JP2973207B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2973207B2
JP2973207B2 JP1262198A JP26219889A JP2973207B2 JP 2973207 B2 JP2973207 B2 JP 2973207B2 JP 1262198 A JP1262198 A JP 1262198A JP 26219889 A JP26219889 A JP 26219889A JP 2973207 B2 JP2973207 B2 JP 2973207B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、遊技部に複数の入賞領域を有し遊技機本体
に対して着脱可能に構成された遊技盤と、所要数の球を
排出可能な球排出手段と、を有する遊技機に関するもの
である。
〈従来の技術〉 従来、遊技部に電気的遊技装置が配設されるとともに
複数の入賞領域を有し遊技機本体に対して着脱分離可能
に構成された遊技盤と、上記入賞領域への入賞があった
場合に、その入賞に対して所要数の球の排出が可能な球
排出手段とを有するとともに、上記電気的遊技装置など
の遊技動作を制御する遊技制御手段と、上記球排出手段
の排出動作を制御する排出制御手段とを備え、着脱分離
可能な遊技盤および該遊技盤の制御が可能な遊技制御手
段を交換することで、異なるパチンコ遊技が可能になる
遊技機が、いわゆる分離式遊技機として知られている。
この種の遊技機においては、交換される様々な遊技盤
に対応した数の賞球を排出できるように、予め設定され
た数の球を排出可能な排出機構を予め複数備えており、
遊技中に遊技盤の入賞領域に遊技球が入賞した場合に
は、当該入賞球の検出に基づいて排出制御手段が球排出
機構の動作制御をおこない、設定内容に応じた所要数の
賞球が排出されるようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、近年の遊技機にあっては、交換された遊技盤
に応じて特定の賞球数が定まっているだけではなく、同
じ遊技盤であっても入賞領域によって入賞に対する賞球
数が異なるように構成されたものが多くなっているが、
上述した如き従来の遊技機の構成では必ずしも十分な対
応ができるとは言えない点もあった。
すなわち、このような遊技機においては、遊技盤を交
換する際に遊技制御手段を交換しただけでは対応でき
ず、排出手段や排出制御手段まで交換しなければ新たな
遊技盤との互換性が保てなかったり、交換した遊技盤に
応じた排出賞球数となるように排出制御手段の設定内容
を変更しなければならなかったりする場合もあるため、
遊技盤の交換に要するコストが嵩んだり、遊技店側で煩
雑な作業を強いられたりするという問題点が生じてしま
うのである。
このため、遊技盤全体を交換することなく、必要最小
限のコストと手間で遊技内容を変化させることができる
という分離式遊技機の利点を活かすことができないので
ある。しかも、排出賞球数の設定が誤っていた場合に
は、遊技客とのトラブルに発展し易いことから、当該遊
技点の信用に関わる大きな問題となることもあり、排出
賞球数の設定変更等が各遊技店で人為的に行われている
現状は、遊技店にとって望ましいものではない。
さらに、入賞領域によって入賞に対する賞球数が異な
る際には、賞球数が異なる入賞領域毎に入賞球を分けて
貯留する構成では賞球数の種類が多くなったり同じ賞球
数の入賞領域が離れている場合には、貯留機構が複雑に
なったり大型化してしまうため、異なる賞球排出回数等
を電気的に記憶することが考えられるが、近年の遊技機
では特別遊技状態が発生すると多量の入賞球が発生する
ため、十分な記憶容量を確保することが必要になると共
に、この電気的な記憶が失われてしまうと、本来遊技者
に与えるべき賞球数分の排出が行えなくなり、遊技者に
不利益を与えることとなって、遊技店とのトラブルにな
るという問題点がある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、遊技部(14)
に複数の入賞領域を有し遊技機本体に対して着脱可能に
構成された遊技盤(6)と、賞として所要数の球を排出
可能な球排出手段(例えば、排出センサ99,排出ソレノ
イド102,球供給樋103等)と、を有する遊技機(例えば
パチンコ機1)において、上記複数の入賞領域は入賞し
た打球に対して相互に異なる賞球数を排出可能に設定さ
れて、このうち特定の入賞領域(例えば、変動入賞装置
17の球通過口26など)へ入賞した入賞球を検出する特定
入賞球検出手段(例えば、10カウントスイッチ51)と、
上記複数の入賞領域へ入賞した入賞球を検出する入賞球
検出手段(例えば、セーフ球センサ53)と、を備え、上
記遊技盤に配設される電気的遊技装置(例えば、可変表
示装置17,変動入賞装置18等)などの遊技動作を制御す
る遊技制御手段(例えば、電気的制御装置49)と上記球
排出手段の排出動作を制御する排出制御手段(例えば、
賞球制御装置87)とを分離構成せしめるとともに、上記
遊技制御手段は、上記特定入賞球検出手段からの特定入
