JP2971982B2 - セグメントの姿勢検出方法及び自動組立装置 - Google Patents

セグメントの姿勢検出方法及び自動組立装置

Info

Publication number
JP2971982B2
JP2971982B2 JP3127214A JP12721491A JP2971982B2 JP 2971982 B2 JP2971982 B2 JP 2971982B2 JP 3127214 A JP3127214 A JP 3127214A JP 12721491 A JP12721491 A JP 12721491A JP 2971982 B2 JP2971982 B2 JP 2971982B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
deviation
assembly
pitching
existing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3127214A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04353199A (ja
Inventor
宏明 東海林
昭 橋本
康雄 田中
洋 渡邊
真作 筒井
泰雄 森
肇 小澤
吉男 中島
誠 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP3127214A priority Critical patent/JP2971982B2/ja
Publication of JPH04353199A publication Critical patent/JPH04353199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2971982B2 publication Critical patent/JP2971982B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド工事用のセグ
メント自動組立装置に係り、特に既設セグメントと1面
で接する状態に位置決めされる組立セグメント(1リン
グ中の最初に組み付けられるセグメント)の既設セグメ
ントに対するピッチング偏差を検出する方法及びピッチ
ング偏差を検出し、組立セグメントの姿勢を補正する手
段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、セグメント自動組立装置におい
て、エレクタ本体に把持された組立セグメントの既設セ
グメントに対するピッチング偏差を検出する手段として
は、特開平1−263509号に記載されているよう
に、シールドジャッキを3本以上、組み立てられた既設
セグメントに突き当て、その際、各シールドジャッキに
取り付けられたストローク計で計測されるシールドジャ
ッキストロークからエレクタ本体と既設セグメントとの
間のピッチング偏差を求め、これを組立セグメントと既
設セグメントとの間のピッチング偏差とする方法が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、図2
に示すように既設セグメント41a,41bに対して1
面で接する状態に位置決めされる組立セグメント42の
ピッチング偏差Δφを求める場合、下記のような問題が
ある。
【0004】(1)シールドジャッキストロークからは
エレクタ本体と既設セグメントとの間のピッチング偏差
は算出できるが、組立セグメントと既設セグメントとの
間のピッチング偏差を直接的に検出するものでないた
め、エレクタ本体の製作誤差やセグメント把持部のガタ
によるエレクタ本体と組立セグメントとの間の姿勢偏差
(把持誤差)などの誤差の介入が避けられない。
【0005】(2)シールドジャッキストロークはエレ
クタ本体による組立セグメントの姿勢補正後も不変であ
り、このため、実際に組立セグメントと既設セグメント
との間のピッチング偏差がどれだけ小さくなったかの確
認ができない。
【0006】これらの理由から、上記従来技術では組立
セグメントの姿勢補正が十分に行なえず、所要のセグメ
ント組立精度を確保することが困難である。
【0007】本発明者らは、特願平1−336526号
において、図2に示したような組立セグメントの位置決
めを行う場合、光切断法を用いて既設セグメントに対す
る組立セグメントのトンネル周方向の偏差を含む位置、
姿勢偏差を検出する手段について提案したが、この提案
