JP2966801B2 - 小流量排気弁付開閉弁 - Google Patents
小流量排気弁付開閉弁Info
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Description
の真空処理装置の排気系において、排気ポンプと真空処
理槽との間に配置する開閉弁に関し、さらに詳細には、
弁体に小流量用オリフィスを設けた小流量排気弁付開閉
弁に関するものである。
装置、気相成膜装置のように、処理槽の真空排気を要す
る装置がある。かかる真空使用装置においては、真空排
気に要する時間が一回の処理に要する時間を大きく左右
し全体の生産性にも影響する。従って、これら真空使用
装置においては、真空排気時間の短縮のために処理槽の
容積を可能な限り小さくしたり、排気速度の大きな排気
ポンプを採用する等の工夫がなされている。
きくすることを選択した場合、真空排気時間の短縮化の
面では有効であるものの、パーティクルの巻き上げを引
き起こすといった問題もあった。すなわち、このパーテ
ィクルは、クリーンルームの環境下においてもなお発生
し、真空処理槽やその配管内のように清掃しにくい部位
の底部などに堆積する。そこで、排気ポンプによって大
気圧状態から速い排気速度で急激に排気が開始される
と、排気に伴う風圧により堆積していたパーティクルが
巻き上げられ、それがウェハに付着することがある。特
に、半導体製造工程中には微細回路加工工程があるた
め、このようなウェハ上へのパーティクルの付着は全工
程を通じて防ぐ必要がある。
る際、排気開始後しばらくの間は、速い速度での排気を
避ける必要がある。そして、処理槽の圧力がある程度低
下するとパーティクルの巻き上げ等の不都合が起こらな
くなるので、その後は、排気速度を制限する理由はなく
なり、前述した排気時間短縮の観点からなるべく速い排
気速度での排気が望まれる。すなわち、各真空使用装置
は2種類の排気速度が必要とされるのである。ところ
が、通常使用されるロータリーポンプ等の真空ポンプ
は、それ自身では排気速度を加減することができない。
そのため、2種類の排気速度を実現するために大小2種
類のポンプユニットを使い分けることも考えられるが、
ロータリーポンプ等の振動・騒音、メンテナンス、占有
スペース等の観点から当然好ましくな。そこで、このよ
うな課題を解決するものとして、従来から小流量用のオ
リフィスを備えた小流量排気弁付開閉弁が採用されてい
る。ここで、図5は従来の小流量排気弁付開閉弁を示し
た断面図である。
単に「開閉弁」と記す)101は、駆動手段としてのシ
リンダ部51と流量制御を行う弁部71とがボディ52
に一体に成形されている。そのシリンダ部51は、駆動
方向に連設された2個のピストンシリンダから構成さ
れ、ボディ52上部に形成されたシリンダ室53に第1
ピストン54、第2ピストン55が同軸上に嵌装されて
いる。このシリンダ室53は、内壁に摺接して嵌装され
た第1ピストン54及び第2ピストン55によって分割
されている。具体的には、第1ピストン54によって下
方の圧力室56と上方の呼吸室57とに分割され、その
圧力室56には、操作流体であるエアを供給するための
エアポート58が穿設され、呼吸室57には、不図示の
呼吸孔が穿設されている。また、第2ピストン55によ
っては3室に分割され、その一室は先の呼吸室57に連
続し、他は第2ピストン55上方の呼吸室59と第2ピ
ストン55上部のフランジ部で画設された円周状の圧力
室60に分割されている。そして、圧力室60には、操
作流体であるエアを供給するためのエアポート61が穿
設され、呼吸室59には、不図示の呼吸孔が穿設されて
いる。
2には、入力ポート73及び出力ポート74が開設さ
れ、その入力ポート73には弁室72に開口したメイン
流路75が構成されている。そして、弁室72内にはメ
イン流路75の開閉を行うべく円盤形状の第1弁体76
が、弁室72底面との当接部にリングパッキン77を装
填して配設されている。この第1弁体76は、中空円筒
の連結管78によってシリンダ部51の第1ピストン5
4と一体に構成され、メイン流路75、弁体76、連結
管78及び第1、第2ピストン54,55が同軸上に配
設されている。そして、その第1弁体76の中心には連
結管78内に連通した連通路79が穿設され、その7連