賞球検出信号を記憶する特定入賞記憶手段(例えば、RA
M67)と、上記入賞球検出手段からの入賞球検出信号に
基づき上記特定入賞記憶手段の記憶の有無に応じて予め
設定されている所要数の賞球を排出させるための賞球排
出信号を送信する賞球排出信号送信手段(例えば、CPU5
8,半導体リレー84′など)と、を備え、上記排出制御手
段は、上記賞球排出信号送信手段から送信される賞球排
出信号を受信する賞球排出信号受信手段(例えば、入力
ポートバッファ92,ローパスフィルタ100など)と、受信
した賞球排出信号を賞球数毎に記憶可能な賞球信号記憶
手段(例えば、RAM90)と、予め設定された優先順位に
より上記賞球信号記憶手段の記憶に基づく所要数の球の
排出指令を行う優先制御手段(例えば、CPU88,ROM89な
ど)と、当該排出制御手段に対する電源供給が停止され
た際に、少なくとも上記賞球信号記憶手段の記憶値を保
護する記憶保護手段(例えば、補助電源回路98)と、を
備えるものであることを特徴とする。
〈作用〉 排出制御手段と分離構成された遊技制御手段は、特定
入賞球検出手段により複数の入賞領域のうち特定の入賞
領域へ入賞した入賞球を検出し、この入賞検出信号の記
憶の有無に応じて複数の入賞領域へ入賞した入賞球を検
出する入賞球検出手段からの入賞球検出信号が入力され
る毎に賞球排出信号送信手段から排出制御手段へ予め設
定されている所要数の賞球を排出させるための賞球排出
信号を送信する。
遊技制御手段と分離構成された排出制御手段は、遊技
制御手段から送信された賞球排出信号を球排出手段の作
動タイミングに拘束されることなく賞球排出信号受信手
段により受信し、この受信した賞球排出信号を賞球数毎
に賞球信号記憶手段が順次に記憶し、この賞球信号記憶
手段の記憶に基づいて、排出制御手段は予め設定された
優先順位によって球排出手段を制御して入賞領域に応じ
た複数種類の賞球排出を行なう。
さらに、排出制御手段に対する電源供給が停止した際
には、記憶保護手段によって、少なくとも賞球信号記憶
手段の記憶値が保護される。
〈実施例〉 以下、図面に基づき本発明に係る遊技機たるパチンコ
機の一実施例を説明する。
まず、本実施例に係るパチンコ機での制御に利用する
利益率を決定するために用いられる割数の概念につき説
明する。
遊技部内に弾発された球は、入賞口に入賞してセーフ
球となるか、どの入賞口にも入賞せずアウト口へ入りア
ウト球となる。このセーフ球とアウト球とを回収球とし
て検出して、弾発球数とする。なお、弾発された球を発
射レール上で検出したり、発射の弾発回数を計算して
弾発球数としてもよい(但し、ファール球は差し引
く)。
また、弾発球が入賞口へ入賞した場合、遊技者に対し
賞球が排出されるが、これが排出球数である。
この排出球数と弾発球数との比を割数といい、 割数=排出球数÷弾発球数×10 の式で表わされる。
すなわち、排出球数と弾発球数が等しくなったとき、
割数が10となる。
第1図に遊技機たるパチンコ機1が示してある。この
パチンコ機1は額縁状前面枠2の表面に球供給皿3、打
球の発射操作部4などを有し、前面枠2の窓部5を後方
から塞ぐようにして遊技盤6を着脱可能に設け、遊技盤
6の下部には球発射部7を設けてある。
この球発射部7は、遊技盤6に向かって上り傾斜する
発射レール8と、発射レール8の中程に臨ませた反射型
センサ等からなる発射球センサ9からなる。また、発射
レール8の上端にファール球回収部10の入り口を臨ませ
てファール球を回収できるようにするとともにファール
球回収部10の途中あるいは下方に、ファール球センサ11
を設けてファール球を検出できるようにして、該ファー
ル球数を計算する。
なお、本実施例においては、回収球数を計数して弾発
球数としているが、上記した発射球センサ9により発射
球を検出したり、センサを後述するガイドレール12の終
端に設けたり、発射レール8の下端に臨んでいる発射
13の弾発回数により発射球数を計算したりしたりしても
よい。
パチンコ機1に設けられた遊技盤6は第2図に示すよ
うに、表面にガイドレール12で囲まれた遊技部14を有
し、該遊技部14内に入賞具15…を配設し、該遊技部14の
ほぼ中央には可変表示器16を有する可変表示装置17を設
け、該可変表示装置17の下方には特定入賞領域である変
動入賞装置18を設け、変動入賞装置18の左右および可変
表示装置17との間に始動スイッチ19を有する始動口20を
設け、遊技部14の中央下部にアウト口21を設けてある。
上記した可変表示装置17は、第3図に示すように、遊
技盤6に取付ける取付基板22の表面のほぼ中央に3個の
7セグメント表示器からなる可変表示器16…を左右に並
設し、可変表示器16の上部には鎧部23を突設し、可変表
示器16の下方には記憶表示器24…を並設してある。この
記憶表示器24には、始動口20へ入賞した球の数が表示さ
れる。
上記した変動入賞装置18は第4図から第6図に示すよ
うに、遊技盤6に取付ける第1基板25のほぼ中央に横長
な球通過口26を開設し、該球通過口26には第1駆動源27
により開閉する球受扉28を回動可能に軸着し、上記球通