でも組立セグメントと既設セグメントとのピッチング偏
差は近似的に求めており、十分な検出精度が得られなか
った。
【0008】本発明の目的は、既設セグメントと1
接する状態に位置決めされる組立セグメントに関して
も、既設セグメントに対するピッチング偏差を直接的に
検出するセグメントの姿勢検出方法及ピッチング偏差を
直接的に検出でき、かつ、エレクタ本体による姿勢補正
後も再度の偏差検出が可能で、精度良くセグメントの組
立が行えるセグメント自動組立装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、シールド掘進機により掘削さ
れた掘削穴の内周面に複数の円弧状セグメントを組付け
てリング状トンネル外壁を構築するセグメント組立装置
の既設セグメントと組立セグメントとの相対姿勢検出方
法において、エレクタ本体に把持された前記組立セグメ
ント上のセグメント円弧周方向の少なくとも2箇所の位
置における前記組立セグメントと既設セグメントとのト
ンネル軸方向の隙間を検出し、前記各検出隙間の差か
ピッチング偏差を演算することを特徴とする。また、請
求項2記載の発明は、シールド掘進機内に搬入された組
立セグメントを把持して組立位置に位置決めするセグメ
ント自動組立装置において、エレクタ本体に把持された
組立セグメント上のセグメント円弧周方向の少なくとも
2箇所の位置における前記組立セグメントと既設セグメ
ントとのトンネル軸方向の隙間を検出するそれぞれの隙
間検出手段と、該隙間検出手段により検出された各隙
の差から、組立セグメントの既設セグメントに対するピ
ッチング偏差を演算するピッチング偏差演算手段と、該
ピッチング偏差演算手段の出力値に基づいてエレクタ本
体のアクチュエータに組立セグメントの姿勢補正を指令
する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明におけるピッチング偏差検出方法を以下
に説明する。
【0011】図3の(a)に示すように、セグメントの
形状は1リングを複数個に分割した円弧状となってい
る。このセグメント上の3点g,h,iに注目すると、
セグメント中心に原点Oを持つ座標系(X,Y,Z)の
Y軸(円周接線方向軸)の周りにセグメントを回転させ
た場合の各点の軌跡は、図3の(b)に示すように、原
点Oから各点までのZ軸方向の距離Lg,Lh,Liを
半径とする円になる。当然、セグメント中央部近傍の点
hとセグメント端部の点g(またはi)とでは原点Oか
らの距離が異なるため、半径Lg(またはLi)とLh
とは異なった値となる。このことは、ピッチング偏差
(Y軸周りの回転偏差)が生じた場合、組立セグメント
と既設セグメントとのトンネル軸方向の隙間が場所によ
って異なることを意味する。この様子を図3の(c)に
示す。同図に示すように、ピッチング偏差がΔφだけ生
じると、組立セグメント42上の点gはg′に、点hは
h′へと移動し、既設セグメント41と各点との距離
(隙間)は異なったものとなる。いま、点gに相当する
箇所の隙間をΔxa、点hに相当する箇所の隙間をΔx
cとすると、同図から明らかなように、次式の関係が成
り立つ。
【0012】
【数1】
【0013】したがって、ピッチング偏差Δφは次式で
表わせる。
【0014】
【数2】
【0015】ところで、上式はピッチン偏差のみ生じ
た場合を想定しており、ヨーイング偏差(Z軸周りの回
転偏差)による各点での隙間の変化を考慮した場合に
は、図3の(a)、(b)に示す点iに相当する箇所の
隙間Δxbも検出する必要がある。この点iに相当する
箇所を原点Oに対して点gと対称の位置とすると、点g
および点iに相当する箇所の隙間Δxa、Δxbの平均
値をとることにより、ヨーイング偏差の影響を除去する
ことができる。すなわち、実際のピッチング偏差Δφは
次式で求められる。
【0016】
【数3】
【0017】たたじ、Lg=Liである。
【0018】さらに、方向性および偏差という点を考慮
すると、次式となる。
【0019】
【数4】
【0020】以上のように、組立セグメント42の既設
セグメント41に対するピッチング偏差は隙間Δxa,
Δxcの関数として、また、ヨーイングを考慮した場合
には、△xa,△xb,△xcの関数として求めること
ができる。
【0021】なお、図3の(a),(b)に示して点
g,iはセグメントの周方向両端部に限らず、原点Oに
対し周方向に対称の位置であればよい。
【0022】また、上記の方法に基づき、それぞれの隙
間検出手段1、2で前述の点g、h、iに相当する箇所