通路9の開閉を行うべく連結管78内に第2弁体80が
摺動可能に嵌装されている。この第2弁体80下端にも
第1弁体76との当接部にリングパッキン81が装填さ
れている。更に、第1弁体76には、リングパッキン8
1外周部に開口したバイパス流路82が円周部にかけて
穿設されている。
9との仕切壁52aとの間に縮設されたスプリング83
によってメイン流路75側へ付勢されている。そして、
そのスプリング83の周りには、弁室72内に流入した
空気がシリンダ室53へ漏れるのを防止すべく、第1弁
体76から仕切壁52aにかけてベローズ84が設けら
れている。また、連結管78内では、第2弁体80がス
プリング85によって連通路79側へ付勢され、そし
て、その第2弁体80の周りには、連結管78内に流入
した空気がシリンダ室53へ漏れるのを防止すべく、第
2弁体上部のフランジ部から第1弁体76にかけてベロ
ーズ86が設けられている。また、連結管78内に嵌挿
された第2弁体80には、その軸心部に上方からロッド
62が螺合されている。そのロッド62は上方に延設さ
れ、第1ピストン54及び第2ピストン55、更にボデ
ィ52が貫かれている。
弁100では、シリンダ室53へのエア供給が行われな
い状態では、スプリング83に付勢された第1弁体76
によってメイン流路75が遮断され、スプリング85に
付勢された第2弁体80によって連通路82が遮断され
る。そこで、処理槽を大気圧から真空排気する際には、
先ずエアポート61から圧力室60内への圧力負荷によ
って、第2ピストン55のみへの加圧が行われる。その
ため、上昇する第2ピストン55がロッド62の係合片
62aに当たってロッド62が持ち上げられることとな
る。そして、このロッド62が持ち上げられると、第2
弁体81がスプリング85の付勢力に抗して第1弁体7
6から離間される。そのため、連通路79とバイパス流
路82とが連通することで、入力ポート73から流入し
た空気がバイパス流路82を介して出力ポート74側へ
流れる小流量の排気が行われる。このときの流量は、第
2弁体81の移動量によって決まる。すなわち、小流量
排気の流量調整は、ロッド62に形成されたネジ部の調
整によって、係合片62aの位置を変えることにより行
なっている。
って付勢されているため、メイン流路75は遮断された
ままである。そして、処理槽の圧力がある程度低下した
所定時間の後にエアポート58から圧力室56内への圧
力負荷が行われる。そのため、加圧された第1ピストン
54が上昇することにより、連結管78を介して一体の
第1弁体76も上昇することとなる。従って、メイン流
路75が開放されるで、流路面積が拡大し排気速度の大
きい大流量の排気が行われることとなる。
た開閉弁では、小流量排気弁における流量は第2弁体8
1の開度、すなわちストローク量により調整を行なって
いるため、弁の開閉動作回数が増すにつれて弁開閉時の
衝撃等により、ロッド62のネジ部にがたを生じたりす
ること等によって、係合片62aと第2ピストン55と
の当接位置が変わってしまい、その結果として第2弁体
81の開度が変わり、流量も変化することが懸念されて
いた。
るためになされたものであり、弁の開閉動作が増して
も、弁開閉弁時の衝撃等によって小流量排気弁における
流量が変化せず、長期的に一定流量を保てて、流量調整
も可能である小流量排気弁付開閉弁を提供することを目
的とする。
めに、請求項1の発明によれば、入力ポートと出力ポー
トとの間を連通する弁本体内のメイン流路に形成された
第1弁座と、該第1弁座と当接または離間する第1弁体
とからなる第1の弁と、該第1の弁の閉弁時に前記入力
ポートと前記出力ポート間を連通するバイパス流路を連
通または遮断する第2の弁と、シリンダ内を摺動するピ
ストンに連結され、他端が前記第1弁体を備える弁棒に
摺動可能に嵌合されたピストンロッドを備えるピストン
シリンダと、を有する小流量排気弁付開閉弁において、
前記第1弁体には前記第2の弁を、前記弁棒内には前記
第2の弁の第2弁体を作動させる弁ピストンを備え、前
記ピストン、第1弁体、弁ピストン、及び第2弁体が同
軸上に配設され、前記第1弁体を前記ピストンから離れ
る方向へ付勢する第1スプリングと、前記第2弁体を前
記ピストン側へ付勢する第2スプリングと、前記バイパ