過口26の下方に横長なクリア部材等からなる窓部29を開
設し、上記球通過口26の左右には第2駆動源30により左
右に開閉する球受片31を回動自在に軸着してある。
また、第1基板25の表面の左右には変動入賞装置18へ
の入賞個数を表示するための入賞個数表示器32を設けて
ある。第1基板25の裏側には発光表示部材33を有する第
2基板34を取付けてある。この第2基板34には、クラン
ク36を介して球受片31を開閉する第2駆動源30を取付け
てある。
また、遊技盤6の裏側には、レバー35を介して球受扉
28を開閉する第1駆動源27をレバー35と連結可能な位置
に取り付けてある。上記した球受扉28には、表面に扇型
をしたウエイト兼ストッパ37が設けてある。また、球受
扉28の一端は第2基板34に回動自在に軸着されたレバー
35の一端と当接していて、該レバー35の途中に第1駆動
源27である第1ソレノイド38の第1プランジャ39が当接
する。そして、常には第1プランジャ39は突出してお
り、第1プランジャ39がレバー35を押すことによりレバ
ー35が下がり、球受扉28の一端を押し下げ球受扉28が閉
じる。
また、第1ソレノイド38が励磁して第1プランジャ39
が吸引されると、レバー35を押さえている力がなくなる
ため、球受28は自重で回動してレバー35を押し上げなが
ら開く。また、第2基板34に取付けられた第2駆動源30
である第2ソレノイド40の第2プランジャ41には動作片
42が取付けてあり、この動作片42の他端に設けた長穴43
にクランク36の端部が遊嵌していて、このクランク36は
球受片31の軸44に取付けてある。したがって、常には第
2ソレノイド40の第2プランジャ41が押下げられて球受
片31が閉じている。また、第2ソレノイド40が励磁し第
2プランジャ41が吸引されると球受片31が左右に開く。
第7図に裏機構盤45が示してある。この裏機構盤45に
は、貯留タンク46、球導出樋47、賞球排出装置48、電気
的制御装置49等が設けてある。また、特定の入賞領域と
して定めた変動入賞装置18へ入賞した球が流下する特定
入賞球流下路50には特定入賞球検出手段である10カウン
トスイッチ51が、セーフ球流下路52の下方には、各種の
入賞口へ入賞した入賞球を検出する入賞球検出手段であ
るセーフ球センサ53が設けてあり、アウト球流下路54と
セーフ球流下路52が合流した回収球流下路55には、回収
球センサ56が設けてある。
なお、本実施例においては、打球の受入状態が変化す
る変動入賞装置18に特定入賞領域としての機能を持たせ
るものとしたが、特定入賞領域はこのような特別の入賞
装置等に限定されるものではなく、標準的な入賞口を特
定入賞領域と設定しても良い。例えば、始動口20を特定
入賞領域とした場合には始動スイッチ19が特定入賞球検
出手段として機能することとなる。
第8図に電気的制御装置49を示す。
この電気的制御装置49は、可変表示装置17や変動入賞
装置18等の電気的遊技装置などの遊技動作を制御する遊
技制御手段として機能するもので、裏機構盤45に取付け
る基板57上に、第1演算記憶手段、第2演算記憶手段、
第3演算記憶手段、第4演算記憶手段、第5演算記憶手
段等からなるCPU58を有し、このCPU58を覆うカバー部材
59を取付けてある。また、基板57の一端には、回収球信
号等を出力するための信号端子60…が配設してあり、遊
技店内の管理室等に設けられた中央処理装置と電気的に
連絡している。
上記したカバー部材59の表面には、割数設定手段であ
る割数設定スイッチ61、割数表示器62、一般賞球数設定
手段である賞球数設定スイッチ63が設けてある。
割数設定スイッチ61は、各パチンコ機1における割数
を設定するためのスイッチで、プッシュ式のロータリー
スイッチからなり、1回押す毎に例えば6割→8割→10
割→12割→15割→6割→8割のように割数が循環して変
化する。この割数設定スイッチ61を操作するには、カバ
ー部材59に開設した小孔64に細い棒状の操作部材65を挿
入し、ボタン66を押して操作する。上記割数設定スイッ
チ61は、操作部材65を所有しなければ操作することがで
きないので、この操作部材65を持っている者、例えば遊
技店の責任者のみが割数を設定することができる。した
がって、遊技店員等が勝手に割数を変更して、遊技者に
便宜を図る等の不正を働くことが防止できる。
割数表示器62は、割数設定スイッチ61で選択した割数
を表示するためのもので、7セグメント表示器を並設し
てなる。
1回の入賞に対する排出する賞球数は、15個、13個等
のように各パチンコ機毎に異なることが多く、1種類の
電気的制御装置49で異なる賞球数に対応するため、賞球
数設定スイッチ63が設けてある。すなわち、本実施例に
おいては、一般入賞口に入賞したセーフ球をセーフ球セ
ンサ53により検出して、賞球として排出する排出球数を
演算しているので、1個のセーフ球に対して何個の球を
排出するかを、賞球数設定スイッチ63で設定している。
この賞球数設定スイッチ63は、ノブを回動することによ
り、例えば、15個、13個、11個、9個、7個というよう