における組立セグメントと既設セグメントとのトンネル
軸方向の隙間を検出し、ピッチング偏差演算手段4で
は、この検出された少なくとも2箇所の隙間から前述の
演算式(数2)又は(数4)を用いてピッチング偏差を
演算する。そして、この演算されたピッチング偏差に基
づいて制御手段5からアクチュエータ6に組立セグメン
トの姿勢補正を指令する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0024】図4〜図7に示すように、セグメント自動
組立に用いるエレクタ本体12は、円筒状をしたシール
ド本体11の後部に設置される。このエレクタ本体12
は、大別して、旋回機構であるエレクタリング13と旋
回モータ16、押付機構である吊りビーム21と押付ジ
ャッキ22、左右摺動機構である横スライドフレーム2
4と横スライドジャッキ25、前後摺動機構である前後
スライドフレーム27と前後スライドジャッキ28、ピ
ッチング、ローリング、ヨーイング等の姿勢制御機構で
ある球面フレーム29と姿勢制御ジャッキ31、32,
33およびセグメント把持部34からなっている。
【0025】エレクタリング13は、シールド本体11
の内周数箇所に設置された外周ガイドローラ14と側面
ガイドローラ15により支持され、シールド本体11に
取り付けられた旋回モータ16によりピニオン17とリ
ングギヤ18を介して旋回駆動される。これに伴いエレ
クタリング13上に支持された以下の各部も同時に左右
旋回させられる。
【0026】エレクタリング13の左右のアーム19に
ガイドロッド20を介して支持された吊りビーム21
は、アーム19との間に取り付けられた押付ジャッキ2
2の伸縮によりZ軸方向(エレクタリング13の径方
向)に移動させられ、これに伴い吊りビーム21上に支
持された以下の各部も同方向に移動する。
【0027】吊りビーム21にリニアベアリング23を
介して支持された横スライドフレーム24は、吊りビー
ム21との間に取り付けられた横スライドジャッキ25
の伸縮により吊りビーム21上をY軸方向に横スライド
させられ、これに伴い横スライドフレーム24上に支持
された以下の各部も同方向に移動する。
【0028】横スライドフレーム24にリニアベアリン
グ26を介して支持された前後スライドフレーム27
は、横スライドフレーム24との間に取り付けられた前
後スライドジャッキ28の伸縮により横スライドフレー
ム24上をX軸方向(シールド本体1の軸方向)の摺動
させられ、これに伴い前後スライドフレーム27上に支
持された以下の各部も同方向に移動する。
【0029】前後スライドフレーム27の球面ガイド部
27aに組み込まれた球面フレーム29は、前後スライ
ドフレーム27との間に取り付けられた2本の姿勢制御
用ジャッキ31,32の伸縮により次のような動きをす
る。図6において、2本のジャッキ31,32を同時に
伸長または収縮させた場合、球面フレーム29は球面中
心Gを含むX軸の周りに傾けられ、この動きはセグメン
ト把持部34のローリング制御に用いられる。また、ジ
ャッキ31,32のいずれか一方を伸ばし、他方を縮め
た場合は、球面フレーム29は球面中心Gを含むZ軸の
周りに左右旋回させられ、この動きはセグメント把持部
34のヨーイング制御に用いられる。
【0030】球面フレーム29の中心軸30に吊り下げ
られたセグメント把持部34は、球面フレーム29との
間に取り付けられた姿勢制御用ジャッキ33の伸縮によ
りY軸方向に沿った中心軸30の周りに傾けられ、この
動きはセグメント把持部34のピッチング制御に用いら
れる。
【0031】セグメント把持部34としては組立セグメ
ント42のグラウト穴42aにねじ込まれるねじ軸35
を用いた例を示しており、ねじ軸35に回転および送り
を与えるための駆動モータおよび昇降ジャッキ(図示せ
ず)がセグメント把持部34に内臓されている。
【0032】エレクタ本体12は以上のように構成さ
れ、把持した組立セグメント42を旋回モータ16およ
びジャッキ22,25,28,31,32,33からな
る7軸のアクチュエータにより既設セグメント41に合
せて組立位置に位置決めし、図示しないボルト締結装置
によって既設セグメント41に組み付ける機能を有して
いる。
【0033】図8は本発明に用いる隙間検出手段と組立
セグメント、既設セグメントの位置関係およびシステム
構成の一例を示したものである。
【0034】図8において、12はエレクタ本体を模式
的に示している。また、41a,41bは前リングの既