ス流路に流路径より小径の交換可能なオリフィス部材
と、を有することを特徴とする。
るので、弁開閉動作回数が増しても弁開閉時の衝撃等に
よって小流量排気を行なう第2の弁における流量が変化
することなく、長期に渡って一定流量を保ち続けること
ができるようになる。また、オリフィス部材が交換可能
であることより、従来例のように面倒な調整作業を伴わ
ずに、用途にあったスロー排気を簡単に行なうことがで
きるようになる。
するために、請求項1に記載する小流量排気弁付開閉弁
において、前記オリフィス部材に形成されるオリフィス
径が1mm,2mm,3mmの3種類であることを特徴とす
る。
オリフィス部材にて、図4に示すように、現在比較的多
くスロー排気が行なわれる圧力帯(処理槽の到達圧力)
をカバーすることができ、しかも、使用するオリフィス
径に対応するメイン排気開始時の真空度がわかっている
ので、用途にあったスロー排気を調整なしで簡単に行な
うことができる。また、請求項1の発明と同様に、小流
量排気弁における流量を、長期に渡って一定の流量を保
ち続けることができる。
て、具体化した実施の形態を挙げ、図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施の形態である小流量
排気弁付開閉弁の断面図である。本実施の形態の開閉弁
1は、前記従来例のものと同様にシリンダ部2と弁部3
とから構成されている。このシリンダ部2は、一般的な
ピストンシリンダであり、その構造は単純で、シリンダ
11内を一つのピストン12が摺動可能に嵌装され、そ
のピストン12によって分割された第1圧力室13と第
2圧力室14には、操作流体であるエアを給排気するた
めの第1ポート15、第2ポート16が開設されてい
る。
る。弁部3は、弁本体21が接続部22を介してシリン
ダ11に一体に固設され、その弁本体21には、入力ポ
ート23、出力ポート24が形成されている。その入力
ポート23と出力ポート24との間には、入力ポート2
3の延長上にメイン流路25が設けられ、そのメイン流
路25を流れる空気の流量調節を行うべく二次圧側開口
部に第1弁座26が形成されている。そして、弁本体2
1内には、第1弁座26に対して当接・離間する第1弁
体27が配設され、その当接面には弁ゴム27aが円周
状に嵌合されている。
ンロッド17が固定され、弁本体21内に延設されてい
る。このピストンロッド17の中心部には、貫通穴17
aが搾設されている。そして、そのピストンロッド17
下端部が中空の弁棒33内に摺動可能に嵌合され、ピス
トンロッド17の嵌入部下端には係合片18が設けられ
ている。よって、ピストンロッド17が下動するとき
は、ピストンロッド17のみが動き、弁棒33は動かな
い。一方、ピストンロッド17が上動するときは、係合
片18によって、ピストンロッド17と弁棒33とが一
体になって上方へ動く。そして、この弁棒33の下端部
には、上記した第1弁体27及び弁ゴム27aが配設さ
れ、弁棒33の内部には、第1弁体27とピストンロッ
ド17との間に弁ピストン32が嵌装され、スプリング
42によって、弁ピストン32は上方へ付勢されてい
る。また、第1弁体27と弁ピストン32との間には、
弁ピストン32側に凸となるようにダイアフラム40が
配設されている。
弁棒33を介して常に第1弁座26へ付勢されている。
即ち、弁棒33の外周面に設けられた環状の下バネ受3
0と、シリンダ11に当接した上バネ受31の間に、ス
プリング28が縮設されている。 また、弁棒33とピ
ストンロッド17の下部には、空気の漏れを防止すべく
ベローズ41が掛け渡されている。さらに、第1弁体2
7の中心部には、第2弁体34が嵌装される弁室35が
形成され、さらに弁室35の上方には、弁ボタン38が
嵌装されるボタン室39が形成されている。この弁ボタ
ン室39に開口部を有するバイパス流路36が、出力ポ
ート24側の他方の開口部にかけて穿設され、バイパス
流路36によって、弁ボタン室39と出口ポート24が
連通している。このバイパス流路36の出口部には、バ
イパス流路36より小径孔を有するオリフィス部材4が
装着されている。そして、弁室35の弁ボタン室39側
には、第2弁体34が当接する第2弁座37が円周状に
設けられ、スプリング29によって、第2弁体34は第
2弁座37に当接するように付勢されている。
