通過範囲に、該磁束によって生
    起される渦電流による前記発振回路の電流損失を調整可
    能に設け、誘電体である第2部材を、前記コイルとは別
    体に該コイルの磁束通過範囲であって該第1部材とは異
    なる位置に、該コイルのインダクタンス成分を調整可能
    に設けた検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の検出装置であって、コイ
    ルの磁束通過範囲における第1,第2部材の相対位置お
    よび/または存在量を変更する部材調整機構を設けた検
    出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の検出装置であって、第1
    部材および/または第2部材の部材調整機構は、第1,
    第2部材の相対位置および/または存在量の変更が筐体
    の外部から可能な位置に設けられた検出装置。
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