設セグメントを、42はエレクタ本体12に把持され、
既設セグメント41a,41bと1面で接する状態に位
置決めされる組立セグメントをそれぞれ表わしている。
本図には、既設セグメント41a,41bと組立セグメ
ント42の間の隙間検出手段として、スリット光投光器
43a〜43cとテレビカメラ44a〜44cからなる
3組の視覚装置を用いた例を示しており、これら投光器
43a〜43cおよびテレビカメラ44a〜44cは、
それぞれ剛体12a〜12cを介してエレクタ本体12
の図示されていないセグメント把持部近傍に固定されて
いる。したがって、投光器43a〜43c、テレビカメ
ラ44a〜44cと組立セグメント42の相対的な位
置、姿勢は、エレクタ本体の動きによらず、把持中は一
定である。
【0035】投光器43a,43bは組立セグメント4
2上のセグメント中心に対する周方向対称位置に相当す
る箇所で、投光器43cは組立セグメント42上の周方
向の中央位置近傍に相当する箇所でそれぞれ組立セグメ
ント42と既設セグメント41a,41bのトンネル軸
方向境界部にスリット光を照射し、これによって生じた
スリット光像(以下、光切断像と記す)45a〜45c
は、テレビカメラ44a〜44cによりそれぞれ撮像さ
れる。46a〜46cはテレビカメラ44a〜44cの
視野を表わしている。
【0036】これらテレビカメラ44a〜44cからの
画像データは、カメラ切換器47と画像入力装置48を
介して画像メモリ49に取り込まれる。50は画像メモ
リ49に格納された画像データを処理して光切断像の端
点座標を求める画像処理装置、51は求められた光切断
像の端点座標値による組立セグメントと既設セグメント
の相対的な位置、姿勢偏差の演算、この演算された偏差
もしくは外部から入力された数値データに基づくエレク
タ本体の目標位置、姿勢の演算およびアクチュエータ指
令値の演算を行い、その指令値をサーボ制御装置52へ
出力する本体制御装置であり、サーボ制御装置52はそ
の指令値に従って旋回モータ16を含む各アクチュエー
タを制御する。
【0037】以下、組立セグメントを1が既設セグメ
ントに接する状態に位置決めする場合の制御手順につい
て述べる。
【0038】本体制制御装置51は、まず、図8に示す
ように既設セグメント41a,41bがカメラ視野46
a〜46cに入り、かつ組立セグメント42と既設セグ
メント41a,41bが接触しないエレクタ本体の位
置、姿勢(以下、粗位置と記す)に相当する予め設定し
た各アクチュエータへの指令値をサーボ制御装置52へ
出力し、サーボ制御装置52が各アクチュエータを制御
し終えるのを待つ。
【0039】次に、ピッチング偏差の検出とその結果に
基づく姿勢補正の手順を図9により説明する。
【0040】図9に示す手順101では、前述した粗位
置決め制御の終了後、投光器43a〜43cから照射さ
れたスリット光がつくる光切断像45a〜45cをテレ
ビカメラ44a〜44cで撮像し、それぞれの画像をカ
メラ切換器47により順次切り換え、画像入力装置48
を介して画像メモリ49に取り込む。
【0041】図10は、このとき3台のテレビカメラ4
4a〜44cに映る画像を、図11は各光切断像の位
置関係をそれぞれ示したものである。図10の(a)、
(b)、(c)に示すように、各々の光切断像は組立
セグメント42と既設セグメント41a、41bとの隙
間分だけ画像のPx方向に離れ、段差分だけPy方向に
ずれた形で映っており、各光切断像の端点a、a´、
b、b´、c、c´は組立セグメント42と既設セグメ
ント41a、41bの端部を表わしている。
【0042】次に、画像処理装置50を用いて画像メモ
リ49に格納された画像データの2値化処理および光切
断像の端点座標算出を行う。すなわち、手順102で、
画像メモリ上をPx方向およびPy方向に走査し、各画
素における信号レベルに応じて“1”から“0”かの2
値化処理を行い、手順103で、この2値化された画像
データから各光切断像の画像メモリ上での端点座標a
(Pxa,Pya)、a′(Pxa′,Pya′)、b
(Pxb,Pyb)、b′(Pxb′,Pyb′)、c
(Pxc,Pyc)、b′(Pxc′,Pyc′)を求
める。
【0043】次に、手順104では、上記の画像処理装
置50で求められた端点a,a′,b,b′,c,c′
の画像座標値を基に、組立セグメント42上の周方向対
称位置に相当する箇所と中央位置に相当する箇所での既
設セグメント41a,41bとの隙間Δxa,Δxb,
Δxcを次式により演算する。
【0044】
【数5】