に適宜に設定できるようになっている。
第9図に上記した電気的制御装置49のブロック図を示
す。
電気的制御装置49内のCPU58は、ROM66、RAM67、サウ
ンドジェネレータ68、論理演算回路69、割り込みタイマ
ー回路70、入力ポートバッファ71、第1出力ポートラッ
チ72、第2出力ポートラッチ73、第3出力ポートラッチ
74等からなる。
ROM66はプログラムデータ、可変表示装置17へ表示す
る図柄データ、音声データ、割数データ等を記憶するメ
モリである。
RAM67はワーキング用のデータメモリであり、割数を
制御するデータ等、役物制御に必要なデータを記憶して
いる。
サウンドジェネレータ68は音譜データを入力すること
により、この音譜データを周波数変換するための回路で
ある。
論理演算回路69はROM66内のプログラムに基づいた論
理演算を実行する回路であり、割数データ等、役物制御
に必要な数値を演算する。
割り込みタイマー回路70は発振器75からのクロックを
分周し、プログラムで定義される一定時間毎に論理演算
回路69に対して割り込み信号を発生するための回路であ
り、本実施例では、2ms毎に割り込み信号を発生するよ
うにプログラムされている。また、時間に関連した制御
は、この2msをタイムベースとしてプログラムされる。
入力ポートバッファ71は外部からの入力信号をCPU58
内に読み込むためのゲート回路であり、出力ポートラッ
チ71、72、73は、外部への出力信号を一時的に保存する
ためのラッチ回路である。
上記したCPU58には、発振器75からクロックが供給さ
れ、第1定電圧回路76、第2定電圧回路77から電源が供
給され、電源監視回路78から電源監視信号が入力され、
補助電源回路79からRAM67にバックアップ電源が供給さ
れる。発振器75からのクロックは、割り込みタイマー回
路70等に利用される。第1定電圧回路76は+12Vを出力
し、LED、アンプ等の駆動電源となる。第2定電圧回路7
7は+5Vを出力し、CPU58の駆動電源となる。
上記したCPU58の入力ポートバッファ71には、入力信
号として、始動スイッチ19からの始動信号、ストップス
イッチ80からの表示停止信号、セーフ球センサ53からの
セーフ球信号、回収球セン56サからの回収球信号、賞球
数設定スイッチ63からの賞球数信号、割数設定スイッチ
61からの割数信号が、ローパスフィルタ81を介して入力
される。
一方、CPU58の第1出力ポートラッチ72からは、第1
ドライバ82を介して、第1ソレノイド38等へ駆動信号が
出力されるとともに、可変表示装置17の可変表示や、大
当り表示等を行なうための信号が出力される。また、電
気的制御装置49の第2出力ポートラッチ73からは、第2
ドライバ83を介して、割数表示器62へ出力信号が送出さ
れるとともに、第1半導体リレー84を介して、回収球信
号、賞球信号、ゲーム中信号、大当り信号等の出力信号
が送出される。
また、第3出力ポートラッチ74からは、第2半導体リ
レー84′を介して賞球排出装置48へ賞球データが送信さ
れる。この賞球データは、「特定入賞領域への入賞に対
する賞球数データたる賞球排出信号」と「他の入賞領域
(特定入賞領域でない入賞領域)への球入賞に対する一
般入賞球排出信号」とを含むもので、後に詳述する賞球
排出装置48へ送信されるのである。従って、電気的制御
装置49のCPU58や半導体リレー84′等が協働することに
よって、賞球排出信号送信手段として機能するのであ
る。
なお、本実施例においては、全ての入賞球(特定入賞
球と一般入賞球の双方)に対応する賞球データを送信す
るものとしたので、賞球排出信号としては他の入賞に対
する賞球と異なる賞球を排出させるための賞球数を直接
表す賞球データを賞球排出装置48へ送信するものとした
が、賞球排出信号の内容はこれに限定されるものではな
い。例えば、全ての入賞球に対応して賞球データを送信
するものとせず、一般入賞球に対する賞球排出信号はセ
ーフ球センサ53から直接賞球排出装置34へ入力させるも
のとし、一般入賞球とは異なる特定入賞球の発生数に関
する情報のみを賞球排出信号として送信するようにして
も良く、特定の入賞領域への入賞球に対して他の入賞領
域への入賞球に対する賞球数と異なる賞球数を排出する
ことが可能で有れば、如何様な構成を採用しても良い。
この半導体リレー84、84′は、制御入力を「H」にす
ると、出力の2点間の抵抗が低くなり、制御入力を
「L」にすると、出力の2点間の抵抗が高くなる半導体
素子である。すなわち、制御入力が「H」のとき接点は
オンとなり、制御入力が「L」のとき接点はオフとな
る。
また、サウンドジェネレータ68からはアンプ85を介し
てスピーカ86に出力信号が送出される。
上記した賞球排出装置48は所要数の球を排出可能な排
出手段としての機能と該排出手段の排出動作を制御する
排出制御手段から構成されるものとしてあり、排出セン
サ99や排出ソレノイド102や球供給樋103等によりなる球
排出手段の賞球排出動作制御は、排出ソレノイド102等
の動作を制御する排出制御手段としての賞球制御装置87
により制御される。
第10図に賞球排出装置48のブロック図を示す。