は、次に示すようにして開閉動作が行われるが、開閉動
作を真空排気に従って説明する。その動作順序は、図1
〜図3の順で行なわれ、図1は弁閉状態を示し、図2は
小流量の弁開状態を示し、そして図3は大流量の弁開状
態を示した図である。先ず、図1で示した弁閉状態の場
合、シリンダ部2では、シリンダ11の第1圧力室13
及び第2圧力室14へはエアによる圧力負荷がかけられ
ていないため、ピストン12はいずれの方向にも圧力を
受けずにフリーな状態である。一方、弁部3では、第1
弁体27がスプリング28によって図面下方に付勢され
て第1弁座26へ当接されている。そのため、メイン流
路25は遮断された状態にある。また、スプリング29
によって、第2弁体34も同様に上方へ付勢されて第1
弁体27に形成された第2弁座37へ当接されている。
そのため、バイパス流路36も遮断された状態にある。
従って、このときは、まだ処理槽内は大気圧の状態であ
る。
空排気を開始する際には、シリンダ部2において第1ポ
ート15へ圧力負荷が行われ、第1圧力室13内が加圧
される。すると、第2圧力室14よりも第1圧力室13
内の圧力が上昇し、これによりピストン12が下方へ付
勢され、図2に示すように、ピストンロッド17の下方
へ動く。このとき、ピストンロッド17と弁ピストン3
2は当接することはないが、第1圧力室13と弁ピスト
ン室32aとが貫通穴17aにより連通されているた
め、第1圧力室13の圧力が上昇すると、弁ピストン室
32aの圧力も上昇する。この圧力上昇により、スプリ
ング42の付勢力に抗して、弁ピストン32が下方へ移
動する。
り、ダイアフラム40が下に凹むとともに、弁ボタン3
8が下方へ移動して、第2弁体34がスプリング29の
付勢力に抗して、第2弁座37と離間する。そうする
と、バイパス流路36が連通し、一方、第1弁体27は
依然としてスプリング28の付勢力を受けて第1弁座2
6へ当接されているため、メイン流路25は遮断した状
態にある。よって、処理槽から弁本体21内へ流入した
排出空気はバイパス流路36及びオリフィス部材4を通
って小流量づつ排気されることとなる。
材4に設定されたオリフィス径によって決まり、また、
このオリフィス部材4は交換可能であるから、用途に合
わせ最適に流量を調整することができる。よって、従来
例のように、流量調整のためのロッドが不要となり、流
量調整のためにネジ部を持たないので、弁開閉動作が増
しても、常に一定の流量を保ち続けることができる。
空排気を開始する場合を考えてみる。大気圧のように気
体の圧力が高いときは、気体分子の運動は容器壁と分子
との衝突よりも分子同士の衝突によって支配されてい
る。このような状況(気体の粘性流状態という)下で排
気を行うと、排気に伴う圧力変化が気体分子同士の衝突
によって容器内に伝播し、容器壁等に力を加えることと
なる。この力は日常我々が感じる「風」に近いもので、
排気速度が速いと圧力変化が激しいのでこの力も強く、
処理槽および配管の底部に堆積しているパーティクルが
巻き上げられたり、処理槽内でウェハの位置ずれおよび
破損が起こったりする。通常、10-2Torr 前後以上の
圧力が粘性流状態であると考えられる。
速度にて排気を開始しなければならない。このため排気
開始時は、流量容量の大きいメイン流路25を開とせ
ず、流量容量の小さいバイパス流路36のみを開とし、
即ち、図2に示す状態にして排気する。これにより、パ
ーティクルの巻き上げ等の不都合を伴わない、遅い排気
速度にて排気開始することができる。そして、排気する
ことにより処理槽の圧力がある程度低下すると体積当り
の気体分子の個数が減るので、気体分子の運動が、分子
同士の衝突よりも容器壁と分子との衝突により支配され
るようになる。この状況(気体の分子流状態という)下
では、圧力変化は分子同士の衝突によっては伝播でき
ず、熱運動による確率論的な伝播しかできない。したが
ってもはや「風」あるいは「粘性」という概念が存在し
ないので、排気に伴う圧力変化が力として容器壁等に伝
わることはなく、パーティクルの巻き上げ等の現象は起
こり得ない。
を大幅に上回るような状況がこの分子流状態であり、通
常10-5Torr 前後以下の圧力が分子流状態と考えられ
る(10-2Torr 前後〜10-5Torr 前後の間の圧力で