【0045】ただし、kxは画像データをmm単位の数値
に変換するための比例定数である。
【0046】手順105では、この演算した隙間Δx
a,Δxb,Δxcの値を前述の演算式(数4)に代入
し、ピッチング偏差Δφを求める。
【0047】次に、手順106で、この演算したピッチ
ング偏差Δφが許容範囲内に収まっているかどうかを判
断し、許容範囲外であれば手順107に移る。手順10
7ではピッチングが偏差が零になるエレクタ本体の目標
位置、姿勢の演算を、手順108ではこの目標位置、姿
勢に応じたアクチュエータ指令値の演算を行い手順10
9で、この演算したアクチュエータ指令値をサーボ制御
装置52へ出力し、サーボ制御装置52がアクチュエー
タを制御し終えるのを待つ。アクチュエータ制御を終了
した後、手順101に戻り、Δφが許容範囲内に収まる
までピッチング偏差の検出と姿勢補正を繰り返し行う。
【0048】以上述べたように、組立セグメント42と
既設セグメント41a,41bとの3箇所の隙間Δx
a,Δxb,Δxcからピッチング偏差Δφを直接的に
検出し、姿勢補正を行うことができる。
【0049】既設セグメント41a,41bに対する組
立セグメント42のピッチング以外の位置、姿勢偏差に
ついては、前述の特願平1−336526号に記載した
手法を用いて検出することができる。すなわち、図8に
示す2台のテレビカメラ44a,44bの画像から求め
られた光切断像の端点画像座標a(Pxa,Pya)
a′(Pxa′,Pxa′)、b(Pxb,Pyb)、
b′(Pxb′,Pyb′)とすると、端点a,a′間
およびb,b′間の段差Δza,Δzbは次式により求
められる。
【0050】
【数6】
【0051】また、隙間Δxa,Δxbは次式により求
められる。
【0052】
【数7】
【0053】ただし、kx,kzはそれぞれ画像データ
をmm単位の数値に変換するための比例定数である。
【0054】これらの段差、隙間が求められると、セグ
メント中心におけるX軸方向の位置偏差Δx,Z軸方向
の位置偏差Δz、X軸周りの姿勢偏差(ローリング偏
差)Δθ、Z軸周りの姿勢偏差(ヨーイング偏差)Δφ
はそれぞれ次式により算出される。
【0055】
【数8】
【0056】ただし、L1は投光器43a,43bから
のスリット光がつくる組立セグメント42上の光切断像
間の距離である。
【0057】また、トンネル周方向の位置偏差について
は、セグメント把持部近傍に固定された図示しない他の
1組の投光器とテレビカメラを用い、図8に示す既設セ
グメント41a,41b間の継目41c上に照射された
スリット光によってつくられる光切断像の画像データか
ら継目41cの周方向の中央位置座標を算出し、この算
出された中央位置座標を組立セグメント42で正確に位
置決めされた際の中央位置座標から減算することによ
り、周方向位置偏差が求められる。
【0058】これらの算出された位置、姿勢偏差が許容
範囲外であれば、前述のピッチング偏差の場合と同様
に、それぞれの偏差量を基にしてエレクタ本体の目標位
置、姿勢の演算およびアクチュエータ指令値の演算を行
い、演算された指令値をサーボ制御装置52へ出力する
ことにより、全ての偏差を補正し、組立セグメントを最
終的に位置決めすることができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、特に1リングを組み立
てる際、最初に既設セグメントと1面で接する状態に組
み付けられるセグメントに関しても、既設セグメントに
対するピッチング偏差を直接的に精度良く検出すること
ができる。また、検出された偏差量に基づいてエレクタ
本体を補正動作させた後、再度の偏差検出によりどれだ
け偏差量が小さくなかったかを確認できるので、その偏
差量に応じて再度エレクタ本体を補正動作させることに
より、偏差量を順次小さくしていくことができる。
【0060】したがって、最終位置決め状態での組立セ
グメントと既設セグメントとのピッチング偏差を小さく
することができ、セグメント組立精度が向上するという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明は構成を示す概要図である。
【図2】ピッチング偏差の説明図である。
【図3】ピッチング偏差検出の説明図で、(a)は組立
セグメント上の3点の位置関係を示す図、(b)は各点
の回転軌跡を示す図、(c)は各点におけるセグメント
間の隙間とピッチング偏差の慣性を示す断面図である。
【図4】セグメントの自動組立に用いるエレクタ本体の