賞球排出装置48の排出制御手段として機能する賞球制
御装置87内のCPU88は、ROM89、RAM90、割込みタイマー
回路91、入力ポートバッファ92、出力ポートラッチ93等
からなる。
ROM89には排出手段の排出ソレノイド102を動作させる
プログラム等が記憶されており、RAM90には電気的制御
手段から受信した賞球排出信号等を含むワーキングデー
タが記憶される。
割込みタイマー回路91は発振器94からのクロックを分
周し、プログラムで定義される一定時間毎に割込み信号
を発生するための回路である。
入力ポートバッファ92は外部からの入力信号をCPU88
内に読み込むためのゲート回路であり、出力ポートラッ
チ93は外部への出力信号を一時的に保存するためのラッ
チ回路である。
上記したCPU88には、発振器94からクロックが供給さ
れ、第1定電圧回路95、第2定電圧回路96から電源が供
給され、電源監視回路97から電源監視信号が入力され、
補助電源回路98からRAM90にバックアップ電源が供給さ
れる。すなわち、補助電源回路98は、賞球制御装置87の
RAM90の記憶値を、突然の電源断から保護する記憶保護
手段として機能するのである。発振器94からのクロック
は、割込みタイマー回路91等に利用される。第1定電圧
回路95は+12Vを出力し、LED、アンプ等の駆動電源とな
る。第2定電圧回路96は+5Vを出力し、CPU88の駆動電
源となる。
上記した入力ポートバッファ92には、入力信号とし
て、電気的制御装置49からの賞球データ、後述する排出
センサ99からの排出球データ等が、ローパスフィルタ10
0を介して入力される。
一方、出力ポートラッチ93からは、ドライバ101を介
して後述する排出ソレノイド102や排出ランプに駆動信
号が送られる。
第11図に賞球排出装置48を示す。
賞球排出装置48の球排出手段は、排出ソレノイド102
の駆動により球供給樋103内に出没して球の流下を規制
する球ストッパ部104と、通過する球を1個宛検出する
排出センサ99を備えてなる。
第12図に電気的制御装置49における賞態様の発生確立
を制御を説明するブロック図を示す。
電気的制御装置49は、排出する賞球数を設定するため
に、演算部105、判定部106、賞球数設定手段107等を有
する。
演算部105は、回収球数を演算記憶する第1演算記憶
手段と、特定入賞球数を演算記憶する第2演算記憶手段
と、全入賞球数を演算記憶する第3演算記憶手段と、排
出した賞球数を演算記憶する第4演算記憶手段と、遊技
割数を演算記憶する第5演算記憶手段等とからなる。こ
の演算部では、セーフ球検出手段であるセーフ球センサ
53と、回収球センサ56と、特定セーフ球センサである10
カウントスイッチ51からの信号を受信して、上記した各
演算記憶手段での演算を行う。
判定部106は、外部設定手段である割数設定スイッチ6
1における設定値と、演算部105における演算値と、大当
り信号とにより、賞球として排出する賞球数を判定す
る。
賞球数設定手段107は、変動入賞装置18への入賞球に
対して排出する賞球数を設定する特定賞球数設定手段
と、変動入賞装置18以外の入賞口への入賞球に対して排
出する賞球数を設定する一般賞球数設定手段である賞球
数設定スイッチ63からなる。この賞球数設定手段107で
は、判定部106からの判定結果と、セーフ球センサ53か
らの信号と、10カウントスイッチからの信号とを受信し
て、変動入賞装置18への入賞球に対して排出する賞球数
を設定するとともに、変動入賞装置18以外の入賞口への
入賞球に対して排出する賞球数を設定する。そして、該
設定値に基づき賞球排出装置48を駆動して、選択した賞
球数に対応する球を排出する。
特定賞球数設定手段において設定する賞球数は、遊技
割数と設定割数との差により決定される。例えば、判定
部において演算した遊技割数と設定割数との差が「−3
未満」の場合は「15発」、「−3以上、+3未満」の場
合は「13発」、「+3以上」の場合は「11発」とする。
また、本発明では、変動入賞装置に入賞した入賞球に対
して排出される賞球数を遊技者に認識させるため、排出
賞球数に対応して可変表示装置の図柄停止態様を変化さ
せている。すなわち、判定部において演算した遊技割数
と設定割数との差が「−3未満」の場合は「7」「7」
「7」、「−3以上、+3未満」の場合は「3」「3」
「3」または「5」「5」「5」、「+3以上」の場合
は上記以外の数字、例えば「1」「1」「1」とする。
したがって、遊技者は可変表示装置17の停止図柄により
変動入賞装置18への入賞球に対して排出される賞球数を
認識することができる。
上記したパチンコ機1における処理を第13図から第19
図に示すフローチャートに基づき説明する。
パチンコ機1での処理は、割数設定処理やゲーム処理
等のメインルーチンと、タイマ割込処理や電源オフ時の
割込処理等の割込ルーチンからなる。
メインルーチンでは、電気的制御装置49がリセットさ
れるとI/Oポートが初期化され、処理が中断した場合に
セットされる復帰フラグの状態を判断する。
復帰フラグがセットされている場合には、復帰フラグ