は、気体は粘性流と分子流との中間的な性質を示し、中
間流状態と呼ばれる)が、パーティクル巻き上げ現象等
については、これが起こるためには前述の力として有限
の値が必要なので、完全な分子流状態になるまで圧力が
低下するより若干早く、実際には起こらなくなると考え
られる。このように、パーティクルの巻き上げ等の不都
合が起こらない圧力まで処理槽の圧力が低下したら、排
気速度を制限する必要はないので、開閉弁1の流量容量
の大きいメイン流路25を開口させて連通する。
力室13内へのエアの供給を止めて圧力負荷を停止す
る。すると、第1圧力室13内のエアが排気されるとと
もに、弁ピストン室32a内のエアも排気される。従っ
て、スプリング42の弾拡力により弁ピストン32が上
昇して図1の状態へ戻る。また、ダイアフラム40が上
に凸状態に戻り、スプリング29の弾拡力により第2弁
体34が上昇し、第2弁座37に当接して図1の状態へ
戻る。
圧力負荷を停止すると同時に、第2ポート16への圧力
負荷により第2圧力室14内を加圧する。従って、第2
圧力室14内の圧力が上昇することによりピストン12
が上方へ付勢される。ピストン12が上昇することによ
り、図3に示すように、ピストンロッド17が上方へ移
動する。このとき、係合片18によって、弁棒33も一
体となって上方へ移動する。よって、弁棒33の下部に
配設された第1弁体27を持ち上げて第1弁座26から
離間させる。従って、メイン流路25が連通し、大流量
の排気によって迅速に処理槽を目標真空度まで排気が行
われる。そして、第2圧力室14内へのエアの供給を止
めて圧力負荷を停止すると、第2圧力室14内のエアが
排気され、スプリング28の弾拡力により弁棒33とと
もに第1弁体27が押し下げられ、第1弁座26に当接
して図1の状態へ戻り排気が終了する。
における流量を調整するオリフィス部材のオリフィス径
について、図4を参照して説明する。図4は、発明者ら
の実験により得られた本実施の形態の開閉弁の排気特性
を示したグラフである。このグラフは、排気時間と処理
槽の到達圧力との関係を示したものである。図4におい
て、実線で示している部分がバイパス流路36の開状態
のときの、そして、点線で示している部分が、排気開始
から120秒後にメイン流路25を開状態にしたときの
排気特性を示している。
2,3mmであるオリフィス部材を用いて実験を行い、図
4中の曲線(1)〜(3)の排気特性を得た。この排気
特性は、オリフィス径が1mmの場合が曲線(1)、2mm
の場合が曲線(2)、3mmの場合が曲線(3)となる。
このグラフより、現在代表的に使用されている圧力帯
(急速排気開始時の処理槽の圧力帯)である3モード、
すなわち、モード1(100〜200Torr)、モード2
(300〜400Torr)、及びモード3(500〜60
0Torr)に対して、排気開始から平均120秒後に、モ
ード1にはオリフィス径1mmのときに、モード2にはオ
リフィス径2mmのときに、モード3にはオリフィス径3
mmのときに、それぞれ到達することがわかる。
持つオリフィス部材4を、交換することによって、用途
にあったスロー排気を簡単に行なうことが可能になり、
従来例のように面倒な調整作業が不要になる。しかも、
長期に渡って一定の流量を保ち続けることができる。
よれば、バイパス流路36にオリフィス部材4を有して
いるので、弁開閉動作回数が増しても弁開閉時の衝撃等
によって小流量排気弁における流量が変化することな
く、長期に渡って一定流量を保ち続けることができるよ
うになった。さらに、オリフィス部材4を交換可能にす
ることによって、従来例のように面倒な調整作業を伴わ
ずに、用途にあったスロー排気を簡単に行なうことがで
きるようになった。
へ配設し、バイパス流路36を連通させる第2弁体34
の移動方向とメイン流路25を連通させる第1弁体27
の移動方向を逆にしたことにより、一つのピストン12
のみによって2個の弁体27,34を動作させることが
可能となった。即ち、シリンダ11内の上下の圧力室1
3,14へのそれぞれの加圧によって大小2つの流路2
5,36の連通動作が可能となった。従って、第1弁体
27及び第2弁体34の開閉動作を一つのピストン12
によって操作するよう構成したので、シリンダ部2の全
高の寸法を抑えることができ、開閉弁1自体の小型化を