一部切断した正面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】図4のVI−VI断面図である。
【図7】図4のVII−VII断面図である。
【図8】本発明に用いる隙間検出手段と組立セグメン
ト、既設セグメントの位置関係およびシステム構成の一
例を示す図である。
【図9】ピッチング偏差の検出および姿勢補正の手順を
示すフローチャートである。
【図10】カメラ画像の拡大図で、(a)はカメラ44
aのが画像、(b)はカメラ44bのがう、(c)はカ
メラ44cの画像である。
【図11】セグメント上の光切断像の位置関係を示す図
である。
【図12】本発明の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2,3…隙間検出手段、4…ピッチング偏差演算手
段、5…制御手段、6…アクチュエータ、12…エレク
タ本体、33…ピッチング制御用ジャッキ、34…セグ
メント把持部、41a,41b…既設セグメント、42
…組立セグメント、43a〜43c…スリット光投光
器、44a〜44c…テレビカメラ、47…カメラ切換
器、48…画像入力装置、49…画像メモリ、50…画
像処理装置、51…本体制御装置、52…サーボ制御装
置、101〜104…隙間検出手段に対応する手順、1
05…ピッチング偏差演算手段に対応する手順、106
〜109…制御手段に対応する手順。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 洋 茨城県土浦市神立町650番地日立建機株 式会社 土浦工場内 (72)発明者 筒井 真作 茨城県土浦市神立町650番地日立建機株 式会社 土浦工場内 (72)発明者 森 泰雄 茨城県土浦市神立町650番地日立建機株 式会社 土浦工場内 (72)発明者 小澤 肇 茨城県土浦市神立町650番地日立建機株 式会社 土浦工場内 (72)発明者 中島 吉男 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所機械研究所内 (72)発明者 服部 誠 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所機械研究所内 (56)参考文献 特開 平3−199599(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 11/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機により掘削された掘削穴
    の内周面に複数の円弧状セグメントを組付けてリング状
    トンネル外壁を構築するセグメント組立装置の既設セグ
    メントと組立セグメントとの相対姿勢検出方法におい
    て、エレクタ本体に把持された前記組立セグメント上の
    セグメント円弧周方向の少なくとも2箇所の位置におけ
    る前記組立セグメントと既設セグメントとトンネル軸
    方向の隙間を検出し、前記各検出隙間の差からトンネル
    円周接線方向軸周りの姿勢偏差(以下、ピッチング偏差
    と記す)を演算することを特徴としたセグメントの姿勢
    検出方法。
  2. 【請求項2】 シールド掘進機内に搬入された組立セグ
    メントを把持して組立位置に位置決めするセグメント自
    動組立装置において、エレクタ本体に把持された組立セ
    グメント上のセグメント円弧周方向の少なくとも2箇所
    の位置における前記組立セグメントと既設セグメントと
    のトンネル軸方向の隙間を検出するそれぞれの隙間検出
    手段と、該隙間検出手段により検出された隙間の差か
    ら、組立セグメントの既設セグメントに対するピッチン
    グ偏差を演算するピッチング偏差演算手段と、該ピッチ
    ング偏差演算手段の出力値に基づいてエレクタ本体のア
    クチュエータに組立セグメントの姿勢補正を指令する制
    御手段とを備えたことを特徴とするセグメント自動組立
    装置。