をクリアし、RAM67に記憶されている内部レジスタを復
帰させ、処理を続行する。
一方、復帰フラグがセットされていない場合には、RA
M67をクリアし、割数を仮に「10.0」に設定する。そし
て、割数設定スイッチ61がオンの場合には、割数設定処
理を行い、始動記憶がある場合にはゲーム処理を行う。
割込ルーチンのタイマ割込処理では、後述する割込処
理を行う。また、電源オフ割込処理では、内部レジスタ
をRAM67内に退避して記憶させ、復帰フラグをセット
し、I/Oポートを初期化してCPU58を停止させる。
上記した割込処理では、各スイッチ等からの入力信号
を検出すると、その入力信号をRAM67内に記憶する。す
なわち、このRAM67が、特定入賞検出手段としての10カ
ウントスイッチ51からの特定入賞球検出信号を記憶する
特定入賞記憶手段として機能するのである。
始動口20に球が入り、始動スイッチ19がオンになった
場合には、始動記憶の加算処理を行なう。この始動記憶
の加算処理は、始動記憶が「4」になるまで行なわれ
る。すなわち、始動記憶の上限値は「4」であり、それ
以上始動口20に球が入賞しても記憶されない。
変動入賞装置18内に球が入賞し、10カウントスイッチ
51がオンになると、10カウント記憶に「1」を加算す
る。
セーフ球流下路52に設けたセーフ球センサ53がオンに
なると、賞球信号記憶に「1」を加算し、記憶数が「1
0」以上になると、賞球信号出力をパルス信号として出
力し、賞球信号記憶から「10」を減算する。すなわち、
セーフ球が「10」を超える毎に賞球信号が管理装置へデ
ータ集計用信号として出力される。一方、賞球信号記憶
が「10」未満の場合は排出信号処理を行う。
排出信号処理では、変動入賞装置18への入賞球の有
無、すなわち10カウント記憶の有無を確認し、10カウン
ト記憶がある場合には、10カウント記憶から「1」を減
算し、後述する大当り処理で設定されたモードフラグに
より賞球データを決定する。ここで、モード1フラグが
セットされている場合は、賞球データを「15」に、モー
ド2フラグがセットされている場合には賞球データを
「13」に、モード3フラグがセットされている場合には
賞球データを「11」とする。一方、10カウント記憶がな
い場合には、一般賞球数設定手段において設定された賞
球数を賞球データとする。そして、賞球カウンタに賞球
データを加算し、賞球データを賞球制御装置87へ送信す
る。
回収球流下路55に設けた回収球センサ56がオンになる
と、回収球記憶および回収球信号記憶に「1」を加算
し、回収球信号記憶数が「10」以上になると、回収球信
号出力をパルス信号として出力し、回収球信号記憶から
「10」を減算する。すなわち、回収球が「10」を超える
毎に回収球信号が管理装置へデータ集計用信号として出
力される。
そして、賞球カウンタに記憶した賞球数を回収球記憶
で除した数に「10」を乗して割数を求め、この割数を演
算レジスタに記憶する。
そして、メインルーチン内のタイマを更新し、出力ポ
ート71、72、73に対する出力情報をRAM67より読み出し
て出力ポート71、72、73に出力する。
ここで、効果音等として音出力が必要な場合には、RO
M66に記憶されたサウンドデータをサウンドジェネレー
タ68に出力して、スピーカから音声を出力する。
割数設定処理では、現在の割数設定値を割数表示器62
に表示し、設定タイマをセットする。
割数設定スイッチ61がオンになると、割数設定値を更
新し、更新値を割数表示器62に表示し、設定値タイマを
再セットする。ここで、予め設定タイマで定めた一定時
間が経過し、設定に変更がある場合には、RAM67をクリ
アし、指定された割数値を記憶する。一方、設定に変更
がない場合には割数の変更は行なわない。そして、割数
表示器62の表示をオフにして割数設定処理を終了する。
ゲーム処理は、可変表示装置17の表示変換処理を行な
う第1ゲーム処理と、大当りが発生した場合の第2ゲー
ム処理からなる。
第1ゲーム処理では、始動記憶から「1」を減算し、
可変表示装置17の表示変換を開始し、ゲーム中信号出力
をオンにし、可変表示装置17が表示変換中であることを
示すサウンドデータを出力して効果音を発生させ、遊技
者によってストップスイッチが操作されなかった場合に
おける可変表示装置17の表示の自動停止時間をセット
し、可変表示装置17の表示操作として1コマ変動処理を
行なう。
そして、遊技者によってストップスイッチ80が押され
るか予め定めた一定時間が経過すると、可変表示装置17
の表示の変換停止処理を行なう。
可変表示装置17の表示の変換停止処理では、ゲーム中
信号出力をオフにした後、設定した割数に対応する乱数
テーブルを読み込む。
そして、大当りが発生した場合には、大当り処理であ
る第2ゲーム処理を行う。
一方、大当りが発生しなかった場合には、可変表示装
置17の表示を「ハズレ」の態様で停止させ、「ハズレ」
であることを示すサウンドデータを出力して効果音を発
生させ、「ハズレ」のウエイトタイム処理を行なう。
第2ゲーム処理では、実際の遊技における遊技割数値
と、割数設定スイッチ61で設定した設定割数値とを比較
し、比較値に基づいて大当りの表示態様を変化させる。
比較値が「−3未満」の場合には、モード1フラグを
セットし、可変表示装置17における大当り表示図柄を
「7」「7」「7」とし、排出する賞球数を「15」とす
る。比較値が「−3以上、+3未満」の場合には、モー
ド2フラグをセットし、可変表示装置17における大当り
表示図柄を「3」「3」「3」または「5」「5」
「5」とし、排出する賞球数を「13」とする。比較値が
「+3以上」の場合には、モード3フラグをセットし、
可変表示装置17における大当り表示図柄を上記した数以
外の「0」「0」「0」、「1」「1」「1」等とし、
排出する賞球数を「11」とする。
そして、可変表示装置17を上記した大当りの表示態様
で停止させ、大当り信号出力をオンにし、大当りランプ
を点滅するとともに、大当りを示す効果音を発生させ
て、大当りが発生したことを遊技者に示し、大当りタイ
マーを一定時間、例えば10秒にセットし、第1ソレノイ
ド38、第2ソレノイド40をオンにして特別遊技を行わせ
る。そして、タイマで設定した一定時間が経過すると、
第1ソレノイド38、第2ソレノイド40をオフにして特別
遊技を終了させ、大当り信号出力をオフにし、大当りラ
ンプを消灯するとともに、大当りを示す効果音をオフに
して第2ゲーム処理を終了する。
賞球排出装置48における賞球の排出は、賞球制御装置
87で行う。この賞球の排出制御を第20図から第22図のフ
ローチャートに基づき説明する。
賞球排出装置48での処理は、賞球の排出を制御するメ
インルーチンと、タイマ割込処理や電源オフ時の割込処
理等の割込ルーチンからなる。
メインルーチンでは、賞球制御装置87がリセットされ
るとI/Oポートが初期化され、処理が中断した場合にセ
ットされる復帰フラグの状態を判断する。
復帰フラグセットされている場合には、復帰フラグを
クリアし、RAM90に記憶されている内部レジスタを復帰
させ、処理を続行する。
一方、復帰フラグがセットされていない場合には、RA
M90をクリアし、排出処理を行う。
割込ルーチンのタイマ割込処理では、後述する割込処
理を行う。また、電源オフ割込処理では、内部レジスタ
をRAM90内に退避して記憶させ、復帰フラグをセット
し、I/Oポートを初期化してCPU88を停止させる。
上記した割込処理では、特定入賞球の検出毎に電気的
制御装置49から送信されてくる賞球データを排出ソレノ
イド102の動作タイミングに拘束されることなく随時受
信し、受信した賞球排出信号たる賞球データに基づいて
排出する賞球数を受信した順に賞球数毎にメモリへ記憶
する。例えば、受信した賞球データが「15」の場合には
15排出メモリに「1」を加算し、「13」の場合には13排
出メモリ「1」を加算し、「11」の場合には11排出メモ
リに「1」を加算し、「9」の場合には9排出メモリに
「1」を加算し、「7」の場合には7排出メモリに
「1」を加算する。また、賞球データを受信したにもか
かわらず、データ値が上記したいずれにも該当しない場
合には、エラー処理を行う。
すなわち、賞球排出装置48の賞球制御装置87は、入力
ポートバッファ92やローパスフィルタ100等よりなる賞
球排出信号受信手段と、RAM90よりなる賞球信号記憶手
段とを備えるのである。また、補助電源回路98を備える
賞球制御装置87は、電源供給が停止された際に、少なく
とも賞球信号記憶手段の記憶値を保護する記憶保護手段
も備える。
排出処理において、上記した排出メモリの記憶値に基
づき排出する賞球数を決定する。15排出メモリに記憶が
ある場合には排出カウンタ値を「15」とし、15排出メモ
リから「1」を減算する。同様に、13排出メモリに記憶
がある場合には排出カウンタ値を「13」とし、13排出メ
モリから「1」を減算し、11排出メモリに記憶がある場
合には排出カウンタ値を「11」とし、11排出メモリから
「1」を減算し、9排出メモリに記憶がある場合には排
出カウンタ値を「9」とし、9排出メモリから「1」を
減算し、7排出メモリに記憶がある場合には排出カウン
タ値を「7」とし、7排出メモリから「1」を減算す
る。すなわち、排出制御装置87におけるCPU88やROM89等
によって、予め設定された優先順位(例えば、賞球数の
多いものを優先する順位)により賞球信号記憶手段の記
憶に基づく所要数の球の排出指令を行う優先制御手段を
構成するのである。尚、排出の優先順位は上記のものに
限定されるものではない。
そして、上記した排出カウンタ値に基づき賞球の排出
処理を行う。賞球を排出するには、賞球排出装置48の排
出ソレノイド102をオンにして、球ストッパ部104を球供
給樋103内から外部に退避させ、排出センサ99が球を検
出する毎に排出カウンタから「1」を減算し、排出カウ
ンタ値が「0」になったら排出ソレノイド102をオフに
し、球ストッパ部104を球供給樋103内に突出させて球の
流下を阻止し、賞球の排出を終了する。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、排出制御手段と
分離構成された遊技制御手段は、特定入賞球検出手段に
より複数の入賞領域のうち特定の入賞領域へ入賞した入
賞球を検出し、この入賞検出信号の記憶の有無に応じて
複数の入賞領域へ入賞した入賞球を検出する入賞検出手
段からの入賞球検出信号が入力される毎に賞球排出信号
送信手段から排出制御手段へ予め設定されている所要数
の賞球を排出させるための賞球排出信号を送信し、遊技
制御手段と分離構成された排出制御手段は、遊技制御手
段から送信された賞球排出信号を球排出手段の作動タイ
ミングに拘束されることなく賞球排出信号受信手段によ
り受信し、この受信した賞球排出信号を賞球数毎に賞球
信号記憶手段が順次に記憶し、この賞球信号記憶手段の
記憶に基づいて、排出制御手段は予め設定された優先順
位によって球排出手段を制御して入賞領域に応じた複数
種類の賞球排出を行なうことができる。
したがって、遊技盤が遊技機本体に対して着脱分離可
能に構成されるとともに入賞領域によって入賞に対する
賞球数が異なる遊技盤分離式の遊技機である本発明によ
れば、遊技盤および遊技制御手段が交換された場合で
も、遊技制御手段から排出制御手段への賞球排出信号の
送信によって排出賞球数を特定することができると共
に、該賞球排出信号を受信した排出制御手段が球排出手
段の動作制御を行うものであることから、球排出手段や
排出制御手段を交換したり、排出数の設定変更作業を遊
技店側で行う必要が無くなる。
これにより、賞球排出に関連した作業を減らすことが
でき、遊技店における遊技盤の交換作業が容易になると
ともに、誤った設定等による誤った賞球排出が行われて
遊技店の信用が損なわれる危険性も無くなるので、分離
式遊技機の利点を十分に活かすことが可能な遊技機とな
る。加えて、遊技盤の交換を必要最低限の構成の交換で
済ませることができるので、分離式遊技機の本来の特徴
であるコストダウンにも寄与できる。
さらに、排出制御手段に対する電源供給が停止した際
には、記憶保護手段によって、少なくとも賞球信号記憶
手段の記憶値を保護することができるので、停電などの
突然の電源断により電源供給が停止した場合であって
も、停電復旧時には未処理分の賞球排出を正しく行うこ
とができるので、遊技者及び遊技店が不利益を被ること
を効果的に回避できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はパチンコ
機の正面図、第2図は遊技盤の正面図、第3図は可変表
示装置の正面図、第4図、第5図は変動入賞装置の斜視
図、第6図は変動入賞装置の横断面図、第7図はパチン
コ機の裏面図、第8図は電気的制御装置の斜視図、第9
図は電気的制御装置のブロック図、第10図は賞球制御装
置のブロック図、第11図は賞球排出装置の斜視図、第12
図は賞球数の設定処理を説明するブロック図、第13図か
ら第19図は電気的制御装置における処理のフローチャー
ト、第20図から第22図は賞球制御装置における処理のフ
ローチャートである。 図中、1……パチンコ機、17……可変表示装置、18……
変動入賞装置、48……賞球排出装置、49……電気的制御
装置、51……10カウントスイッチ、53……セーフ球セン
サ、56……回収球センサ、61……割数設定スイッチ、63
……賞球数設定スイッチ、87……賞球制御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技部に複数の入賞領域を有し遊技機本体
    に対して着脱可能に構成された遊技盤と、賞として所要
    数の球を排出可能な球排出手段と、を有する遊技機にお
    いて、 上記複数の入賞領域は入賞した打球に対して相互に異な
    る賞球数を排出可能に設定されて、このうち特定の入賞
    領域へ入賞した入賞球を検出する特定入賞球検出手段
    と、 上記複数の入賞領域へ入賞した入賞球を検出する入賞球
    検出手段と、 を備え、 上記遊技盤に配設される電気的遊技装置などの遊技動作
    を制御する遊技制御手段と上記球排出手段の排出動作を
    制御する排出制御手段とを分離構成せしめるとともに、 上記遊技制御手段は、上記特定入賞球検出手段からの特
    定入賞球検出信号を記憶する特定入賞記憶手段と、上記
    入賞球検出手段からの入賞球検出信号に基づき上記特定
    入賞記憶手段の記憶の有無に応じて予め設定されている
    所要数の賞球を排出させるための賞球排出信号を送信す
    る賞球排出信号送信手段と、を備え、 上記排出制御手段は、上記賞球排出信号送信手段から送
    信される賞球排出信号を受信する賞球排出信号受信手段
    と、受信した賞球排出信号を賞球数毎に記憶可能な賞球
    信号記憶手段と、予め設定された優先順位により上記賞
    球信号記憶手段の記憶に基づく所要数の球の排出指令を
    行う優先制御手段と、当該排出制御手段に対する電源供
    給が停止された際に、少なくとも上記賞球信号記憶手段
    の記憶値を保護する記憶保護手段と、を備えるものであ
    ることを特徴とする遊技機。
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