図ることができた。
が、本発明は上記実施の形態に限ることなく、色々な応
用が可能である。例えば本実施の形態では、シリンダ部
の操作流体としてエア圧を利用したが、油圧で操作する
ことも可能である。
ば、入力ポートと出力ポートとの間を連通する弁本体内
のメイン流路に形成された第1弁座と、該第1弁座と当
接または離間する第1弁体とからなる第1の弁と、該第
1の弁の閉弁時に前記入力ポートと前記出力ポート間を
連通するバイパス流路を連通または遮断する第2の弁
と、シリンダ内を摺動するピストンに連結され、他端が
前記第1弁体を備える弁棒に摺動可能に嵌合されたピス
トンロッドを備えるピストンシリンダと、を有する小流
量排気弁付開閉弁において、前記第1弁体には前記第2
の弁を、前記弁棒内には前記第2の弁の第2弁体を作動
させる弁ピストンを備え、前記ピストン、第1弁体、弁
ピストン、及び第2弁体が同軸上に配設され、前記第1
弁体を前記ピストンから離れる方向へ付勢する第1スプ
リングと、前記第2弁体を前記ピストン側へ付勢する第
2スプリングと、前記バイパス流路に流路径より小径の
交換可能なオリフィス部材と、を有するので、弁開閉動
作回数が増しても弁開閉時の衝撃等によって小流量排気
弁における流量が変化することなく、長期に渡って一定
流量を保ち続けることができるようになった。さらに、
オリフィス部材4を交換可能にすることによって、従来
例のように面倒な調整作業を伴わずに、用途にあったス
ロー排気を簡単に行なうことができるようになった。
の形態の弁閉状態を示した断面図である。
した模式図である。
した模式図である。
ラフである。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 入力ポートと出力ポートとの間を連通す
る弁本体内のメイン流路に形成された第1弁座と、該第
1弁座と当接または離間する第1弁体とからなる第1の
弁と、 該第1の弁の閉弁時に前記入力ポートと前記出力ポート
間を連通するバイパス流路を連通または遮断する第2の
弁と、 シリンダ内を摺動するピストンに連結され、他端が前記
第1弁体を備える弁棒に摺動可能に嵌合されたピストン
ロッドを備えるピストンシリンダと、を有する小流量排
気弁付開閉弁において、 前記第1弁体には前記第2の弁を、前記弁棒内には前記
第2の弁の第2弁体を作動させる弁ピストンを備え、前
記ピストン、第1弁体、弁ピストン、及び第2弁体が同
軸上に配設され、 前記第1弁体を前記ピストンから離れる方向へ付勢する
第1スプリングと、 前記第2弁体を前記ピストン側へ付勢する第2スプリン
グと、 前記バイパス流路に流路径より小径の交換可能なオリフ
ィス部材と、を有することを特徴とする小流量排気弁付
開閉弁。 - 【請求項2】 請求項1に記載する小流量排気弁付開閉
弁において、 前記オリフィス部材に形成されるオリフィス径が1mm,
2mm,3mmの3種類であることを特徴とする小流量排気
弁付開閉弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32125296A JP2966801B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 小流量排気弁付開閉弁 |
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| JP32125296A JP2966801B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 小流量排気弁付開閉弁 |
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Family Applications (1)
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- 1996-12-02 JP JP32125296A patent/JP2966801B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH10160021A (ja) | 1998-06-16 |
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