JP3127214A 1991-05-30 1991-05-30 セグメントの姿勢検出方法及び自動組立装置 Expired - Fee Related JP2971982B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3127214A JP2971982B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 セグメントの姿勢検出方法及び自動組立装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3127214A JP2971982B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 セグメントの姿勢検出方法及び自動組立装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04353199A JPH04353199A (ja) 1992-12-08
JP2971982B2 true JP2971982B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=14954553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3127214A Expired - Fee Related JP2971982B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 セグメントの姿勢検出方法及び自動組立装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2971982B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4618955B2 (ja) * 2001-09-21 2011-01-26 株式会社小松製作所 エレクタ制御装置及びその制御方法
CN109801216B (zh) * 2018-12-20 2023-01-03 武汉光谷卓越科技股份有限公司 隧道检测图像的快速拼接方法
CN114791278B (zh) * 2022-04-14 2024-08-16 中南大学 基于地磁场和重力场感知的姿态角传感装置及监测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04353199A (ja) 1992-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2971982B2 (ja) セグメントの姿勢検出方法及び自動組立装置
JPH08296400A (ja) セグメントの組立位置決め装置及び位置決め方法
JP3278503B2 (ja) セグメント自動組立装置及びその方法
JP3240221B2 (ja) セグメント自動組立装置及び方法
JP3350913B2 (ja) セグメント組立位置決め方法
JP3238989B2 (ja) セグメント自動組立装置及び方法
JP3395173B2 (ja) セグメント組立位置決め方法
JP2851971B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法
JP3240227B2 (ja) トンネル覆工用リングのセグメント組立位置決め方法及び装置
JP3449010B2 (ja) シールド工事の路線修正方法及びセグメント組立装置
JP2935652B2 (ja) セグメント組立方法及び組立装置
JP3444025B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法
JP2667762B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法
JP3350912B2 (ja) セグメント組立位置決め方法
JP2667759B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法
JP3450548B2 (ja) セグメント組立方法及び組立装置
JP3396560B2 (ja) エレクタのセグメント位置決め装置
JPH06299798A (ja) セグメント組立位置決め方法
JPH051500A (ja) セグメント自動組立装置
JPH0518196A (ja) セグメント自動組立装置
JP3444026B2 (ja) セグメントの組立位置決め方法及び組立位置決め装置
JP3395172B2 (ja) セグメント組立位置決め方法及び位置決め制御装置
JP2608991B2 (ja) セグメント自動組立装置
JP2609010B2 (ja) セグメント自動組立装置
JP3362035B2 (ja) セグメント位置決め方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees